JP2698579B2 - 音声信号の時間軸変換装置 - Google Patents

音声信号の時間軸変換装置

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JP2698579B2 JP62012715A JP1271587A JP2698579B2 JP 2698579 B2 JP2698579 B2 JP 2698579B2 JP 62012715 A JP62012715 A JP 62012715A JP 1271587 A JP1271587 A JP 1271587A JP 2698579 B2 JP2698579 B2 JP 2698579B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、例えば磁気テープ等の記録媒体に記録され
た音声信号を記録時とは異なる速い速度で再生して、通
常よりも短時間で再生音声を聞くことができるテープレ
コーダ等の磁気記録再生装置に用いられる音声信号の時
間軸変換装置に関するものである。 〈発明の概要〉 本発明は、入力音声信号をサンプリングし、書込み及
び読出しを順次行ない、書込み及び読出しのクロック周
波数の比で時間軸変換を行なう音声信号の時間軸変換装
置であって、特に入力音声信号のサンプリング期間と棄
却期間とを入力音声信号のゼロクロス点に基づいて周期
単位で設定したものである。 〈従来の技術〉 従来から例えばテープレコーダー等の磁気記録再生装
置において、磁気テープに記録された内容を短時間で聞
けるようにするために、磁気テープを記録時とは異なる
速い速度で送り移動させることにより高速再生すること
が行なわれている。 しかし、その場合には、高速再生された音声信号の周
波数が、原信号(記録時における音声信号)の周波数よ
りも高くなるため、そのままでは非常に聞き取りにく
い。 そこで、高速再生された音声信号の周波数を原信号の
周波数に戻して聞き取り易い再生音声を得るために、第
3図に示すように、高速再生された音声信号S1を適当に
サンプリングし、夫々のサンプリング音声信号を原信号
の周波数に戻した上で信号S2のようにつなぎ合わせると
いういわゆる時間軸の変換操作が行なわれている。 〈発明が解決しようとする問題点〉 ところが、このような従来の時間軸変換操作において
は、サンプリング処理期間(サンプリング時間幅)が、
その信号波形には無関係に一定であり、第3図からも明
らかなように、各信号同士のつなぎ目が不連続となっ
て、耳ざわりなノイズが生じてしまう。 また、この欠点を改善するために、前記各信号同士の
不連続なつなぎ目付近をミュートして、その前後のゼロ
クロス点で各信号同士を連続につなぎ合わせる、という
手段が最近になって考えられているが、かかる改善手段
を講じても、各信号同士のつなぎ目付近に無信号部分が
周期的に現れるため、やはり各信号のつなぎ目でノイズ
が生じてしまい音質が劣化していた。 〈問題点を解決するための手段〉 上記の問題点を解決するために本発明の音声信号の時
間軸変換装置は、A−D変換回路にてデジタル変換され
たデジタル信号のゼロクロス点を検出するゼロクロス検
出回路と、該ゼロクロス検出回路にて検出されたゼロク
ロス点をカウントする計数回路と、該計数回路によるゼ
ロクロス点のカウント数に応じてオープン駆動されて、
第1のクロック信号を通過させ、該第1のクロック信号
をメモリ回路にサンプリング・クロックとして供給する
クロックゲート回路とを設け、入力音声信号のサンプリ
ング期間と棄却期間とをそのゼロクロス点に基づいて周
期単位で設定してなるものである。 〈作用〉 従って、入力音声信号に応じてサンプリング期間と棄
却期間が変化するため、入力音声信号を1周期の途中で
切断するようなことがなく、出力信号波形の連続性が良
くなり、高音質の高速再生音声を得ることができる。 〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。 第1図は本発明の音声信号の時間軸変換装置の要部を
示す概略ブロック図であり、1.5倍速或いは2倍速で再
生された音声信号はA−D変換回路1に入力される。こ
こでのサンプリングクロックは1.5倍速再生時には3
fsc、2倍速再生時には2fscの周波数に選択される。fsc
