JPH0497798A

JPH0497798A - コードレスアイロン

Info

Publication number: JPH0497798A
Application number: JP21533290A
Authority: JP
Inventors: Masao Shimizu; 清水　政雄; Seiichi Nakada; 中田　清一; Kiyonobu Yoshida; 清信吉田
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1990-08-14
Filing date: 1990-08-14
Publication date: 1992-03-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は衣類等のしわ伸ばしを行うコードレスアイロン
に関するものである。

従来の技術従来、この種のコードレスアイロンは、第６図に示すよ
うな構造になっていた。

すなわち、ヒータ１を有するベース２、このへ−ス２に
構成された気化室３、この気化室３に連結したタンク４
、前記ベース２の温度を検知する温度検知手段５、前記
ヒータ１と接続された給電端子６を有するアイロン本体
７と、前記給電端子６と接続される電極８、前記ベース
２の温度を任意に設定する温度設定手段９、この温度設
定手段９の信号によりベース２温度を制御する温度制御
手段］０、前記アイロン本体７を載置する載置部１１を
有するスタンド１２から構成されていた。

発明か解決しようとする課題しかし、このような構造のものでは、アイロン本体７に
アイロンかけに必要な水量を確保したタンク４を構成し
ているため、アイロン本体７の重量か重くなるとともに
、形状も大きくなり、使用勝手か非常に悪いという問題
かあった。

つまり、アイロンかけ作業は、衣類をプレスしてしわ伸
ばしを行うためにアイロン本体７を手に持って動かす動
作と、アイロンを置いて衣類を整える動作が繰り返し行
われるものであり、上記のアイロン本体７を動かす動作
と、置く動作は頻繁に繰り返し行われるものである。ま
た、スチームによる一連のアイロンかけには少なくとも
０１１程度の水量が必要であり、この水量を貯えるタン
ク４はさらに大きな容積を必要としていた。

したかって、従来のようにアイロン本体７内に必要水量
を確保したタンク４を構成したものでは、アイロン本体
７を動かしたり、スタンド１２に置いたり、取り外した
りするたびに、作業者の腕や手首に大きな負担をかける
ため、非常に疲れ易いものとなっていた。

そこで、本発明はアイロン本体内のタンク容量を極力小
さく構成できるようにして、アイロン本体の小型化、軽
量化をはかり、作業者の腕や手首に負担のかからない使
い勝手のよいコードレスアイロンとしたうえで、さらに
、給電接続部の信頼性と安全性を高めることを目的とし
ている。

課題を解決するための手段そして、上記の目的を達成するために本発明は、スタン
ドに必要水量を確保した貯水タンク、この貯水タンク内
の水を送水する給水装置、電極、給水口を設け、アイロ
ン本体に前記電極と接続される給電端子、前記給水口と
接続される導水部、前記給水装置によって送られた水を
貯える小容量のタンクを設け、前記アイロン本体の導水
部を前記給電端子の近傍に配置したものである。

作用本発明のアイロン装置は、上記構成により、アイロンが
けを行う時に動かすアイロン本体の小型化−と軽量化か
はかれ、アイロン本体を動かしたりスタンドへ載置する
に際して、腕や手首に負担かかからす、アイロンか扱い
易くなり、作業か簡単に行えるようになるのである。そ
して、アイロン本体とスタンドの水路の接続部である給
水口と導水部か、電気の接続部である給電端子の近傍に
配置して構成したため、電気の接続と水路の接続か同一
方向に接続荷重をかけることかできるようになり、両方
の接続か同時に、かつ確実に行えるようになるのである
。

実施例以下、本発明の一実施例を添付図面にもとついて説明す
る。第１図〜第５図において、２０はアイロン本体で、
蓋体２１で覆われた気化室２２を形成シたベース２３、
このベース２３を加熱するヒータ２４、前記ベース２３
の温度を検知するサーミスタ等の温度検知手段２５、前
記気化室２２に導水路２６を介して連結したタンク２７
、このタンク２７に水を供給、するための導水部２８、
この導水部２８を開閉する弁装置２９、前記温度検知手
段２５の出力信号を処理し信号端子３０に出力する複数
の電子部品により構成された温度信号処理手段３１、前
記ヒータ２４に接続された給電端子３２を有している。

