JP2002022262A - 浴槽水循環装置 - Google Patents

浴槽水循環装置

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JP2002022262A
JP2002022262A JP2000204180A JP2000204180A JP2002022262A JP 2002022262 A JP2002022262 A JP 2002022262A JP 2000204180 A JP2000204180 A JP 2000204180A JP 2000204180 A JP2000204180 A JP 2000204180A JP 2002022262 A JP2002022262 A JP 2002022262A
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circuit
filter
hot water
bathtub
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JP2000204180A
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Hirokazu Masuda
博和 増田
Toshikatsu Yagyu
敏克 柳生
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Noritz Corp
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Noritz Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 濾過器内の活性炭を乾燥させた状態で自動給
湯運転を行う際に、活性炭の微粉末が循環回路から浴槽
内に流出することなく、浴槽水が黒ずむ恐れのない浴槽
水循環装置を提供することである。 【構成】 風呂給湯運転の開始時に逆洗モードとして、
第1,第2二方弁を閉じて、三方弁を排水側に切替え、
循環ポンプ停止させ、給湯弁25を開く落とし込み管か
ら水または温湯が逆流され、活性炭等を洗浄した後、三
方弁から排水管を経て活性炭に付着した活性微粉末を含
む汚れた水または湯が排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、浴槽水の循環回路
にポンプと活性炭を収納した濾過器を設け、該濾過器に
より、浴槽水の継続使用で発生する臭気を吸着除去する
浴槽水循環装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水の節約等の見地から、浴槽に開
口した吸込口から吐出口に至る浴槽水の循環回路にポン
プと濾過器を設け、該濾過器に活性炭を収納し、当該活
性炭により、浴槽水の継続使用で発生する臭気を吸着除
去する浴槽装置が用いられており、長期間浴槽水を入れ
換えることなく使用することができるというものであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の浴槽装置においては、設置後初回の試運転時或いは
活性炭交換後最初の運転時等の濾過器内の活性炭を乾燥
させた状態で風呂給湯運転を行うと、活性炭の微粉末が
循環回路から浴槽内に流出して浴槽水が黒ずむことにな
り、使用者に不快感を与えるという問題があった。本発
明の目的は、濾過器内の活性炭を乾燥させた状態で風呂
給湯運転を行う際に、活性炭の微粉末が循環回路から浴
槽内に流出することなく、浴槽水が黒ずむ恐れのない浴
槽水循環装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の浴槽水循環装置は、請求項1において、浴槽
に開口した吸込口から吐出口に至る浴槽水の循環回路に
ポンプと濾過器を設け、該濾過器に活性炭を収納し、当
該活性炭により、浴槽水の継続使用で発生する臭気を吸
着除去するとともに、循環回路に給水または給湯する給
