JPH0216261Y2 - - Google Patents

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JPH0216261Y2
JPH0216261Y2 JP1984158046U JP15804684U JPH0216261Y2 JP H0216261 Y2 JPH0216261 Y2 JP H0216261Y2 JP 1984158046 U JP1984158046 U JP 1984158046U JP 15804684 U JP15804684 U JP 15804684U JP H0216261 Y2 JPH0216261 Y2 JP H0216261Y2
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JP
Japan
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recording
pen
ballpoint pen
dot
signal
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JP1984158046U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はドツト記録装置に関する。このような
ドツト記録装置の典型的なものに複数チヤンネル
のアナログ入力信号を記録する多点記録計があ
る。
本考案はこのようなドツト記録装置に記録手段
としてボールペンを使用したものである。
〔従来の技術〕
一般に、ドツト記録計の記録手段としてはサイ
ンペン等のインクペンまたはインクジエツト記録
あるいはワイヤドツト等のインク転写記録があ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
サインペン等のインクペン等を使用した場合に
は、ペン先端部の摩耗あるいはインク制御等の問
題点があり不都合な点があつた。また、インクジ
エツト記録あるいはインク転写記録方式などは、
微細なドツト記録が可能で特に画像記録に有利で
あるが構成が複雑である欠点があつた。本考案は
このような点に鑑みてなされたものでそれほど精
密さを有しないドツト記録装置に好適な描画品質
のよい安価で構成が簡単な記録手段を提供するこ
とを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するため本考案においては、ド
ツト記録装置の記録手段としてボールペンを使用
したものである。
周知のようにボールペンはペン先端のボールを
記録紙に適当な圧力で圧接して回転させることに
より、良効な記録品質が得られる。従来のインク
ペンを使用したドツト記録装置のように単にイン
クペンを記録紙に圧接するだけでは良効な記録は
得られない。
従つて、本考案においては、ボールペンを記録
紙に圧接する際に該ボールペン先端に対して微小
移動を起こさせる手段を設けている。この微小移
動手段の好適なものとして該ボールペンに記録動
作を行なわしめる制御回路を利用することができ
る。この制御回路の打点記録信号を微小な短線分
記録信号として出力することにより達成できる。
〔作用〕
微小移動手段によりボールペンの先端部は記録
紙上を微小変移する。この時、ボールペン先端部
のボールは微小回転し、微小な記録線を描く。後
述する実施例装置では0.3mmの微小変移を行なわ
せることにより0.3mmドツト記録を得ている。
〔実施例〕
以下、図面の一実施例を参照して詳細に説明す
る。
第1図、第2図は本考案の好適な実施例である
多点記録計に係わるもので、第1図はボールペン
を使用したドツト記録装置を搭載した記録部の要
部斜視図、第2図は本考案実施例装置の電気構成
の一例を示すブロツク図である。第1図、第2図
において、1は入力切換器、2はA/D変換器、
3は制御部で制御回路31、第1のメモリ32お
よび第2のメモリ33を有している。4は記録部
でペン機構41と紙送り機構42を有している。
5は記録紙である。
まず第1図を参照して本考案の記録部4を説明
する。
記録手段であるボールペン415は複数本(こ
の実施例においては3本)がペン支持部413に
上下にスライド可能に支持されている。図示して
はいないがこれらのボールペン415はスプリン
グにより上方向に付勢されており、通常状態にお
いては記録紙5と非接触の状態を維持している。
さらに、このペン支持部413はペンキヤリツジ
412に水平方向に移動自在に保持されている。
このペン支持部413の駆動源はペンキヤリツジ
412の内部に設けられたソレノイド等のアクチ
ユエータにより構成されている。そして、このペ
ン支持部413の上部にはペン支持部413に設
けられたボールペン415をスプリングに抗して
記録紙5との接触状態を実現するペン駆動板41
4が設けられている。ペン駆動板414は、これ
もまたペンキヤリツジ412の内部に設けられた
アクチユエータにより上下に駆動される構成とな
つている。ペンキヤリツジ412はガイド軸41
1に沿つて制御回路31からの記録信号に応じて
水平方向に移動自在に装着される。記録紙5は記
録ドラム421によつて、制御回路31からの記
録信号に応じて矢印方向に間欠駆動されるもので
ある。
従つて、制御回路31の記録信号に応じて、所
定のボールペン415を選択して(所定のボール
ペン415をペン駆動板414の真下に移動させ
る)第1図に示すドツト記録を行わせることがで
きる。この場合、ペン支持部413の移動によ
り、記録に関わるボールペン415の位置は常に
一定であるため位置補正を行う必要がない利点が
ある。
この時、制御回路31からの記録信号は約0.3
mm程度の短線分記録信号として発生されている。
従つてボールペン415は約0.3mmの微小な線分
(ドツト)を描く。
本考案実施例装置の場合は、ボールペン415
は、ペンキヤリツジ412により記録紙5の幅方
向ほぼ全域に渡つて水平方向に移動しながらドツ
ト記録を行つている。すなわち、記録紙の一方の
端部から他方の端部に上記ボールペンが移動する
記録走査線上の所定の位置にドツト記録を行う。
制御手段31は、外部からの記録信号を取り込み
所定の処理を施し対応する記録走査線上の真の記
録位置を求める。そして、この真の記録位置を含
む所定の微小領域に渡るドツト記録信号を作成
し、このドツト記録信号の始点例えば真の記録位
