JP2694521B2 - 遊技機 - Google Patents
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Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の識別情報を
可変表示可能な可変表示装置と、始動条件の成立に基づ
き上記可変表示装置に可変表示動作を行わせ、停止条件
の成立に基づいて可変表示動作を終了させた際における
識別情報の表示態様からなる停止結果態様が所定の特別
態様を形成することを条件として特別遊技を起生する遊
技制御装置と、を有する遊技機に関するものである。
可変表示可能な可変表示装置と、始動条件の成立に基づ
き上記可変表示装置に可変表示動作を行わせ、停止条件
の成立に基づいて可変表示動作を終了させた際における
識別情報の表示態様からなる停止結果態様が所定の特別
態様を形成することを条件として特別遊技を起生する遊
技制御装置と、を有する遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】遊技機として代表的な小球を遊技媒体と
するパチンコ機には、種々の入賞装置等が遊技盤面に分
散配置されており、比較的大型の入賞装置として、複数
の識別記号を可変表示可能な可変表示装置や、遊技者に
とって不利な第1状態と遊技者にとって有利な第2状態
とに変換可能な変動入賞装置を備えたものが広く用いら
れている。
するパチンコ機には、種々の入賞装置等が遊技盤面に分
散配置されており、比較的大型の入賞装置として、複数
の識別記号を可変表示可能な可変表示装置や、遊技者に
とって不利な第1状態と遊技者にとって有利な第2状態
とに変換可能な変動入賞装置を備えたものが広く用いら
れている。
【0003】斯かるパチンコ機では、予め定めた補助遊
技開始条件が達成されることに基づいて、可変表示装置
を可変表示させる補助遊技を行い、該補助遊技における
遊技結果として可変表示装置の停止結果態様が所定の特
別態様を形成することを条件として、変動入賞装置を遊
技者にとって不利な第1状態から遊技者にとって有利な
第2状態に変換駆動させる特別遊技を起生する遊技内容
の、所謂第1種のパチンコ機が公知である。
技開始条件が達成されることに基づいて、可変表示装置
を可変表示させる補助遊技を行い、該補助遊技における
遊技結果として可変表示装置の停止結果態様が所定の特
別態様を形成することを条件として、変動入賞装置を遊
技者にとって不利な第1状態から遊技者にとって有利な
第2状態に変換駆動させる特別遊技を起生する遊技内容
の、所謂第1種のパチンコ機が公知である。
【0004】すなわち、斯かる第1種のパチンコ機等の
遊技機においては、可変表示装置を用いた補助遊技で特
別態様が形成されることを条件として特別遊技が起生さ
れると、それ以前の遊技状態に比べて短時間に多量の遊
技利益を獲得できる可能性が高いことから、獲得遊技利
益の増大に対する遊技者の期待感が高められて、遊技上
の興趣が増すのである。
遊技機においては、可変表示装置を用いた補助遊技で特
別態様が形成されることを条件として特別遊技が起生さ
れると、それ以前の遊技状態に比べて短時間に多量の遊
技利益を獲得できる可能性が高いことから、獲得遊技利
益の増大に対する遊技者の期待感が高められて、遊技上
の興趣が増すのである。
【0005】しかし、上記したような可変表示装置を用
いて行う補助遊技の遊技結果に基づいて特別遊技を起生
させるパチンコ機等の遊技機においては、特別遊技の起
生率を適正に設定しなければ、遊技者と遊技店との利益
バランスが崩れてしまうために、遊技店にとっては、各
個別の遊技機に対する特別遊技の起生率を如何に適正な
らしめるかが極めて重要である。
いて行う補助遊技の遊技結果に基づいて特別遊技を起生
させるパチンコ機等の遊技機においては、特別遊技の起
生率を適正に設定しなければ、遊技者と遊技店との利益
バランスが崩れてしまうために、遊技店にとっては、各
個別の遊技機に対する特別遊技の起生率を如何に適正な
らしめるかが極めて重要である。
【0006】すなわち、特別遊技の起生率が著しく高い
と遊技店の経営上の収益が低下して営業が困難となる場
合もあり、逆に特別遊技の起生率が著しく低いと、遊技
者の興が削がれてしまうことから客付きの悪い遊技機と
なって、当該遊技機の稼働率が極端に低下する可能性も
あることから、結果的に遊技店としての営業上の収益も
低下してしまうのである。
と遊技店の経営上の収益が低下して営業が困難となる場
合もあり、逆に特別遊技の起生率が著しく低いと、遊技
者の興が削がれてしまうことから客付きの悪い遊技機と
なって、当該遊技機の稼働率が極端に低下する可能性も
あることから、結果的に遊技店としての営業上の収益も
低下してしまうのである。
【0007】このようなことから、遊技店では、斯かる
遊技機における補助遊技の起生回数(可変表示装置が変
換表示される回数)を調整することで、特別遊技の起生
率を調整するような手段を講じる場合が多い。例えば、
上述した所謂第1種のパチンコ機においては、補助遊技
の起生条件となる特定入賞領域への入賞確率を釘調整に
よって変化させるものとすると、特定入賞領域への入賞
率を高めた場合には、遊技中に比較的頻繁に補助遊技が
行われるので、特別遊技の起生条件が達成される確率が
高まり、特定入賞領域への入賞率を低くした場合には、
遊技中に稀にしか補助遊技が行われないので、特別遊技
の起生条件が達成される確率が低くなるのである。
遊技機における補助遊技の起生回数(可変表示装置が変
換表示される回数)を調整することで、特別遊技の起生
率を調整するような手段を講じる場合が多い。例えば、
上述した所謂第1種のパチンコ機においては、補助遊技
の起生条件となる特定入賞領域への入賞確率を釘調整に
よって変化させるものとすると、特定入賞領域への入賞
率を高めた場合には、遊技中に比較的頻繁に補助遊技が
行われるので、特別遊技の起生条件が達成される確率が
高まり、特定入賞領域への入賞率を低くした場合には、
遊技中に稀にしか補助遊技が行われないので、特別遊技
の起生条件が達成される確率が低くなるのである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、周知の
ようにパチンコ機の釘調整には高度に熟練した技術が必
要であると共に、必ずしも意図通りの結果を得られると
は限らないために、特別遊技の起生確率を随意に変化さ
せる手段として望ましいとは言えなかった。
ようにパチンコ機の釘調整には高度に熟練した技術が必
要であると共に、必ずしも意図通りの結果を得られると
は限らないために、特別遊技の起生確率を随意に変化さ
せる手段として望ましいとは言えなかった。
【0009】しかも、釘調整によって特別遊技の起生率
が著しく高められたパチンコ機と、そうでないパチンコ
機とでは、可変表示装置による変換表示が行われる補助
遊技の起生回数が著しく異なることから、これらのパチ
ンコ機の違いを遊技者は比較的容易に見分けることがで
きる。そのような顕著な差異を遊技者に悟らせないよう
な微妙な釘調整は極めて困難である。
が著しく高められたパチンコ機と、そうでないパチンコ
機とでは、可変表示装置による変換表示が行われる補助
遊技の起生回数が著しく異なることから、これらのパチ
ンコ機の違いを遊技者は比較的容易に見分けることがで
きる。そのような顕著な差異を遊技者に悟らせないよう
な微妙な釘調整は極めて困難である。
【0010】さらに、遊技店には通常数百台のパチンコ
機が設置されているので、全てのパ チンコ機の特別遊技
の起生率を変更するには、繁雑な作業を長時間に亘って
行わなければならなかった。
機が設置されているので、全てのパ チンコ機の特別遊技
の起生率を変更するには、繁雑な作業を長時間に亘って
行わなければならなかった。
【0011】そこで、本発明は、特別遊技の起生率を遊
技者に悟られ難い状態で容易に且つ短時間で設定変更で
きる遊技機の提供を目的とするものである。
技者に悟られ難い状態で容易に且つ短時間で設定変更で
きる遊技機の提供を目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る遊技機(例えば、パチンコ機1)は、
複数の識別情報を可変表示可能な可変表示装置(14)
と、始動条件の成立に基づき上記可変表示装置に可変表
示動作を行わせ、停止条件の成立に基づいて可変表示動
作を終了させた際における識別情報の表示態様からなる
停止結果態様が所定の特別態様を形成することを条件と
して特別遊技を起生する遊技制御装置(例えば役物制御
装置50)と、を有する遊技機において、上記遊技制御
装置は、上記可変表示装置の停止結果態様に特別態様が
形成される率を制御して、該特別遊技の起生率を変更制
御する特別遊技起生率変更制御手段(例えばCPU5
7、CPU89など)と、上記特別遊技起生率変更制御
手段が制御する特別遊技起生率の変更に係わる設定制御
を行う特別遊技起生率設定制御手段(例えばCPU5
7、CPU89など)と、を備え、上記特別遊技起生率
設定制御手段は、特別遊技起生率に係わる設定値の変更
操作を行う設定操作手段(例えば、割数設定スイッチ6
3、割数設定ボタン91など)と、該設定操作手段の操
作を有効化する設定開始指令手段(例えば割数設定スイ
ッチ63、コールボタン93など)と、該設定開始指令
手段からの指令信号及び設定操作手段からの操作信号に
基づき所定時間を計時する計時手段(例えばCPU5
7、CPU89など)と、設定された値を表示可能な設
定値表示手段(例えば割数表示器64、可変表示部9な
ど)と、を含み、上記設定開始指令手段からの指令信号
