JP2517086B2 - スチ―ムアイロン - Google Patents

スチ―ムアイロン

Info

Publication number
JP2517086B2
JP2517086B2 JP63292708A JP29270888A JP2517086B2 JP 2517086 B2 JP2517086 B2 JP 2517086B2 JP 63292708 A JP63292708 A JP 63292708A JP 29270888 A JP29270888 A JP 29270888A JP 2517086 B2 JP2517086 B2 JP 2517086B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
steam
vaporization chamber
supply device
water supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63292708A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02136181A (ja
Inventor
政雄 清水
親司 坂野
清一 中田
真一 伊藤
敏義 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP63292708A priority Critical patent/JP2517086B2/ja
Priority to US07/438,387 priority patent/US5010664A/en
Publication of JPH02136181A publication Critical patent/JPH02136181A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2517086B2 publication Critical patent/JP2517086B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Irons (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は衣類等のしわ伸ばしを行うスチームアイロン
に関するものである。
従来の技術 従来、この種のスチームアイロンは、第3図に示すよ
うにヒータ41を有するベース42と、このベース42に設け
た気化室43と、この気化室43に供給する水を貯えるタン
ク44と、前記水を気化室43に送水する給水装置45とによ
り構成され、前記給水装置45は、把手46より突出して形
成したスチーム釦47と、このスチーム釦47を上方に付勢
するバネ48と、前記スチーム釦47に取付けたパッキング
49と、シリンダ部50と、このシリンダ部50に設けた吸水
管51と、吐出管52と、前記吸水管51、吐出管52に各々設
けた逆止弁53とにより形成され、前記スチーム釦47を操
作すると、タンク44内の水が吸水管51を通ってシリンダ
部50に貯えられ、再度スチーム釦47を操作すると、この
貯えられた水が吐出管52を通って前記気化室43に送ら
れ、ここで気化してスチームとしてベース42より噴出さ
れる構造になっているものが一般的であった。
発明が解決しようとする課題 しかし、このような構成のものでは、スチームを噴出
させるために、把手より突出したスチーム釦をバネ力に
抗して押し下げなければならず、操作力が必要なうえ、
押し下げ量も大きいため、非常に操作性の悪いものであ
った。さらに、アイロンかけを行なう繊維によって、そ
の仕上げに必要なスチーム量が異なるが、このスチーム
量の増減を、前述のような操作性の悪いスチーム釦の操
作速さや操作間隔で作業者が行なわなければならず、そ
の繊維に必要なスチーム量を安定して供給することが非
常に困難であった。その結果、繊維のアイロンかけの仕
上りが悪くなるといった問題があった。
本発明は上記従来の課題を解決したもので、アイロン
かけ効果の向上、すなわち仕上りの向上をはかることを
目的としている。
課題を解決するための手段 そして、上記目的を達成させるために本発明は、ヒー
タによって加熱され、一部に気化室を形成したベース
と、上記気化室に供給する水を貯留するタンクと、この
タンク内の水を水頭によって気化室へ導く導水路と、上
記タンク内の水を強制的に気化室に送出する電動給水装
置と、電動給水装置が運転されていないときは、水頭に
よる気化室への導水路を開放し、電動給水装置が運転さ
れているときは、同電動給水装置から気化室への導水路
を開放する切替手段と、スチーム量を可変するスチーム
切替手段とを備え、前記スチーム切替手段により、前記
電動給水装置の駆動時間は一定のままで、駆動停止時間
を変えるものである。
更に本発明は、ヒータによって加熱され、一部に気化
室を形成したベースと、上記気化室に供給する水を貯留
するタンクと、このタンク内の水を水頭によって気化室
へ導く導水路と、上記タンク内の水を強制的に気化室に
送出する電動給水装置と、電動給水装置が運転されてい
ないときは、水頭による気化室への導水路を開放し、電
動給水装置が運転されているときは、同電動給水装置か
ら気化室への導水路を開放する切替手段と、スチーム量
を可変するスチーム切替手段とを備え、前記スチーム切
替手段により、前記電動給水装置の駆動回数を変えるも
のである。
作用 本発明のスチームアイロンは上記構成により、スチー
ムを噴出させる毎に把手より突出したスチーム釦をバネ
力に抗して押し下げる操作力が不要になり、スチーム噴
出時の操作性が向上し、さらに電動給水装置の駆動停止
時間又は駆動回数を切替れるため、アイロンかけを行な
う繊維によってスチームを噴出する間隔や回数が任意に
設定でき、アイロンかけ効果の向上、すなわち仕上りの
向上がはかれるものである。
実 施 例 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。第1図に於いて、11はヒータ11aを有するベースで
気化室12がこれに一体に構成されている。13は気化室12
を覆う気化室蓋である。14は上記ベース11の上方に配置
した断熱板である。15は導水路本体A、16は導水路本体
Bで前記導水路A15と熱溶着等で接合することで導水路1
7を構成している。18は導水路17の入り口17aの周囲に取
り付けた弾性のある接続パッキンで、その上面をタンク
19の底部に構成したタンク出口19aと密着してタンク19
と導水路17を連通させている。20はタンク底部のタンク
出口19aを常閉する常閉弁で、着脱自在なタンク19を取
付けた場合に導水路本体B16で構成された持ち上げ部21
により押し開かれタンク19内の水を導水路17へと流入さ
せる。22は滴下ノズルで導水路17の出口に設けられてお
り、ノズルパッキン23を介して気化室蓋13の開口部13a
を通って導水路17と気化室12を連通している。24はボー
ル弁で導水路本体A15の導水路17の一部を形成する中空
部25内に遊動自在に設けてある。26は導水路本体B16の
下面に設けた栓で、上記導水路17を形成するために用い
られている。27もボール弁であり導水路本体A15の導水
路17の一部を形成する中空部28内に付勢バネ29を介して
セットされ、ポンプ装置30の下端と対向している。この
ポンプ装置30は上記導水路17に構成したシリンダ31に内
蔵してある。32は上記ポンプ装置30の上方に設置した電
磁ソレノイド等で構成している電動給水装置で、電動装
置支持台33を介して上記シリンダ31と一体に構成されて
いる。通常上記電動給水装置32に電流が流れていない時
は、バネ34が上記ポンプ装置30を上方に付勢しており、
電流を流すと、電動給水装置32が上記バネ34の力に打ち
勝って、上記ポンプ装置30を下方に押しやり、上記ボー
ル弁27によって導水路17を開閉するようになっている。
この様な構成において、水の流れを説明すると、タン
ク19内の水は接続パッキン18を通って導水路17の入り口
17aに入り、ボール弁24を水圧にて押し動かして上記導
水路本体A15の一部で構成したシリンダー部33内に流れ
込む。上記ポンプ装置30に電流が流されると、ポンプ装
置30の下端部がボール弁27を押し下げるため水はボール
弁27を経て滴下ノズル22から気化室12へ流れ込む。
次にポンプ装置30の操作について説明する。通常電動
給水装置32に電流が流れていない時は、バネ34が上記ポ
ンプ装置30を上方に付勢している為、ポンプ装置の下端
部がボール弁27を押す事が出来ず、ボール弁27によって
上記導水路17を遮断して「ドライ」の状態となる。
次に、スイッチ35を押して電動給水装置32に通電する
と、上記電動給水装置32が励磁され、ポンプ装置30をバ
ネ34の力に打ち勝って押し下げ、ポンプ装置30の下端が
ボール弁27を押し込むため、タンク19内の水は、その水
頭圧力によって、前記のように、滴下ノズル22により流
量が規制されて気化室12へ供給され通常のスチームが発
生する。そして、一時的に多量のスチームを必要とする
時は、例えば第2図に示すように増量スチーム用のスイ
ッチ36を一度押すと、電子回路37等により電磁ソレノイ
ドへの通電を所定の間隔で自動的にON/OFFさせる構成に
する事により、電磁ソレノイドの励磁、無励磁がサイク
ル的に繰り返される為、ポンプ装置30が上下運動を繰り
返し、多量の水を滴下ノズル22を介して気化室12へ強制
供給する事が出来る。この結果「増量スチーム」が得ら
れるのである、38はスチーム切替手段で、回転式のレバ
ー39と可変抵抗器40により形成され、その回転角度は、
抵抗値の変化として前記電子回路37に出力される。電子
回路37はこの抵抗値の変化によって、電磁ソレノイドへ
の通電のON/OFFの間隔を変化させるよう電磁ソレノイド
への通電を制御する構成になっている。すなわち前記ス
チーム切替手段38を作業者が操作することによって任意
の間隔で増量スチームが得られるのである。以上のよう
構成により、例えば綿等のように多量のスチームを必要
とする繊維にアイロンかけを行なう場合、前記スチーム
切替手段38を操作し増量スチームが最も短い間隔で得ら
れる位置にして増量スチーム用のスイッチ36を押すだけ
で多量のスチームが得られるため、アイロンかけの仕上
りが非常に良くなるのである。同様にアイロンかけを行
なう繊維によって、最も効果のあるスチーム量が前記ス
チーム切替手段38の簡単な操作で得られるようになるの
である。
尚、上記実施例ではスチーム切替手段により電磁ソレ
ノイドへの通電のOFF時間を変える例を示したが、OFF時
間を変えるのではなく、OFF時間は同一で、ON/OFFの回
数を切替えるものや、あるいはOFF時間、及びON/OFFの
回数ともに切替わるものであっても良く、要はスチーム
切替手段により、スチーム量が変化できる構成であれば
良い。
発明の効果 以上のように本発明は、以上のように本発明は、タン
ク内の水を水頭によって気化室へ導く導水路と、上記タ
ンク内の水を強制的に気化室に送出する電動給水装置
と、電動給水装置が運転されていないときは、水頭によ
る気化室への導水路を開放し、電動給水装置が運転され
ているときは、同電動給水装置から気化室への導水路を
開放する切替手段を具備しているため、通常スチーム設
定時には水頭によって安定したスチーム噴出が得られる
とともに、電動給水装置を運転しないので、静音化が図
れる。またスチーム設定時には電動給水装置を運転する
だけで良いため、アイロンとしての操作性を著しく高め
ることができ、かつ気化室への給水量が安定してスチー
ム噴出特性及び操作性が向上するものである。また、切
替手段により、アイロンかけを行なう繊維によってスチ
ームを噴出する間隔や回数を切替えられるようにし、ア
イロンかけ効果の向上、すなわちアイロンかけによる仕
上りの向上がはかれるものである。更に本発明は電動給
水装置の駆動時間は一定のままとし、駆動停止時間を変
化させているため、ベースの温度低下に対しても、水も
れ等を起こすことがなく、優れたスチームアイロンを提
供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示したスチームアイロンの
要部断面図、第2図は同スチームアイロンの電動給水装
置のタイミングチャート、第3図は従来のスチームアイ
ロンを示す要部断面図である。 11a……ヒータ、11……ベース、12……気化室、19……
タンク、32……電動給水装置、38……切替手段。
フロントページの続き (72)発明者 伊藤 真一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 山本 敏義 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−59998(JP,A) 特開 昭59−177100(JP,A) 特公 平7−90100(JP,B2) 特公 平4−42960(JP,B2)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒータによって加熱され、一部に気化室を
    形成したベースと、上記気化室に供給する水を貯留する
    タンクと、このタンク内の水を水頭によって気化室へ導
    く導水路と、上記タンク内の水を強制的に気化室に送出
    する電動給水装置と、電動給水装置が運転されていない
    ときは、水頭による気化室への導水路を開放し、電動給
    水装置が運転されているときは、同電動給水装置から気
    化室への導水路を開放する切替手段と、スチーム量を可
    変するスチーム切替手段とを備え、前記スチーム切替手
    段により、前記電動給水装置の駆動時間は一定のまま
    で、駆動停止時間を変えることを特徴としたスチームア
    イロン。
  2. 【請求項2】ヒータによって加熱され、一部に気化室を
    形成したベースと、上記気化室に供給する水を貯留する
    タンクと、このタンク内の水を水頭によって気化室へ導
    く導水路と、上記タンク内の水を強制的に気化室に送出
    する電動給水装置と、電動給水装置が運転されていない
    ときは、水頭による気化室への導水路を開放し、電動給
    水装置が運転されているときは、同電動給水装置から気
    化室への導水路を開放する切替手段と、スチーム量を可
    変するスチーム切替手段とを備え、前記スチーム切替手
    段により、前記電動給水装置の駆動回数を変えることを
    特徴としたスチームアイロン。
JP63292708A 1988-11-18 1988-11-18 スチ―ムアイロン Expired - Fee Related JP2517086B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63292708A JP2517086B2 (ja) 1988-11-18 1988-11-18 スチ―ムアイロン
US07/438,387 US5010664A (en) 1988-11-18 1989-11-16 Steam iron having a solenoid driven pump and heated evaporation chamber for providing steam and operable for further providing extra steam at specified intervals

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63292708A JP2517086B2 (ja) 1988-11-18 1988-11-18 スチ―ムアイロン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02136181A JPH02136181A (ja) 1990-05-24
JP2517086B2 true JP2517086B2 (ja) 1996-07-24

Family

ID=17785280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63292708A Expired - Fee Related JP2517086B2 (ja) 1988-11-18 1988-11-18 スチ―ムアイロン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2517086B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59177100A (ja) * 1983-03-29 1984-10-06 松下電器産業株式会社 スチ−ムアイロン装置
JPS6359998A (ja) * 1986-08-29 1988-03-15 松下電器産業株式会社 スチ−ムアイロン

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02136181A (ja) 1990-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3165843A (en) Jet steam iron
US5010664A (en) Steam iron having a solenoid driven pump and heated evaporation chamber for providing steam and operable for further providing extra steam at specified intervals
US5074066A (en) Cordless iron having water and electrical supplies responsive to an iron rest
GB2302881A (en) Steam iron
US5630287A (en) Electric steam iron
JP2517086B2 (ja) スチ―ムアイロン
JP3257468B2 (ja) アイロン
JP3277791B2 (ja) スチームアイロン
JPH0475037B2 (ja)
JPH08131696A (ja) スチームアイロン
JPH0790105B2 (ja) スチームアイロン
JPH0790100B2 (ja) スチームアイロン
JP4348743B2 (ja) アイロン
JP2595704B2 (ja) スチームアイロン
JPH0375198B2 (ja)
JPH0698997A (ja) スチームアイロン
JP3166767B2 (ja) スチームアイロン
JPH0425040B2 (ja)
JP3430917B2 (ja) アイロン
JPH10328498A (ja) アイロン
JPH06105996A (ja) スプレーアイロン
JPH1176699A (ja) アイロン
JPH02180298A (ja) スプレー付きアイロン
JPH04279199A (ja) アイロン装置
JPS6241755B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees