JPH07185199A - 自動給水式コードレススチームアイロン - Google Patents

自動給水式コードレススチームアイロン

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Publication number
JPH07185199A
JPH07185199A JP33512193A JP33512193A JPH07185199A JP H07185199 A JPH07185199 A JP H07185199A JP 33512193 A JP33512193 A JP 33512193A JP 33512193 A JP33512193 A JP 33512193A JP H07185199 A JPH07185199 A JP H07185199A
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JP
Japan
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water
iron
tank
sub
water supply
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Pending
Application number
JP33512193A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Amano
和徳 天野
Norio Wada
憲夫 和田
Masatsugu Iwao
雅嗣 巌
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Toshiba Home Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Home Technology Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Home Technology Corp filed Critical Toshiba Home Technology Corp
Priority to JP33512193A priority Critical patent/JPH07185199A/ja
Publication of JPH07185199A publication Critical patent/JPH07185199A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アイロン本体が載置台に載置されているとき
には、気化室への水の流入を確実に防止してスチームの
無用な噴出を避けることができる自動給水式コードレス
スチームアイロンを提供する。 【構成】 アイロン本体1と載置台25とを備え、アイ
ロン本体には気化室7と、容量の小さなサブタンク6
と、このサブタンク6内の水を気化室7内へ導く導水通
路8とが設けられ、載置台25にはサブタンク6よりも
容量の大きなメインタンク31が設けられ、載置台25
に対すアイロン本体1の載置に応じて電磁ポンプ20に
よりメインタンク31内の水がサブタンク6内に補給さ
れる自動給水式コードレススチームアイロンにおいて、
導水通路8を開閉する電磁弁13と、アイロン本体1の
ハンドル5に人の手が触れたときにそれを検知して検知
信号を出力するタッチセンサ23と、このタッチセンサ
23が出力する検知信号に基づいて電磁弁13を制御し
て導水通路8を閉止させる制御部46とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、衣類などのプレス仕
上げに使用する自動給水式コードレススチームアイロン
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動給水式のコードレススチーム
アイロンが提供されている。この自動給水式のコードレ
ススチームアイロンは、アイロン本体を載置する載置台
に容量の大きな貯水用のメインタンクが、アイロン本体
に容量の小さな貯水用のサブタンクがそれぞれ設けられ
ている。さらに載置台には前記メインタンク内に連通す
る送水口が、アイロン本体には前記サブタンク内に連通
し、かつ前記送水口と接続可能な給水口がそれぞれ設け
られている。
【0003】そしてアイロン本体を載置台に載置する
と、アイロン本体の給水口が載置台の送水口に水密的に
接続し、これが載置センサにより検知される。このと
き、アイロン本体が「スチーム」に設定されていると、
載置センサによる検知に応じて自動的に給水手段が駆動
され、この給水手段により載置台のメインタンク内の水
が送水口および給水口を通してアイロン本体内のサブタ
ンク内に強制的に規定量(満水量)に達するまで供給さ
れる。
【0004】また、アイロン本体を載置台に載置した際
には、アイロン本体に設けられた給電端子が載置台に設
けられた電源端子に接触し、この接触でアイロン本体の
ベースに組み込まれたヒータが通電され、このヒータに
よりベースが加熱される。そしてアイロン本体を載置台
の上から取り出し、ベースの下面を布地に押し当ててア
イロン掛けの作業を行なうものである。
【0005】ここで、アイロン本体が「スチーム」に設
定されている場合には、サブタンク内の水がベースの気
化室内に流出し、この水がベースの熱で気化してスチー
ムとなり、このスチームがベースの下面から順次噴出す
る。
【0006】このような自動給水式のコードレススチー
ムアイロンにおいては、アイロン本体を載置台に載置す
る都度、アイロン本体内のサブタンク内に水を補給で
き、したがってサブタンクの容量としては一回のアイロ
ン掛けの作業分に相当する少量の水を収容することが可
能な小さな容量でよく、これによりアイロン本体の全体
の構成がコンパクトとなり、取り扱いに便利となる利点
がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、アイロン本
体を載置台に載置したときに、アイロン本体が「スチー
ム」の設定状態にあると、その載置に応じて給水手段が
駆動され、この給水手段によりメインタンク内の水がサ
ブタンク内に強制的に供給され、この供給時の動作でサ
ブタンクと気化室との間の導水通路内に残っていた水
や、その給水中の水の一部が気化室内に押し出され、こ
の水が気化してスチームとして噴出してしまうことがあ
る。
【0008】このように、アイロン本体が載置台に載置
されているときにスチームが噴出すると、載置台が濡れ
たりスチームによる不測の危険を招く恐れがあり、また
サブタンク内の水が無駄に消費されてしまう。
【0009】この発明はこのような点に着目してなされ
たもので、その目的とするところは、アイロン本体が載
置台に載置されているときには、気化室への水の流入を
確実に防止してスチームの無用な噴出を避けることがで
きる自動給水式コードレスチームアイロンを提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明はこのような目
的を達成するために、第1の手段として、ハンドルを有
するアイロン本体およびこのアイロン本体を載置するた
めの載置台とを備え、前記アイロン本体には、水を気化
してスチームを発生させる気化室と、スチーム発生用の
水を収容する容量の小さなサブタンクと、このサブタン
ク内の水を前記気化室内へ導く導水通路とが設けられ、
前記載置台には前記サブタンクよりも容量の大きなメイ
ンタンクが設けられ、載置台に対するアイロン本体の載
置に応じて給水手段により前記メインタンク内の水が前
記サブタンク内に補給される自動給水式コードレススチ
ームアイロンにおいて、前記導水通路を開閉する開閉手
段と、前記アイロン本体のハンドルに人の手が触れたと
きにそれを検知して検知信号を出力するタッチセンサ
と、このタッチセンサが出力する検知信号に基づいて前
記開閉手段を制御して前記導水通路を閉止させる制御手
段とを設け、また第2の手段として前記導水通路を開閉
する開閉手段と、前記アイロン本体が載置台に載置され
たときにそれを検知して検知信号を出力する載置センサ
と、この載置センサが出力する検知信号に基づいて前記
開閉手段を制御して前記導水通路を閉止させる制御手段
とを設けるようにしたものである。
【0011】
【作用】第1の手段においては、ハンドルを握ってアイ
ロン本体を載置台の上に載置してハンドルから手をはな
すと、これがタッチセンサにより検知され、この検知信
号に基づいて制御手段により開閉手段を介して導水通路
が閉止され、この状態が保持される。そして載置台から
アイロン本体を取り出すためにハンドルを握ると、これ
がタッチセンサにより検知され、この検知信号に基づい
て開閉手段による導水通路の閉止が解除される。
【0012】第2の手段においては、アイロン本体を載
置台の上に載置すると、これが載置センサにより検知さ
れ、この検知信号に基づいて制御手段により開閉手段を
介して導水通路が閉止され、この状態が保持される。そ
して載置台からアイロン本体を取り出すと、これが載置
センサにより検知され、この検知信号に基づいて開閉手
段による導水通路の閉止が解除される。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
して説明する。図1および図2には、この発明の第1の
実施例を示してあり、図1において符号1はアイロン本
体で、このアイロン本体1はヒータ2を鋳込んだダイキ
ャスト製のベース3を備え、このベース3の上面が遮熱
カバー4で覆われ、この遮熱カバー4の上にハンドル5
が取り付けられ、このハンドル5の内部に容量の小さな
サブタンク6が設けられている。
【0014】ベース3の上面には気化室7が形成され、
また前記サブタンク6の側面下部からは導水通路8が導
出し、この導水通路8は気化室7の上面に配置したノズ
ル孔9を含む一連の通路により構成され、この導水通路
8を介してサブタンク6内が気化室7内に連通してい
る。
【0015】ノズル孔9にはニードル弁10が上下動可
能に設けられ、またハンドル5の先端側の上面にはスチ
ーム・ドライ設定用の操作ボタン11が設けられ、この
操作ボタン11を操作して「ドライ」を設定すると、前
記ニードル弁10が下降してノズル孔9が閉止され、
「スチーム」を設定すると、ニードル弁10が上昇して
ノズル孔9が開放され、この開放に応じてサブタンク6
内の水がこのノズル孔9を通して適量ずつ気化室7内に
流出し、この水がヒータ2で加熱されたベース3の熱で
気化してスチームとなり、このスチームが噴出孔12を
通してベース3の下面から順次噴出するものである。
【0016】導水通路8の途中には、この導水通路8を
開閉する開閉手段として例えば電磁弁13が設けられ、
この電磁弁13の動作で導水通路8が開閉されるように
なっている。
【0017】ハンドル5の後端面には給水管体15が設
けられ、この給水管体15の一端側の端面が給水口16
として開口し、この給水口16に対向して給水管体15
内にボール弁17が配設され、このボール弁17がスプ
リング18により給水口16を常閉するように弾性的に
付勢されている。
【0018】給水管体15と前記サブタンク6との間に
は、給水口16をサブタンク6内に連通させる給水パイ
プ19が設けられ、この給水パイプ19の途中に給水手
段として例えば電磁ポンプ20が設けられている。
【0019】なお、前記サブタンク6には、上端部に通
気孔21が形成されているとともに、このサブタンク6
内の満水を検知する満水センサ22が設けられている。
ハンドル5の上部には、アイロン本体1を使用するとき
にアイロン掛けの作業者が握る握り部5aが形成され、
この握り部5aの下面にタッチセンサ23が設けられて
いる。そしてアイロン掛けの作業者がハンドル5の握り
部5aを手で握ってタッチセンサ23に触れたときに、
このタッチセンサ23がオンして検知信号を出力するよ
うになっている。
【0020】25は、アイロン本体1を載置するため載
置台で、この載置台25の上面に載置部26およびタン
ク収納部27が形成されている。載置部26とタンク収
納部27との間には起立壁28が形成され、また載置部
26の上面にはガイドローラ29,30が設けられ、こ
れらガイドローラ29,30の上にアイロン本体1のベ
ース3を当ててアイロン本体1のハンドル5の握り部5
aから手をはなすと、アイロン本体1が前記起立壁28
の配置側に滑り動いてアイロン本体1の後端面が起立壁
28に衝合し、アイロン本体1が斜め上方を向く傾斜状
態で載置部26の上に保持されるようになっている。
【0021】前記タンク収納部27内には容量の大きな
メインタンク31が挿脱自在に収納されている。このメ
インタンク31の底部には常閉の排水弁32が設けら
れ、この排水弁32に対向してタンク収納部27の内底
部に常閉の受水弁33が設けられ、タンク収納部27内
に対するメインタンク31の収納に応じて前記排水弁3
2が前記受水弁33に接続し、この接続で排水弁32お
よび受水弁33がそれぞれ開放してメインタンク31内
の水が排水弁32を通して受水弁33内に流出するよう
になっている。
【0022】なお、34はメインタンク31の上面に形
成された注水口、35はこの注水口34に着脱可能に螺
着されたキャップ、36はメインタンク31の上面に設
けられた通気管である。
【0023】前記起立壁28の前面には送水管体40が
設けられ、この送水管体40の一端側の端面が送水口4
1として開口し、この送水口41に対向して送水管体4
0内に押しピン42が設けられている。そしてアイロン
本体1が載置台25の載置部26の上に載置され、アイ
ロン本体1の後端面が起立壁28の前面に衝合したとき
に、この動作に応じてアイロン本体1の給水口16が前
記送水口41に接続するとともに、前記押しピン42が
給水口16内に進入してボール弁17をスプリング1坑
