JP2717327B2 - 自動取引装置 - Google Patents

自動取引装置

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JP2717327B2
JP2717327B2 JP3230892A JP23089291A JP2717327B2 JP 2717327 B2 JP2717327 B2 JP 2717327B2 JP 3230892 A JP3230892 A JP 3230892A JP 23089291 A JP23089291 A JP 23089291A JP 2717327 B2 JP2717327 B2 JP 2717327B2
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学 中佐
公彦 中村
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は銀行などに設置された自
動取引装置を使用して、取引限度額以上の取引を行おう
とした場合の操作性を向上させた自動取引装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】銀行などの金融機関においては、預貯金
業務の自動化を図るために自動取引装置が広く使用され
ている。この装置は、顧客が装置のディスプレイに表示
された案内を見ながら操作することによって入金や出金
処理を自動的に行う。ところで、預金を行う場合におい
ては、その利子に対する税負担を軽減するためにマル優
制度が設けられている。このマル優制度を利用した貯蓄
を行う顧客には、一定の取引限度額が定められている。
図2に従来のマル優取引動作フローチャートを示す。図
において、まずステップS1で顧客がキャッシュカード
あるいは預金通帳を装置に挿入すると、装置には所定の
案内が表示され、顧客はその案内に従って入金しようと
する現金を挿入する(ステップS2)。この現金は、装
置の内部で計数され、その金額が表示される。顧客はそ
の金額確認を行う(ステップS3)。装置は、このよう
な金額の確認後、ホストコンピュータと通信し、顧客の
預金口座残高の確認を行う。そして、一定の入金処理の
ための準備を行う(ステップS4)。ここで、顧客の入
金を全額受け入れた場合に、マル優限度額をオーバーす
るか否かを判断する(ステップS5)。そして、オーバ
ーしないと判断した場合には、ステップS6に移り入金
処理を完了させる。一方、限度額をオーバーすると判断
した場合には、ステップS7において顧客に対しその旨
を表示する。
【0003】図3にこのステップS7における従来の装
置の案内画面正面図を示す。図において、装置のディス
プレイ1には図に示すように、「マル優限度を超えてい
ます。紙幣をお返ししますので取り消しキーを押してく
ださい。」といった案内2が表示される。顧客は、これ
に従ってディスプレイ1に表示された取り消しキー3を
押す。その後装置は、図2のステップS8に示すよう
に、カード、通帳及び現金などの媒体を全て顧客に返却
し取引を終了する。従来、以上のようにしてマル優制度
を利用した入金取引の処理が行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来装置においては、顧客が口座残高を十分確認せず
に過剰の入金を行った場合、その取引は受け付けられ
ず、改めて口座残高を確認し、再び入金取引を行わなけ
ればならないという問題があった。これでは、顧客によ
る操作が煩雑となり、よりきめ細かなサービス向上が望
まれていた。本発明は、以上の点に着目してなされたも
ので、上記のような取引限度額を超えたマル優取引につ
いて、顧客の操作性を向上した自動取引装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の自動取引装置
は、顧客が取引媒体を挿入し、かつ入金取引を選択する
と、入金処理を開始して取引媒体の識別データに基づい
て顧客の口座残高を確認する取引制御部と、口座残高と
入金金額の総額と予め設定された取引限度額とを比較
し、総額が小さいと取引制御部に取引の続行を指示し、
総額が大きいと取引制御部に取引の中断を指示する取引
限度額判定部と、取引制御部の中断で取引案内部に比較
結果と共に取引を続行するか否かを選択させる案内表示
を行わせ、顧客の続行の選択で取引限度額まで入金処理
し、残金の返却を取引制御部に指示する取引続行制御部
とを備えることを特徴としている。
【0006】
【作用】この装置は、入金金額と口座残高の総額がマル
優などで設定された取引限度額を超えているとき、顧客
に対し、具体的な案内と共に処理を続行すべきか否かの
指示を入力するよう要求する。顧客が処理続行の指示を
