JP2926252B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2926252B2
JP2926252B2 JP2045649A JP4564990A JP2926252B2 JP 2926252 B2 JP2926252 B2 JP 2926252B2 JP 2045649 A JP2045649 A JP 2045649A JP 4564990 A JP4564990 A JP 4564990A JP 2926252 B2 JP2926252 B2 JP 2926252B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、複数種類の識別情報を可変表示可能な可変
表示部を複数有し、これら複数の可変表示部の組み合わ
せにより形成される複数の有効ラインが予め定められた
可変表示装置を遊技盤に配設するとともに、該可変表示
装置における複数の可変表示部を可変表示させ、予め定
められた所定条件によって該可変表示を順次停止させる
可変表示制御手段を備え、複数の可変表示部の停止時に
おける表示結果として、前記有効ライン上の各可変表示
部に表示された識別情報の組合せが、予め定められた特
別な識別情報の組合せである特別態様を形成した際に
は、遊技者へ所定の遊技価値を付与する遊技機に関する
ものである。
〈従来の技術〉 従来の遊技機には、複数の識別情報を可変表可能な可
変表示部を複数有する可変表示装置を備え、遊技球が始
動入賞口に入賞する等の所定条件が達成されることに伴
って前記可変表示装置の各可変表示部で可変表示を開始
し、予め設定された所定時間毎に各可変表示部の可変表
示を順次停止させ、各可変表示部に停止した識別情報の
組合せが、特別態様となった際に、変動入賞装置を遊技
者にとって有利な状態に変換する等の所定の遊技価値を
付与可能にしたものがある。
なお、上記のような遊技機の可変表示装置では、複数
の可変表示部の組合せにより形成される有効ラインが予
め定められており、複数の可変表示部の停止時における
表示結果として、前記有効ライン上の各可変表示部に表
示された識別情報の組合せによって、上記特別態様を形
成するものとなっている。
〈発明が解決しようとする課題〉 上記のような従来の遊技機においては、遊技中の遊技
者にとって、可変表示の停止結果がどのようになるかに
興味が集中するため、この可変表示の停止結果が出るま
でに如何に遊技者に特別態様の期待感を持たせるかが、
遊技の興趣を向上させる上で非常に重要となっているも
のの、可変表示装置における各可変表示部での可変表示
を停止させる際には、各可変表示部の可変表示を同一の
短い間隔で順次停止させていたため、可変表示の状態か
ら瞬時に停止結果が出てしまうこととなり、遊技者の期
待感を高めるには不十分であり、遊技上の興趣を十分に
満喫できるものではなかった。
特に可変表示が行われている際にも遊技者は遊技球の
弾発を継続しているため、遊技中の遊技者は弾発された
遊技球の落下軌道に目を奪われていることも多く、気が
付かないうちに可変表示の停止結果が出てしまう場合も
ある。
しかも、最近では、上記有効ラインを複数設定して、
その複数の有効ライン上の何れにおいても特別態様が形
成する可能性を持たせることで、遊技者の期待感を向上
させ得るようにした遊技機も考えられているが、この様
な遊技機においても、上記のように瞬時に可変表示を停
止させてしまうと、その停止過程において特別態様の可
能性が有るか無いかを明確に認識できないばかりか、複
数の有効ラインのうちどの有効ラインで特別態様の可能
性があるのかすらも認識できないような場合もある。し
たがって、せっかくの遊技者の期待感を向上させ得る複
数の有効ライン構成を備える遊技機としても、その構成
により遊技者が得られる期待感を十分に高めるものとは
ならないばかりか、遊技に不慣れな遊技者等にとって
は、かえって特別態様の認識をし辛くしてしまい、興趣
を減退させる虞れもあった。
そこで、可変表示装置の各可変表示部での可変表示が
順次停止する過程において特別態様が形成される可能性
が発生した場合の遊技者の期待感が高まる状態を十分に
満喫できるようにするとともに、特別態様が形成される
可能性の有る状態及びその有効ラインを遊技者に分かり
易く報知することで、特別態様の形成に対する期待感を
遊技者に十分に与えて、遊技の興趣を更に高め得る遊技
機が望まれている。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するために、請求項1に係る遊技機
は、複数種類の識別情報を可変表示可能な可変表示部
(例えば、第1〜第4可変表示窓28a〜28d,上部移動点
滅表示窓29,右部移動点滅表示窓30,下部移動点滅表示窓
31,左部移動点滅表示窓32)を複数有し、これら複数の
可変表示部の組み合わせにより形成される複数の有効ラ
インが予め定められた可変表示装置(7)を遊技盤
(4)に配設するとともに、該可変表示装置における複
数の可変表示部を可変表示させ、予め定められた所定条
件によって該可変表示を順次停止させる可変表示制御手
段(例えば、電気的制御装置39)を備え、複数の可変表
示部の停止時における表示結果として、前記有効ライン
上の各可変表示部に表示された識別情報の組合せが、予
め定められた特別な識別情報の組合せである特別態様を
形成した際には、遊技者へ所定の遊技価値を付与する遊
技機(例えば、パチンコ機1)において、前記可変表示
制御手段は、前記有効ライン上の可変表示部の一部が可
変表示を継続している状態で、有効ライン上における可
変表示が既に停止された可変表示部の識別情報が特別態
様の形成される条件を満たしているリーチ表示態様とな
った場合には、通常の可変表示時間(例えば、1.152
秒)よりも長いリーチ可変表示時間(例えば、4.608
秒)により前記一部の可変表示部を継続して可変表示さ
せるリーチ可変表示制御手段(例えば、CPU・ROM・RAM
を有する電気的制御装置39)を含み、前記リーチ可変表
示制御手段により前記一部の可変表示部において可変表
示が行われているリーチ状態を報知可能な報知手段(例
えば、リーチ表示態様表示ランプ4b,スピーカ59,縁部発
光体25…,CPU・ROM・RAMを含む電気的制御装置39等)を