械娃沓僑沓械癸て押し込み、これにより給水口16が開
放され、給水口16と送水口41とが互いに連通するよ
うになっている。そして送水管体40と前記受水弁33
との間に、送水口41を受水弁33内に連通させる送水
パイプ43が設けられている。
【0024】アイロン本体1には、このアイロン本体1
が載置台25の上に載置されて前記給水口16が前記送
水口41に接続したときに、これを検知する載置センサ
45が設けられている。またアイロン本体1のハンドル
5の内部には、マイクロコンピュータおよび充電電源部
を備える制御部46が設けられている。
【0025】図2には電気回路の構成を示し、前記制御
部46の入力ポートには、操作ボタン11、満水センサ
22、タッチセンサ23および載置センサ45が接続さ
れ、出力ポートには電磁弁13の駆動回路13aおよび
電磁ポンプ20の駆動回路20aが接続されている。
【0026】なお、載置台25の起立壁28には電源端
子(図示せず)が、アイロン本体1のハンドル5の後端
面には給電端子(図示せず)がそれぞれ設けられ、載置
台25の上にアイロン本体1を載置したときに、前記給
電端子が前記電源端子に接触し、この接触によりアイロ
ン本体1のヒータ2が電源と電気的に導通するものであ
る。
【0027】次に作用について述べる。アイロン本体1
を使用する際には、まずアイロン本体1を載置台25の
上に載置する。この作業は、作業者がハンドル5の握り
部5aを手で握り持って行なうわけであるが、このとき
には作業者の手がタッチセンサ23に接触してこのタッ
チセンサ23がオフ状態にあり、電磁弁13が開放状態
に保持されている。
【0028】そしてアイロン本体1を載置台25の上に
載置してハンドル5の握り部5aから手をはなすと、こ
れがタッチセンサ23により検知され、つまりタッチセ
ンサ23がオンし、その検知信号が制御部46に送ら
れ、この検知信号に基づいて制御部46の制御により電
磁弁13が駆動回路13aを介して駆動され、電磁弁1
3が閉止状態に保持される。
【0029】また、載置台25に対するアイロン本体1
の載置に応じてアイロン本体1の給水口16が載置台2
5の送水口41に接続して給水口16と送水口41とが
互いに連通し、さらにアイロン本体1の給電端子が載置
台25の電源端子に接触し、ヒータ2が通電される。
【0030】載置台25の上にアイロン本体1が載置さ
れて給水口16が送水口41に接続したときには、これ
が載置センサ45により検知され、この検知信号が制御
部46に送られ、この検知信号に基づいて制御部46の
制御により電磁ポンプ20が駆動回路20aを介して駆
動され、この電磁ポンプ20の動作でメインタンク31
内の水が送水パイプ43および給水パイプ19を通して
サブタンク6内に圧送される。
【0031】このとき、サブタンク6と気化室7とを結
ぶ導水通路8が電磁弁13により閉止されており、した
がってアイロン本体1が「スチーム」に設定されてノズ
ル孔9が開放状態に保持されていても、導水通路8内に
残っている水やサブタンク6内の水が気化室7内に押し
出されるようなことがなく、このためベース3の下面の
噴出孔12からスチームが噴出するようなことがない。
【0032】メインタンク31からサブタンク6内に水
が供給されてサブタンク6内の水量が規定の満水量に達
すると、これが満水センサ22により検知され、この検
知信号が制御部46に送られ、この検知信号に基づいて
制御部46の制御により電磁ポンプ20の駆動が停止さ
れる。
【0033】このようにしてサブタンク6内に水が自動
的に給水されるが、この給水の間に、ヒータ2によりベ
ース3が加熱されて設定温度に達する。したがって、こ
ののちハンドル5の握り部5aを握り持ってアイロン本
体1を載置台25の上から取り出してアイロン掛けの作
業を行なうわけであるが、ハンドル5の握り部5aを握
り持ったときには、作業者の手がタッチセンサ23に接
触し、この接触でタッチセンサ23がオフし、その信号
に基づいて制御部46の制御により電磁弁13が開放操
作され、導水通路8の閉止が解除され、サブタンク6内
と気化室7内とが連通する。
【0034】したがってアイロン本体が「スチーム」に
設定されている場合には、サブタンク6内の水がノズル
孔9を通して気化室7内に適量ずつ供給され、この水が
ベース3の熱で気化してスチームとなり、このスチーム
がベース3の下面の噴出孔12から順次噴出する。
【0035】アイロン本体1は、アイロン掛けの作業の
合間の休止時にその都度、載置台25の上に載置するも
ので、その載置の都度、サブタンク6内に水が補給さ
れ、したがってサブタンク6内には常に充分な量の水が
