JP2714490B2 - 多色感熱記録装置 - Google Patents
多色感熱記録装置Info
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- JP2714490B2 JP2714490B2 JP3050849A JP5084991A JP2714490B2 JP 2714490 B2 JP2714490 B2 JP 2714490B2 JP 3050849 A JP3050849 A JP 3050849A JP 5084991 A JP5084991 A JP 5084991A JP 2714490 B2 JP2714490 B2 JP 2714490B2
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- Japan
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、熱記録速度を改善した
多色感熱記録層に関するものである。
多色感熱記録層に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の多色感熱記録装置としては、例え
ば、特開昭６１ー１３２３７９号公報に記載されている
ように、カラー感熱記録材料の搬送路に、複数のサーマ
ルヘッドと光定着器とが配置されている。このカラー感
熱記録材料は、シアン感熱発色層，マゼンタ感熱発色
層，イエロー感熱発色層が支持体上に順次層設されてい
る。カラー感熱記録材料が搬送路を通過する間に、まず
イエロー用サーマルヘッドで加熱されてイエロー感熱発
色層が発色し、その直後にイエロー用光定着器でイエロ
ー感熱発色層が光定着される。次に、カラー感熱記録材
料は、マゼンタ用サーマルヘッドでマゼンタ感熱発色層
が発色され、そしてマゼンタ用光定着器でマゼンタ感熱
発色層が光定着される。最後に、シアン用サーマルヘッ
ドと光定着器とでシアン感熱発色層の発色と光定着とが
順次行われる。
ば、特開昭６１ー１３２３７９号公報に記載されている
ように、カラー感熱記録材料の搬送路に、複数のサーマ
ルヘッドと光定着器とが配置されている。このカラー感
熱記録材料は、シアン感熱発色層，マゼンタ感熱発色
層，イエロー感熱発色層が支持体上に順次層設されてい
る。カラー感熱記録材料が搬送路を通過する間に、まず
イエロー用サーマルヘッドで加熱されてイエロー感熱発
色層が発色し、その直後にイエロー用光定着器でイエロ
ー感熱発色層が光定着される。次に、カラー感熱記録材
料は、マゼンタ用サーマルヘッドでマゼンタ感熱発色層
が発色され、そしてマゼンタ用光定着器でマゼンタ感熱
発色層が光定着される。最後に、シアン用サーマルヘッ
ドと光定着器とでシアン感熱発色層の発色と光定着とが
順次行われる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】カラー感熱記録材料で
は、複数の感熱発色層を選択的に発色させるために、深
層の感熱発色層ほど発色に要する熱エネルギーが高くな
っている。例えば、シアン感熱発色層が最も深層の場合
には、シアン用サーマルヘッドの発熱量を最も大きくす
ることが必要である。このように、各感熱発色層は発熱
量が異なっており、またこれに伴って冷却時間も異なっ
ている。この場合には、深層の感熱発色層の加熱時間及
び冷却時間に合わせて、記録速度を決めなければならな
いから、必然的に記録速度が遅くなる。本発明は、高速
印画を可能とする多色感熱記録装置を提供することを目
的とするものである。
は、複数の感熱発色層を選択的に発色させるために、深
層の感熱発色層ほど発色に要する熱エネルギーが高くな
っている。例えば、シアン感熱発色層が最も深層の場合
には、シアン用サーマルヘッドの発熱量を最も大きくす
ることが必要である。このように、各感熱発色層は発熱
量が異なっており、またこれに伴って冷却時間も異なっ
ている。この場合には、深層の感熱発色層の加熱時間及
び冷却時間に合わせて、記録速度を決めなければならな
いから、必然的に記録速度が遅くなる。本発明は、高速
印画を可能とする多色感熱記録装置を提供することを目
的とするものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記目的を達成するた
めに、本発明は、深層の感熱発色層を発色させるための
サーマルヘッドは、多数の発熱素子をライン状に配列し
た発熱ラインが所定の間隔を保って平行に配置されてい
る。
めに、本発明は、深層の感熱発色層を発色させるための
