JPH07185198A - 自動給水式コードレススチームアイロン - Google Patents

自動給水式コードレススチームアイロン

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JPH07185198A
JPH07185198A JP33406393A JP33406393A JPH07185198A JP H07185198 A JPH07185198 A JP H07185198A JP 33406393 A JP33406393 A JP 33406393A JP 33406393 A JP33406393 A JP 33406393A JP H07185198 A JPH07185198 A JP H07185198A
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Kazunori Amano
和徳 天野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】サブタンク内の水の温度上昇を抑えてその水の
蒸発による固形状の異物の生成を防止することができる
自動給水式コードレスチームアイロンを提供する。 【構成】 アイロン本体1と載置台25とを備え、アイ
ロン本体には気化室7と、容量の小さなサブタンク6
と、このサブタンク6内から供給される水を気化させる
気化室7とが設けられ、載置台25にはサブタンク6よ
りも容量の大きなメインタンク31が設けられ、載置台
25に対すアイロン本体1の載置に応じて電磁ポンプ2
0によりメインタンク31内の水がサブタンク6内に補
給される自動給水式コードレススチームアイロンにおい
て、アイロン本体1のハンドル5に人の手が触れたとき
にそれを検知して検知信号を出力するタッチセンサ23
と、このタッチセンサ23が出力する検知信号に基づい
て電磁ポンプ20を駆動してメインタンク31内の水を
サブタンク6内に補給する制御部46とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、衣類などのプレス仕
上げに使用する自動給水式コードレススチームアイロン
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動給水式のコードレススチーム
アイロンが提供されている。この自動給水式のコードレ
ススチームアイロンは、アイロン本体を載置する載置台
に容量の大きな貯水用のメインタンクが、アイロン本体
に容量の小さな貯水用のサブタンクがそれぞれ設けられ
ている。さらに載置台には前記メインタンク内に連通す
る送水口が、アイロン本体には前記サブタンク内に連通
し、かつ前記送水口と接続可能な給水口がそれぞれ設け
られている。
【0003】そしてアイロン本体を載置台に載置する
と、アイロン本体の給水口が載置台の送水口に水密的に
接続し、これが載置センサにより検知される。このと
き、アイロン本体が「スチーム」に設定されていると、
載置センサによる検知に応じて自動的に給水手段が駆動
され、この給水手段により載置台のメインタンク内の水
が送水口および給水口を通してアイロン本体内のサブタ
ンク内に強制的に規定量(満水量)に達するまで供給さ
れる。
【0004】また、アイロン本体を載置台に載置した際
には、アイロン本体に設けられた給電端子が載置台に設
けられた電源端子に接触し、この接触でアイロン本体の
ベースに組み込まれたヒータが通電され、このヒータに
よりベースが加熱される。そしてアイロン本体を載置台
の上から取り出し、ベースの下面を布地に押し当ててア
イロン掛けの作業を行なうものである。
【0005】ここで、アイロン本体が「スチーム」に設
定されている場合には、サブタンク内の水がベースの気
化室内にノズル孔を通して適量ずつ流出し、この水がベ
ースの熱で気化してスチームとなり、このスチームがベ
ースの下面から順次噴出する。
【0006】このような自動給水式のコードレススチー
ムアイロンにおいては、アイロン本体を載置台に載置す
る都度、アイロン本体のサブタンク内に水を補給でき、
したがってサブタンクの容量としては一回のアイロン掛
けの作業分に相当する少量の水を収容することが可能な
程度の小さな容量でよく、これによりアイロン本体の全
体の構成がコンパクトとなり、取り扱いに便利となる利
点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、サブタンク
の容量が小さいと、アイロン本体が載置台の上に載置さ
れ、ヒータによりベースが加熱されているときに、その
熱でサブタンク内の水の温度が比較的高温度にまで上昇
し、この温度上昇でサブタンク内の水が蒸発し、水中の
不純物成分が凝縮して固形状の異物が生成され、この異
物が「スチーム」の設定使用時にサブタンクから気化室
に至る水の流通経路に流れ込んで例えばノズル孔の詰ま
りの原因となってしまうことがある。
【0008】アイロン本体が載置台に載置されていると
きには、ヒータが通電され、かつ気化室での水の気化が
停止しているから、ベースの温度はアイロン本体の使用
中よりも高くなり、このためサブタンク内の水温が上が
って固形状の異物が生成されやすい。
【0009】この発明はこのような点に着目してなされ
たもので、その目的とするところは、サブタンク内の水
の温度上昇を抑えてその水の蒸発による固形状の異物の
生成を防止することができる自動給水式コードレスチー
ムアイロンを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明はこのような目
的を達成するために、ハンドルを有するアイロン本体お
よびこのアイロン本体を載置するための載置台とを備
え、前記アイロン本体には、スチーム発生用の水を収容
する容量の小さなサブタンクと、このサブタンクから供
給される水を気化してスチームを発生させる気化室とが
設けられ、前記載置台には前記サブタンクよりも容量の
大きなメインタンクが設けられ、載置台に対するアイロ
ン本体の載置に応じて給水手段により前記メインタンク
内の水を前記サブタンク内に所定量補給する自動給水式
コードレススチームアイロンにおいて、前記アイロン本
体のハンドルに人の手が触れたときにそれを検知して検
知信号を出力するタッチセンサと、このタッチセンサが
出力する検知信号に基づいて前記給水手段を駆動してメ
インタンク内の水をサブタンク内に補給する制御手段と
を具備するようにしたものである。
【0011】
【作用】載置台の上にアイロン本体が載置されている状
態からそのアイロン本体のハンドルを手で握ってアイロ
ン本体を載置台から取り出そうとすると、その手がタッ
チセンサに接触し、これに応じてタッチセンサから制御
部に検知信号が送られ、この検知信号に基づいて制御部
の制御により給水手段が駆動され、この給水手段の動作
でメインタンク内の水がサブタンク内に補給される。
【0012】すなわち、アイロン本体が載置台から取り
出される直前にサブタンク内に水が補給されるものであ
り、このためその補給された水の温度上昇が抑えられて
ほとんど蒸発せず、その水中の不純物成分が凝縮するよ
うなことがない。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1には自動給水式コードレスチーム
アイロンの構造を示してあり、符号1がアイロン本体
で、このアイロン本体1はヒータ2を鋳込んだダイキャ
スト製のベース3を備え、このベース3の上面が遮熱カ
バー4で覆われ、この遮熱カバー4の上にハンドル5が
取り付けられ、このハンドル5の内部に容量の小さなサ
ブタンク6が設けられている。
【0014】ベース3の上面には気化室7が形成され、
この気化室7内と前記サブタンク6内とが給水路8を介
して連通し、前記給水路8の途中にノズル孔9が形成さ
れている。ノズル孔9にはニードル弁10が上下動可能
に設けられ、またハンドル5の先端側の上面にはスチー
ム・ドライ設定用の操作ボタン11が設けられ、この操
作ボタン11を操作して「ドライ」を設定すると、前記
ニードル弁10が下降してノズル孔9が閉止され、「ス
チーム」を設定すると、ニードル弁10が上昇してノズ
ル孔9が開放され、この開放に応じてサブタンク6内の
水がこのノズル孔9を通して適量ずつ気化室7内に流出
し、この水がヒータ2で加熱されたベース3の熱で気化
してスチームとなり、このスチームがベース3の下面の
噴出孔12から順次噴出するものである。
【0015】ハンドル5の後端面には給水管体15が設
けられ、この給水管体15の一端側の端面が給水口16
として開口し、この給水口16に対向して給水管体15
内にボール弁17が配設され、このボール弁17がスプ
リング18により給水口16を常閉するように弾性的に
付勢されている。
【0016】給水管体15と前記サブタンク6との間に
は、給水口16をサブタンク6内に連通させる給水パイ
プ19が設けられ、この給水パイプ19の途中に給水手
段として例えば電磁ポンプ20が設けられている。
【0017】なお、前記サブタンク6には、上端部に通
気孔21が形成されているとともに、このサブタンク6
内の満水を検知する満水センサ22が設けられている。
ハンドル5の上部には、アイロン本体1を使用するとき
にアイロン掛けの作業者が握る握り部5aが形成され、
この握り部5aの下面にタッチセンサ23が設けられて
いる。そしてアイロン掛けの作業者がハンドル5の握り
部5aを手で握ってタッチセンサ23に触れたときに、
このタッチセンサ23がオンして検知信号を出力するよ
うになっている。
【0018】25は、アイロン本体1を載置するための
載置台で、この載置台25の上面に載置部26およびタ
ンク収納部27が形成されている。載置部26とタンク
収納部27との間には起立壁28が形成され、また載置
部26の上面にはガイドローラ29,30が設けられ、
これらガイドローラ29,30の上にアイロン本体1の
ベース3を当ててアイロン本体1のハンドル5の握り部
5aをはなすと、アイロン本体1が前記起立壁28の配
置側に滑り動いてアイロン本体1の後端面が起立壁28
に衝合し、アイロン本体1が斜め上方を向く傾斜状態で
載置部26の上に保持されるようになっている。
【0019】前記タンク収納部27内には容量の大きな
メインタンク31が挿脱自在に収納されている。このメ
インタンク31の底部には常閉の排水弁32が設けら
れ、この排水弁32に対向してタンク収納部27の内底
部に常閉の受水弁33が設けられ、タンク収納部27内
に対するメインタンク31の収納に応じて前記排水弁3
2が前記受水弁33に接続し、この接続で排水弁32お
よび受水弁33がそれぞれ開放してメインタンク31内
の水が排水弁32を通して受水弁33内に流出するよう
になっている。
【0020】なお、34はメインタンク31の上面に形
成された注水口、35はこの注水口34に着脱可能に螺
着されたキャップ、36はメインタンク31の上面に設
けられた通気管である。
【0021】前記起立壁28の前面には送水管体40が
設けられ、この送水管体40の一端側の端面が送水口4
1として開口し、この送水口41に対向して送水管体4
0内に押しピン42が設けられている。そしてアイロン
本体1が載置台25の載置部26の上に載置され、アイ
ロン本体1の後端面が起立壁28の前面に衝合したとき
に、この動作に応じてアイロン本体1の給水口16が前
記送水口41に接続するとともに、前記押しピン42が
給水口16内に進入してボール弁17をスプリング18
の弾性力に抗して押し込み、これにより給水口16が開
放され、給水口16と送水口41とが互いに連通するよ
うになっている。そして送水管体40と前記受水弁33
との間に、送水口41を受水弁33内に連通させる送水
パイプ43が設けられている。
【0022】アイロン本体1には、このアイロン本体1
が載置台25の上に載置されて前記給水口16が前記送
水口41に接続したときに、これを検知する載置センサ
45が設けられている。またアイロン本体1のハンドル
5の内部には、マイクロコンピュータおよび充電電源部
を備える制御部46が設けられている。ハンドル5の上
面には表示部47が設けられ、表示部47に表示ランプ
48および報知音発生素子49が配設されている。
【0023】前記気化室7内の上部には弁ケース50が
設けられ、この弁ケース50の内部には図2に示すよう
にガイド路51が形成され、このガイド路51内にボー
ル弁52が収納されている。このガイド路51はアイロ
ン本体1の前後方向に沿って長く、かつ前記ボール弁5
2が自由に転動し得る一定の長さを有し、このガイド路
51の一端部に流入孔53が、後端部に流出孔54がそ
れぞれ形成され、前記流入孔53がノズル孔9に連通
し、前記流出孔54が気化室7の内底部に連通してい
る。
【0024】そして、図2(a)に示すように、アイロ
ン本体1が載置台25の上に載置されて水平に対してθ
の角度で傾斜しているときには、ガイド路51がアイロ
ン本体1の後端側に向って水平に対して下方側にθ/2
の角度で傾斜し、この傾斜によりガイド路51内のボー
ル弁52が流出孔54の配置側に転動し、このボール弁
52により流出孔54が閉止されるようになっている。
【0025】また、アイロン本体1が水平の姿勢にある
とき、つまりアイロン本体1の使用時には、図2(b)
