JP2605410B2 - コードレスアイロン - Google Patents

コードレスアイロン

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JP2605410B2
JP2605410B2 JP1213353A JP21335389A JP2605410B2 JP 2605410 B2 JP2605410 B2 JP 2605410B2 JP 1213353 A JP1213353 A JP 1213353A JP 21335389 A JP21335389 A JP 21335389A JP 2605410 B2 JP2605410 B2 JP 2605410B2
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清信 吉田
清一 中田
親司 坂野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は衣類等のしわ伸ばしを行うアイロンに関する
ものである。
従来の技術 従来、この種のアイロンは一般に把手の後部にターミ
ナル部が形成され、このターミナル部内にヒータ回路や
制御回路、あるいはアイロン本体より導出する電源コー
ドなどの導電体が配設されている。
一方、一般にスチームアイロンは、気化室を有するベ
ースの上方に、この気化室に水を供給するタンク、およ
びこのタンク内の水の気化室への供給と停止を行う開閉
装置を備えており、通常スチームアイロンとして使用す
る場合、手動により前記開閉装置を操作して「スチー
ム」と「ドライ」の切り替えを行うが、アイロンをスタ
ンドに載置する場合は、その都度開閉装置を閉じる操作
をしないのが実情であることから、使用中にアイロン本
体をスタンドに載置した場合にスチームが噴出し続ける
という問題が生じる。
そこで、アイロン本体のスタンドへの載置に応動し
て、気化室への給水を制御し、スチームの噴出と停止が
自動的に行われるようにすることが考えられるが、上記
操作を行うには、前記のように把手の後部に設けられた
導電体が配設されているターミナル部に、操作用の可動
体が設けられる構造となる。
発明が解決しようとする課題 しかし、このような構造のものでは、アイロンの使用
によって常時操作用の可動体がターミナル部内で可動す
ることから、この可動体に導電体が触れて損傷させ、導
電体の電気的絶縁を破壊するという問題があった。
そこで本発明は、ターミナル部内に可動体を配置して
も、このターミナル部内に配設される導電体を保護する
安全性の高いアイロンを得ることを目的としている。
課題を解決するための手段 そして、上記目的を達成するために本発明は、可動体
を前記ターミナル部内に設けた保護壁によって包囲した
ものである。
作用 本発明のアイロンは、上記構成により、可動体は保護
壁の中を可動するため、導電体が可動体に接触すること
がなくなる。したがって、一般的に電線などで形成さ
れ、ターミナル部内の所定位置に固定されにくい導電体
が、組立て時のバラツキや、アイロンに加わる外部から
の衝撃などによって変位した場合でも、保護壁によって
可動体と接触することがなく、導電体の電気的絶縁を破
壊することがなくなるのである。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。第1図において、11はヒータ12によって加熱され
るベースで、蓋体13で覆われた気化室14を形成してい
る。15はベース11の上面側を覆うカバー。16はベース11
の上面側に配置した導水路で、複数の部材を熱或は超音
波溶着等で結合して構成しており、この導水路16の入口
は上面に開口し、着脱自在なタンク17の底部に開口した
給水口18と対向してパッキング19によりシール結合して
いる。20はタンク17の底部に設けた給水口18の常閉弁
で、タンク17を装着したとき、導水路16に設けた押し上
げ部21によって常閉弁20を上方へ動作させ、給水口18に
開成してタンク17内の水を導水路16に流入させる。ま
た、導水路16の出口側にはノズル部22を設け、シールパ
ッキング23を介して前記気化室14と結合している。この
ように、タンク17内の水は導水路16を介して気化室14に
供給される。24は導水路16の入口と出口の間に位置した
ポンプ装置25のシリンダで、導水路16に連設している。
26はポンプ装置25を操作するスチーム釦で、「スチー
ム」と「ドライ」の切替えとともに、前記ポンプ装置25
を上下に摺動させることができるようになっている。27
はポンプ装置25を上方に付勢するスプリング、28は上記
ポンプ装置25の下端に対向して導水路16内に遊動自在に
配置したボールで、前記ポンプ装置25の上下動によりこ
のボール28を介して導水路16を開閉することができる。
29は上記ポンプ装置25等を包囲してカバー15上に取り付
けた把手、30は前記ノズル部22を開閉する為の開閉杆で
あり、通常はスプリング31により上方に付勢されてい
る。32は前記導水路16に回動自在に取り付けた略L字状
の開閉杆押え板で、その一方は前記開閉杆30の上方に位
置するように設けてある。33は前記カバー15と把手29と
の間にスプリング34を介して摺動自在に設けた連結棒
で、その一端は前記開閉杆押え板32の他方に対向する位
置に設けてあり、他端には樹脂等で成形した可動体35が
一体に取り付けてある。36は把手29の後部に設けたター
ミナル部29aを覆って、同把手29に取り付けた把手裏板
で、前記可動体35の端部と対向する位置に穴37を設けて
ある。38はこの把手裏板36と一体に形成して前記ターミ
ナル部29a内に配置した保護壁で、可動体35を包囲して
いる。39はヒータ12と電気的に接続され、一端をターミ
ナル部29a内に突出させた導電体で、給電端子40に接続
された導電体41と接続している。42はアイロン本体を載
置したときに上記給電端子40と電気的に接続される電源
端子43を設けたスタンドで、前記把手裏板36に設けた穴
37と対向する位置に凸部44を一体に形成しており、アイ
ロン本体を載置したときに可動体35を押すことができる
ようになっている。
次に、この一実施例の構成における作用について説明
する。まず、スチーム釦26をスプリング27に打ち勝って
下方に押し下げた場合、ポンプ装置25は下方へ押し下げ
られてボール28により導水路16が閉じられる。そして、
水を入れたタンク17をアイロンに装着すると、水は給水
口18から導水路16内に流入するが、ボール28によって導
水路16が閉じられているため、気化室14へは供給されず
「ドライ」の状態である。
次に、スチーム釦26を上方に位置させた場合、スプリ
ング27がポンプ装置25を上方に引き上げ、ポンプ装置25
の下端にあるボール28の押し下げを解除する。したがっ
て、タンク17内の水は導水路16を通り、ノズル部22で制
限されて気化室14に供給され、通常のスチームを噴出さ
せることができる。
そして、アイロンがけ作業を「スチーム」で行ってい
る状態において、アイロン本体をスタンド42に載置した
際のスチーム停止機構について詳細に説明する。
まず、アイロン本体をスタンド42に載置すると、前記
スタンド42に設けた凸部44が前記把手裏板36に設けた穴
37を介して、可動体35とこの可動体35と一体に形成され
た連結棒33を、スプリング34に打ち勝って前方へ押し出
し、開閉杆押え板32の一端を前方に回動させる。そし
て、この開閉杆押え板32の他方がスプリング31に打ち勝
って開閉杆30を下方に押し下げることにより、前記ノズ
ル部22を閉じることができる。
したがって、例え、スチーム釦26を「スチーム」の状
態のままにしてアイロン本体をスタンド42に載置して
も、タンク17内の水は導水路16を通りノズル部22までは
到達するものの、前記開閉杆30が前記ノズル部22を閉じ
ているため、気化室14に水を供給することができず、ス
チームを噴出させることができないようになている。
そして、アイロン本体をスタンド42より外した場合に
は、上記スタンド42に設けた凸部44が可動体35の押圧を
解除するため、スプリング34により、可動体35とこの可
動体35と一体に形成された連結棒33が後方へ移動する。
したがって、連結棒33が開閉杆押え板32より離反し
て、前記スプリング31が開閉杆30および開閉杆押え板32
を上方に押し上げる。つまり、前記ノズル部22が開放状
態となる。
ここで、スチーム釦26が「スチーム」の状態であれ
ば、ポンプ装置25の下端にあるボール28の押し下げを解
除しているため、タンク17内の水は導水路16を通り、ノ
ズル部22で制限されて気化室14に供給されて通常のスチ
ームを噴出させることができるものである。
このように可動体35は、アイロン本体をスタンド42に
載置したときに前後方向に摺動動作するように構成され
ているが、この可動体35は把手裏板36に設けた保護壁38
をターミナル部29a内に配置して包囲しているため、同
ターミナル部29a内に配設される導電体41と接触して損
傷させることがなくなるとともに、可動体35の動作を妨
げることもなくなる。
なお、上記実施例では保護壁を把手裏板に設けたが、
把手またはカバーに設けてもよい。要は可動体と導電体
が接触しないように保護壁で包囲されていればよい。
また、コードレスアイロンのみならず、一般的なコー
ド付のアイロンであっても同様の効果が得られるもので
あることは言うまでもない。
発明の効果 以上のように本発明は、ターミナル部内に配置した可
動体を保護壁によって包囲したことにより、導電体がタ
ーミナル部内で変位しても、導電体と可動体が接触する
こともなく、導電体の電気的絶縁の破壊を防止すること
ができるとともに、可動体の動作を妨げることもなく円
滑に作動させることができる。また、導電体と可動体の
間隔を大きくとる必要がなくなることから、アイロン本
体の後部をコンパクトにして、かつ構成の簡略化と組立
性の向上がはかれるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示したアイロンの要部断面
図、第2図は同アイロンの把手裏板を取外した状態の後
面図である。 11……ベース、14……気化室、17……タンク、29……把
手、29a……ターミナル部、35……可動体、36……把手
裏板、38……保護壁、41……導電体。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒータにより加熱されるベースと、このベ
    ースに形成したノズル部及び気化室と、前記ベースの上
    方に取付けた手及びタンクと、前記把手後部に取付ら
    れ、かつヒータ回路及び給電端子に接続された導電体を
    配設したターミナル部と、アイロンを載置するスタンド
    と、前記気化室への給水を制御する可動体とを備えると
    ともに、前記スタンドにはアイロン載置時に前記可動体
    を前方へ押出するための凸部を設けて前記可動体の前後
    動により前記ノズル部を開閉する構成とし、かつ前記可
    動体を前記ターミナル部内に設けた保護壁により包囲す
    る構成としたコードレスアイロン。
JP1213353A 1989-08-18 1989-08-18 コードレスアイロン Expired - Fee Related JP2605410B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63102800A (ja) * 1986-10-17 1988-05-07 松下電器産業株式会社 コ−ドレスアイロン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63102800A (ja) * 1986-10-17 1988-05-07 松下電器産業株式会社 コ−ドレスアイロン

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