JP2695314B2 - ユニット住宅 - Google Patents

ユニット住宅

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JP2695314B2
JP2695314B2 JP3206498A JP20649891A JP2695314B2 JP 2695314 B2 JP2695314 B2 JP 2695314B2 JP 3206498 A JP3206498 A JP 3206498A JP 20649891 A JP20649891 A JP 20649891A JP 2695314 B2 JP2695314 B2 JP 2695314B2
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徳次 斉藤
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Misawa Homes Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、住宅ユニットを複数組
み合わせて建てられるユニット住宅に係り、特に、採光
窓が設けられたユニット住宅に関する。
【0002】
【背景技術】ユニット住宅は、予め工場で箱型の住宅ユ
ニットを複数生産し、これらを建設現場に運んで前後、
左右、上下に組み合わせることにより建てられ、工業化
率を高め、建設現場作業割合を低下させることにより、
在来工法住宅と比べ、工期の短縮、コストダウンを図れ
るようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】箱型の住宅ユニットを
複数組み合わせて建てられるユニット住宅では、住宅の
内部側に配置された住宅ユニットやこれと隣接した住宅
ユニットによって住宅内部の中央部分等に形成された居
室空間は、窓が設けられる住宅外壁部から遠くなるた
め、一般的に太陽光線が入りにくくなり、このため、室
内が暗くなるという問題があった。従来のユニット住宅
では、このような問題を合理的に解決したものはなく、
かかる問題を有効に解決できるユニット住宅が望まれて
いた。
【0004】本発明の目的は、住宅内部の中央部分等に
光を合理的に取り入れることができるユニット住宅を提
供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明に係る
ユニット住宅は、複数の住宅ユニットを組み合わせるこ
とにより建てられるユニット住宅において、最上階にお
ける複数の前記住宅ユニットのうち少なくとも1個の住
宅ユニットに水平な上面と、この住宅ユニットの上コー
ナ部のうち他の住宅ユニットと隣接する上コーナ部の何
れかに前記上面から下り傾斜となるように形成された傾
斜面とを設け、この傾斜面を有する前記住宅ユニットと
隣接する他の住宅ユニットにおける前記傾斜面側の側面
の垂直な上部を採光窓としたことを特徴とするものであ
る。
【0006】また、本発明の第2発明に係るユニット住
宅は、複数の住宅ユニットを組み合わせることにより建
てられるユニット住宅において、最上階における複数の
前記住宅ユニットのうち少なくとも2個の住宅ユニット
それぞれ水平な上面と、この住宅ユニットの上コーナ
部のうち他の住宅ユニットと隣接する上コーナ部の何れ
かに前記上面から下り傾斜となるように形成された傾斜
面とを設け、この傾斜面が設けられた2個の住宅ユニッ
トを互いの傾斜面同士を対向させて隣接配置するととも
に、これらの傾斜面のうち少なくとも一方の傾斜面を採
光窓としたことを特徴とするものである。
【0007】以上の各発明において、最上階における住
宅ユニットとは、2階建て住宅における2階用住宅ユニ
ット、3階建て住宅における3階用住宅ユニットを言う
とともに、住宅ユニットが上下に積み重ねられない平屋
造りの住宅におけるその住宅ユニットをも言う。
【0008】
【作用】以上の各発明において、採光窓が設けられた住
宅ユニットと隣接する他の住宅ユニットには、この採光
窓の近くの上コーナ部が斜めに切除された傾斜面が設け
られているため、採光窓に入る光はこの傾斜面により阻
止されず、このため多量の光を住宅の内部に取り入れる
ことができる。
【0009】
【実施例】以下に本発明の好適各実施例を添付図面に基
づいて説明する。各実施例において、同じ部材には同じ
符号を使用する。
【0010】図1、図2は第1実施例を示す。この実施
例に係るユニット住宅1は、1階用住宅ユニット10〜
12と2階用住宅ユニット13〜15よりなり、全ての
1階用住宅ユニット10〜12と1個の2階用住宅ユニ
ット15は、2個の下コーナ部A1 ,A2 と、2個の
上コーナ部B1 ,B2 とを有し、従って、一般的な
従来の住宅ユニットと同じく直方体である。これに対
し、2個の2階用住宅ユニット13,14は、2個の下
コーナ部A1,A2 と、1個の上コーナ部B1 とを有す
るとともに、残りの上コーナ部B2 部分にはこの住宅
ユニット13,14の水平な上面から下り傾斜となる傾
斜面16が形成されている。つまり、住宅ユニット1
3,14において、上コーナ部B 1 から上辺部13A,
14Aの長さ方向途中部13B,14Bまでは住宅ユニ
ット13,14の水平な上面となっており、この長さ方
向途中部13B,14Bから先は下り傾斜の傾斜面16
となっている。このため、2階用住宅ユニット13,1
4は、全体としてほぼ直方体状であるが上コーナ部B 2
が斜めに切除されたような形状の、いわゆる台形ユニッ
トとなっている。
【0011】住宅ユニット13と隣接する住宅ユニット
14において、住宅ユニット13の傾斜面16側の側面
17の垂直な上部17Aには採光窓18が設けられ、ま
た、住宅ユニット14と隣接する住宅ユニット15にお
いて、住宅ユニット14の傾斜面16側の側面19の
直な上部19Aには採光窓18が設けられる。
【0012】図2は図1の要部断面図を示す。以上のよ
うに本実施例では、採光窓18の近くの住宅ユニットに
は上コーナ部に傾斜面16が設けられているため、この
傾斜面16により光20は阻止されることなく採光窓1
8に入ることになる。このため、ユニット住宅1の内部
の中央部分等に設けられた居室空間に多量の光20を確
実に取り入れることができる。また、住宅ユニット1
3、14において、傾斜面16は上コーナ部であり、他
の部分は通常の高さの上面であるため、この上面が水平
な部分では室内の天井高さが通常の住宅ユニットと同じ
高い天井高さとなり、傾斜面16が設けられているにも
かかわらず、全体的に大きな室内空間を確保できる。
【0013】図3、図4は第2実施例を示す。この実施
例に係るユニット住宅2では、住宅ユニット13,14
の傾斜面16も採光窓18となっている。このため、図
4に示す通り、光20は傾斜面16における採光窓18
からもユニット住宅2の内部に入ることになり、その光
量は一層多くなる。
【0014】以上の各実施例において、傾斜面16は2
個の住宅ユニット13,14に設けられていたが、この
傾斜面16は1個の住宅ユニットだけに設けてもよい。
このように傾斜面16を1個の住宅ユニットだけに設け
た場合には、側面の上部が採光窓18とされる住宅ユニ
ットの個数も1個となる。
【0015】図5、図6は第3実施例を示す。この実施
例に係るユニット住宅3では、2階用住宅ユニット21
の上コーナ部B2 の部分、2階用住宅ユニット22の上
コーナ部B1 ,B2 の部分、および2階用住宅ユニット
23の上コーナ部B1 部分にはそれぞれ各住宅ユニッ
ト21,22,23の上面から下り傾斜となる傾斜面1
が形成されている。そして、隣接する住宅ユニット2
1と22、および住宅ユニット22と23は、それぞれ
互いに傾斜面16同士が対向して配置されている。これ
らの傾斜面16のうち、住宅ユニット21の傾斜面16
に対向する住宅ユニット22の傾斜面16と、住宅ユニ
ット22の他の傾斜面16に対向する住宅ユニット23
の傾斜面16とは、採光窓18となっている。
【0016】図6の通り、この本実施例でも、採光窓1
8に入る光20は、採光窓18の近くの住宅ユニットの
上コーナ部が傾斜面16となっているいるため、この傾
斜面16により阻止されることはなく、ユニット住宅3
の内部に確実に入ることになる。
【0017】図7、図8は第4実施例を示す。この実施
例に係るユニット住宅4では2階用住宅ユニット21〜
23の全ての傾斜面16が採光窓18となっている。こ
のため、図8の通り、採光窓18から入る光20の量は
一層多くなり、かつ、互いに対向する2個の採光窓18
はそれぞれ傾斜面16により形成されているため、採光
窓18は互いに他の採光窓18に入る光20を阻止せ
ず、多量の光をユニット住宅4の内部に取り入れること
ができる。
【0018】以上の第3、第4実施例では、傾斜面16
は全ての2階用住宅ユニット21〜23に設けられてい
たが、この傾斜面16は隣接する2個の住宅ユニット2
1と22、または22と23だけに設けてもよい。この
ように互いに隣接する2個の住宅ユニットだけに傾斜面
を設けた場合には、これらの傾斜面同士が対向して2個
の住宅ユニットが隣接配置され、少なくとも一方の傾斜
面に採光窓が設けられる。
【0019】以上説明した各実施例のユニット住宅は2
階建ての場合であったが、本発明は3階建て以上のユニ
ット住宅にも適用でき、さらに、住宅ユニットが上下に
積み重ねられない平屋造りのユニット住宅にも適用でき
る。
【0020】
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、採光窓により、ユニッ
ト住宅の内部の中央部分等に設けられた居室空間まで確
実に光を取り入れることができ、室内の明るさを確保で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るユニット住宅の全体を示す斜
視図である。
【図2】図1の要部断面図である。
【図3】第2実施例に係るユニット住宅の全体を示す斜
視図である。
【図4】図3の要部断面図である。
【図5】第3実施例に係るユニット住宅の全体を示す斜
視図である。
【図6】図5の要部断面図である。
【図7】第4実施例に係るユニット住宅の全体を示す斜
視図である。
【図8】図7の要部断面図である。
【符号の説明】
1〜4 ユニット住宅 13〜15,21〜23 最上階の住宅ユニットである
2階用住宅ユニット 16 傾斜面 17,19 側面 17A,19A 上部 18 採光窓