湯回路を接続し、この給湯回路からの給水または給湯を
浴槽と遮断させて濾過器を逆方向に流して器具外に排水
する濾過器の逆洗回路を形成したものにおいて、給湯回
路より循環回路を経由した浴槽への給水または給湯開始
時に、濾過器の逆洗回路を形成して逆洗水を排水するこ
とにより、活性炭に付着した微粉末を風呂給湯に先立っ
て循環回路外へ洗い流すことになって微粉末が浴槽内に
流出することなく、浴槽水が黒ずむ恐れをなくすことが
できる。請求項2において、浴槽に開口した吸込口から
吐出口に至る浴槽水の循環回路にポンプと濾過器を設
け、該濾過器に活性炭を収納し、当該活性炭により、浴
槽水の継続使用で発生する臭気を吸着除去するととも
に、循環回路に給水または給湯する給湯回路を接続し、
この給湯回路からの給水または給湯を浴槽と遮断させて
濾過器を逆方向に流して器具外に排水する濾過器の逆洗
回路を形成し、且つ濾過器を含む浴槽をバイパスする器
具内循環回路を形成したものにおいて、給湯回路より循
環回路を経由した浴槽への給湯開始時に、濾過器の逆洗
回路を形成して逆洗水を逆洗回路から排水しながら、器
具内循環回路に給水または給湯した後、所定時間器具内
循環を実行した後、再度濾過器の逆洗回路を形成して逆
洗水を排水することにより、活性炭に付着した微粉末を
循環回路外へ洗い流した後、活性炭を洗浄することによ
って残余の微粉末が除去され、微粉末の浴槽内への流出
をより確実に防止することができる。請求項3におい
て、濾過器と濾過器上流側の浴槽との間の循環回路に三
方弁の二方口を接続し、該三方弁の残りの一方口に排水
管を接続し、循環回路の循環熱交換器の下流側に第1二
方弁を設け、該第1二方弁と濾過器間の循環回路と連通
可能に給湯弁を備えた落とし込み管を接続し、第1二方
弁を閉弁すると共に三方弁を排水管に接続して逆洗回路
を形成したことにより、逆洗回路を形成できるように
し、逆洗動作をスムーズに行うことができる。請求項4
において、濾過器と濾過器上流側の浴槽との間の循環回
路に三方弁の二方口を接続し、該三方弁の残りの一方口
に排水管を接続し、循環回路の循環熱交換器の下流側に
第1二方弁を設け、該第1二方弁の上流側の循環回路
と、三方弁と浴槽との間の循環回路とを第2二方弁を備
えた風呂バイパス管で連通させ、該第1二方弁と濾過器
間の循環回路と連通可能に給湯弁を備えた落とし込み管
を接続し、第1二方弁および第2二方弁を閉弁すると共
に三方弁を排水管に接続して逆洗回路を形成し、第1二
方弁を閉弁しかつ第2二方弁を開弁すると共に三方弁を
循環回路に接続して器具内循環回路を形成したことによ
り、逆洗動作及び洗浄動作をスムーズに行うことができ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】図2を参照して本発明を適用する
給湯器付風呂装置の一例を説明する。給湯器付風呂装置
1は、風呂循環加熱器2と、給湯加熱器3とを備えてい
る。風呂循環加熱器2は、浴槽50の吸い込み口51に
連通する戻り管5と、浴槽50の吐出口52に連通する
往き管9とが、それぞれ循環熱交換器4に接続されてお
り、戻り管5の後述する風呂バイパス管54への接続位
置よりも下流側に三方弁44と、濾過器40と、水流ス
イッチ6と、循環ポンプ8と、紫外線照射などによる殺
菌または滅菌を行う殺菌装置43とが循環熱交換器4に
向かって、この順序で設けられ、また循環熱交換器4を
加熱するガスバーナ10が設けられている。
【0006】濾過器40の内部には、通常の濾材層41
と活性炭層42が配置されており、三方弁44は、一方
の口は排水管45に接続され(排水側)、他の二方の口
は戻り管5に接続されている(浴槽側)。ガスバーナ1
0は、風呂用電磁弁12、ガス管11を介してガス比例
弁14を有するガス元管13に接続されている。
【0007】給湯加熱器3は、水量センサ18を有する
給水管17と、過流出防止弁22を有する出湯管20と
が給湯熱交換器16に接続され、この給湯熱交換器16
