JP2736933B2 - 感光性平版印刷版 - Google Patents

感光性平版印刷版

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JP2736933B2
JP2736933B2 JP2091238A JP9123890A JP2736933B2 JP 2736933 B2 JP2736933 B2 JP 2736933B2 JP 2091238 A JP2091238 A JP 2091238A JP 9123890 A JP9123890 A JP 9123890A JP 2736933 B2 JP2736933 B2 JP 2736933B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感光性平版印刷版に関し、更に詳しくは、
環化付加反応によって架橋する光架橋性ポリマーを含む
感光層を備えた感光性平版印刷版に関する。
〔従来の技術〕
環化付加反応によって架橋する光架橋性材料はよく知
られており、これらは、感光性平版印刷版等の製造に用
いる感光性組成物の主要成分として数多く用いられてい
る。このような光架橋性ポリマーとして、マレイミド基
を側鎖に有するポリマー、芳香核に隣接した光二量化可
能な不飽和二重結合を有するシンナミル基、シンナモイ
ル基、シンナミリデン基、シンナミリデンアセチル基や
カルコン基等を側鎖又は主鎖に有するポリマーは有用
で、一部実用化されているものもある。特に、マレイミ
ド基を側鎖に有するポリマー及びフェニレンジアクリル
酸もしくはそのアルキルエステルとグリコールとの縮合
により製造された分子鎖中にケイ皮酸骨格を有するポリ
エステル樹脂は比較的高い感度を有している。
しかしながら、これらの感光性ポリマーを感光層とし
て使用した場合、アルミニウム支持体との接着力が十分
でないため、印刷版用の感光層としては、一般的でな
く、一部の用途にしか用いられていない。支持体との接
着性が悪いと、現像中ブラシなどでこすったりした場合
に画像が剥離したり、印刷時に画像部が剥離し易いた
め、十分な耐刷力を得ることが出来ないなど問題となっ
ていた。
このような接着性の不良を改良しようという試みがい
くつかなされており、例えば、特公昭50−7481号、特開
昭62−78544号の各公報に、ネガ作用ジアゾ樹脂を下塗
りしたり、感光層に加えるなどの技術が記載されてい
る。
一方、この光架橋性ポリマーを含む感光層は、露光に
より変色する性質(焼出し性)を有していないため、可
視的に区別でみる性能を付与することが望まれていた。
焼き出し組成物としては、多くが知られており〔例え
ば、コサー(J.KOSAR)著「Light−Sensitive Systems,
J.Wily and Sons」(New York 1965)pp385〜401、を参
照〕、感光性平版印刷版、フォトレジスト等の分野では
各種化合物の組み合わせが知られている(例えば、特公
昭40−2203号、特開昭53−8128号、特開昭54−74728の
各公報、米国特許第4,139,390号明細書を参照)。この
ような焼出し組成物のなかで特に有効なものとして、有
機ポリハロゲン化合物又は光酸化剤と各種ロイコ染料の
組み合わせが知られている(例えば、Photogr,Sci,En
g.,、98−103、1961年および米国特許第3,042,515号
明細書を参照)。
しかしながら、上記ロイコ染料をジアゾ樹脂と同時に
存在させると、ロイコ染料がジアゾ樹脂と反応し、ロイ
コ染料の発色が起こり、又、同時にロイコ染料の種類に
よってはジアゾ樹脂を分解してしまう。この為、ロイコ
染料とジアゾ樹脂をともに含む感光層を設けた感光性印
刷版を長時間保存した場合などに、焼き出し性の低下
や、ジアゾ樹脂の分解に伴う問題点(例えば、接着力の
低下、印刷汚れの発生)があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
従って、本発明の目的は、光架橋性ポリマーを含む感
光層の持つすぐれた感度、性能を保ちつつ上記の欠点を
改良した、良好な焼き出し性を有し、支持体と感光層と
の接着性に優れ、かつ、印刷性能に優れた印刷版を与え
るような感光性平版印刷版を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた
結果、特定構造のロイコ染料を用いることにより上記目
的を達成することを見出し、本発明に到った。
即ち、本発明は、親水性表面を有する支持体上に、光
二量化可能な不飽和結合を有する光架橋性ポリマーとジ
アゾ樹脂を含む感光層を設けた感光性平版印刷版におい
て、該感光層中に下記一般式(I)、(II)又は(II
I)で表わされるロイコ染料及び光酸化剤を含有させた
ことを特徴とする感光性平版印刷版を提供する。
式中、Rは、各々炭素数1〜12のアルキル、フェニ
ル、ナフチル、2−シアノエチル、2−ヒドロキシエチ
ル、3−ヒドロキシプロピル、アルコキシ置換の炭素数
1〜4のアルキル、アラルキル又はアルキル基を表わ
し、R1、R2は、各々水素原子、炭素数1〜4のアルキ
ル、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、アルコキシ、カル
ボキシル又はアミノ基を表わし、Arは、置換又は未置換
のフェニル基又はナフチル基を表わし、Czは を表わす。
本発明は、また、親水性表面を有する支持体上に、ジ
アゾ樹脂を含む中間層及び光二量化可能な不飽和結合を
有する光架橋性ポリマーを含む感光層を設けた感光性平
版印刷版において、該感光層及び/又は該中間層中に前
述の一般式(I)、(II)又は(III)で表わされるロ
イコ染料及び光酸化剤を含有させたことを特徴とする感
光性平版印刷版をも提供する。
以下、本発明について詳述する。
本発明に用いられる光二量化可能な不飽和結合を有す
る光架橋性ポリマーとしては、マレイミド基やシンナミ
ル基、シンナモイル基、シンナミリデン基、シンナミリ
デンアセチル基やカルコン基等を側鎖又は主鎖に有する
ポリマーが挙げられる。
マレイミド基を側鎖に有するポリマーとして、特開昭
52−988号(対応米国特許4,079,041号)公報や、独国特
許第2,626,769号明細書、ヨーロッパ特許第21,019号明
細書、ヨーロッパ特許第3,552号明細書やディー・アン
ゲバンドゥテ・マクロモレクラーレ・ケミー(Die Ange
wandte Makromolekulare Chemie)115(1983)の163〜1
81ページに記載されている下記一般式(IV): (式中、R3及びR4はそれぞれ独立して、最高4個の炭素
原子を有するアルキル基を表わすか、又はR3とR4が一緒
になって5員又は6員の炭素環を形成してもよい。) で表わされるマレイミド基を側鎖に有するポリマーや、
特開昭49−128991号、同49−128992号、同49−128993
号、同50−5376号、同50−5377号、同50−5379号、同50
−5378号、同50−5380号、同53−5298号、同53−5299
号、同53−5300号、同50−50107号、同51−47940号、同
52−13907号、同50−45076号、同52−121700号、同50−
10884号、同50−45087号、独国特許第2,349,948号、同
第2,616,276号各公報に記載されている下記一般式
(V) (式中、R5は芳香族基を表わし、R6は水素原子、ハロゲ
ン原子、アルキル基又はシアノ基を表わす) で表わされるマレイミド基を側鎖に有するポリマー等を
挙げることが出来る。これらのポリマーの平均分子量は
1000以上、好ましくは1〜20万である。また、これらの
ポリマーは1分子当り平均2個以上のマレイミド基を側
鎖に有する。
これらのマレイミド基を側鎖に有するポリマーを、ア
ルカリ水に可溶性又は膨潤性とするためには、酸基をポ
リマー中に含めることにより達成できる。
酸基の具体例としては、カルボン酸、スルホン酸、リ
ン酸、ホスホン酸及びこれらのアルカリ金属塩やアンモ
ニウム塩、及びアルカリ水に対し解離するpKaが6〜12
の酸基で、具体的には、−SO2NHCO−、−CONHCO−、−S
O2NHCOO−、 が挙げられる。これらの酸基を有するモノマーと、マレ
イミド基を有するモノマーとを、例えば10/90〜50/50、
好ましくは、20/80〜40/60(モル比)の割合で共重合さ
せることによって本発明のポリマーが容易に得られる。
酸基を有するマレイミドポリマーの酸価は30〜300の範
囲が好ましく、更に好ましくは、50〜250である。な
お、上記共重合しうる酸基を有するモノマーとして好ま
しいものは、アクリル酸、メタクリル酸等のカルボキシ
ル基を有するビニルモノマー、マレイン酸無水物、イタ
コン酸無水物等が例示される。
これらの酸価を有するポリマーの中でも、ディー・ア
ンゲバンドゥテ・マクロモレクラーレ・ケミー(Die An
gewandte Makromolekulare Chemie)128(1984)の71〜
91ページに記載されているようなN−〔2−メタクリロ
イルオキシ)エチル〕−2,3−ジメチルマレイミドとメ
タクリル酸あるいはアクリル酸との共重合体が有用であ
る。更にこの共重合体の合成に際して第3成分のビニル
モノマーを共重合することによって目的に応じた多元共
重合体を容易に合成することができる。例えば、第3成
分のビニルモノマーとして、そのホモポリマーのガラス
転移点が室温以下のアルキルメタクリレートやアルキル
アクリレートを用いることによって共重合体に柔軟性を
与えることが出来る。
シンナミル基、シンナモイル基、シンナミリデン基、
シンナミリデンアセチル基、カルコン基等を側鎖又は主
鎖に有する本発明の他の光架橋性ポリマーの内、主鎖に
感光性の を有するものとしては、例えば米国特許第3030208号、
米国特許出願709496号、同828455号に記載されている感
光性ポリエステルがある。上記のポリエステルは適当な
ポリカルボン酸、又は適当なポリカルボン酸の低級アル
キルエステル、又はクロライドと適当な多価アルコール
をエステル化触媒の存在下に縮合せしめることにより作
られる。
これらのポリマーをアルカリ水可溶化した物として
は、次のようなものが挙げられる。
即ち、特開昭60−191244号公報中に記載されているよ
うな主鎖に、芳香核に隣接した光二量化可能な不飽和二
重結合、側鎖にカルボキシル基及び末端に水酸基を有す
るポリエステルプレポリマーに水酸基と反応し得る官能
基を分子中に2個以上有する鎖延長剤、例えばジイソシ
アネート化合物、ジフェニルテレフタレート、ジフェニ
ルカーボネートやテレフタロイルビス(N−カプロラク
タム)等を反応させて得られる感光性ポリマーや、主鎖
に、芳香核に隣接した光二量化可能な不飽和二量結合
と、末端に水酸基とを有するポリエステルプレポリマー
やポリウレタンプレポリマーに鎖延長剤としてピロメリ
ット酸二無水物やシクロペンタンテトラカルボン酸二無
水物を反応させ、側鎖にカルボキシル基を導入した感光
性ポリマー等を挙げることが出来る。
更に、側鎖に、光二量化可能な官能基と、側鎖にカル
ボキシル基とを有する酸価20〜200のアルカリ水可溶又
は膨潤可能な感光性ポリマー等を挙げることが出来る。
これらの感光性ポリマーは特開昭62−175729号、特開昭
62−175730号、特開昭63−25443号、特開昭63−218944
号、特開昭63−218945号の各公報に記載されている。
なお、本発明で用いる光架橋性ポリマーとしては、分
子量1000以上、好ましくは1万〜50万、特に好ましくは
2万〜30万のものを用いるのが望ましい。
上記光架橋性ポリマーの感光層全組成物に対する添加
量は10〜99重量%、好ましくは、50〜99重量%である。
また、本発明においては、感光層に増感剤を用いるこ
とが望ましい。
このような増感剤としては、上記の光架橋性重合体を
増感出来るものであって、300nm以上の範囲に最大吸収
を有するっ三重項増感剤を用いるのが好ましい。また、
光架橋性重合体と同時に光酸化剤をも増感出来るものが
好ましい。
具体例としてはベンゾフェノン誘導体、ベンズアンス
ロン誘導体、キノン類、芳香族ニトロ化合物、ナフトチ
アゾリン誘導体、ベンゾチアゾリン誘導体、チオキサン
トン類、ナフトチアゾール誘導体、ケトクマリン化合
物、ベンゾチアゾール誘導体、ナフトフラノン化合物、
ピリリウム塩、チアピリリウム塩等を挙げることが出来
る。具体的にはミヒラーケイン、N,N′−ジエチルアミ
ノベンゾフェノン、ベンズアンスロン、(3−メチル−
1,3−ジアザ−1,9−ベンゾ)アンスロンピクラミド、5
−ニトロアセナフテン、2−クロルチオキサントン、2
−イソプロピルチオキサントン、ジメチルチオキサント
ン、メチルチオキサントン−1−エチルカルボキシレー
ト、2−ニトロフルオレン、2−ジベンゾイルメチレン
−3−メチルナフトチアゾリン、3,3−カルボニル−ビ
ス(7−ジエチルアミノクマリン)、2,4,6−トリフェ
