JPH0375198B2 - - Google Patents

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JPH0375198B2
JPH0375198B2 JP57149675A JP14967582A JPH0375198B2 JP H0375198 B2 JPH0375198 B2 JP H0375198B2 JP 57149675 A JP57149675 A JP 57149675A JP 14967582 A JP14967582 A JP 14967582A JP H0375198 B2 JPH0375198 B2 JP H0375198B2
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JP
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steam
water
vaporization chamber
valve
hole
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JP57149675A
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JPS5937999A (ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、無圧式スチームアイロンの特徴を有
するとともに必要に応じてスプレーを連続的に供
給できるスチームアイロンに関するものである。
従来例の構成とその問題点 元来アイロン掛けの要素としては「温度」「水
分」「加圧力」があり、この要素を満たしたスチ
ームアイロンの普及が高まつている。
しかしながら、木棉、麻等の植物性繊維にあつ
てはスチームのみでは効果がなく、さらに多量の
水分が要求されることから近年スプレーアイロン
が普及しはじめている。
木棉、麻がスチームのみでは効果がないこと
は、物性上熱可塑性がないためであり、多量の水
分を与えることにより伸びたり縮んだりする性質
を有するためである。
一方スチームアイロンは大別すると水タンク内
に蓄圧するタイプのものと、滴下ノズルより滴下
した水を気化室で瞬時に気化させ、その都度ベー
ス面より噴出させる無圧式タイプのものとがある
が、安全性、コスト面からみて近年販売されてい
るものは後者が多く、特に水タンクが着脱できる
カセツト式アイロンにおいてはメリツトの多いこ
の方式が採用されている。
しかしスプレーアイロンとしては手押し式ポン
プスプレーを装備しているのが実態で、ポンプ操
作は数回行なわねばならないため、指が疲れる等
の欠点を有していた。
これに対し、前者のものは蓄圧された蒸気圧に
より水を吸いあげるため、スプレーノズル部の開
閉弁を開く操作のみで連続してスプレーが得られ
る便利なものであつた。
発明の目的 本発明は、無圧式スチームアイロンの特徴を生
かしつつ、木綿、麻等への仕上がり効果を良好に
するスプレーは必要に応じて連続的に供給できる
ようにして上記従来の問題を解消したものであ
る。
発明の構成 本発明は、気化室で発生したスチームをスチー
ム穴に導く第1のスチーム通路と、前記気化室で
発生したスチームを噴出孔に導く第2のスチーム
通路と、前記気化室と第1および第2のスチーム
通路とを選択的に連通させる切替弁と、一端に小
径の開口部を設けて前記噴出孔に対向させるとと
もに他端を前記タンクと連結した導水路と、この
導水路への前記タンク内の水の供給を制御する開
閉弁とを具備し、前記切替弁と開閉弁の動作を連
動させ、前記切替弁により気化室と第1のスチー
ム通路を連通させたときに前記開閉弁を閉じ、前
記気化室と第2のスチーム通路を連通させたとき
に前記開閉弁を開成させることにより、スチーム
とスプレーを切替え可能とし、スチームの噴出力
でスプレーが得られるようにしたものである。
実施例の説明 以下、添付図面に基づいて本発明の一実施例に
ついて説明する。
第1図において、1はヒータ2を埋設し、気化
室3およびこれに連通する第1のスチーム通路4
をベース上蓋5によつて形成するベース、6はベ
ース1とベース底蓋7とによつて形成される第3
のスチーム通路8とを連絡する透孔、9は第3の
スチーム通路8と連通し、ベース底蓋7に設けら
れたスチーム孔、10は透孔6と対向させてベー
ス上蓋5に設けた排出公孔、11は排出孔10を
開閉する開閉弁12およびこの開閉弁12を固着
した軸13を有し、かつ排出孔10に位置させた
ダイヤフラム弁体等からなる切替弁、14は切替
弁11を介して第1のスチーム通路4と連通する
第2のスチーム通路で、その延長先端部には適当
