JP2693846B2 - バルコニー付組立住宅 - Google Patents

バルコニー付組立住宅

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JP2693846B2 JP2034271A JP3427190A JP2693846B2 JP 2693846 B2 JP2693846 B2 JP 2693846B2 JP 2034271 A JP2034271 A JP 2034271A JP 3427190 A JP3427190 A JP 3427190A JP 2693846 B2 JP2693846 B2 JP 2693846B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はバルコニー付組立住宅に関する。
(従来の技術) 組立住宅とは、運搬可能な一定の大きさの箱型の、且
つ内部、外部の仕上げられた住宅ユニットを予め工場で
生産し、この複数個を建築現場に運び、現場で組み立て
て、1戸の住宅となすものである。
この組立住宅は、工期が短く且つ寸法精度の良い標準
化された住宅となる特徴があることから、近年、だんだ
ん広く採用されている。
そして、従来、組立住宅をバルコニー付住宅とするに
は、住宅ユニットの上にバルコニーを取り付けてバルコ
ニー付住宅とするか、実公昭63−49443号公報に記載あ
る如く、ユニットに小さいバルコニーを予め工場で取り
付けてバルコニー付ユニットとし、このバルコニー付ユ
ニットと他のユニットとを組み立てて、バルコニー付住
宅としていた。
(発明が解決しようとする課題) しかし、住宅に対する要求が多様化して、ユニットの
上にバルコニーを取り付けるような比較的大きいバルコ
ニーを設けた住宅か、小さいバルコニーを設けた住宅だ
けでは満足できなくなり、この中間のバルコニーを設け
た住宅を必要とするようになった。
そこで、組立住宅の特徴を生かすために、工場で中間
の大きさのバルコニーをユニットに取り付け、このバル
コニー付ユニットと他のユニットとを組み立てて、バル
コニー付住宅を施工したところ、バルコニーの重量が重
過ぎて、バルコニーと住宅ユニットとの接続部で折れる
という問題のあることが判明した。
かかる問題を解決するためには、通常、バルコニーの
先端部に柱を設けて、バルコニーをこの柱で支持する方
法で解決するのが普通の方法であるが、この方法では現
場で柱を設けるという煩瑣な工程が増加して好ましい方
法でない。
本発明は、かかる煩瑣な柱を設けるという工程を行う
ことなく、施工できるバルコニー付組立住宅を目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決し、上記目的を達成するた
めになされたバルコニー付組立住宅であって、上階の住
宅ユニットの柱下部の側面またはバルコニー側の床梁の
側面にバルコニーの床フレームを固定したバルコニー付
ユニットを、下階の住宅ユニットの上に、前記上階の住
宅ユニットとバルコニーとが載るように据え付け、前記
上階の住宅ユニットのバルコニー側の床梁及びバルコニ
ー側の床梁と直交する床梁並びにバルコニーの床フレー
ムを、下階の住宅ユニットの天井梁に固定するようにな
したのである。
(作 用) 本発明においては、下階の住宅ユニットの上に、上階
の住宅ユニットとバルコニーとが載せられ、下階の住宅
ユニットの天井梁に、上階の住宅ユニットのバルコニー
側の床梁及びバルコニー側の床梁と直交する床梁並びに
バルコニーの床フレームとが固定される。従って、バル
コニー及び上階の住宅ユニットの荷重はその下の下階の
住宅ユニットが支える。そのために、上階の住宅ユニッ
トとバルコニーとの接続部には過大な荷重が掛からな
く、この接続部が折れるということはない。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら、説明す
る。
第1図はバルコニー付組立住宅を組み立てた状態の一
部を示す斜視図、第2図はバルコニーを持ち上げ、住宅
ユニットに取り付けている状態の一部を示す斜視図であ
る。
図において、1は2階の住宅ユニットであり、図には
柱11、天井梁12、桁側の床梁13、妻側の床梁14とが見え
ている。15は柱11に設けられたバルコニー接続用通孔で
ある。
2はバルコニーであり、先端の床フレーム22、ユニッ
ト側の床フレーム24、先端の床フレーム22とユニット側
の床フレーム24との間を掛け渡された床フレーム23、手
摺りフレーム21、手摺り柱27とからなる。26はバルコニ