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の住宅ユニットを組み合わせること
    により建てられるユニット住宅において、最上階におけ
    る複数の前記住宅ユニットのうち少なくとも1個の住宅
    ユニットに水平な上面と、この住宅ユニットの上コーナ
    部のうち他の住宅ユニットと隣接する上コーナ部の何れ
    かに前記上面から下り傾斜となるように形成された傾斜
    面とを設け、この傾斜面を有する前記住宅ユニットと隣
    接する他の住宅ユニットにおける前記傾斜面側の側面の
    垂直な上部を採光窓としたことを特徴とするユニット住
    宅。
  2. 【請求項2】 複数の住宅ユニットを組み合わせること
    により建てられるユニット住宅において、最上階におけ
    る複数の前記住宅ユニットのうち少なくとも2個の住宅
    ユニットにそれぞれ水平な上面と、この住宅ユニットの
    上コーナ部のうち他の住宅ユニットと隣接する上コーナ
    部の何れかに前記上面から下り傾斜となるように形成さ
    れた傾斜面とを設け、この傾斜面が設けられた2個の住
    宅ユニットを互いの傾斜面同士を対向させて隣接配置す
    るとともに、これらの傾斜面のうち少なくとも一方の傾
    斜面を採光窓としたことを特徴とするユニット住宅。
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JPH0525856A JPH0525856A (ja) 1993-02-02
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