な断面形状の噴出孔15を形成し、かつこの噴出
孔15は本体前方に位置している。16はベース
カバー、17は本体上方前部を位置させた水タン
クで、底部には気化室3に連通する滴下ノズル1
8を設け、この滴下ノズル18は開閉桿19によ
つて開閉される。なおこの開閉桿19はスチーム
を噴出させるときにはスプリング20によつて引
き上げられておつて滴下ノズル18を開き、開閉
桿19の端部に位置させたスチームボタン21を
押すことにより開閉桿19が滴下ノズル18を閉
じ、ドライアイロンとして使用できる。22は水
タンク17の底部に設けた導水路で水タンク17
の底部に設けた導水孔23を介して水タンク17
と連通されている。24は切替ピンで、中間に導
水孔23を開閉する開閉弁25を有し、下端は軸
13の上端と対向し、上端は水タンク17の上面
を貫通してスプレーボタン26に連結されてい
る。27は切替ピン24を上方に引き上げるスプ
リングで、切替ピン24が上方に引き上げられて
いるときは開閉弁25により導水孔23を閉じ、
切替ピン24の下端は軸13の上端から離れ、切
替弁11の開閉弁12は排水孔10を閉じてい
る。28は切替ピン24と水タンク17との間を
液密に支持するAリング、29は導水路22の延
長先端に形成した開口部で、小径に絞つてあり、
その噴出方向は噴出孔15のそれと交錯するよう
にしている。なおこの交錯する位置は水タンク1
7の底部より下方であれば任意に選択することが
でき、第4図に示すようにアイロン掛け面に向け
ることも可能である。
また30は把手、31は水タンク17の着脱ボ
タン、32はサーモつまみ、33は電源コード、
34は滴下ノズル18と気化室3とを連絡する連
絡パツキング、35は注水口である。
いまウール等の仕上げをするために、スチーム
アイロンとして使用する場合は、滴下ノズル18
より落ちた水は連結パツキング34を通つて気化
室3においてスチームとなる。気化室3で発生し
たスチームは、第1のスチーム通路4、透孔6お
よび第3のスチーム通路8を経てスチーム孔9よ
り噴出され、一方切替ピン24は上方に引き上げ
られているので、導水孔23は閉じられ、また排
出孔10も閉じされ、開口部29および噴出孔1
5は閉塞された状態となつている。
つぎに木綿、麻等の頑固なシワを伸ばす場合
は、スプレーボタン26を押すと、切替ピン24
が下降して導水孔23を開き、水タンク17内の
水は導水路22に流入する。また同時に切替ピン
24の下端が切替弁11を押し下げて開閉弁12
は排出孔10を開くとともに透孔6を閉じるの
で、気化室3で発生したスチームは第2のスチー
ム通路14を通つて噴出孔15より集中噴出され
る。この時、導水路22から流れ落ちた水は、開
口部29が小径に絞られているので適量づつ落下
し、その結果噴出孔15よりのスチームの噴出力
で吹き飛ばされた状態となつて拡散される。
すなわち、スプレーボタン26をポンプ操作す
ることなしに押している間は、スプレーが連続し
て得られ、もしスプレーボタン26をロツクでき
る構造としておけば楽にアイロン掛けができ、無
圧式であつても蓄圧式のスプレー効果を得ること
ができる。
なお蓄圧方式の場合、タンク外枠温度上昇、お
よびタンクとベースの接合部のシール性等のため
採用困難であつたカセツトタンク式アイロンに対
しても弊害なく採用可能となる。
また蓄圧方式の場合は、タンク内の高圧を利用
して水を吸いあげることが可能であるが、無圧式
ではそれができないので、水タンク17より自然
落下した水をスチームの噴出力によつてスプレー
を得ているので、スプレーの噴射口となる開口部
29は水の供給が可能なように水タンク17の底
部より下方に位置させなければならない。
また上記においてスプレー作業を途中で停止し
た場合、導水孔23は閉じられ、導水路22内に
は水が残留するが、開口部29が小径に絞られて
おり、かつ導水路22内は水で満たされているの
で、空気の進入はなくこぼれ落ちる惧れはないと
ともに、この残留水がつぎにスプレー作業をする
時の呼水として作用し、直ちにスプレーが発生す
る利点がある。
スプレー噴射が、第3図のように前方に向かつ
てなされる場合は、広い面積について仕上げると
きに適当であり、また第4図のようにアイロン掛
け面に向かつてなされる場合は、部分的に水分を
多く必要とする仕上げのときに適当である。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、切替弁と開閉
弁の動作を連動させ、前記切替弁により気化室と
第1のスチーム通路を連通させたときに前記開閉
弁を閉じ、前記気化室と第2のスチーム通路を連
通させたときに前記開閉弁を開成させるようにし
たから、スチームを出しながらのアイロン掛け
と、スプレーを出しながらのアイロン掛けとを容
易に切替えることができてアイロン掛けする衣類
の質、しわの状態などによつて最適のアイロン掛
けができ、特にスプレーを出しながらアイロン掛
けをする場合には、第2のスチーム通路を通つて
噴射孔より集中噴出されるスチームの噴出力によ
つて、導水路から流れ落ちた水を吹き飛ばして拡
散できるため、スプレーが連続して得られ、アイ
ロン掛けが容易でしかも仕上がりが早くなるスチ
ームアイロンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるスチームア
イロンの要部欠載側面図、第2図は同スチームア
イロンのベース平面図、第3図は同スチームアイ
ロンの要部断面図、第4図は他の実施例における
スチームアイロンの要部断面図である。 3……気化室、4……第1のスチーム通路、7
……底蓋、8……第3のスチーム通路、9……ス
チーム孔、11……切替弁、14……第2のスチ
ーム通路、15……噴出孔、17……水タンク、
22……導水路、29……開口部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ヒータを埋設したベースと、このベースに形
    成した気化室と、前記ベースの上方に配置されか
    つ前記気化室に供給する水を貯えるタンクと、こ
    のタンクから前記気化室への水の供給を制御する
    開閉桿と、前記気化室で発生したスチームをスチ
    ーム穴に導く第1のスチーム通路と、前記気化室
    で発生したスチームを噴出孔に導く第2のスチー
    ム通路と、前記気化室と第1および第2のスチー
    ム通路とを選択的に連通させる切替弁と、一端に
    小径の開口部を設けて前記噴出孔に対向させると
    ともに他端を前記タンクと連結した導水路と、こ
    の導水路への前記タンク内の水の供給を制御する
    開閉弁とを具備し、前記切替弁と開閉弁の動作を
    連動させ、前記切替弁により気化室と第1のスチ
    ーム通路を連通させたときに前記開閉弁を閉じ、
    前記気化室と第2のスチーム通路を連通させたと
    きに前記開閉弁を開成させるようにしたスチーム
    アイロン。
JP14967582A 1982-08-27 1982-08-27 スチ−ムアイロン Granted JPS5937999A (ja)

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JP14967582A JPS5937999A (ja) 1982-08-27 1982-08-27 スチ−ムアイロン

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JP14967582A JPS5937999A (ja) 1982-08-27 1982-08-27 スチ−ムアイロン

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Publication Number Publication Date
JPS5937999A JPS5937999A (ja) 1984-03-01
JPH0375198B2 true JPH0375198B2 (ja) 1991-11-29

Family

ID=15480366

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JP14967582A Granted JPS5937999A (ja) 1982-08-27 1982-08-27 スチ−ムアイロン

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004085732A1 (en) * 2003-03-25 2004-10-07 Koninklijke Philips Electronics N.V. Steam ironing device
DE602004031770D1 (de) * 2003-12-16 2011-04-21 Koninkl Philips Electronics Nv Dampfbügeleisen
JP4667188B2 (ja) * 2005-09-27 2011-04-06 三洋電機株式会社 スチームアイロン
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5415090A (en) * 1977-07-01 1979-02-03 Jiyounan Mishin Saabisu Sentaa Steam iron

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