サーマルヘッドは、多数の発熱素子をライン状に配列し
た発熱ラインが所定の間隔を保って平行に配置されてい
る。
【０００５】
【実施例】図１は、本発明装置の一例を示すものであ
る。プラテンドラム１０は、回転軸１１にパルスモータ
（図示せず）が連結されており、クランプ部材１２で先
端が固定されたカラー感熱記録材料１３を巻き付けた状
態で矢線方向に回転する。このプラテンドラム１０の外
周には、浅層のイエロー感熱発色層を記録するためのイ
エロー用サーマルヘッド１４，中層のマゼンタ感熱発色
層を記録するためのマゼンタ用サーマルヘッド１５，深
層のシアン感熱発色層を記録するためのシアン用サーマ
ルヘッド１６とが配置されている。また、イエロー用サ
ーマルヘッド１４とマゼンタ用サーマルヘッド１５との
間には、イエロー用光定着器１７が配置されている。こ
のイエロー用光定着器１７は、発光ピークかほぼ４２０
ｎｍの棒状をした２個の紫外線ランプ１８とリフレクタ
１９とからなる。マゼンタ用サーマルヘッド１５とシア
ン用サーマルヘッド１６との間には、発光ピークかほぼ
３６５ｎｍの紫外線ランプ２０とリフレクタ２１とから
なるシアン用光定着器２２が配置されている。なお、符
号２４は給送路、符号２５は排出路である。
る。プラテンドラム１０は、回転軸１１にパルスモータ
（図示せず）が連結されており、クランプ部材１２で先
端が固定されたカラー感熱記録材料１３を巻き付けた状
態で矢線方向に回転する。このプラテンドラム１０の外
周には、浅層のイエロー感熱発色層を記録するためのイ
エロー用サーマルヘッド１４，中層のマゼンタ感熱発色
層を記録するためのマゼンタ用サーマルヘッド１５，深
層のシアン感熱発色層を記録するためのシアン用サーマ
ルヘッド１６とが配置されている。また、イエロー用サ
ーマルヘッド１４とマゼンタ用サーマルヘッド１５との
間には、イエロー用光定着器１７が配置されている。こ
のイエロー用光定着器１７は、発光ピークかほぼ４２０
ｎｍの棒状をした２個の紫外線ランプ１８とリフレクタ
１９とからなる。マゼンタ用サーマルヘッド１５とシア
ン用サーマルヘッド１６との間には、発光ピークかほぼ
３６５ｎｍの紫外線ランプ２０とリフレクタ２１とから
なるシアン用光定着器２２が配置されている。なお、符
号２４は給送路、符号２５は排出路である。
【０００６】図２は、イエロー用サーマルヘッド１４を
示すものである。発熱ライン３０は、複数の発熱素子３
０ａ，３０ｂ・・・がライン状に配列されており、各発
熱素子は画素の濃度に応じた熱エネルギーを発生する。
なお、マゼンタ用サーマルヘッド１５も同じ構造をして
いるが、大きな熱エネルギーを必要とするためにイエロ
ー用サーマルヘッド１４よりも大きな電力が供給され
る。
示すものである。発熱ライン３０は、複数の発熱素子３
０ａ，３０ｂ・・・がライン状に配列されており、各発
熱素子は画素の濃度に応じた熱エネルギーを発生する。
なお、マゼンタ用サーマルヘッド１５も同じ構造をして
いるが、大きな熱エネルギーを必要とするためにイエロ
ー用サーマルヘッド１４よりも大きな電力が供給され
る。
【０００７】図３は、シアン用サーマルヘッド１６を示
すものである。シアン用サーマルヘッド１６は、最も大
きな熱エネルギーを発生するから、冷却に時間がかか
り、全体の記録速度を低下させる原因となる。そこで、
冷却を効率よく行うために、２本の発熱ライン３１，３
２が用いられ、冷却速度を考慮して適当な間隔Ｌを保っ
て配置されている。発熱ライン３１の発熱素子３１ａ，
３１ｂ・・と、発熱ライン３２の発熱素子３２ａ，３２
ｂ・・は、副走査方向で重ならないように、交互に所定
のピッチで配置されている。なお、発熱ラインの本数
は、２本に限られるものではなく、発熱量及び冷却速度
を考慮して適当な本数にすることができる。また、中層
を記録するためのマゼンタ用サーマルヘッド１５にも複
数の発熱ラインを形成してもよい。
すものである。シアン用サーマルヘッド１６は、最も大
きな熱エネルギーを発生するから、冷却に時間がかか
り、全体の記録速度を低下させる原因となる。そこで、
冷却を効率よく行うために、２本の発熱ライン３１，３
２が用いられ、冷却速度を考慮して適当な間隔Ｌを保っ
て配置されている。発熱ライン３１の発熱素子３１ａ，
３１ｂ・・と、発熱ライン３２の発熱素子３２ａ，３２
ｂ・・は、副走査方向で重ならないように、交互に所定
のピッチで配置されている。なお、発熱ラインの本数
は、２本に限られるものではなく、発熱量及び冷却速度
を考慮して適当な本数にすることができる。また、中層
