JP2718817B2 - マスフロー板厚演算装置 - Google Patents

マスフロー板厚演算装置

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JP2718817B2 JP2281981A JP28198190A JP2718817B2 JP 2718817 B2 JP2718817 B2 JP 2718817B2 JP 2281981 A JP2281981 A JP 2281981A JP 28198190 A JP28198190 A JP 28198190A JP 2718817 B2 JP2718817 B2 JP 2718817B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B37/00Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
    • B21B37/56Elongation control

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、圧延ロール直下の出側板厚をトラッキング
とマスフロー一定則を利用して算出するマスフロー板厚
演算装置に関するものである。
(従来の技術) 一般に圧延ロール直下の出側板厚は、圧延スタンドの
入側および出側のライン速度と圧延ロール直下の入側板
厚とから、マスフロー一定則に基づいて演算できる。
圧延スタンドの入側および出側のライン速度を検出す
る方法として、従来は圧延ロール周速に固定設定された
先進率を掛算する方法や、圧延スタンドの入側および出
側のライン上に設置されたデフレクタロールに結合され
た速度検出計を用いて検出する方法などがある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、固定設定の先進率によって圧延スタン
ドの入側および出側のライン速度を検出する方法は、先
進率の設定誤差やライン加減速運転時などにおける先進
率の変化によって誤差を生ずる。
またデフレクタロールを用いてライン速度を検出する
方法では、デフレクタロールのすべりなどによる誤差が
発生する。
本発明は、このような問題を考慮してなされたもの
で、圧延ロールの入側および出側ライン速度を例えばド
ップラ速度計を用いて直接に検出し、マスフロー一定則
を利用して圧延ロール直下の板厚を算出するマスフロー
板厚演算装置を提供することを目的としている。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段と作用) 上記目的を達成するために、本発明のマスフロー板厚
演算装置は、連続圧延スタンドの第1スタンドの入側板
厚を検出する板厚検出器と、第1スタンドの入側、各ス
タンド間、および最終スタンドの出側のそれぞれのライ
ン速度を材料の表面速度検出によって直接に検出するそ
れぞれのライン速度検出器と、上記板厚検出器で検出さ
れた板厚を第1スタンド直下まで、演算によって算出さ
れた第1スタンド出側板厚を第2スタンド直下まで、以
下同様に最終スタンド直下まで各スタンドに対する入側
板厚をトラッキングするそれぞれの板厚トラッキング手
段と、トラッキングによって得られた各スタンド直下の
入側板厚と当該スタンドの入側および出側のライン速度
から各スタント直下の出側板厚を演算するそれぞれの板
厚演算手段を備え、先進率を求めることなく、ラインの
加減速運転時にも正確にスタンド出側厚さを算出できる
ことを特徴とするものである。
(実施例) 本発明の一実施例を第1図に示す。
第1図において、圧延材1はNo.1圧延スタンド2とN
o.2圧延スタンド10によって圧延され、次工程に進む。
それぞれ電動機によって駆動されるNo.1圧延ロール3
とNo.2圧延ロール11は、No.1圧延ロール周速v1よりもN
o.2圧延ロール周速v2の方が速くなるように、所定の速
度差をつけて制御されている。
No.1圧延スタンドの入側には板厚検出器が設置され、
No.1圧延スタンド3の入側板厚を常時検出している。
また、No.1圧延スタンド2、No.2圧延スタンド10、N
o.3圧延スタンド20の入側にはライン速度を検出する例
えばドップラ方式のNo.1ライン速度検出器5、No.2ライ
ン速度検出器9、No.3ライン速度検出器14が設置されて
いる。
No.1板厚演算手段7はNo.1圧延スタンド2の入側ライ
ン速度V1を検出するNo.1ライン速度検出器5の出力と、
No.2圧延スタンド3入側ライン速度V2を検出するNo.2ラ
イン速度検出器9の出力と、前記板厚検出器4の出力h1
を板厚検出地点aからNo.1圧延ロール3直下入側まで常
時トラッキングするNo.1板厚トラッキング手段6の出力
h1Xからマスフロー一定則よりNo.1圧延ロール3直下の
出側板厚H2を演算している。
No.1板厚トラッキング手段6はNo.1圧延スタンド2入
側板厚を検出する板厚検出器4の出力、h1とNo.1圧延ス
タンド入側ライン速度を検出するNo.1ライン速度検出器
5の出力V1を入力し、板厚検出器4の出力h1を板厚検出
地点aからNo.1圧延ロール3直下までの距離Leにわたっ
て常時トラッキングする。
板厚検出地点aから板厚検出器4の出力h1の移動した
距離L1は次式により演算できる。