置の手前約0.15mmの地点でボールペン415をダ
ウンさせるようにペン駆動板414を動作させ、
通過後約0.15mmの地点でボールペン415をアツ
プさせるように制御している。第1図の複数のボ
ールペン415を多色にした場合には、多色記録
を行うことができる。このように、各チヤンネル
毎に多色に記録を行うことにより識別の容易な記
録が得られる。
次に第2図を参照して電気的動作について説明
する。
mチヤンネルから成る複数チヤンネルの入力ア
ナログ信号は入力切換器1により、入力切換時点
t1,t2,t3,…,tn,…において1ch(t1)、2ch
(t1)、3ch(t1)、…、mch(t1)、1ch(t2)、…mch
(t2)、…、1ch(tn)、…mch(tn)、…の順で切換
えられる。この場合、各入力時点t1,t2,t3,…,
th,…はそれぞれmチヤンネルの入力アナログ信
号を切換えるのにある時間幅を有しているが、こ
の明細書においては同一の時点で切換えられるも
のと考える。
入力切換器1により切換えられた信号はA/D
変換器2に入力されデジタル値に変換される。こ
のデジタル値は制御部3の制御回路31に入力さ
れ、各入力切換時点毎に区分されて第1のメモリ
32に一時記憶される。このように第1のメモリ
32には各入力切換時点t1,t2,t3,…,tn,…
における各チヤンネルのデジタル値が整列されて
順次記憶される。
この記憶動作と並列的に制御回路31は第1の
メモリ32に記憶された入力切換時点t1における
各チヤンネルのデジタル値を読み出しその大きさ
の順あるいは小ささの順に記録順位を付して第2
のメモリ33に記憶する。入力切換時点t2,t3
t4,…,tn,…におけるデジタル値についても順
次同様の動作を行い記憶する。
さらに制御回路31はこれらの記憶動作と並列
的に第2のメモリ33に記録順位が付されたデジ
タル値を各入力切換時点毎にかつ記録順位に応じ
た順序で記録部4に送出する。
記録部4は制御回路31の記録指令に応じてペ
ン機構41を順次入力されるデジタル値の大きさ
だけ移動し多点記録を行う。この場合、制御回路
31は各時点における各チヤンネルのデジタル値
の差を勘案してペン機構41の移動量を決定して
いる。
このようにして1個の入力切換時点におけるす
べてのチヤンネルのデジタル値を記録し終わる
と、制御回路31は紙送り機構42に送り指令を
発生し所定距離だけ記録紙5が送られる。そして
次の入力切換時点のデジタル値が記録される。同
様にして順次記録動作が行われる。
なお、この明細書においては多点記録について
述べているが多点記録のデータ等文字記録も可能
である。この場合には制御回路31内にキヤラク
タジエネレータを設ければよい。
〔考案の効果〕
以上、説明したように本考案によれば構成が簡
単で安価かつ記録品質の良効なボールペンを使用
したドツト記録装置を実現することができる利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の一実施例を示す構成
説明図である。 41……ペン機構、412……ペンキヤリツ
ジ、413……ペン支持部、415……ボールペ
ン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 記録紙を第1の方向に移送する記録紙送り手
    段、この記録紙移送方向と直角の第2の方向にペ
    ンキヤリツジを移送するキヤリツジ移送手段、上
    記ペンキヤリツジに設けられたペン上下機構、信
    号に応じて記録位置および非記録位置に上下動可
    能にこのペン上下機構に保持されたボールペン、
    記録信号を受け上記記録紙送り手段、上記キヤリ
    ツジ移送手段および上記ペン上下機構を制御する
    制御手段とを有したボールペンを使用したドツト
    記録装置において、 上記制御手段は、上記第2の方向に移送される
    ボールペンがドツト記録すべき真の記録位置を上
    記記録信号に基づいて求める処理手段と、この処
    理手段により求められた真の記録位置を含み上記
    ボールペンがこの記録のため移動される記録走査
    線上のわずかな領域をドツト記録信号として作成
    する信号作成手段と、この作成手段により設定さ
    れた上記ドツト記録信号の始点に上記ボールペン
    が到達した時上記ペン上下機構に指令を発してこ
    のボールペンを記録位置にダウンさせ、上記ドツ
    ト記録信号の終点に上記ボールペンが到達した時
    上記ペン上下機構に指令を発してこのボールペン
    を非記録位置にアツプさせる指令発生手段とを備
    え、上記ボールペンに真の記録位置を含むわずか
    な領域を微小移動させドツト(点状)記録させる
    ことを特徴とするボールペンを使用したドツト記
    録装置。
JP1984158046U 1984-10-19 1984-10-19 Expired JPH0216261Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984158046U JPH0216261Y2 (ja) 1984-10-19 1984-10-19

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JPS6172634U JPS6172634U (ja) 1986-05-17
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5396619A (en) * 1977-02-03 1978-08-24 Futagawa Toshinobu Recorder utilizing balllpoint pen ball
JPS5451420A (en) * 1977-09-30 1979-04-23 Hitachi Ltd Plotter of ball point pen type
JPS5931408A (ja) * 1982-08-17 1984-02-20 Yokogawa Hokushin Electric Corp 記録装置

Patent Citations (3)

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JPS6172634U (ja) 1986-05-17

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