JP2605436B2 - スチームアイロン - Google Patents
スチームアイロンInfo
- Publication number
- JP2605436B2 JP2605436B2 JP1335603A JP33560389A JP2605436B2 JP 2605436 B2 JP2605436 B2 JP 2605436B2 JP 1335603 A JP1335603 A JP 1335603A JP 33560389 A JP33560389 A JP 33560389A JP 2605436 B2 JP2605436 B2 JP 2605436B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- iron
- stand
- steam
- vaporization chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Irons (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は衣類等のしわ伸ばしを行うスチームアイロン
に関するものである。
に関するものである。
従来の技術 従来、この種のアイロン装置は、例えば特開昭60−56
000号公報などに示されているような構成を採ってお
り、具体的には第3図のような構造になっていた。
000号公報などに示されているような構成を採ってお
り、具体的には第3図のような構造になっていた。
すなわち、ベース1を加熱するヒータ回路に接続され
た給電端子2を有するアイロン本体3と、前記給電端子
2と接続する電源端子4を有し、前記アイロン本体3を
載置するスタンド5を備え、上記アイロン本体3はスタ
ンド5上にベース1を略下向きにして、前上りに傾斜す
るように載置している。
た給電端子2を有するアイロン本体3と、前記給電端子
2と接続する電源端子4を有し、前記アイロン本体3を
載置するスタンド5を備え、上記アイロン本体3はスタ
ンド5上にベース1を略下向きにして、前上りに傾斜す
るように載置している。
発明が解決しようとする課題 しかし、このような構造のものでスチームアイロンを
構成する場合、アイロン本体3をスタンド5に載置した
際にスチームが止まらず、そのスチームが前記スタンド
5上に噴出、露結してしまい使用勝手が悪いとともに、
場合によっては上記スタンド5の電源端子4に水滴が露
結して絶縁不良が生じるなど安全性の面でも問題があっ
た。
構成する場合、アイロン本体3をスタンド5に載置した
際にスチームが止まらず、そのスチームが前記スタンド
5上に噴出、露結してしまい使用勝手が悪いとともに、
場合によっては上記スタンド5の電源端子4に水滴が露
結して絶縁不良が生じるなど安全性の面でも問題があっ
た。
一般にスチームアイロンは、気化室を有するベースの
上方に、この気化室に水を供給するタンク、およびこの
タンク内の気化室への供給と停止を行う閉塞装置を備え
ている。
上方に、この気化室に水を供給するタンク、およびこの
タンク内の気化室への供給と停止を行う閉塞装置を備え
ている。
そして、通常スチームアイロンとして使用する場合、
手動により前記開閉装置を操作して「スチーム」と「ド
ライ」の切り替えを行うが、アイロンをスタンドに載置
する場合に、開閉装置を閉じる操作をしないのが実情で
ある。
手動により前記開閉装置を操作して「スチーム」と「ド
ライ」の切り替えを行うが、アイロンをスタンドに載置
する場合に、開閉装置を閉じる操作をしないのが実情で
ある。
したがって、前記のようにアイロンをスタンドに載置
した場合にスチームが噴出し続けるという問題があっ
た。
した場合にスチームが噴出し続けるという問題があっ
た。
そこで本発明は、「スチーム」として使用しているア
イロン本体をスタンドに載置するたびに、開閉装置を手
動により操作しなくても直ちにスチームが止まる使い勝
手のよい、しかも安全性の高いスチームアイロンを得る
ことを目的としている。
イロン本体をスタンドに載置するたびに、開閉装置を手
動により操作しなくても直ちにスチームが止まる使い勝
手のよい、しかも安全性の高いスチームアイロンを得る
ことを目的としている。
課題を解決するための手段 そして、上記目的を達成するために本発明は、ヒータ
により加熱されるベースと、このベースに形成した気化
室と、この気化室の上方に配置したタンクと、このタン
ク内の水を前記気化室へ供給する導水路を有するアイロ
ン本体と、アイロン本体の裁置面を傾斜させたスタンド
を備え、前記導水路に弁体を設け、前記アイロン本体の
スタンドへの載置時に前記弁体が前記導水路を閉成する
構成としたものである。
により加熱されるベースと、このベースに形成した気化
室と、この気化室の上方に配置したタンクと、このタン
ク内の水を前記気化室へ供給する導水路を有するアイロ
ン本体と、アイロン本体の裁置面を傾斜させたスタンド
を備え、前記導水路に弁体を設け、前記アイロン本体の
