JP2585742Y2 - 浴室ユニットの吊架台 - Google Patents

浴室ユニットの吊架台

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JP2585742Y2
JP2585742Y2 JP1992051911U JP5191192U JP2585742Y2 JP 2585742 Y2 JP2585742 Y2 JP 2585742Y2 JP 1992051911 U JP1992051911 U JP 1992051911U JP 5191192 U JP5191192 U JP 5191192U JP 2585742 Y2 JP2585742 Y2 JP 2585742Y2
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寛 中馬
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、浴室ユニットの吊架台
に関する。
【0002】
【従来の技術】浴室ユニットには、図5に示すように、
住宅の浴室の土台21に吊架台22を介して設置される
ものがある。図において、符号23は浴室の基礎で、土
台21は、この基礎23の上に設けられる。吊架台22
は、土台21の対向部間に架橋状に架設され、この吊架
台22上に浴室ユニット24が載置固定される。25は
柱や壁等の躯体である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、従来の吊架
台方式の浴室ユニット24では、現場での施工に当たっ
て、吊架台22が土台21の対向部を跨ぐ長さであるた
め、浴室の土台21を含む躯体の工事の途中で、まず、
土台21に吊架台22のみを架設しておいて、このの
ち、この吊架台22の上に、浴室ユニット24を載置し
て固定する必要があり、躯体工事と浴室ユニット24の
設置工事とを交互に行わなければならず、現場での工程
数が多く、手間と時間とがかかるものであった。
【0004】このような問題は、ユニット化した住宅の
工場での組立作業においても生じるのであって、浴室ユ
ニットを住宅の浴室部分に組み込むための工程数が多
く、組立ラインの効率を上げることができなかった。
【0005】本考案は、このような従来の問題に対処し
たもので、浴室ユニットと吊架台とを、一括して浴室の
土台へ組み込み可能にして、浴室ユニットの設置工事を
容易に効率よく行えるようにすることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の課題を
達成するために、浴室の土台に架設されて上面部に浴室
ユニットが載置固定される吊架台において、吊架台枠の
両端に、土台への固定片が回倒可能に取り付けられてお
り、前記固定片が、ほぼ水平姿勢に起こされたとき前記
吊架台全体の横方向張り出し寸法を拡大して土台に対し
て引っ掛かるものとなる一方、首垂れ姿勢に倒されたと
き吊架台全体の横方向張り出し寸法を縮小して土台に対
して干渉しないものとなる構成である
【0007】
【作用】上記の構成によれば、吊架台と浴室ユニットと
を予め結合し、吊架台ではその両端の固定片を首垂れ姿
勢に倒しておけば、浴室ユニットは、吊架台と結合した
形で、浴室の躯体と干渉することなく、浴室の躯体内に
吊り降ろすことができる。そして、この結合体が所要の
高さに下降した時点で、固定片をほぼ水平姿勢に起こせ
、これを土台に固定することができる
【0008】
【実施例】以下、本考案の詳細を図1ないし図4に示し
た実施例に基づいて説明する。このうち、図1は、本考
案の一実施例に係る吊架台の斜視図、図2は、その要部
の拡大側面図、図3は、上記吊架台による浴室ユニット
の設置状態を示す側面図である。
【0009】図1および図2に示すように、吊架台1
が、従来例におけるのと同じように、土台の対向部間に
架橋状に架設されるもので、本体である吊架台枠2と、
その両端にある土台への固定片3,…とからなる点は、
従来例と同じであるが、固定片3は、従来のものとは異
なり、吊架台枠2の端部に出没自在に取り付けられ、吊
架台1全体の横方向の張り出し寸法が伸縮するようにな
っている。
【0010】この実施例では、固定片3は、その基部が
吊架台枠2の端部に上から重なるように下向きコ字形に
成形され、このコ字形の両辺部を貫通するピン4によ
り、吊架台枠2に横軸周り回倒自在に枢着されており、
固定片3を回倒させることで、その先端が土台側へ出没
するようになっている。
【0011】次に、上記構成の吊架台1による浴室ユニ
ットの設置工事の手順を図3に基づいて説明する。図3
