JP2605413B2 - アイロン装置 - Google Patents

アイロン装置

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JP2605413B2
JP2605413B2 JP1213393A JP21339389A JP2605413B2 JP 2605413 B2 JP2605413 B2 JP 2605413B2 JP 1213393 A JP1213393 A JP 1213393A JP 21339389 A JP21339389 A JP 21339389A JP 2605413 B2 JP2605413 B2 JP 2605413B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は衣類等のしわ伸ばしを行うアイロン装置に関
するものである。
従来の技術 従来、この種のアイロン装置は、例えば特開昭60−56
000号公報などに示されているような構成を採ってお
り、具体的には第2図のような構造になっていた。
すなわち、ベース1を加熱するヒータ回路に接続され
た給電端子2を有するアイロン本体3と、前記給電端子
2と接続する電源端子4を有し、前記アイロン本体3を
載置するスタンド5を備え、上記アイロン本体3はスタ
ンド5上にベース1を略下向きにして、前上りに傾斜す
るように載置している。
発明が解決しようとする課題 しかし、このような構造のものでスチームアイロンを
構成する場合、アイロン本体3をスタンド5に載置した
際にスチームが止まらず、そのスチームが前記スタンド
5上に噴出、露結してしまい使用勝手が悪いとともに、
場合によっては上記スタンド5の電源端子4に水滴が露
結して絶縁不良が生じるなど安全性の面でも問題があっ
た。
一般にスチームアイロンは、気化室を有するベースの
上方に、この気化室に水を供給するタンク、およびこの
タンク内の水の気化室への供給と停止を行う開閉装置を
備えている。
そして、通常スチームアイロンとして使用する場合、
手動により前記開閉装置を操作して「スチーム」と「ド
ライ」の切り替えを行うが、アイロンをスタンドに載置
する場合に、開閉装置を閉じる操作をしないのが実情で
ある。
したがって、前記のようにアイロンをスタンドに載置
した場合にスチームが噴出し続けるという問題があっ
た。
そこで本発明は、「スチーム」として使用しているア
イロン本体をスタンドに載置するたびに、開閉装置を手
動により操作しなくても直ちにスチームが止まる使い勝
手のよい、しかも安全性の高いスチームアイロンを得る
ようにするとともに、構成部品のバラツキやスタンドへ
の載置状態のバラツキなどを吸収して、確実にスチーム
を停止することを目的としている。
課題を解決するための手段 そして上記の目的を達成するために、本発明は、ヒー
タによって加熱されるベース、このベースに形成した気
化室、この気化室の上方に配置したタンク、このタンク
内の水を前記気化室へ供給する導水路、およびこの導水
路を開閉する弁装置を有するアイロン本体と、このアイ
ロン本体を載置するスタンドと、前記アイロン本体のス
タンドへの載置に応動して前記弁装置を動作させる作動
装置をアイロン本体内に備え、前記作動装置は、一端を
前記弁装置に連係させた連結棒に、スプリングを介して
摺動自在に開閉杆押え棒を連設し、同開閉杆押え棒の可
動ストロークを吸収する吸収装置を有したものである。
作用 本発明のアイロン装置は、上記構成により、「スチー
ム」として使用しているアイロン本体をスタンドに載置
した場合、この載置と連動して弁装置が導水路を自動的
に閉じて気化室への給水を停止する。したがって、アイ
ロン本体をスタンドに載置するたびに、開閉装置を手動
で操作する必要がなくなるのである。
また、スタンドからアイロン本体を外した場合も、自
動的に弁装置が開いて気化室への給水が可能な状態とな
るのである。
そして、アイロン本体をスタンドに載置したとき、弁
装置を駆動する作動装置にその可動ストロークのバラツ
キを吸収する吸収装置を設けたことにより、弁装置の動
作量以上の十分な可動ストロークが加えられることにな
る。これによって、作動装置や弁装置を構成する部品に
バラツキが生じたり、アイロンがけ作業中も頻繁に行わ
れるアイロン本体のスタンドへの載置に対し、載置され
る状態にバラツキが生じても、弁装置を確実に動作させ
ることができるようになるのである。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。第1図において、11はヒータ12によって加熱され
るベースで、蓋体13で覆われた気化室14を形成してい
る。15はベース11の上面側を覆うカバー。16はベース11
の上面側に配置した導水路で、複数の部材を熱或は超音
波溶着等で結合して構成しており、この導水路16の入口
は上面に開口し、着脱自在なタンク17の底部に開口した
給水口18と対向してパッキング19によりシール結合して
いる。20はタンク17の底部に設けた給水口18の常閉弁
で、タンク17を装着したとき、導水路16に設けた押し上
げ部21によって常閉弁20を上方へ動作させ、給水口18を
開成してタンク17内の水を導水路16に流入させる。ま
た、導水路16の出口側にはノズル部22を設け、シールパ
ッキング23を介して前記気化室14と結合している。この
ように、タンク17内の水は導水路16を介して気化室14に
供給される。24は導水路16の入口と出口の間に位置した
ポンプ装置25のシリンダで、導水路16に連設している。
26はポンプ装置25を操作するスチーム釦で、「スチー
ム」と「ドライ」の切替えとともに、前記ポンプ装置25
を上下に摺動させることができるようになっている。27
はポンプ装置25を上方に付勢するスプリング、28は上記
ポンプ装置25の下端に対向して導水路16内に遊動自在に
配置したボールで、前記ポンプ装置25の上下動によりこ
のボール28を介して導水路16を開閉することができる。
29は上記ポンプ装置25等を包囲してカバー15上に取り付
けた把手、30は前記ノズル部22を開閉する為の開閉杆で
あり、通常はスプリング31により上方に付勢されてい
る。32は前記導水路16に回動自在に取り付けた略L字状
の開閉杆押え板で、その一方は前記開閉杆30の上方に位
置するように設けてある。33は前記カバー15と把手29と
の間に摺動自在に設けた連結棒で、その一端は前記開閉
杆押え板32の他方に対向する位置に設けてあり、他端に
は樹脂等で成形した開閉杆押え棒35に摺動自在に連結し
てある。そして、上記連結棒33にはストッパー33aが取
り付けてあり、このストッパー33aとカバー15間、およ
び同ストッパー33aと開閉杆押え棒35間には、それぞれ
スプリング34aおよび34bが設けてあり、スプリング34a
は連結棒33の一端が開閉杆押え板32より離反する方向に
連結棒33を付勢するもので、比較的バネ荷重は弱いもの
でよい。一方、スプリング34bは開閉杆押え棒35を後方
へ付勢すると同時に、ストッパー33aを介して開閉杆30
を押し下げるために、スプリング31より強く設定してい
る。36は把手29の後部に取り付けた把手裏板で、前記開
閉杆押え棒35の端部と対向する位置に穴37を設けてあ
る。38はベース11を加熱するヒータ回路に接続された給
電端子で、スタンド39にアイロン本体を載置した際、電
源端子40と電気的に接続するようになっている。41は前
記スタンド39に一体に設けた凸部で、前記把手裏板36に
設けた穴37と対向する位置に設けられており、前記開閉
杆押え棒35を押すことができるようになっている。
次に、この一実施例の構成における作用について説明
する。まず、スチーム釦26をスプリング27に打ち勝って
下方に押し下げた場合、ポンプ装置25は下方へ押し下げ
られてボール28により導水路16が閉じられる。そして、
水を入れたタンク17をアイロンに装着すると、水は給水
口18から導水路16内に流入するが、ボール28によって導
水路16が閉じられているため、気化室14へは供給されず
「ドライ」の状態である。
次に、スチーム釦26を上方に位置させた場合、スプリ
ング27がポンプ装置25を上方に引き上げ、ポンプ装置25
の下端にあるボール28の押し下げを解除する。したがっ
て、タンク17内の水は導水路16を通り、ノズル部22で制
限されて気化室14に供給され、通常のスチームを噴出さ
せることができる。
そして、アイロンがけ作業を「スチーム」で行ってい
る状態において、アイロン本体をスタンド39に載置した
際のスチーム停止機構について詳細に説明する。
まず、アイロン本体をスタンド39に載置すると、前記
スタンド39に設けた凸部41が前記把手裏板36に設けた穴
37を介して、開閉杆押え棒35を押し始めるが、最初の内
はバネ荷重の強いスプリング34bは殆んど変形せず、ス
トッパー33aを介してスプリング34aを圧縮して連結棒33
を前方へ押し出す。そして、徐々に開閉杆押え板32の一
端を前方に回動させ、この開閉杆押え板32の他方がスプ
リング31に打ち勝って開閉杆30を下方に押し下げること
により、前記ノズル部22を閉じることができる。
ここで、当然のことながら上記開閉杆30が上記ノズル
部22に突き当たるため、これ以上連結棒33は前方に押し
進むことが出来なくなってくる。しかしながら、このよ
うな状態になっても構成部品のバラツキや、アイロン本
体のスタンド39への載置状態のバラツキなどによって、
前記凸部41が開閉杆押え棒35をさらに前方に押す場合が
ある。しかし、前述したように連結棒33はこれ以上前方
に進めないため、上記スプリング34bがストッパー33aと
開閉杆押え棒35との間で徐々に縮み始め、結局、前記開
閉杆押え棒35のみが前方に動くことになる。
したがって、例えスチーム釦26をスチーム状態のまま
にしてアイロン本体をスタンド39に載置しても、タンク
17内の水は導水路16を通りノズル部までは到達するもの
の、前記開閉杆30が前記ノズル部22を閉じているため、
気化室に水が供給されず、スチームの噴出を停止させる
ことができる。
さらに、上記開閉杆押え棒35はスプリング34bを介し
て連結棒33に摺動自在に取り付けてあるため、これが可
動ストロークを吸収する吸収装置として作動し、構成部
品のバラツキや、アイロン本体のスタンド39への載置方
法のバラツキ等にかかわらず上記弁装置を確実に動作さ
せることができるものである。
そして、アイロン本体をスタンド39より離した場合に
は、上記スタンド39に設けた凸部41が開閉杆押え棒35の
押圧を解除するため、スプリング34aおよび34bにより、
連結棒33および開閉杆押え棒35が後方へ移動し、連結棒
33が開閉杆押え板32より離反して、前記スプリング31が
開閉杆30及び開閉杆押え板32を上方に押し上げる。つま
り、前記ノズル部22が開放状態となる。
ここで、スチーム釦26を「スチーム」の状態にする
と、スプリング27がポンプ装置25を上方に引き上げ、ポ
ンプ装置25の下端にあるボール28の押し下げを解除し、
タンク17内の水は導水路16を通り、ノズル部22で制限さ
れて気化室14に供給され、通常のスチームを噴出させる
ことができるものである。
なお、本実施例は導水路の出口を開閉してスチームを
止める機構について説明したが、タンクの出口または気
化室の入口や出口を開閉させても同様の効果が得られ
る。
要はアイロン本体のスタンドの載置に応動してスチー
ムの噴出を停止させるものであればよい。
また、可動ストロークを吸収する吸収装置について
も、開閉杆押え棒35をスプリング34bを介して連結棒33
に摺動自在に連結したが、開閉杆押え板をバネ材で構成
したり、スタンドの凸部を摺動自在に設けることによっ
ても同様の効果が得られる。
さらに、このような装置はコードレスアイロンのみな
らず通常のスチームアイロンでも同様の作用、効果が得
られることは今さら言うまでもない。
発明の効果 以上のように本発明のアイロン装置は、ヒータによっ
て加熱されるベース、このベースに形成した気化室、こ
の気化室の上方に配置したタンク、このタンク内の水を
前記気化室へ供給する導水路、およびこの導水路を開閉
する弁装置を有するアイロン本体と、このアイロン本体
を載置するスタンドと、前記アイロン本体のスタンドへ
の載置に応動して前記弁装置を動作させる作動装置をア
イロン本体内に備え、前記作動装置は、一端を前記弁装
置に連係させた連結棒に、スプリングを介して摺動自在
に開閉杆押え棒を連設し、同開閉杆押え棒の可動ストロ
ークを吸収する吸収装置を有したことにより、アイロン
本体をスタンドに載置した場合、自動的にスチームの噴
出を止めることができるので、使い勝手がよく、しか
も、スチームによる火傷や露結によるスタンドの電源端
子部の絶縁劣化等のない極めて安全性の高いアイロン装
置を得ることができるものである。
また、アイロン本体をスタンドに載置した時に、前記
弁装置を作動させる作動装置の可動ストロークのバラツ
キを、吸収装置によって吸収するようにしたことによ
り、構成部品のバラツキや、アイロン本体のスタンドへ
の載置状態にバラツキが生じても、弁装置による気化室
への給水と停止を確実に行うことができ、アイロンがけ
作業中に頻繁に行うアイロン本体のスタンドへの載置が
簡便に行えるものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示したアイロン装置の要部
断面図、第2図は従来のアイロンの要部断面図である。 11……ベース、14……気化室、16……導水路、17……タ
ンク、30……開閉杆、32……開閉杆押え板、33……連結
棒、33a……ストッパー、34a,34b……スプリング、35…
…開閉杆押え棒、39……スタンド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻 隆久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−262898(JP,A) 特開 昭63−102800(JP,A) 特開 平2−80093(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒータによって加熱されるベース、このベ
    ースに形成した気化室、この気化室の上方に配置したタ
    ンク、このタンク内の水を前記気化室へ供給する導水
    路、およびこの導水路を開閉する弁装置を有するアイロ
    ン本体と、このアイロン本体を載置するスタンドと、前
    記アイロン本体のスタンドへの載置に応動して前記弁装
    置を動作させる作動装置をアイロン本体内に備え、前記
    作動装置は、一端を前記弁装置に連係させた連結棒に、
    スプリングを介して摺動自在に開閉杆押え棒を連設し、
    同開閉杆押え棒の可動ストロークを吸収する吸収装置を
    有したアイロン装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01262898A (ja) * 1988-04-14 1989-10-19 Sanyo Electric Co Ltd スチームアイロン

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