貯留される。
【0036】なお、載置台25の上からアイロン本体1
を取り出したときには、給水口16の内側に配設されて
いるボール弁17がスプリング18の付勢力で給水口1
6の開口面に嵌合し、これにより給水口16が密閉され
て水の漏れが防止される。
【0037】なお、この第1の実施例においては、導水
通路8の途中に電磁弁13を設け、この電磁弁13で導
水通路8を開閉する開閉手段を構成したが、導水通路8
の一部を構成するノズル孔9に設けられたニードル弁1
0を開閉手段として利用することも可能である。
【0038】次にこの発明の第2の実施例について図3
および図4を参照して説明する。この第2の実施例にお
いては、導水通路8を開閉する開閉手段としてニードル
弁10が利用されている。
【0039】アイロン本体1内には前記ニードル弁10
を駆動するソレノイド50が設けられ、またニードル弁
10はスプリング51により上方に弾性的に付勢されて
ている。そしてニードル弁10の上端部とソレノイド5
0のプランジャー52との間に連動レバー53が設けら
れ、この連動レバー53はL状に屈曲しており、その中
間部がピン54を介して回動自在に支持され、この連動
レバー53の一端側の端部がソレノイド50のプランジ
ャー52に連結され、他端側の端部がニードル弁10の
上端面に当接している。
【0040】ソレノイド50が駆動され、プランジャー
52が突出したときには、連動レバー53が時計方向に
回動し、この回動動作でニードル弁10がスプリング5
1に抗して下方に押し下げられ、このニードル弁10の
下端部がノズル孔9内に進入してノズル孔9が閉止され
るようになっている。
【0041】図3には電気回路の構成を示してあり、マ
イクロコンピュータを備える制御部46の入力ポートに
操作ボタン11、満水センサ22および載置センサ45
が接続され、出力ポートに電磁ポンプ20の駆動回路2
0aおよびソレノイド50の駆動回路50aが接続され
ている。
【0042】この第2の実施例の場合においては、「ス
チーム」が設定されてノズル孔9が開放している状態の
もとで、載置台25の上にアイロン本体1を載置する
と、給水口16と送水口41とが接続し、これが載置セ
ンサ45により検知され、この検知信号に基づいて制御
部46の制御によりソレノイド50および電磁ポンプ2
0がそれぞれ駆動される。ソレノイド50の駆動により
ニードル弁10を介してノズル孔9つまり導水通路8が
閉止され、また電磁ポンプ20の駆動によりメインタン
ク31内の水が送水パイプ43および給水パイプ19を
通してサブタンク6内に圧送される。
【0043】このように、サブタンク6内に水が圧送さ
れる際には、サブタンク6と気化室7との間のノズル孔
9がニードル弁10により閉止されており、したがって
導水通路8内に残っている水やサブタンク6内の水が気
化室7内に押し出されるようなことがなく、このためベ
ース3の下面の噴出孔12からスチームが噴出するよう
なことがない。
【0044】メインタンク31からサブタンク6内に水
が供給されてサブタンク6内の水量が規定の満水量に達
すると、これが満水センサ22により検知され、この検
知信号が制御部46に送られ、この検知信号に基づいて
制御部46の制御により電磁ポンプ20の駆動が停止さ
れる。
【0045】アイロン掛けの作業のためにアイロン本体
1を載置台25の上から取り出すと、載置センサ45が
オフし、この信号に基づいて制御部46の制御によりソ
レノイド50の駆動が解除され、この解除でニードル弁
10がスプリング51の付勢力で上昇してノズル孔9が
開放され、このノズル孔9の開放でサブタンク6内と気
化室7内とが連通する。そしてサブタンク6内の水がノ
ズル孔9を通して気化室7内に適量ずつ供給され、この
水がベース3の熱で気化してスチームとなり、このスチ
ームがベース3の下面の噴出孔12から順次噴出する。
【0046】一方、操作ボタン11の操作により「ドラ
イ」が設定されている場合には、常に制御部46の制御
によりニードル弁10を介してノズル孔9が閉止状態に
保持され、スチームが噴出しない状態が保たれる。
【0047】ところで、図5に示すように、サブタンク
6を偏平状に形成し、このサブタンク6内の水位を低く
抑えてサブタンク6から気化室7への水の流出を防止す
るように構成することも考えられるが、しかしこのよう
な場合には、アイロン本体1を水平の姿勢に保持してア
イロン掛けの作業を行なう際に、サブタンク6内の水位
が低いため、サブタンク6内から気化室7内への水の流
出が不安定となる恐れがある。
【0048】これに対し、この発明においては、サブタ
ンク6と気化室7とを連通させる導水通路8をアイロン
本体1の載置時に開閉手段により閉止してサブタンク6
から気化室7への水の流出を防止するようにしたもので
あるから、サブタンク6を縦長状に構成して内部の水位
を高くし、アイロン本体1が水平の姿勢のときに安定し
て円滑に気化室7内へ水を流出させることができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
アイロン本体が載置台に載置されているときには、導水
通路を開閉手段により閉止して気化室への水の流入を確
実に防止してスチームの無用な噴出を避けることがで
き、したがって載置台が濡れたりスチームによる不測の
危険を招く恐れもなく、またサブタンク内の水が無駄に
消費されてしまうようなこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例に係る自動給水式コー
ドレススチームアイロンの断面図。
【図2】その自動給水式コードレススチームアイロンの
電気回路の構成を示すブロック図。
【図3】この発明の第2の実施例に係る自動給水式コー
ドレススチームアイロンの断面図。
【図4】その自動給水式コードレススチームアイロンの
電気回路の構成を示すブロック図。
【図5】この発明の効果を説明するためにその比較用と
して例示した自動給水式コードレススチームアイロンの
断面図。
【符号の説明】
1…アイロン本体 5…ハンドル 6…サブタンク 7…気化室 8…導水通路 13…電磁弁(開閉手段) 20…電磁ポンプ(給水手段) 23…タッチセンサ 25…載置台 31…メインタンク 45…載置センサ 46…制御部(制御手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドルを有するアイロン本体およびこの
    アイロン本体を載置するための載置台とを備え、前記ア
    イロン本体には、水を気化してスチームを発生させる気
    化室と、スチーム発生用の水を収容する容量の小さなサ
    ブタンクと、このサブタンク内の水を前記気化室内へ導
    く導水通路とが設けられ、前記載置台には前記サブタン
    クよりも容量の大きなメインタンクが設けられ、載置台
    に対するアイロン本体の載置に応じて給水手段により前
    記メインタンク内の水が前記サブタンク内に補給される
    自動給水式コードレススチームアイロンにおいて、 前記導水通路を開閉する開閉手段と、前記アイロン本体
    のハンドルに人の手が触れたときにそれを検知して検知
    信号を出力するタッチセンサと、このタッチセンサが出
    力する検知信号に基づいて前記開閉手段を制御して前記
    導水通路を閉止させる制御手段とを具備することを特徴
    とする自動給水式コードレススチームアイロン。
  2. 【請求項2】アイロン本体およびこのアイロン本体を載
    置するための載置台とを備え、前記アイロン本体には、
    水を気化してスチームを発生させる気化室と、スチーム
    発生用の水を収容する容量の小さなサブタンクと、この
    サブタンク内の水を前記気化室内へ導く導水通路とが設
    けられ、前記載置台には、前記サブタンクよりも容量の
    大きなメインタンクが設けられ、載置台に対するアイロ
    ン本体の載置に応じて給水手段により前記メインタンク
    内の水が前記サブタンク内に補給される自動給水式コー
    ドレススチームアイロンにおいて、 前記導水通路を開閉する開閉手段と、前記アイロン本体
    が載置台に載置されたときにそれを検知して検知信号を
    出力する載置センサと、この載置センサが出力する検知
    信号に基づいて前記開閉手段を制御して前記導水通路を
    閉止させる制御手段とを具備することを特徴とする自動
    給水式コードレススチームアイロン。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005014917A1 (en) * 2003-08-12 2005-02-17 Laurastar S.A. Ironing system with sensor
WO2010130222A1 (zh) * 2009-05-14 2010-11-18 漳州灿坤实业有限公司 一种智能式电熨斗
JP2012524573A (ja) * 2009-04-22 2012-10-18 エクセン マキネ サナイ ヴェ ティジャレット アーエス 外部水溜めを備えたアイロン

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