において、符号5は浴室ユニット、6は浴室の基礎、7
は土台、8は柱や壁等の躯体である。
【0012】まず、浴室ユニット5と吊架台1とは工場
段階で互いに結合される。そして、この浴室ユニット5
と吊架台1とは、結合体として施工現場に搬送され、現
場では、ワイヤ9を介してクレーン等で吊持されて、浴
室の躯体内に吊り降ろされる。この場合、浴室の躯体
は、土台7ばかりでなく、柱や壁まで組み立てておいて
よい。
【0013】結合体1,5の吊り降ろしの際には、吊架
台1の固定片3を首垂れ姿勢に倒しておく。すると、吊
架台1の横方向の張り出し部分が短くなって、浴室の躯
体8と干渉することなくなるから、結合体1,5は、
限られたスペース内に支障なく下降させることができ
る。
【0014】結合体1,5が所要の高さ位置まで下降す
ると、固定片3をほぼ水平姿勢に起こして、固定片3を
横方向に突出させる。そこで、この突出端部を土台7に
固定すればよい。この固定で、吊架台1が土台7に架設
されることになり、これと同時に、浴室ユニット1の設
置が完了する。
【0015】このように、工場では浴室ユニット5と吊
架台1とを結合しておくことができ、施工現場では、吊
架台の架設を考慮することなく、浴室の躯体8の組立を
進めることができる。
【0016】なお、上記実施例では、固定片3を横軸周
り回倒自在に吊架台枠2に枢着したが、固定片3は吊架
台枠2から出没しうるものであればよく、したがって、
図4に示すように、固定片3を吊架台枠2の端部にスラ
イド自在に取り付けてもよい。図4の例では、固定片3
の基部が下向きコ字形に成形され、このコ字形の両辺部
に長孔10が形成され、この長孔10を通してスライド
案内用のピン11が吊架台枠2に固着されている。この
ほか、固定片は、縦軸周りに回転して土台側に突出する
ものであってもよい。
【0017】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、浴
室ユニットと吊架台とを予め結合しておいて、これを、
組み立てが大部分完了した浴室の躯体内に吊り降ろし
て、組み付けることができ、施工現場での工程数を少な
くして、浴室ユニットの設置工事を容易に効率よく行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の吊架台の一実施例の斜視図
【図2】上記実施例の要部の拡大側面図
【図3】上記実施例の吊架台による浴室ユニットの設置
状態を示す側面図
【図4】本考案の吊架台の他の実施例の要部の側面図
【図5】従来の吊架台による浴室ユニットの設置状態を
示す側面図
【符号の説明】
1 吊架台 2 吊架台枠 3 固定片 5 浴室ユニット 7 土台

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室の土台に架設されて上面部に浴室ユ
    ニットが載置固定される吊架台において、 吊架台枠の両端に、土台への固定片が回倒可能に取り付
    けられており、 前記固定片が、ほぼ水平姿勢に起こされたとき前記吊架
    台全体の横方向張り出し寸法を拡大して土台に対して引
    っ掛かるものとなる一方、首垂れ姿勢に倒されたとき吊
    架台全体の横方向張り出し寸法を縮小して土台に対して
    干渉しないものとなる、ことを特徴とする浴室ユニット
    の吊架台。
JP1992051911U 1992-07-23 1992-07-23 浴室ユニットの吊架台 Expired - Fee Related JP2585742Y2 (ja)

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JPH0612656U JPH0612656U (ja) 1994-02-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6088888U (ja) * 1983-11-25 1985-06-18 松下電工株式会社 浴室ユニツトの土台への取付構造
JPH0673937B2 (ja) * 1990-09-22 1994-09-21 有限会社戸塚綜業 金属表面処理方法
JP2887905B2 (ja) * 1990-12-28 1999-05-10 ヤマハ株式会社 浴槽用防水パンの設置施工法

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JPH0612656U (ja) 1994-02-18

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