に基づき上記設定値表示手段に現在の設定値を表示させ
ると共に設定制御処理を開始し、上記計時手段による所
定時間の計時に基づき設定制御処理を終了させると共に
設定値表示手段の表示を消灯させるものとした。
に、本発明に係る遊技機(例えば、パチンコ機1)は、
複数の識別情報を可変表示可能な可変表示装置(14)
と、始動条件の成立に基づき上記可変表示装置に可変表
示動作を行わせ、停止条件の成立に基づいて可変表示動
作を終了させた際における識別情報の表示態様からなる
停止結果態様が所定の特別態様を形成することを条件と
して特別遊技を起生する遊技制御装置(例えば役物制御
装置50)と、を有する遊技機において、上記遊技制御
装置は、上記可変表示装置の停止結果態様に特別態様が
形成される率を制御して、該特別遊技の起生率を変更制
御する特別遊技起生率変更制御手段(例えばCPU5
7、CPU89など)と、上記特別遊技起生率変更制御
手段が制御する特別遊技起生率の変更に係わる設定制御
を行う特別遊技起生率設定制御手段(例えばCPU5
7、CPU89など)と、を備え、上記特別遊技起生率
設定制御手段は、特別遊技起生率に係わる設定値の変更
操作を行う設定操作手段(例えば、割数設定スイッチ6
3、割数設定ボタン91など)と、該設定操作手段の操
作を有効化する設定開始指令手段(例えば割数設定スイ
ッチ63、コールボタン93など)と、該設定開始指令
手段からの指令信号及び設定操作手段からの操作信号に
基づき所定時間を計時する計時手段(例えばCPU5
7、CPU89など)と、設定された値を表示可能な設
定値表示手段(例えば割数表示器64、可変表示部9な
ど)と、を含み、上記設定開始指令手段からの指令信号
に基づき上記設定値表示手段に現在の設定値を表示させ
ると共に設定制御処理を開始し、上記計時手段による所
定時間の計時に基づき設定制御処理を終了させると共に
設定値表示手段の表示を消灯させるものとした。
【0013】特別遊技起生率設定制御手段を介して特別
遊技起生率変更制御手段が制御する特別遊技起生率の変
更に係わる設定を行うと、特別遊技起生率変更制御手段
が可変表示装置の停止制御に介入することで、設定に応
じた特別遊技の起生率となるように、停止結果態様が特
別態様を形成する率を変更制御する。
遊技起生率変更制御手段が制御する特別遊技起生率の変
更に係わる設定を行うと、特別遊技起生率変更制御手段
が可変表示装置の停止制御に介入することで、設定に応
じた特別遊技の起生率となるように、停止結果態様が特
別態様を形成する率を変更制御する。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る遊技機をパチ
ンコ機に適用した場合の実施形態を添付図面に基づいて
詳細に説明する。
ンコ機に適用した場合の実施形態を添付図面に基づいて
詳細に説明する。
【0015】図1はパチンコ機1であり、このパチンコ
機1は、額縁状前面枠2の表面に球供給皿3、打球の発
射操作部4、ストップスイッチ5、スピーカー6等を設
け、上記前面枠2の窓部7を後方から塞ぐようにして遊
技盤8を設けてある。ストップスイッチ5は後述する可
変表示部9の表示を遊技者が任意に停止させるためのス
イッチである。また、スピーカー6からは遊技状態に合
わせて、各種の効果音等が発生される。
機1は、額縁状前面枠2の表面に球供給皿3、打球の発
射操作部4、ストップスイッチ5、スピーカー6等を設
け、上記前面枠2の窓部7を後方から塞ぐようにして遊
技盤8を設けてある。ストップスイッチ5は後述する可
変表示部9の表示を遊技者が任意に停止させるためのス
イッチである。また、スピーカー6からは遊技状態に合
わせて、各種の効果音等が発生される。
【0016】遊技盤8は図2に示すように、表面にガイ
ドレール10で囲まれた遊技部11を有し、該遊技部1
1内には無数の障害釘を植設するとともに、風車12
…、入賞口13…を配設し、該遊技部11のほぼ中央に
は可変表示部9を有する可変表示装置14を設け、該可
変表示装置14の下方には変動入賞装置15を設け、変
動入賞装置15の左右および可変表示装置14と変動入
賞装置15の間には、始動スイッチ16を有する始動口
17を設け、変動入賞装置15の下方に開放時間表示器
18を設け、遊技部11の中央下部にアウト口19を設
けてある。
ドレール10で囲まれた遊技部11を有し、該遊技部1
1内には無数の障害釘を植設するとともに、風車12
…、入賞口13…を配設し、該遊技部11のほぼ中央に
は可変表示部9を有する可変表示装置14を設け、該可
変表示装置14の下方には変動入賞装置15を設け、変
動入賞装置15の左右および可変表示装置14と変動入
賞装置15の間には、始動スイッチ16を有する始動口
17を設け、変動入賞装置15の下方に開放時間表示器
18を設け、遊技部11の中央下部にアウト口19を設
けてある。
【0017】上記した可変表示装置14は、図3から図
5に示すように、遊技盤8に取付ける基板20の表面の
ほぼ中央にドットマトリクス表示器からなる可変表示部
9を設け、可変表示部9の上部には天入賞口21を有す
る鎧部22を突設し、鎧部22の前面には飾板23を取
付け、飾板23および基板20の左右両端部にはそれぞ
れ遊技状態表示ランプ24…を設け、可変表示部9の下
方には入賞個数記憶表示ランプ25…を並設してある。
遊技状態表示ランプ24は、通常遊技、特別遊技におい
て、各遊技態様に応じてランプが点滅する等の表示を行
なう。入賞個数記憶表示ランプ25には、始動口17へ
入賞した球の数が表示される。
5に示すように、遊技盤8に取付ける基板20の表面の
ほぼ中央にドットマトリクス表示器からなる可変表示部
9を設け、可変表示部9の上部には天入賞口21を有す
る鎧部22を突設し、鎧部22の前面には飾板23を取
付け、飾板23および基板20の左右両端部にはそれぞ
れ遊技状態表示ランプ24…を設け、可変表示部9の下
方には入賞個数記憶表示ランプ25…を並設してある。
遊技状態表示ランプ24は、通常遊技、特別遊技におい
て、各遊技態様に応じてランプが点滅する等の表示を行
なう。入賞個数記憶表示ランプ25には、始動口17へ
入賞した球の数が表示される。
【0018】上記した変動入賞装置15は、図6、図7
に示すように、遊技盤8に取付ける基板26のほぼ中央
より上部に開口部27を開設し、開口部27の上方に鎧
部28を突設し、開口部27の下方には、内部に7セグ
メント等よりなる開放時間表示器18,18を有する包
囲枠29を突設し、鎧部28と包囲枠29の間に可動部
材30、30を回動可能に軸着してある。また、開口部
27から後方に向って凹室31を形成してあり、この凹
室31内には継続スイッチ32を有する継続入賞口33
が設けてあり、凹室31に入賞した球が流下する流下路
34には、カウントスイッチ35が設けてある。凹室3
1の後方には、基板26から突設した取付軸36…に駆
動源取付基板37が取付けてある。この駆動源取付基板
37には、可動部材30を駆動するための駆動源である
ソレノイド38が取付けてある。開放時間表示器18,
18には、変動入賞装置15の残り開放時間が表示され
る。
に示すように、遊技盤8に取付ける基板26のほぼ中央
より上部に開口部27を開設し、開口部27の上方に鎧
部28を突設し、開口部27の下方には、内部に7セグ
メント等よりなる開放時間表示器18,18を有する包
囲枠29を突設し、鎧部28と包囲枠29の間に可動部
材30、30を回動可能に軸着してある。また、開口部
27から後方に向って凹室31を形成してあり、この凹
室31内には継続スイッチ32を有する継続入賞口33
が設けてあり、凹室31に入賞した球が流下する流下路
34には、カウントスイッチ35が設けてある。凹室3
1の後方には、基板26から突設した取付軸36…に駆
動源取付基板37が取付けてある。この駆動源取付基板
37には、可動部材30を駆動するための駆動源である
ソレノイド38が取付けてある。開放時間表示器18,
18には、変動入賞装置15の残り開放時間が表示され
る。
【0019】上記した可動部材30は、翼状の部材から
なり、基板26に開設された挿通孔39に挿通された支
軸40の一端に取付けられている。この支軸40は、凹
室31の外部側壁に設けられた軸受41に挿通されてい
て、他端には駆動源であるソレノイド38のプランジャ
42に連結されたアーム43が取付けてある。
なり、基板26に開設された挿通孔39に挿通された支
軸40の一端に取付けられている。この支軸40は、凹
室31の外部側壁に設けられた軸受41に挿通されてい
て、他端には駆動源であるソレノイド38のプランジャ
42に連結されたアーム43が取付けてある。
【0020】したがって、常にはプランジャ42はバネ
44の付勢により突出していて、これにより可動部材3
0は鎧部28と包囲枠29の間を塞ぐように位置し、開
口部27に球が入賞し難い遊技者にとって不利な第1状
態にある。一方、ソレノイド38が励磁すると、プラン
ジャ42が吸引され、これにより可動部材30が外に向
って回動し、開口部27に球が入賞し易い遊技者にとっ
て有利な第2状態となる。
44の付勢により突出していて、これにより可動部材3
0は鎧部28と包囲枠29の間を塞ぐように位置し、開
口部27に球が入賞し難い遊技者にとって不利な第1状
態にある。一方、ソレノイド38が励磁すると、プラン
ジャ42が吸引され、これにより可動部材30が外に向
って回動し、開口部27に球が入賞し易い遊技者にとっ
て有利な第2状態となる。
【0021】上記した包囲枠29は開放時間表示器1
8,18を覆うとともに、打球を凹室31内に案内する
ためのもので、基板26の前面下部に開放時間表示器1
8,18を覆った状態に取付けてある。この包囲枠29
