JP4246665B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、遊技に必要な複数の図柄を可変表示する可変表示装置と、該可変表示装置の可変表示を制御するマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)等の制御手段とを備えたスロットマシン、パチンコ遊技機等の遊技機に関する。
例えば、スロットマシン或いはパチスロと称される遊技機は、正面の表示窓内に複数の図柄を表わした回転リールを複数配列することで機械的に構成した可変表示装置、或いはリール上の図柄を画面に表示することで電気的に構成した可変表示装置を有し、遊技者のスタート操作に応じて、制御手段が可変表示装置を駆動して各リールを回転させ、一定時間後自動的に或いは遊技者の停止操作により、各リールの回転を順次停止させた時、表示窓内に現れた各リールの図柄が特定の組み合わせ(入賞図柄)になった場合に、メダル、コイン等の遊技媒体を払い出すことで遊技者に利益を付与するものであるが、現在主流の機種においては、複数の種類の入賞を設け、特定の入賞図柄になった場合には、1回のメダルの払い出しに終わらず、遊技状態が特別の状態に変換され、所定の期間、通常行われる「一般遊技」よりも条件の良い「特定遊技」を楽しむ利益を遊技者に与える入賞が設けられている。このような入賞として、遊技者に相対的に大きい利益を与える遊技状態となる特別増加入賞(以下、BBと称する)及び遊技者に相対的に小さい利益を与える遊技状態となる特別入賞(以下、RBと称する)が含まれ、BB又はRBの入賞図柄になると、それぞれに定められた特別な遊技状態である「BB遊技」又は「RB遊技」がそれぞれに定められた期間行える。
また、現在主流の機種において、回転しているリールが停止した時に入賞図柄が表示部の有効ライン上に揃うのは、遊技機の内部処理で入賞に当たった場合(具体的には、マイコンでの乱数抽出による抽選で当選した時)である。これは、遊技者の停止操作(タイミング)だけで停止時の図柄を決定すると、遊技者の熟練度によって遊技の結果(勝敗)が決まってしまい、遊技者の技量のみが強調されて遊技の健全さが損なわれると共に、遊技店にとっても遊技機からのコイン払出率等の管理が困難になるという問題を解決するためである。
従って、遊技者が停止操作できるタイプの遊技機(例えば、停止ボタンを備えたスロットマシン)でも、入賞に当選しなければ、遊技者がどのように停止操作をしても、入賞図柄を有効ライン上に揃えることはできない。すなわち、遊技者の技量が遊技の結果に現れにくい遊技機となっている。
しかしながら、上記の遊技機では、遊技者の熟練度が高くなればなるほど、その技量が遊技結果に反映しなくなり、遊技の魅力がそがれてしまうという問題がある。
そこで、一定の条件下で遊技者の停止操作に応じた遊技結果が得られるようにした遊技機が開発された。その一例が、特公平5−74391号公報に開示されている。これは、上記のようなスロットマシン(いわゆるパチスロ機を含む)において、遊技中特定の条件が達成された時には、予め定めたゲーム回数分、複数のリールの一部又は全部について乱数抽選による停止制御を中止するようにしたものであり、この中止期間(これを「チャレンジタイム」と称し、以下「CT」と略記する)中は、遊技者の停止操作のタイミングでリール停止時の表示態様(図柄の組み合わせ)が決定されるので、遊技結果に遊技者の技量が反映すると共に、上記CT期間以外は、従来通り乱数抽選による停止制御が行われるので、技量の乏しい遊技者でも、ある程度の入賞は確保される。これにより、スロットマシンは、遊技性と平等性を調和させた遊技機となった。以下、「CT」期間中の遊技を「CT遊技」と称する。
より詳細には、「CT」とは、乱数抽選などの判定の有無を問わず、遊技者の停止操作に応じて可変表示の停止時に役物図柄を揃えることができる期間である。この「CT」は、所定の発生条件が成立した時に始まり、所定の解除条件が成立した時に終了する。
また、「CT」期間中であっても、遊技者に大きな利益を与える遊技状態の変更を伴う入賞、例えば前述のBB及びRBについての判定は行い、この判定結果に基づいて可変表示の停止制御を行うが、遊技状態の変更がなく一回の遊技媒体の払出で終わる入賞の判定は行わない方式もある。
上記の方式において、「CT」期間中に、BB又はRBが発生する場合がある。BB及びRBは所定の期間「BB遊技」及び「RB遊技」を行える入賞であるから、「CT」期間との調整が必要となる。
本発明の目的は、「CT」期間中にBBまたはRBが発生した場合に、遊技者に大きな満足を与えながら、遊技店の払出率の管理ができ、かつ、1人の遊技者にばかり利益が偏らないようにした遊技機を提供することである。
本発明の第1態様は、遊技に必要な複数の図柄を可変表示するものであり、前記複数の図柄が円周面に描かれた複数のリールであって、役物図柄が現れる間隔が第1の間隔のリール及びこの第1の間隔のリールに比べて前記役物図柄が現れる間隔がより近く均等な第2の間隔のリールを含む複数のリールと、前記複数のリールの各々について複数個の図柄を表示する表示窓とを備えた可変表示手段と、前記リールを夫々回転駆動するモータと、前記リールの回転を停止するために遊技者が操作するものであり、前記リールの夫々に対応して設けられた複数の停止ボタンと、前記停止ボタンの操作に応じて発生する停止信号を検出すると、乱数抽選による抽選の結果に基づいて前記モータの動作を制御するが、一定の条件下では、予め規定された終了条件が充足するまでの間、前記抽選の決定結果に基づかず、前記停止信号が検出されたことに基づいて、前記モータの動作を制御する制御部と、前記制御部により前記リールの回転が停止されたときに、前記表示窓で表示する図柄を前記複数のリールの各々について結ぶ所定のライン上に現れた図柄の組み合わせが前記役物図柄により構成される特定の図柄の組み合わせである場合に、当該特定の図柄の組み合わせに応じた遊技媒体を払い出す遊技媒体払出手段と、前記一定の条件下において行われる遊技で許容される遊技数の残存回数を計数する計数手段と、前記計数手段により計数された残存回数が0となったことを前記終了条件とし、前記計数手段により計数された回数が予め定められた特定の回数となったことを条件に、前記役物図柄が現れる間隔が前記第1の間隔のリールに対応して設けられた停止ボタンを最初に操作することを報