を加熱するガスバーナ25,26,27が設けられてお
り、ガスバーナ25,26,27は給湯用電磁弁31,
32,33、ガス管28,29,30を介してガス比例
弁14を有するガス元管13に接続されている。戻り管
5に温度センサ7が設けられ、給水管17に水温センサ
19が設けられており、出湯管20に出湯温度センサ2
1が設けられている。出湯管20から分岐された落とし
込み管23は、上記往き管9と戻り管5とにより形成さ
れる循環回路の循環熱交換器4の下流側で接続される後
述する風呂バイパス管54に接続され、落とし込み管2
3には、水量センサ24と給湯弁25及び逆止弁26が
設けられている。
【0008】循環回路の循環熱交換器4の下流側の往き
管9には第1二方弁53が設けられ、この第1二方弁5
3の上流側でかつ循環熱交換器4の下流側の往き管9と
三方弁44の上流側の戻り管5とを風呂バイパス管54
にて接続し、風呂バイパス管54の上記落とし込み管2
3との接続位置より戻り管5側には第2二方弁55を設
けている。
【0009】図1のフローチャートを参照して動作を説
明する。 〔逆洗運転〕試運転時において、風呂自動運転を開始す
る(ステップI)と、逆洗モードに入り(ステップI
I)、第1,第2二方弁53,55を閉じて、三方弁4
4を排水管45側(排水側)に切換え、循環ポンプ8を
停止させたまま、給湯弁25を開く(図3参照)。これ
により、落とし込み管23から風呂バイパス管54と往
き管9を経由して戻り管5を水または温湯が逆流され、
三方弁44から排水管45を経て汚れた水または湯が排
出される。
【0010】この時、濾過器40内を水または温湯が逆
流し、濾材層41と活性炭層42が洗浄(逆洗)され、
活性炭層42が水または温湯に十分接触するから、活性
炭に付着した微粉末が逆流水と共に流出するものであ
る。なお、試運転時には、多くの場合常温水(非加熱
水)で試運転が行われるものであるが、加熱温水を用い
ても良いものである。
【0011】逆洗モードにおける流量を、第1段階にお
いて予め定めた第1流量(例えば、2リットル/min.で
2分即ち4リットル)で水または温湯を逆流させ、その
後第2段階において予め定めた第2流量(例えば、8リ
ットル/min.で45秒即ち6リットル)で水または温湯
を逆流させることで、濾過器を洗浄する際の濾材の流出
を防止する。
【0012】次に器具内循環モードに移行し(ステップ
III )、第1二方弁53は閉弁したまま第2二方弁55
を開弁すると共に三方弁44を循環側に切り替えた後、
ポンプの運転を開始して、予め定めた運転時間X分(例
えば、3〜5分)だけ運転を継続した後、ポンプを停止
して再び前記逆洗モードに移行し、予め定めた第3流量
(例えば、8リットル/min.で2.5分即ち20リット
ル)で水または温湯を逆流させて濾過器を洗浄した後、
通常の風呂自動運転シーケンスに移行する(ステップI
V)。
【0013】次に、通常の風呂運転動作を詳述する。な
お、第1,第2二方弁53,55、三方弁44、循環ポ
ンプ8及び給湯弁25の各運転モードにおける動作を図
5の表1に示す。
【0014】〔自動湯張り(落とし込み)運転〕図4に
おいて、給湯弁25が開かれ、第1,第2二方弁53,
55、三方弁44を開閉または切り替えて逆洗経路、戻
り側片搬送経路、往き側片搬送経路、両搬送経路から給
湯または給水される。
【0015】逆洗経路は、前記逆洗モードで述べたよう
に、第1二方弁53及び第2二方弁55を閉じるととも
に三方弁44を排水側に切換えて、給湯弁25を開いて
濾過器40と循環ポンプ8及び殺菌装置43への呼び水
及びエアパージのために湯を逆洗経路に供給し〔図3の
実線矢印、表1の(a)〕、所定量が供給された後、後
述する戻り側片搬送経路と往き側片搬送経路が形成され
て、戻り管5と往き管9のエアパージが行われる。
【0016】戻り側片搬送経路は、第1二方弁53を閉
じて第2二方弁55を開き、さらに三方弁44を循環側
及び排水管45側ではない遮断位置に切換えて戻り管5
のみを介して湯または水を浴槽50に供給するものであ