ー2の床フレーム24に取り付けられた取り付け用ピース
であり、このピース26には接続用通孔28が開けられてい
る。この接続用通孔28と柱11に設けられたバルコニー接
続用通孔15とを合わせ、これらにボルトを通し、ナット
で締めつけてバルコニー2を住宅ユニット1に取り付け
る。
3は1階の住宅ユニットであり、図では柱31と桁側の
天井梁32、妻側の天井梁33、ユニットと中間に設けられ
た天井梁34とが見えている。
4はバルコニー2の手摺りフレーム21に取り付けられ
たナットである。
5はバルコニー2の床フレーム22に設けられたナット
である。
次に、このバルコニー付ユニットの取り付け状態及び
そのときの作用について説明する。
先ず、バルコニー2の手摺りフレーム21に設けられた
ナット4にアイボルト41を螺入し、又、バルコニー2の
床フレーム22に設けられたナット5にアイボルト51を螺
入する。
次に、第2図に示されるように、アイボルト41及び51
にワイヤーを掛け、バルコニー2を吊り上げ、2階の住
宅ユニット1の柱11の下部に設けられた接続用通孔15
と、バルコニー2に設けられた接続用通孔28とを合わ
せ、ボルトとナットとで両者を結合して、バルコニー2
と2階の住宅ユニット1とを接続する。
次に、このようにして接続された2階の住宅ユニット
1とバルコニー2とを同時に持ち上げて、1階の住宅ユ
ニット3の上に載せる。
この際、2階の床梁13が1階の天井梁32の上に、2階
の床梁14が1階の中間の天井梁34の上に、又、バルコニ
ーの床フレーム22が1階の住宅ユニットの天井梁33の上
になるように、2階の住宅ユニット及びバルコニーを1
階の住宅ユニットに載せる。
次に、2階の住宅ユニット1の床梁14と1階の住宅ユ
ニット3の天井梁34とをボルトとナットとで固定する。
又、バルコニーの床フレーム22と1階の住宅ユニット3
の天井梁33とをボルトとナットで固定する。
すると、2階の住宅ユニット1の荷重は1階の天井梁
32、34に掛り、バルコニー2の荷重は1階の天井梁34、
33に掛る。そして、2階の住宅ユニット1とバルコニー
2との接続部である柱11の下部に設けられた接続用通孔
15とバルコニー2の接続用通孔28とを結合しているボル
トとナットには過大な荷重が掛からない。従って、ここ
の接続部が折れるというようなことはない。
このように、1階の住宅ユニットの上に2階の住宅ユ
ニットとバルコニーとを載せた後、組立住宅の仕上げを
するとバルコニー付組立住宅が完成する。
(発明の効果) 本発明においては、下階の住宅ユニットの上に、上階
の住宅ユニットとバルコニーとが載せられ、上階の住宅
ユニットのバルコニー側の床梁及びバルコニー側の床梁
と直交する床梁並びにバルコニーの床フレームが、下階
の住宅ユニットの天井梁に固定されるから、この両者の
荷重は下階の住宅ユニットに掛り、両者の接続部に過大
な荷重が掛からない。従って、接続部が折れるというこ
とはない。
そのため、バルコニーの先端に柱を設ける必要がな
く、単に、下階の住宅ユニットの上に上階の住宅ユニッ
トとバルコニーを載せ、下階の住宅ユニットの天井梁
に、上階の住宅ユニットのバルコニー側の床梁及びバル
コニー側の床梁と直交する床梁並びにバルコニーの床フ
レームとを固定するだけで、バルコニー付住宅が出来上
がるので極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明バルコニー付組立住宅を組立てた状態の
一部を示す斜視図、第2図はバルコニーを持ち上げ、住
宅ユニットに取り付けている状態の一部を示す斜視図で
ある。 1……上階の住宅ユニット 11……柱 14……床梁 2……バルコニー 22、24……床フレーム 3……下階の住宅ユニット 33、34……天井梁

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上階の住宅ユニットの柱下部の側面または
    バルコニー側の床梁の側面にバルコニーの床フレームを
    固定したバルコニー付ユニットを、下階の住宅ユニット
    の上に、前記上階の住宅ユニットとバルコニーとが載る
    ように据え付け、前記上階の住宅ユニットのバルコニー
    側の床梁及びバルコニー側の床梁と直交する床梁並びに
    バルコニーの床フレームを、下階の住宅ユニットの天井
    梁に固定することを特徴とするバルコニー付組立住宅。
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