知する報知手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の第2態様は、遊技に必要な複数の図柄を可変表示するものであり、前記複数の図柄が円周面に描かれた複数のリールであって、役物図柄が現れる間隔が第1の間隔のリール及びこの第1の間隔のリールに比べて前記役物図柄が現れる間隔がより近く均等な第2の間隔のリールを含む複数のリールと、前記複数のリールの各々について複数個の図柄を表示する表示窓とを備えた可変表示手段と、前記リールを夫々回転駆動するモータと、前記リールの回転を停止するために遊技者が操作するものであり、前記リールの夫々に対応して設けられた複数の停止ボタンと、前記停止ボタンの操作に応じて発生する停止信号を検出すると、乱数抽選による抽選の結果に基づいて前記モータの動作を制御するが、一定の条件下では、予め規定された終了条件が充足するまでの間、前記抽選の決定結果に基づかず、前記停止信号が検出されたことに基づいて、前記モータの動作を制御する制御部と、前記制御部により前記リールの回転が停止されたときに、前記表示窓で表示する図柄を前記複数のリールの各々について結ぶ所定のライン上に現れた図柄の組み合わせが前記役物図柄により構成される特定の図柄の組み合わせである場合に、当該特定の図柄の組み合わせに応じた遊技媒体を払い出す遊技媒体払出手段と、前記一定の条件下で前記遊技媒体払出手段により払い出された前記遊技媒体の数量から遊技に賭けられた遊技媒体の数量を減算した純増数量が所定の数量となったことを前記終了条件とし、前記純増数量が前記所定の数量よりも少ない数量であって予め定められた特定の数量となったことを条件に、前記役物図柄が現れる間隔が前記第2の間隔のリールに対応して設けられた停止ボタンを最初に操作することを報知する報知手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の第3態様では、遊技に必要な複数の図柄を可変表示するものであり、前記複数の図柄が円周面に描かれた複数のリールであって、役物図柄が現れる間隔が第1の間隔のリール及びこの第1の間隔のリールに比べて前記役物図柄が現れる間隔がより近く均等な第2の間隔のリールを含む複数のリールと、前記複数のリールの各々について複数個の図柄を表示する表示窓とを備えた可変表示手段と、前記リールを夫々回転駆動するモータと、前記リールの回転を停止するために遊技者が操作するものであり、前記リールの夫々に対応して設けられた複数の停止ボタンと、前記停止ボタンの操作に応じて発生する停止信号を検出すると、乱数抽選による抽選の結果に基づいて前記モータの動作を制御するが、一定の条件下では、予め規定された終了条件が充足するまでの間、前記抽選の決定結果に基づかず、前記停止信号が検出されたことに基づいて、前記モータの動作を制御する制御部と、前記制御部により前記リールの回転が停止されたときに、前記表示窓で表示する図柄を前記複数のリールの各々について結ぶ所定のライン上に現れた図柄の組み合わせが前記役物図柄により構成される特定の図柄の組み合わせである場合に、当該特定の図柄の組み合わせに応じた遊技媒体を払い出す遊技媒体払出手段と、前記一定の条件下で遊技のために消費した遊技媒体の数量が前記遊技媒体払出手段により払い出された遊技媒体の数量に比べ、所定の数量よりも上回っていることを条件に、前記役物図柄が現れる間隔が前記第1の間隔のリールに対応して設けられた停止ボタンを最初に操作することを報知する報知手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の遊技機によれば、未熟練の遊技者でも、CT遊技を有利に実行することができる。
図1は、本発明の一実施例のスロットマシンの外観を示す斜視図である。このスロットマシン1は遊技媒体としてコイン、メダル或はトークン等を用いて遊技する遊技機であるが、以下ではメダルを用いるものとして説明する。
スロットマシン1の全体を形成しているキャビネット2の正面には横に並んだ3つの表示窓3L,3C,3Rが設けられ、各表示窓には縦に3個ずつの図柄が表示される。
図4は遊技機1で用いられる図柄列を表している。これらの図柄は、表示窓3L,3C,3Rに対応してキャビネット2の内部に配置した3つの回転リール4L,4C,4Rの円周面を形成するシートの表面に描かれている。
キャビネット2の正面の表示窓の左側下方には、遊技者の操作により上記リールを回転させるためのスタートレバー5が所定の角度範囲で回動自在に取り付けられている。
表示窓3Rの下方右側には、遊技媒体のメダルを入れるメダル投入口6が設けられ、メダル投入口6の上方に、現在クレジットされているメダル数を表示するクレジット表示部7Aと払い出されたメダル数を表示する払い出し表示部7Bが設けられている。各表示部は7セグメントLEDで構成される。なお、表示手段としては、LEDに限らず、LCD(液晶)素子、その他任意のものを使用できる。
表示窓3Lの下方左側には、クレジットされているメダルを遊技のために投入する投入ボタン17と遊技者が獲得したメダルのクレジット/払い出しを押しボタン操作で切り換えるC/Pスイッチ8が設けられている。
スタートレバー5と並んで各リールの回転を停止するために遊技者が操作する停止ボタン9L,9C,9Rが配置されている。各停止ボタンは光源を内蔵しているか、或は、光の照射により、発光可能に構成されている。従って、停止ボタン9L,9C,9Rは、各光源の点灯、点滅、消灯により、明るくなったり暗くなったりする。停止ボタン9L,9C,9Rは対応する光源9L’,9C’,9R’により点灯し、この遊技機における報知手段として利用される。
キャビネット2の正面下部にはメダル払出口12と、払い出されたメダルを溜めるメダル受け部13とが配置されている。メダル払出口12の右下に多数の音出し孔から成る発音部10が設けられている。この発音部10を通して、キャビネット2内部に配置されたスピーカ15(図2)から外部へ音が出る。スピーカ15は、複数の種類の音を出力でき、この遊技機における報知手段として利用される。
キャビネットの正面の表示窓の上方には入賞に対してどれだけのメダルが払い出されるかを示す配当表が表示される表示面16が設けられ、その上端の縁は発光可能な演出部11として形成されている。演出部11は多数のLEDからなり、点灯、点滅、消灯などの動作により、種々の演出及び情報の表示が可能である。この演出部11の動作も、この遊技機における報知手段として利用される。図2は、スロットマシン1における遊技処理動作を制御する制御部と、これに電気的に接続する周辺装置(アクチュエータ)とを含む回路構成を示す。
