JP2712557B2 - スチームアイロン - Google Patents

スチームアイロン

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JP2712557B2 JP12992689A JP12992689A JP2712557B2 JP 2712557 B2 JP2712557 B2 JP 2712557B2 JP 12992689 A JP12992689 A JP 12992689A JP 12992689 A JP12992689 A JP 12992689A JP 2712557 B2 JP2712557 B2 JP 2712557B2
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仁 渡辺
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は載置台に設けた主水タンクからアイロン本体
へ送水してスチームを噴出するコードレス形などのスチ
ームアイロンに関する。
(従来の技術) 従来この種のものとして、載置台に主水タンクとこの
主水タンクに吸水室を介して接続した送水口を設けると
ともに、前記載置台に載置するアイロン本体には前記送
水口に接続可能な吸水口を設けて、載置台に設けた吸水
室の水を水位差を利用してアイロン本体に設けた補助水
タンクに自動的に送水するスチームアイロンの吸水装置
が特開昭58−29498号公報に提案されている。
(発明が解決しようとする課題) 従来の技術においては載置台に設けた主水タンクから
アイロン本体の補助水タンクへの送水を水位差により行
うものであるため、その水圧は約0.005kg/cm2程度とな
り送水に時間を要しまた送水が不安定である。またアイ
ロン本体の補助水タンクから気化室内への送水を補助水
タンクからの落差を利用した自然滴下により行っている
ので、その水圧は約0.002kg/cm2程度であり、このため
滴下用ノズルの気泡などにより滴下が停止したり不安定
になり、この結果スチームの噴射が不安定になるなどの
問題点があった。
本発明は載置台の主水タンクからアイロン本体への送
水を安定させ、さらにアイロン本体に送られた水を気合
室へ安定して送水できるスチームアイロンを提供するこ
とを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明はスチーム噴出孔6に接続した気化室7および
ヒータ5を設けたベース2上にハンドル4を設けたアイ
ロン本体1を、主水タンク30に送水口41を接続した載置
台25に着脱自在に設けたスチームアイロンにおいて、前
記載置台25との着脱作動に応動する作動体16を前記アイ
ロン本体1に設け、この作動体16に応動する容積形のポ
ンプ装置10を前記アイロン本体1に設け、このポンプ装
置10の吐出口20を前記気化室7に接続するとともに吸水
口18を前記送水口41に接続可能に設けたものである。
(作 用) アイロン本体1を載置台25に置くと、送水口41と給吸
口18が接続するとともに作動体16が作動し、この作動体
16に応動してポンプ装置10が吸水作動し、そしてアイロ
ン本体1を持ち上げると作動体16が再び作動し、この作
動体16に応動してポンプ装置10が吐出作動してポンプ装
置10内の水を吐出口20を介して気化室7へ送り込むこと
ができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を添付図面を参照して説明す
る。
1はアイロン本体であり、これはベース2と、このベ
ース2を覆うベースカバー3と、このベースカバー3上
に設けられるハンドル4とを有し、ヒータ5を設けた前
記ベース2にはスチーム噴出孔6が形成されるととも
に、このスチーム噴出孔6に連通する気化室7がベース
2の上面に形成されており、さらにアイロン本体1の後
部に凹設された後板部8には前記ヒータ5に接続した給
電端子9が装着されている。10は前記アイロン本体1の
後部に設けられた容積形のポンプ装置であり、このポン
プ装置10はアイロンがけ略1回分に相当する容量を有す
る補助水タンクを兼用するものであり、前記後板部8に
固定板11を固着した蛇腹体12の可動板13と仕切板14間に
加圧スプリング15を介在するとともに、前記可動板13に
基端を連結した作動体であるポンプ操作具16の先端17を