を記録するためのマゼンタ用サーマルヘッド１５にも複
数の発熱ラインを形成してもよい。
【０００８】図４に示すように、カラー感熱記録材料１
３は、支持体３５の上に、シアン感熱発色層３６，マゼ
ンタ感熱発色層３７，イエロー感熱発色層３８が順次層
設されている。これらの各感熱発色層３６〜３８は、熱
記録される順番に表面から配置されているが、例えばマ
ゼンタ，イエロー，シアンの順番に熱記録する場合に
は、イエロー感熱発色層３８とマゼンタ感熱発色層３７
との位置が入れ換えられる。
３は、支持体３５の上に、シアン感熱発色層３６，マゼ
ンタ感熱発色層３７，イエロー感熱発色層３８が順次層
設されている。これらの各感熱発色層３６〜３８は、熱
記録される順番に表面から配置されているが、例えばマ
ゼンタ，イエロー，シアンの順番に熱記録する場合に
は、イエロー感熱発色層３８とマゼンタ感熱発色層３７
との位置が入れ換えられる。
【０００９】前記支持体３５としては、不透明なコート
紙又はプラスチックフイルムが用いられ、またＯＨＰシ
ートを作成する場合には透明なプラスチックフイルムが
用いられる。シアン感熱発色層３６は、電子供与性染料
前駆体と電子受容性化合物を主成分として含有し、加熱
されたときにシアンに発色する。マゼンタ感熱発色層３
７としては、最大吸収波長が約３６５ｎｍであるジアゾ
ニウム塩化合物と、これと熱反応してマゼンタに発色す
るカプラーとを含有している。このマゼンタ感熱発色層
３７は、熱記録後に３６５ｎｍ付近の紫外線を照射する
とジアゾニウム塩化合物が光分解して発色能力が失われ
る。イエロー感熱発色層３８は、最大吸収波長が約４２
０ｎｍであるジアゾニウム塩化合物と、これと熱反応し
てイエローに発色するカプラーとを含有している。この
イエロー感熱発色層３８は、ほぼ４２０ｎｍ付近の近紫
外線（青紫光）を照射すると光定着して発色能力が失わ
れる。
紙又はプラスチックフイルムが用いられ、またＯＨＰシ
ートを作成する場合には透明なプラスチックフイルムが
用いられる。シアン感熱発色層３６は、電子供与性染料
前駆体と電子受容性化合物を主成分として含有し、加熱
されたときにシアンに発色する。マゼンタ感熱発色層３
７としては、最大吸収波長が約３６５ｎｍであるジアゾ
ニウム塩化合物と、これと熱反応してマゼンタに発色す
るカプラーとを含有している。このマゼンタ感熱発色層
３７は、熱記録後に３６５ｎｍ付近の紫外線を照射する
とジアゾニウム塩化合物が光分解して発色能力が失われ
る。イエロー感熱発色層３８は、最大吸収波長が約４２
０ｎｍであるジアゾニウム塩化合物と、これと熱反応し
てイエローに発色するカプラーとを含有している。この
イエロー感熱発色層３８は、ほぼ４２０ｎｍ付近の近紫
外線（青紫光）を照射すると光定着して発色能力が失わ
れる。
【００１０】図５は、各感熱発色層３６〜３８の発色特
性を示すものである。横軸の熱エネルギーは、発熱素子
が発生する熱エネルギーを表しており、イエロー感熱発
色層３８の熱エネルギーが最も低く、シアン感熱発色層
３６の熱エネルギーが最も高い。この熱エネルギーの差
異の主たる要因は、シアン感熱発色層３６は、イエロー
感熱発色層３８，マゼンタ感熱発色層３７を介して加熱
しなければならないからである。
性を示すものである。横軸の熱エネルギーは、発熱素子
が発生する熱エネルギーを表しており、イエロー感熱発
色層３８の熱エネルギーが最も低く、シアン感熱発色層
３６の熱エネルギーが最も高い。この熱エネルギーの差
異の主たる要因は、シアン感熱発色層３６は、イエロー
感熱発色層３８，マゼンタ感熱発色層３７を介して加熱
しなければならないからである。
【００１１】次に、上記実施例の作用について説明す
る。カラー感熱記録材料１３は、給送路２４からプラテ
ンドラム１０に給送され、その先端がクランプ部材１２
でクランプされる。このクランプ後にプラテンドラム１
０が矢線方向に回転され、そして記録エリアの先端がイ
エロー用サーマルヘッド１４に達すると、イエロー画像
の熱記録が開始される。この熱記録に際しては、イエロ
ー用サーマルヘッド１４は、画素の記録濃度に応じてほ
ぼ２５〜３５ｍＪ／ｍｍ2の範囲内の熱エネルギーを発
生し、イエロー感熱発色層３８にイエロー画像を１ライ
ンずつ熱記録する。このイエロー画像が熱記録された部
分は、イエロー用光定着器１７に達し、ここでほぼ４２
０ｎｍの近紫外線が照射され，イエロー感熱発色層３８
の光定着が行われる。
る。カラー感熱記録材料１３は、給送路２４からプラテ
ンドラム１０に給送され、その先端がクランプ部材１２
でクランプされる。このクランプ後にプラテンドラム１
０が矢線方向に回転され、そして記録エリアの先端がイ
エロー用サーマルヘッド１４に達すると、イエロー画像
の熱記録が開始される。この熱記録に際しては、イエロ
ー用サーマルヘッド１４は、画素の記録濃度に応じてほ
ぼ２５〜３５ｍＪ／ｍｍ2の範囲内の熱エネルギーを発
生し、イエロー感熱発色層３８にイエロー画像を１ライ
ンずつ熱記録する。このイエロー画像が熱記録された部
分は、イエロー用光定着器１７に達し、ここでほぼ４２
０ｎｍの近紫外線が照射され，イエロー感熱発色層３８
の光定着が行われる。
【００１２】プラテンドラム１０が更に回転すると、記
録エリアの先端がマゼンタ用サーマルヘッド１５の位置
に達する。マゼンタ用サーマルヘッド１５は、ほぼ４５
〜６５ｍＪ／ｍｍ2 の範囲内の熱エネルギーを発生し、
マゼンタ感熱発色層３７にマゼンタ画像を１ラインずつ
熱記録する。このマゼンタ画像の記録時には、イエロー
感熱発色層３８も加熱されが、既に発色能力が消失され
ているから、イエロー感熱発色層３８が発色することは
ない。このマゼンタ画像が熱記録された部分は、マゼン
タ用光定着器２２に達し、ここでほぼ３６５ｎｍの紫外
線が照射され，マゼンタ感熱発色層３７の光定着が行わ
れる。
録エリアの先端がマゼンタ用サーマルヘッド１５の位置
に達する。マゼンタ用サーマルヘッド１５は、ほぼ４５
〜６５ｍＪ／ｍｍ2 の範囲内の熱エネルギーを発生し、
マゼンタ感熱発色層３７にマゼンタ画像を１ラインずつ
熱記録する。このマゼンタ画像の記録時には、イエロー
感熱発色層３８も加熱されが、既に発色能力が消失され
ているから、イエロー感熱発色層３８が発色することは
ない。このマゼンタ画像が熱記録された部分は、マゼン
タ用光定着器２２に達し、ここでほぼ３６５ｎｍの紫外
線が照射され，マゼンタ感熱発色層３７の光定着が行わ
れる。
【００１３】プラテンドラム１０が更に回転すると、記
録エリアの先端がシアン用サーマルヘッド１６に対面す
るから、このシアン用サーマルヘッド１６によってシア
ン感熱発色層３６にシアン画像が１ラインずつ熱記録さ
れる。このシアン用サーマルヘッド１６は、ほぼ８０〜
９５ｍＪ／ｍｍ2 の高い熱エネルギーを発生するが、図
３に示すように、２本の発熱ライン３１，３２に分けら
れているから、１本の発熱ラインに比べて早く冷却す
る。したがって、冷却を待つ時間が短くなるから、イエ
ロー用サーマルヘッド１４及びマゼンタ用サーマルヘッ
ド１５とほぼ同じ記録速度に高めることができる。な
お、シアン感熱発色層３６は、感熱発色するに必要な熱
エネルギーがかなり高く、通常の保管状態では発色する
ことはないので、このシアン感熱発色層３６に対しては
光定着が省略されている。
録エリアの先端がシアン用サーマルヘッド１６に対面す
るから、このシアン用サーマルヘッド１６によってシア
ン感熱発色層３６にシアン画像が１ラインずつ熱記録さ
れる。このシアン用サーマルヘッド１６は、ほぼ８０〜
９５ｍＪ／ｍｍ2 の高い熱エネルギーを発生するが、図
３に示すように、２本の発熱ライン３１，３２に分けら
れているから、１本の発熱ラインに比べて早く冷却す
る。したがって、冷却を待つ時間が短くなるから、イエ
ロー用サーマルヘッド１４及びマゼンタ用サーマルヘッ
ド１５とほぼ同じ記録速度に高めることができる。な
お、シアン感熱発色層３６は、感熱発色するに必要な熱
エネルギーがかなり高く、通常の保管状態では発色する
ことはないので、このシアン感熱発色層３６に対しては
光定着が省略されている。
【００１４】プラテントラム１０の１回で、イエロー画
像，マゼンタ画像，シアン画像の熱記録が終了する。こ
の記録後に、クランプ部材１２によるクランプを解除
し、熱記録済みカラー感熱材料１０ａを排出路２５から
排出する。
像，マゼンタ画像，シアン画像の熱記録が終了する。こ
の記録後に、クランプ部材１２によるクランプを解除
し、熱記録済みカラー感熱材料１０ａを排出路２５から
排出する。
【００１５】上記実施例では、プラテンドラムを用いて
いるが、この代わり直線移動するベルトやスライドステ
ージを用いてもよい。
いるが、この代わり直線移動するベルトやスライドステ
ージを用いてもよい。
【００１６】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、深層の感熱
発色層を記録するためのサーマルヘッドには、複数の発
熱ラインが設けられているから、大きい熱エネルギーを
発生しても早く冷却する。したがって、冷却を待つ時間
が短くなるから、その分記録速度を上げることが可能と
なり、全体の記録時間を早くすることができる。しか
も、各色の熱記録の際の記録速度をほぼ同じにすること
ができる。
発色層を記録するためのサーマルヘッドには、複数の発
熱ラインが設けられているから、大きい熱エネルギーを
発生しても早く冷却する。したがって、冷却を待つ時間
が短くなるから、その分記録速度を上げることが可能と
なり、全体の記録時間を早くすることができる。しか
も、各色の熱記録の際の記録速度をほぼ同じにすること
ができる。
【図１】本発明の多色感熱記録装置の一例を示す概略図
である。
である。
【図２】イエロー用サーマルヘッドを示す説明図であ
る。
る。
【図３】シアン用サーマルヘッドを示す説明図である。
【図４】カラー感熱記録材料の層構造を示す説明図であ
る。
る。
【図５】カラー感熱記録材料の発色特性を示すグラフで
ある。
ある。
１０ プラテンドラム １３ カラー感熱記録材料 １４ イエロー用サーマルヘッド １５ マゼンタ用サーマルヘッド １６ シアン用サーマルヘッド １７ イエロー用光定着器 ２２ マゼンタ用光定着器 ３０，３１，３２ 発熱ライン
Claims (1)
- 【請求項１】 異なった色を発色する複数の感熱発色層
が支持体上に順次層設されており、深層の感熱発色層ほ
ど発色のための印加熱エネルギーが高くなったカラー感
熱記録材料に、多色画像を記録する多色感熱記録装置に
おいて、 前記各感熱発色層毎にサーマルヘッドを設けるととも
に、深層の感熱発色層を発色させるためのサーマルヘッ
ドは、多数の発熱素子をライン状に配列した複数の発熱
ラインが所定の間隔を保って平行に配置されていること
を特徴とする多色感熱記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3050849A JP2714490B2 (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | 多色感熱記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3050849A JP2714490B2 (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | 多色感熱記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04267160A JPH04267160A (ja) | 1992-09-22 |
| JP2714490B2 true JP2714490B2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=12870171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3050849A Expired - Fee Related JP2714490B2 (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | 多色感熱記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2714490B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001324767A (ja) | 2000-05-15 | 2001-11-22 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像記録装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0696338B2 (ja) * | 1984-11-30 | 1994-11-30 | 富士写真フイルム株式会社 | 感熱記録装置 |
| JPS63202467A (ja) * | 1987-02-17 | 1988-08-22 | Seiko Instr & Electronics Ltd | リニアサ−マルヘツド |
-
1991
- 1991-02-21 JP JP3050849A patent/JP2714490B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04267160A (ja) | 1992-09-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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