この場合、制御手段はマイコン20を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイコン20は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU21と、記憶手段であるROM22及びRAM23を含み、CPU21に、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路24及び分周器25と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器26及び乱数サンプリング回路27とが接続されている。なお、乱数サンプリングのための手段として、マイコン20内で、すなわちCPU21の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成してもよい。その場合、乱数発生器26及び乱数サンプリング回路27は省略可能であり、或いは、乱数サンプリング動作のバックアップ用として残しておくことも可能である。
マイコン20のROM22には、スタートレバー5を操作するごとに行われる乱数サンプリングの判定に用いられる、入賞確率テーブルを含む入賞判定のためのデータが格納されている。
ROM22には、更に、複数の種類の音を発生するためのデータ、リール停止時に停止図柄に基づいて発生する音を決定するためのデータ、報知手段として遊技者にCT遊技の状況に応じて発生する音を決定するためのデータが格納されている。
図2の回路において、マイコン20からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、前記リール4L,4C,4Rをそれぞれ回転駆動するステッピングモータ14L,14C,14Rと、遊技媒体のメダルを収納するホッパー(払い出しのための駆動部を含む)30と、表示部7A,7B、停止ボタン9L,9C,9R及び演出部11の光源と、スピーカ15とがあり、モータ駆動回路31、ホッパー駆動回路32、光源駆動回路37、音出力回路38を介してCPU21の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれCPU21から出力される駆動指令などの制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
また、マイコン20が制御信号を発生するために必要な入力信号を発生する主な入力信号発生手段としては、メダル投入口6に投入されたメダル、又は投入ボタン17を押すことでクレジットから投入されたメダルを検出するメダルセンサ6S、スタートレバー5の操作を検出するスタートスイッチ5S、C/Pスイッチ8、各停止ボタン9L,9C,9Rの操作に応じて停止信号を発生するリール停止信号回路34、並びに、リール回転センサからのパルス信号を受けて各リールの位置を検出するための信号をCPU21へ供給するリール位置検出回路35、メダル検出部33の計数値(ホッパー30から払い出されたメダル数)が指定された枚数データに達した時メダル払出し完了を検知するための信号をCPU21へ供給する払出し完了信号回路36がある。
図2の回路において、乱数発生器26は、所定の数値範囲に属する乱数を発生し、乱数サンプリング回路27は、スタートレバー5が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。こうして抽出された乱数は、ROM22内の記憶部に格納されている予め定めた入賞領域に属しているかが判定され、判定結果に基づく信号を発生する。
リール4L,4C,4Rの回転が開始された後、ステッピングモータ14L,14C,14Rの各々に供給される駆動パルスの数が計数され、その計数値はRAM23の所定エリアに書き込まれる。リール4L,4C,4Rからは各々の一回転毎にリセットパルスが得られ、これらのパルスはリール位置検出回路35を介してCPU21に入力される。CPU21は、こうして得られたリセットパルスにより、RAM23に格納した駆動パルス計数値を“0”にクリアする。これにより、RAM23内には、各リール4L,4C,4Rについて一回転の範囲内における回転位置に対応した計数値が格納される。
制御部は前記乱数の判定により生成した信号に基づいて各リール4L,4C,4Rの停止位置を決定し、その位置でリールが停止するように制御する信号をモータ駆動回路に送る。
制御部は停止ボタン9L,9C,9Rの操作により発生する停止信号を検出すると各リール4L,4C,4Rをそれぞれ停止する。
ROM22に格納されている入賞判定のためのデータとして、入賞となる図柄の組合せと、入賞のメダル配当枚数と、その入賞を表す入賞判定コードとを対応づけるための入賞図柄組合せテーブルが含まれ、それぞれのリール4L,4C,4Rの制御時及び全リール停止後の入賞確認を行うときに参照される。
前記ROM22に格納されているリール停止時に停止図柄に基づいて発生する音を決定するためのデータとして、入賞図柄組み合わせテーブルと音の種類とを関係づけるためのテーブルが含まれている。このテーブルにより全リール停止後の入賞確認で音の種類が決定される。
ROM22には、このスロットマシン1でゲームが実行される際のプログラム(シーケンスプログラム)が格納されている。
図3は、スロットマシン1で行われる遊技状態である一般遊技、特別増加入賞遊技(以下、BB遊技と称する)、特別入賞遊技(以下、RB遊技と称する)及びチャレンジタイム遊技(以下、CT遊技と称する)の関係を示している。
この遊技機においては、遊技開始時に一般遊技状態となり、スタートレバー5を操作する度に乱数サンプリングが行われ、最も有利なBB遊技とCT遊技の組合せ、RB遊技とCT遊技の組合せ、BB遊技、RB遊技、CT遊技及び役物のいずれかの入賞又は外れの判定が行われる。
CT遊技の発生を決定するための入賞判定は、一般遊技のゲーム1回毎、BB遊技の発生または終了毎、及びRB遊技の発生または終了毎に行われるようにしてもよい。
BB遊技は、入賞図柄「7−7−7」により発生する遊技者にとって最も有利な状態で、最大30回連続して役物入賞が発生し多数のメダルを獲得できる遊技状態で、次に述べるRB遊技が3回発生したと同じ状態である。BB遊技中は、BB遊技、RB遊技及びCT遊技の入賞判定は行われず、役物の入賞判定だけが行われる。スロットマシン1において、入賞図柄「7−7−7」が発生すると、スピーカ15から、入賞図柄「7−7−7」のために設定された音が発生する。この音によっても遊技者はBB遊技が開始されることを知ることができる。
RB遊技は、停止図柄「BAR-BAR-BAR」により発生し、最大12回連続して役物入賞が発生しやすい状態が続く遊技状態である。RB遊技中もBB遊技中と同様にBB遊技、RB遊技及びCT遊技の入賞判定は行われず、役物の入賞判定だけが行われる。スロットマシン1において、入賞図柄「BAR-BAR-BAR」が発生すると、スピーカ15から、入賞図柄「BAR-BAR-BAR」のために設定された音が発生する。この音によっても遊技者はRB遊技が開始されることを知ることができる。
BB遊技とCT遊技の組合せは、入賞図柄「」(はリボン付き7を意味する)により発生し、前記BB遊技の終了後CT遊技が発生する。スロットマシン1において、入賞図柄「」が発生すると、スピーカ15から、入賞図柄「」のために設定された音が発生する。この音によっても遊技者はBB遊技だけでなくCT遊技も行えることを知ることができる。
CT遊技は、遊技者の停止操作に基づくリールの停止が行われるが、スロットマシン1においてはスタートレバー5を操作する度に乱数サンプリングが行われ、BB遊技及びRB遊技の入賞判定が行われ、入賞すると制御部は入賞に応じたリールの停止制御を行う。CT遊技及び役物の入賞判定は行われない。
図3に示すように、スロットマシン1において、一般遊技中にBB遊技、RB遊技又はCT遊技に当選すると、それぞれの遊技が開始される。BB遊技、RB遊技又はCT遊技が終了すると一般遊技へ戻る。BB遊技又はRB遊技とCT遊技の組合せ当選のときはBB遊技又はRB遊技が終了するとCT遊技に移行する。CT遊技中にBB遊技に当選するとCT遊技は終了し、BB遊技が開始される。CT遊技中にRB遊技に当選するとCT遊技は中断し、RB遊技が割り込み、RB遊技が終了すると、残りのCT遊技が再開される。
CT遊技は、所定回数、スロットマシン1においては150回遊技すると終了する。CT遊技は、また、所定の純増枚数のメダル、スロットマシン1においては200枚の純増枚数のメダルを獲得すると終了する。
CT遊技における遊技回数が150回に近づくか又は純増枚数が200枚に近づき、CT遊技の終了が近づくと、スロットマシン1の報知手段である、停止ボタン9L,9C,9R、演出部11及びスピーカ15は、遊技者にその状況を知らせる報知を行う。3個の停止ボタンは停止ボタンの操作を遊技者の有利になるような順序で遊技者が操作できるように明るくなったり暗くなったりし、演出部11は、遊技者に注意を喚起する表示をし、スピーカ15は特別な音を発生する。
更に、CT遊技において入賞図柄が揃わず払出が行われないために、遊技者の消費したメダル数がかなりの量に達したとき、スロットマシン1においては消費したメダルの数が遊技で獲得したメダルの数を30枚も上回ったとき、報知手段はそのような不利益が発生している状況を遊技者に知らせる。
図4は、スロットマシン1のリール4L,4C,4Rの外周面に設けられている図柄列である。
リール4Lの図柄列の役物図柄である「葡萄」40、「JAC」41及び「オレンジ」42の各図柄が現れる間隔は殆ど5か6である。
リール4Cの図柄列の役物図柄である「葡萄」40、「JAC」41及び「オレンジ」42の各図柄が現れる間隔は3、4または5である。
リール4Rの図柄列の役物図柄である「葡萄」40、「JAC」41及び「オレンジ」42の各図柄が現れる間隔は殆ど4で、稀に5の場合もある。
このように、リール4Rの図柄40、41及び42の各図柄が現れる間隔は他の2本のリールにおいてより近く均等であるため、リール4Lとリール4Cが停止した後にリール4Rの停止ボタン9Rを操作すると図柄は揃い易い。
一方、リール4Rとリール4Cが停止した後にリール4Lの停止ボタン9Lを操作した場合、リール4Rとリール4Cの図柄が揃っていても、リール4Lの各図柄の現れる間隔は離れているので図柄を揃えることは難しい。
図5、図6、及び図7は、CT遊技における制御手段の動作を示すフローチャートである。このフローチャートにおいて、カウンタNはメダルの純増枚数の増加の許容枚数を表示し、初期値は200であり、カウンタNはメダルが投入されると加算され、メダルが払い出されると減算される。カウンタNが0になるとCT遊技は終了する。カウンタTはCT遊技で許容される遊技数の残存回数を表示し、初期値は150であり、カウンタTは遊技が1回行われる毎に1減算され、カウンタTが0になるとCT遊技は終了する。
CT遊技に当選し、CT遊技状態になると、報知手段である演出部11、停止ボタン9L,9C,9Rは、CT遊技の通常状態を表示する「状況1」の態様の表示を行う(ステップ1)。「状況1」の態様については後に説明する。
メダルが投入されると、メダルセンサ6Sから信号が発生し(ステップ2)、カウンタNに投入メダル数1乃至3を加算する(ステップ3)。
スタートレバー5が操作されてスタートスイッチ5Sが作動する(ステップ4)。リール4L,4C,4Rを回転させる(ステップ5)。カウンタTを1減算する(ステップ6)。
乱数抽出判定処理が行われる(ステップ7)。
停止ボタン操作が行われたかを判定し(ステップ8)、リール4L,4C,4Rを停止させる(ステップ9)。
停止図柄の入賞を判定しメダルの払出を実行する(ステップ10)。カウンタNを払い出したメダルの数だけ減算する(ステップ11)。
次に、CT遊技の解除条件が成立したか否かを判定する(ステップ12)。CT遊技の解除条件は、乱数判定により、BB遊技又はRB遊技の当選があり、入賞図柄「7−7−7」又は「BAR-BAR-BAR」が揃ったとき、CT遊技中のゲーム回数が150回に達しカウンタTが0のとき、及び、CT遊技中の遊技媒体の前記純増枚数が200枚に達しカウンタNが0のときが設定されている。