は半透光性を有する部材からなるものとし、前面中央に
開放時間表示器18,18の表示を拡大して視認するた
めのレンズ窓45が設けてある。
8,18を覆うとともに、打球を凹室31内に案内する
ためのもので、基板26の前面下部に開放時間表示器1
8,18を覆った状態に取付けてある。この包囲枠29
は半透光性を有する部材からなるものとし、前面中央に
開放時間表示器18,18の表示を拡大して視認するた
めのレンズ窓45が設けてある。
【0022】図8にパチンコ機1の裏側が示してある。
裏機構盤46には、貯留タンク47、球導出樋48、賞
球排出装置49、役物制御装置50等が設けてある。ま
た、セーフ球流下路51の下方には排出球検出器である
セーフ球センサー52が設けてあり、アウト球流下路5
3とセーフ球流下路51が合流した回収球流下路54に
は回収球検出器である回収球センサー55が設けてあ
る。
裏機構盤46には、貯留タンク47、球導出樋48、賞
球排出装置49、役物制御装置50等が設けてある。ま
た、セーフ球流下路51の下方には排出球検出器である
セーフ球センサー52が設けてあり、アウト球流下路5
3とセーフ球流下路51が合流した回収球流下路54に
は回収球検出器である回収球センサー55が設けてあ
る。
【0023】図9に遊技制御装置としての役物制御装置
50を示す。
50を示す。
【0024】この役物制御装置50は可変表示装置14
や変動入賞装置15等の遊技装置の動作制御を行う遊技
制御機能を有するもので、裏機構盤46に取付ける基板
56上に、差数発生手段、第1演算記憶手段、第2演算
記憶手段、第3演算記憶手段等からなるCPU57を有
し、このCPU57を覆うカバー部材58を取付けてあ
る。また、基板56の一端には、回収球信号出力端子5
9、賞球信号出力端子60、ゲーム中信号出力端子6
1、大当り信号出力端子62等の端子が配設してあり、
遊技店内の管理室等に設けられた中央処理装置と電気的
に連絡されている。
や変動入賞装置15等の遊技装置の動作制御を行う遊技
制御機能を有するもので、裏機構盤46に取付ける基板
56上に、差数発生手段、第1演算記憶手段、第2演算
記憶手段、第3演算記憶手段等からなるCPU57を有
し、このCPU57を覆うカバー部材58を取付けてあ
る。また、基板56の一端には、回収球信号出力端子5
9、賞球信号出力端子60、ゲーム中信号出力端子6
1、大当り信号出力端子62等の端子が配設してあり、
遊技店内の管理室等に設けられた中央処理装置と電気的
に連絡されている。
【0025】上記したカバー部材58の表面には、設定
操作手段としての割数設定スイッチ63、設定値たる割
数を表示する設定値表示手段としての割数表示器64、
賞球数設定スイッチ65が設けてある。なお、“割数”
とは、回収球数に対する排出球数の割合を10分率で表
した数値であり、本実施形態においては、この割数を指
標値として特別遊技起生率(可変表示装置14の停止結
果態様に特別態様が形成される率)を調整制御するもの
としてあるが、特別遊技起生率の調整制御を行うための
設定は、割数に限定されるものではなく、他の値(例え
ば、単純な整数値など)を指標値として設定し、この設
定値に基づき特別遊技起生率の調整制御を行うようにし
てもよい。
操作手段としての割数設定スイッチ63、設定値たる割
数を表示する設定値表示手段としての割数表示器64、
賞球数設定スイッチ65が設けてある。なお、“割数”
とは、回収球数に対する排出球数の割合を10分率で表
した数値であり、本実施形態においては、この割数を指
標値として特別遊技起生率(可変表示装置14の停止結
果態様に特別態様が形成される率)を調整制御するもの
としてあるが、特別遊技起生率の調整制御を行うための
設定は、割数に限定されるものではなく、他の値(例え
ば、単純な整数値など)を指標値として設定し、この設
定値に基づき特別遊技起生率の調整制御を行うようにし
てもよい。
【0026】割数設定スイッチ63は、各パチンコ機に
おける割数を設定するためのスイッチで、プッシュ式の
ロータリースイッチからなり、1回押す毎に例えば9.
5割−10割−10.5割−11割−11.5割−12
割−9.5割のように設定値としての割数が循環して変
化する。このように、特別遊技起生率の変更に係わる設
定を行うための設定操作手段を、カバー部材58の外表
面の適所に設けるものとすれば、カバー部材58が装着
された状態であっても、簡便に設定操作手段(ロータリ
ースイッチ)を操作することができるので、特別遊技起
生率の設定変更が極めて容易となる。
おける割数を設定するためのスイッチで、プッシュ式の
ロータリースイッチからなり、1回押す毎に例えば9.
5割−10割−10.5割−11割−11.5割−12
割−9.5割のように設定値としての割数が循環して変
化する。このように、特別遊技起生率の変更に係わる設
定を行うための設定操作手段を、カバー部材58の外表
面の適所に設けるものとすれば、カバー部材58が装着
された状態であっても、簡便に設定操作手段(ロータリ
ースイッチ)を操作することができるので、特別遊技起
生率の設定変更が極めて容易となる。
【0027】なお、カバー部材58の外表面に設定操作
手段が露出していると、正当な設定権を有した責任者以
外のものが特別遊技起生率を設定変更してしまう可能性
があって、セキュリティー上望ましいものではないの
で、本実施形態においては、この割数設定スイッチ63
を操作するには、カバー部材58に開設した小孔66に
専用操作手段として細い棒状の操作部材68を挿入し、
ボタン67を押して操作するものとしてある。そこで、
この操作部材68を所有していなければ、割数設定スイ
ッチ63を操作することができないので、この操作部材
68を持っている者、例えば遊技店の責任者のみが設定
をすることができる。したがって、遊技者と内通した店
員等が勝手に設定値を変更して、遊技者に便宜を図る等
の不正を働くことが防止できる。なお、本実施形態にお
いては、専用操作手段として細い棒状の操作部材68を
用いているが、遊技店の責任者のみが所有する鍵などを
専用操作手段として用いても良い。
手段が露出していると、正当な設定権を有した責任者以
外のものが特別遊技起生率を設定変更してしまう可能性
があって、セキュリティー上望ましいものではないの
で、本実施形態においては、この割数設定スイッチ63
を操作するには、カバー部材58に開設した小孔66に
専用操作手段として細い棒状の操作部材68を挿入し、
ボタン67を押して操作するものとしてある。そこで、
この操作部材68を所有していなければ、割数設定スイ
ッチ63を操作することができないので、この操作部材
68を持っている者、例えば遊技店の責任者のみが設定
をすることができる。したがって、遊技者と内通した店
員等が勝手に設定値を変更して、遊技者に便宜を図る等
の不正を働くことが防止できる。なお、本実施形態にお
いては、専用操作手段として細い棒状の操作部材68を
用いているが、遊技店の責任者のみが所有する鍵などを
専用操作手段として用いても良い。
【0028】割数表示器64は、割数設定スイッチ63
で選択した設定値を表示するためのもので、7セグメン
トを並設してなる。このように、設定値をデジタルで表
示すると、設定値の認識が容易になるものの、設定値と
特別遊技起生率との関係が一義的に認識しづらい場合も
あるので、特別遊技起生率の高低をレベル値(レベル
1,レベル2…)として表示するようにしても良い。ま
た、本実施形態では設定値表示手段としての割数表示器
64をカバー部材の外表面に形成するものとしたが、カ
バー部材58が透明部材により形成される場合(設定者
が内部を視認可能な場合)で有れば、カバー部材58の
内部に設けてもよい。
で選択した設定値を表示するためのもので、7セグメン
トを並設してなる。このように、設定値をデジタルで表
示すると、設定値の認識が容易になるものの、設定値と
特別遊技起生率との関係が一義的に認識しづらい場合も
あるので、特別遊技起生率の高低をレベル値(レベル
1,レベル2…)として表示するようにしても良い。ま
た、本実施形態では設定値表示手段としての割数表示器
64をカバー部材の外表面に形成するものとしたが、カ
バー部材58が透明部材により形成される場合(設定者
が内部を視認可能な場合)で有れば、カバー部材58の
内部に設けてもよい。
【0029】1回の入賞により排出する賞球数は、15
発台、13発台等のように各パチンコ機毎に異なること
が多く、1種類の役物制御装置50で異なる賞球数に対
応するため、賞球数設定スイッチ65が設けてある。す
なわち、本実施形態においては、セーフ球をセーフ球セ
ンサー52により検出して、第2演算記憶手段で賞球と
して排出する排出球数を演算しているので、1個のセー
フ球が何個の排出球に該当するかを、賞球数設定スイッ
チ65で設定している。この賞球数設定スイッチ65
は、ノブを回動することにより、例えば、15個、13
個、11個、7個の賞球数を選択できるようになってい
る。
発台、13発台等のように各パチンコ機毎に異なること
が多く、1種類の役物制御装置50で異なる賞球数に対
応するため、賞球数設定スイッチ65が設けてある。す
なわち、本実施形態においては、セーフ球をセーフ球セ
ンサー52により検出して、第2演算記憶手段で賞球と
して排出する排出球数を演算しているので、1個のセー
フ球が何個の排出球に該当するかを、賞球数設定スイッ
チ65で設定している。この賞球数設定スイッチ65
は、ノブを回動することにより、例えば、15個、13
個、11個、7個の賞球数を選択できるようになってい
る。
【0030】図10に上記した役物制御装置50のブロ
ック図を示す。
ック図を示す。