前記後板部8より突出させて後述する載置台に当接して
進退できるようになっている。また前記固定板11の略中
央にはパイプ状の吸水口18を設け、この吸水口18の先端
は後述する送水口に連通できるように前記後板部8より
突設しているとともに、この吸水口18には該吸水口18か
ら蛇腹体12側へのみ水が流れるようにポンプ止水弁19が
介在している。さらに前記蛇腹体12には吐出口20が形成
されるとともに、前記気化室7にノズル21を接続した送
水管22の他端を前記吐出口20に接続しており、そして前
記送水管22には蛇腹体12から気化室7側へのみ水が流れ
るように止水弁23が設けられている。24は前記ベース2
に装着されたサーモスタットである。25は前記アイロン
本体1を斜設した状態で載置する載置台であり、この載
置台25は置台25Aの一側に前記後板部8が係合する凸状
の傾斜板26を有する凸所27を設け、前記置台25Aの他側
には前記ベース2の略中央を支持する支柱28が立設され
ており、この支柱28の上端にはローラ29が軸着されてい
る。30は前記凸所27に形成された凹部31に着脱可能な主
水タンクであり、この主水タンク30の底面には接合口32
が設けられ、この接合口32には主水タンク弁33が設けら
れている。また通気孔34を有する吸水用キャップ35およ
び把手36が前記主水タンク30の上部に設けられている。
さらに前記凹部31の底部には前記接合口32と水密に接続
可能な接合受け口37を有する吸水室38が形成されるとと
もに、この吸水室38には前記主水タンク弁33の弁棒39を
押圧可能な突起40が設けられている。そして前記傾斜板
26の下部に開口され前記吸水口18と水密に連通可能な送
水口41と前記吸水室38は水通路42によって接続されると
ともに、前記水通路42の送水口41側には吸水室38から送
水口41へのみ水が流れるように載置台止水弁43が設けら
れている。
44は前記給電端子9が接続するように前記傾斜板26に
設けられた電源端子であり、この電源端子44には置台25
Aに設けられたコードリール45が接続している。
次に前記構成につきその作用について説明する。
水を収容した主水タンク30を凹部31に挿入すると主水
タンク30の接合口32と係合受け口37が水密に接続され、
また突起40が弁棒39を押し上げることにより主水タンク
弁33が開き、このため水が水通路42を通って載置台止水
弁43迄送られる。
次にハンドル4を握ってベース2をローラ29に摺動さ
せながら後板部8を傾斜板27に当接させてアイロン本体
1を傾斜して載置台25にセットすると、吸水口18と送水
口41が水密に接続される。またセット直前よりセット直
後までの間ポンプ操作具16の先端17が傾斜板26に当接し
て後退し、このポンプ操作具16によって蛇腹体12は加圧
スプリング15に抗して伸長する。このため蛇腹体12内は
負圧となり、この結果ポンプ止水弁19および載置台止水
弁43が開くとともに、水が送水口41、吸水口18を通って
蛇腹体12内に送り込まれる。またアイロン本体1が載置
台25にセットされると電源端子44と給電端子9が接続さ
れて、ヒータ5に電力が供給されることによって、ベー
ス2の温度が上昇するとともにサーモスタット24により
設定された温度、例えば190℃にベース2は保たれる。
この後アイロンをかけるためにハンドル4を握ってア
イロン本体1を載置台25より持ち上げるとポンプ操作具
16は解除されて可動板13は加圧スプリング15により押圧
される。このため蛇腹体12内の水は加圧されて吐出口2
0、送水管22を通ってノズル21から気化室7に送り込ま
れ、そして気化室7に送り込まれた水はベース2の熱に
よって気化してスチームとなり、このスチームがスチー
ム噴出孔6により噴出してアイロンがけをすることがで
きる。このようにして1〜3分程度アイロンがけをした
後、再度アイロン本体1を載置台25にセットすることに
より主水タンク30側からポンプ装置10にアイロンがけ略
1回分相当の水が供給されるとともにベース2が加熱さ
れ、この後アイロン本体1を持ち上げることにより気化
室7へ水が送り込まれスチーム噴出孔6よりスチームを
噴出してアイロンがけを繰り返すことができる。
以上のように前記実施例においては、スチーム噴出孔
6に連通した気化室7およびヒータ5を設けたベース2
上にハンドル4を設けたアイロン本体1を、前記ヒータ
5の給電端子9に接続可能な電源端子44を有する載置台
