JP2698679B2 - 給湯装置 - Google Patents
給湯装置Info
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- JP2698679B2 JP2698679B2 JP2017360A JP1736090A JP2698679B2 JP 2698679 B2 JP2698679 B2 JP 2698679B2 JP 2017360 A JP2017360 A JP 2017360A JP 1736090 A JP1736090 A JP 1736090A JP 2698679 B2 JP2698679 B2 JP 2698679B2
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- Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
- Control For Baths (AREA)
- Details Of Fluid Heaters (AREA)
Description
本発明は、浴槽等への給湯、浴槽内の湯水の追焚とと
もに湯水の濾過及び殺菌が可能な給湯装置に関するもの
である。
もに湯水の濾過及び殺菌が可能な給湯装置に関するもの
である。
最近、浴槽には、従前の風呂釜に代わって給湯及び追
焚を行う機能を備えた給湯装置が盛んに用いられるよう
になってきている。
焚を行う機能を備えた給湯装置が盛んに用いられるよう
になってきている。
ところで、浴槽に注湯された温水は汚濁しやすく、そ
のために温水を新しい温水に入れ代えることが頻繁に行
われ、不経済感は免れ得なかった。 さらに、浴槽に温水を注湯するために、給湯装置にお
ける給湯用熱交換器が用いられる場合、温水の注湯量
は、給湯用熱交換器の熱交換の能力によって決まってし
まい、その能力以上に注湯量を増やそうとすると、熱交
換率の低下、すなわち、湯温の低下を招来することにな
る。そのために、注湯は給湯用熱交換器の熱交換の能力
範囲内で行うこととなり、能力の低い機種では注湯完了
までに相当の時間を要した。 本発明はかかる課題に鑑みてなされたものである。
のために温水を新しい温水に入れ代えることが頻繁に行
われ、不経済感は免れ得なかった。 さらに、浴槽に温水を注湯するために、給湯装置にお
ける給湯用熱交換器が用いられる場合、温水の注湯量
は、給湯用熱交換器の熱交換の能力によって決まってし
まい、その能力以上に注湯量を増やそうとすると、熱交
換率の低下、すなわち、湯温の低下を招来することにな
る。そのために、注湯は給湯用熱交換器の熱交換の能力
範囲内で行うこととなり、能力の低い機種では注湯完了
までに相当の時間を要した。 本発明はかかる課題に鑑みてなされたものである。
前記課題を解決するために、本発明の給湯装置は、所
定量の湯水を溜める浴槽と、この浴槽内の湯水を加熱す
る追焚用熱交換器と、この追焚用熱交換器と前記浴槽と
の間に設けられた往き管及び戻り管により、前記追焚用
熱交換器と前記浴槽との間に形成された循環経路と、前
記戻り管に設けられて前記循環経路を通して前記浴槽内
の前記湯水を追焚用熱交換器に循環させる循環ポンプ
と、この循環ポンプと前記追焚用熱交換器との間の前記
戻り管に並列に設けられた前記湯水の濾過装置及び殺菌
装置と、これら濾過装置及び殺菌装置が設けらた管路の
一方を排出口側に連結させる第1の流路切換弁と、前記
濾過装置及び前記殺菌装置が設けられた前記管路の他方
を前記往き管側に連結さる第2の流路切換弁と、給水口
からの給水を加熱する給湯用熱交換器と、この給湯用熱
交換器で加熱された給湯と前記給水を混合する温水混合
手段と、この温水混合手段からの湯水を溜めるホッパ
と、このホッパから湯水を前記戻り管を通して前記浴槽
に導く管路に設けられ、前記浴槽側に供給される湯水の
流量を検出する流量センサと、この流量センサが設けら
れた前記管路と前記戻り管との間に設けられて前記ポン