備え、前記報知手段は、前記複数の有効ラインのうち前
記リーチ表示態様を形成した有効ラインを選択して、当
該リーチ表示態様を形成した有効ラインを遊技者に識別
可能に報知する有効ライン報知手段(例えば、縁部発光
体25…,CPU・ROM・RAMを含む電気的制御装置39等)を含
んでいる構成とした。
また、請求項2に係る遊技機は、上記請求項1におい
て、前記報知手段は、更に、前記有効ライン報知手段と
は別に前記リーチ状態を所定の発光表示により報知可能
な発光報知手段(例えば、リーチ表示態様表示ランプ4
b,CPU・ROM・RAMを含む電気的制御装置39等)を含み、
前記リーチ状態の発生に基づき、前記有効ライン報知手
段による前記リーチ表示態様を形成した有効ラインの報
知を前記可変表示装置において行い、且つ、前記発光報
知手段による報知を前記遊技盤の外縁部に配設された発
光表示部(例えば、リーチ表示態様表示ランプ4b)にお
いて行うようにしたものである。
また、請求項3に係る遊技機は、上記請求項1または
請求項2において、前記有効ライン報知手段が、前記複
数の有効ラインのうち所定数の有効ライン上において複
数のリーチ表示態様が重複して成立した際には、当該複
数のリーチ表示態様を形成した各々の有効ラインを識別
可能に報知するようにしたものである。
〈作用〉 したがって、請求項1に係る遊技機においては、可変
表示制御手段の制御により、可変表示装置における複数
の可変表示部が可変表示し、予め定められた所定条件に
よって該可変表示が順次停止され、有効ライン上の可変
表示部の一部が可変表示を継続している状態で、有効ラ
イン上における可変表示が既に停止された可変表示部の
識別情報が特別態様の形成される条件を満たしているリ
ーチ表示態様となった場合には、リーチ可変表示制御手
段の制御により、通常の可変表示時間よりも長いリーチ
可変表示時間により前記一部の可変表示部において継続
して可変表示が行われると共に、当該リーチ状態が報知
手段により報知され、この報知手段に含まれる有効ライ
ン報知手段により、複数の有効ラインのうち前記リーチ
表示態様を形成した有効ラインが遊技者に識別可能に報
知される。
また、請求項2に係る遊技機においては、前記報知手
段が、更に、前記有効ライン報知手段とは別に前記リー
チ状態を所定の発光表示により報知可能な発光報知手段
を含むものとし、前記リーチ状態の発生に基づき、前記
有効ライン報知手段により前記リーチ表示態様を形成し
た有効ラインの報知が前記可変表示装置において行わ
れ、且つ、前記発光報知手段による報知が前記遊技盤の
外縁部に配設された発光表示部において行われることと
なる。
また、請求項3に係る遊技機においては、前記複数の
有効ラインのうち所定数の有効ライン上において複数の
リーチ表示態様が重複して成立した際には、前記有効ラ
イン報知手段により、当該複数のリーチ表示態様を形成
した所定数の有効ラインが識別可能に報知されることと
なる。
〈実施例〉 次に、本発明の一実施例を添付図面に基づいて詳細に
説明する。
遊技機たるパチンコ機1は第1図に示すごとく、額縁
状の前面枠2へ球供給皿3等を設けると共に、前面枠2
の窓部を後方から塞ぐように遊技盤4を設けてある。な
お、前面枠2の窓部には前面ガラスを配してあると共
に、前面枠2の上部には特別遊技表示ランプ2aを設けて
ある。
前記遊技盤4は表面にガイドレール5で囲まれた遊技
部6を有し、該遊技部6内のほぼ中央部には可変表示装
置7を、該可変表示装置7の適宜下方には変動入賞装置
8を夫々設けてあると共に、遊技部内を流下する打球が
入賞可能な入賞口を備える一般入賞具9…、第1〜第3
特定入賞具10a〜10c等を適宜に配してある。また、各特
定入賞具10a〜10c内には前記可変表示装置7を始動させ
るための始動スイッチ11a〜11cをそれぞれ設けてあり、
該始動スイッチ11a〜11cは各特定入賞具10a〜10cに入賞
した入賞球によってオンさせられる。
なお、遊技部6内には図示省略の釘や各種風車12等を
所要位置に設けてあり、遊技部6を流下する遊技球の流
下方向に変化を与えることで、遊技上の興趣を高めるよ
うにしてあると共に、前記変動入賞装置8の入賞口(後
に詳述する)や一般入賞具9、第1〜第3特定入賞具10
a〜10cに入賞しなかった遊技球を遊技盤4の裏面側へ排
出するためのアウト口13を中央下部に設けてある。
また、遊技盤4の左右上部2隅にはパチンコ機1が使
用可能状態にあることを表示する作動表示ランプ4a及び
補助遊技中にリーチ表示態様が形成されたことを表示す
るリーチ表示態様表示ランプ4bを、遊技部6内左右適所
には遊技状態に応じて点灯もしくは点滅させることで装
飾性を高める第1装飾ランプ4cを夫々設けてある。
上記した可変表示装置7は、第3図〜第7図に示すよ
うに、遊技盤4に取り付けるためのネジ孔および方形の
開口部を有する取付基板14の開口縁部より前後に適宜延
出する所要形状の枠体15を設け、該枠体15の背面側から
開口部を閉塞するように前面カバー16を配し、該前面カ
バー16の背面側へ発光表示面が臨むように発光基板17を
配し、該発光基板17の背面側を閉塞するように背面カバ
ー18を設けてある。なお、背面カバー18の背面側には所
要形状の通気孔18aを適宜に開設してあり、該背面カバ
ー18より発光基板17への信号線を引き込むと共に、発光
基板17より発生した熱を外部へ逃がすようにしてある。
また、枠体15の前面側上部には前面板19を設けて、可
変表示装置7の上部に上部入賞口20が形成されるように
してあり、該上部入賞口20および前記一般入賞具9に遊
技球が入賞した場合は例えば13個の賞球が排出されるよ
うにしてある。
前記発光基板17の四隅部、例えば左側上部に第1可変
表示器21を、左側下部に第2可変表示器22を、右側上部
に第3可変表示器23を、右側下部に第4可変表示器24を
それぞれ設けてあり、各可変表示器21〜24はそれぞれ適
宜大きさの7セグメントからなる可変表示器によって構
成してあり、各種英数字の表示が可能なものとしてあ
る。
発光基板17の外縁部には発光ダイオード等によって形
成した縁部発光体25…を所要間隔毎に設け、前記第1〜
第4可変表示器21〜24を取り巻く疑似的な発光ラインが
形成できるようにしてある。この縁部発光体25の配設位