３３はスタンドで、アイロン本体２０の信号端子３０及
び給電端子３２と各々接続される複数の電極３４、前記
アイロン本体２０の導水部２８と接続される給水口３５
、水を貯える貯水タンク３６、この貯水タンク３６に貯
えられた水を前記給水口３５、導水部２８を介して前記
タンク２７に供給するためのポンプ等で構成された給水
装置３７、前記温度信号処理手段３１の出力信号を受け
て前記ヒータ２４への通電及び前記給水装置３７の駆動
を制御する複数の電子部品により構成された制御手段３
８、前記ベース２３を任意の温度に設定するための温度
設定手段３９、設定された温度の状態をＬＥＤ等で表示
する設定温度表示手段４０、前記アイロン本体２０を前
記ベース２３を下方にして傾斜載置する載置部４１を有
している。

ここで、前記した導水部２８および給水口３５について
詳述する。第２図に示したように、導水部２８は開口４
２を有した水路Ａ４３、この水路Ａ４３内を遊動自在に
配置したホール、へ４４、前記開口４２を前記ホール、
Ａ　４４によって閉塞するよう付勢するスプリングＡ　
４５によって構成されている。

また、給水口３５は前記水路Ａ４３との接続時にノール
結合をするためのバッキング４６、小口４７を有する水
路Ｂ４８、この水路Ｂ　４．　ｇ内を遊動自在に配置し
たホールＢ４９、前記小口４７を前記ホールＢ４８によ
って閉塞するよう付勢するスプリングＢ、５０、開閉軸
５１、この開閉軸５１を可動自在に保持する軸ガイド５
２によって構成されている。前記開閉軸５１の外径は、
前記水路Ｂ４８の小口４７の内径に対して細く、小口４
７内を遊動可能に構成されている。

この構成において、アイロン本体２０かスタンド３３よ
り取り外されているときは、前述のように、水路Ａ４３
の開口４２はホールＡ　４４によって塞がれている。ま
た同様に、水路Ｂ４８の小口４７もホールＢ４９によっ
て塞がれている。ここて、アイロン本体２０をスタンド
３３の載置部４１に載せると前記開閉軸５１か前記スプ
リングＡ４５、スプリングＢ５０の抗力に打ち勝って各
々ホールＡ４４、ホールＢ４９を開口４２、小口４７よ
り離し、その結果、水の通路か形成され、送水か可能に
なる。

また、第３図に示したように、アイロン本体２０の導水
部２８は前記給電端子３２の側方に構成され、同様に前
記導水部２８に対向する給水口３５は前記スタンド３３
の電極３４の側方に構成されている。

上記構成において、次にその動作を説明する。

スチームを噴出させてアイロンかけを行う場合、前記温
度設定手段３９を操作してスチームの噴出か可能な温度
に設定する。前記温度検知手段２５の出力に応して温度
信号処理手段３１かヒータ２４への通電を制御し、例え
ばベース２３の温度は約２００℃まで上昇する。さらに
、「スチーム」に設定されたことを前記制御手段３８か
検知して前記給水装置３７か駆動される。前述のように
アイロン本体２０かスタンド３３に載置されている場合
、弁装置２９、給水口３５の水路は開閉軸５１、ホール
Ａ４４、ホールＢ４９等の動作は開状態になっているた
め、貯水タンク３６内の水は給水装置３７、給水口３５
、導水部２８を通してアイロン本体２０内のタンク２７
に送られる。

ここて、アイロン本体２０を載置部４１から取り外すと
、信号端子３０、給電端子３２か電極３４と切り離され
るため、制御手段３８に温度信号か入力されなくなる。

このとき制御手段３８はアイロン本体２０か載置部４１
から外されたことを検知し前記給水装置３７の駆動を停
止する。またアイロンかけをおこなっているとき、タン
ク２７内の水は、導水路２６を通して気化室２２に送ら
れ、この気化室２２内で気化しスチームとしてへ一ス２
３底面より噴出する。