これらの解除条件のいずれにも該当しないとき、即ち判定結果が"NO"のとき、カウンタNが230以上かを判定する(ステップ13)。この判定は遊技のために消費したメダルの数が遊技で獲得したメダルの数を30枚も上回ったかの判定で、"YES"の場合、即ちカウンタNが230以上の場合、報知手段である、演出部11の表示、停止ボタン9L,9C,9Rの表示及びスピーカ15からの音を、不利な状態が発生している「状況2」の態様にし、遊技者に知らせる(ステップ14)。「状況2」の態様については後に説明する。
ステップ13の判定において、"NO"と判定したときは、次にカウンタNが50以上かを判定する(ステップ15)。"YES"の場合、即ちカウンタNが50以上の場合、次にカウンタTが10以上か判定する(ステップ16)。
カウンタTが9以下でCT遊技の残り回数が終わりに近づき、判定結果が"NO"の場合、報知手段である、演出部11の表示、停止ボタン9L,9C,9Rの表示及びスピーカ15からの音を、遊技できる回数が残り少なくなり、CT遊技が終わりに近づいたことを知らせる「状況3」の態様にする(ステップ17)。「状況3」の態様については後に説明する。
一方、ステップ15の判定において、カウンタNが49以下で、判定結果が"NO"の場合、報知手段である、演出部11の表示、停止ボタン9L,9C,9Rの表示及びスピーカ15からの音を、純増枚数が上限に近づき、CT遊技が終わりに近づいたことを知らせる「状況4」の態様にする(ステップ18)。「状況4」の態様については後に説明する。
ステップ12において解除条件が成立し、"YES"と判定されると、次に、その解除条件はBB遊技の当選かが判定される(ステップ19)。"YES"と判定されるとBB遊技が実行され(ステップ20)、終了後カウンタN、カウンタTを0にして(ステップ23、24及び25)、一般遊技の再開(ステップ26)に至り、CT遊技は終了する。
ステップ19の判定において"NO"と判定されると、次にRB遊技に当選したかが判定される(ステップ21)。"YES"と判定されるとRB遊技が実行され(ステップ22)、RB遊技の終了後、ステップ2に戻りCT遊技が再開される。CT遊技再開時のカウンタN及びカウンタTの値はRB遊技が開始される前の値である。
ステップ21の判定結果が"NO"のとき、即ち、BBの当選もRBの当選もなかったときは、カウンタNが0かを判定し(ステップ23)、"YES"のときは、カウンタTを0にし(ステップ24)、一般遊技を再開し(ステップ26)、CT遊技が終了する。ステップ23の判定結果が"NO"のときは、カウンタTは必ず0であるから、カウンタNを0にして(ステップ25)、一般遊技を再開する(ステップ26)ので、CT遊技は終了する。
上記のステップ1、14、17及び18における報知手段の「状況1」、「状況2」、「状況3」及び「状況4」の各報知態様は報知の目的に合わせて設定される。
「状況1」の態様は、CT遊技であることを遊技者に知らせるもので、一般遊技、BB遊技、RB遊技と異なる状態にする。例えば、演出部11の点滅状態を変化させたり、全ての停止ボタンを点滅させたり、異なる音を発生したりする。
「状況2」の態様は、遊技者のメダルの消費枚数が入賞により獲得したメダル数を大きく上回り、損失が発生していることを知らせるもので、演出部11の点滅状態を「状況1」と異ならせて遊技者の注意を喚起する。更に、リール4Lとリール4Cが停止した後にリール4Rの停止ボタン9Rを操作すると図柄は揃い易いので、停止ボタン9Lだけを点滅させたり、停止ボタンの光る順序を最初に停止ボタン9L、次に停止ボタン9C、最後に停止ボタン9Rとしたりして、停止ボタンの操作順序を教示したりする。更に、「状況1」と異なる音を発生し注意を喚起したりする。
「状況3」の態様は、CT遊技ができる残り回数が終わりに近づいていることを知らせるもので、演出部11の点滅状態を「状況1」と異ならせたり、「状況2」と同様に、遊技者が限られた遊技回数で図柄入賞を数多く果せるように停止ボタンの光る順序で操作する停止ボタンの順序を教示したり、「状況1」と異なる音を発生したりする。「状況3」の態様は、「状況2」の態様と同じであってもよいが、例えば演出部11の点滅速度を速めたり、停止ボタンの点滅速度または停止ボタンの光る順序の移り変わる速度をはやめたり、異なる警告音を発生するなど、「状況2」と異なる態様として目的とする情報を報知するようにしてもよい。
「状況4」の態様は、CT遊技中に獲得できるメダルの純増枚数が上限に近づいていることを知らせるもので、演出部11の点滅状態を「状況1」、「状況2」及び「状況3」と異ならせたり、遊技回数を増やして乱数抽出によるBB、RBの当選のチャンスを増やすことができるよう、図柄入賞し難い停止ボタンの操作順序を停止ボタンの光る順序で教示したり、「状況1」、「状況2」及び「状況3」と異なる音を発生したりする。前述の通り、リール4Rとリール4Cが停止した後にリール4Lの停止ボタン9Lを操作した場合、リール4Rとリール4Cの図柄が揃っていても、リール4Lの図柄間隔は遠く図柄を揃えることは難しいので、停止ボタン9Rだけを点滅させたり、停止ボタンの光る順序を最初に停止ボタン9R、次に停止ボタン9C、最後に停止ボタン9Lとしたりして、停止ボタンの操作順序を教示したりする。
このような報知により、遊技者は停止ボタンの押す順序を知り、或は、報知された情報を利用して自らの工夫により有利にCT遊技を楽しむことができる。
(1) 遊技に必要な複数の図柄を可変表示し、停止した時の表示態様により入賞が決定される可変表示手段と、該可変表示手段の可変表示を制御する制御手段とを備えた遊技機において、前記制御手段は、前記可変表示の停止時に表示すべき態様を決定し、その決定に基づいて前記可変表示を停止制御するが、遊技中所定の発生条件が成立してから所定の解除条件が成立するまでの期間中は、遊技者の停止操作のタイミングに応じて前記可変表示を停止するように構成されると共に、前記制御手段は、前記期間中に、前記可変表示が停止した時の表示態様が特別増加入賞に対応するものであるときには、前記特別増加入賞に対応する遊技状態に変換制御し、前記期間中、状況に応じた停止操作を報知する報知手段を備えたことを特徴とする遊技機。
(2) 遊技に必要な複数の図柄を可変表示し、停止した時の表示態様により入賞が決定される可変表示手段と、該可変表示手段の可変表示を制御する制御手段とを備えた遊技機において、前記制御手段は、前記可変表示の停止時に表示すべき態様を決定し、その決定に基づいて前記可変表示を停止制御するが、遊技中所定の発生条件が成立してから所定の解除条件が成立するまでの期間中は、遊技者の停止操作のタイミングに応じて前記可変表示を停止するように構成されると共に、前記制御手段は、前記期間中に、前記可変表示が停止した時の表示態様が特別入賞に対応するものであるときには、前記特別入賞に対応する遊技状態に変換制御し、前記期間中、状況に応じた停止操作を報知する報知手段を備えたことを特徴とする遊技機。