ニルチアピリリウムパークロレート、2−(P−クロル
ベンゾイル)ナフトチアゾールなどを挙げることが出来
る。これらの増感剤の添加量は感光量全組成物の約1〜
約20重量%、より好ましくは3〜10重量%が適当であ
る。
本発明において、感光層又は中間層中に用いられるジ
アゾ樹脂はネガ作用のジアゾ樹脂である。このようなジ
アゾ樹脂としては4−ジアゾ−ジフェニルアミン、1−
ジアゾ−4−N,N−ジメチルアミノベンゼン、1−ジア
ゾ−4−N,N−ジエチルアミノベンゼン、1−ジアゾ−
4−N−エチル−N−ヒドロキシエチルアミノベンゼ
ン、1−ジアゾ−4−N−メチル−N−ヒドロキシエチ
ルアミノベンゼン、1−ジアゾ−2,5−ジエトキシ−4
−ベンゾイルアミノベンゼン、1−ジアゾ−4−N−ベ
ンジルアミノベンゼン、1−ジアゾ−4−N,N−ジメチ
ルアミノベンゼン、1−ジアゾ−4−モルフォリノベン
ゼン、1−ジアゾ−2,5−ジメトキシ−4−p−トリメ
ルカプトベンゼン、1−ジアゾ−2−エトキシ−4−N,
Nジメチルアミノベンゼン、p−ジアゾ−ジメチルアニ
リン、1−ジアゾ−2,5−ジブトキシ−4−モルフォリ
ノベンゼン、1−ジアゾ−2,5−ジエトキシ−4−モル
フォリノベンゼン、1−ジアゾ−2,5−ジメトキシ−4
−モルフォリノベンゼン、1−ジアゾ−2,5−ジエトキ
シ−4−モルフォリノベンゼン、1−ジアゾ−2,5−ジ
エトキシ−4−p−トリメルカプトベンゼン、1−ジア
ゾ−3−エトキシ−4−N−メチル−N−ベンジルアミ
ノベンゼン、1−ジアゾ−3−クロロ−4−N,N−ジエ
チルアミノベンゼン、1−ジアゾ−3−メチル−4−ピ
ロリジノベンゼン、1−ジアゾ−2−クロロ−4−N,N
−ジメチルアミノ−5−メトキシベンゼン、1−ジアゾ
−3−メトキシ−4−ピロリジノベンゼン、3−メトキ
シ−4−ジアゾジフェニルアミン、3−エトキシ−4−
ジアゾジフェニルアミン、3−(n−プロポキシ)−4
−ジアゾジフェニルアミン、3−イソプロポキシ−4−
ジアゾジフェニルアミンのようなジアゾモノマーと、ホ
ルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピオンアルデ
ヒド、ブチルアセトアルデヒド、イソブチルアルデヒ
ド、ベンズアルデヒド又は、グリオキシル酸、マロンア
ルデヒド酸等のカルボキシル基を有するアルデヒド等の
縮合剤とをモル比で各々1:10〜1:0.05、好ましくは、1:
2/1:0.2の割合で酸性媒体中通常の方法で縮合して得ら
れた縮合物と陰イオンとの反応生成物が挙げられる。こ
のような陰イオンとしては、四フッ化ホウ酸、六フッ化
燐酸、トリイソプロピルナフタレンスルホン酸、5−ニ
トロオルト−トルエンスルホン酸、5−スルホサリチル
酸、2,5−ジメチルベンゼンスルホン酸、2,4,6−トリメ
チルベンゼンスルホン酸、2−ニトロベンゼンスルホン
酸、3−クロロベンゼンスルホン酸、3−ブロモベンゼ
ンスルホン酸、2−フルオロカプリルナフタレンスルホ
ン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸、1−ナフトール−
5−スルホン酸、2−メトキシ−4−ヒドロキシ−5−
ベンゾイル−ベンゼンスルホン酸、及びパラトルエンス
ルホン酸等の陰イオンを挙げることができる。これらの
中でも特に六フッ化燐酸、トリイソプロピルナフタレン
スルホン酸や2,5−ジメチルベンゼンスルホン酸のごと
きアルキル芳香族スルホン酸の陰イオンが好適である。
この他、特開平1−102457号、特開平1−245246号各
公報に示されるカルボン酸やスルホン酸を有するジアゾ
樹脂も好適である。
これらジアゾ樹脂の感光層全組成物に対する添加量
は、0.1〜15重量%が好ましく、より好ましくは0.3〜5
重量%である。
本発明における一般式(I)、(II)又は(III)で
表わされるロイコ染料は、遊離基によって発色するアリ
ールアミン型ロイコ染料である。
これらのロイコ染料は、ジアゾ樹脂によっては酸化さ
れにくいが、遊離基によっては酸化され易いと考えられ
る。すなわち、アミノ基の置換基によってこれらのロイ
コ染料が適度な酸化還元電位を有するために、これらの
ロイコ染料はジアゾ樹脂と同時に存在しても、酸化され
にくいと考えられる。
具体例としては、以下の式に示されるものが挙げられ
る。
これらロイコ染料の添加量は、感光層及び中間層を合
わせた全組成物中の0.2〜10重量%が好ましく、より好
ましくは、0.5〜5重量%である。
さらに、本発明においては、これらロイコ染料の酸素
による酸化発色を抑制するため、少量の安定剤を含ませ
ることもできる。このような安定剤としては米国特許第
3,042,575号明細書に記載のアミン類、酸化亜鉛、フェ
ノール類、同3,042,516号明細書に記載のイオウ化物、
同3,042,518号明細書に記載のアルカリ金属ヨウ化物、
有機酸、同3,082,086号明細書に記載の有機酸無水物、
同3,377,176号明細書に記載のアンチモン、ヒ素、ビス
マス、リンのトリアリール化合物が有効である。
本発明においては、上記ロイコ染料を発色させるため
に光酸化剤が用いられる。この光酸化剤は、遊離基を発
生する酸化剤であって、例えば、英国特許第1,047,569
号明細書に記載のトリアリールイミダゾリル二量体、米
国特許第3,042,515号および同第3,502,476号明細書に記
載の四臭化炭素、N−ブロモサクシンイミド、トリブロ
モメチルフェニルスルホン等のハロゲン化炭化水素、米
国特許第3,282,693号明細書に記載の2−アジドベンズ
オキサゾール、ベンゾイルアジド、2−アジドベンズイ
ミダゾール等のアジド化合物、および米国特許第3,615,
568号明細書に記載の3−エチル−1−メトキシ−2−
ピリドチアシアニンパークロレート、1−メトキシ−2
メチルピリジニウム−P−トルエンスルホネート等の化
合物、米国特許第3,987,037号及び同第4,239,850号明細
書、特開昭53−133428号公報、英国特許第1,388,429号
明細書に記載されているトリハロメチルトリアジン化合
物、米国特許第4,212,970号明細書に記載されているト
リハロメチルオキサゾール化合物、ドイツ特許第2,641,
100号明細書に記載されているトリハロメチル化合物、
ドイツ特許第3,333,450号明細書に記載されている、ト
リハロゲノメチル基を有するカルボニルメチレン複素環
式化合物等を挙げる事が出来る。
これらの内で特に好ましい化合物は、トリハロメチル
トリアジン化合物である。
このような化合物の具体例としては、 を挙げることができる。
これらの光酸化剤の添加量は、感光層及び中間層を合
わせた全組成物の0.2〜10重量%が好ましく、より好ま
しくは0.5〜5重量%である。
本発明の感光層には必要により結合剤を含有させるこ
とができ、通常線状有機ポリマーより適宜選択される。
結合剤の具体例としては、塩素化ポリエチレン、塩素化
ポリプロピレン、ポリアクリル酸アルキルエステル、ア
クリル酸アルキルエステル、アクリロニトリル、塩化ビ
ニル、スチレン、ブタジエンなどのモノマーの少くとも
一種との共重合体、ポリアミド、メチルセルロース、ポ
リビニルホルマール、ポリビニルブチラール、メタクリ
ル酸共重合体、アクリル酸共重合体、イタコン酸共重合
体などがある。
場合によっては着色を目的として染料もしくは顔料、
例えばメチレンブルー、クリスタルバイオレット、ロー
ダミンB、フクシン、オーラミン、アゾ系染料、アント
ラキノン系染料、酸化チタン、カーボンブラック、酸化
鉄、フタロシアニン系顔料、アゾ系顔料などを加えても
よい。
また、本発明の感光層は可塑剤を含んでもよい。また
このような可塑剤としては、ジブチルフタレート、ジヘ
キシルフタレートなどフタル酸ジアルキルエステル、オ
リゴエチレングリコールアルキルエステル、リン酸エス
テル系の可塑剤などを使用することができる。
上述の感光層は、上記各成分からなる感光性組成物
を、例えば2−メトキシエタノール、2−メトキシエチ
ルアセテート、メチルセロソルブ、プロピレングリコー
ルモノメチルエーテル、3−メトキシプロパノール、3
−メトキシプロピルアセテート、アセトン、メチルエチ
ルケトン、エチレンジクロライド、乳酸メチル、乳酸エ
チル、メタノール、ジメチルホルムアミド、エタノー
ル、メチルセロソルブアセテートなどの適当な溶剤の単
独又はこれらを適当に組合せた混合溶媒に溶解して支持
体に塗設することにより形成される。その被覆量は乾燥
後の重量で約0.1g/m2〜約10g/m2の範囲が適当であり、
好ましくは0.5〜5g/m2である。
本発明において、場合によって設けられる中間層の厚
さは任意であり、露光した時に、上層の感光層と均一な