プ側へ前記ホッパ側の湯水か又は前記浴槽側の湯水かを
選択的に切り換える第3の流路切換弁と、前記往き管と
前記戻り管との間に形成されたバイパス管路に設けられ
て前記流量センサの検出水量に基づいて水量制御を行う
制御弁とを備えた給湯装置であって、循環する湯水を濾
過装置及び殺菌装置に通過させて前記湯水の濾過及び殺
菌を行うとともに、前記第1及び第2の流路切換弁を切
り換えて前記濾過装置及び前記殺菌装置に前記濾過及び
殺菌時とは逆方向に湯水を通流させて洗浄し、その洗浄
後の湯水を排出口に排出させることを特徴とする。
定量の湯水を溜める浴槽と、この浴槽内の湯水を加熱す
る追焚用熱交換器と、この追焚用熱交換器と前記浴槽と
の間に設けられた往き管及び戻り管により、前記追焚用
熱交換器と前記浴槽との間に形成された循環経路と、前
記戻り管に設けられて前記循環経路を通して前記浴槽内
の前記湯水を追焚用熱交換器に循環させる循環ポンプ
と、この循環ポンプと前記追焚用熱交換器との間の前記
戻り管に並列に設けられた前記湯水の濾過装置及び殺菌
装置と、これら濾過装置及び殺菌装置が設けらた管路の
一方を排出口側に連結させる第1の流路切換弁と、前記
濾過装置及び前記殺菌装置が設けられた前記管路の他方
を前記往き管側に連結さる第2の流路切換弁と、給水口
からの給水を加熱する給湯用熱交換器と、この給湯用熱
交換器で加熱された給湯と前記給水を混合する温水混合
手段と、この温水混合手段からの湯水を溜めるホッパ
と、このホッパから湯水を前記戻り管を通して前記浴槽
に導く管路に設けられ、前記浴槽側に供給される湯水の
流量を検出する流量センサと、この流量センサが設けら
れた前記管路と前記戻り管との間に設けられて前記ポン
プ側へ前記ホッパ側の湯水か又は前記浴槽側の湯水かを
選択的に切り換える第3の流路切換弁と、前記往き管と
前記戻り管との間に形成されたバイパス管路に設けられ
て前記流量センサの検出水量に基づいて水量制御を行う
制御弁とを備えた給湯装置であって、循環する湯水を濾
過装置及び殺菌装置に通過させて前記湯水の濾過及び殺
菌を行うとともに、前記第1及び第2の流路切換弁を切
り換えて前記濾過装置及び前記殺菌装置に前記濾過及び
殺菌時とは逆方向に湯水を通流させて洗浄し、その洗浄
後の湯水を排出口に排出させることを特徴とする。
給湯用熱交換器の熱交換作用によって加熱された温水
は、一時的にホッパに貯留され、その温水は強制循環手
段によって循環ポンプ、バイパス管路を介して浴槽に注
湯される。ここで、この給湯装置の給水量を上回る注水
がなされる場合、すなわち、ホッパからの強制循環手段
による温水の供給量が給湯装置に給水される量を上回る
場合、ホッパと強制循環手段との間に設けられた流量セ
ンサによって温水の流量が検知され、この検知信号に基
づいて温水制御弁の開度制御がなされ、温水の一部は追
焚用熱交換器へ供給され、追焚用熱交換器において熱交
換がなされて浴槽へと注湯される。このように、注湯量
が給湯用熱交換器の熱交換の能力を越えても、追焚用熱
交換器を作動させることにより、湯温の低下が防止さ
れ、所定の湯温の温水が短時間で注湯されることにな
る。 注湯完了後、流路が切り換えられ、追焚運転が開始さ
れる。強制循環手段の作用下に、浴槽から還流された温
水の一部は、強制循環手段を介して濾過装置及び殺菌装
置に供給される一方、追焚用熱交換器に供給され熱交換
が行われる。このように、追焚運転の際、温水は濾過装
置によって温水中の汚れが除去されるとともに、殺菌装
置によって殺菌され、温水の汚濁が抑制される。なお、
前記濾過装置及び殺菌装置は、適時、流路を切り換えて
逆洗することにより、能力を維持させることができる。
は、一時的にホッパに貯留され、その温水は強制循環手
段によって循環ポンプ、バイパス管路を介して浴槽に注
湯される。ここで、この給湯装置の給水量を上回る注水
がなされる場合、すなわち、ホッパからの強制循環手段
による温水の供給量が給湯装置に給水される量を上回る
