JP2003299768A - 遊技機及びプログラム及び記憶媒体 - Google Patents
遊技機及びプログラム及び記憶媒体Info
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Abstract
と異なった停止操作を行った場合に、停止操作をやり直
せる遊技機及びプログラム及び記録媒体を提供する。 【解決手段】 遊技者の行ったストップボタンの操作が
LED23によってアシスト表示した順序に従っていな
いものであり、且つ、1回目の操作である場合は、制御
部30aは、そのストップボタンに対応するリールを停
止させず、サウンド制御部43によって、警告音声をス
ピーカ22から発する。ストップボタンの操作がアシス
ト表示と異なっていても、この操作が続けて繰り返され
た2回目であった場合は、制御部30aは、警告音声を
発せず、ストップボタンに対応するリールを停止させ
る。
Description
遊技場に設置して使用される遊技機に関するものであ
る。
されるスロットマシンはパチスロ機と称され、その遊技
媒体となっているメダルに一定の価値が与えられて、ゲ
ームを行って獲得したメダルを種々の景品に交換するこ
とができる。このため、遊技者はメダルを1枚でも多く
獲得することを目的としてゲームを行おうとするのが一
般である。大量のメダルを容易に獲得できるものとし
て、現在、ボーナスゲームモードを設けた機種が数多く
提供されている。ボーナスゲームモードには例えばビッ
グボーナス(以下、BBと記す)モードやレギュラーボ
ーナス(以下、RBと記す)モードなどがある。特にB
Bモードは、RBモードに所定回数移行されるととも
に、個々のRBモードに移行される前に、小役の当選確
率が高くなるRB導入モードに移行されるため、短期間
で大量のメダルを獲得することができる。
げて説明しているため、遊技媒体としてメダルを用いて
説明するが、遊技媒体としてはコインやパチンコ玉など
他の媒体も含む。また、「メダル(遊技媒体)投入」に
は、実際にメダル投入口にメダルを投入することの他
に、クレジットされたメダルをベットボタンなどにより
ベットすることを含む。さらに、本明細書中では、電子
抽選によって当選役に当たったことを当選、当選した当
選役に対応したリール図柄を入賞有効ライン上に揃える
ことが可能な状態を内部入賞、内部入賞した当選役に対
応したリール図柄が入賞有効ライン上に揃った状態を入
賞とする。
術として目押しがある。例えば、小役が内部入賞した場
合、ランダムなタイミングでストップボタンを操作して
しまうと、小役が内部入賞しているにも関わらず当選図
柄は入賞有効ライン上に揃わず入賞しない、いわゆる取
りこぼしが発生してしまうことがある。これを防ぐため
に、遊技者は移動表示される図柄を観察しながら、タイ
ミングを計ってストップボタンを操作する、いわゆる目
押しを行い、小役当選図柄を入賞有効ライン上で停止さ
せる必要がある。また、BBモード中のRB導入モード
においては、RB移行契機役が入賞有効ライン上に成立
することがRBモードに移行する条件となっているの
で、遊技者がRBモードへの移行を望まずにRB導入モ
ードを継続したい場合には、遊技者は目押しを行ってR
B移行契機役が成立しないようストップボタンを操作す
る、いわゆるハズシを行う。しかし、目押しを行うこと
は、遊技者にとっては非常に面倒であり、また、遊技者
の技量によっては目押しができないこともあった。
RBモードへ移行する条件となっているRB移行契機役
が内部入賞した場合に、遊技者がハズシを容易に行える
よう、例えば3つのリールとは別に設けられたサブリー
ルや、液晶パネルなどの表示器によって、ストップボタ
ンの操作順序を表示する機能を備えたものも提供されて
いる。これらの表示によって推奨された操作順序に従っ
てストップボタンを操作したときには、積極的にハズシ
を行うようにリールの停止制御が行われ、不慣れな遊技
者でも簡単にハズシができるようになる。
て推奨する順序の表示(以下、アシスト表示と記す)を
する機能が設けられた機種では、遊技者は表示された操
作順序に従ってストップボタンを操作することで容易に
メダルを獲得できるようになるため、遊技者のメダル獲
得への意欲を掻き立てて、ゲームへの興趣を盛り立てる
ことができる。
スロットマシンにおいては、アシスト表示がされても遊
技者が表示の意味を理解していなかったり、あるいは勘