置に対応する前面カバー16の適所には発光体ガイド孔26
…を設けてあり、該発光体ガイド孔26より縁部発光体25
は前面カバー16の前面側に突出し、この突出状態にある
縁部発光体25の前面へ臨むように縁部カバー27を前面カ
バー16へ取り付ける。かくすることにより、パチンコ機
1の前面側より可変表示装置7を見た場合に、縁部発光
体25を適宜発光させることによる疑似的な発光ラインを
一層明確にすることが可能となる。
なお、前記前面カバー16および縁部カバー27は透光性
部材によって形成してあり、第1〜第4可変表示器21〜
24および縁部発光体25より発される光はパチンコ機1の
前面側へ十分到達可能な光度で発光させるものとしてあ
る。
また、発光基板17に設けた各可変表示器21〜24が背面
から臨む前面カバー16の四側部にはそれぞれ凸レンズ状
の第1可変表示窓28a、第2可変表示窓28b、第3可変表
示窓28c、第4可変表示窓28dを設けてあり、遊技者が各
可変表示器21〜24の表示内容を明確に認識できるように
してある。
前記前面カバー16の四隅部に設けた各可変表示窓28a
〜28d間、例えば第1可変表示窓28aと第3可変表示窓28
cとの間には上部移動点滅表示窓29が、第3可変表示窓2
8cと第4可変表示窓28dとの間には右移動点滅表示窓30
が、第4可変表示窓28dと第2可変表示窓28bとの間には
下移動点滅表示窓31が、第2可変表示窓28bと第1可変
表示窓28aとの間には左移動点滅表示窓32がそれぞれ形
成されるように、発光基板17の所要位置には各々移動点
滅用発光体33…を設けてある。
これらの移動点滅用発光体33は例えば4個一組で各移
動点滅表示窓29〜32の発光表示を行うように形成するこ
とで、所望光度を得られるようにしてあると共に、例え
ば4個のうち2個の移動点滅用発光体33は断面半円状の
遮蔽体34内に設けて、該移動点滅用発光体33,33から発
された光を前面カバー16の裏面へ直接照射するようにし
てある。
このように複数の移動点滅用発光体33によって移動点
滅表示窓を構成すれば、遮蔽体34内の移動点滅用発光体
33のみを発光させた場合の各移動点滅表示窓29〜32には
夫々第1上部移動点滅表示窓29a、第1右部移動点滅表
示窓30a、第1下部移動点滅表示窓31a、第1左部移動点
滅表示窓32aが生じ、遮蔽体34外の移動点滅用発光体33
のみを発光させた場合の各移動点滅表示窓29〜32には夫
々第2上部移動点滅表示窓29b、第2右部移動点滅表示
窓30b、第2下部移動点滅表示窓31b、第2左部移動点滅
表示窓32bが生ずるので、各移動点滅表示窓29〜32には
3態様の発光表示が可能となり、各移動点滅表示窓29〜
32の図柄を3態様に変化させながら移動点滅させること
で、可変表示装置7自体の視覚的効果を高めることが可
能となる。
さらに、各移動点滅表示窓29〜32の間には中部移動点
滅表示窓35…を2個づつ配することで、上右下左移動点
滅表示窓29〜32の移動点滅をより明瞭に認識できるよう
にしてあると共に、例えばこの中部移動点滅表示窓35も
前記第1〜第4可変表示窓28a〜28bと同様な凸レンズ状
とすることで、発光基板17の所定位置に設けた移動点滅
用発光体33から発される光を遊技者が良好に視認できる
ようにしてある。
また、発光基板17のほぼ中央部には7セグメントの表
示器からなる継続回数表示器36と入賞個数表示器37とを
並設してあると共に、発光基板17の下部には4個の記憶
個数表示体38…を設けてあり、後に詳述する変動入賞装
置8の動作と関連した継続回数、入賞個数および記憶個
数を表示するのである。
なお、前面カバー16に設けた各表示窓は常にパチンコ
機1の前面から視認できる必要はなく、例えば透光性部
材によって形成した発光基板17の前面全体を明度の低い
濃色塗料で濃色印刷し、裏面全体を透光可能な表示部分
とするブラック処理を施すことによって、発光基板17の
発光源たる第1〜第4可変表示器21〜24や各移動点滅用
表示体33が発光した場合にのみ、前面カバー16の前面側
に発光表示部分が浮き出すようにすることで、可変表示
装置7が動作した際の視覚的効果を高め、遊技者の期待
感を高めることができる。
また、発光基板17の裏面全体を透光可能な表示部分と
せずに、各表示窓の裏面に相当する表示部分を除いて全
て黒色印刷し、透光可能な表示部分に発光塗料等の透光
性塗料によって塗装処理を施せば、発光基板17の発光源
たる第1〜第4可変表示器21〜24や移動点滅用表示体33
を発光させた際に、表示部分をより明瞭に浮き上がらせ
ることが可能であると共に、表示部分の図柄を様々な色
によって構成することができ、可変表示装置7が動作し
た際に遊技者に与える視覚的効果は絶大なものとなる。
上記のように構成した可変表示装置7は後述する電気
的制御装置39によって動作制御され、例えば特定入賞具
10に遊技球が入賞するという所定条件の達成に伴って作
動する。作動した可変表示装置7は、第1〜第4可変表
示器21〜24を所定のタイミングで例えば0.048秒毎に変
換表示させると共に、移動点滅用発光体33…を所定のタ
イミングで点滅させる。
かくすることによって、第1可変表示窓28aの表示内
容が第3可変表示窓28cに移り、更に第4可変表示窓28
d、第2可変表示窓28bへ順次移動して行くように見える
スクロール表示を行うと共に、上部移動点滅表示窓29の
発光表示が中部移動点滅表示窓35,35を経て右部移動点
滅表示窓30へ移動し、更に中部移動点滅表示窓35,35を
介して下部移動点滅表示窓31、左部移動点滅表示窓32へ
移動し、再び中部移動点滅表示窓35,35を介して上部移
動点滅窓29へ戻る移動点滅を行うのである。すなわち、
第1〜第4可変表示窓28a〜28dは英数字等よりなる複数
の識別情報を可変表示可能な可変表示部として機能し、
上右下左移動点滅表示窓29〜32は、点灯状態と消灯状態
よりなる識別情報を可変表示可能な可変表示部として機
能するのである。
そして、各可変表示部のスクロール表示および移動点
滅開始から5秒以上の適宜時間が経過すると、まず第1
可変表示器21及び第4可変表示器24を停止表示すること
で、第1可変表示窓28a及び第4可変表示窓28dに英数字
等の図柄を固定的に表示させ、次いで第2可変表示器22