(3) 前記報知手段は、前記期間中、予め定めた状況になったとき、前記図柄が揃い易い停止操作を報知することを特徴とする(1)又は(2)に記載の遊技機。
(4) 前記報知手段は、前記期間中、予め定めた状況になったとき、入賞し難い停止操作を報知することを特徴とする(1)又は(2)に記載の遊技機。
(5) 前記報知手段は、前記期間中、前記予め定めた状況になったことを報知することを特徴とする(3)又は(4)に記載の遊技機。
(6) 前記予め定めた状況は前記解除条件に成立が近づくことである(3)から(5)にいずれか記載の遊技機。
(7) 前記予め定めた状況は遊技者の損失が所定の量を越えることである(3)から(5)にいずれか記載の遊技機。
(8) 前記報知手段は、遊技状態を視覚的な表示で報知する視覚的表示手段又は音で報知する音発生手段から成り、前記制御手段は、前記予め定めた状況になった時、前記報知手段に所定の報知動作をさせることを特徴とする(3)から(7)にいずれか記載の遊技機。
(9) 前記報知手段は、遊技状態を視覚的な表示で報知する視覚的表示手段又は音で報知する音発生手段と、前記予め定めた状況になった時、前記視覚的表示手段又は音発生手段に所定の報知動作をさせる報知制御部とを含んでいることを特徴とする(3)から(7)にいずれか記載の遊技機。
(10) 前記解除条件は、前記期間中に遊技者が獲得した遊技媒体の枚数から遊技のために消費した遊技媒体の枚数を差し引いて得られる純増枚数が所定の枚数に達することである(1)から(9)にいずれか記載の遊技機。
(11) 前記解除条件は、前記期間中の遊技回数が所定の回数に達することである(1)から(9)にいずれか記載の遊技機。
本実施例の第2の目的は、「CT」期間中にBB又はRBの発生する可能性が増大するように、「CT」期間の進行状況を遊技者に知らせるようにした遊技機を提供することである。
本実施例の第1態様は、遊技に必要な複数の図柄を可変表示し、停止した時の表示態様により入賞が決定される可変表示手段と、該可変表示手段の可変表示を制御する制御手段とを備えた遊技機において、前記制御手段は、前記可変表示の停止時に表示すべき態様を決定し、その決定に基づいて前記可変表示を停止制御するが、遊技中所定の発生条件が成立してから所定の解除条件が成立するまでの期間中は、遊技者の停止操作のタイミングに応じて前記可変表示を停止するように構成されると共に、前記制御手段は、前記期間中に、前記可変表示が停止した時の表示態様が特別増加入賞に対応するものであるときには、前記特別増加入賞に対応する遊技状態に変換制御し、前記期間中、状況に応じた停止操作を報知する報知手段を備えたことを特徴とする。
本実施例の第2態様は、遊技に必要な複数の図柄を可変表示し、停止した時の表示態様により入賞が決定される可変表示手段と、該可変表示手段の可変表示を制御する制御手段とを備えた遊技機において、前記制御手段は、前記可変表示の停止時に表示すべき態様を決定し、その決定に基づいて前記可変表示を停止制御するが、遊技中所定の発生条件が成立してから所定の解除条件が成立するまでの期間中は、遊技者の停止操作のタイミングに応じて前記可変表示を停止するように構成されると共に、前記制御手段は、前記期間中に、前記可変表示が停止した時の表示態様が特別入賞に対応するものであるときには、前記特別入賞に対応する遊技状態に変換制御し、前記期間中、状況に応じた停止操作を報知する報知手段を備えたことを特徴とする。
第3態様では、前記報知手段は、前記期間中、予め定めた状況になったとき、前記図柄が揃い易い停止操作を報知することを特徴とする。
第4態様では、前記報知手段は、前記期間中、予め定めた状況になったとき、入賞し難い停止操作を報知することを特徴とする。
第5態様では、前記報知手段は、前記期間中、前記予め定めた状況になったことを報知することを特徴とする。
第6態様では、前記予め定めた状況は前記解除条件に成立が近づくことである。
第7態様では、前記予め定めた状況は遊技者の損失が所定の量を越えることである。
第8態様では、前記報知手段は、遊技状態を視覚的な表示で報知する視覚的表示手段又は音で報知する音発生手段から成り、前記制御手段は、前記予め定めた状況になった時、前記報知手段に所定の報知動作をさせることを特徴とする。
第9態様では、前記報知手段は、遊技状態を視覚的な表示で報知する視覚的表示手段又は音で報知する音発生手段と、前記予め定めた状況になった時、前記視覚的表示手段又は音発生手段に所定の報知動作をさせる報知制御部とを含んでいることを特徴とする。
第10態様では、前記解除条件は、前記期間中に遊技者が獲得した遊技媒体の枚数から遊技のために消費した遊技媒体の枚数を差し引いて得られる純増枚数が所定の枚数に達することである。
第11態様では、前記解除条件は、前記期間中の遊技回数が所定の回数に達することである。
本実施例において、可変表示装置は、複数の図柄(シンボル)列を移動表示するものであればよく、外周面に図柄列を設けたリールを回転駆動する機械的構成を有するもの、又は液晶,LED,CRTのように図柄を電気的に移動表示するものを含む。また、制御手段は、乱数抽出等で入賞か否かを判定し、その判定結果に基づいて可変表示の停止制御を実行するように構成されたものであればよく、遊技機のマイコンが好適に用いられる。
可変表示する図柄列を複数設けた場合、CT期間になると、制御手段は、その図柄列の全て又は少なくとも1つの図柄列について、遊技者の停止操作に応じた停止制御に切り替えることができる。
CTの発生条件は、例えば、後述の「一般遊技」が行われる度に抽選を行って当選すること、後述の「RB遊技」の開始時または終了時に抽選を行って当選すること、後述の「BB遊技」の開始時または終了時に抽選を行って当選すること等であり、各抽選において所定の当選確率が設定されている。一般遊技が行われる度に抽選が行われる場合は、一般遊技の入賞判定のために行われる乱数サンプリングで抽出した乱数値の入賞判定などに際して、「CT遊技」の当選を「BB遊技」、「RB遊技」の当選と組み合わせた当選を設定してもよい。このような組合せ当選において、「BB遊技」または「RB遊技」の終了後にCT遊技が開始される。