違いして、アシスト表示されたものと異なった順序でス
トップボタンを操作してしまう場合や、表示の内容を理
解しても、不用意に、アシスト表示されたものと異なっ
た順序でストップボタンを操作をしてしまった場合など
は、メダルを獲得できる機会をみすみす逃すことなり、
遊技者はこれに不満を感じ、ひいてはゲームへの興趣を
削がれてしまうという問題があった。
らも、遊技者がアシスト表示されたものと異なったスト
ップボタンの操作を行った場合は、ストップボタンの操
作をやり直せるようにし、遊技者のゲームへの興趣を盛
り立てることができるようにした遊技機及びプログラム
及び記憶媒体を提供することを目的とする。
に、本発明の遊技機は、遊技開始手段の操作により当選
役を決定する当選役決定手段と、複数のリール毎に対応
して設けられたリール停止操作手段の操作に応答して、
前記当選役決定手段で決められた当選役を構成する図柄
が同一の入賞有効ライン上に停止するように、対応する
リールの停止制御を行うリール停止制御手段とを備え、
通常モードと特殊モードでのゲームが行われるととも
に、前記特殊モードのゲームでは、遊技上での利得を獲
得しやすくなるものであって、前記特殊モード下のゲー
ムで所定の当選役が前記当選役決定手段で決定されたこ
とに応じて、推奨する前記リール停止操作手段の操作順
序を遊技者に報知するリール停止操作順序報知手段と、
遊技者が前記リール停止操作手段の操作を、前記リール
停止操作順序報知手段によって報知された操作順序と異
なる操作順序で行った場合には、遊技者の操作順序が報
知された操作順序と異なっていることを遊技者に警告す
る操作順序警告手段とを備え、前記リール停止制御手段
は、遊技者が前記リール停止操作手段の操作を、前記リ
ール停止操作順序報知手段によって報知された操作順序
と異なる操作順序で行った場合には、遊技者の前記リー
ル停止操作手段の操作を無効として、前記リールを継続
して回転させることを特徴とするものである。これによ
り、報知された前記リールの停止操作順序と異なる停止
操作を遊技者が意図せずに行ってしまった場合にはリー
ルが停止しないので、遊技者は安心して遊技を行うこと
ができる。
が前記リール停止操作手段の操作を、前記リール停止操
作順序報知手段によって報知された操作順序と異なる操
作順序で行った場合であって、且つ同じ前記リール停止
操作手段の操作が続けて2回繰り返されたときには、2
回目の前記リール停止操作手段の操作に応答して前記リ
ールを停止させることが好適である。これにより、報知
されたものと異なる操作順序でリールを停止させること
を遊技者が望んだ場合には、これを行うことが可能とな
り、遊技者の興趣を盛り立てることができる。
前記リール停止操作手段の操作を、前記リール停止操作
順序報知手段によって報知された操作順序と異なる操作
順序で行った場合であって、且つ同じ操作順序で前記リ
ール停止操作手段の操作が続けて2回繰り返されたとき
には、2回目の前記リール停止操作手段の操作に対して
は警告することを取り止めることが好適である。
の操作により当選役を決定する当選役決定手段と、複数
のリール毎に対応して設けられたリール停止操作手段の
操作に応答して、前記当選役決定手段で決められた当選
役を構成する図柄が同一の入賞有効ライン上に停止する
ように、対応するリールの停止制御を行うリール停止制
御手段と、前記特殊モード下のゲームで所定の当選役が
前記当選役決定手段で決定されたことに応じて、推奨す
る前記リール停止操作手段の操作順序を遊技者に報知す
るリール停止操作順序報知手段と、遊技者が前記リール
停止操作手段の操作を、前記リール停止操作順序報知手
段によって報知された操作順序と異なる操作順序で行っ
た場合には、遊技者の操作順序が報知された操作順序と
異なっていることを遊技者に警告する操作順序警告手段
として、遊技機のコンピュータを機能させるためのもの
である。
プログラムを記憶されるとともに、そのプログラムをコ
ンピュータで読み取ることのできるものである。
マシンの外観斜視図を示す。スロットマシン10は、通
常モード、BBモード、RBモード、RB導入モードが
設けられている。BBモードは、RBモードに3回移行
されるか、またはRB導入モードにおけるゲームが30
回行われることが終了条件となっている。RB導入モー
ドにおいてRB移行契機役が入賞するとRBモードに移
行される。RBモードは所定の当選役に8回当選する
か、または12回のゲームが行われると終了する。