及び第3可変表示器23を停止表示することで、第2可変
表示窓28b及び第3可変表示窓28cに英数字等の図柄を固
定的に表示させる。
更に、所定時間経過の後に上下左右の各移動点滅表示
窓29〜32及び中部移動点滅表示窓35…による移動点滅を
停止させ、いずれか1つの移動点滅表示窓のみを点灯さ
せる。
そして、第1〜第4可変表示窓28a〜28dの表示内容と
移動点滅表示窓の点灯位置に基づいて電気的制御装置は
特別態様か否かを判定する。すなわち、第7図(b)に
示すように第1可変表示窓28aと第3可変表示窓28cの表
示内容が共に“7"で、かつ第1,第3可変表示窓28a,28c
の間に位置する第1移動点滅表示窓29が点灯したような
場合(上下左右4つの有効ラインの何れかで上記条件が
満たされた場合)を特別態様と判断するのである。な
お、特別態様を形成するための有効ラインは上下左右だ
けでなく斜めのラインで形成されるようにしても良い
し、表示内容も“7"に限定されるものではなく、有効ラ
イン上に位置する各可変表示部の識別情報の組合せは適
宜に設定して構わないが、本実施例においては、互いに
隣接する可変表示窓の表示内容が一致し、かつ当該可変
表示窓間に位置する移動点滅表示窓が点灯する場合を特
別態様としてある。
また、第1〜第4可変表示器21〜24を停止表示させた
際に、隣接する可変表示窓の表示内容が一致し、当該可
変表示窓間に位置する移動点滅表示窓が点灯すれば特別
態様が形成されるリーチ表示態様(有効ライン上の可変
表示部の1つ可変表示を継続している状態で、有効ライ
ン上における可変表示が既に停止された2つの可変表示
部の識別情報が特別態様の形成される条件を満たしてい
る態様)が形成された場合には、当該可変表示窓の外縁
部に位置する縁部発光体25…を点灯もしくは点滅させ
て、リーチ表示態様の形成された有効ラインを視覚的に
遊技者に知らせるようにしてある(第7図(b),
(c))。
すなわち、リーチ表示態様となった場合には、リーチ
表示態様を形成した有効ラインに相当する縁部発光体25
…を点灯もしくは点滅させることで、リーチ表示態様を
形成した有効ラインを遊技者に識別可能に報知するもの
としたので、本実施例においては、可変表示装置7の縁
部発光体25…や、その点灯制御を行う可変表示制御手段
としての機能を含む電気的制御装置39等が協働して有効
ライン報知手段として機能するのである。なお、リーチ
表示態様が形成された有効ラインの報知は、本実施例の
如く識別情報の近傍に直線的に表示するものに限らず、
リーチ表示態様を形成した有効ラインを遊技者が直接的
に認識できるような表示態様なら如何様にしても良い。
例えば、有効ライン上の各識別情報の上に被るように発
光ラインを表示しても良いし、また、有効ラインに位置
する各識別情報を発光ラインで囲うようにしても良い。
また、本実施例においては、同時に複数の有効ライン
でリーチ表示態様が形成される場合もあるものとしてあ
り、第7図(d)に示すように、第1〜第4可変表示窓
28a〜28dの表示内容が全て一致した場合には上下左右の
各移動点滅表示窓29〜32の何れが点灯しても特別態様が
形成されるので、四辺全てにリーチ表示態様が形成され
たことになり、全ての縁部発光体25…が点灯もしくは点
滅する。このように、複数の有効ラインでリーチ表示態
様が同時に形成された場合でも、リーチ表示態様が形成
された有効ラインを各々区別して報知するものとすれ
ば、複数のリーチ表示態様が形成されたことを遊技者に
確実に報知できると共に、遊技者はリーチ表示態様が形
成された有効ラインを各々区別して認識できる。なお、
複数のリーチ表示態様が同時に形成された場合の報知
は、有効ライン表示に限らず、音声や各種発光ランプ等
の動作態様を変化させて、複数のリーチ表示態様が同時
に形成されたことを遊技者に報知するようにしても良
い。
そして、可変表示装置7に特別態様が形成されると、
電気的制御装置39は変動入賞装置8を駆動させて特別遊
技を起生するが、可変表示装置7に特別態様が形成され
なければ、“外れ”として通常遊技状態に復帰させる。
前記可変表示装置7の表示が特別態様を形成した場合
に電気的制御装置39によって動作させられる変動入賞装
置8は第8〜9図に示すように、遊技盤4に取り付ける
取付基板40のほぼ中央に特別入賞口41を、左右に1対の
一般入賞口42,42をそれぞれ設けてあると共に、特別入
賞口41の適宜上方には継続入賞口43を設けたものとして
ある。
そして、取付基板40の中央上部適所には左右1対の変
換部材44,44を回動自在に設けてあり、該変換部材44は
電気的制御装置39によって制御される変換部材駆動用駆
動源(図示省略)が駆動させられることによって、前記
特別入賞口41及び継続入賞口43への球流入を阻む第1状
態から、特別入賞口41及び継続入賞口43への球流入が可
能な第2状態に変換駆動する。すなわち、変動入賞装置
8の非駆動時たる第1状態においては、特別入賞口41及
び継続入賞口43への入賞は起こり得ず、遊技者にとって
不利な状態となり、変動入賞装置8の駆動時たる第2状
態においては、変換部材44が遊技球を招じ入れるように
左右へ回動することで、特別入賞口41及び継続入賞口43
への入賞が極めて容易となり、遊技者にとって有利な状
態が形成される。
また、変動入賞装置8の特別入賞口41及び継続入賞口
43へ入賞した入賞球は図示省略の入賞球集合路によって
入賞球検出器45へ導くようにしてあり、変換部材44が回
動することによって特別入賞口41及び継続入賞口43へ入
賞した全入賞球の入賞個数を計数可能なようにしてある
と共に、継続入賞口43へ入賞した入賞球のみを検出する
継続入賞球検出器46を設け、該継続入賞球検出器46によ
って前記入賞球検出器45とは別に継続入賞口43への入賞
球を検出可能にしてある。
そして、入賞球検出器45から入力された入賞球検出情
報に基づいて、電気的制御装置39は特別入賞口41及び継
続入賞口43へ入賞した全入賞球数を前記可変表示装置7
の入賞個数表示器37に表示すると共に、特定入賞具10a
〜10cへ入賞した入賞球数を入賞記憶個数として前記可
変表示装置7の記憶個数表示体38によって最大4個まで
記憶表示する。
さらに、特別入賞口41の前面を閉塞する前面板47の裏