結合形成反応を行い得る厚みでなければならない。通
常、乾燥固体で約1〜100mg/m2の塗布割合がよく、5〜
40mgが特に良好である。
中間層におけるジアゾ樹脂の割合は、30〜100重量
%、好ましくは60〜100重量%である。また、中間層
は、前述のロイコ染料、光酸化剤、安定剤を含んでもよ
い。
さらに、中間層には、必要に応じて、ジアゾ安定化
剤、高分子結合剤、ハレーション防止剤、界面活性剤の
他、各種添加剤を入れてもよい。
中間層中を設けるには、上記化合物を、任意の溶剤に
所望の濃度で溶解し、これを塗布又は浸漬し、次いで乾
燥することによって得られる。
本発明に用いる親水性を有する表面を有する支持体
は、寸度的に安定な板状物であることが望ましい。かか
る寸度的に安定な板状物としては、従来印刷物の支持体
として使用されたものが含まれ、それらは本発明に好適
に使用することができる。かかる支持体としては、紙、
プラスチックス(例えばポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレンなど)がラミネートされた紙、アルミ
ニウム(アルミニウム合金も含む。)、亜鉛、銅などの
ような金属板、二酢酸セルロース、三酢酸セルロース、
プロピオン酸セルロース、酢酸セルロース、酢酸酪酸セ
ルロース、硝酸セルロース、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポ
リカーボネート、ポリビニルアセタールなどのようなプ
ラスチックフィルム、上記の如き金属がラミネートもし
くは蒸着された紙もしくはプラスチックフィルムなどが
含まれる。これらの支持体のうち、アルミニウム板は寸
度的に著しく安定であり、しかも安価であるうえ、本発
明の感光層等との接着性が特に良好なので好ましい。更
に、特公昭48−18327号公報に記載されているようなポ
リエチレンテレフタレートフィルム上にアルミニウムシ
ートが結合された複合体シートも好ましい。
また、金属、特にアルミニウム支持体の場合には、砂
目立て処理、陽極酸化処理などの表面処理がなされてい
ることが好ましい。
更に、表面の親水性を高めるために、珪酸ソーダ、弗
化ジルコニウム酸カリウム、リン酸塩等の水溶液への浸
漬処理が行なわれることが好ましい。米国特許第2,714,
066号明細書に記載されているように、砂目立てした後
に珪酸ナトリウム水溶液に浸漬処理されたアルミニウム
板、特公昭47−5125号公報に記載されているようにアル
ミニウム板を陽極酸化処理した後に、アルカリ金属珪酸
塩の水溶液に浸漬処理したものも好適に使用される。
また、米国特許第3,658,662号明細書に記載されてい
るようなシリケート電着も有効である。
また、特開昭46−27481号公報、特開昭52−58602号公
報、特開昭52−30503号公報に開示されているような電
解グレインを施した支持体と、上記陽極酸化処理及び珪
酸ソーダ処理を組合せた表面処理も有用である。
また、特開昭56−28893号公報に開示されているよう
な、ブラシグレイン、電解グレイン、陽極酸化処理、更
に珪酸ソーダ処理を順に行ったものも好適である。ま
た、これらの処理を行った後に、水溶性の樹脂、例えば
ポリビニルホスホン酸、スルホン酸基を側鎖に有する重
合体及び共重合体、ポリアクリル酸等を下塗りしたもの
も好適である。
これらの親水化処理は、支持体の表面を親水性とする
ために施される以外に、その上に設けられる感光性組成
物との有害な反応を防ぐため、また感光層との密着性の
向上等のために施される。
本発明の感光性平版印刷版をメタルハライドランプ、
高圧水銀灯などのような紫外線に富んだ光源を用いて画
像露光し、現像液で処理して感光層の未露光部を除去
し、最後にガム液を塗布することにより平版印刷版とす
る。
本発明の感光性組成物に対する現像液としては、珪酸
ナトリウム、珪酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、水酸化リチウム、第三リン酸ナトリウム、第
二リン酸ナトリウム、第三リン酸アンモニウム、第二リ
ン酸アンモニウム、メタ珪酸ナトリウム、重炭酸ナトリ
ウム、アンモニア水などのような無機アルカリ剤や、モ
ノエタノールアミン、トリエタノールアミンなどの有機
アミン化合物の水溶液が適当であり、それらの濃度が0.