L1=∫V1dt ……(1) また次式 L1=Le ……(2) が成立した時、すなわち板厚検出地点aで検出した板厚
h1がNo.1圧延ロール3直下に到達した時、板厚検出地点
aからトラッキング開始した時点にストアしておいた板
厚検出器4の出力h1をh1Xとして出力する。
板厚検出器4の出力h1をストアする方法としては、板
厚検出地点aからNo.1圧延ロール3直下までの距離Le間
において、板厚検出地点aからある一定距離ΔL1ごとに
前記h1をストアする第1のテーブルを設けておく。
この第1テーブルがストアするデータ数n1は次式 で与えられる。
このテーブルにストアされている板厚データh1をΔL1
移動するごとに更新するようにしておくと、(2)式が
成立した時、前記テーブル内からNo.1圧延ロール3直下
に相当する板厚データh1Xを出力することができる。
No.1板厚演算手段7は、No.1ライン速度検出器5の出
力V1とNo.2ライン速度検出器9の出力V2と、No.1板厚ト
ラッキング手段6から出力されるNo.1圧延ロール3直下
の入側板厚h1Xを入力してNo.1圧延ロール3直下の出側
板厚H2を次式を用いて演算する。
また、No.2板厚トラッキング手段8は、No.1板厚演算
手段7から算出されたNo.1圧延ロール3直下の出側板厚
H2とNo.2圧延スタンド入側ライン速度を検出するNo.2ラ
イン速度検出器9の出力V2を入力して、前記H2をNo.1圧
延ロール3直下出側からNo.2圧延ロール11直下入側まで
の距離L12にわたって常時トラッキングする。
No.1圧延ロール3直下出側からNo.1板厚演算手段7の
出力H2の移動距離L2は次時により演算できる。
L2=∫V=dt ……(5) また次式 L2=L12 ……(6) が成立した時、すなわちNo.1圧延ロール3の直下出側の
板厚H2がNo.2圧延ロール11直下に到達した時、No.1圧延
ロール3直下出側からトラッキングを開始した時点にス
トアしておいた前記H2をH2Xとして出力する。
No.1板厚演算手段7の出力H2を保存する方法としては
No.1圧延ロール3の直下からNo.2圧延ロール11の直下入
側までの距離L12間においてNo.1圧延ロール3直下出側
板厚検出地点からある一定距離ΔL2ごとに前記H2をスト
アする第2のテーブルを設けておく。
この第2テーブルがストアするデータ数n2は次式 で与えられる。
また、このテーブルにストアされているデータを前記
H2がΔL2移動するごとに更新するようにしておくと、
(6)式が成立した時、前記テーブルからNo.2圧延ロー
ル11の直下に相当するデータH2Xを出力することができ
る。
次に、No.2板厚演算手段12は、No.2ライン速度検出器
9の出力V2とNo.3ライン速度検出器14の出力V3とNo.2板
厚トラッキング手段8より出力されるNo.2圧延ロール11
直下の入側板厚H2Xを入力して、No.2圧延ロール11直下
出側板厚H3を次式を用いて演算する。
なお、上記説明はNo.1圧延スタンドとNo.2圧延スタン
ドについて行ったが、一般に第N圧延スタンドと第(N
+1)圧延スタンドに対してもそのまま適用可能であ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、マスフロー一定
則を利用して自動板厚制御を行う圧延設備において、ラ
イン速度を例えばドップラ速度計を用いて直接に検出
し、トラッキングによって入側板厚を追尾しているの
で、圧延機直下における出側板厚を、先進率の変化率を
求めることなく、またライン加減速運転時にも正確に算
出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示す系統図である。 1……圧延材、2,10……圧延スタンド 3,11……圧延ロール、4……板厚検出器 5,9,13……ライン速度検出器 6,8……板厚トラッキング手段 7,12……板厚演算手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続圧延スタンドの第1スタンドの入側板
    厚を検出する板厚検出器と、第1スタンドの入側、各ス
    タンド間、および最終スタンドの出側のそれぞれのライ
    ン速度を材料の表面速度検出によって直接に検出するそ
    れぞれのライン速度検出器と、上記板厚検出器で検出さ
    れた板厚を第1スタンド直下まで、演算によって算出さ
    れた第1スタンド出側板厚を第2スタンド直下まで、以
    下同様に最終スタンド直下まで各スタンドに対する入側
    板厚をトラッキングするそれぞれの板厚トラッキング手
    段と、トラッキングによって得られた各スタンド直下の
    入側板厚と当該スタンドの入側および出側のライン速度
    から各スタント直下の出側板厚を演算するそれぞれの板
    厚演算手段を備え、先進率を求めることなく、ラインの
    加減速運転時にも正確にスタンド出側厚さを算出できる
    ことを特徴とするマスフロー板厚演算装置。
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CN101959623B (zh) * 2008-02-27 2013-07-24 西门子公司 用于多机架的轧机列的借助于连续方程求得带材厚度的运行方法

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