る〔図3の一点鎖線矢印、表1の(c)〕。往き側片搬
送経路は、第1二方弁53を開いて第2二方弁55を閉
じ、さらに三方弁44を遮断位置に切換えて往き管9の
みを介して湯または水を浴槽50に供給するものである
〔図3の二点鎖線矢印、表1の(d)〕。
【0017】両搬送経路は、第1二方弁53及び第2二
方弁55を開くとともに、三方弁44を遮断位置に切換
えて戻り管5と往き管9の両方から湯または水を浴槽5
0に供給するものである〔図3の点線矢印、表1の
(e)〕。上記供給経路が順次切り替えられ、最後は両
搬送経路から湯または水が供給されるものである。
【0018】これらの経路から所定量の温湯または水が
供給された後、循環ポンプ8を駆動して浴槽水の流れを
水流スイッチ6で検出確認する循環判定を行う。循環判
定の結果、浴槽水の流れを確認すると、循環管の吸い込
み口51及び吐出口52が浴槽50の水面よりも下にあ
ると判断して三方弁44を遮断位置に切り替えて別途設
けられた水位センサ57の出力値を記憶する〔表1の
(f)〕。次に第2二方弁55を開側に切り替え、両搬
送経路を形成し、戻り管5と往き管9の両方から所定量
の湯または水を供給し、循環判定を行って浴槽水の流れ
を確認した後、三方弁44を遮断位置に切り替えて水位
センサで水位を確認する〔表1の(f)〕。
【0019】上記のように、前後に検出した水位センサ
の出力値の差と、前後の水位検知動作間に供給した湯量
との関係から、浴槽断面積を演算し、その結果から水位
センサが所定の出力値(設定水位の出力値)となるのに
必要な追加湯量を算出し、算出された追加湯量を両搬送
経路から供給し、その水位で(設定水位)の水位センサ
の出力値を記憶する。
【0020】次に第1二方弁53を開いて第2二方弁5
5を閉じ、さらに三方弁44を循環側に切り替えて循環
ポンプ8を駆動し〔表1の(e)〕、ガスバーナ10を
燃焼動作させて追焚運転を行う。温度センサ7によって
浴槽水が設定温度に達したことを確認すると、ガスバー
ナ10の燃焼動作を停止させて自動湯張り運転を終了さ
せる。
【0021】なお、循環判定で循環無しと判定されれば
呼び水を行うが、その回数は数回に限定されており、最
後の呼び水を行っても循環無しと判定された時には浴槽
50の排水栓(図示略)が抜けているものと考えられる
のでエラー表示して湯張り運転を終了する。呼び水の実
行回数は、設定された全回数を行えば、循環管の吸い込
み口51及び吐出口52が浴槽50の水面よりも下に位
置させるに十分な量としている。
【0022】〔浄化運転〕上記自動湯張り運転を終了さ
せた後、所要時間(例えば、96時間)経過するまで
は、給湯弁25と第2二方弁55を閉じかつ第1二方弁
53を開き、さらに三方弁44を循環側に切り替えて循
環ポンプ8を駆動し、浄化運転を行う。
【0023】浄化運転の開始から所要時間(例えば、4
時間)が経過するまで、必要に応じて保温及び補水動作
を行う。この循環により、濾過器40及び殺菌装置43
において浴槽水が濾過、殺菌される。
【0024】保温動作においては、温度センサ7により
浴槽水温度が設定温度以下に低下したことを検知する
と、ガスバーナ10を燃焼動作させて循環加熱を行い、
浴槽水温度が設定温度に達したことを温度センサ7で検
知すると、ガスバーナ10の燃焼動作を停止させる。
【0025】補水動作は、浄化運転の実行時間中に定期
的に、つまり浄化運転が所定時間(例えば、25分間)
継続される毎に行うものであり、所定時間(25分間)
継続されると、循環ポンプ8を停止し、三方弁44を遮
断位置に切り替えた後水位センサにより浴槽水位を検知
し、補水動作の要・不要を判定し、水位の低下を検出し
て補水動作の要を判定すると、補水動作を行ってから浄
化運転を再開する。
【0026】〔熱殺菌運転〕浄化運転における保温・補
水動作の実行待機時間が過ぎてから所定時間(例えば、
1時間)経過後に熱殺菌運転が行われるもので、熱殺菌
運転では、第1二方弁53が閉じられ、第2二方弁55
