JPH06221666A - 濾過器を備えた全自動追焚付給湯器の運転方法 - Google Patents

濾過器を備えた全自動追焚付給湯器の運転方法

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Publication number
JPH06221666A
JPH06221666A JP5012354A JP1235493A JPH06221666A JP H06221666 A JPH06221666 A JP H06221666A JP 5012354 A JP5012354 A JP 5012354A JP 1235493 A JP1235493 A JP 1235493A JP H06221666 A JPH06221666 A JP H06221666A
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JP
Japan
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bathtub
hot water
water
warm water
filter
Prior art date
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Pending
Application number
JP5012354A
Other languages
English (en)
Inventor
Michihiro Shimizu
道弘 清水
Kenichi Ito
健一 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takagi Industrial Co Ltd
Original Assignee
Takagi Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浴槽温水の汚れを抑えて、翌日、翌々日まで
使用できるようにする。 【構成】 給湯器3において、運転開始スイッチオン
で、入浴開始時刻の設定、沸き上がり温度の設定後、自
動運転スイッチオンで、設定水位までに注湯すると共
に、設定温度まで沸き上げ、入浴開始時刻に入浴可能な
状態とし、入浴時間帯に対応した時間(入浴開始時刻か
ら例えば4時間)は、浴槽温水を循環させて濾過、浴槽
温水を一定温度に保温、水位を監視して浴槽温水を定水
位に維持する運転を設定手順に従って実行し、前記時間
経過後は、浴槽温水の濾過を定期的に実行する設定とす
る。 【効果】 入浴時間帯に対応した時間が経過しても、浴
槽温水を循環させて濾過を行うので、翌日、翌々日であ
ってもその温水を利用して入浴することが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴槽に対する濾過器を
備えた全自動追焚付給湯器の運転方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】最近の風呂装置においては、遠隔操作に
よって給湯器から自動的に浴槽に給湯を行う方式のもの
が増えてきている。かかる風呂装置に適用される給湯器
は、全自動で注湯運転、追焚運転、足し湯運転等を行う
機能を有しており、入浴に先立って運転スイッチをオン
とすることにより、自動的に運転が可能なので手間のか
からない快適な入浴が可能である。ところで、浴槽内温
水は入浴によって次第に汚濁していくので、入浴毎に新
しい温水と交換することが望ましい。しかし、実際に
は、入浴回数の少ないうちにその日の入浴が終了する
と、次の日の入浴の際、その浴槽内温水を捨てずにその
まま使用することが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのように浴槽内温水
をそのまま翌日、あるいは翌々日に使用するというとき
には、前述の全自動の給湯器は、その日の入浴時間帯
(例えば、通常の家庭において、その日の入浴開始時刻
が夕方6時で入浴終了時刻が10時として、4時間)に
対応した時間が経過すると、自動的に運転停止するよう
になっているので、その都度運転スイッチを押して、給
湯器を起動させなければならない。また、このように、
浴槽温水を翌日、あるいは翌々日まで浴槽に放置してお
くと、入浴回数の少ない温水でも、特に夏場では、バク
テリア等の繁殖から汚れが進行したり臭いが生じ、浴槽
内壁にぬめりが生じたりして快適性が損なわれてしま
う。本発明は、その目的とするところは、前述のような
背景から、濾過器を備えた全自動追焚付給湯器の運転方
法において、その浴槽温水を翌日、あるいは翌々日まで
使用するときでも、浴槽温水の汚れを抑えて快適な入浴
を可能とするようにしたことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、濾過器を備えた全自動追焚付給湯器
において、入浴時間帯に対応した時間は、浴槽温水を循
環させて濾過、浴槽温水を一定温度に保温、水位を監視
して浴槽温水を定水位に維持する運転を実行し、前記時
間経過後は、浴槽温水の濾過を定期的に実行することを
特徴とする。
【0005】
【作用】入浴時間帯に対応した時間が経過しても、定期
的に浴槽温水を循環させて濾過を行うので、温水の汚れ
を抑えることができ、浴槽温水を清澄に維持することが
できる。
【0006】
【実施例】次に、本発明にかかる濾過器を備えた全自動
追焚付給湯器の運転方法を実行するための風呂装置の一
実施例を挙げ、以下詳細に説明する。図1に風呂装置1
を示す。この風呂装置1は浴槽2と給湯器3とを、追焚
往き管4、追焚戻り管5により連絡接続したものであ
る。また、浴槽内温水の水位を検出するための水位検出