入力すると、入金金額のうち取引限度額の範囲で入金処
理を完結し、顧客に残金が返却される。これにより顧客
は、口座残高や入金限度額を意識せず装置を操作でき、
操作性とサービスの向上が図られる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1は本発明の自動取引装置実施例を示すブロ
ック図である。図において、この自動取引装置10に
は、その前面パネルに、入出金口11と、取引案内部1
2と、取引処理操作部13を備えている。また、装置内
部には、取引制御部14と、取引限度額判定部15及び
取引続行制御部16が設けられている。上記入出金口1
1は、顧客が装置に対し現金を投入しあるいは、顧客に
対し支払うべき現金を差し出すための機構である。ま
た、取引案内部12は、ディスプレイなどから構成さ
れ、ここに顧客に対する操作のための案内などが表示さ
れる。取引処理操作部13は、顧客が操作するためのキ
ーなどが配列された部分で、この実施例では取引案内部
12の前面に張り付けられ、ディスプレイに表示された
キーを押すと、その指示が入力される、よく知られたタ
ッチセンサから構成される。
【0008】また、取引制御部14は、この自動取引装
置10の入金取引を含む各種の取引を制御するためのプ
ロセッサなどから構成される。取引限度額判定部15
は、本発明において、例えばマル優取引において顧客が
入力した入金金額とその顧客の口座残高とを加算した場
合に、マル優(取引)限度額を超えているか否かを判断
するための装置から構成される。また取引続行制御部1
6は、取引限度額判定部15が加算総額が取引限度額を
超えていると判断した場合に、その旨を取引案内部12
に表示する案内出力を行うと共に、取引処理操作部13
から入力される顧客による指示入力を受け入れ、その後
の処理を行う部分である。即ち、この取引続行制御部1
6は、処理を続行する場合、入金金額のうち、取引限度
額の範囲で入金処理を完結し、取引制御部14に対し残
金を通知する。取引制御部14は、その残金を入出金口
11を介して顧客に返却する制御を行う構成とされてい
る。なお、実際には、取引制御部14、取引限度額判定
部15および取引続行制御部16は、プロセッサの実行
用プログラム等から構成される。
【0009】以下本発明の装置の具体的な動作を図4を
用いて説明する。図4は本発明のマル優取引動作フロー
チャートである。図において、まずステップS1におい
て、顧客が装置に対しキャッシュカードあるいは預金通
帳を挿入すると、図1に示す取引案内部12に対し所定
の案内が表示され、顧客はその案内に従って現金の挿入
を行う(ステップS2)。装置はその現金を計数し、取
引案内部12に確認画面を表示する。顧客は、これに従
ってステップS3において金額の確認をする。その後、
装置10はホストコンピュータと通信し、口座残高の確
認等の処理を実行する(ステップS4)。ここでステッ
プS5において、入金金額を口座残高に加算した場合
に、マル優に設定された取引限度額をオーバーするか否
かが判断される。この判断は、図1に示す取引限度額判
定部15によって行われる。この場合、この取引限度額
判定部15は入金処理を中断すると共に、いつでもその
後の入金処理等を再開できるよう必要な情報を保持して
おく。この情報としては、例えば入金金額や顧客に関す
る情報などである。取引続行制御部16は、取引限度額
判定部15の判定に従って、図4ステップS6におい
て、取引案内部12に残高及び入金可能金額の表示を行
う。
【0010】図5に本発明の装置のステップS6におけ
る案内画面正面図を示す。図のように、図1に示した取
引案内部12のディスプレイ1には、「マル優限度を超
えています。」という表示と共に「ただ今のマル優残高
は5万円で、入金金額は10万円、釣銭金額は5万円で
す。よろしければ確認キーを押して下さい。」といった
表示4を行う。即ち、本発明の装置は、マル優限度額を
超えた場合に、入金可能な金額と、その場合の釣銭金額
などを表示し、顧客に対し、取引を続行するか否かの判
断指示を求める。顧客がこれに従ってディスプレイ1に
表示された確認キー5を押すと、取引続行制御部16
は、図4ステップS7において取り消しか否かの判断を
行い、その確認キーが押された場合にステップS8に移
り、その金額の確認を行い、ステップS9において取引
限度額の範囲で入金処理を完結し、ステップS10にお
いて顧客に対しカードや通帳及び釣銭の返却を行う。こ
れによって取引が終了する。なお、ステップS7におい
て顧客が取り消しキー6を押した場合には、従来通りそ
のまま処理が終了し、ステップS11で入金した現金全
額とカードあるいは通帳が顧客に対し返却される。
【0011】以上の処理によって、例えばマル優限度額