【0031】役物制御装置50内のCPU57は、可変
表示装置14や変動入賞装置15等の遊技装置(所謂
“役物”)の動作制御を統括的に行うことが可能で、R
OM69、RAM70、サウンドジェネレータ71、論
理演算回路72、割り込みタイマー回路73、入力ポー
トバッファ74、第1出力ポートラッチ75、第2出力
ポートラッチ等76からなる。
表示装置14や変動入賞装置15等の遊技装置(所謂
“役物”)の動作制御を統括的に行うことが可能で、R
OM69、RAM70、サウンドジェネレータ71、論
理演算回路72、割り込みタイマー回路73、入力ポー
トバッファ74、第1出力ポートラッチ75、第2出力
ポートラッチ等76からなる。
【0032】ROM69はプログラムデータ、可変表示
装置14へ表示する図柄データ、音声データ、割数デー
タ等を記憶するメモリである。RAM70はワーキング
用のデータメモリであり、割数を制御する差数データ
等、役物制御に必要なデータを記憶している。サウンド
ジェネレータ71は音譜データを入力することにより、
この音譜データを周波数変換するための回路である。論
理演算回路72はROM69内のプログラムに基づいた
論理演算を実行する回路であり、差数データ等、役物制
御に必要な数値を演算する。割り込みタイマー回路73
は発振器77からのクロックを分周し、プログラムで定
義される一定時間毎に論理演算回路72に対して割り込
み信号を発生するための回路であり、本実施形態では、
2ms毎に割り込み信号を発生するようプログラムされ
ている。また、時間に関連した制御は、この2msをタ
イムベースとしてプログラムされる。入力ポートバッフ
ァ74は外部からの入力信号をCPU57内に読み込む
ためのゲート回路である。出力ポートラッチ75、76
は外部への出力信号を一時的に保存するためのラッチ回
路である。
装置14へ表示する図柄データ、音声データ、割数デー
タ等を記憶するメモリである。RAM70はワーキング
用のデータメモリであり、割数を制御する差数データ
等、役物制御に必要なデータを記憶している。サウンド
ジェネレータ71は音譜データを入力することにより、
この音譜データを周波数変換するための回路である。論
理演算回路72はROM69内のプログラムに基づいた
論理演算を実行する回路であり、差数データ等、役物制
御に必要な数値を演算する。割り込みタイマー回路73
は発振器77からのクロックを分周し、プログラムで定
義される一定時間毎に論理演算回路72に対して割り込
み信号を発生するための回路であり、本実施形態では、
2ms毎に割り込み信号を発生するようプログラムされ
ている。また、時間に関連した制御は、この2msをタ
イムベースとしてプログラムされる。入力ポートバッフ
ァ74は外部からの入力信号をCPU57内に読み込む
ためのゲート回路である。出力ポートラッチ75、76
は外部への出力信号を一時的に保存するためのラッチ回
路である。
【0033】上記したCPU57には、発振器77から
クロックが供給され、第1定電圧回路78、第2定電圧
回路79から電源が供給され、電源監視回路80から電
源監視信号が入力され、補助電源回路81からRAM7
0にバックアップ電源が供給される。発振器77からの
クロックは、割り込みタイマー回路73等に利用され
る。第1定電圧回路78は+12Vを出力し、LED、
アンプ等の駆動電源となる。第2定電圧回路79は+5
Vを出力し、CPU57の駆動電源となる。
クロックが供給され、第1定電圧回路78、第2定電圧
回路79から電源が供給され、電源監視回路80から電
源監視信号が入力され、補助電源回路81からRAM7
0にバックアップ電源が供給される。発振器77からの
クロックは、割り込みタイマー回路73等に利用され
る。第1定電圧回路78は+12Vを出力し、LED、
アンプ等の駆動電源となる。第2定電圧回路79は+5
Vを出力し、CPU57の駆動電源となる。
【0034】上記したCPU57の入力ポートバッファ
74には、入力信号として、始動スイッチ16からの始
動信号、継続スイッチ32からの継続信号、カウントス
イッチ35からのカウント信号、ストップスイッチ5か
らの表示停止信号、セーフ球センサー52からのセーフ
球信号、回収球センサー55からの回収球信号、賞球数
設定スイッチ65からの賞球数信号、割数設定スイッチ
63からの設定信号が、ローパスフィルタ82を介して
入力される。
74には、入力信号として、始動スイッチ16からの始
動信号、継続スイッチ32からの継続信号、カウントス
イッチ35からのカウント信号、ストップスイッチ5か
らの表示停止信号、セーフ球センサー52からのセーフ
球信号、回収球センサー55からの回収球信号、賞球数
設定スイッチ65からの賞球数信号、割数設定スイッチ
63からの設定信号が、ローパスフィルタ82を介して
入力される。
【0035】一方、CPU57の第1出力ポートラッチ
75からは、第1ドライバ83を介して、ソレノイド3
8へ駆動信号が出力されるとともに、可変表示部9の可
変表示、大当り表示、継続表示、入賞個数表示、継続回
数表示、カウント表示等を行なうための信号が出力され
る。また、CPU57の第2出力ポートラッチ76から
は、第2ドライバ84を介して、割数表示器64へ出力
信号が送出されるとともに、半導体リレー85を介し
て、回収球信号、賞球信号、ゲーム中信号、大当り信号
等の出力信号が送出される。この半導体リレー85は、
制御入力を「H」にすると、出力の2点間の抵抗が低く
なり、制御入力を「L」にすると、出力の2点間の抵抗
が高くなる半導体素子よりなるものである。すなわち、
制御入力が「H」のとき接点はオンとなり、制御入力が
「L」のとき接点はオフとなる。
75からは、第1ドライバ83を介して、ソレノイド3
8へ駆動信号が出力されるとともに、可変表示部9の可
変表示、大当り表示、継続表示、入賞個数表示、継続回
数表示、カウント表示等を行なうための信号が出力され
る。また、CPU57の第2出力ポートラッチ76から
は、第2ドライバ84を介して、割数表示器64へ出力
信号が送出されるとともに、半導体リレー85を介し
て、回収球信号、賞球信号、ゲーム中信号、大当り信号
等の出力信号が送出される。この半導体リレー85は、
制御入力を「H」にすると、出力の2点間の抵抗が低く
なり、制御入力を「L」にすると、出力の2点間の抵抗
が高くなる半導体素子よりなるものである。すなわち、
制御入力が「H」のとき接点はオンとなり、制御入力が
「L」のとき接点はオフとなる。
【0036】また、サウンドジェネレータ71からは、
アンプ86を介してスピーカ6に出力信号が送出され
る。
アンプ86を介してスピーカ6に出力信号が送出され
る。
【0037】上記したパチンコ機1における処理を、図
11から図15に示すフローチャートにより、以下に説
明する。
11から図15に示すフローチャートにより、以下に説
明する。
【0038】遊技店内の管理室等に設置された中央処理
装置から開店指令信号が出力されると、各パチンコ機1
における役物制御装置50では、CPU57がリセット
され、I/Oポートが初期化される。
装置から開店指令信号が出力されると、各パチンコ機1
における役物制御装置50では、CPU57がリセット
され、I/Oポートが初期化される。
【0039】ここで、電源オフによる割り込みがかかっ
て、復帰フラグが立っていると、復帰フラグをクリアし
て、内部レジスタを復帰させ、処理が中断した直前のル
ーチンに復帰して、処理を続行する。
て、復帰フラグが立っていると、復帰フラグをクリアし
て、内部レジスタを復帰させ、処理が中断した直前のル
ーチンに復帰して、処理を続行する。
【0040】一方、パチンコ店が新たにパチンコ機を導
入した場合等で、パチンコ機が全く初期状態であると、
RAM70をクリアし、特別遊技起生率の指標値たる割
数を自動的に、例えば10に設定する。割数を自動的に
設定するのは、割数が未定になっているためである。割
数を仮に設定すると、差数テーブル作成処理に移行す
る。なお、差数とは、当該パチンコ機で遊技に供された
後に回収した回収球数から遊技利益として遊技者に付与
した排出球数を減じたものである。
入した場合等で、パチンコ機が全く初期状態であると、
RAM70をクリアし、特別遊技起生率の指標値たる割
数を自動的に、例えば10に設定する。割数を自動的に
設定するのは、割数が未定になっているためである。割
数を仮に設定すると、差数テーブル作成処理に移行す
る。なお、差数とは、当該パチンコ機で遊技に供された
後に回収した回収球数から遊技利益として遊技者に付与
した排出球数を減じたものである。
【0041】割数設定スイッチ63が押されると、割数
設定処理を行ない、大当り回数が43回に達すると、現
在の割数を再設定し、差数テーブル作成処理を行ない、
入賞個数記憶がある場合にはゲーム処理を行なう。
設定処理を行ない、大当り回数が43回に達すると、現
在の割数を再設定し、差数テーブル作成処理を行ない、
入賞個数記憶がある場合にはゲーム処理を行なう。
【0042】次に、設定開始指令手段としての割数設定
スイッチ63が押されたことに基づき開始される割数設
定処理について説明する。
スイッチ63が押されたことに基づき開始される割数設
定処理について説明する。
【0043】割数設定処理では、現在の設定値を設定値
表示手段としての割数表示器64に表示して、CPU5
7が備える計時手段としての設定タイマーをセットす
る。この設定タイマーは、所定の時間が経過すると強制
的に設定処理を終了させるためのもので、未設定状態の
まま遊技機が起動されて遊技が行われてしまうことを防
止する。
表示手段としての割数表示器64に表示して、CPU5