管6が接続され、この水位検出管6には、温水の圧力を
検出することにより、水位を検知する水位センサ7が設
けられている。
【0007】前記給湯器3は、給湯用熱交換器8と、給
湯用熱交換器8の熱交換作用による温水と給水された冷
水を混合して所定温度の温水を得るサーモミキシングバ
ルブ9と、ホッパ10、追焚用熱交換器11、追焚用熱
交換器11の上流側に循環ポンプ12および濾過器13
を具備したものである。
【0008】このような構成により、給湯器3は、給水
口14から給湯用熱交換器8の上流側に至る経路と、ホ
ッパ10に至る経路を有し、給湯用熱交換器8の上流側
に至る経路から分岐して給湯用熱交換器8の温水出口側
にあるサーモミキシングバルブ9に冷水を供給する経路
を有する。また、サーモミキシングバルブ9の下流側か
ら外部へ給湯する経路と、前記ホッパ10に至る経路を
有する。また、流路切換弁15、16により、前記ホッ
パ10から追焚戻り管5を通って浴槽2に至る注湯経路
が形成されるようになっている。さらに、前記給湯器3
は、追焚戻り管5、流路切換弁15、16、循環ポンプ
12、流路切換弁17、濾過器13、追焚用熱交換器1
1、流路切換弁18を通って追焚往き管4を介し浴槽2
に至る追焚経路を有する。そして、前記流路切換弁17
から濾過器13に至る経路には流路開閉弁19が介在さ
れ、流路切換弁17の流路切り換え、流路開閉弁19の
流路開成によって、循環ポンプ12、流路切換弁17、
濾過器13の下流側、濾過器13、流路開閉弁19を経
由して外部に至る逆洗経路を有する。
【0009】以上のような種々の経路は、給湯器3にお
けるリモコン操作で操作信号を給湯器3内のコントロー
ラ(図示省略)に送り、流路切換弁15〜18、流路開
閉弁19を切り換えることにより形成され、注湯運転、
追焚運転、逆洗運転等を実行する設定である。なお、前
記リモコンによって、入浴開始時刻の設定、沸き上がり
温度の設定が可能である。かかるリモコン、コントロー
ラの具体的な構造、制御回路は周知の構成からなり、こ
こではその説明は省略する。
【0010】次に、給湯器3の自動運転手順について説
明すると、リモコンにおける運転開始スイッチ(図示せ
ず)オンで、入浴開始時刻の設定、沸き上がり温度の設
定後、自動運転スイッチ(図示せず)オンで作動開始
し、設定水位までに注湯すると共に、設定温度まで沸き
上げ、入浴開始時刻に入浴可能な状態とし、入浴時間帯
に対応した時間(入浴開始時刻から例えば4時間)は、
浴槽温水を循環させて濾過、浴槽温水を一定温度に保
温、水位を監視して浴槽温水を定水位に維持する運転を
設定手順に従って実行し、前記時間経過後は、浴槽温水
の濾過を定期的に実行する設定である。
【0011】本発明にかかる濾過器を備えた全自動追焚
付給湯器の運転方法を実行するための風呂装置1は、以
上のように構成されるものであり、次にその動作を説明
する。 リモコンにおいて、運転開始スイッチオンで、
入浴開始時刻の設定、沸き上がり温度の設定を行い、運
転モード入力が可能となる。そこで、自動運転スイッチ
をオンとすると作動開始し、入浴開始時刻直前になると
注湯運転を開始する。すなわち、給水口14から冷水を
給湯用熱交換器8に供給して熱交換を行い、サーモミキ
シングバルブ9に供給して冷水と所定の比率で混合し
て、予め設定される温度の温水を得、ホッパ10に供給
し、前記ホッパ10から流路切換弁16、15を介して
追焚戻り管5を通り、浴槽2に至る注湯経路を経てなさ
れる。温水が浴槽2内に所定水位に達するまで注湯され
ると、水位検出管6を介して連通している水位センサ7
によって所定水位に達したことが検知され、注湯運転は
自動的に停止する。
【0012】注湯運転が終了すると、循環ポンプ12を
起動して浴槽内温水を追焚戻り管5を介して給湯器3に
導入する。浴槽2から追焚戻り管5を介して導入された
温水は、流路切換弁15、16、循環ポンプ12、流路
切り換えがなされた流路切換弁17を介して追焚用熱交
換器11に至り、熱交換がなされて流路切換弁18、追
焚往き管4を介して浴槽2に還流され、この温水循環動
作を繰り返すことにより浴槽温水を設定温度になるまで
沸き上げ、入浴が可能な状態となる。
【0013】入浴開始時刻から計時していき、入浴時間
帯に対応した時間(4時間)が経過するまで、浴槽温水
を循環させて濾過、浴槽温水を一定温度に保温、水位を
監視して浴槽温水を定水位に維持する運転を実行するこ
とができる。浴槽温水を循環させて濾過を行うには、流
路切換弁17を切り換え、循環ポンプ12を起動して浴
槽内温水を追焚戻り管5を介して給湯器3に導入し、流
路切換弁15、16、循環ポンプ12を介して濾過器1
3を通過させて濾過を行い、温水中のごみ、湯垢等を除
去し、追焚用熱交換器11、追焚往き管4を介して浴槽
2に還流させるようにする。浴槽温水を一定温度に保温
するには、温度センサ(図示省略)によって浴槽温水が
一定温度から低下したことが検知されると、循環ポンプ
12を起動して浴槽内温水を浴槽2から追焚戻り管5を
介して導入し、流路切換弁15、16、循環ポンプ1
2、流路切り換えがなされた流路切換弁17を介して追
焚用熱交換器11に導入して熱交換を行い、追焚往き管
4を介して浴槽2に還流させ、浴槽温水が設定温度に復
帰するまでこの温水循環動作を繰り返すようにする。水
位を監視して浴槽温水を定水位に維持する運転にあって
は、入浴によって温水が消費されると、水位検出管6に
設けられた水位センサ7によって所定水位から低下した
ことが検知され、これにより、給水口14から冷水を給
湯用熱交換器8に供給して熱交換を行い、サーモミキシ
ングバルブ9に供給し、冷水と所定の比率で混合して予
め設定される温度の温水を得、ホッパ10に供給し、前