に示すように、ガイド路51がアイロン本体1の先端側
に向って水平に対して下方側にθ/2の角度で傾斜し、
この傾斜によりガイド路51内のボール弁52が流出孔
54の反対側に転動して流出孔54が開放状態に保持さ
れるものである。
【0026】図3には電気回路の構成を示してあり、前
記制御部46の入力ポートには、操作ボタン11、満水
センサ22、タッチセンサ23および載置センサ45が
接続され、出力ポートには電磁ポンプ20の駆動回路2
0a、表示ランプ48および報知音発生素子49が接続
されている。
【0027】なお、載置台25の起立壁28には電源端
子(図示せず)が、アイロン本体1のハンドル5の後端
面には給電端子(図示せず)がそれぞれ設けられ、載置
台25の上にアイロン本体1を載置したときに、前記給
電端子が前記電源端子に接触し、この接触によりアイロ
ン本体1のヒータ2が電源と電気的に導通するものであ
る。
【0028】次に作用について述べる。アイロン本体1
を使用する際には、まずアイロン本体1を載置台25の
上に載置する。この載置に応じてアイロン本体1の給水
口16が載置台25の送水口41に接続して給水口16
と送水口41とが互いに連通し、さらにアイロン本体1
の給電端子が載置台25の電源端子に接触し、ヒータ2
が通電される。また載置台25の上にアイロン本体1が
載置されたときには、これが載置センサ45により検知
され、その検知信号が制御部46に送られる。
【0029】ヒータ2の通電によりベース3が加熱さ
れ、このベース3の温度が所定温度に達すると、これが
表示ランプ48を介して報知される。こののち、アイロ
ン掛けの作業者がハンドル5の握り部5aを手で握り持
ってアイロン本体1を載置台25の上から取り出すわけ
であるが、作業者がハンドル5の握り部5aを手で握っ
たときに、その手がタッチセンサ23に接触し、この接
触でタッチセンサ23がオンしてその検知信号が制御部
46に送られる。
【0030】ここでアイロン本体1が「スチーム」の設
定状態にあるときには、制御部46に入力したタッチセ
ンサ23による検知信号および前記載置センサ45によ
る検知信号に基づいて、制御部46の制御により電磁ポ
ンプ20が駆動回路20aを介して駆動され、この電磁
ポンプ20の動作でメインタンク31内の水が送水パイ
プ43および給水パイプ19を通してサブタンク6内に
圧送される。
【0031】そしてサブタンク6内の水量が規定の満水
量に達すると、これが満水センサ22により検知され、
この検知信号が制御部46に送られ、この検知信号に基
づいて制御部46の制御により電磁ポンプ20の駆動が
停止されるとともに、この停止が表示ランプ48の点灯
および報知音発生素子49の報知音により作業者に報知
される。なお、サブタンク6内への給水は、サブタンク
6内の容量が小さいからほぼ3秒程度で完了する。
【0032】サブタンク6内への給水が完了したのち
に、アイロン本体1を載置台25の上から取り出し、ベ
ース3の下面を布地に押し当ててアイロン掛けの作業を
行なう。載置台25の上からアイロン本体1を取り出し
たときには、給水口16の内側に配設されているボール
弁17がスプリング18の付勢力で給水口16の開口面
に嵌合し、これにより給水口16が密閉されて水の漏れ
が防止される。
【0033】アイロン本体1が載置台25の上に載置さ
れているときには、図2(a)に示すように、ガイド路
51の流出孔54がボール弁52により閉止されてお
り、このためサブタンク6内への水の補給時にその水の
一部がサブタンク6内から押し出されることがあって
も、その水が気化室7内に流出するようなことがなく、
したがってスチームが無用に発生して噴出孔12から噴
出するような不都合が防止される。
【0034】アイロン本体1を載置台25の上から取り
出してこのアイロン本体1をほぼ水平の状態に保持した
場合には、図2(b)に示すように、ガイド路51内の
ボール弁52が転動して流出孔54の配置部分から離脱
して流出孔54が開放され、したがってサブタンク6内
の水が給水路8、ノズル孔9、ガイド路51、流出孔5
4を通して気化室7内に順次流出する。そしてこの水が
ベース3の熱で気化してスチームとなり、このスチーム
が噴出孔12から順次噴出する。
【0035】アイロン本体1は、アイロン掛けの作業の
合間の休止時にその都度、載置台25の上に載置する。
そしてこの載置の都度、ヒータ2が通電され、またアイ
ロン本体1を載置台25の上から取り出す直前にサブタ
ンク6内に水が自動的に補給される。
【0036】ところで、この実施例においては、アイロ
ン本体1が載置台25の上に載置されているときには、
ガイド路51の流出孔54がボール弁52により閉止さ
れており、このためサブタンク6への給水時にその一部
が給水路8からノズル孔9を通してガイド路51内に流
出したとしても、この水が前記ボール弁52に阻まれて
気化室7内へ流出するようなことがなく、したがって無
用なスチームの発生が防止される。
【0037】ここで、図4に示すように、サブタンク6
を偏平状に形成し、このサブタンク6内の水位を低く抑
えてサブタンク6から気化室7への水の流出を防止する
ように構成することも考えられるが、しかしこのような
場合には、アイロン本体1を水平の姿勢に保持してアイ
ロン掛けの作業を行なう際に、サブタンク6内の水位が
低いため、サブタンク6内から気化室7内への水の流出
が不安定となる恐れがある。
【0038】これに対し、この実施例においては、ボー
ル弁52を介してサブタンク6から気化室7への水の流
出を防止するようにしたものであるから、サブタンク6
を縦長状に構成して内部の水位を高くし、アイロン本体
1が水平の姿勢のときに安定して円滑に気化室7内へ水
を流出させることができる。
【0039】なお、操作ボタン11の操作により「ドラ
イ」が設定されている場合においては、常に制御部46
の制御によりニードル弁10を介してノズル孔9が閉止
状態に保持され、スチームが噴出しない状態が保たれる
ものである。
【0040】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明において
は、アイロン本体が載置台から取り出される直前にサブ
タンク内に水が補給されるものである。アイロン本体の
ベースは、アイロン本体が載置台の上に載置され、ヒー
タが通電されているときに最もその温度が高く、アイロ
ン本体が載置台から取り出されのちに徐々にその温度が
低下するものであり、したがってアイロン本体が載置台
から取り出される直前にサブタンク内に水が補給される
場合には、その補給された水の温度上昇が抑えられてほ
とんど蒸発せず、このためその水中の不純物成分の凝縮
による異物の生成がなく、サブタンクから気化室に至る
水の流通経路での詰まりの原因を確実に排除することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る自動給水式コードレ
ススチームアイロンの断面図。
【図2】その自動給水式コードレススチームアイロンの
一部を拡大して示す断面図。
【図3】その自動給水式コードレススチームアイロンの
電気回路の構成を示すブロック図。
【図4】その実施例の効果を説明するためにその比較用
として例示した自動給水式コードレススチームアイロン
の断面図。
【符号の説明】
1…アイロン本体 5…ハンドル 6…サブタンク 7…気化室 20…電磁ポンプ(給水手段) 23…タッチセンサ 25…載置台 31…メインタンク 46…制御部(制御手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドルを有するアイロン本体およびこの
    アイロン本体を載置するための載置台とを備え、前記ア
    イロン本体には、スチーム発生用の水を収容する容量の
    小さなサブタンクと、このサブタンクから供給される水
    を気化してスチームを発生させる気化室とが設けられ、
    前記載置台には前記サブタンクよりも容量の大きなメイ
    ンタンクが設けられ、載置台に対するアイロン本体の載
    置に応じて給水手段により前記メインタンク内の水を前
    記サブタンク内に所定量補給する自動給水式コードレス
    スチームアイロンにおいて、 前記アイロン本体のハンドルに人の手が触れたときにそ
    れを検知して検知信号を出力するタッチセンサと、この
    タッチセンサが出力する検知信号に基づいて前記給水手
    段を駆動してメインタンク内の水をサブタンク内に補給
    する制御手段とを具備することを特徴とする自動給水式
    コードレススチームアイロン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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