面側には第2装飾ランプ48を設けてあり、遊技部6内に
設けた前記第1装飾ランプ4bと同様に、電気的制御装置
39の動作制御によって適宜点灯もしくは点滅させられ
る。
次に、可変表示装置7や変動入賞装置8等の電気的遊
技機器の制御を行う電気的制御装置39の動作概略を第10
図に基づいて説明する。
電気的制御装置39は集積回路や各種電気部品によって
構成される制御基板を所要形状の収納ケース内に収納し
たものであり、例えばパチンコ機1の裏面側に設けられ
た裏機構盤(図示省略)等に配設される。そして、電気
的制御装置39は各種電気的遊技機器の動作制御を行うた
めの制御データ記憶手段たるROM、変動データ記憶手段
たるRAM、演算制御手段たるCPUを備えており、各部間に
は各種データ信号や制御信号の送受信を行うための内部
制御信号路50を形成してある。
ROMは電気的遊技機器への制御指令や表現情報等の制
御データを固定的に記憶しており、該ROMよりCPUは制御
データを適宜に読み出して、当該制御命令に基づいて演
算処理を実行し、当該実行結果を出力することによっ
て、遊技盤4に設けた前記可変表示装置7や変動入賞装
置8等の電気的遊技機器が所定の動作を行い、補助遊技
状態や特別遊技状態を発生させる。
RAMは各種入賞具への入賞球数や可変表示装置7及び
変動入賞装置8の稼動状態等の遊技過程のデータが各種
電気的遊技機器から入力される毎に遊技過程のデータを
変動データとして記憶し、この変動データに基づいてCP
UはROMから適切な制御データを読み出すのである。
また、電気的制御装置39には各部の動作に必要な所要
電圧の電源を供給するための電源回路51や水晶発振器等
より入力される発振パルスを所定時間幅のクロックとし
て出力する分周回路52等を設けてあり、前記分周回路52
より入力されるクロックによってCPUの実行速度は決定
される。
CPUから出力された駆動出力信号は出力ポート53およ
び駆動制御手段たるドライバ54を介して、作動表示ラン
プ4a、リーチ表示態様表示ランプ4b、第1装飾ランプ4
c、第2装飾ランプ48、動作状態表示ランプ49、特別遊
技表示ランプ2a、第1可変表示器21、第2可変表示器2
2、第3可変表示器23、第4可変表示器24、移動点滅用
発光体33…、継続回数表示器36、入賞個数表示器37、記
憶個数表示体38…、縁部発光体25…、変換部材駆動用駆
動源(図示省略)等に出力する。
また、第1始動スイッチ11a、第2始動スイッチ11b、
第3始動スイッチ11c、入賞球検出器45、継続入賞球検
出器46等より入力される入力信号はノイズ除去手段たる
ローパスフィルタ55およびバッファ・ゲート56を介して
CPUへ入力される。
さらに、電気的制御装置39内には音声信号生成手段た
るサウンドジェネレータ57を設けてあり、CPUにより設
定される表現情報に基づいて音声信号に変換し、該音声
信号をアンプ58によって増幅し、パチンコ機1本体に設
けたスピーカ59から所要音量で出力させ、可変表示装置
7や変動入賞装置8の駆動状態およびリーチ表示態様や
特別態様の発生等を遊技者に知らせる。
次に、第11乃至17図に示すフローチャートに基づい
て、前記電気的制御装置39による可変表示装置7や変動
入賞装置8等の電気的遊技機器の制御動作の一例を詳述
する。
通常遊技状態においては、一般入賞具9…や変動入賞
装置8の一般入賞口42,42に遊技球が入賞する毎に例え
ば13個の賞球を排出させると共に、各種のランプや発光
体を点灯・点滅させて視覚的効果を高める通常遊技処理
を行い、しかも、パチンコ機1に対して不正行為がなわ
れたか否か、第1〜第3特定入賞具10a〜10c内の第1〜
第3始動スイッチ11a〜11cがオンしたか否か、当該始動
スイッチに対して不正行為が成されたか否かを監視す
る。
そして、不正を検出した場合には20秒タイマをセット
し、不正検出音をスピーカ59から出力させると共に、変
動入賞装置8の前面板47の背面に位置させた第2装飾ラ
ンプ48を点滅させることにより、不正を検出したことを
視覚的・聴覚的に知らせるのである。なお、本実施例に
おいては、第2装飾ランプ48が点滅状態にあることを一
層明確にするために、遊技盤4や可変表示装置7に設け
た各種発光源等による発光を停止するようにしてある。
次いで、不正原因が除去されたか否かの監視を行い、
不正原因が除去されないまま、不正検出時にタイマセッ
トした20秒が経過すると、20秒タイマを再更新すること
で、不正原因が全て除去されるまで、不正検出音の出力
および第2装飾ランプ48の点滅が継続されるようにして
ある。なお、この不正検出が後述する特別遊技中であれ
ば、変換部材駆動用駆動源を停止させることによって、
変動入賞装置8を第1状態に戻した状態で、不正検出音
の出力および第2装飾ランプ48の点滅を継続させる。
最終的に不正原因が除去されれば、不正原因が除去さ
れた時点で、不正原因検出時の状態に復帰する。
第1〜第3始動スイッチ11a〜11cが適正な遊技球の入
賞によってオンさせられた場合には、各特定入賞具10a
〜10Cへの入賞個数を計数記憶する記憶個数カウンタの
カウント数に“1"加算し、補助遊技を開始する。この記
憶個数カウンタは後述する補助遊技中および特別遊技中
も継続して各特定入賞具10a〜10Cへの入賞個数を計数記
憶するが、この記憶個数カウンタは最大4個までしか特
定入賞球数を計数記憶できないものとしてあるので、こ
の計数記憶数を上まわる各特定入賞具10a〜10cへの入賞
球が発生したとしても、それらは計数記憶されない。
補助遊技が開始されると、記憶個数カウンタのカウン
ト数を“1"減ずると共に、可変表示装置7に設けた記憶
個数表示体38…の発光個数を変えることによって、記憶
個数カウンタのカウント数を表示更新する。
また、電気的制御装置39は可変表示装置7に設けた第
1〜第4可変表示器21〜24の表示内容を所定のタイミン
グで変換表示することによってスクロール表示を開始す
ると共に、移動点滅用発光体33…を所定のタイミングで
点滅させることによって各移動点滅表示窓29〜32,35…
に疑似的な時計回りの移動点滅が生ずるようにする。
さらに、スクロール表示および移動点滅を開始させる
と同時にスピーカ59から補助遊技音を継続出力すること
で、補助遊技に対する遊技者の期待感を高め、例えば5.
