JP3277791B2 - スチームアイロン - Google Patents
スチームアイロンInfo
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- Japan
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- water
- steam
- tank
- opening
- vaporization chamber
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Description
ばすために用いられるスチームアイロンに関するもので
ある。
開昭61−263493号公報に示されているように構
成していた。以下、その構成について説明する。
ス2の上方には、水を貯えるタンク3を配置している。
このタンク3内の水は開かれた穴4を通過して導水路5
内に入り、開閉弁6および熱応動開閉装置7を通過し、
ノズル部8より気化室9に入り、スチームとなってベー
ス2のスチーム穴2aから噴出するようになっている。
置では、開閉弁6が開いており、ベース2の温度がヒー
タ1により加熱されて所定温度に達していると、バイメ
タルで構成した熱応動装置11が上方へ反転して熱応動
開閉装置7を開き、タンク3から水が開閉弁6および熱
応動開閉装置7を通過して、ノズル部8より気化室9に
入り、スチームを噴出する。
状態に維持することにより、開閉弁6を閉じることがで
き、タンク3から気化室9への水の供給を停止し、スチ
ームの噴出を停止させることができる。また、スチーム
釦10を操作すれば、開閉弁6が閉じてポンプ装置12
によって多量の水が気化室9に送られ、増量スチームを
噴出することができる。
では、タンク3内に異物やごみ等が入ると、水とともに
導水路5内に流入してノズル部8がつまったり、ノズル
部8に至る導水路5内につまると、スチームを安定して
噴出させることができなくなるという問題があった。
および熱応動装置11を水平方向に位置をずらせて配設
しなければならない構造上の制約から、導水路5の入口
から出口までの距離がベース2の上面に沿って長くなる
ため、導水路5の開閉を行ってからスチームが噴出、停
止するまでに時間的なずれが生じて応答性が悪いという
問題があった。
と、導水路5がベース2からの熱を受けて加熱されるた
め、このような状態からスチームを噴出させるために導
水路5に水を流入させると、水が導水路5内で沸騰して
気泡が溜まり、この気泡が狭い導水路5を塞いで水の円
滑な流動を阻害して安定したスチームを噴出させること
ができなくなるという問題もあった。
ームの噴出と停止の操作に加えて、増量スチームを噴出
させる操作を行うため、構成の簡素化が図れるという利
点がある反面、ポンプ装置12を作動させているとき
に、誤ってスチーム釦10を所定量以上押し下げて、ス
チームの停止状態に切り替えてしまうという問題があっ
た。
量以上の不用意な押し下げを防止すべく適切な規制手段
を設けると、スチームを停止させる場合にその規制手段
に抗して強い押圧力で操作をしなければならなくなり、
使い勝手の面で相矛盾する問題を有していた。
で、ノズル部のセルフクリーニング機能を可能とし、ス
チーム性能を向上させることを目的としている。
ンにおいては、ヒータによって加熱するベースに気化室
を形成し、この気化室へ供給する水を貯えるタンクの底
部にノズル部を設け、開閉装置によりノズル部を開閉し
て気化室への水の供給を制御し、タンク内の水を導水路
を通して気化室へ導くとともに、ポンプ装置によりタン
ク内の水を気化室へ多量に供給して増量スチームを発生
させ、気化室が水の気化温度に加熱されているときに熱
応動開閉装置により導水路を開いて水を流通させ、熱応
動開閉装置をポンプ装置とノズル部から流出する水の合
流部と水出口の間に配置したものである。
グ機能を可能とし、スチーム性能を向上させて安定した
スチームを噴出させることができる。
は、ヒータによって加熱するベースと、前記ベースに形
成した気化室と、前記気化室へ供給する水を貯えるタン
クと、前記タンクの底部に設けたノズル部と、前記ノズ
ル部を開閉して前記気化室への水の供給を制御する開閉
装置と、前記タンク内の水を気化室へ多量に供給して増
量スチームを発生させるポンプ装置と、前記ポンプ装置
とノズル部から流出する水の合流部に連通し、かつ、前
記タンク内の水を気化室へ導く水出口を有した導水路
と、前記気化室が水の気化温度に加熱されているときに
前記導水路を開いて水を流通させる熱応動開閉装置を具
備し、前記熱応動開閉装置を前記合流部と水出口の間に
配置したものであり、タンクのノズル部のセルフクリー
ニング機能を可能とし、スチーム性能を向上させて安定
したスチームを噴出させることができる。
記載の発明において、水を貯えるタンクを着脱自在に構
成したものであり、タンクに水の注水を行う場合、タン
クだけを持ち運びして行うことが可能となり、使い勝手
を向上することができる。
記載の発明において、ノズル部とポンプ装置からの水の
合流部をベース側に設けたものであり、タンクの構成を
簡素化することができる。
を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のも
のは同一符号を付して説明を省略する。
に、ヒータ1はベース2を加熱するもので、このベース
2に気化室9を形成し、気化室蓋13により気化室9を
覆っている。ベース1の上方には水を貯えるタンク14
を着脱自在に取着している。
け、このノズル部15の小孔を開閉桿(開閉装置)16
により開閉し、気化室9への水の供給を制御する。この
開閉桿16はスチーム釦17により操作するとともに、
ロック釦18とロック釦ばね19により上下に固定する
ように構成している。
せるもので、このポンプ装置20を増量スチーム釦21
により操作するようにしている。増量スチーム釦ばね2
2は増量スチーム釦21を復帰させるものである。
けるとともに、ポンプ装置20の下方に第2の開口24
を設け、第1の開口23と第2の開口24は、ベース2
に設けた合流部25に連通してノズル部15とポンプ装
置20から流出する水を合流するようにしている。パッ
キン26は、タンク14をベース2に装着したとき、水
密性を確保するものである。
ク14内の水を気化室9に導くもので、水出口28を有
している。熱応動開閉装置7はヒータ1により加熱され
るベース2の温度が所定温度に達していると、熱応動装
置11が反転して熱応動開閉装置7を開くようにしたも
ので、合流部25と水出口28との間に配置している。
者がアイロン本体の電源を入れ、任意の温度に設定する
と、ヒータ1に通電することによりベース2の温度が上
昇する。そして、ベース2の温度がある温度以上になる
と熱応動開閉装置7が働き、導水路27内が開放され
る。
されていると、タンク14内の水がノズル15、第1の
開口23、合流部25を通って導水路27内に入り、水
出口28から気化室9に水滴が落ちてスチームが発生す
る。
の温度以下に低下すると、熱応動開閉装置7が働き、導
水路27内が閉鎖され、導水路27内の水の流れがなく
なるためスチームが止まる。また、ベース2の温度とは
無関係に、スチーム釦17を押し下げて開閉桿16を下
げることによって、ノズル部15の穴が閉じてスチーム
が止まる。
と、ポンプ装置20内の水圧が上がり、鋼球29が押し
下げられて入水口はシールされ、ゴム等でできたパッキ
ン30が変形することにより、熱応動開閉装置7が開い
ている場合には、第2の開口24、合流部25を通って
導水路27より水が気化室9へと強制的に流れ、勢いの
強いスチームを噴出することができる。
増量スチーム釦21は上に上がり、ポンプ装置20内の
圧力が下がる。その際、出水口はパッキン30によって
シールされ、入水口は鋼球29が引き上げられることに
より開く。その結果、水がポンプ装置20内に入る。以
上の操作を繰り返すことによって、通常以上のスチーム
力を持ったスチームを発生させることができる。
装置7が閉じている場合に作業者が増量スチーム釦21
を操作すると、ポンプ装置20により送られる多量の水
は、第2の開口24、合流部25、第1の開口23を通
してノズル部15からタンク14へと逆流する。
たは堆積している異物等は、ノズル部15を逆流する水
の勢いで除去することができる。したがって、作業者が
この操作を定期的に行えば、ノズル部15の異物による
詰まりを防止することができる。
とノズル部15から流出する水の合流部25と水出口2
8の間に配置することにより、従来例と比較して導水路
27の全長を短くすることができ、スチームを止めた状
態で使用し、導水路27がベース2からの熱を受けて加
熱された状態からスチームを噴出させるために導水路2
7に水を流入させた場合でも、水が沸騰することによる
気泡が導水路27内に溜まることがなく、安定したスチ
ームを噴出させることができる。
ことにより、作業者がタンク14に水を入れる際に、ア
イロン本体を持ち運びする必要がなくなるため、使い勝
手が良いのは明白である。
の水の合流部25をベース2側に設けることにより、タ
ンク14の構成を簡素化することが可能であり、タンク
14を小型化、軽量化することができる。
発明によれば、ヒータによって加熱するベースと、前記
ベースに形成した気化室と、前記気化室へ供給する水を
貯えるタンクと、前記タンクの底部に設けたノズル部
と、前記ノズル部を開閉して前記気化室への水の供給を
制御する開閉装置と、前記タンク内の水を気化室へ多量
に供給して増量スチームを発生させるポンプ装置と、前
記ポンプ装置とノズル部から流出する水の合流部に連通
し、かつ、前記タンク内の水を気化室へ導く水出口を有
した導水路と、前記気化室が水の気化温度に加熱されて
いるときに前記導水路を開いて水を流通させる熱応動開
閉装置を具備し、前記熱応動開閉装置を前記合流部と水
出口の間に配置したから、ノズル部のセルフクリーニン
グ機能を可能とし、スチーム性能を向上させて安定した
スチームを噴出させることができる。
を貯えるタンクを着脱自在に構成したから、タンクに水
の注水を行う場合、タンクだけを持ち運びして行うこと
が可能となり、使い勝手を向上することができる。
ズル部とポンプ装置からの水の合流部をベース側に設け
たから、タンクの構成を簡素化することができる。
面図
Claims (3)
- 【請求項1】 ヒータによって加熱するベースと、前記
ベースに形成した気化室と、前記気化室へ供給する水を
貯えるタンクと、前記タンクの底部に設けたノズル部
と、前記ノズル部を開閉して前記気化室への水の供給を
制御する開閉装置と、前記タンク内の水を気化室へ多量
に供給して増量スチームを発生させるポンプ装置と、前
記ポンプ装置とノズル部から流出する水の合流部に連通
し、かつ、前記タンク内の水を気化室へ導く水出口を有
した導水路と、前記気化室が水の気化温度に加熱されて
いるときに前記導水路を開いて水を流通させる熱応動開
閉装置を具備し、前記熱応動開閉装置を前記合流部と水
出口の間に配置したスチームアイロン。 - 【請求項2】 水を貯えるタンクを着脱自在に構成した
請求項1記載のスチームアイロン。 - 【請求項3】 ノズル部とポンプ装置からの水の合流部
をベース側に設けた請求項2記載のスチームアイロン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00976796A JP3277791B2 (ja) | 1996-01-24 | 1996-01-24 | スチームアイロン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00976796A JP3277791B2 (ja) | 1996-01-24 | 1996-01-24 | スチームアイロン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09192399A JPH09192399A (ja) | 1997-07-29 |
JP3277791B2 true JP3277791B2 (ja) | 2002-04-22 |
Family
ID=11729428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00976796A Expired - Lifetime JP3277791B2 (ja) | 1996-01-24 | 1996-01-24 | スチームアイロン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3277791B2 (ja) |
-
1996
- 1996-01-24 JP JP00976796A patent/JP3277791B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09192399A (ja) | 1997-07-29 |
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