7が備える計時手段としての設定タイマーをセットす
る。この設定タイマーは、所定の時間が経過すると強制
的に設定処理を終了させるためのもので、未設定状態の
まま遊技機が起動されて遊技が行われてしまうことを防
止する。
【0044】斯く構成した設定操作手段による設定手順
の一例を説明する。例えば、設定操作手段としての割数
設定スイッチ63を押す毎に、設定タイマーを再セット
すると共に割数表示器64の表示が現在の表示から循環
表示される(例えば9.5割−10割−10.5割−1
1割−11.5割−12割−9.5割)。そこで、希望
の設定値としての割数を選択して表示させ、この設定値
を表示させた割数設定スイッチ63の操作に基づき再セ
ットされた設定タイマーにより設定された所定時間が経
過すると、割数表示器64に表示された設定値に確定さ
れて設定記憶される。一方、所定時間が経過する以前に
再度割数設定スイッチ63を押すと、その時点から再び
タイマーが作動し始める。このようにして設定値が変更
されて、設定タイマーに設定された所定時間が経過する
ことにより設定値が確定されて設定記憶されるが、確定
された設定値が前回のものと異なる場合には、新たな差
数テーブルの作成処理に移行する。
の一例を説明する。例えば、設定操作手段としての割数
設定スイッチ63を押す毎に、設定タイマーを再セット
すると共に割数表示器64の表示が現在の表示から循環
表示される(例えば9.5割−10割−10.5割−1
1割−11.5割−12割−9.5割)。そこで、希望
の設定値としての割数を選択して表示させ、この設定値
を表示させた割数設定スイッチ63の操作に基づき再セ
ットされた設定タイマーにより設定された所定時間が経
過すると、割数表示器64に表示された設定値に確定さ
れて設定記憶される。一方、所定時間が経過する以前に
再度割数設定スイッチ63を押すと、その時点から再び
タイマーが作動し始める。このようにして設定値が変更
されて、設定タイマーに設定された所定時間が経過する
ことにより設定値が確定されて設定記憶されるが、確定
された設定値が前回のものと異なる場合には、新たな差
数テーブルの作成処理に移行する。
【0045】この差数テーブルの作成処理は、差数テー
ブルが記憶されたRAM70をクリアし、設定した割数
を記憶した後、ROM69に記憶された平均差数群のう
ちから、設定された割数に相当する平均差数群を読み出
し、43個の乱数を任意に割り振ることにより差数テー
ブルを作成し、RAM70に記憶する。すなわち、設定
された割数に応じて作成した差数テーブルに基づく確率
で可変表示装置14の停止結果態様に特別態様が形成さ
れる確率(特別遊技起生率)を制御するので、割数を指
標値とした特別遊技起生率の変更制御を、特別遊技起生
率変更制御手段としてのCPU57が行えるのである。
ブルが記憶されたRAM70をクリアし、設定した割数
を記憶した後、ROM69に記憶された平均差数群のう
ちから、設定された割数に相当する平均差数群を読み出
し、43個の乱数を任意に割り振ることにより差数テー
ブルを作成し、RAM70に記憶する。すなわち、設定
された割数に応じて作成した差数テーブルに基づく確率
で可変表示装置14の停止結果態様に特別態様が形成さ
れる確率(特別遊技起生率)を制御するので、割数を指
標値とした特別遊技起生率の変更制御を、特別遊技起生
率変更制御手段としてのCPU57が行えるのである。
【0046】一方、割数設定スイッチ63により設定さ
れた差数が前回のものと同じ場合には、既にRAM70
に記憶された差数テーブルを再度利用し、新たな差数テ
ーブルは作成しない。そして、設定値表示手段としての
割数表示器64の表示をオフにして、割数設定処理を終
了する。尚、本実施形態においては、割数設定処理終了
後は、設定値表示手段の表示を消灯しているので、遊技
店の営業中に球詰まりなどの修理のために前面枠が開放
され、設定値表示手段を有する役物制御装置50が配設
されたパチンコ機1の裏側が遊技者に見られた場合であ
っても設定値を遊技者に知られることを防止している。
れた差数が前回のものと同じ場合には、既にRAM70
に記憶された差数テーブルを再度利用し、新たな差数テ
ーブルは作成しない。そして、設定値表示手段としての
割数表示器64の表示をオフにして、割数設定処理を終
了する。尚、本実施形態においては、割数設定処理終了
後は、設定値表示手段の表示を消灯しているので、遊技
店の営業中に球詰まりなどの修理のために前面枠が開放
され、設定値表示手段を有する役物制御装置50が配設
されたパチンコ機1の裏側が遊技者に見られた場合であ
っても設定値を遊技者に知られることを防止している。
【0047】上記したCPU57での演算処理におい
て、電源がオフになったときの補助電源回路81による
RAM70の保存、および各種の時間設定において基準
となるタイマー制御は、演算処理に割り込みをかけるこ
とにより行なう。
て、電源がオフになったときの補助電源回路81による
RAM70の保存、および各種の時間設定において基準
となるタイマー制御は、演算処理に割り込みをかけるこ
とにより行なう。
【0048】電源オフ時の割り込みルーチンは、電源監
視回路80が電源オフを感知すると、CPU57へ割り
込み信号を出力し、補助電源回路81によりバックアッ
プされているRAM70へ内部レジスタを退避させる。
そして、復帰フラグを立て、内部レジスタがRAM70
へ退避していることを示し、I/Oポートを初期化して
CPU57を停止する。
視回路80が電源オフを感知すると、CPU57へ割り
込み信号を出力し、補助電源回路81によりバックアッ
プされているRAM70へ内部レジスタを退避させる。
そして、復帰フラグを立て、内部レジスタがRAM70
へ退避していることを示し、I/Oポートを初期化して
CPU57を停止する。
【0049】タイマー割り込みのルーチンは、2ms毎
に割り込みタイマー回路から論理演算回路72に対して
割り込み信号を出力し、割り込み処理を行なった後、割
り込みがかかった直前のルーチンへ復帰させ、処理を続
行する。
に割り込みタイマー回路から論理演算回路72に対して
割り込み信号を出力し、割り込み処理を行なった後、割
り込みがかかった直前のルーチンへ復帰させ、処理を続
行する。
【0050】この割り込み処理について以下に説明す
る。
る。
【0051】割り込み処理において、入力信号を検出す
ると、入力信号を一端RAM70に記憶する。
ると、入力信号を一端RAM70に記憶する。
【0052】ここで始動スイッチ16がオンになった場
合には、始動メモリが4になるまで、始動メモリの値に
1を加える。すなわち、打球が始動口17に入賞して始
動スイッチ16を作動させた場合、可変表示部9の表示
を変換開始させるが、始動口17への入賞は4個までが
有効に保留され、始動メモリが4になっている場合に
は、それ以上始動口17へ入賞しても、その入賞球はノ
ーカウントとなる。
合には、始動メモリが4になるまで、始動メモリの値に
1を加える。すなわち、打球が始動口17に入賞して始
動スイッチ16を作動させた場合、可変表示部9の表示
を変換開始させるが、始動口17への入賞は4個までが
有効に保留され、始動メモリが4になっている場合に
は、それ以上始動口17へ入賞しても、その入賞球はノ
ーカウントとなる。
【0053】入賞口13へ打球が入賞して、セーフ球流
下路51に設けられたセーフ球センサー52がこの打球
を検出すると、CPU57内の第2演算記憶手段である
賞球メモリに賞球数設定スイッチ65によって設定され
た賞球数を加算し、同様に賞球信号メモリに賞球数を加
算する。賞球信号メモリの値が10を越えた場合には賞
球信号を出力し、賞球信号メモリから10を減算する。
この賞球信号メモリは、データ集計用の信号を出力する
ためのメモリで、本実施形態においては、10個の賞球
で1パルスをデータ集計機能を有する管理装置等へ出力
している。
下路51に設けられたセーフ球センサー52がこの打球
を検出すると、CPU57内の第2演算記憶手段である
賞球メモリに賞球数設定スイッチ65によって設定され
た賞球数を加算し、同様に賞球信号メモリに賞球数を加
算する。賞球信号メモリの値が10を越えた場合には賞
球信号を出力し、賞球信号メモリから10を減算する。
この賞球信号メモリは、データ集計用の信号を出力する
ためのメモリで、本実施形態においては、10個の賞球
で1パルスをデータ集計機能を有する管理装置等へ出力
している。
【0054】セーフ球およびアウト球が回収球流下路5
4に設けられた回収球センサー55に検出される毎に、
CPU57内の第1演算記憶手段である回収球メモリに
1を加算し、同様に、回収球信号メモリに1を加算す
る。回収球信号メモリの値が10を越えた場合には回収
球信号を出力し、回収球信号メモリから10を減算す
る。この回収球信号メモリは、データ集計用の信号を出
力するためのメモリで、本実施形態においては、10個
の回収球で1パルスをデータ集計機能を有する管理装置
等へ出力している。
4に設けられた回収球センサー55に検出される毎に、
CPU57内の第1演算記憶手段である回収球メモリに
1を加算し、同様に、回収球信号メモリに1を加算す
る。回収球信号メモリの値が10を越えた場合には回収
球信号を出力し、回収球信号メモリから10を減算す
る。この回収球信号メモリは、データ集計用の信号を出
力するためのメモリで、本実施形態においては、10個
の回収球で1パルスをデータ集計機能を有する管理装置
等へ出力している。
【0055】そして、CPU57内の第3演算記憶手段
である差数演算レジスタにより、回収球数と賞球数との
差を演算して記憶する。
である差数演算レジスタにより、回収球数と賞球数との
差を演算して記憶する。
【0056】その後、メインルーチン内のタイマーを更
新して、RAM70に記憶されている出力情報を第1出
力ポートラッチ75に出力して、各出力情報に該当する
機器を作動させる。また、音声出力が必要な場合には、
ROM69に記憶されたサウンドデータをサウンドジェ
ネレータ71に出力し、アンプ86により音声信号を増
幅してスピーカー6から音声を出力し、割り込み処理を
終了する。
新して、RAM70に記憶されている出力情報を第1出
力ポートラッチ75に出力して、各出力情報に該当する
機器を作動させる。また、音声出力が必要な場合には、
ROM69に記憶されたサウンドデータをサウンドジェ
ネレータ71に出力し、アンプ86により音声信号を増
幅してスピーカー6から音声を出力し、割り込み処理を
終了する。
【0057】次にゲーム処理について説明する。
【0058】パチンコ機1に電源が投入されると、可変
表示装置14に設けられた遊技状態表示ランプ24や入
賞個数表示ランプ25が一定方向に流れるように点滅す
るなどして、通常遊技表示が行なわれる。また、この通
常遊技状態における可変表示部9の表示は、三つの表示
が電気的(マルチプレクシング方式)にドットマトリク
ス表示され、三つの表示が左から順に一つずつ大小交互
に変化する。
表示装置14に設けられた遊技状態表示ランプ24や入
賞個数表示ランプ25が一定方向に流れるように点滅す
るなどして、通常遊技表示が行なわれる。また、この通
常遊技状態における可変表示部9の表示は、三つの表示
が電気的(マルチプレクシング方式)にドットマトリク
ス表示され、三つの表示が左から順に一つずつ大小交互
に変化する。
【0059】打球が始動口17へ入賞すると始動条件が
達成されて、入賞個数記憶表示ランプ25が入賞個数に
応じて点灯して、補助遊技が開始される。本実施形態に
おける入賞個数記憶表示ランプ25の表示個数は、上述
したように4個迄となっている。補助遊技が開始される
と、始動メモリから1を減算するとともに、入賞個数記
憶表示ランプ25を1個点滅状態に戻し、可変表示部9
の表示が変換を開始する。なお、補助遊技や後述する特
別遊技が終了した際に、始動メモリに記憶があれば、こ
の始動入賞の記憶を用いることで始動条件が達成され、
補助遊技が行われるものとしてある。また、CPU57
の第2出力ポートラッチ76からはゲーム中信号が出力
されるとともに、サウンドジェネレータ71からはサウ
ンドデータが出力され、スピーカー6からゲーム中を示
す音声が出力される。
達成されて、入賞個数記憶表示ランプ25が入賞個数に
応じて点灯して、補助遊技が開始される。本実施形態に
おける入賞個数記憶表示ランプ25の表示個数は、上述
したように4個迄となっている。補助遊技が開始される
と、始動メモリから1を減算するとともに、入賞個数記
憶表示ランプ25を1個点滅状態に戻し、可変表示部9
の表示が変換を開始する。なお、補助遊技や後述する特
別遊技が終了した際に、始動メモリに記憶があれば、こ
の始動入賞の記憶を用いることで始動条件が達成され、
補助遊技が行われるものとしてある。また、CPU57
の第2出力ポートラッチ76からはゲーム中信号が出力
されるとともに、サウンドジェネレータ71からはサウ
ンドデータが出力され、スピーカー6からゲーム中を示
す音声が出力される。
【0060】可変表示部9では、三つの表示がそれぞれ
独立して縦方向に流れるように変化を開始する。
独立して縦方向に流れるように変化を開始する。
【0061】そして、予め定めた所定時間が経過する
か、遊技者がストップスイッチ5を押すことにより停止
条件が達成されると、CPU57では、ゲーム中信号出
力をオフにして、差数テーブルから乱数により設定した
差数を読み込む。この差数テーブルから読み込んだ差数
と、第3演算記憶手段で演算された「回収球数−排出球
数」の値が等しくなったときには、予め定めた所定の特
別態様が停止結果態様となるような停止図柄を表示さ
せ、後述する大当りとして特別遊技を開始させる。
か、遊技者がストップスイッチ5を押すことにより停止
条件が達成されると、CPU57では、ゲーム中信号出
力をオフにして、差数テーブルから乱数により設定した
差数を読み込む。この差数テーブルから読み込んだ差数
と、第3演算記憶手段で演算された「回収球数−排出球
数」の値が等しくなったときには、予め定めた所定の特
別態様が停止結果態様となるような停止図柄を表示さ
せ、後述する大当りとして特別遊技を開始させる。
【0062】一方、差数テーブルから読み込んだ差数
と、第3演算記憶手段で演算された回収球数−排出球数
の値が異なるときには、縦方向に流れるように変化して
いた可変表示部9の表示を、例えば三つの表示が異なっ
て「ハズレ」を表わすような停止結果態様にして停止さ
せる。そして、スピーカー6から「ハズレ」を表わす音
声を出力し、「ハズレ」のウエイトタイム処理をした
後、割数設定スイッチ63の判断処理に戻る。
と、第3演算記憶手段で演算された回収球数−排出球数
の値が異なるときには、縦方向に流れるように変化して
いた可変表示部9の表示を、例えば三つの表示が異なっ
て「ハズレ」を表わすような停止結果態様にして停止さ
せる。そして、スピーカー6から「ハズレ」を表わす音
声を出力し、「ハズレ」のウエイトタイム処理をした
後、割数設定スイッチ63の判断処理に戻る。
【0063】次に大当りの特別遊技の処理について説明
する。可変表示装置14の停止結果態様に特別態様が形
成されて、特別遊技を発生させる条件が成立すると、第
3演算記憶手段の記憶をクリアする。そして、縦方向に
流れるように変化していた可変表示部9の表示を、例え
ば三つの表示が同じになり大当りを表わすようにして停
止させて、CPU57の第2出力ポートラッチ76より
大当り信号を出力する。可変表示部9の表示が大当りの
状態になると、一定方向に流れるように点滅していた遊
技状態表示ランプ24が同時に点滅し始めて大当り表示
を行い、スピーカー6からは大当りの効果音を発生させ
る。そして、当りのウエイトタイム処理がなされた後、
ソレノイド38がオンとなり、変動入賞装置15が遊技
者にとって有利な第2状態となって、開口部27に球が
入賞し易い状態となる。
する。可変表示装置14の停止結果態様に特別態様が形
成されて、特別遊技を発生させる条件が成立すると、第
3演算記憶手段の記憶をクリアする。そして、縦方向に
流れるように変化していた可変表示部9の表示を、例え
ば三つの表示が同じになり大当りを表わすようにして停
止させて、CPU57の第2出力ポートラッチ76より
大当り信号を出力する。可変表示部9の表示が大当りの
状態になると、一定方向に流れるように点滅していた遊
技状態表示ランプ24が同時に点滅し始めて大当り表示
を行い、スピーカー6からは大当りの効果音を発生させ
る。そして、当りのウエイトタイム処理がなされた後、
ソレノイド38がオンとなり、変動入賞装置15が遊技
者にとって有利な第2状態となって、開口部27に球が
入賞し易い状態となる。
【0064】このように特別遊技が起生されると、開口
部27への入賞個数が所定個数、例えば10個に達する
か、規定時間、例えば29秒が経過するか、何れか最先
の条件が達成される迄を1サイクルとしたサイクル遊技
を行う。
部27への入賞個数が所定個数、例えば10個に達する
か、規定時間、例えば29秒が経過するか、何れか最先
の条件が達成される迄を1サイクルとしたサイクル遊技
を行う。
【0065】所定個数の計数は凹室下方の流下路に設け
られたカウントスイッチ35により行なわれ、CPU5
7で演算処理される。このカウント値は、可変表示部9
の右側にドットマトリクス表示され、最初に「1」が表
示され、カウントスイッチ35が入賞球を検出する毎
に、現在の表示が下方へスクロールして消えるととも
に、上方より現在値に「1」が加えられた新たな表示が
スクロールして現れる。
られたカウントスイッチ35により行なわれ、CPU5
7で演算処理される。このカウント値は、可変表示部9
の右側にドットマトリクス表示され、最初に「1」が表
示され、カウントスイッチ35が入賞球を検出する毎
に、現在の表示が下方へスクロールして消えるととも
に、上方より現在値に「1」が加えられた新たな表示が
スクロールして現れる。
【0066】規定時間の計測は前述したように2msの
割り込み信号により行なわれる。この規定時間は開放時
間表示器18に表示され、例えば最初に「29」が表示
され、1秒毎に「1」が減算されて表示される。
割り込み信号により行なわれる。この規定時間は開放時
間表示器18に表示され、例えば最初に「29」が表示
され、1秒毎に「1」が減算されて表示される。
【0067】上記した1サイクル中に球が継続入賞口3
3へ入賞して継続スイッチ32がオンになると特別遊技
の継続条件が成立し、当該サイクル遊技の終了後に新た
なサイクル遊技に移行する権利が獲得される。このとき
CPU57では継続フラグが立つ。また、遊技状態表示
ランプ24が点滅し継続条件が成立したことを遊技者に
知らせる。
3へ入賞して継続スイッチ32がオンになると特別遊技
の継続条件が成立し、当該サイクル遊技の終了後に新た
なサイクル遊技に移行する権利が獲得される。このとき
CPU57では継続フラグが立つ。また、遊技状態表示
ランプ24が点滅し継続条件が成立したことを遊技者に
知らせる。
【0068】現在のサイクル数は可変表示部9の左側に
ドットマトリクス表示される。そこで、特別遊技中にお
いては、可変表示部9の左側に現在のサイクル数、右側
に開口部27への入賞個数が表示されることになる。こ
の表示は、例えば最初に「1ー0」と表示され、1サイ
クル目で入賞個数が0であることを表わす。以後、開口
部27に打球が入賞する毎に「1−1」「1−2」…
「1−9」と表示される。
ドットマトリクス表示される。そこで、特別遊技中にお
いては、可変表示部9の左側に現在のサイクル数、右側
に開口部27への入賞個数が表示されることになる。こ
の表示は、例えば最初に「1ー0」と表示され、1サイ
クル目で入賞個数が0であることを表わす。以後、開口
部27に打球が入賞する毎に「1−1」「1−2」…
「1−9」と表示される。
【0069】1サイクルが終了すると、ソレノイド38
がオフとなり、変動入賞装置15が遊技者にとって不利
な状態となり、開口部27に打球が入賞し難くなる。こ
こで、継続条件が成立し継続フラグが立っている場合に
は、開口部27に10個目の打球が入賞した後、「NE
XT」の文字が表示され2サイクル目に移行し、「2−
0」「2−1」「2−2」…と順次表示される。このよ
うに各サイクル遊技において、継続条件が成立している
と、CPU57では、継続フラグ、およびカウントスイ
ッチ35からの信号を記憶するカウントメモリをクリア
して、継続表示をオフにして次のサイクル遊技に備え
る。
がオフとなり、変動入賞装置15が遊技者にとって不利
な状態となり、開口部27に打球が入賞し難くなる。こ
こで、継続条件が成立し継続フラグが立っている場合に
は、開口部27に10個目の打球が入賞した後、「NE
XT」の文字が表示され2サイクル目に移行し、「2−
0」「2−1」「2−2」…と順次表示される。このよ
うに各サイクル遊技において、継続条件が成立している
と、CPU57では、継続フラグ、およびカウントスイ
ッチ35からの信号を記憶するカウントメモリをクリア
して、継続表示をオフにして次のサイクル遊技に備え
る。
【0070】継続回数が9回目で入賞個数が10個にな
ると、「FINAL」の文字が表示され、遊技者に最終
サイクルであることを表示する。最終のサイクル遊技で
は、「F−0」「F−1」「F−2」…「F−9」と順
次表示され、10球目が入賞すると「END」の文字を
表示して、当該最終のサイクル遊技の終了を以て特別遊
技が終了したことを遊技者に表示する。また、この「E
ND」の文字は規定時間が経過して特別遊技が終了する
ときにも表示される。
ると、「FINAL」の文字が表示され、遊技者に最終
サイクルであることを表示する。最終のサイクル遊技で
は、「F−0」「F−1」「F−2」…「F−9」と順
次表示され、10球目が入賞すると「END」の文字を
表示して、当該最終のサイクル遊技の終了を以て特別遊
技が終了したことを遊技者に表示する。また、この「E
ND」の文字は規定時間が経過して特別遊技が終了する
ときにも表示される。
【0071】特別遊技が終了すると、大当り信号の出力
をオフにし、大当り表示を中止し、大当りサウンドを停
止して、大当り回数メモリに1を加える。
をオフにし、大当り表示を中止し、大当りサウンドを停
止して、大当り回数メモリに1を加える。
【0072】そして、上記したゲーム処理が終了する
と、割数設定スイッチ65の判断処理に戻る。
と、割数設定スイッチ65の判断処理に戻る。
【0073】次に、特別遊技起生率の指標値となる割数
を設定する装置の他の実施形態について説明する。尚、
上記した実施形態と同等な装置は同一の符号を付して説
明する。
を設定する装置の他の実施形態について説明する。尚、
上記した実施形態と同等な装置は同一の符号を付して説
明する。
【0074】この割数設定装置は図16、図17で示す
ように、パチンコ機1の前面枠2上部に設けられた、受
信装置87と、携帯用の発信装置88から構成される。
ように、パチンコ機1の前面枠2上部に設けられた、受
信装置87と、携帯用の発信装置88から構成される。
【0075】受信装置87は光信号を受信して、この光
信号のオン、オフを電気信号に変換して特別遊技起生率
変更制御手段及び特別遊技起生率制御手段としてのCP
U89へ送信する装置である。
信号のオン、オフを電気信号に変換して特別遊技起生率
変更制御手段及び特別遊技起生率制御手段としてのCP
U89へ送信する装置である。
【0076】発信装置88は、表面に操作ボタンを有す
るリモコン装置であり、一端面には、光信号発信部90
を設けてある。操作ボタンは、例えば1から6までの数
字を表示した設定操作手段としての割数設定ボタン91
と、設定した割数を送信するためのセットボタン92
と、現在の割数の設定値を確認すると共に、設定開始指
令手段としてのコールボタン93からなる。
るリモコン装置であり、一端面には、光信号発信部90
を設けてある。操作ボタンは、例えば1から6までの数
字を表示した設定操作手段としての割数設定ボタン91
と、設定した割数を送信するためのセットボタン92
と、現在の割数の設定値を確認すると共に、設定開始指
令手段としてのコールボタン93からなる。
【0077】割数設定ボタン91の各数字は、それぞれ
異なった割数に対応したレベル値を特別遊技起生率の指
標値として示すものとしてあり、例えば「1」が9.5
割、「2」が10割、「3」が10.5割、4が11
割、「5」が11.5割、「6」が12割となってい
る。また、割数設定ボタン91を1つで構成して、ボタ
ンを押す毎に設定値が変化するようにしてもよい。な
お、この設定を受信した遊技制御装置側において設定値
を表示するための設定値表示手段は、上記実施形態の如
く「割数」を数値として表示するものでも良いし、各割
数に対応した「レベル値」を特別遊技起生率の指標値と
して表示するようにしても良い。
異なった割数に対応したレベル値を特別遊技起生率の指
標値として示すものとしてあり、例えば「1」が9.5
割、「2」が10割、「3」が10.5割、4が11
割、「5」が11.5割、「6」が12割となってい
る。また、割数設定ボタン91を1つで構成して、ボタ
ンを押す毎に設定値が変化するようにしてもよい。な
お、この設定を受信した遊技制御装置側において設定値
を表示するための設定値表示手段は、上記実施形態の如
く「割数」を数値として表示するものでも良いし、各割
数に対応した「レベル値」を特別遊技起生率の指標値と
して表示するようにしても良い。
【0078】上記した割数設定装置による割数の設定を
以下に説明する。
以下に説明する。
【0079】最初に設定開始指令手段としてのコールボ
タン93を押すと、設定値表示手段としての可変表示部
9に、現在の設定値を読み出してドットマトリクス表示
するとともに、CPU89が備える計時手段としての設
定タイマーをセットする。
タン93を押すと、設定値表示手段としての可変表示部
9に、現在の設定値を読み出してドットマトリクス表示
するとともに、CPU89が備える計時手段としての設
定タイマーをセットする。
【0080】設定値の変更を行なうには、光発信部90
をパチンコ機1の前面枠2に設けた受信部87に向け
て、希望する設定値に該当する割数設定ボタン91を押
す。受信部90が光信号を受信すると、この信号は検波
回路94により電気信号に変換され、入力ポートバッフ
ァ74を介してCPU89に送られる。また、可変表示
部9に、受信した設定値をドットマトリクス表示すると
ともに、受信部90が光信号を受信する毎にCPU89
の設定タイマーをリセット(再セット)する。
をパチンコ機1の前面枠2に設けた受信部87に向け
て、希望する設定値に該当する割数設定ボタン91を押
す。受信部90が光信号を受信すると、この信号は検波
回路94により電気信号に変換され、入力ポートバッフ
ァ74を介してCPU89に送られる。また、可変表示
部9に、受信した設定値をドットマトリクス表示すると
ともに、受信部90が光信号を受信する毎にCPU89
の設定タイマーをリセット(再セット)する。
【0081】ここで、セットボタン92が押されるか、
設定タイマーで設定した所定時間が経過すると、可変表
示部9に表示されている設定値に確定されるものとし、
その表示値が設定値として設定記憶されると共に、可変
表示部9の表示を消す。また、コールボタン93を押し
た後に設定操作を行わなければ、設定タイマーの設定し
た所定時間、可変表示部9に現在の設定値が表示される
ので、コールボタン93が設定確認手段として機能し
て、設定値の確認が行える。
設定タイマーで設定した所定時間が経過すると、可変表
示部9に表示されている設定値に確定されるものとし、
その表示値が設定値として設定記憶されると共に、可変
表示部9の表示を消す。また、コールボタン93を押し
た後に設定操作を行わなければ、設定タイマーの設定し
た所定時間、可変表示部9に現在の設定値が表示される
ので、コールボタン93が設定確認手段として機能し
て、設定値の確認が行える。
【0082】尚、本実施形態においては、セットボタン
92を備えているが、設定タイマーで設定した所定時間
が経過することで表示されている設定値に確定され設定
記憶されるので、セットボタン92を廃止してもよい。
また、本実施形態においては、光信号によりデータの伝
送を行なったが、データの伝送は光信号に限られず、電
波等、データを伝送できるものであればどのような手段
でもよい。
92を備えているが、設定タイマーで設定した所定時間
が経過することで表示されている設定値に確定され設定
記憶されるので、セットボタン92を廃止してもよい。
また、本実施形態においては、光信号によりデータの伝
送を行なったが、データの伝送は光信号に限られず、電
波等、データを伝送できるものであればどのような手段
でもよい。
【0083】上記した割数設定装置を利用した場合のパ
チンコ機における遊技制御装置としての役物制御装置の
ブロック図を図18に、処理のフローチャートを図19
から図23に示す。
チンコ機における遊技制御装置としての役物制御装置の
ブロック図を図18に、処理のフローチャートを図19
から図23に示す。
【0084】尚、上記した割数の設定以外の処理は第1
実施形態のものと同様であるので説明を省略する。
実施形態のものと同様であるので説明を省略する。
【0085】このように、受信装置87と発信装置88
から特別遊技起生率設定手段を構成するものとすれば、
パチンコ機1の前面枠2を開けることなく、パチンコ機
1の外から特別遊技起生率を設定できるので、特別遊技
起生率の設定が一層容易になる。更に、割数の設定は発
信装置88を所持している者、例えば遊技店の責任者の
みが行なえるので、当該遊技店の店員等が特別遊技起生
率を勝手に変えてしまうことができない。また、各パチ
ンコ機1…における現在の特別遊技起生率も遊技店の責
任者のみしか知ることができないので、遊技者と内通し
た店員が、特別遊技起生率の良いパチンコ機を遊技者に
教えてしまうような不正を防止することができ、割数設
定処理終了後は、設定値表示手段の表示を消灯している
ので、遊技店の営業中に球詰まりなどの修理のために前
面枠が開放され、設定値表示手段を有する役物制御装置
50が配設されたパチンコ機1の裏側が遊技者に見られ
た場合であっても設定値を遊技者に知られることを防止
することができる。
から特別遊技起生率設定手段を構成するものとすれば、
パチンコ機1の前面枠2を開けることなく、パチンコ機
1の外から特別遊技起生率を設定できるので、特別遊技
起生率の設定が一層容易になる。更に、割数の設定は発
信装置88を所持している者、例えば遊技店の責任者の
みが行なえるので、当該遊技店の店員等が特別遊技起生
率を勝手に変えてしまうことができない。また、各パチ
ンコ機1…における現在の特別遊技起生率も遊技店の責
任者のみしか知ることができないので、遊技者と内通し
た店員が、特別遊技起生率の良いパチンコ機を遊技者に
教えてしまうような不正を防止することができ、割数設
定処理終了後は、設定値表示手段の表示を消灯している
ので、遊技店の営業中に球詰まりなどの修理のために前
面枠が開放され、設定値表示手段を有する役物制御装置
50が配設されたパチンコ機1の裏側が遊技者に見られ
た場合であっても設定値を遊技者に知られることを防止
することができる。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る遊技
機によれば、特別遊技起生率設定制御手段を介して特別
遊技起生率変更制御手段が制御する特別遊技起生率の変
更に係わる設定を行うと、特別遊技起生率変更制御手段
が可変表示装置の停止制御に介入することで、設定に応
じた特別遊技の起生率となるように、停止結果態様が特
別態様を形成する率を変更制御し、以て特別遊技起生率
を特別遊技起生率設定制御手段の設定通りに制御するの
である。
機によれば、特別遊技起生率設定制御手段を介して特別
遊技起生率変更制御手段が制御する特別遊技起生率の変
更に係わる設定を行うと、特別遊技起生率変更制御手段
が可変表示装置の停止制御に介入することで、設定に応
じた特別遊技の起生率となるように、停止結果態様が特
別態様を形成する率を変更制御し、以て特別遊技起生率
を特別遊技起生率設定制御手段の設定通りに制御するの
である。
【0087】従って、可変表示装置の可変表示動作回数
が同じであっても、停止結果態様が所定の特別態様を形
成する率を増減させることができるので、当該遊技機で
遊技を行っている遊技者は、遊技時間に対する可変表示
動作回数から特別遊技起生率の高低を推測することがで
きないので、遊技者に不利益感を与えることなく遊技を
楽しませることができる。
が同じであっても、停止結果態様が所定の特別態様を形
成する率を増減させることができるので、当該遊技機で
遊技を行っている遊技者は、遊技時間に対する可変表示
動作回数から特別遊技起生率の高低を推測することがで
きないので、遊技者に不利益感を与えることなく遊技を
楽しませることができる。
【0088】また、当該遊技機の特別遊技起生率設定制
御手段により設定された値は、設定値表示手段によって
表示するものとしてあるので、設定者はこの表示値を指
標として特別遊技起生率を増減するための設定操作を行
うことができる。
御手段により設定された値は、設定値表示手段によって
表示するものとしてあるので、設定者はこの表示値を指
標として特別遊技起生率を増減するための設定操作を行
うことができる。
【0089】さらに、設定値表示手段は、設定処理中に
は設定値を表示し、設定タイマーで設定された時間が経
過して設定処理が終了した時には消灯するものとしてい
るので、遊技中に発生したトラブルの解消のための作業
で遊技機の前面枠を開放する等して、設定値表示手段が
遊技者の目に触れてしまうようなことがあっても、設定
値表示手段の表示は消灯されているので、特別遊技起生
率の指標値としての設定値を遊技者に見られることがな
い。
は設定値を表示し、設定タイマーで設定された時間が経
過して設定処理が終了した時には消灯するものとしてい
るので、遊技中に発生したトラブルの解消のための作業
で遊技機の前面枠を開放する等して、設定値表示手段が
遊技者の目に触れてしまうようなことがあっても、設定
値表示手段の表示は消灯されているので、特別遊技起生
率の指標値としての設定値を遊技者に見られることがな
い。
【0090】また、特別遊技起生率設定制御手段は、計
時手段の計時に基づき設定処理を終了するものとしたの
で、操作手順が簡素化され多数の遊技機の設定を変更す
る場合であっても操作が容易であるので、誤設定の減少
や作業時間の短縮につながる。また、多数の遊技機の設
定変更を行っている最中に所用で設定途中の遊技機を離
れるような場合があっても設定処理の終了を忘れて未設
定状態のまま遊技機が起動されて遊技が行われてしまう
ようなことがなくなる。
時手段の計時に基づき設定処理を終了するものとしたの
で、操作手順が簡素化され多数の遊技機の設定を変更す
る場合であっても操作が容易であるので、誤設定の減少
や作業時間の短縮につながる。また、多数の遊技機の設
定変更を行っている最中に所用で設定途中の遊技機を離
れるような場合があっても設定処理の終了を忘れて未設
定状態のまま遊技機が起動されて遊技が行われてしまう
ようなことがなくなる。
【図1】遊技機の一例としてのパチンコ機の正面図であ
る。
る。
【図2】遊技部の正面図である。
【図3】可変表示装置の前面側斜視図である。
【図4】可変表示装置の裏面側斜視図である。
【図5】可変表示装置の縦断面図である。
【図6】変動入賞装置の前面側斜視図である。
【図7】変動入賞装置の縦断面図である。
【図8】パチンコ機の裏面図である。
【図9】役物制御装置の斜視図である。
【図10】役物制御装置のブロック図である。
【図11】メインルーチンおよび書込ルーチンを示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図12】割数設定処理を示すフローチャートである。
【図13】書込処理を示すフローチャートである。
【図14】ゲーム処理1を示すフローチャートである。
【図15】ゲーム処理2を示すフローチャートである。
【図16】遊技機の一例としてのパチンコ機の正面図で
ある。
ある。
【図17】送信装置の斜視図である。
【図18】役物制御装置のブロック図である。
【図19】メインルーチンを示すフローチャートであ
る。
る。
【図20】割数設定処理を示すフローチャートである。
【図21】割込処理を示すフローチャートである。
【図22】ゲーム処理1を示すフローチャートである。
【図23】ゲーム処理2を示すフローチャートである。
1 パチンコ機9 可変表示部 14 可変表示装置 50 役物制御装置 57 CPU 63 割数設定スイッチ 64 割数表示器89 CPU 91 割数設定ボタン 93 コールボタン
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の識別情報を可変表示可能な可変表
示装置と、始動 条件の成立に基づき上記可変表示装置に可変表示動
作を行わせ、停止条件の成立に基づいて可変表示動作を
終了させた際における識別情報の表示態様からなる停止
結果態様が所定の特別態様を形成することを条件として
特別遊技を起生する遊技制御装置と、 を有する遊技機において、 上記遊技制御装置は、 上記可変表示装置の停止結果態様に特別態様が形成され
る率を制御して、該特別遊技の起生率を変更制御する特
別遊技起生率変更制御手段と、 上記特別遊技起生率変更制御手段が制御する特別遊技起
生率の変更に係わる設定制御を行う特別遊技起生率設定
制御手段と、 を備え、上記特別遊技起生率設定制御手段は、 特別遊技起生率に係わる設定値の変更操作を行う設定操
作手段と、該設定操作手段の操作を有効化する設定開始
指令手段と、該設定開始指令手段からの指令信号及び設
定操作手段からの操作信号に基づき所定時間を計時する
計時手段と、設定された値を表示可能な設定値表示手段
と、を含み、 上記設定開始指令手段からの指令信号に基づき上記設定
値表示手段に現在の設定値を表示させると共に設定制御
処理を開始し、上記計時手段による所定時間の計時に基
づき設定制御処理を終了させると共に設定値表示手段の
表示を消灯させる ことを特徴とする遊技機。
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JP31581495A JP2694521B2 (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 遊技機 |
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