002秒の固定時間と、当該固定時間が経過した時点でセ
ットされるランダム時間とによって、各可変表示器21〜
24を停止させるまでのウエイトタイムを設定するように
してある。すなわち、ROM内に固定的に記憶された乱数
から読み出した数値を基に適宜設定するランダム時間を
前記固定時間と併わせてウエイトタイムとすることによ
り、5秒以上の不特定なウエイトタイムを設定できるの
で、補助遊技が単調になることを防ぎ、遊技上の興趣を
高め得るのである。
ウエイトタイム経過の後は第1,第4可変表示器21,24
を同時に停止させ、若干の時間差をおいて第2,第3可変
表示器22,23を同時に停止させ、補助遊技開始と同時に
継続出力していた補助遊技音に代えて、所定時間幅の回
転停止音をスピーカから出力させる。このように、第1,
第4可変表示器21,24のみを予め停止させるように制御
すると、第1可変表示器21及び第4可変表示器24と隣り
合う第2可変表示器22、第3可変表示器23は未だ変換表
示中であるために、リーチ表示態様の形成に対する遊技
者の期待感を高めることができる。
第1〜第4可変表示器21〜24全てが停止すると、第1
〜第4可変表示窓28a〜28dにリーチ表示態様が形成され
たか否かを判断し、リーチ表示態様が形成されていなけ
れば、1.152秒のウエイトタイムの後に移動点滅中の移
動点滅用発光体33…の何れかを固定的に点灯させること
で移動点滅を停止させ、ウエイトタイムの1秒間だけ所
定音声の外れ音をスピーカ59から出力させた後に、各特
定入賞具10a〜10Cへの入賞個数を計数記憶する記憶個数
カウンタのカウント数が“0"か否かを判断し、記憶個数
が“0"でなければ再び補助遊技を開始し、記憶個数が
“0"であれば通常遊技状態に戻る。
また、変換表示を停止させた際の各可変表示器21〜24
の表示内容によってリーチ表示態様が形成された場合に
は、リーチ表示態様形成音をスピーカ59から出力させる
と共に、遊技盤4に設けたリーチ表示態様表示ランプ4b
及び可変表示装置7におけるリーチ表示態様が形成され
た当該ラインの縁部発光体25…を点灯もしくは点滅さ
せ、リーチ表示態様が形成されたことを視覚的・聴覚的
に遊技者へ知らせる。
すなわち、補助遊技中も遊技盤4の遊技部6へ常時弾
球される遊技球の落下軌道を注視している遊技者に、リ
ーチ表示態様表示ランプ4bによってリーチ表示態様が形
成されたことを、リーチ表示態様が形成された当該ライ
ンの縁部発光体25…によってリーチ表示態様が形成され
た有効ラインを、各々効果的に知らせることで、可変表
示装置7への注意を喚起し、特別態様の発生に対する遊
技者の期待感を高めることができる。また、遊技者は可
変表示装置7の表示内容を常に監視していなくても、リ
ーチ表示態様が形成された際には視覚的・聴覚的にリー
チ表示態様が形成された状態を知ることができるので、
常に可変表示装置7の表示内容と遊技球の落下軌道を注
視している必要がなく、長時間パチンコ遊技を続けても
疲労感は極く軽微なものとなり、遊技者はパチンコ遊技
自体を十分に楽しむことができる。
そして、前記のごとく視覚的・聴覚的に可変表示装置
7への注意を喚起すると共に、通常の可変表示時間より
も長いリーチ可変表示時間として4.608秒のウエイトタ
イムを設けて、特別態様形成への期待感を高めた後に、
移動点滅用発光体33…による移動点滅を停止させ、上部
移動点滅表示窓29、右部移動点滅表示窓30、下部移動点
滅表示窓31、左部移動点滅表示窓32、中部移動点滅表示
窓35…の何れかを固定的に点灯させると共に、リーチ表
示態様表示ランプ4bを消灯し、リーチ表示態様形成音の
出力を停止させる。なお、リーチ表示態様の形成された
有効ラインを示す縁部発光体25…は消灯せず、そのまま
継続的に有効ラインを表示させるものとする。
上述したように、本実施例においては、電気的制御装
置39がリーチ表示態様となった場合に、通常の可変表示
時間よりも長いリーチ可変表示時間により各移動点滅表
示窓29〜32を継続して移動点滅させるリーチ可変表示制
御手段としての機能を含み、この電気的制御装置39とリ
ーチ表示態様表示ランプ4b,スピーカ59,縁部発光体25…
等が協働することで、リーチ表示態様が形成されたこと
に基づく各移動点滅表示窓29〜32の移動点滅制御が行わ
れているリーチ状態を報知可能な報知手段として機能す
るのである。また、遊技盤4の外縁部に配設された発光
表示部であるリーチ表示態様表示ランプ4bは、その発光
動作によりリーチ状態を表示するものであるから、リー
チ表示態様表示ランプ4bとその発光制御を行う電気的制
御装置39とが協働することにより、リーチ状態を報知可
能な発光報知手段として機能するのである。
点灯状態にある移動点滅用発光体33の前面に位置する
当該移動点滅表示窓と前記第1〜第4可変表示窓28a〜2
8dの表示内容とによって特別態様が形成されたか否かを
判断し、特別態様が形成されていなければ、リーチ表示
態様が形成されていた当該ラインで点滅状態にある縁部
発光体25…を消灯すると共に、ウエイトタイムの1秒間
だけ外れ音を出力し、記憶個数カウンタの記憶個数が
“0"でなければ再び補助遊技を開始するが、記憶個数カ
ウンタの記憶個数が“0"であれば通常遊技状態に戻る。
また、特別態様が形成されていれば、特別遊技開始音
をスピーカ59から継続出力すると共に、特別遊技の更新
継続回数を計数記憶する継続回数カウンタのカウント数
をクリアし、1秒間のウエイトタイム経過の後に特別遊
技を開始する。なお、特別遊技が開始された後もリーチ
表示態様が形成された有効ラインを示す縁部発光体25…
は消灯せず、特別態様が形成された有効ラインを表示す
るものとして、そのまま特別遊技が終了するまで縁部発
光体25…を点灯もしくは点滅させる。
特別遊技の開始に伴って前面枠2の上部適所に設けた
特別遊技表示ランプ2aを点灯することにより、該パチン
コ機1が特別遊技状態にあることを示すと共に、4秒の
ウエイトタイムをセットし、当該ウエイトタイム経過の
後に特別遊技開始音を出力停止させ、特別遊技開始前に
クリアした継続回数カウンタのカウント数に“1"加算す
ると共に、変動入賞装置8の特別入賞口41及び継続入賞
口43に入賞した入賞球数を計数記憶する入賞個数カウン
タのカウント内容をクリアし、これら継続回数カウンタ
及び入賞個数カウンタのカウント数を可変表示装置7の
継続回数表示器36、入賞個数表示器37へそれぞれ表示出
力することで、特別遊技中の継続回数および入賞個数を
遊技者に知らせるようにしてある。
また、変動入賞装置8の特別入賞口41内に配設した継
続入賞球検出器46が入賞球を検出したか否かを記憶する
継続入賞球記憶をリセットし、特別遊技の更新継続回数
が10回未満であれば、各種の発光減を適宜に点灯・点滅
させてなる特別遊技中の第1表現を開始すると共に、当
該パチンコ機1が継続回数10回未満の特別遊技状態にあ
ることを示す第1動作音を出力し、例えば19秒の固定時
間をセットする。
前記19秒の固定時間中は図示省略の変換部材駆動用駆
動源を駆動させることによって、変換部材44,44が左右
に回動した第2状態に変動入賞装置8を変換させ、特別
入賞口41、継続入賞口43へ遊技球が入賞可能な状態と
し、継続入賞球検出器46が継続入賞口43への入賞球を検
出したか否か、入賞球検出器45が入賞球を検出したか否
かの判断を行う。
継続入賞球検出器46がオンしたのを検出した電気的制
御装置39は、当該継続入賞口43へ遊技球が入賞すること
によって継続入賞球検出器46がオンしたのか、不正行為
によって継続入賞球検出器46がオンしたのかを判断し、
不正を検出した場合には前述したと同様に20秒タイマを
セットすると共に、不正検出音の出力および第2装飾ラ
ンプ48の点滅によって不正検出を視覚的・聴覚的に知ら
せ、不正原因が全て除去されるまでタイマを更新させな
がら当該状態を維持する。不正が検出されなければ、継
続入賞球検出器46が入賞球を検出したことを記憶する継
続入賞球記憶をセットする。なお、本実施例において
は、この継続入賞球記憶は一旦セットされると、19秒の
固定時間中に再セットされることはないものとしてあ
る。
入賞球検出器45がオンしたのを電気的制御装置39が検
出すると、特別遊技の開始時にクリアした入賞個数カウ
ンタのカウント数に“1"を加算して、入賞個数表示器37
による入賞個数表示を更新し、当該入賞球に対する7個
の賞球を排出する。
そして、固定時間19秒が経過するか、もしくは入賞球
検出器45が検出した入賞個数が10個になるか、最先の条
件が満たされた時点で電気的制御装置39は変換部材駆動
用駆動源を停止させて、変動入賞装置8を第1状態に戻
し、特別遊技における当該サイクルを終了させる。
また、当該サイクルの終了に伴って、当該サイクルが
更新継続回数10回目であるか否かを判断し、継続回数が
10回未満であれば、各種発光源を点灯もしくは点滅させ
てなる第1表現を停止すると共に、第1動作音を停止さ
せることで、更新継続回数が10回未満のサイクルが終了
したことを視覚的・聴覚的に知らせる。
次いで、インターバル音をスピーカ59から継続出力さ
せ、前記19秒の固定時間中に継続入賞球検出器46が継続
入賞球を検出することで継続入賞球記憶がセットされた
か否かを判断し、継続入賞球記憶が有れば、1秒のウエ
イトタイムの後に継続回数表示器36及び入賞個数表示器
37への表示出力を停止し、更に4秒(0.9秒+3.1秒)の
ウエイトタイムの後にインターバル音を出力停止させ、
継続回数カウンタのカウント数に“1"を加算して次の更
新サイクルを開始する。
継続入賞球記憶が無ければ、1秒の有効時間をセット
し、当該有効時間中継続して継続入賞球検出器46が継続
入賞球を検出してオンしたか否かを監視し、継続入賞球
が検出されれば継続入賞球記憶をセットする。
そして、1秒の有効時間が経過すると、継続回数表示
器36及び入賞個数表示器37への表示出力を停止し、更に
0.9秒の有効時間経過の後に再び継続入賞球記憶が有る
か否かを判断する。
この時点で継続入賞球記憶が有れば、3.1秒のウエイ
トタイムの後にインターバル音を出力停止すると共に、
継続回数カウンタのカウント数に“1"加算して、次の更
新サイクルを開始する。すなわち、19秒の固定時間が経
過するか、入賞個数が10個になるか、最先の条件が満た
された時点で変動入賞装置8を第1状態に変換させて終
了する当該サイクル中に、継続入賞口43の近傍に遊技球
が位置し、当該サイクル終了直後に継続入賞球検出器46
をオンさせた継続入賞球が発生したような場合に、この
継続入賞球を無効としないため、当該サイクル終了後に
も有効時間を設けて継続入賞球の有無を監視するのであ
る。
当該サイクル終了後の有効時間中にも継続入賞球が検
出されなければ、3.1秒のウエイトタイムの後にインタ
ーバル音を出力停止させると共に、特別遊技表示ランプ
2aを消灯し、第1〜第3始動スイッチ11a〜11cの始動記
憶たる記憶個数が“0"であれば通常遊技に戻り、記憶個
数が“0"でなければ再び補助遊技を開始する。
特別遊技中の更新継続回数が10回目になると、特別遊
技の最終サイクルを各種発光源の点灯・点滅によって示
す第2表現を開始すると共に、スピーカ59から第2動作
音を出力させて、視覚的聴覚的に最終サイクルの開始を
遊技者に知らせる。
そして、第1〜9回目のサイクル中と同様に固定時間
19秒をセットし、継続入賞球検出器46および入賞球検出
器45がオンしたか否かを監視し、入賞球検出器45が検出
した入賞個数が10個になるか、もしくは19秒の固定時間
が経過するか、最先の条件が満たされた時点で変換部材
駆動用駆動源を停止させて変動入賞装置8を第1状態に
変換し、各種発光源を点灯もしくは点滅させてなる第2
表現および第2動作音を出力停止することで、特別遊技
中における最終サイクル(更新継続回数10回目)が終了
したことを視覚的・聴覚的に遊技者へ知らせると共に、
特別遊技ランプ2aおよび特別態様の形成された有効ライ
ンを報知する縁部発光体25…を消灯して特別遊技を終了
する。なお、この最終サイクルにおいては、サイクルの
更新継続がないので、継続入賞球記憶の有無に拘らず、
有効時間を設けずに最終サイクルを終了させる。
次いで、第1〜第3始動スイッチ11a〜11cの始動記憶
たる記憶個数が“0"か否かを判断し、“0"であれば通常
遊技状態に戻り、“0"でなければ再び補助遊技を開始す
る。
なお、上記実施例においては隣り合う2つの可変表示
窓の表示内容および固定的に点灯した移動点滅表示窓に
よって特別態様を判定するものとしたが、例えば3つ以
上の可変表示器の表示内容のみによって特別態様が形成
されるように構成することも可能である。
〈発明の効果〉 以上説明したように、請求項1に係る遊技機によれ
ば、可変表示制御手段の制御により、可変表示装置にお
ける複数の可変表示部が可変表示し、予め定められた所