次に、アイロン本体２０を傾斜した載置部４１に載置す
ると、信号端子３０、給電端子３２か電極３４と接続さ
れ、さらに弁装置２９、給水装置３５も同様に接続され
るため、前述のように、ヒータ２４への通電、およびタ
ンク２７への給水が行なわれるのである。

上記のようにアイロン本体２０かスタンド３３の載置部
４１に載置され、導水部２８および給水口３５の通路内
に水か送られている状態てアイロン本体２０をスタット
３３より取り外すと、水路のシールを維持していたバッ
キング４６、水路Ａ４３の接合部分より水漏れか発生す
る可能性かあるか、上述のようにアイロン本体２０の導
水部２８は前記給電端子３２の側方に構成されているた
め、この漏れた水は給電端子２２や、電極３４にかかる
ことはない。したかって、接点部の酸化による導通不良
かなくなり、高い信頼性を維持できるものである。

また、高い電圧か印加される給電端子２２、電極３４に
水かかかることによって発生する漏電とそれにともなう
発熱、さらには発火等の恐れも防止でき、安全性か確保
できるようになる。

上述のように、スタンド３３に貯水タンク３６を設け、
この貯水タンク３６内の水をアイロン本体２０内のタン
ク２７に送水するように構成し、さらにアイロン本体と
スタンドとの水路の接続部である導水部を電気の接続部
である給電端子の側方に構成したことによって、アイロ
ン本体２０か小型化、軽量化でき、作業者の腕や手首に
かかる負担か軽減できるうえ、高い信頼性や安全性を確
保てきるものである。

上記実施例においては、アイロン本体２０の導水部２８
か前記給電端子２２の側方に構成さた例を示したが、導
水部２８は給電端子２２の下方に設けたものであっても
よい。要はアイロン本体とスタンドの水接続部から漏れ
た水か給電端子、電極等の電気接続部にかからない位置
に構成したものであればよい。

発明の効果以上のように本発明は、スタンドに容量の大きな貯水タ
ンクを設け、この貯水タンク内の水をアイロン本体内の
タンクにポンプ等の給水手段を用いて送水するように構
成したため、アイロン本体内のタンク容量か小さくても
よくなり、アイロン本体を小型化、軽量化できるため、
作業者のアイロンかけ時にかかる腕や手首への負担か軽
減でき、使い勝手のよいアイロンを実現することかでき
る。

また、アイロン本体の導水部を前記給電端子の近傍に配
置したことにより、電気の接続と水路の接続か同一方向
に接続荷重をかけることかできるため、両方の接続か同
時に、かつ確実に行えるとともに、アイロン本体のスタ
ンドへの載置か不的確になった場合に、その接続部から
水漏れか生しても、水が電気接続部にかかることはなく
、漏電および感電の危険性や、接触不良による動作不良
や接続部の発熱、発火等の危険も防止でき、高い信頼性
と安全性を確保することかできるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示したアイロン装置の要部
断面図、第２図は同導水部および給水口の詳細断面図、
第３図は同スタンドの上面図、第４図は同アイロン本体
の後面図、第５図は同機能ブロック図、第６図は従来の
アイロン装置を示す要部断面図である。２０・・・アイロン本体、２２・・・気化室、２３・・
・ベース、２４・・・ヒータ、２７・・・タンク、２８
・・・導水部、３３・・・スタンド、３５・・・給水口
、３６・・・貯水タンク、３７・・・給水装置、３８・
・・制御手段、４］・・・載置部。

Claims

【特許請求の範囲】

ヒータによって加熱されるベース、このベースに形成し
た気化室、この気化室に連結したタンク、このタンクに
接続した導水部、前記ヒータと接続された給電端子を有
するアイロン本体と、このアイロン本体を載置する載置
部、前記タンクに供給する水を貯える貯水タンク、この
貯水タンク内の水を前記アイロン本体のタンクに供給す
る給水装置、前記アイロン本体の導水部と接続される給
水口、前記給電端子と接続された電極を有するスタンド
を備え、前記アイロン本体に形成した導水部を前記給電
端子の近傍に設けたコードレスアイロン。