1〜10重量%、好ましくは0.5〜5重量%になるように添
加される。
また、該アルカリ性水溶液には、必要に応じ界面活性
剤やアルコールなどのような有機溶媒を加えることもで
きる。有機溶剤として好ましいものは、ベンジルアルコ
ール、2−フェノキシエタノール、2−ブトキシエタノ
ール、n−プロピルアルコール等が挙げられる。この
他、ジアゾ溶解剤、例えば、亜硫酸塩、メチルレゾルシ
ン、ピラゾロン化合物、等の還元性物質を入れることも
好ましい。また、米国特許第3,475,171号及び同第3,61
5,480号に記載されているものを挙げることができる。
更に、特開昭50−26601号、特公昭56−39464号及び同56
−42860号の各公報に記載されている現像液も本発明の
感光性平版印刷版の現像液として優れている。
〔実施例〕
以下、本発明について、合成例及び実施例により更に
詳細に説明する。なお、「%」は他に指定がない限り、
重量%を示す。
〔実施例1〕 厚さ0.30mmのアルミニウム板をナイロンブラシと400
メッシュのパミストンの水懸濁液を用いてその表面を砂
目立てした後、よく水で洗浄した。10%の水酸化ナトリ
ウムに70℃で60秒間浸漬してエッチングした後、流水で
水洗後20%HNO3で中和洗浄、水洗した。これをVA=12.7
Vの条件下で正弦波の交番波形電流を用いて1%硝酸水
溶液中で160クローン/dm2の陽極時電気量で電解粗面化
処理を行った。その表面粗さを測定したところ、0.6μ
(Ra表示)であった。引き続いて30%のH2SO4水溶液中
に浸漬し、55℃で2分間デスマットした後、20%H2SO4
水溶液中、電流密度2A/dm2において陽極酸化被膜量が2.
5g/m2になるように2分間陽極酸化処理した。ついで70
℃のケイ酸ソーダ2.5%水溶液に1分間浸漬し、水洗
し、乾燥させた。
次に下記組成のジアゾ樹脂液を調製した。
・P−ジアゾジフェニルアミンとホルムアルデヒドとの
縮合物のn−ドデシルベンゼンスルホン酸塩 0.1g ・メタノール 150g ・純 水 50g この液を回転塗布機を用いて、得られた支持体上に乾
燥後の重量にして10mg/m2となるように塗布し、80℃で
1分間乾燥して中間層を設けた。
次に下記感光性組成物Iを調製した。
・メチルメタクリレート/N−(メタクリロイルオキシ)
エチル〕−2,3−ジメチルマレイミド/メタクリル酸=1
0/60/30(モル比)共重合体 5g ・下記構造式で表わされる増感剤 0.4g ・下記構造式で表わされるロイコ染料 0.1g ・下記構造式で表わされる光酸化剤 0.1g ・プロピレングリコールモノメチルエーテル 50g ・メチルエチルケトン 50g ・メガファックF177(フッ素系ノニオン界面活性剤、大
日本インキ(株)製) 0.03g ・銅フタロシアニン顔料(CIピグメントブルー15)の可
塑剤10%分散液 1.0g この感光性組成物を先のジアゾ樹脂中間層を設けた支
持体の上に回転塗布機を用いて、乾燥後の重量にして1.
0g/m2となるように塗布し、80℃で2分間乾燥して、感
光性平版印刷版〔A〕を得た。
比較例1 実施例1の感光性組成物Iのロイコ染料に代えて下記
式で表わされるロイコクリスタルバイオレットを用いた
以外は、実施例1と同様にして、感光性平版印刷版
〔B〕を得た。
得られた感光性平版印刷版〔A〕及び〔B〕の一部を
50℃、相対湿度(RH)70%の恒温恒湿槽に入れて1週間
保存し、強制経時テストを行った。又、これらの印刷版
の一部を、室温(25℃)にて1週間保存した。
50℃、RH70%に保存した印刷版及び室内にて保存した
印刷版を、各々マクベス反射濃度計にて測定し、反射濃
度を調べた後、真空焼枠装置を用い、ステップウェッジ
(濃度段差0.15、濃度段数15)及び網点ネガ原画を密着
させて2KWの超高圧水銀灯を60秒間照射して露光した。
その後、マグベス反射濃度計を用いて露光部と未露光部
の反射濃度を測定し、濃度差(焼き出し)ΔDとして表
1に示した。その後、下記処方の現像液を用いて現像し
た。
現像液 ・ベンジルアルコール 4.5g ・イソプロピルナフタレンスルホン酸のナトリウム塩の
38%水溶液 4.5g ・トリエタノールアミン 1.5g ・モノエタノールアミン 0.1g ・亜硫酸ナトリウム 0.3g ・純 水 100g 次いで、水洗、乾燥した後、得られた印刷版をハイデ
ルベルグ社製KOR−D型印刷機で印刷した。印刷性能は
表1に示す通りであった。
表1から明らかなように、本発明の平版印刷版〔A〕
は、強制経時後であっても焼き出しの低下がなく、か
つ、印刷時において汚れがなく耐刷低下を生じない。
実施例2 実施例1と同様にしてアルミニウム支持体を得た後、
中間層を設けずに、下記感光性組成物IIを支持体の上に
回転塗布機を用いて、乾燥後の重量にして1.0g/m2とな
るように塗布し、80℃で2分間乾燥して感光性平版印刷
版〔C〕を得た。
感光性組成物II ・N−〔2−(メタクリロイルオキシ)エチル〕−2,3
−ジメチルマレイミド/メタクリル酸=65/35(モル
比)共重合体 5g ・下記構造式で表わされる増感剤 0.3g ・P−ジアゾジフェニルアミンとホルムアルデヒドとの
縮合物のPF6塩 0.1g ・下記構造式で表わされるロイコ染料 0.15g ・下記構造式で表わされる光酸化剤 0.01g ・ジピコリン酸 0.05g ・プロピレングリコールモノメチルエーテル 50g ・メチルエチルケトン 50g ・メガファックF177(フッ素系ノニオン界面活性剤、大
日本インキ(株)製) 0.03g ・銅フタロシアニン顔料(CIピグメントブルー15)の可
塑剤10%分散液 1.0g 比較例2 実施例2の感光性組成物IIのロイコ染料に代えて下記
構造式で表わされるロイコ染料を用いた以外は実施例2
と同様にして平版印刷版〔D〕を得た。
又、銅フタロシアニン顔料を除いた感光液を調製した
ところ、上記ロイコ染料が発色し、液は青紫を呈してい
た。
得られた感光性平版印刷版〔C〕及び〔D〕を、実施
例1と同様に保存(強制経時テストをも含む)した後、
露光・現像・印刷を行った。
結果は表2に示す通りであった。
表2から明らかなように、本発明の平版印刷版〔C〕
は、強制経時後であっても、焼き出しの低下がなく、か
つ、印刷時において汚れがなく、耐刷低下を生じない。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】親水性表面を有する支持体上に、光二量化
    可能なマレイミド基を有する光架橋性ポリマーとジアゾ
    樹脂を含む感光層を設けた感光性平版印刷版において、
    該感光層中に下記一般式(I)、(II)又は(III)で
    表わされるロイコ染料及び光酸化剤を含有させたことを
    特徴とする感光性平版印刷版。 式中、Rは、各々炭素数1〜12のアルキル、フェニル、
    ナフチル、2−シアノエチル、2−ヒドロキシエチル、
    3−ヒドロキシプロピル、アルコキシ置換の炭素数1〜
    4のアルキル、アラルキル又はアルキル基を表わし、
    R1、R2は、各々水素原子、炭素数1〜4のアルキル、ヒ
    ドロキシ、ハロゲン、シアノ、アルコキシ、カルボキシ
    ル又はアミノ基を表わし、Arは、置換又は未置換のフェ
    ニル基又はナフチル基を表わし、 Czは、 を表わす。
  2. 【請求項2】親水性表面を有する支持体上に、ジアゾ樹
    脂を含む中間層及び光二量化可能なマレイミド基を有す
    る光架橋性ポリマーを含む感光層を設けた感光性平版印
    刷版において、該感光層及び/又は該中間層中に請求項
    (1)に記載の一般式(I)、(II)又は(III)で表
    わされるロイコ染料及び光酸化剤を含有させたことを特
    徴とする感光性平版印刷版。
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