定条件によって該可変表示が順次停止され、有効ライン
上の可変表示部の一部が可変表示を継続している状態
で、有効ライン上における可変表示が既に停止された可
変表示部の識別情報が特別態様の形成される条件を満た
しているリーチ表示態様となった場合には、リーチ可変
表示制御手段の制御により、通常の可変表示時間よりも
長いリーチ可変表示時間により前記一部の可変表示部に
おいて継続して可変表示が行われると共に、当該リーチ
状態が報知手段により報知され、この報知手段に含まれ
る有効ライン報知手段により、複数の有効ラインのうち
前記リーチ表示態様を形成した有効ラインが遊技者に識
別可能に報知されるのである。
したがって、遊技者の期待感が高まるリーチ表示態様
が発生した場合には、可変表示がリーチ可変表示時間に
より十分長い時間で行われることとなり、遊技者は特別
態様の可能性のあるリーチ状態に対する興趣を存分に満
喫することができると共に、複数の有効ラインのうちど
の有効ラインでリーチ表示態様が形成されているかを確
実に認識できるようになるので、複数の有効ラインを備
えたこの種の遊技機での遊技により得られる期待感を十
分に向上させることが可能となる。
また、請求項2に係る遊技機においては、前記報知手
段が、更に、前記有効ライン報知手段とは別に前記リー
チ状態を所定の発光表示により報知可能な発光報知手段
を含むものとし、前記リーチ状態の発生に基づき、前記
有効ライン報知手段により前記リーチ表示態様を形成し
た有効ラインの報知が前記可変表示装置において行わ
れ、且つ、前記発光報知手段による報知が前記遊技盤の
外縁部に配設された発光表示部において行われることと
なるので、リーチ表示態様を形成した有効ラインの認識
を確実ならしめた上で、リーチ状態の報知が遊技盤全体
で行われることとなり、リーチ状態の発生を遊技者に強
烈にアピールすることができ、更に期待感を向上させる
ことができる。
また、請求項3に係る遊技機においては、前記複数の
有効ラインのうち所定数の有効ライン上において複数の
リーチ表示態様が重複して成立した際には、前記有効ラ
イン報知手段により、当該複数のリーチ表示態様を形成
した所定数の有効ラインが識別可能に報知されることと
なり、遊技者に対して複数の有効ライン上でリーチ表示
態様が形成された状態を確実に認識させて、期待感を倍
増させることができ、遊技上の興趣を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るパチンコ機の実施例を示すもので、
第1図はパチンコ機の正面図、第2図は遊技盤の正面
図、第3図は可変表示装置の前面側斜視図、第4図は可
変表示装置の裏面側斜視図、第5図は可変表示装置の分
解斜視図、第6図は遊技盤に取り付けられた可変表示装
置の縦断面図、第7図(a),(b),(c),(d)
は表示内容の表示例を示す可変表示装置の正面図、第8
図は変動入賞装置の正面図、第9図は変動入賞装置の斜
視図、第10図は電気的制御装置の概略を示すブロック
図、第11図〜第17図は遊技の流れを示すフローチャート
である。 図中、1はパチンコ機、4は遊技盤、4bはリーチ表示態
様表示ランプ、7は可変表示装置、25は縁部発光体、28
a〜28dは第1〜第4可変表示窓、29は上部移動点滅表示
窓、30は右部移動点滅表示窓、31は下部移動点滅表示
窓、32は左部移動点滅表示窓、39は電気的制御装置、59
はスピーカである。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数種類の識別情報を可変表示可能な可変
    表示部を複数有し、これら複数の可変表示部の組み合わ
    せにより形成される複数の有効ラインが予め定められた
    可変表示装置を遊技盤に配設するとともに、該可変表示
    装置における複数の可変表示部を可変表示させ、予め定
    められた所定条件によって該可変表示を順次停止させる
    可変表示制御手段を備え、複数の可変表示部の停止時に
    おける表示結果として、前記有効ライン上の各可変表示
    部に表示された識別情報の組合せが、予め定められた特
    別な識別情報の組合せである特別態様を形成した際に
    は、遊技者への所定の遊技価値を付与する遊技機におい
    て、 前記可変表示制御手段は、前記有効ライン上の可変表示
    部の一部が可変表示を継続している状態で、該有効ライ
    ン上における可変表示が既に停止された可変表示部の識
    別情報が特別態様の形成される条件を満たしているリー
    チ表示態様となった場合には、通常の可変表示時間より
    も長いリーチ可変表示時間により前記一部の可変表示部
    を継続して可変表示させるリーチ可変表示制御手段を含
    み、 前記リーチ可変表示制御手段により前記一部の可変表示
    部において可変表示が行われているリーチ状態を報知可
    能な報知手段を備え、 前記報知手段は、前記複数の有効ラインのうち前記リー
    チ表示態様を形成した有効ラインを選択して、当該リー
    チ表示態様を形成した有効ラインを遊技者に識別可能に
    報知する有効ライン報知手段を含んでいることを特徴と
    する遊技機。
  2. 【請求項2】前記報知手段は、更に、前記有効ライン報
    知手段とは別に前記リーチ状態を所定の発光表示により
    報知可能な発光報知手段を含み、 前記リーチ状態の発生に基づき、前記有効ライン報知手
    段による前記リーチ表示態様を形成した有効ラインの報
    知を前記可変表示装置において行い、且つ、前記発光報
    知手段による報知を前記遊技盤の外縁部に配設された発
    光表示部において行うようにしたことを特徴とする請求
    項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】前記有効ライン報知手段は、前記複数の有
    効ラインのうち所定数の有効ライン上において複数のリ
    ーチ表示態様が重複して成立した際には、当該複数のリ
    ーチ表示態様を形成した各々の有効ラインを識別可能に
    報知するようにしたことを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の遊技機。
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