JPH06223497A - 音声情報記録装置および音声情報記録済み磁気記録媒 体 - Google Patents

音声情報記録装置および音声情報記録済み磁気記録媒 体

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JPH06223497A
JPH06223497A JP3193583A JP19358391A JPH06223497A JP H06223497 A JPH06223497 A JP H06223497A JP 3193583 A JP3193583 A JP 3193583A JP 19358391 A JP19358391 A JP 19358391A JP H06223497 A JPH06223497 A JP H06223497A
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JP
Japan
Prior art keywords
speed
frequency
recorded
audio signal
recording medium
Prior art date
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Application number
JP3193583A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Umemoto
満 梅本
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Individual
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】所定の記録速度で音声情報を記録した記録済み
マスタ磁気記録媒体を、前記記録速度より速い速度で再
生する再生手段1、この再生手段により再生され、速い
速度による再生に伴って周波数が増大した音声信号を、
速度はそのままで、周波数を低下させる音声信号処理手
段2、およびこの音声信号処理手段により得られた音声
信号を磁気記録媒体に記録する記録手段3を備えている
ことを特徴とするものであり、本発明の音声情報記録済
み磁気記録媒体は、上記音声情報記録装置により、倍速
で音声情報が記録されたものである。 【効果】再生速度を速くした音声信号の周波数を下げる
ことにより、再生速度を実質的に倍速にした場合であっ
ても、通常の人が聞き取れるようになり、情報収集の時
間の節約を大幅に低減することができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声情報記録装置およ
び音声情報記録済み磁気記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、オーディオテープの他に、エッセ
イや知的情報等の音声情報を記録した磁気テープカセッ
トが販売されている。このような磁気テープカセットに
よれば、現代人が酷使している目を使わずに、情報を耳
から得ることができ極めて便利である。
【0003】しかしながら、書籍等から知識を得る場合
には、本人の能力次第で、単位時間当たりに得られる情
報量を速読法等によって高めることができるが、磁気テ
ープカセットの場合には、通常設定された速度でしか情
報を得ることができず、時間を取り過ぎるという問題が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような問題を解決
するため、再生装置にあっては、記録速度より速い速度
で再生することができるものがあるが、余り速い速度、
例えば倍速で再生すると、周波数が高く成り過ぎること
と、再生音の速度が速いことがあいまって、通常の人で
は殆ど聞き取れなくなってしまうので、再生速度をあま
り速くすることができず時間の節約には殆ど効果がない
という問題がある。
【0005】そこで、本発明は、再生速度を速くした場
合であっても、通常の人が聞き取ることのできるように
記録を予め処理する音声情報記録装置、およびこの音声
情報記録装置によって得られる音声情報記録済み磁気記
録媒体を提供することを目的するっものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の発明者は、再生
速度を速くした場合の聞き取り易さを鋭意研究した結
果、再生速度が速くとも、音声周波数すなわちトーンが
下がれば、人間の耳に聞き取り易くなることを知見し
た。
【0007】本発明は、この知見に基づくものであり、
本発明の音声情報記録装置は、所定の記録速度で音声情
報を記録した記録済みマスタ磁気記録媒体を、前記記録
速度より速い速度で再生する再生手段、この再生手段に
より再生され、速い速度による再生に伴って周波数が増
大した音声信号を、速度はそのままで、周波数を低下さ
せる音声信号処理手段、およびこの音声信号処理手段に
より得られた音声信号を磁気記録媒体に記録する記録手
段を備えていることを特徴とするものである。
【0008】上記音声信号処理手段は、コンピュータ、
あるいは高周波フィルタであることが望ましい。
【0009】上記音声信号処理手段により処理された周
波数は、マスタ磁気記録媒体に記録されている音声信号
の周波数とほぼ一致していることが望ましい。
【0010】本発明の音声情報記録済み磁気記録媒体
は、所定の記録速度で音声情報を記録した記録済みマス
タ磁気記録媒体を、前記記録速度より速い速度で再生す
るとともに、速い速度による再生に伴って周波数が増大
した音声信号を、速度はそのままで、周波数のみを低下
させて得られた音声信号を磁気記録媒体に記録してなる
ものである。
【0011】上記磁気記録媒体は磁気テープであること
が望ましい。また、上記周波数が低下された音声信号の
周波数は、マスタ磁気記録媒体に記録されている音声信
号の周波数とほぼ一致していることが望ましい。
【0012】
【作用・効果】本発明の音声情報記録装置および音声情
報記録済み磁気記録媒体においては、再生速度を速くし
た音声信号の周波数を下げることにより、再生速度を実
質的に倍速にした場合であっても、通常の人が聞き取れ