12に4個の表示窓13が設けられ、各々の表示窓13
の奥に第1リール14a、第2リール14b、第3リー
ル14c及びサブリール15が回転自在に組み込まれて
いる。周知のように、第1〜第3リール14a〜14c
の外周には複数種類の図柄が一定ピッチで配列され、リ
ールが停止した状態では表示窓13を通して1リール当
たり3個の図柄が観察可能になる。これにより、各リー
ルの図柄を1個ずつ組み合わせた直線状の入賞有効ライ
ンが横3本斜め2本の合計5本が設定される。また、右
端のサブリール15は、所定要件の下に、内部入賞した
小役やボーナスモードへの移行の決定がなされたことな
どを遊技者に報知するために設けられており、そのため
の複数種類の図柄が配列されている。
から1枚のメダルを投入したときには中央横一本の入賞
有効ラインが有効化され、2枚では横3本、3枚ではさ
らに斜め2本を加えた5本の入賞有効ラインが有効化さ
れる。また、メダルは50枚を限度にクレジット(貯
留)することが可能になっており、クレジットされてい
るメダルの枚数は、クレジット表示器17により表示さ
れる。なお、表示窓13から1リール当たり例えば4個
ずつの図柄を観察できるようにしておき、横4本の入賞
有効ラインのほかに、各リール毎に図柄を一個ずつ組み
合わせるように折れ曲がった別の入賞有効ラインを設定
することも可能である。
を操作することにより、各ボタンに対応した第1〜第3
リール14a〜14cが個別に停止される。ストップボ
タン19a〜19cの上方の操作パネルには、メダルが
クレジットされた状態でゲームを行うときに操作される
1ベットボタン、MAXベットボタン、ペイアウトボタ
ンなどの各種の操作ボタンが設けられている。これらの
操作ボタンの機能はいずれも周知であるのでその詳細に
ついては省略する。
設けられており、このメダル受け皿20には、ゲームで
入賞が得られたときに払い出し口21から払い出される
配当メダルが貯留される。
ためのLED23が設けられている。LED23によっ
て、ストップボタン19a〜19cの操作順序を示す図
柄が表示され、遊技者は表示に従った操作順序でストッ
プボタン19a〜19cを操作することで容易にハズシ
を行えるようになる。
ためと、アシスト表示されたものと遊技者の操作が異な
っていた場合に警告を発するためのスピーカ22が設け
られている。なお、スピーカ22は、図1では左右に1
個ずつ設けられているが、個数及び設ける位置について
は他の態様であっても構わない。
作動は基本的にCPU30及びメモリ31を含むマイク
ロコンピュータによって管制される。CPU30には制
御部30aの他、後述するゲーム回数カウンタ33、電
子抽選部41、当選役決定部42、サウンド制御部4
3、ストップ信号検証部44、LED制御部47が設け
られている。サウンド制御部43は、制御部30aから
入力されたサウンド信号に応じてサウンドドライバ46
を介してスピーカ22から音声を発する。また、LED
制御部47は、制御部30aから入力された画像信号に
応じてLED23に画像を表示する。
投入された適正なメダルを検知し、制御部30aに入力
する。メダル投入口16の奥にはセレクタが組み込ま
れ、不適正なメダルはメダル受け皿20に排出される。
また、セレクタは不適切なタイミングでメダルの投入が
行われたとき、例えばゲームの途中や各種の操作ボタン
が押されたままの状態で投入されたメダルについても、
メダルセンサ32を経由させずにメダル受け皿20に排
出する。
ダルの枚数は1〜3枚に限られているため、クレジット
機能を用いていないときには4枚目以降に投入されたメ
ダルもメダルセンサ32で検知されることなくメダル受
け皿20に排出される。クレジット機能のオン/オフは
ペイアウトボタンの1プッシュ毎に切替えられる。
には4枚目以降に投入されたメダルもメダルセンサ32
で検知され、50枚を限度にスロットマシン内部にクレ
ジットされる。クレジットされたメダルの枚数はクレジ
ット枚数表示器でデジタル表示される。クレジット機能
を用いているときには、前述した1ベットボタンやMA
Xベットボタンの操作によりメダルの投入操作が行わ
れ、そのベット枚数がクレジット枚数から逐次に減算さ
れる。また、ゲームが行われて、メダルの払い出しを伴
う入賞が得られたときには配当メダルもクレジットさ
れ、ペイアウトボタンを操作したときにクレジットされ
たメダルが受け皿20に払い出される。
投入された1〜3枚のメダルの枚数をメダルセンサ32
からの検知信号に基づいて計数し、これにより入賞有効
ラインの有効化本数を決定する。また、ゲームの開始毎
に投入されたメダルのベット枚数は制御部30aの内部
に設けられたカウンタで積算して計数される。なお、ク
レジット枚数は図示を省略した別のクレジットメダルカ
ウンタで計数される。
メダルが投入された後、スタートレバー18が操作され
たときにオンとなり、ゲームスタート信号を制御部30
aに入力する。そして、ゲームスタート信号が入力され
る毎に、ゲーム回数カウンタ33のカウント値が「1」
だけインクリメントされる。したがって、ゲーム回数カ
ウンタ33のカウント値を参照することによって、この
スロットマシン2で実行されたゲームの回数を識別する
ことができる。ゲームスタート信号を受けて、制御部3
0aはメモリ31のROM領域に格納されたゲーム実行
プログラムに基づいて第1〜第3リール14a〜14c
を回転させるとともにゲームの処理を開始する。
動コントローラ35によって行われる。それぞれのリー
ルは個別のステッピングモータ36a〜36dの駆動軸
に固着され、各ステッピングモータ36a〜36dの駆
動を制御することにより各リールの制御が行われる。な
お、メモリ31のRAM領域はワーキングエリアとなっ
ており、毎回のゲーム毎に利用されるフラグやデータな
どの一時的保管や書き換えなどに用いられる。
された駆動パルスの個数に応じた回転角で回転するか
ら、制御部30aにより駆動パルスの供給個数を制御す
ることによって第1〜第3リール14a〜14c及びサ
ブリール15の回転角を制御することができ、また駆動
パルスの供給を絶つことによりリールの停止位置を決め
ることができる。また、各リールには、その基準位置に
反射信号部37a〜37dが一体に形成され、その一回
転毎にフォトセンサ38a〜38dがそれぞれの反射信
号部の通過を光電検出する。フォトセンサ38a〜38
dによる検知信号は、リール毎のリセット信号として制
御部30aに入力される。
6a〜36d毎にパルスカウンタが設けられ、各々のス
テッピングモータ36a〜36dに供給された駆動パル
スの個数を計数する。そして、フォトセンサ38a〜3
8dからリセット信号が入力されたときに、対応するパ
ルスカウンタのカウント値をクリアする。したがって、
それぞれのパルスカウンタには、各リールの1回転内の
回転角に対応した駆動パルスの個数が逐次に更新しなが
ら保存されることになる。
が格納され、図柄テーブルには、各リールの基準位置か
らの回転角に対応した駆動パルスの個数と、リールに一
定ピッチで配列されたそれぞれの図柄を表す図柄コード
とが対応づけられている。したがって、リール毎にパル
スカウンタのカウント値を監視することによって、例え
ば中央の入賞有効ライン上にどの図柄が移動してきてい
るのかを識別することができ、また、さらにどの程度リ
ールを回転させれば目的の図柄がその入賞有効ライン上
に移動してくるのかを予測することができる。
センサが設けられており、ストップボタン19a〜19
cが操作されたときに制御部30aにリール毎のストッ
プ信号を入力する。スタートレバー18を操作して全リ
ールの回転が始まり、これらの回転が定常速度に達した
時点でストップボタン19a〜19cの操作が有効化さ
れる。その後、これらを操作することによってそれぞれ
対応する第1〜第3リール14a〜14cの停止制御が
開始される。なお、複数のストップボタンを操作したと
きにはタイミングの早い方のリールだけが停止し、完全
に同時操作したときにはいずれのリールも停止しない。
御は、当選絵柄4個分の範囲(引き込み範囲)内で行わ
れ、例えばストップボタン19a〜19cが操作された
ときに、入賞有効ライン上に位置している当選絵柄から
連続する4個の当選絵柄の中に、抽選で当選した当選役
を構成する当選絵柄が含まれている場合には、第1〜第
3リール14a〜14cが停止するまでの時間が遅らせ
られ、当選役を構成する当選絵柄が入賞有効ライン上に
停止される。
停止制御を行うに際し、ストップボタン19a〜19c
の操作に先立ってアシスト表示が行われていた場合、制
御部30aはストップ信号検証部44によって、操作さ
れたストップボタンがアシスト表示した順序に従ってい
るか否かを検証する。操作されたストップボタンがアシ
スト表示した順序に従ったものであれば、制御部30a
は、操作されたストップボタンに対応したリールを、リ