を300万円としたA氏の口座に、既に295万円の貯
蓄があるとした場合、次のようになる。即ち、A氏が1
0万円を入金すると、先に図5において説明したような
案内画面が表示され、A氏が確認キー5を押すことによ
り5万円が入金されて、口座残高が300万円となる。
その後A氏は、釣銭5万円と通帳あるいはカードを受け
取って取引を終了することになる。本発明は以上の実施
例に限定されない。図1に示したように、本発明の実施
例においては、取引制御部14、取引限度額判定部15
及び取引続行制御部16をそれぞれ別々のブロックを用
いて表示したが、これらは何れも1台のプロセッサ及び
その動作プログラムなどを用いて一体化することができ
る。さらに顧客に対する表示画面や顧客による取引処理
続行か否かの指示入力等の方法は、上記趣旨の範囲内で
自由に変更して差し支えない。また、本発明は上記のよ
うなマル優取引の場合に限らず、予め取引限度額の設定
された各種の取引において、顧客が預金残高との関係で
その限度額を超えた入金を行った際の取引に利用でき
る。
【0012】
【発明の効果】以上説明した本発明の自動取引装置は、
金融機関などにおいてマル優入金取引がその限度額を超
えた場合に、顧客に対し取引処理を続行すべきか否かの
指示を促し、処理続行の指示が入力された場合に、取引
限度額の範囲で入金処理を完結し残金を返却するように
したので、顧客の操作性が著しく向上する。即ち、顧客
は、この種の取引において、再度カードや通帳を挿入
し、口座残高の確認後所定の入金処理を行うといった煩
わしさを省くことができる。これにより、顧客に対する
サービスを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動取引装置実施例を示すブロック図
である。
【図2】従来のマル優取引動作フローチャートである。
【図3】従来装置の案内画面正面図である。
【図4】本発明のマル優取引動作フローチャートであ
る。
【図5】本発明の装置の案内画面正面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−168596(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客により取引媒体が挿入され、かつ入
    金取引が選択されると入金処理を開始して前記取引媒体
    の識別データに基づいて前記顧客の口座残高を確認する
    取引制御部と、 前記口座残高と入金金額の総額と予め設定された取引限
    度額とを比較し、前記総額が小さい場合前記取引制御部
    に取引の続行を指示し、前記総額が大きい場合前記取引
    制御部に取引の中断を指示する取引限度額判定部と、 前記取引制御部の処理が中断すると、取引案内部に前記
    比較結果と共に取引を続行するか否かを選択させる案内
    表示を行わせ、前記顧客が続行を選択した場合前記取引
    限度額まで入金処理し、残金の返却を前記取引制御部に
    指示する取引続行制御部 とを備えることを特徴とする自
    動取引装置。
JP3230892A 1991-08-19 1991-08-19 自動取引装置 Expired - Lifetime JP2717327B2 (ja)

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JPH0546845A JPH0546845A (ja) 1993-02-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07135966A (ja) * 1994-05-27 1995-05-30 Bio Polymer Res:Kk 新規アセトバクター・キシリナム亜種
JP5075514B2 (ja) * 2007-07-24 2012-11-21 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 自動取引処理装置、ホスト装置、および取引処理システム
JP2020046828A (ja) * 2018-09-18 2020-03-26 沖電気工業株式会社 紙幣処理装置及び紙幣処理システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59168596A (ja) * 1983-03-16 1984-09-22 オムロン株式会社 取引処理装置

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JPH0546845A (ja) 1993-02-26

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