るようになり、情報収集の時間の節約を大幅に低減する
ことができるようになる。また、本発明による音声情報
記録済み磁気記録媒体は、通常の速度で再生を行う再生
装置で再生を行うことができ、特別な再生装置を入手す
る必要がなく、経済的にもメリットがある。
【0013】
【実施例】以下、添付図面を参照しつつ、本発明の好ま
しい実施例による音声情報記録装置および音声情報記録
済み磁気記録媒体について詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の実施例による音声情報記
録装置のブロック図であり、この図において、符号1は
倍速再生装置を示す。この倍速再生装置1には、図2
(a)に示されているように、通常の設定録音速度で音
声信号S0が記録きれたマスタ磁気記録媒体すなわちマ
スタ磁気テープM0が装填され、上記設定録音速度の倍
速で音声情報が再生される。このように倍速で再生が行
われると、図2(b)に示したように、音声信号の幅が
半分すなわち時間的に半分になる代わりに周波数が倍に
なってしまった音声信号S1が得られる。この信号S1
による音声は殆ど通常の人間にはその内容が聞き取れな
い。
【0014】そこで、本実施例においては、倍速再生装
置1に信号処理装置2を接続し、この信号処理装置2に
よって、倍速再生装置1からの音声信号S1を受け、こ
の信号の周波数を演算により半分にして、図2(c)に
示した音声信号S2をうる。そして、この音声信号S2
を、録音装置3に送り、該録音装置3に装填された商品
用磁気記録媒体すなわち磁気テープM1に記録する。
【0015】このように音声情報が記録された磁気テー
プM1は、通常の再生装置でそこに記録されている音声
情報を再生すれば、通常の設定速度の倍の速度で音声信
号が再生されるとともに、音声信号の周波数がマスタ磁
気テープM0の周波数とほぼ同一となっているので、通
常の人間においても聞き取り易い。
【0016】上記実施例においては、信号処理装置2を
コンピュータで構成したものとして説明したが、この信
号処理装置2を高周波フィルタで構成して、音声信号か
ら高周波例えば上記の例の場合、800Hz以上の周波
数をカットするようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による音声情報記録装置を説
明するブロック図である。
【図2】上記音声情報記録装置によって処理される音声
信号の状態を示すを示す図である。
【符号の説明】
1 倍速再生装置 2 信号処理装置 3 録音装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の記録速度で音声情報を記録した記
    録済みマスタ磁気記録媒体を、前記記録速度より速い速
    度で再生する再生手段、この再生手段により再生され、
    速い速度による再生に伴って周波数が増大した音声信号
    を、速度はそのままで、周波数を低下させる音声信号処
    理手段、およびこの音声信号処理手段により得られた音
    声信号を磁気記録媒体に記録する記録手段を備えている
    ことを特徴とする音声情報記録装置。
  2. 【請求項2】 前記音声信号処理手段が、コンピュータ
    であることを特徴とする請求項1の音声情報記録装置。
  3. 【請求項3】 前記音声信号処理手段が、高周波フィル
    タであることを特徴とする請求項1の音声情報記録装
    置。
  4. 【請求項4】 前記音声信号処理手段により処理された
    周波数が、マスタ磁気記録媒体に記録されている音声信
    号の周波数とほぼ一致していることを特徴とする請求項
    1の音声情報記録装置。
  5. 【請求項5】 所定の記録速度で音声情報を記録した記
    録済みマスタ磁気記録媒体を、前記記録速度より速い速
    度で再生するとともに、速い速度による再生に伴って周
    波数が増大した音声信号を、速度はそのままで、周波数
    のみを低下させて得られた音声信号を磁気記録媒体に記
    録してなる音声情報記録済み磁気記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記磁気記録媒体が磁気テープであるこ
    とを特徴とする請求項5の音声情報記録済み磁気記録媒
    体。
  7. 【請求項7】 前記周波数が低下された音声信号の周波
    数が、マスタ磁気記録媒体に記録されている音声信号の
    周波数とほぼ一致していることを特徴とする請求項5ま
    たは6の音声情報記録済み磁気記録媒体。
JP3193583A 1991-07-09 1991-07-09 音声情報記録装置および音声情報記録済み磁気記録媒 体 Pending JPH06223497A (ja)

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JPH06223497A true JPH06223497A (ja) 1994-08-12

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ID=16310406

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5617400A (en) * 1979-07-23 1981-02-19 Sony Corp Sound pitch converter
JPS57101275A (en) * 1980-12-15 1982-06-23 Fuji Industries Co Ltd Wood drying
JPS6242303A (ja) * 1985-08-20 1987-02-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録信号のピツチ伸長装置
JPS63181000A (ja) * 1987-01-21 1988-07-26 シャープ株式会社 音声信号の時間軸変換装置

Patent Citations (4)

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