は例えば1.5KHzに設定する。 A−D変換回路1でデジタルデータに変換された信号
はメモリー回路2及びゼロクロス検出回路3に供給され
る。ゼロクロス検出回路3では入力されたデジタル信号
のゼロクロス点を検出し、これを次段の計数回路4がカ
ウントして、そのカウント数に応じてクロックゲート回
路5が駆動する。一方、前記メモリー回路2には前記ク
ロックゲート回路5を通過したクロック信号(3fsc或い
は2fsc)が供給され、入力された前記デジタル信号の必
要な部分をサンプリングメモリーする。メモリーされた
デジタル信号は後段のD−A変換回路6で1.5倍速再生
時には2fsc、2倍速再生時にはfscのクロック周波数で
順次読み出され、アナログ信号に変換された後、ローパ
スフィルタ7を介して音程補償された音声信号として出
力される。 第2図(a),(b)に2倍速で音声信号を再生した
場合の入力音声信号波形S3と時間軸伸長後の出力音声信
号波形S4との関係を示す。 ゼロクロス検出回路3で信号S3のA点、B点、C点、
D点、E点を検出し、A点からC点の間の信号はクロッ
クゲート回路5をオープンしてメモリー回路2にメモリ
ーし、C点からE点の間の信号はクロックゲート回路5
をクローズして棄却する。(A点からE点の2周期をメ
モリーしてその後の2周期を棄却するようにしてもよ
い。)この制御は計数回路4によって再生スピードに応
じて行なわれる。例えば1.5倍速再生時には原信号の2
周期をメモリーして、後の1周期を棄却するようにす
る。このようにして、サンプリング・メモリーと棄却を
くり返し、メモリー回路2にデジタル信号を書込むと共
に、出力信号が通常再生時と同じ周波数となる上記のク
ロック周数で読出して再生音声信号の時間軸伸長を行な
うものである。 このように入力音声信号S3のゼロクロス点A乃至Eに
基づいて信号S3のサンプリング期間及び棄却期間を周期
単位で設定すれば、第2図(b)に示すように、サンプ
リングされた信号はゼロクロス点で接続され、また波形
の連続性も殆んど損われず、良好な高速再生音声を得る
ことができる。 〈発明の効果〉 以上のように本発明の音声信号の時間軸変換装置は、
非常に簡単な構成にて、入力音声信号のサンプリング期
間と棄却期間とをそのゼロクロス点に基づいて周期単位
で設定して、出力信号波形の連続性が良く、ノイズのな
い高音質の高速再生音声を得ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の音声信号の時間軸変換装置の要部を示
す概略ブロック図、第2図(a),(b)は共に本発明
の音声信号の時間軸変換装置の入力音声信号波形と出力
音声信号波形との関係を示す波形図、第3図は従来の音
声信号の時間軸変換装置の入力音声信号波形と出力音声
信号波形との関係を示す波形図である。 3……ゼロクロス検出回路、4……計数回路、5……ク
ロックゲート回路。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.入力音声信号を第1のクロック信号に基づいてデジ
    タルデータに変換するA−D変換回路と、 該A−D変換回路にてデジタル変換されたデジタル信号
    に対してサンプリング・メモリを行うメモリ回路と、 該メモリ回路にてサンプリング・メモリされたデジタル
    信号を第2のクロック信号に基づいてアナログデータに
    変換するD−A変換回路とを備え、 上記第1及び第2のクロック信号周波数の比で時間軸変
    換を行う音声信号の時間軸変換装置において、 上記A−D変換回路にてデジタル変換されたデジタル信
    号のゼロクロス点を検出するゼロクロス検出回路と、 該ゼロクロス検出回路にて検出されたゼロクロス点をカ
    ウントする計数回路と、 該計数回路によるゼロクロス点のカウント数に応じてオ
    ープン駆動されて、上記第1のクロック信号を通過さ
    せ、該第1のクロック信号を上記メモリ回路にサンプリ
    ング・クロックとして供給するクロックゲート回路とを
    設け、 入力音声信号のサンプリング期間と棄却期間とをそのゼ
    ロクロス点に基づいて周期単位で設定したことを特徴と
    する音声信号の時間軸変換装置。
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