本実施例の遊技機によれば、可変表示手段は遊技に必要な複数の図柄を可変表示し、停止した時の表示態様により遊技者に相対的に大きい利益を与える遊技状態である「BB遊技」になる特別増加入賞(BB)及び遊技者に相対的に小さい利益を与える遊技状態である「RB遊技」になる特別入賞(RB)を含む入賞が決定される。
遊技中、制御手段は、可変表示手段の可変表示を停止した時に表示すべき態様を適宜の方法(例えば、前述の乱数抽出による抽選)で決定する。そして、その決定に基づいて可変表示を停止制御する。
本実施例の態様によれば、前記遊技中、所定の発生条件が成立すると遊技状態が「CT遊技」となり、所定の解除条件が成立するまでの「CT」期間中は「CT遊技」が行える。「CT」期間中、制御手段は前記決定を行わず、遊技者の停止操作に応じて可変表示を停止させる。従って、遊技者は、停止ボタンを押す等の停止操作をタイミングよく行うことにより、所望の入賞図柄を可変表示の停止時に揃えることができる。このため、遊技結果は、遊技者の技量が反映したものとなる。
本実施例の態様によれば、前記遊技中、所定の発生条件が成立すると遊技状態が「CT遊技」となり、所定の解除条件が成立するまでの「CT」期間中は「CT遊技」が行える。「CT」期間中、制御手段は前記BB、RB及び外れの決定を行う。制御手段は外れの決定をした場合には、遊技者の停止操作のタイミングに応じて可変表示を停止する。従って、遊技者は、停止ボタンを押す等の停止操作のタイミングにより、所望の入賞図柄を可変表示の停止時に揃えることができ、遊技者の技量に応じた遊技結果を得ることができる。
上記の各「CT」期間中、停止したときの可変表示手段の表示態様がBB又はRBに対応する表示態様であると、遊技状態は「BB遊技」又は「RB遊技」になる。
本実施例の態様によれば、「CT」期間中、制御手段は入賞の決定を行わないので、BB及びRBは遊技者の技量に応じて発生する。
本実施例の態様によれば、「CT」期間中でも、制御手段はBB及びRBの決定を行うのでBB及びRBは、遊技者の技量に左右されず、所定の確率で発生させることが可能である。
「BB遊技」及び「RB遊技」は前述のとおり、特別な遊技状態であるから、「CT遊技」と同時に実行することは不可能である。
本実施例の遊技機においては、「CT」期間中に停止したときの表示態様がBBに対応するものであるときには、「CT」期間を終了して「BB遊技」を実行するが、RBに対応するものであるときには、「CT」期間を中断して「RB遊技」を実行し、「RB遊技」が終了したら、「CT」を再開するようにした。
BBはRBよりも遊技者に与える利益が相対的に大きいので、BBが発生したときに、「CT」期間を終了させると、遊技者の利益は残りの「CT」期間分減少するが、遊技者はBBが発生した喜びが大きいので、「CT」期間が残っているかどうかなどは気にならない。遊技店にとって「CT」期間の残分が消滅することで、払出率の管理をしやすくなり、かつ、1人の遊技者に利益を独占されなくなる。
一方、RBが発生したときには、「CT」期間を中断して、「RB遊技」を実行し、「RB遊技」が終了したら、「CT遊技」を再開し、「CT」期間を満了させる。遊技者は「RB遊技」が終了したとき、「CT遊技」が再開されると、「CT」期間がまだ残っていたことを知り喜ぶ。RBはBBよりも遊技者に与える利益が少ないので、このように「CT」を再開させても、1人の遊技者に与える利益は過剰ではない。
本実施例の態様においては、「CT」期間中、予め定めた状況になると、報知手段がそれを遊技者に知らせる。報知される状況は、例えば、CT解除条件の成立すなわち「CT」期間の終了が近づくこと、遊技者の損失が所定の量を越えることであり、そのいずれかが発生した時、報知手段の報知内容が変化することにより、遊技者に「CT」期間の進行状況を知らせることができる。このような報知によって、遊技者は、「CT遊技」が間もなく終了すること、自己の損失が大きいこと等を認識し、「CT遊技」を継続できるように停止操作を工夫したり、それ以上損失が増えないように遊技を打ち切ったりする等、状況に応じた対策をとることができる。
報知手段としては、例えば、液晶,CRT,LEDなどの視覚的表示手段、或いはブザーやスピーカなど、音で報知する音発生手段が好適に用いられる。これらの報知手段を用いる場合、予め定めた状況になった時、遊技機の制御手段からの信号で報知手段に所定の報知動作(発光体の点滅、特定の音の発生等)をさせることで、遊技者に認識させる。
報知手段は、上記の視覚的或いは聴覚的な手段だけでなく、これらの手段を駆動制御する報知制御部をも含む構成としてもよい。すなわち、報知手段は、予め定めた状況になった時、遊技機のマイコンとは別に報知制御部として設けたCPUで駆動されるようにしてもよい。
また、報知手段が、解除条件の成立前すなわちCTの終了前に、遊技者に有利な停止操作(例えば、複数のリールに対応した複数の停止ボタンの操作順序)を知らせるように構成した場合には、未熟練の遊技者でも、CT遊技を有利に実行することができる。更に、報知手段が、内部抽選による判定の結果、BB遊技、RB遊技などの開始される入賞があったことを知らせるようにしてもよい。
CTの解除条件を、遊技者の獲得した遊技媒体の枚数から遊技のために消費した遊技媒体の枚数を差し引いた「純増枚数」が所定の枚数に達することとした場合には、それを報知手段で報知することにより、遊技者は、遊技回数を増やすことがBB又はRBの入賞確率が増大し有利であるから、以後の遊技で入賞図柄にならないように停止操作を行うことができる。また、解除条件を、CT期間における遊技回数が所定回数に達することとした場合には、それを報知手段で報知することにより、遊技者は、遊技媒体を増やしたいとき、小さい利益が得られる入賞を狙って入賞回数を増やし、遊技媒体の獲得に力を入れることができる。
実施例のスロットマシンの外観を示す正面斜視図。 実施例のスロットマシンに用いられる回路構成を示すブロック図。 実施例のスロットマシンで行われる複数の遊技状態の関係図。 実施例のスロットマシンの図柄列。 実施例のスロットマシンのCT遊技の制御動作を表すフローチャート。 実施例のスロットマシンのCT遊技の制御動作を表すフローチャート。 実施例のスロットマシンのCT遊技の解除条件成立後の制御動作を表すフローチャート。
符号の説明
1…スロットマシン、2…キャビネット、3L,3C,3R…表示窓、4L,4C,4R…リール、5…スタートレバー、6…メダル投入口、7A…クレジット表示部、7B…払い出し表示部、8…C/Pスイッチ、9L,9C,9R…停止ボタン、10…発音部、11…演出部、12…メダル払出口、13…メダル受け部、14L,14C,14R…ステッピングモータ、15…スピーカ、16…表示面、20…マイコン、21…CPU、22…ROM、23…RAM、24…クロックパルス発生回路、25…分周器、26…乱数発生器、27…乱数サンプリング回路、30…ホッパー、31…モータ駆動回路、32…ホッパー駆動回路、33…メダル検出部、34…リール停止信号回路、35…リール位置検出回路、36…払出し完了信号回路、37…光源駆動回路、38…音出力回路。

Claims (3)

  1. 遊技に必要な複数の図柄を可変表示するものであり、前記複数の図柄が円周面に描かれた複数のリールであって、役物図柄が現れる間隔が第1の間隔のリール及びこの第1の間隔のリールに比べて前記役物図柄が現れる間隔がより近く均等な第2の間隔のリールを含む複数のリールと、前記複数のリールの各々について複数個の図柄を表示する表示窓とを備えた可変表示手段と、
    前記リールを夫々回転駆動するモータと、
    前記リールの回転を停止するために遊技者が操作するものであり、前記リールの夫々に対応して設けられた複数の停止ボタンと、
    前記停止ボタンの操作に応じて発生する停止信号を検出すると、乱数抽選による抽選の結果に基づいて前記モータの動作を制御するが、一定の条件下では、予め規定された終了条件が充足するまでの間、前記抽選の決定結果に基づかず、前記停止信号が検出されたことに基づいて、前記モータの動作を制御する制御部と、
    前記制御部により前記リールの回転が停止されたときに、前記表示窓で表示する図柄を前記複数のリールの各々について結ぶ所定のライン上に現れた図柄の組み合わせが前記役物図柄により構成される特定の図柄の組み合わせである場合に、当該特定の図柄の組み合わせに応じた遊技媒体を払い出す遊技媒体払出手段と、
    前記一定の条件下において行われる遊技で許容される遊技数の残存回数を計数する計数手段と、
    前記計数手段により計数された残存回数が0となったことを前記終了条件とし、前記計数手段により計数された回数が予め定められた特定の回数となったことを条件に、前記役物図柄が現れる間隔が前記第1の間隔のリールに対応して設けられた停止ボタンを最初に操作することを報知する報知手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 遊技に必要な複数の図柄を可変表示するものであり、前記複数の図柄が円周面に描かれた複数のリールであって、役物図柄が現れる間隔が第1の間隔のリール及びこの第1の間隔のリールに比べて前記役物図柄が現れる間隔がより近く均等な第2の間隔のリールを含む複数のリールと、前記複数のリールの各々について複数個の図柄を表示する表示窓とを備えた可変表示手段と、
    前記リールを夫々回転駆動するモータと、
    前記リールの回転を停止するために遊技者が操作するものであり、前記リールの夫々に対応して設けられた複数の停止ボタンと、
    前記停止ボタンの操作に応じて発生する停止信号を検出すると、乱数抽選による抽選の結果に基づいて前記モータの動作を制御するが、一定の条件下では、予め規定された終了条件が充足するまでの間、前記抽選の決定結果に基づかず、前記停止信号が検出されたことに基づいて、前記モータの動作を制御する制御部と、
    前記制御部により前記リールの回転が停止されたときに、前記表示窓で表示する図柄を前記複数のリールの各々について結ぶ所定のライン上に現れた図柄の組み合わせが前記役物図柄により構成される特定の図柄の組み合わせである場合に、当該特定の図柄の組み合わせに応じた遊技媒体を払い出す遊技媒体払出手段と、
    前記一定の条件下で前記遊技媒体払出手段により払い出された前記遊技媒体の数量から遊技に賭けられた遊技媒体の数量を減算した純増数量が所定の数量となったことを前記終了条件とし、前記純増数量が前記所定の数量よりも少ない数量であって予め定められた特定の数量となったことを条件に、前記役物図柄が現れる間隔が前記第2の間隔のリールに対応して設けられた停止ボタンを最初に操作することを報知する報知手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技機。
  3. 遊技に必要な複数の図柄を可変表示するものであり、前記複数の図柄が円周面に描かれた複数のリールであって、役物図柄が現れる間隔が第1の間隔のリール及びこの第1の間隔のリールに比べて前記役物図柄が現れる間隔がより近く均等な第2の間隔のリールを含む複数のリールと、前記複数のリールの各々について複数個の図柄を表示する表示窓とを備えた可変表示手段と、
    前記リールを夫々回転駆動するモータと、
    前記リールの回転を停止するために遊技者が操作するものであり、前記リールの夫々に対応して設けられた複数の停止ボタンと、
    前記停止ボタンの操作に応じて発生する停止信号を検出すると、乱数抽選による抽選の結果に基づいて前記モータの動作を制御するが、一定の条件下では、予め規定された終了条件が充足するまでの間、前記抽選の決定結果に基づかず、前記停止信号が検出されたことに基づいて、前記モータの動作を制御する制御部と、
    前記制御部により前記リールの回転が停止されたときに、前記表示窓で表示する図柄を前記複数のリールの各々について結ぶ所定のライン上に現れた図柄の組み合わせが前記役物図柄により構成される特定の図柄の組み合わせである場合に、当該特定の図柄の組み合わせに応じた遊技媒体を払い出す遊技媒体払出手段と、
    前記一定の条件下で遊技のために消費した遊技媒体の数量が前記遊技媒体払出手段により払い出された遊技媒体の数量に比べ、所定の数量よりも上回っていることを条件に、前記役物図柄が現れる間隔が前記第1の間隔のリールに対応して設けられた停止ボタンを最初に操作することを報知する報知手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技機。
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