記ホッパ10から流路切換弁16、15を介して追焚戻
り管5を通り、浴槽2に至る経路により実行する。この
足し湯運転を浴槽温水が所定水位となるまで実行する。
この際、設定温度より低下しているときは、温水を給湯
器3に導入して沸き上げ運転を自動的に実行するように
する。
【0014】入浴時間帯に対応した時間(4時間)が経
過すると、定期的に、流路切換弁17を切り換え、循環
ポンプ12を起動して浴槽内温水を追焚戻り管5を介し
て給湯器3に導入し、流路切換弁15、16、循環ポン
プ12を介して濾過器13を通過させて濾過を行い、温
水中のごみ、湯垢等を除去して、流路切換弁18、追焚
往き管4を介して浴槽2に還流させる運転を繰返し実行
する。かかる濾過運転が繰り返されると、濾過器13に
おいて、温水中のごみ、湯あか等が濾材に沈積して濾過
機能が低下するので、ときどき、給湯器3の逆洗経路を
形成して濾過器13の逆洗を行う。流路切換弁17の流
路切り換え、流路開閉弁19の流路開成によって、温水
を濾過器13の下流側から濾過器13に導入し、濾材を
逆洗して流路開閉弁19から外部へ排出する。かかる逆
洗動作により濾過機能を維持することができる。
【0015】以上のような濾過運転を、次の入浴開始時
刻に至るまで、一定時間ごとに実行することにより、浴
槽温水の汚れを抑制することができ、快適な入浴が可能
となる。なお、途中でリモコンにおける運転開始スイッ
チをオフとすれば、風呂装置1の運転は完全に停止す
る。また、入浴開始時刻の設定、沸き上がり温度の設定
をし直せば所望の時刻に入浴が可能であり、好みに応じ
た温度の温水に変更することができる。
【0016】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、入浴時間
帯に対応した時間が経過しても、浴槽温水を循環させて
濾過を行うので、温水の汚れを抑えて浴槽温水を清澄に
維持することができ、入浴開始時刻を設定しておけば例
え翌日、翌々日であってもその温水を利用して入浴する
ことが可能である。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる濾過器を備えた全自動追焚付給
湯器の運転方法を実行するための概略全体系統図であ
る。
【符号の説明】
1 風呂装置 2 浴槽 3 給湯器 4 追焚往き管 5 追焚戻り管 6 水位検出管 7 水位センサ 8 給湯用熱交換器 9 サーモミキシングバル
ブ 10 ホッパ 11 追焚用熱交換器 12 循環ポンプ 13 濾過器 14 給水口 15、16、17、18 流路切換弁 19 流路開閉弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 濾過器を備えた全自動追焚付給湯器に
    おいて、入浴時間帯に対応した時間は、浴槽温水を循環
    させて濾過、浴槽温水を一定温度に保温、水位を監視し
    て浴槽温水を定水位に維持する運転を実行し、前記時間
    経過後は、浴槽温水の濾過を定期的に実行することを特
    徴とする濾過器を備えた全自動追焚付給湯器の運転方
    法。
JP5012354A 1993-01-28 1993-01-28 濾過器を備えた全自動追焚付給湯器の運転方法 Pending JPH06221666A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5012354A JPH06221666A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 濾過器を備えた全自動追焚付給湯器の運転方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5012354A JPH06221666A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 濾過器を備えた全自動追焚付給湯器の運転方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06221666A true JPH06221666A (ja) 1994-08-12

Family

ID=11802951

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5012354A Pending JPH06221666A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 濾過器を備えた全自動追焚付給湯器の運転方法

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JP (1) JPH06221666A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1034159A (ja) * 1996-07-25 1998-02-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 給湯浄化装置
CN107217702A (zh) * 2017-07-26 2017-09-29 杭州美美科技有限公司 恒温安全中心供水系统及其供水方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1034159A (ja) * 1996-07-25 1998-02-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 給湯浄化装置
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