ール駆動コントローラ35を介して停止させる。操作さ
れたストップボタンがアシスト表示した順序と異なった
ものであれば、制御部30aは、操作されたストップボ
タンから入力されたストップ信号を無効とし、操作され
たストップボタンに対応したリールを継続して回転させ
る。ただし、操作されたストップボタンがアシスト表示
した順序と異なったものであっても、同じストップボタ
ンの操作が続けて2回繰り返された場合には、2回目の
操作がされたときに、制御部30aは、操作されたスト
ップボタンに対応したリールを、リール駆動コントロー
ラ35を介して停止させる。このように、ストップボタ
ン14a〜14cはリール停止操作手段として機能し、
制御部30a及びリール駆動コントローラ35及びスト
ップ信号検証部44はリール停止制御手段として機能す
る。
けて電子抽選部41を作動させる。電子抽選部41は乱
数発生器と乱数値サンプリング回路とを含み、ゲームが
開始される毎に1つの乱数値を抽選する。抽選された乱
数値は当選役決定部42に入力される。当選役決定部4
2では、入力された値に応じて現在実行されたゲームで
どのような当選役を与えるかを決定する。このように電
子抽選部41及び当選役決定部42は当選役決定手段と
して機能する。
さに応じてグループ分けした当選テーブルが複数設けら
れている。当選テーブルは各モードにおいて適宜選択さ
れて用いられる。例えば、通常モードで用いられる当選
テーブルは、サンプリングされた乱数値が、BBモード
に移行する権利を与えるBB、所定枚数のメダルの払い
出しだけを行う小役当選図柄に対応する小役、メダルの
投入なしに同じベット数で次回のゲームを行う権利を与
えるリプレイ、一切当たりを発生させないハズレなどの
いずれの図柄に属しているかの判定、即ち当選判定に用
いられる。なお、小役当選図柄は複数種類あり、それぞ
れに配当メダルが割り当てられている。そして、サンプ
リングされた乱数値がいずれの当選図柄に属した値であ
るかによって当選の種類と図柄が決められる。当選役決
定部42で決定されたハズレまたは当選役の種類を表す
当選役決定信号は制御部30aに入力される。
選役決定部42でRB移行契機役が当選役として決定さ
れると、制御部30aは、RB移行契機役に対応する図
柄を入賞有効ラインに揃えない、即ちハズシを行えるよ
う推奨する、ストップボタン19a〜19cの操作順序
を示す図柄を、LED制御部47を介してLED23に
表示する。これにより、制御部30a及びLED制御部
47及びLED23はリール停止操作順序報知手段とし
て機能する。なお、アシスト表示として表示するものは
図柄に限らず、例えば、マークや数字などにしても良
い。なお、LED23にアシスト表示を行わない場合に
は、LED23にアシスト表示でない様々な演出のため
の図柄等を表示しても良い。
ストップボタンがアシスト表示した順序と異なったもの
であった場合、制御部30aは、遊技者に対し警告音声
を発するサウンドプログラムをメモリ31より読み出
し、このサウンドプログラムに基づいたサウンド信号を
サウンド制御部43に入力する。サウンド制御部43
は、サウンドドライバ46を介してスピーカ22から遊
技者に対して警告音声を、例えば「ええ根性しとるの
〜」といったものを発する。これによって、遊技者はア
シスト表示された順序と自分の操作が異なったものであ
ることを認識し、操作をやり直すか、あるいは同じ操作
を繰り返すか判断することができる。ただし、操作され
たストップボタンがアシスト表示と異なったものであっ
ても、同じストップボタンの操作が続けて2回繰り返さ
れた場合には、2回目の操作がされたときに、制御部3
0aは、操作されたストップボタンに対する警告音声を
発することを取り止める。このように、制御部30a及
びサウンド制御部43及びサウンドドライバ46及びス
ピーカ22は、操作順序警告手段として機能する。
じて規定枚数の配当メダルをメダル受け皿20に払い出
すか、あるいはクレジットカウンタにその規定枚数を加
算する。なお、当選役の種類毎に配当メダルの枚数を決
めた配当テーブルはメモリ31のROM領域に格納され
ており、制御部30aがこれを読み取ってメダルホッパ
ー48を駆動する。
ンの作用について図3のフローチャートに基づき説明す
る。ただし、図3は、RB導入モードにおける1ゲーム
の流れを示している。先ずゲームの開始に先立ってメダ
ルが1〜3枚投入されると、メダルセンサ32はこれを
検知し、制御部30aに検知信号を入力する。
制御部30aにゲームスタート信号が入力され、電子抽
選部41が乱数をサンプリングし、その値を当選役決定
部42が当選テーブルと照合して、ハズレまたは当選役
の種類が決定される。当選役決定部42でハズレまたは
当選役の種類が決定されると、当選役決定信号が制御部
30aにフィードバックされる。
ドバックされると、第1〜第3リール14a〜14cを
一斉に回転させる。さらに、当選役としてRB移行契機
役が決定されていた場合はアシスト表示を行い、ハズレ
または他の当選役が決定されていた場合はアシスト表示
を行わない。アシスト表示を行う場合には、制御部30
aはLED制御部47を介してLED23にアシスト表
示を行う。
9cのいずれかが操作されると、ストップ信号が制御部
30に入力される。ストップボタン19a〜19cの操
作に先立ってアシスト表示が行われていた場合、制御部
30aはストップ信号検証部44によって、操作された
ストップボタンがアシスト表示した順序に従ったもので
あるか否かを検証する。ストップボタンの操作がアシス
ト表示した順序に従ったものであれば、制御部30aは
リール駆動コントローラ35によって、ストップボタン
に対応したリールを停止させる。
した順序に従っていないものであるとき、制御部30a
は先ず、その操作が続けて2回繰り返されたものでない
か、即ち、1回目の操作であるか、続けて繰り返された
2回目の操作であるかを判断する。続けて繰り返された
2回目の操作であった場合は、制御部30aはリール駆
動コントローラ35によって、ストップボタンに対応し
たリールを停止させる。
した順序に従っていないものであり、且つ、1回目の操
作である場合、制御部30aはそのストップボタンから
のストップ信号を無効とし、ストップボタンに対応した
リールを継続して回転させる。さらに、制御部30aは
遊技者に対し、サウンド制御部43を介して、ストップ
ボタンの操作がアシスト表示したものと異なっている旨
の警告音声をスピーカ22から発する。これにより、遊
技者はアシスト表示された操作順序に対して自分の操作
が異なったことを認識し、操作をやり直すか、あるいは
同じ操作を繰り返すか判断することができる。
作に対し上記の手順が繰り返され、第1〜第3リール1
4a〜14cの全てが停止すると、入賞の判定が行われ
る。いずれかの小役が入賞していれば、その小役に応じ
た規定枚数の配当メダルがメダルホッパー48より払い
出される。遊技者がアシスト表示に従ってストップボタ
ン19a〜19cを操作した場合は、制御部30a及び
リール駆動コントローラ35による停止制御が、RB移
行契機役が入賞しないようにリール14a〜14cを停
止させる。
スク,ICメモリ,MO等)60をスロットマシン10
にインストールする例を示しており、記憶媒体60には
図3のフローチャートで示すような手段を、CPU30
とメモリ31とを含むコンピュータ61で実現するため
のプログラムが格納されている。この場合、例えば、リ
ール停止操作手段、リール停止制御手段、リール停止操
作順序報知手段、及び操作順序警告手段をコンピュータ
61で実現するためのプログラムを記憶媒体60に記憶
する。そして、この記憶媒体60を読み取り装置62に
装填して、プログラムをスロットマシン10にインスト
ールする。
してインストールする代わりに、インターネットを利用
して、スロットマシンに配信させることができる。ま
た、上記プログラムに、ゲームを開始させる機能、リー
ルを回す機能、リールを停止させるための機能等のスロ
ットマシンの基本動作を実行させるプログラムを追加す
ることで、パソコンにインストールし、モニタ上でスロ
ットマシンゲームを行うことができる。
ードおけるRB導入モードのゲームに用いたが、スロッ
トマシンにATモードなどの他の特殊モードを設けて、
これに用いても良い。ATモードとは、内部入賞してい
る小役を遊技者が入賞させ易くなるように、入賞有効ラ
イン上に停止させる図柄やストップボタンの操作順序な
どを、例えば、入賞有効ラインに関わる3つのリールと
は別個に設けられたサブリールや液晶パネルなどによっ
て表示し、遊技者のストップボタンの操作を促すアシス
ト表示を所定期間行うモードである。
体としてLEDを用いたが、遊技者にストップボタンの
操作順序を報知できるものであれば、液晶画面表示、照
明ランプ表示、音声表示などを適宜用いても良い。
タンがアシスト表示した順序と異なっていた場合にスピ
ーカからの音声による警告を行ったが、遊技者に警告を
報知できるものであれば、LED表示、液晶画面表示、
証明ランプ表示などを適宜用いても良い。
ト表示が行われていながらも、遊技者がアシスト表示さ
れたされたものと異なったストップボタンの操作を行っ
た場合は、ストップボタンの操作を無効としてリールを
継続して回転させるので、遊技者はストップボタンの操
作をやり直すことができ、したがって、遊技者の不満を
取り除き、ゲームへの興趣を盛り立てることができる。
斜視図である。
示す機能ブロック図である。
ートである。
マシンにインストールする場合の説明図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 遊技開始手段の操作により当選役を決定
する当選役決定手段と、複数のリール毎に対応して設け
られたリール停止操作手段の操作に応答して、前記当選
役決定手段で決められた当選役を構成する図柄が同一の
入賞有効ライン上に停止するように、対応するリールの
停止制御を行うリール停止制御手段とを備え、通常モー
ドと特殊モードでのゲームが行われるとともに、前記特
殊モードのゲームでは、遊技上での利得を獲得しやすく
なる遊技機において、 前記特殊モード下のゲームで所定の当選役が前記当選役
決定手段で決定されたことに応じて、推奨する前記リー
ル停止操作手段の操作順序を遊技者に報知するリール停
止操作順序報知手段と、 遊技者が前記リール停止操作手段の操作を、前記リール
停止操作順序報知手段によって報知された操作順序と異
なる操作順序で行った場合には、遊技者の操作順序が報
知された操作順序と異なっていることを遊技者に警告す
る操作順序警告手段とを備え、 前記リール停止制御手段は、遊技者が前記リール停止操
作手段の操作を、前記リール停止操作順序報知手段によ
って報知された操作順序と異なる操作順序で行った場合
には、遊技者の前記リール停止操作手段の操作を無効と
して、前記リールを継続して回転させることを特徴とす
る遊技機。 - 【請求項2】 前記リール停止制御手段は、遊技者が前
記リール停止操作手段の操作を、前記リール停止操作順
序報知手段によって報知された操作順序と異なる操作順
序で行った場合であって、且つ同じ前記リール停止操作
手段の操作が続けて2回繰り返されたときには、2回目
の前記リール停止操作手段の操作に応答して前記リール
を停止させることを特徴とする請求項1記載の遊技機。 - 【請求項3】 前記操作順序警告手段は、遊技者が前記
リール停止操作手段の操作を、前記リール停止操作順序
報知手段によって報知された操作順序と異なる操作順序
で行った場合であって、且つ同じ操作順序で前記リール
停止操作手段の操作が続けて2回繰り返されたときに
は、2回目の前記リール停止操作手段の操作に対しては
警告することを取り止めることを特徴とする請求項1ま
たは請求項2記載の遊技機。 - 【請求項4】 遊技開始手段の操作により当選役を決定
する当選役決定手段と、複数のリール毎に対応して設け
られたリール停止操作手段の操作に応答して、前記当選
役決定手段で決められた当選役を構成する図柄が同一の
入賞有効ライン上に停止するように、対応するリールの
停止制御を行うリール停止制御手段と、前記特殊モード
下のゲームで所定の当選役が前記当選役決定手段で決定
されたことに応じて、推奨する前記リール停止操作手段
の操作順序を遊技者に報知するリール停止操作順序報知
手段と、遊技者が前記リール停止操作手段の操作を、前
記リール停止操作順序報知手段によって報知された操作
順序と異なる操作順序で行った場合には、遊技者の操作
順序が報知された操作順序と異なっていることを遊技者
に警告する操作順序警告手段として、遊技機のコンピュ
ータを機能させるためのプログラム。 - 【請求項5】 請求項4記載のプログラムを記憶したコ
ンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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JP2002106419A JP4097975B2 (ja) | 2002-04-09 | 2002-04-09 | 遊技機及びプログラム及び記憶媒体 |
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