25に着脱自在に設けたコードレス形のスチームアイロン
において、前記載置台25に送水口41を設けるとともにこ
の送水口41に主水タンク30を接続し前記アイロン本体1
を載置台25に着脱する作動に応動してポンプ操作具16に
より吸水または排水する蛇腹体12を有するポンプ装置10
を前記アイロン本体1に設け、前記ポンプ装置10には、
前記送水口41に接続可能な吸水口18を接続するとともに
前記気化室7に接続する吐出口20を接続したことによっ
て、アイロン本体1を載置台25にセットすることにより
蛇腹体12が伸長して主水タンク30からポンプ装置10へ水
を安定して供給でき、またアイロン本体1を載置台25よ
り持ち上げると蛇腹体12が縮んでポンプ装置10内の水を
安定して気化室7へ送り出せる。このためスチーム噴出
孔6から噴出するスチームの安定化を向上できる。
さらに前記ポンプ装置10は蛇腹体12を有する容積形で
あるため、すなわちポンプ装置10が補助水タンクの機能
を有するため主水タンク30側から吸い込んだ水を別途に
設けられる補助タンクなどに貯水するような必要はなく
アイロン本体1のコンパクト化を図ることができる。
しかもアイロン本体1の傾斜状態で載置台25にセット
されるものであるため、ポンプ操作具16はアイロン本体
1の自重により自動的に作動し取り扱いを簡単にでき
る。
尚、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
例えば容積形のポンプ装置としてはシリンダ内を摺動す
るピストンにポンプ操作具を接続したり、アイロン本体
を載置台にセットしたことを作動体であるポンプ作動ス
イッチにより検知して電動式の容積形ポンプ装置を作動
させてもよいなど種々の変形が可能である。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、載置台に送水口
を設けるとともにこの送水口に主水タンクを接続し、ア
イロン本体を載置台に着脱する作動に応動する作動体を
介して吸水または排水する容積形のポンプ装置を前記ア
イロン本体に設け、前記ポンプ装置には前記送水口に接
続可能な吸込口と、気化室に接続する吐出口を接続した
ことにより、前記主水タンクからポンプ装置への送水お
よびポンプ装置から気化室への送水を安定させスチーム
の噴射を安定でき、さらにポンプ装置を容積形としたこ
とによりアイロン本体をコンパクトにすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示した一部切欠き正面図で
ある。 1……アイロン本体 2……ベース 5……ヒータ 6……スチーム噴出孔 7……気化室 10……ポンプ装置 16……ポンプ操作具(作動体) 18……吸水口 20……吐出口 30……主水タンク 41……送水口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 椿 一春 新潟県加茂市大字後須田2570番地1 東 芝熱器具株式会社内 (72)発明者 坂井 博明 新潟県加茂市大字後須田2570番地1 東 芝熱器具株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−29498(JP,A) 特開 昭58−12700(JP,A) 特開 昭59−75093(JP,A) 特開 昭60−48799(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スチーム噴出孔に接続した気化室およびヒ
    ータを設けたベース上にハンドルを設けたアイロン本体
    と、このアイロン本体を載置する載置台と、この載置台
    に設けられた送水口に接続した主水タンクと、前記アイ
    ロン本体に設けられ前記載置台との着脱作動に応動する
    作動体と、前記アイロン本体に設けられ吐出口を前記気
    化室に接続するとともに吸水口を前記送水口に接続可能
    に設けかつ前記作動体に応動する容積形のポンプ装置と
    を具備したことを特徴とするスチームアイロン。
JP12992689A 1989-05-22 1989-05-22 スチームアイロン Expired - Fee Related JP2712557B2 (ja)

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