JP2800389B2 - スチームアイロン - Google Patents
スチームアイロンInfo
- Publication number
- JP2800389B2 JP2800389B2 JP2215343A JP21534390A JP2800389B2 JP 2800389 B2 JP2800389 B2 JP 2800389B2 JP 2215343 A JP2215343 A JP 2215343A JP 21534390 A JP21534390 A JP 21534390A JP 2800389 B2 JP2800389 B2 JP 2800389B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- cover
- nozzle
- protrusion
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は衣類等のしわ伸ばしを行うアイロン装置に関
するものである。
するものである。
従来の技術 従来、この種のスチームアイロンは第5図のような構
造になっていた。
造になっていた。
すなわち、タンク1は係止装置2を介してアイロン本
体3に取り付けられ、タンク1の底面に設けた滴下ノズ
ル部4はシール部材5により気化室とシール結合されて
いた。そして、前記係止装置2を解除した時に、タンク
1の底面に設けられた突部7が押し上げ部材6により上
方へ押し上げられ、アイロン本体3から取り外せるよう
になっていた。
体3に取り付けられ、タンク1の底面に設けた滴下ノズ
ル部4はシール部材5により気化室とシール結合されて
いた。そして、前記係止装置2を解除した時に、タンク
1の底面に設けられた突部7が押し上げ部材6により上
方へ押し上げられ、アイロン本体3から取り外せるよう
になっていた。
発明が解決しようとする課題 しかし、このような構造のものでは、タンク1をアイ
ロン本体3に取り付ける時に、タンク1の底面に設けた
滴下ノズル部4がカバー8の上に取り付けられた断熱板
9に当たり、断熱板9が傷つくとともに断熱板の削れた
粉がノズルの穴につまって、タンク内の水が滴下しない
という問題があった。
ロン本体3に取り付ける時に、タンク1の底面に設けた
滴下ノズル部4がカバー8の上に取り付けられた断熱板
9に当たり、断熱板9が傷つくとともに断熱板の削れた
粉がノズルの穴につまって、タンク内の水が滴下しない
という問題があった。
そこで、本発明はタンク着脱時に滴下ノズルがカバー
に当たるのを防止して、スムーズに操作できるスチーム
アイロンを得ることを目的としている。
に当たるのを防止して、スムーズに操作できるスチーム
アイロンを得ることを目的としている。
課題を解決するための手段 そして、上記の目的を達成するために本発明は、ヒー
タによって加熱されるベースと、このベースに形成した
気化室と、前記ベースの上面側に覆って設置したカバー
と、このカバーの上方に前後方向へ着脱自在に取付けた
タンクと、このタンクの下面より前記ベース側へ突出す
るように取付けた滴下ノズルと、この滴下ノズルと前記
気化室をシール結合するシール部材とを具備し、前記カ
バーの上面には、前記シール部材の両側に前後方向へ延
びる第1の突部を形成するとともに、前記タンクの下面
には、前記滴下ノズルの後方に前記第1の突部と当接し
て、前記カバーと滴下ノズルとの間に隙間を形成する第
2の突部を形成し、前記滴下ノズルが前記シール部材と
の結合点上に位置したとき、前記第2の突部が第1の突
部から外れて前記シール部材と結合するようにしたもの
である。
タによって加熱されるベースと、このベースに形成した
気化室と、前記ベースの上面側に覆って設置したカバー
と、このカバーの上方に前後方向へ着脱自在に取付けた
タンクと、このタンクの下面より前記ベース側へ突出す
るように取付けた滴下ノズルと、この滴下ノズルと前記
気化室をシール結合するシール部材とを具備し、前記カ
バーの上面には、前記シール部材の両側に前後方向へ延
びる第1の突部を形成するとともに、前記タンクの下面
には、前記滴下ノズルの後方に前記第1の突部と当接し
て、前記カバーと滴下ノズルとの間に隙間を形成する第
2の突部を形成し、前記滴下ノズルが前記シール部材と
の結合点上に位置したとき、前記第2の突部が第1の突
部から外れて前記シール部材と結合するようにしたもの
である。
作用 本発明のスチームアイロンは、上記構成により、タン
クをアイロン本体に装着するときに、滴下ノズルの後方
に形成した第2の突部が、カバーの上部に形成した第1
の突部に当接しながらタンクが移動するため、滴下ノズ
ル下面とカバーの間に隙間ができ、滴下ノズルがカバー
に当たることなくタンクをアイロン本体に装着すること
ができるものである。
クをアイロン本体に装着するときに、滴下ノズルの後方
に形成した第2の突部が、カバーの上部に形成した第1
の突部に当接しながらタンクが移動するため、滴下ノズ
ル下面とカバーの間に隙間ができ、滴下ノズルがカバー
に当たることなくタンクをアイロン本体に装着すること
ができるものである。
そして、滴下ノズルがアイロン本体との結合点上に位
置したときは、タンク下部の第2の突部がカバー上部に
設けた第1の突部から外れて、タンクがアイロン本体に
装着されるのである。
置したときは、タンク下部の第2の突部がカバー上部に
設けた第1の突部から外れて、タンクがアイロン本体に
装着されるのである。
また、タンクをアイロン本体から取り外す場合におい
ても、同様に滴下ノズルがカバーに当たることなくタン
クをアイロン本体から取り外すことができるのである。
ても、同様に滴下ノズルがカバーに当たることなくタン
クをアイロン本体から取り外すことができるのである。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。第1図〜第4図において、11はヒータ12を埋設し
たベースで気化室13を形成している。14はベース11の上
面を覆って設置した樹脂製のカバーで、その上部には前
後方向にほぼ平行に延びる第1の突部14aを形成してい
る。15はカバー14の上に取り付けた把手、16は把手15の
前上部に取り付けた係止装置である。17はベース11の上
面側に配置した水通路で、この水通路17の入口はカバー
14の上面に開口して、着脱自在なタンク18の底部に設け
た滴下ノズル19と対向しており、シール部材20によりシ
ール結合している。そして、このシール部材20の両側に
前記第1の突部14aが設けられている。18aはタンク18の
底部に位置して前記滴下ノズル19の後方に設けた第2の
突部で、タンク18をアイロン本体21に装着するとき、前
記カバー14に形成した突部14aと当接する位置に設けら
れている。22はタンク18はアイロン本体21に装着したと
き、このタンク18を前方へ付勢する押し出し部材で、前
記シール部材20と一体に形成されている。23はタンク18
の底面に設けた受部で、アイロン本体21にタンク18を装
着したとき、押し出し部材22を側方から押圧する位置に
設けている。24はアイロン本体21にタンク18を装着した
とき係止装置16と係合する係合部である。
する。第1図〜第4図において、11はヒータ12を埋設し
たベースで気化室13を形成している。14はベース11の上
面を覆って設置した樹脂製のカバーで、その上部には前
後方向にほぼ平行に延びる第1の突部14aを形成してい
る。15はカバー14の上に取り付けた把手、16は把手15の
前上部に取り付けた係止装置である。17はベース11の上
面側に配置した水通路で、この水通路17の入口はカバー
14の上面に開口して、着脱自在なタンク18の底部に設け
た滴下ノズル19と対向しており、シール部材20によりシ
ール結合している。そして、このシール部材20の両側に
前記第1の突部14aが設けられている。18aはタンク18の
底部に位置して前記滴下ノズル19の後方に設けた第2の
突部で、タンク18をアイロン本体21に装着するとき、前
記カバー14に形成した突部14aと当接する位置に設けら
れている。22はタンク18はアイロン本体21に装着したと
き、このタンク18を前方へ付勢する押し出し部材で、前
記シール部材20と一体に形成されている。23はタンク18
の底面に設けた受部で、アイロン本体21にタンク18を装
着したとき、押し出し部材22を側方から押圧する位置に
設けている。24はアイロン本体21にタンク18を装着した
とき係止装置16と係合する係合部である。
次に、この一実施例の構成における作用について説明
する。まず、アイロン本体21にタンク18を装着するとき
には、タンク18の底面に設けた第2の突部18aが、カバ
ー14に形成した第1の突部14aに当接しながらタンク18
が移動する。この時、滴下ノズル19の下面とカバー14の
間には隙間が形成されるため、滴下ノズル19がカバー14
に当たることがない。さらに、タンク18を後方へ移動さ
せ、滴下ノズル19がアイロン本体21との結合点上に位置
した時に、タンク18下部の第2の突部18aがカバー14上
部に設けた第1の突部14aから外れ、把手15に設けた係
止装置16とタンク18に設けた係合部24が係合して、タン
ク18はアイロン本体21に係止される。
する。まず、アイロン本体21にタンク18を装着するとき
には、タンク18の底面に設けた第2の突部18aが、カバ
ー14に形成した第1の突部14aに当接しながらタンク18
が移動する。この時、滴下ノズル19の下面とカバー14の
間には隙間が形成されるため、滴下ノズル19がカバー14
に当たることがない。さらに、タンク18を後方へ移動さ
せ、滴下ノズル19がアイロン本体21との結合点上に位置
した時に、タンク18下部の第2の突部18aがカバー14上
部に設けた第1の突部14aから外れ、把手15に設けた係
止装置16とタンク18に設けた係合部24が係合して、タン
ク18はアイロン本体21に係止される。
そして、アイロン本体21からタンク18を取り外すと
き、係止装置16を解除すると押し出し部材22の反発力が
タンク18の受部23に働いてタンク18を前方に押し出す。
押し出されたタンク18は、下部に設けた第2の突部18a
がカバー14に設けた第1の突部14aに当接して移動す
る。このときもタンク18を装着するときと同様に滴下ノ
ズル19がカバー14に当たることはない。
き、係止装置16を解除すると押し出し部材22の反発力が
タンク18の受部23に働いてタンク18を前方に押し出す。
押し出されたタンク18は、下部に設けた第2の突部18a
がカバー14に設けた第1の突部14aに当接して移動す
る。このときもタンク18を装着するときと同様に滴下ノ
ズル19がカバー14に当たることはない。
発明の効果 以上のように本発明のスチームアイロンは、ヒータに
よって加熱されるベースと、このベースに形成した気化
室と、前記ベースの上面側に覆って設置したカバーと、
このカバーの上方に前後方向へ着脱自在に取付けたタン
クと、このタンクの下面より前記ベース側へ突出するよ
うに取付けた滴下ノズルと、この滴下ノズルと前記気化
室をシール結合するシール部材とを具備し、前記カバー
の上面には、前記シール部材の両側に前後方向へ延びる
第1の突部を形成するとともに、前記タンクの下面に
は、前記滴下ノズルの後方に前記第1の突部と当接し
て、前記カバーと滴下ノズルとの間に隙間を形成する第
2の突部を形成し、前記滴下ノズルが前記シール部材と
の結合点上に位置したとき、前記第2の突部が第1の突
部から外れて前記シール部材と結合するようにしたか
ら、タンクをアイロン本体に着脱するときに、カバーと
滴下ノズルとの間に隙間を形成することができるため、
滴下ノズルがカバーに衝突してカバーに傷を付けること
を防止することができるとともに、タンクを着脱する際
の操作性をよくして使い勝手を向上することができる。
よって加熱されるベースと、このベースに形成した気化
室と、前記ベースの上面側に覆って設置したカバーと、
このカバーの上方に前後方向へ着脱自在に取付けたタン
クと、このタンクの下面より前記ベース側へ突出するよ
うに取付けた滴下ノズルと、この滴下ノズルと前記気化
室をシール結合するシール部材とを具備し、前記カバー
の上面には、前記シール部材の両側に前後方向へ延びる
第1の突部を形成するとともに、前記タンクの下面に
は、前記滴下ノズルの後方に前記第1の突部と当接し
て、前記カバーと滴下ノズルとの間に隙間を形成する第
2の突部を形成し、前記滴下ノズルが前記シール部材と
の結合点上に位置したとき、前記第2の突部が第1の突
部から外れて前記シール部材と結合するようにしたか
ら、タンクをアイロン本体に着脱するときに、カバーと
滴下ノズルとの間に隙間を形成することができるため、
滴下ノズルがカバーに衝突してカバーに傷を付けること
を防止することができるとともに、タンクを着脱する際
の操作性をよくして使い勝手を向上することができる。
第1図は本発明の一実施例を示したスチームアイロンの
要部断面図、第2図は同タンクを外した状態の上面図、
第3図は同要部の拡大断面図、第4図は同タンクの下面
図、第5図は従来のアイロンの要部断面図である。 11……ベース、12……ヒータ、14……カバー 14a……突部、18……タンク、18a……突部 19……滴下ノズル、21……アイロン本体。
要部断面図、第2図は同タンクを外した状態の上面図、
第3図は同要部の拡大断面図、第4図は同タンクの下面
図、第5図は従来のアイロンの要部断面図である。 11……ベース、12……ヒータ、14……カバー 14a……突部、18……タンク、18a……突部 19……滴下ノズル、21……アイロン本体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西本 信也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−171594(JP,A) 特開 昭55−143199(JP,A) 特開 昭61−143094(JP,A) 実公 昭60−5909(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06F 75/08 - 75/20,75/38
Claims (1)
- 【請求項1】ヒータによって加熱されるベースと、この
ベースに形成した気化室と、前記ベースの上面側を覆っ
て設置したカバーと、このカバーの上方に前後方向へ着
脱自在に取付けたタンクと、このタンクの下面より前記
ベース側へ突出するように取付けた滴下ノズルと、この
滴下ノズルと前記気化室をシール結合するシール部材と
を具備し、前記カバーの上面には、前記シール部材の両
側に前後方向へ延びる第1の突部を形成するとともに、
前記タンクの下面には、前記滴下ノズルの後方に前記第
1の突部と当接して、前記カバーと滴下ノズルとの間に
隙間を形成する第2の突部を形成し、前記滴下ノズルが
前記シール部材との結合点上に位置したとき、前記第2
の突部が第1の突部から外れて前記シール部材と結合す
るようにしたスチームアイロン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2215343A JP2800389B2 (ja) | 1990-08-14 | 1990-08-14 | スチームアイロン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2215343A JP2800389B2 (ja) | 1990-08-14 | 1990-08-14 | スチームアイロン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0497797A JPH0497797A (ja) | 1992-03-30 |
JP2800389B2 true JP2800389B2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=16670734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2215343A Expired - Fee Related JP2800389B2 (ja) | 1990-08-14 | 1990-08-14 | スチームアイロン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2800389B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55143199A (en) * | 1979-04-27 | 1980-11-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Steam iron |
JPS59171594A (ja) * | 1983-03-17 | 1984-09-28 | 松下電器産業株式会社 | スチ−ムアイロン |
JPS605909U (ja) * | 1983-06-27 | 1985-01-17 | トヨタ自動車株式会社 | ト−シヨンバ−式スタビライザ |
JPS61143094A (ja) * | 1984-12-18 | 1986-06-30 | 三洋電機株式会社 | タンク着脱式スチ−ムアイロン |
-
1990
- 1990-08-14 JP JP2215343A patent/JP2800389B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0497797A (ja) | 1992-03-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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