が開かれて循環ポンプ8が駆動される。この時給湯弁2
5は閉じられている。
【0027】ガスバーナ10を最大加熱量で燃焼させ、
浴槽水温度が第1設定温度(例えば、75度)にまで上
昇すると、ガスバーナ10の燃焼量を半減させ、さらに
浴槽水温度が第2設定温度(例えば、80度)にまで上
昇すると、ガスバーナ10の燃焼を停止させ、それから
一定時間(例えば、5分間)の間循環ポンプ8の駆動を
継続させ、循環路の細菌を死滅させる。
【0028】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
から次に述べる効果を奏する。請求項1において、浴槽
に開口した吸込口から吐出口に至る浴槽水の循環回路に
ポンプと濾過器を設け、該濾過器に活性炭を収納し、当
該活性炭により、浴槽水の継続使用で発生する臭気を吸
着除去するとともに、循環回路に給水または給湯する給
湯回路を接続し、この給湯回路からの給水または給湯を
浴槽と遮断させて濾過器を逆方向に流して器具外に排水
する濾過器の逆洗回路を形成したものにおいて、給湯回
路より循環回路を経由した浴槽への給水または給湯開始
時に、濾過器の逆洗回路を形成して逆洗水を排水するこ
とにより、活性炭の微粉末が循環回路から浴槽内に流出
することなく、浴槽水が黒ずむ恐れをなくすことができ
る。請求項2において、浴槽に開口した吸込口から吐出
口に至る浴槽水の循環回路にポンプと濾過器を設け、該
濾過器に活性炭を収納し、当該活性炭により、浴槽水の
継続使用で発生する臭気を吸着除去するとともに、循環
回路に給水または給湯する給湯回路を接続し、この給湯
回路からの給水または給湯を浴槽と遮断させて濾過器を
逆方向に流して器具外に排水する濾過器の逆洗回路を形
成し、且つ濾過器を含む浴槽をバイパスする器具内循環
回路を形成したものにおいて、給湯回路より循環回路を
経由した浴槽への給湯開始時に、濾過器の逆洗回路を形
成して逆洗水を逆洗回路から排水しながら、器具内循環
回路に給水または給湯した後、所定時間器具内循環を実
行した後、再度濾過器の逆洗回路を形成して逆洗水を排
水することにより、活性炭の微粉末の洗浄を確実にする
ことができる。請求項3において、濾過器と濾過器上流
側の浴槽との間の循環回路に三方弁の二方口を接続し、
該三方弁の残りの一方口に排水管を接続し、循環回路の
循環熱交換器の下流側に第1二方弁を設け、該第1二方
弁と濾過器間の循環回路と連通可能に給湯弁を備えた落
とし込み管を接続し、第1二方弁を閉弁すると共に三方
弁を排水管に接続して逆洗回路を形成したことにより、
逆洗回路を形成できるようにし、逆洗動作をスムーズに
行うことができる。請求項4において、濾過器と濾過器
上流側の浴槽との間の循環回路に三方弁の二方口を接続
し、該三方弁の残りの一方口に排水管を接続し、循環回
路の循環熱交換器の下流側に第1二方弁を設け、該第1
二方弁の上流側の循環回路と、三方弁と浴槽との間の循
環回路とを第2二方弁を備えた風呂バイパス管で連通さ
せ、該第1二方弁と濾過器間の循環回路と連通可能に給
湯弁を備えた落とし込み管を接続し、第1二方弁および
第2二方弁を閉弁すると共に三方弁を排水管に接続して
逆洗回路を形成し、第1二方弁を閉弁しかつ第2二方弁
を開弁すると共に三方弁を循環回路に接続して器具内循
環回路を形成したことにより、逆洗動作及び洗浄動作を
スムーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浴槽水循環装置を示すフローチャート
である。
【図2】本発明の浴槽水循環装置を適用する給湯器付風
呂装置の一例の概略構成図である。
【図3】本発明の逆洗モード時の構成説明図である。
【図4】本発明の器具内循環運転時の構成説明図であ
る。
【図5】第1、第2二方弁、三方弁44、循環ポンプ8
及び給湯弁25の動作を示す表1である。
【符号の説明】
1 給湯器付風呂装置、2 風呂循環加熱器、3 給湯
加熱器 4 循環熱交換器、5 戻り管、6 水流スイッチ、8
循環ポンプ 9 往き管、10 ガスバーナ、16 給湯熱交換器1