場合、ホッパと強制循環手段との間に設けられた流量セ
ンサによって温水の流量が検知され、この検知信号に基
づいて温水制御弁の開度制御がなされ、温水の一部は追
焚用熱交換器へ供給され、追焚用熱交換器において熱交
換がなされて浴槽へと注湯される。このように、注湯量
が給湯用熱交換器の熱交換の能力を越えても、追焚用熱
交換器を作動させることにより、湯温の低下が防止さ
れ、所定の湯温の温水が短時間で注湯されることにな
る。 注湯完了後、流路が切り換えられ、追焚運転が開始さ
れる。強制循環手段の作用下に、浴槽から還流された温
水の一部は、強制循環手段を介して濾過装置及び殺菌装
置に供給される一方、追焚用熱交換器に供給され熱交換
が行われる。このように、追焚運転の際、温水は濾過装
置によって温水中の汚れが除去されるとともに、殺菌装
置によって殺菌され、温水の汚濁が抑制される。なお、
前記濾過装置及び殺菌装置は、適時、流路を切り換えて
逆洗することにより、能力を維持させることができる。
以下、本発明を図面に示した実施例を参照して詳細に
説明する。 第1図は、本発明の給湯装置の一実施例を示してい
る。第1図において、1は給湯装置を示し、この給湯装
置1には給湯用熱交換器2、追焚用熱交換器2及び温水
の強制循環手段としての循環ポンプ4が設けられるとと
もに、循環ポンプ4と追焚用熱交換器3との間に、温水
の濾過装置5及び殺菌装置6が設けられている。 給湯用熱交換器2と追焚用熱交換器3との間には、給
湯用熱交換器2からの温水を一次的に貯留するとともに
追焚用熱交換器3への温水供給量を調節するためのホッ
パ7が介在している。このホッパ7と循環ポンプ4との
間には流量センサ7が設けられる。また、追焚用熱交換
器3の温水入口側から出口側に至るバイパス管路9、10
が設けられるとともに、このバイパス管路9には流量セ
ンサ8の検知信号に基づき、追焚用熱交換器3からの温
水の流量制御を行う温水制御弁11が設けられ、さらに、
バイパス管路10には流路開閉弁12が設けられる。 また、濾過装置5及び殺菌装置6は互いに直列に配置
され、この濾過装置5及び殺菌装置6の温水流入側、流
出側には第1及び第2の流路切換弁13、14が設けられ、
この流路切換弁13、14を切り換えることにより濾過装置
5及び殺菌装置6の逆洗が行われるようにしたもので、
排水口15は濾過装置5及び殺菌装置6の逆洗水を排出す
るためのものである。なお、殺菌装置6は、既知の構成
のものでよい。 給湯用熱交換器2とホッパ7間には給水口16からの水
と給湯用熱交換器2からの温水を導入して混合する温水
混合手段17が設けられ、ホッパ7及び台所等、外部へ給
湯するための給湯口18へ温水を供給するようになってい
る。 次に、かかる給湯装置1と浴槽Bとの温水循環供給経
路について説明する。追焚用熱交換器3と浴槽Bとは、
温水供給通路である往き管19を介して接続され、往き管
19は浴槽Bに設けられた追焚用循環金具20に連絡接続さ
れる。また、この追焚用循環金具20には、気泡浴を行う
ためのエアを温水に混入させるエア電磁弁21が設けられ
ている。さらに、浴槽Bの底部には、浴槽水取入口22が
設けられ、浴槽水取入口22から温水を給湯装置1の循環
ポンプ4に還流するための戻り管23が設けられる。この
戻り管23には、浴槽Bからの温水を循環ポンプ4に還流
するための追焚循環経路を開閉する流路開閉弁24及びホ
ッパ7からの温水を供給遮断する第3の流路切換弁25が
介在している。 以上の構成に基づいて、その動作を説明する。 給湯用熱交換器2の熱交換作用によって加温された温
水は、温水混合手段17に至り、給水口16からの水との混
合によって所定の湯温にされて一時的にホッパ7に貯留
される。また、温水の一部は温水混合手段17から給湯口
18に供給され、台所その他外部へ給湯される。 そして、温水は循環ポンプ4によってホッパ7から流
量センサ8、流路切換弁25、循環ポンプ4、バイパス管
路9、温水制御弁11を介して往き管19に至り、浴槽Bに
注湯される。この場合、循環ポンプ4を通して浴槽B側
に供給される水量はホッパ7と循環ポンプ4との間に設
けられた流量センサ8によって検知され、この検知信号
に基づいて温水制御弁11の開度制御がなされ、往き管9
を通して浴槽Bに温水が供給される。また、温水の一部
は追焚用熱交換器3へ供給され、追焚用熱交換器3にお
いて熱交換がなされて往き管19を介して浴槽Bへと注湯
される。 浴槽Bへの注湯量が多いために給湯用熱交換器2の熱
交換の能力を越える場合、設定温度より浴槽Bに注湯さ
れる湯温が低下することが予想されるが、温水は追焚用
熱交換器3を通して加熱されるので、所定の湯温の湯水
が短時間で注湯される。なお、注湯量がさらに増大する
場合、流路開閉弁12を開成させバイパス管路10に温水を
通過させて給湯することもできる。 このように注湯が完了した後、流路開閉弁24が開成さ
れることで流路が切り換えられ、追焚運転が開始され
る。この場合、濾過装置5及び殺菌装置6の流路切換弁
13、14は切り換えられており、濾過装置5及び殺菌装置
6に温水が通流されるように流路が形成される。また、
温水は循環ポンプ4の作用下に、循環ポンプ4を介して
濾過装置5及び殺菌装置6に供給される一方、追焚用熱
交換器3に供給され熱交換が行われる。このように追焚
運転の際、温水は濾過装置5によって温水中の汚れが除
去されるとともに殺菌装置6によって殺菌され、温水の
汚濁が抑制される。 そして、濾過装置5及び殺菌装置6は、流路を切り換
えて逆洗することにより、能力を維持させることができ
る。すなわち、図示しない制御部によって流路切換弁1
3、14が切り換えられ、逆洗流路が形成される。温水
は、流路切換弁14、殺菌装置6、濾過装置5、流路切換
弁13を通流して排水口15に至り、排水される。逆洗は必
要に応じて行われる。 なお、本発明において、給湯用熱交換器2からの温水
を一時的に貯留するためのホッパ7にボールタップを備
えたものを適用することも可能である。
説明する。 第1図は、本発明の給湯装置の一実施例を示してい
る。第1図において、1は給湯装置を示し、この給湯装
置1には給湯用熱交換器2、追焚用熱交換器2及び温水
の強制循環手段としての循環ポンプ4が設けられるとと
もに、循環ポンプ4と追焚用熱交換器3との間に、温水
の濾過装置5及び殺菌装置6が設けられている。 給湯用熱交換器2と追焚用熱交換器3との間には、給
湯用熱交換器2からの温水を一次的に貯留するとともに
追焚用熱交換器3への温水供給量を調節するためのホッ
パ7が介在している。このホッパ7と循環ポンプ4との
間には流量センサ7が設けられる。また、追焚用熱交換
器3の温水入口側から出口側に至るバイパス管路9、10
が設けられるとともに、このバイパス管路9には流量セ
ンサ8の検知信号に基づき、追焚用熱交換器3からの温
水の流量制御を行う温水制御弁11が設けられ、さらに、
バイパス管路10には流路開閉弁12が設けられる。 また、濾過装置5及び殺菌装置6は互いに直列に配置
され、この濾過装置5及び殺菌装置6の温水流入側、流
出側には第1及び第2の流路切換弁13、14が設けられ、
この流路切換弁13、14を切り換えることにより濾過装置
5及び殺菌装置6の逆洗が行われるようにしたもので、
排水口15は濾過装置5及び殺菌装置6の逆洗水を排出す
るためのものである。なお、殺菌装置6は、既知の構成
のものでよい。 給湯用熱交換器2とホッパ7間には給水口16からの水
と給湯用熱交換器2からの温水を導入して混合する温水
混合手段17が設けられ、ホッパ7及び台所等、外部へ給
湯するための給湯口18へ温水を供給するようになってい
る。 次に、かかる給湯装置1と浴槽Bとの温水循環供給経
路について説明する。追焚用熱交換器3と浴槽Bとは、
温水供給通路である往き管19を介して接続され、往き管
19は浴槽Bに設けられた追焚用循環金具20に連絡接続さ
れる。また、この追焚用循環金具20には、気泡浴を行う