スタンドへの載置時に前記弁体が前記導水路を閉成する
構成としたものである。
作用 本発明のスチームアイロンは、上記構成により、「ス
チーム」として使用しているアイロン本体をスタンドに
載置した場合、この載置動作と連動して弁体が移動して
導水路の通路を閉じ、気化室への給水を停止する。した
がって、アイロン本体をスタンドに載置するたびに、開
閉装置を手動で操作する必要がなくなるのである。
チーム」として使用しているアイロン本体をスタンドに
載置した場合、この載置動作と連動して弁体が移動して
導水路の通路を閉じ、気化室への給水を停止する。した
がって、アイロン本体をスタンドに載置するたびに、開
閉装置を手動で操作する必要がなくなるのである。
また、スタンドからアイロン本体を外した場合も、弁
体が移動して導水路の通路を開き、気化室への給水が可
能な状態となるのである。
体が移動して導水路の通路を開き、気化室への給水が可
能な状態となるのである。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。第1〜2図において、11はヒータ12によって加熱
されるベースで、蓋体13で覆われた気化室14を形成して
いる。15はベース11の上面側を覆うカバー、16はベース
11の上面側に配置した導水路で、複数の部材を熱或は超
音波溶着等で結合して構成しており、弁室17を有し、こ
の弁室17内に球状の弁体18を設けている。この導水路16
の入口は上面に開口し、着脱自在なタンク19の底部に開
口した給水口20と対向してパッキング21によりシール結
合している。22はタンク19の底部に設けた給水口20の常
閉弁で、タンク19を装着したとき、導水路16に設けた押
し上げ部23によって常閉弁22を上方へ動作させ、給水口
20を開成してタンク19内の水を導水路16に流入させる。
また、導水路16の出口側にはノズル部24を設けている。
このように、タンク19内の水は導水路16を介して気化室
14に供給される。26は導水路16の入口と出口の間に位置
したポンプ装置27のシリンダで、導水路16に連設してい
る。28はポンプ装置27を操作するスチーム釦で、「スチ
ーム」と「ドライ」の切替えとともに、前記ポンプ装置
27を上下に摺動させることができるようになっている。
29はポンプ装置27を上方に付勢するスプリング、30は上
記ポンプ装置27の下端に対向して導水路16内に遊動自在
に配置したボールで、前記ポンプ装置27の上下動により
このボール30を介して導水路16を開閉することができ
る。31はベース11を加熱するヒータ回路に接続された給
電端子で、スタンド32にアイロン本体を載置した際、電
源端子33と電気的に接続するようになっている。
する。第1〜2図において、11はヒータ12によって加熱
されるベースで、蓋体13で覆われた気化室14を形成して
いる。15はベース11の上面側を覆うカバー、16はベース
11の上面側に配置した導水路で、複数の部材を熱或は超
音波溶着等で結合して構成しており、弁室17を有し、こ
の弁室17内に球状の弁体18を設けている。この導水路16
の入口は上面に開口し、着脱自在なタンク19の底部に開
口した給水口20と対向してパッキング21によりシール結
合している。22はタンク19の底部に設けた給水口20の常
閉弁で、タンク19を装着したとき、導水路16に設けた押
し上げ部23によって常閉弁22を上方へ動作させ、給水口
20を開成してタンク19内の水を導水路16に流入させる。
また、導水路16の出口側にはノズル部24を設けている。
このように、タンク19内の水は導水路16を介して気化室
14に供給される。26は導水路16の入口と出口の間に位置
したポンプ装置27のシリンダで、導水路16に連設してい
る。28はポンプ装置27を操作するスチーム釦で、「スチ
ーム」と「ドライ」の切替えとともに、前記ポンプ装置
27を上下に摺動させることができるようになっている。
29はポンプ装置27を上方に付勢するスプリング、30は上
記ポンプ装置27の下端に対向して導水路16内に遊動自在
に配置したボールで、前記ポンプ装置27の上下動により
このボール30を介して導水路16を開閉することができ
る。31はベース11を加熱するヒータ回路に接続された給
電端子で、スタンド32にアイロン本体を載置した際、電
源端子33と電気的に接続するようになっている。
次に、この一実施例の構成における作用について説明
する。まず、スチーム釦28をスプリング29に打ち勝って
下方に押し下げた場合、ポンプ装置27は下方へ押し下げ
られてボール30により導水路16が閉じられる。そして、
水を入れたタンク19をアイロンに装着すると、水は給水
口20から導水路16内を流入するが、ボール30によって導
水路16が閉じられているため、気化室14へは供給されず
「ドライ」の状態である。
する。まず、スチーム釦28をスプリング29に打ち勝って
下方に押し下げた場合、ポンプ装置27は下方へ押し下げ
られてボール30により導水路16が閉じられる。そして、
水を入れたタンク19をアイロンに装着すると、水は給水
口20から導水路16内を流入するが、ボール30によって導
水路16が閉じられているため、気化室14へは供給されず
「ドライ」の状態である。
次に、スチーム釦28を上方に位置させた場合、スプリ
ング29がポンプ装置27を上方に引き上げ、ポンプ装置27
の下端にあるボール30の押し下げを解除する。したがっ
て、タンク19内の水は導水路16を通り、ノズル部24で制
限されて気化室14に供給され、通常のスチームを噴出さ
せることができる。
ング29がポンプ装置27を上方に引き上げ、ポンプ装置27
の下端にあるボール30の押し下げを解除する。したがっ
て、タンク19内の水は導水路16を通り、ノズル部24で制
限されて気化室14に供給され、通常のスチームを噴出さ
せることができる。
そして、アイロンがけ作業を「スチーム」で行ってい
る状態において、アイロン本体をスタンド32に載置した
際のスチーム停止機構について詳細に説明する。
る状態において、アイロン本体をスタンド32に載置した
際のスチーム停止機構について詳細に説明する。
まず、アイロン本体をスタンド32に載置すると、導水
路16の弁室17に設けた球状の弁体18が後方へ移動して導
水路16の通路を閉じ、水の流れを遮断する。
路16の弁室17に設けた球状の弁体18が後方へ移動して導
水路16の通路を閉じ、水の流れを遮断する。
したがって、例え、スチーム釦28を「スチーム」の状
態のままにしてアイロン本体をスタンド32に載置して
も、弁体18が導水路16の通路を閉じているため、タンク
19内の水は気化室14に水を供給することができず、スチ
ームを噴出させることができないようになっている。
態のままにしてアイロン本体をスタンド32に載置して
も、弁体18が導水路16の通路を閉じているため、タンク
19内の水は気化室14に水を供給することができず、スチ
ームを噴出させることができないようになっている。
そして、アイロン本体をスタンド32より外した場合に
は、弁体18は前方へ移動して導水路16の通路を開き、タ
ンク17内の水は導水路16を通り、ノズル部22で制限され
て気化室14に供給されて通常のスチームを噴出させるこ
とができるものである。
は、弁体18は前方へ移動して導水路16の通路を開き、タ
ンク17内の水は導水路16を通り、ノズル部22で制限され
て気化室14に供給されて通常のスチームを噴出させるこ
とができるものである。
なお、本実施例は導水路のどの部分に弁室、弁体を設
けても同様の効果が得られる。
けても同様の効果が得られる。
また、コードレスアイロンのみならず通常のスチーム
アイロンでも同様の作用、効果が得られることは今さら
言うまでもない。
アイロンでも同様の作用、効果が得られることは今さら
言うまでもない。
発明の効果 以上のように本発明は、ヒータにより加熱されるベー
スと、このベースに形成した気化室と、この気化室の上
方に配置したタンクと、このタンク内の水を前記気化室
へ供給する導水路を有するアイロン本体と、アイロン本
体の裁置面を傾斜させたスタンドを備え、前記導水路に
弁体を設け、前記アイロン本体のスタンドへの載置時に
前記弁体が前記導水路を閉成する構成としたことによ
り、アイロン本体をスタンドに載置した場合、自動的に
スチームの噴出を止めることができるので、使い勝手が
よく、しかも、スチームによる火傷や露結によるスタン
ドの電源端子部の絶縁劣化等のない極めて安全性の高い
アイロンを得ることができるものである。
スと、このベースに形成した気化室と、この気化室の上
方に配置したタンクと、このタンク内の水を前記気化室
へ供給する導水路を有するアイロン本体と、アイロン本
体の裁置面を傾斜させたスタンドを備え、前記導水路に
弁体を設け、前記アイロン本体のスタンドへの載置時に
前記弁体が前記導水路を閉成する構成としたことによ
り、アイロン本体をスタンドに載置した場合、自動的に
スチームの噴出を止めることができるので、使い勝手が
よく、しかも、スチームによる火傷や露結によるスタン
ドの電源端子部の絶縁劣化等のない極めて安全性の高い
アイロンを得ることができるものである。
第1図は本発明の一実施例を示したスタンド載置時のア
イロンとスタンドの断面図、第2図は同アイロン使用状
態での断面図、第3図は従来のアイロンの要部断面図で
ある。 11……ベース、12……ヒータ、14……気化室、16……導
水路、17……弁室、18……弁体、19……タンク、32……
スタンド。
イロンとスタンドの断面図、第2図は同アイロン使用状
態での断面図、第3図は従来のアイロンの要部断面図で
ある。 11……ベース、12……ヒータ、14……気化室、16……導
水路、17……弁室、18……弁体、19……タンク、32……
スタンド。
Claims (1)
- 【請求項1】ヒータにより加熱されるベースと、このベ
ースに形成した気化室と、この気化室の上方に配置した
タンクと、このタンク内の水を前記気化室へ供給する導
水路を有するアイロン本体と、アイロン本体の裁置面を
傾斜させたスタンドを備え、前記導水路に弁体を設け、
前記アイロン本体のスタンドへの載置時に前記弁体が前
記導水路を閉成する構成としたスチームアイロン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1335603A JP2605436B2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | スチームアイロン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1335603A JP2605436B2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | スチームアイロン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03193097A JPH03193097A (ja) | 1991-08-22 |
JP2605436B2 true JP2605436B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=18290431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1335603A Expired - Fee Related JP2605436B2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | スチームアイロン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2605436B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60203300A (ja) * | 1984-03-27 | 1985-10-14 | 松下電器産業株式会社 | スチームアイロン |
JPS63102800A (ja) * | 1986-10-17 | 1988-05-07 | 松下電器産業株式会社 | コ−ドレスアイロン |
-
1989
- 1989-12-25 JP JP1335603A patent/JP2605436B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60203300A (ja) * | 1984-03-27 | 1985-10-14 | 松下電器産業株式会社 | スチームアイロン |
JPS63102800A (ja) * | 1986-10-17 | 1988-05-07 | 松下電器産業株式会社 | コ−ドレスアイロン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03193097A (ja) | 1991-08-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS61162996A (ja) | スチ−ムアイロン | |
JPS6027899U (ja) | スチームアイロン装置 | |
US3001305A (en) | Pressing irons | |
KR960018050A (ko) | 스팀아이론 | |
JP2605436B2 (ja) | スチームアイロン | |
JPH0634880B2 (ja) | コ−ドレスアイロン | |
US3003266A (en) | Steaming and dampening iron | |
JPS59232600A (ja) | スチ−ムアイロン | |
JP2001204998A (ja) | アイロン | |
JP2605414B2 (ja) | アイロン装置 | |
JP2605413B2 (ja) | アイロン装置 | |
JP2789885B2 (ja) | アイロン装置 | |
JP2605410B2 (ja) | コードレスアイロン | |
JPH0375198B2 (ja) | ||
JP2943356B2 (ja) | アイロン装置 | |
JPH0236479Y2 (ja) | ||
JPH03264096A (ja) | スチームアイロン | |
JP2595704B2 (ja) | スチームアイロン | |
JPH07185199A (ja) | 自動給水式コードレススチームアイロン | |
JPH0238716Y2 (ja) | ||
JPH055520B2 (ja) | ||
JPS5943037Y2 (ja) | スチ−ムアイロン | |
JPH084680B2 (ja) | スチーム噴出器 | |
JPS6016394Y2 (ja) | スチ−ムアイロン | |
JPH04187200A (ja) | スチームアイロン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |