JP4140165B2 - 風呂装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、浴槽と循環路との間で浴槽水を循環させながら濾過する浄化運転や、循環路を通じて浴槽へ設定風呂温度の湯水を供給する湯張り運転を実行可能とした風呂装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の風呂装置では、浴槽から循環路に導入した浴槽水に混入している垢やごみなどの異物を循環ポンプに流入させないようにする目的で、循環路において循環ポンプの上流に濾過器を設置することが好ましいと考えている。
【0003】
そして、湯張り運転が要求されたときに、浴槽内の残水状況を調べ、給湯が必要であるか否かを認識するとともに、残水量に応じて必要給湯量を認識する必要がある。そこで、当該湯張り運転の実行に先立ち、浴槽内に所要水位以上の湯水が存在するか否かを調べる水位検知を行うようにしている。
【0004】
この水位検知では、循環路において循環ポンプよりも上流側に設置される水位センサによる検出出力と、所要の基準値とを比較して判定するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記水位検知では、循環路に設置してある水位センサを用いるために、循環路内が湯水で満たされていない状態だと、循環路内の圧力変動の影響を受けて水位センサによる検出出力が不安定になって、それによって正確な水位検知ができなくなる。
【0006】
そこで、本願出願人は、上記水位検知を正確に行うために、水位検知を行う前に、循環路が湯水で満たされているか否かを調べる循環判定を行う必要があると考えた。
【0007】
この循環判定では、循環ポンプを駆動して循環路と浴槽との間で浴槽水を循環させることにより、循環路に設置される水流スイッチでもって循環路における所要以上の水流の有無を確認するようにしている。
【0008】
しかしながら、上述したような循環判定では、仮に循環路内に湯水が無い状態だと、循環ポンプの駆動に伴い濾過器に残留している循環水が吸い出されてしまうので、この後で濾過器内を湯水で満たす呼び水運転が必要になる。この呼び水運転としては、循環路の適所に所定量の給湯を行った後、循環ポンプを駆動してその自給作用で循環水を吸い上げることが考えられるが、吸い上げに時間がかかって使用性が低下し、また、エア吸い込み音などの騒音が発生するという不具合が生ずる。
【0009】
このような事情に鑑み、本発明は、風呂装置において、循環判定の実行後において濾過器に対する呼び水を、循環ポンプによるエア吸い込み音などの騒音を発生させずに迅速に行えるようにすることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明第1の風呂装置は、浴槽と循環路との間で浴槽水を循環させながら濾過する浄化運転、浴槽と循環路との間で浴槽水を循環させながら加熱する追焚運転、給湯要素から循環路を通じて浴槽へ設定風呂温度の湯水を供給する湯張り運転を実行可能としたもので、前記いずれかの運転の実行要求に応答して、当該運転の実行に先立ち、浴槽の残水状況を調べる確認処理を実行するものであり、この確認処理が、循環路内の湯水循環の有無を循環路に設置される水流検出要素の出力により判定する循環判定を含み、前記循環判定で循環有りと判定したときのみ設定された次なる制御を実行するが、循環判定で循環無しと判定したときに前記濾過器に対して給湯要素から湯水を導入する呼び水処理を行ってから前記循環判定を再度実行する形態とされている、ことを特徴としている。
【0011】
本発明第2の風呂装置は、浴槽に接続されて浴槽から浴槽水を取り出して浴槽へ戻すための循環路と、循環路において浴槽水導入端寄りの位置と浴槽水還流端寄りの位置とに対して接続されるバイパス路と、循環路の浴槽水導入側であってバイパス路との接続位置よりも下流側に設けられて必要に応じて湯水を流動させる循環ポンプと、前記循環路の浴槽水導入側であってバイパス路との接続位置よりも下流側でかつ循環ポンプの上流側に設けられて循環水を濾過する濾過器と、循環路の浴槽水導入側に対するバイパス路の接続位置から濾過器までの領域に接続されて循環路内の湯水を外部に排水する排水路と、循環路に接続され必要に応じて要求温度の温水あるいは常温水を供給する給湯要素と、浴槽と循環路との間で浴槽水を循環させる循環経路や、給湯要素から循環路を通じて浴槽へ給湯する給湯経路や、さらに濾過器に対して濾過方向と逆向きに湯水を通過させて浴槽へ流さずに排水する逆洗経路を選択的に確保する経路切替要素と、前記いずれかの運転の実行要求に伴い上記循環ポンプ、給湯要素、経路切替要素を制御して要求された運転を実行する管理要素とを備え、前記管理要素が、前記いずれかの運転の実行要求に応答して、当該運転の実行に先立ち、浴槽の残水状況を調べる確認処理を実行するものであり、この確認処理が、循環路内の湯水循環の有無を循環路に設置される水流検出要素の出力により判定する循環判定を含み、前記循環判定で循環有りと判定したときのみ設定された次なる制御を実行するが、循環判定で循環無しと判定したときに前記濾過器に対して給湯要素から湯水を導入する呼び水処理を行ってから前記循環判定を再度実行する形態とされている、ことを特徴としている。
【0012】
本発明第3の風呂装置は、上記第2の構成において、前記呼び水処理が、逆洗経路を確保した状態で給湯要素により行われる形態とされている、ことを特徴としている。
【0013】
本発明第4の風呂装置は、上記第2または第3の構成において、前記経路切替要素が、バイパス路に配設される第1二方弁と、循環路の浴槽水還流側に対するバイパス路の接続位置から循環路の浴槽水還流端までの領域に配設される第2二方弁と、この循環路に対する排水路の接続位置に配設されて前記バイパス路の接続位置と濾過器との間で湯水を流通させる第1状態や循環路と排水路とを連通する第2状態に切り替える三方弁とを含み、前記循環経路が、第1二方弁を閉じて第2二方弁を開けるとともに三方弁を第1状態にすることにより、また、前記給湯経路が、第1二方弁と第2二方弁の一方もしくは両方を開けた状態にすることにより、さらに、前記逆洗経路が、第1二方弁および第2二方弁を閉じるとともに三方弁を第2状態にすることにより、それぞれ確保される、ことを特徴としている。
【0014】
本発明第5の風呂装置は、上記第1ないし第4のいずれかの構成において、前記確認処理が、湯張り運転の実行に先立って行われるものとされ、前記循環判定で循環有りと判定したときに浴槽の水位を検知するとともに検知水位を基準水位とした湯張り運転を実行する一方、前記循環判定で循環無しと判定したときに行う呼び水処理の実行回数が制限されて循環無しと判定すると湯張り運転をキャンセルする、ことを特徴としている。
【0015】
本発明第6の風呂装置は、上記第1ないし第4のいずれかの構成において、前記確認処理が、追焚運転の実行に先立って行われるものとされ、前記循環判定で循環有りと判定したときに追焚運転の実行を許容する一方、前記循環判定で循環無しと判定したときに行う呼び水処理の実行回数が制限されているとともに、最後の呼び水処理を行った後でも循環無しと判定すると追焚運転をキャンセルする、ことを特徴としている。
【0016】
要するに、本発明では、循環判定において循環無しと判定したときに、濾過器内の残留湯水が排出されることは避けられないが、この濾過器に対して給湯要素から湯水を導入する呼び水処理を行う形態にしている。この呼び水処理では、循環ポンプを駆動せずに給湯要素により行うので、循環ポンプによるエア吸入音が発生せずに済むうえ、濾過器内に湯水が直接的に速やかに導入される。
【0017】
特に、第3の構成のように、呼び水処理について、逆洗経路を確保した状態で給湯要素により行う形態としていれば、下記する点で有利となる。
【0018】
つまり、逆洗経路が浴槽から切り離されて排水管を通じて大気開放されるものであるから、逆洗経路に対して給湯要素から湯水を導入させると、循環路、濾過器および循環ポンプに対して湯水が満たされつつ、外部に排水される。このとき、特に濾過器に対して湯水が濾過方向と逆向きに通過するので、濾過器内の汚れが流出するものの、それが外部に排水されて浴槽側へ流入せずに済む。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の詳細を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0020】
ここでは、風呂装置として給湯付き追焚装置を例に挙げる。図1および図2は、本発明の一実施形態を示している。図1は、給湯付き追焚装置を示す構成図、図2は、図1の逆さU字形管を示す拡大図である。
【0021】
図中、1は浴槽、2は給湯付き追焚装置である。ここでの給湯付き追焚装置2は、主として、浴槽1と接続した循環路3と、浴槽水循環用の循環ポンプ4と、追焚加熱部5と、給湯加熱部7と、濾過器8と、紫外線殺菌槽9と、コンローラ10とを備えている。なお、11は給湯付き追焚装置の各部を制御するための遠隔操作装置である。
【0022】
循環路3は、その浴槽水導入端および浴槽水還流端が循環金具12を介して浴槽1の側壁に連結されており、この循環路3において浴槽水導入側としての戻り側3aと浴槽水還流側としての往き側3bとにはバイパス路15が接続されている。なお、装置ケースに配置される循環路3の浴槽水導入端および浴槽水還流端には、手動式の水抜き栓13a,13bが取り付けられている。
【0023】
このバイパス路15に電磁式あるいはモータ駆動式の第1二方弁16が、循環路3の戻り側3aに対するバイパス路15の接続位置よりも下流に電磁式あるいはモータ駆動式の三方弁17が、さらに、循環路3の往き側3bに対するバイパス路15の接続位置よりも下流に電磁式あるいはモータ駆動式の第2二方弁18が、それぞれ配設されている。三方弁17には、排水管19が接続されており、この排水管19には、電磁式あるいはモータ駆動式の排水二方弁20が配設されている。この他、循環路3の戻り側3aに対するバイパス路15の接続位置よりも上流側には、浴槽1内の水位を検出する半導体圧力センサなどの水位センサ21が、また、循環路3の戻り側3aに対するバイパス路15の接続位置よりも下流側には、循環路3内における浴槽水循環量に応じてオン・オフする水流スイッチ22が、さらに、循環路3において追焚用熱交換器5aの上流にはサーミスタなどの入水温度センサ23が、それぞれ設けられている。さらに、循環路3の戻り側3aに対するバイパス路15の接続位置よりも上流の領域には、下記するような逆さU字形管30が配設されている。この逆さU字形管30は、その立ち上がり流路31の下端が約90度屈曲されていて、この屈曲部33が循環路3の戻り側3aに対するバイパス路15の接続位置にバイパス路15と一直線に連なる形態で接続され、また、立ち下がり流路32の下端が前記接続位置よりも浴槽1寄りの位置に接続されている。なお、逆さU字形管30における立ち上がり流路31の高さ寸法hは、図2に示すように、循環ポンプ4の圧力振幅よりも大きく設定するのが好ましい。
【0024】
循環ポンプ4は、循環路3において三方弁17よりも下流側に配設されており、循環路3内で湯水を強制的に流動させるものである。
【0025】
追焚加熱部5は、循環路3を流れる浴槽水を必要に応じて加熱するものであり、追焚用熱交換器5aと、追焚用加熱器5bと、追焚用ファン5cとを有している。追焚用熱交換器5aは、循環路3において循環ポンプ4から循環路3の往き側3bに対するバイパス路15の接続位置までの領域に配設されるもので、追焚用加熱器5bにより加熱されることによって熱交換を行う。
【0026】
給湯加熱部7は、循環路3において追焚用熱交換器5aの下流から循環路3の往き側3bに対するバイパス路15の接続位置までの領域に給湯路24を介して接続され、循環路3を通じて浴槽1内に所要温度の湯水を供給するものであり、図示しないが、給湯用熱交換器と、給湯用加熱器と、給湯用ファンとを有している。給湯路24には、電磁式あるいはモータ駆動式の給湯二方弁25が配設されている。
【0027】
濾過器8および紫外線殺菌槽9は、浴槽1内の浴槽水を浄化する浄化ユニットを構成している。濾過器8は、循環路3において三方弁17と循環ポンプ4との間に配設されて、浴槽水に含まれる垢やごみなどの異物を分離するものであり、内部に溜まる空気を空気抜き弁で外部へ排出させたり、あるいは空気抜き弁を用いずに外部へ排出させる構造になっている。紫外線殺菌槽9は、循環路3において循環ポンプ4と追焚用熱交換器5aとの間に配設されて、浴槽水を紫外線照射により殺菌するものである。なお、濾過器8を循環ポンプ4の上流に設置しているのは、循環ポンプ4に対して浴槽1から取り出した浴槽水に混じっている垢やごみなどの異物が流入することを防止するためである。
【0028】
コントローラ10は、例えばマイクロコンピュータからなり、下記する自動運転モードを実行する。すなわち、自動運転モードが指示されると、まず、浴槽1内に対して給湯する自動湯張り運転を行い、湯張り完了時点から所要時間(例えば96時間)にわたって浴槽1内の浴槽水の水質を維持する浄化運転を行う。この浄化運転中において開始から所要時間(例えば4時間)が経過するまでの間については浴槽水の保温ならびに補水動作の実行を許容し、その実行許容時間が経過すると、この時点から所要時間(例えば1時間)が経過するのを待ち、循環路3から浴槽1へ戻さずに循環路3内部を循環させながら循環水を所要温度(例えば80度)に加熱することにより循環路3およびそれに付設される全構成部品(4,5a,8,9,15,16,17)を熱殺菌する熱殺菌運転を行う。この熱殺菌運転の終了時点から所要時間(例えば5分間)が経過するのを待って、濾過器8を洗浄する逆洗運転を所要量(例えば20リットル)供給して行い、以降は水質のみを維持する浄化運転を継続して行う。
【0029】
この実施形態では、湯張り運転の実行要求に応答して、当該湯張り運転の実行に先立ち、浴槽1の残水状況を調べる確認処理を実行するようにしている。
【0030】
この確認処理は、循環路3内の湯水循環の有無を循環路3に設置される水流スイッチ22の出力により判定する循環判定を有し、この循環判定で循環有りと判定したときのみ浴槽1内の水位を循環路3に設置される水位センサ21の出力により検知する水位検知を実行するが、前記循環判定で循環無しと判定したときに濾過器8に対して給湯加熱部7から湯水を導入する呼び水処理を行ってから前記循環判定を再度実行する形態とされている。
【0031】
次に、上記各動作について詳細に説明する。
【0032】
〔自動湯張り運転〕
施工後の最初の自動湯張り運転では、遠隔操作装置11にて自動湯張り操作を行うと、給湯二方弁25が開かれ、循環路3を介して浴槽1に給湯加熱部7で設定風呂温度に加熱された湯が供給されて湯張りが行われる。
【0033】
この自動湯張り時には、上記した各弁を開閉および切り換えて下記する逆洗経路、戻り側片搬送経路、往き側片搬送経路、両搬送経路が形成される。
【0034】
逆洗経路は、第1二方弁16および第2二方弁18を閉じるとともに三方弁17を排水側に切り換えて設定風呂温度の湯を図中の一点鎖線に示した経路で供給するものである。
【0035】
戻り側片搬送経路は、第1二方弁16を開けて第2二方弁18を閉じ、さらに三方弁17を遮断位置に切り換えて循環路3の戻り側3aのみを介して設定風呂温度の湯を浴槽1に供給するものである。
【0036】
往き側片搬送経路は、第1二方弁16を閉じて第2二方弁18を開け、さらに三方弁17を遮断位置に切り換えて循環路3の往き側3bのみを介して設定風呂温度の湯を浴槽1に供給するものである。
【0037】
両搬送経路は、第1二方弁16および第2二方弁18を開くとともに三方弁17を循環側に切り換えて循環路3の戻り側3aおよび往き側3bの両方から設定風呂温度の湯を浴槽1に供給するものである。
【0038】
これらの経路のうち、逆洗経路は、主として濾過器8と循環ポンプ4と紫外線殺菌槽9への呼び水およびエアパージのためのものであって、自動湯張り運転の最初に形成され、この逆洗経路から所定量の設定風呂温度の湯が供給された後に戻り側片搬送経路と往き側片搬送経路が順次形成されて、それぞれ循環路3の戻り側3aと往き側3bのエアパージが行われる。
【0039】
そして、これらの経路から所定量の設定風呂温度の湯が供給された後、循環ポンプ4を駆動して浴槽水の流れを水流スイッチ22で確認する循環判定を行い、循環判定の結果、浴槽水の流れを検知すると、循環金具12が浴槽1の湯面より下にあると判断して三方弁17を遮断位置に切り換えて水位センサ21により水位を検知し、その水位センサ21の出力値を記憶する。そして、その後、三方弁17を元の循環側に戻して両搬送経路を形成し、循環路3の戻り側3aと往き側3bから設定風呂温度の湯を所定量供給し、循環判定により浴槽水の流れを確認した後、再び、三方弁17を遮断位置に切り換えて水位センサ21により水位を検知するのである。
【0040】
この後、上記前後に検出した水位センサ21の出力値の差と前後の水位検知間に浴槽1に供給した湯量との関係から、浴槽断面積を演算し、その演算した断面積から、水位センサ21が所要の出力値となるのに必要な追加湯量を算出し、三方弁17を元の状態に戻してその算出湯量を両搬送経路を介して浴槽1に供給し、最後にその設定水位での水位センサ21の出力値を記憶するのである。
【0041】
そして、次に第1二方弁16を閉じて第2二方弁18を開けた状態とし、三方弁17を循環側に切り換えて循環ポンプ4を駆動し、追焚用加熱器5bを燃焼動作させて追焚運転を行う。
【0042】
この追焚運転によって浴槽水が設定風呂温度に上昇したことを入水温度センサ23により確認すると、追焚用加熱器5bの燃焼動作を停止させて自動湯張り運転を終了する。
【0043】
なお、冒頭の逆洗経路から濾過器8と循環ポンプ4と紫外線殺菌槽9への呼び水を行う際、濾過器8内のろ材は乾燥状態にあるので、いきなり多量の設定風呂温度の湯を供給すると、ろ材が流出しやすい。そこで、この呼び水の開始当初は、供給する湯量を少量(例えば2リットル/分)とし、その後の供給湯量を増加(例えば8リットル/分)させるように流量制御することが望ましい。
【0044】
また、循環ポンプ4を駆動して循環判定を行った際、浴槽水の流れが確認できないときは、まず、濾過器8などの内部の湯が循環路3に流出した状態が予想されるので、改めて濾過器8などの内部のエアパージを行うために、逆洗経路を形成して、この逆洗経路から所定量の設定風呂温度の湯を供給した後、戻り側片搬送経路を形成して、さらに所定量の設定風呂温度の湯を浴槽1に供給した後に、再び、循環判定を行うようにする。
【0045】
さらにまた、戻り側片搬送経路から往き側片搬送経路にあるいはその逆に切り換える際には、閉塞状態が生じないように一旦両搬送経路を形成してから、例えば第1二方弁16および第2二方弁18の両方を一旦開けた状態にしてから、一方の二方弁を閉じるようにするのが好ましい。
【0046】
以上のように施工後において最初に行う自動湯張り運転を説明したが、その後に行う自動湯張り運転についても、逆洗経路からの呼び水およびエアパージと、循環路3において戻り側片搬送経路から戻り側3aおよび循環路3において往き側片搬送経路から往き側3bのエアパージと、循環判定で浴槽水の流れが確認されない場合の再度の逆洗経路からの呼び水およびエアパージと、循環路3において戻り側片搬送経路から戻り側3aのエアパージとをそれぞれ実行するものであるが、その詳細については省略する。
【0047】
なお、循環判定で循環無しと判定して呼び水を行うが、この呼び水の実行回数は数回に制限されており、最後の呼び水を行っても循環判定で循環無しと判定したときには、浴槽1の排水栓(図示省略)が抜けているものと考えられるので、エラー表示して湯張り運転を終了する。この呼び水の実行回数は、すべての呼び水を行えば浴槽1が空であっても浴槽1内の循環金具12を水没させるのに十分な量となるように設定している。ちなみに、循環金具12が水没した状況であれば、循環ポンプ4の駆動によって浴槽1と循環路3との間で浴槽水の循環が可能になり、水位判定が正確に行える状態になる。
【0048】
〔浄化運転〕
上記自動湯張り運転が終了してから、所要時間(例えば96時間)について浴槽水を濾過しながら循環させる浄化運転を行うが、この浄化運転の開始から所要時間(例えば4時間)が経過するまでの間については、必要に応じて保温および補水動作の実行を許容する。なお、浄化運転の全実行時間が経過すると、運転を終了し、必要に応じて遠隔操作装置11の表示部に対して例えば「浴槽水を入れ替えてください」といったメッセージを表示する。
【0049】
この浄化運転では、給湯二方弁25、第1二方弁16を閉じ、第2二方弁18を開け、三方弁17を循環側の状態として、循環ポンプ4を駆動することにより、図1中の破線矢印で示すような経路で循環が行われる。この循環により、濾過器8および紫外線殺菌槽9により浴槽水が濾過、殺菌される。
【0050】
このように浴槽水を循環させている過程において、入水温度センサ23により浴槽水温度が設定風呂温度未満に降下したことを検知すると、追焚用加熱器5bを燃焼動作させて追焚用熱交換器5aを加熱し、浴槽水温度が設定風呂温度に再び上昇したことを入水温度センサ23により検知すると追焚加熱器5bの燃焼動作を停止させる。
【0051】
一方、上記循環が所定時間(例えば25分間)継続した後、一旦循環ポンプ4を停止し、三方弁17を遮断位置に切り換えて水位センサ21により浴槽水水位を検知する。このとき、浴槽水水位が設定水位を維持していることが確認されると、三方弁17を再び循環側に戻して、循環ポンプ4の駆動を再開させる。しかし、浴槽水水位が設定水位以下であることを確認すると、前記戻り側搬送経路を形成し、給湯二方弁25を開けて、設定風呂温度の湯を設定水位に到達するまであるいは所定量を供給する。この浴槽水水位の確認は、所要時間が経過するまで所定時間ごとに行われる。なお、保温・補水動作の実行許容時間が経過した後は、保温・補水動作は行わないが、遠隔操作装置11で浄化運転のキャンセル操作が行われていない限り、循環ポンプ4を継続して駆動し続け、浄化運転を継続する。
【0052】
〔熱殺菌運転〕
上記浄化運転における保温・補水動作の実行許容時間が過ぎてから所要時間(例えば1時間)が経過すると、熱殺菌運転が行われる。
【0053】
まず、循環ポンプ4を停止した後、第1二方弁16を開けて第2二方弁18を閉じる。このとき、給湯二方弁25は閉じており、三方弁17は循環側になっている。これにより、図1中の二点鎖線矢印で示す熱殺菌経路を形成する。
【0054】
次に、循環ポンプ4を駆動して水流スイッチ21により浴槽水の流れを確認すると、追焚用加熱器5bを最大加熱量で燃焼動作させることにより、追焚用熱交換器5aを加熱する。この加熱により、浴槽水温度が第1設定温度(例えば78度)にまで上昇すると追焚用加熱器5bの加熱量を半減させ、さらに浴槽水温度が第2設定温度(例えば80度)にまで上昇すると、追焚用加熱器5bの燃焼動作を停止させ、この停止から一定時間(例えば5分間)にわたって循環ポンプ4の駆動を継続し、この一定時間の経過により熱殺菌運転を終了する。この熱殺菌運転では、紫外線殺菌槽9で殺菌不可能な菌(例えばレジオネラ菌や大腸菌など)を死滅させるようにしている。
【0055】
ところで、上記熱殺菌経路は、循環路3の戻り側3aにおいてバイパス路15の接続位置の上流領域と下流領域とを連通させた状態にすることにより、従来のように浴槽1から完全に切り離さない形態にしているが、循環路3に逆さU字形管30を設けることにより、逆さU字形管30における立ち上がり流路31および屈曲部33に溜められる湯水によって熱殺菌経路を浴槽1から切り離して密封させているので、熱殺菌経路を循環する循環水が浴槽1側へ流出しなくなっている。この水封構造であれば、熱殺菌運転において熱殺菌経路を循環させている循環水の加熱に伴う熱殺菌経路の内圧が上昇してもその圧力を循環路3の戻り側3aから浴槽1内へ逃がせるようになる。
【0056】
〔逆洗運転〕
上記熱殺菌運転が終了すると、まず、循環ポンプ4の駆動を停止し、次に第1二方弁16および第2二方弁18を閉じるとともに三方弁17を排出側に切り換えて、図1中の一点鎖線矢印で示す逆洗経路を形成する。この状態で、給湯二方弁25および排水二方弁20を開けて設定風呂温度の湯を所定量(例えば20リットル)供給し、濾過器8に対して濾過時と逆向きつまり下から上へと通過させることにより、濾過器8内部に溜まっている異物を排水管19から外部へ排出させる。
【0057】
この逆洗運転では、給湯加熱部7から設定風呂温度の温水を導入して行うようにしているから、上記熱殺菌運転時に熱的作用で剥離しやすくなっている異物を排出させやすくなる。しかも、この実施形態のように熱殺菌運転の実行後に逆洗運転を引き続いて実行させるようにしていれば、熱殺菌運転によって死滅させた細菌などの残渣を逆洗運転によって速やかに除去できて、外部へ排出させることが可能となり、浴槽水が汚れることを防げる。
【0058】
以上説明した実施形態では、自動運転モードにおける湯張り運転を行うにあたって、浴槽1内における残水状況を確認する確認処理を行うようにしているから、浴槽1内に所要水位以上の残水がある場合には、湯張り運転を省略できるようになり、また、所要水位未満であれば湯張り運転による必要給湯量を把握できるようになるなど、無駄を省くことができるようになる。
【0059】
しかも、上記確認処理での水位検知の前に、循環路3内が湯水で満たされているか否かを判定する循環判定を行うようにしているとともに、この循環判定で循環無しと判定したときには循環路3に対する呼び水を行ってから再度循環判定を行い、以降、循環無しを判定するごとに呼び水を繰り返し行うようにしている。この呼び水の繰り返しによって浴槽1内において循環金具12が水没するまで湯水が貯溜されれば、それによって上記水位判定を正確に行うことが可能になる。ちなみに、水位検知を行うための水位センサ21を循環路3に設置している関係より、循環路3内が湯水で満たされていない状態だと、循環路3内の圧力変動の影響を受けて水位センサ21による検出出力が不安定になって、それによって正確な水位検知ができなくなる。さらに、循環路3内が湯水で満たされていない状態だと、濾過器8や循環ポンプ4内の残留湯水が吸い出されるために、後で濾過器8に循環ポンプ4の自給作用により湯水を導入しようとした場合、循環ポンプ4によるエア吸い込み音などの騒音が発生するが、上記のように呼び水を行うようにしていれば、このような騒音発生を回避できる。
【0060】
しかも、上記呼び水について逆洗経路を確保して行うようにしているから、専用の呼び水経路を新たに作成する必要がなくなる点で有利となる他、以下のような不具合の発生も回避できるようになる。
【0061】
つまり、循環路3に対する給湯路24の接続位置にもよるが、通常、浴槽1に対して抵抗少なく給湯できるようにするために、循環路3において浴槽1に近い部位に給湯路24を接続しているが、呼び水を行うと、給湯路24から循環路3に導入した湯水が循環路3の往き側3aから浴槽1側へ流れずに、循環路3を逆流する現象が発生することがあって、逆流した湯水が濾過器8に対して濾過方向と逆向きに通過して浴槽1へと向かうことになるために、濾過器8内に捕獲してあるゴミが流出して浴槽1へ流入してしまい、浴槽水を汚すことになる。このような現象をも本実施形態では回避できる。というのは、呼び水を行うときに確保する逆洗経路が浴槽1から切り離されて排水管19を通じて大気開放されるものであるから、逆洗経路に対して給湯加熱部7から湯水を導入させると、循環路3、濾過器8および循環ポンプ4に対して湯水が満たされつつ外部に排水される。そのため、濾過器8内の汚れが流出するものの、浴槽1側へ流入せずに済むのである。
【0062】
なお、本発明は上記実施形態のみに限定されるものでなく、種々な応用や変形が考えられる。
【0063】
(1)上記実施形態では、給湯付き追焚装置を例に挙げているが、追焚機能を備えていない給湯付き浄化装置にも本発明を適用できる。
【0064】
(2)上記実施形態では、自動運転モードとして、自動湯張り運転、浄化運転、熱殺菌運転ならびに逆洗運転をシーケンシャルに連係させて行うようにした例を挙げているが、遠隔操作装置11に対して前記各運転を個別に実行させるためのスイッチ(図示省略)を設けておき、各スイッチ操作に応答して選択的に独立して行わせるようにしてもよい。
【0065】
(3)上記実施形態では、自動湯張り運転を行うときに確認処理を実行する例を挙げているが、この確認処理を、浄化運転の実行に先立って行うようにしてもよい。浄化運転においては、循環判定で循環無しと判定しても呼び水によって循環有りと判定すれば、浄化運転を実行できるようになるし、また、呼び水を行っても依然として循環無しと判定すれば浄化運転をキャンセルできるようになる。さらに、当該浄化運転において追焚による保温動作を行うときや、単独運転モードの追焚運転を行うときにも、上記確認処理を行うようにすれば、空焚き状態になることを回避できるようになる。
【0066】
(4)上記実施形態では、バイパス路15に第1二方弁16を、循環路3の往き側3bに対するバイパス路15の接続位置よりも浴槽1側に第2二方弁18をそれぞれ配設した例を挙げているが、図3に示すように、前記2つの二方弁16,18の代わりに、循環路3の往き側3bに対するバイパス路15の接続位置に電磁式あるいはモータ駆動式の三方弁40を1つ配設した構成も本発明に含まれる。この三方弁40は、湯張り運転や浄化運転を行うときに、循環路3から浴槽1へのみ循環水を導く第1状態に、また、熱殺菌経路や逆洗経路を確保するときに、循環路3の循環水を浴槽1へ戻さずにバイパス路15へのみ導く第2状態に切り換えられる。
【0067】
(5)上記実施形態において、排水二方弁20は省略してもよい。
【0068】
【発明の効果】
請求項1ないし6の発明にかかる風呂装置は、循環判定により循環路内が湯水で満たされていないと判定したときに循環ポンプを駆動せずに給湯要素から濾過器に対する呼び水を行う形態にしているから、循環ポンプによるエア吸入音などの騒音も発生せずに済むうえ、濾過器内に湯水が直接的に速やかに導入されるようになるなど、信頼性の向上に貢献できる。
【0069】
特に、請求項3の発明のように、呼び水処理を行うときに、逆洗経路を形成して行う形態にしていれば、濾過器内に捕獲してあるゴミが外部に排水されることになって浴槽側へ流入せずに済むなど、浴槽水を清潔に保つうえで有利となる。
【0070】
また、請求項5および6の発明のように、湯張り運転や追焚運転に先立ち確認処理を行うようにしていれば、現状を加味して湯張り運転や追焚運転の実行可否判定ができて、無駄な運転を省ける他、空焚きを防止できるようになる点で有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる給湯付き追焚装置を示す構成図
【図2】図1の逆さU字形管を示す拡大図
【図3】本発明の他の実施形態にかかる給湯付き追焚装置を示す構成図
【符号の説明】
1 浴槽
2 給湯付き追焚装置
3 循環路
3a 循環路の戻り側(浴槽水導入側)
3b 循環路の往き側(浴槽水還流側)
4 循環ポンプ
5 追焚加熱部
7 給湯加熱部
8 濾過器
10 コントローラ
15 バイパス路
16 第1二方弁
18 第2二方弁

Claims (6)

  1. 浴槽と循環路との間で浴槽水を循環させながら濾過する浄化運転、浴槽と循環路との間で浴槽水を循環させながら加熱する追焚運転、給湯要素から循環路を通じて浴槽へ湯水を供給する湯張り運転を実行可能とした風呂装置であって、
    前記いずれかの運転の実行要求に応答して、当該運転の実行に先立ち、浴槽の残水状況を調べる確認処理を実行するものであり、
    この確認処理が、循環路内の湯水循環の有無を循環路に設置される水流検出要素の出力により判定する循環判定を含み、
    前記循環判定で循環有りと判定したときのみ設定された次なる制御を実行するが、循環判定で循環無しと判定したときに前記濾過器に対して給湯要素から湯水を導入する呼び水処理を行ってから前記循環判定を再度実行する形態とされている、ことを特徴とする風呂装置。
  2. 浴槽に接続されて浴槽から浴槽水を取り出して浴槽へ戻すための循環路と、
    循環路において浴槽水導入端寄りの位置と浴槽水還流端寄りの位置とに対して接続されるバイパス路と、
    循環路の浴槽水導入側であってバイパス路との接続位置よりも下流側に設けられて必要に応じて湯水を流動させる循環ポンプと、
    前記循環路の浴槽水導入側であってバイパス路との接続位置よりも下流側でかつ循環ポンプの上流側に設けられて循環水を濾過する濾過器と、
    循環路の浴槽水導入側に対するバイパス路の接続位置から濾過器までの領域に接続されて循環路内の湯水を外部に排水する排水路と、
    循環路に接続され必要に応じて要求温度の温水あるいは常温水を供給する給湯要素と、
    浴槽と循環路との間で浴槽水を循環させる循環経路や、給湯要素から循環路を通じて浴槽へ給湯する給湯経路や、さらに濾過器に対して濾過方向と逆向きに湯水を通過させて浴槽へ流さずに排水する逆洗経路を選択的に確保する経路切替要素と、
    前記いずれかの運転の実行要求に伴い上記循環ポンプ、給湯要素、経路切替要素を制御して要求された運転を実行する管理要素とを備え、
    前記管理要素が、前記いずれかの運転の実行要求に応答して、当該運転の実行に先立ち、浴槽の残水状況を調べる確認処理を実行するものであり、
    この確認処理が、循環路内の湯水循環の有無を循環路に設置される水流検出要素の出力により判定する循環判定を含み、前記循環判定で循環有りと判定したときのみ設定された次なる制御を実行するが、循環判定で循環無しと判定したときに前記濾過器に対して給湯要素から湯水を導入する呼び水処理を行ってから前記循環判定を再度実行する形態とされている、ことを特徴とする風呂装置。
  3. 請求項2の風呂装置において、
    前記呼び水処理が、逆洗経路を確保した状態で給湯要素により行われる形態とされている、ことを特徴とする風呂装置。
  4. 請求項2または3の風呂装置において、
    前記経路切替要素が、バイパス路に配設される第1二方弁と、
    循環路の浴槽水還流側に対するバイパス路の接続位置から循環路の浴槽水還流端までの領域に配設される第2二方弁と、
    この循環路に対する排水路の接続位置に配設されて前記バイパス路の接続位置と濾過器との間で湯水を流通させる第1状態や循環路と排水路とを連通する第2状態に切り替える三方弁とを含み、
    前記循環経路が、第1二方弁を閉じて第2二方弁を開けるとともに三方弁を第1状態にすることにより、また、前記給湯経路が、第1二方弁と第2二方弁の一方もしくは両方を開けた状態にすることにより、さらに、前記逆洗経路が、第1二方弁および第2二方弁を閉じるとともに三方弁を第2状態にすることにより、それぞれ確保される、ことを特徴とする風呂装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかの風呂装置において、
    前記確認処理が、湯張り運転の実行に先立って行われるものとされ、
    前記循環判定で循環有りと判定したときに浴槽の水位を検知するとともに検知水位を基準水位とした湯張り運転を実行する一方、前記循環判定で循環無しと判定したときに行う呼び水処理の実行回数が制限されて循環無しと判定すると湯張り運転をキャンセルする、ことを特徴とする風呂装置。
  6. 請求項1ないし4のいずれかの風呂装置において、
    前記確認処理が、追焚運転の実行に先立って行われるものとされ、
    前記循環判定で循環有りと判定したときに追焚運転の実行を許容する一方、前記循環判定で循環無しと判定したときに行う呼び水処理の実行回数が制限されているとともに、最後の呼び水処理を行った後でも循環無しと判定すると追焚運転をキャンセルする、ことを特徴とする風呂装置。
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