ためのエアを温水に混入させるエア電磁弁21が設けられ
ている。さらに、浴槽Bの底部には、浴槽水取入口22が
設けられ、浴槽水取入口22から温水を給湯装置1の循環
ポンプ4に還流するための戻り管23が設けられる。この
戻り管23には、浴槽Bからの温水を循環ポンプ4に還流
するための追焚循環経路を開閉する流路開閉弁24及びホ
ッパ7からの温水を供給遮断する第3の流路切換弁25が
介在している。 以上の構成に基づいて、その動作を説明する。 給湯用熱交換器2の熱交換作用によって加温された温
水は、温水混合手段17に至り、給水口16からの水との混
合によって所定の湯温にされて一時的にホッパ7に貯留
される。また、温水の一部は温水混合手段17から給湯口
18に供給され、台所その他外部へ給湯される。 そして、温水は循環ポンプ4によってホッパ7から流
量センサ8、流路切換弁25、循環ポンプ4、バイパス管
路9、温水制御弁11を介して往き管19に至り、浴槽Bに
注湯される。この場合、循環ポンプ4を通して浴槽B側
に供給される水量はホッパ7と循環ポンプ4との間に設
けられた流量センサ8によって検知され、この検知信号
に基づいて温水制御弁11の開度制御がなされ、往き管9
を通して浴槽Bに温水が供給される。また、温水の一部
は追焚用熱交換器3へ供給され、追焚用熱交換器3にお
いて熱交換がなされて往き管19を介して浴槽Bへと注湯
される。 浴槽Bへの注湯量が多いために給湯用熱交換器2の熱
交換の能力を越える場合、設定温度より浴槽Bに注湯さ
れる湯温が低下することが予想されるが、温水は追焚用
熱交換器3を通して加熱されるので、所定の湯温の湯水
が短時間で注湯される。なお、注湯量がさらに増大する
場合、流路開閉弁12を開成させバイパス管路10に温水を
通過させて給湯することもできる。 このように注湯が完了した後、流路開閉弁24が開成さ
れることで流路が切り換えられ、追焚運転が開始され
る。この場合、濾過装置5及び殺菌装置6の流路切換弁
13、14は切り換えられており、濾過装置5及び殺菌装置
6に温水が通流されるように流路が形成される。また、
温水は循環ポンプ4の作用下に、循環ポンプ4を介して
濾過装置5及び殺菌装置6に供給される一方、追焚用熱
交換器3に供給され熱交換が行われる。このように追焚
運転の際、温水は濾過装置5によって温水中の汚れが除
去されるとともに殺菌装置6によって殺菌され、温水の
汚濁が抑制される。 そして、濾過装置5及び殺菌装置6は、流路を切り換
えて逆洗することにより、能力を維持させることができ
る。すなわち、図示しない制御部によって流路切換弁1
3、14が切り換えられ、逆洗流路が形成される。温水
は、流路切換弁14、殺菌装置6、濾過装置5、流路切換
弁13を通流して排水口15に至り、排水される。逆洗は必
要に応じて行われる。 なお、本発明において、給湯用熱交換器2からの温水
を一時的に貯留するためのホッパ7にボールタップを備
えたものを適用することも可能である。
以上説明したように、本発明によれば、次のような効
果が得られる。 a.追焚運転の際、温水を濾過装置及び殺菌装置を介して
循環させるようにしたため、温水の汚濁が抑制され、浴
槽内の温水を清浄化することができ、しかも、濾過装置
及び殺菌装置は、必要に応じて逆洗を行い、その洗浄温
水を排水口から捨てることができ、その逆洗によって濾
過機能及び殺菌機能を維持でき、浴槽内の湯水の清浄化
を図ることができる。 b.注湯量が前記給湯用熱交換器の熱交換の能力を越えて
も、追焚用熱交換器を作動させることにより、温水の低
下を防止でき、所定の湯温の温水を短時間で浴槽内に注
湯することができる。
果が得られる。 a.追焚運転の際、温水を濾過装置及び殺菌装置を介して
循環させるようにしたため、温水の汚濁が抑制され、浴
槽内の温水を清浄化することができ、しかも、濾過装置
及び殺菌装置は、必要に応じて逆洗を行い、その洗浄温
水を排水口から捨てることができ、その逆洗によって濾
過機能及び殺菌機能を維持でき、浴槽内の湯水の清浄化
を図ることができる。 b.注湯量が前記給湯用熱交換器の熱交換の能力を越えて
も、追焚用熱交換器を作動させることにより、温水の低
下を防止でき、所定の湯温の温水を短時間で浴槽内に注
湯することができる。
図は、本発明にかかる給湯装置の一実施例を示す系統図
である。 1……給湯装置 2……給湯用熱交換器 3……追焚用熱交換器 4……循環ポンプ 5……濾過装置 6……殺菌装置 7……ホッパ 8……流量センサ 9、10……バイパス管路 11……温水制御弁 12……流路開閉弁 13……第1の流路切換弁 14……第2の流路切換弁 15……排水口 16……給水口 17……温水混合手段 18……給湯口 19……往き管 20……追焚用循環金具 21……エア電磁弁 22……浴槽水取入口 23……戻り管 24……流路開閉弁 25……第3の流路切換弁 B……浴槽
である。 1……給湯装置 2……給湯用熱交換器 3……追焚用熱交換器 4……循環ポンプ 5……濾過装置 6……殺菌装置 7……ホッパ 8……流量センサ 9、10……バイパス管路 11……温水制御弁 12……流路開閉弁 13……第1の流路切換弁 14……第2の流路切換弁 15……排水口 16……給水口 17……温水混合手段 18……給湯口 19……往き管 20……追焚用循環金具 21……エア電磁弁 22……浴槽水取入口 23……戻り管 24……流路開閉弁 25……第3の流路切換弁 B……浴槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−266820(JP,A) 実開 昭63−104943(JP,U) 実開 昭63−141614(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】所定量の湯水を溜める浴槽と、 この浴槽内の湯水を加熱する追焚用熱交換器と、 この追焚用熱交換器と前記浴槽との間に設けられた往き
管及び戻り管により、前記追焚用熱交換器と前記浴槽と
の間に形成された循環経路と、 前記戻り管に設けられて前記循環経路を通して前記浴槽
内の前記湯水を追焚用熱交換器に循環させる循環ポンプ
と、 この循環ポンプと前記追焚熱交換器との間の前記戻り管
に並列に設けられた前記湯水の濾過装置及び殺菌装置
と、 これら濾過装置及び殺菌装置が設けられた管路の一方を
排出口側に連結させる第1の流路切換弁と、 前記濾過装置及び前記殺菌装置が設けられた前記管路の
他方を前記往き管側に連結させる第2の流路切換弁と、 給水口からの給水を加熱する給湯用熱交換器と、 この給湯用熱交換器で加熱された給湯と前記給水を混合
する温水混合手段と、 この温水混合手段からの湯水を溜めるホッパと、 このホッパから湯水を前記戻り管を通して前記浴槽に導
く管路に設けられ、前記浴槽側に供給される湯水の流量
を検出する流量センサと、 この流量センサが設けられた前記管路と前記戻り管との
間に設けられて前記ポンプ側へ前記ホッパ側の湯水か又
は前記浴槽側の湯水かを選択的に切り換える第3の流路
切換弁と、 前記往き管と前記戻り管との間に形成されたバイパス管
路に設けられて前記流量センサの検出水量に基づいて水
量制御を行う制御弁と、 を備えた給湯装置であって、循環する湯水を濾過装置及
び殺菌装置に通過させて前記湯水の濾過及び殺菌を行う
とともに、前記第1及び第2の流路切換弁を切換えて前
記濾過装置及び前記殺菌装置に前記濾過及び殺菌時とは
逆方向に湯水を通流させて洗浄し、その洗浄後の湯水を
排出口に排出させることを特徴とする給湯装置。
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JP2017360A JP2698679B2 (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | 給湯装置 |
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