7 給水管 20 出湯管、23 落とし込み管、25 給湯弁 40 濾過器、41 通常の濾材層、42 活性炭層、
43 殺菌装置 44 三方弁、45 排水管 50 浴槽、51 吸い込み口、52 吐出口、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L024 CC02 DD06 DD14 DD19 DD22 DD32 HH42 4D024 AA06 BA02 BB01 BC01 CA04 CA05 DB03 DB10 4D064 AA11 BF32 BF36 BF39

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽に開口した吸込口から吐出口に至る
    浴槽水の循環回路にポンプと濾過器を設け、該濾過器に
    活性炭を収納し、当該活性炭により、浴槽水の継続使用
    で発生する臭気を吸着除去するとともに、循環回路に給
    水または給湯する給湯回路を接続し、この給湯回路から
    の給水または給湯を浴槽と遮断させて濾過器を逆方向に
    流して器具外に排水する濾過器の逆洗回路を形成したも
    のにおいて、給湯回路より循環回路を経由した浴槽への
    給水または給湯開始時に、濾過器の逆洗回路を形成して
    逆洗水を排水することを特徴とする浴槽水循環装置。
  2. 【請求項2】 浴槽に開口した吸込口から吐出口に至る
    浴槽水の循環回路にポンプと濾過器を設け、該濾過器に
    活性炭を収納し、当該活性炭により、浴槽水の継続使用
    で発生する臭気を吸着除去するとともに、循環回路に給
    水または給湯する給湯回路を接続し、この給湯回路から
    の給水または給湯を浴槽と遮断させて濾過器を逆方向に
    流して器具外に排水する濾過器の逆洗回路を形成し、且
    つ濾過器を含む浴槽をバイパスする器具内循環回路を形
    成したものにおいて、給湯回路より循環回路を経由した
    浴槽への給湯開始時に、濾過器の逆洗回路を形成して逆
    洗水を逆洗回路から排水しながら、器具内循環回路に給
    水または給湯した後、所定時間器具内循環を実行した
    後、再度濾過器の逆洗回路を形成して逆洗水を排水する
    ことを特徴とする浴槽水循環装置。
  3. 【請求項3】 濾過器と濾過器上流側の浴槽との間の循
    環回路に三方弁の二方口を接続し、該三方弁の残りの一
    方口に排水管を接続し、循環回路の循環熱交換器の下流
    側に第1二方弁を設け、該第1二方弁と濾過器間の循環
    回路と連通可能に給湯弁を備えた落とし込み管を接続
    し、第1二方弁を閉弁すると共に三方弁を排水管に接続
    して逆洗回路を形成したことを特徴とする請求項1記載
    の浴槽水循環装置。
  4. 【請求項4】 濾過器と濾過器上流側の浴槽との間の循
    環回路に三方弁の二方口を接続し、該三方弁の残りの一
    方口に排水管を接続し、循環回路の循環熱交換器の下流
    側に第1二方弁を設け、該第1二方弁の上流側の循環回
    路と、三方弁と浴槽との間の循環回路とを第2二方弁を
    備えた風呂バイパス管で連通させ、該第1二方弁と濾過
    器間の循環回路と連通可能に給湯弁を備えた落とし込み
    管を接続し、第1二方弁および第2二方弁を閉弁すると
    共に三方弁を排水管に接続して逆洗回路を形成し、第1
    二方弁を閉弁しかつ第2二方弁を開弁すると共に三方弁
    を循環回路に接続して器具内循環回路を形成したことを
    特徴とする請求項2記載の浴槽水循環装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012247076A (ja) * 2011-05-25 2012-12-13 Panasonic Corp 給湯装置

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