JP2692599B2 - レーザー非接触伸び計 - Google Patents

レーザー非接触伸び計

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JP2692599B2 JP6175339A JP17533994A JP2692599B2 JP 2692599 B2 JP2692599 B2 JP 2692599B2 JP 6175339 A JP6175339 A JP 6175339A JP 17533994 A JP17533994 A JP 17533994A JP 2692599 B2 JP2692599 B2 JP 2692599B2
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/16Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring the deformation in a solid, e.g. optical strain gauge

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば材料試験機等に
おける試験体の伸縮量を、レーザー光を用いて非接触で
測定することのできる伸び計に関する。
【0002】
【従来の技術】試験体表面にレーザー光を照射して得ら
れる反射光を用いて、その試験体の伸び量(縮み量)を
非接触のもとに測定する方法として、スペックルパター
ンを利用したものや、レーザードップラー効果を利用し
たもの、あるいは試験体表面の2箇所にマークを貼付す
るとともに、その各マークの位置をレーザー光を用いて
計測して、その2つのマーク間の距離を刻々と算出する
方式のものが知られている。
【0003】スペックルパターンを利用したものでは、
試験体上に固定して設定された1箇所において2種のス
ペックルパターンを測定し、それぞれの相互相関関数を
求めることによって各スペックルパターンの移動量を算
出し、これらの差を求めることにより、スペックルパタ
ーンの各移動量の算出結果に含まれる並進量に関する情
報をキャンセルして、レーザースポット内の歪み量のみ
を残している(特公昭61−27681号)。
【0004】ドップラー効果を利用したものでは、同様
に試験体上に固定して設定された1箇所に異なる波長を
持つ2種のレーザービームを互いにある角度をもって照
射することにより、2つのレーザービームの周波数差で
変調された干渉縞を生じさせ、この状態で試験体が移動
すると、ドップラー効果によって干渉縞の強度の変調周
波数が試験体の移動速度に応じた値だけシフトすること
を利用して、その移動速度を求め、これを時間積分する
ことによって、レーザービーム照射位置での移動量を求
める。この原理を用いて、試験体の2箇所の移動量を求
めると、試験体の2箇所間の伸びを求めることができ
る。
【0005】また、試験体に貼付した2つのマークの位
置をそれぞれレーザー光によって計測する方式のもの
は、ポリゴンミラー等を用いて試験体の伸び方向にスポ
ット状のレーザー光をスキャンさせつつ照射し、その反
射光強度を連続的に検出することにより各マークの刻々
の位置を求める。そして、その各マークの位置の変化か
ら、2つのマーク間における試験体の伸びを求める。
【0006】更に、本発明者は既に、スペックルパター
ンを利用して、試験体の2箇所におけるスペックルパタ
ーンの移動量を求め、両者の差を算出することによっ
て、各移動量に含まれる歪み情報をキャンセルして、そ
の2箇所間における伸びまたは縮み量を算出する技術
と、このようなスペックルパターンもしくはレーザード
ップラーを利用した試験体の2箇所の移動量の算出結果
を用いて、2箇所のレーザー光の照射位置を試験体の変
形に追尾させて変化させつつ、試験体の2箇所間の伸び
を測定する技術を提案している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上の各方
式のうち、試験体の1箇所にレーザー光を照射して得ら
れるスペックルパターンから歪み量を算出する方式で
は、得られる伸び量(または縮み量、以下同)はレーザ
ースポット内の伸び量に限られ、他所でクラック等が生
じてもその情報はデータに反映されないばかりでなく、
従来の伸び計等を用いたJIS準拠の伸びの概念とはか
け離れたものとなる。
【0008】これに対し、試験体の2箇所におけるスペ
ックルパターンの移動量を求め、その両者の移動量の差
を求める、本発明者による提案のうちの前者の方式、あ
るいは、レーザードップラー効果を利用して、試験体の
2箇所の移動速度からその各箇所の移動量を求め、両移
動量の差から2箇所間の伸びを求める方式によると、得
られた伸びデータには試験体の2箇所間の広領域の情報
が反映されることになる。
【0009】しかし、このような2箇所のスペックルパ
ターンの移動量、あるいはドップラー効果を利用した試
験体の2箇所の移動量に基づいて求められた伸びは、い
ずれも、レーザー光の照射位置が当初から変化しないが
故に、JISで規定された伸び(率)の概念とは異なる
ものとなる。すなわち、2箇所のレーザー光の照射位置
を固定して得られた伸びは、その照射位置間の距離をG
Lとすると、互いに距離GLを隔てて固定された観測点
を横切った試験体の移動量の積分値であって、JISの
引張試験に規定された伸びは、当初に設定した2つの点
(標点)間の距離GLが、試験後にどのように変化した
かを表す率であり、両者は等価な値とはならない。ま
た、このようなレーザー照射位置を変化させずにその2
点間の伸びを算出する方式では、試験体の伸びが大きい
場合には、当初に設定した2点が試験による試験体の伸
びによって観測点から逸脱してしまう可能性があり、正
確な測定が不可能となるという問題がある。
【0010】このような問題を解決したのが、前記した
本発明者による提案のうちの後者の方式である。この提
案方式では、当初に設定した2つの標点の刻々の移動量
の測定結果に基づき、各標点を追尾するように各レーザ
ー光の照射位置を変化させるため、従来の伸び計と同様
の伸びの測定結果を得ることが可能となるとともに、レ
ーザー光照射位置の追尾範囲を大きくすることで、試験
体の大きな伸びにも対応できる。
【0011】しかし、この追尾方式では、レーザー光照
射位置を変化させるための複雑なメカニズムが必要とな
って、装置価格が高くなるばかりでなく、追尾用のメカ
ニズムの誤差に起因して、測定結果に誤差が含まれると
いう欠点がある。
【0012】一方、試験体の2箇所にマークを貼付して
その各マークの位置をレーザー光によって計測する方式
では、このような諸問題はないものの、マークを貼り付
ける手間を要するとともに、試験の進行に伴ってマーク
が剥がれてしまう可能性もあるという欠点がある。
【0013】本発明はこのような実情に鑑みてなされた
もので、試験体にマーク等を一切付する必要がなく、か
つ、複雑なメカニズムを必要とすることなく、また、試
験体の大きな伸びにも対応でき、しかも直ちにJIS準
拠の伸びの測定結果を得ることのできる、レーザー非接
触伸び計の提供を目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの構成を、実施例図面である図1を参照しつつ説明す
ると、本発明のレーザー非接触伸び計は、試験体W表面
に対して、その測定すべき伸び方向に所定の長さにわた
ってレーザー光を照射する照射光学系1と、そのレーザ
ー光の試験体Wによる反射光を受光して、スペックルパ
ターンデータを得る複数チャンネルの反射光検出手段2
と、その反射光検出手段2の出力のうち、試験体W上で
測定すべき伸び方向に互いに所定距離だけ離れた2領域
からの反射光に係る各複数のチャンネル分のデータを観
測点データとして初期設定する設定手段3と、その各観
測点データを用いて、試験体Wの上記2領域からのスペ
ックルパターンの移動量をそれぞれ算出する移動量算出
手段41,42と、その移動量算出手段41,42によ
り算出された各移動量が、それぞれ規定量に達するごと
に、それぞれ観察点データ源としてとして用いるべきチ
ャンネルを、スペックルパターンの移動の向きにその移
動量に応じてシフトするチャンネルシフト制御手段4
3,44と、そのチャンネルシフト制御手段43,44
による2つの観測点データに関する各チャンネルシフト
量と移動量算出手段41,42による2領域からのスペ
ックルパターンの移動量から、設定手段3により初期設
定された2領域間の伸びを算出する伸び算出手段45を
備えていることによって特徴づけられる。
【0015】
【作用】本発明は、基本的には、試験体Wの伸び方向に
所定距離隔たった2箇所の観測点からの反射光に基づ
き、その2箇所それぞれのスペックルパターンの移動量
を求め、その各移動量の差から、その2箇所間の伸びを
算出するとともに、試験体Wの変形に伴う当初に設定し
た2箇所の観測点(標点)の移動を追尾してデータを採
取するわけであるが、前記した本発明者の後者の提案の
ように、その追尾をレーザー光の照射位置を機械的に変
化させることによって行うのではなく、複数チャンネル
の反射光検出手段2によって試験体の伸び方向に広領域
のデータを採取しつつ、その複数チャンネルのデータの
うち、スペックルパターンの移動量算出に供すべきチャ
ンネルを、試験体Wの変形に伴う観測点の移動に追従さ
せてシフトする方式を採用することによって、所期の目
的を達成している。
【0016】すなわち、照射光学系1により、試験体の
伸び方向に所定長さにわたってレーザー光を照射し、そ
の反射光を反射光検出手段2によって検出することで、
試験体Wの伸び方向に伸びる比較的長い領域におけるス
ペックルパターンデータを得る。そして、その全てのチ
ャンネルからのデータが、移動量算出手段41,42に
よるスペックルパターンの移動量の計算に供されるので
はなく、試験体Wの伸び方向に互いに所定距離だけ離れ
た2領域からの反射光に係る各複数のチャンネル分のデ
ータのみを、移動量算出のための観測点データとして用
いる。この各観測点データとして用いるべきチャンネル
は、設定手段3によって初期設定する。
【0017】試験体の変形に伴い、当初に設定された観
測点である2領域が移動するが、その移動量が規定量に
達するごとに、観測点データ源として用いるべきチャン
ネルを、その移動の向きに、かつ、移動量に応じてシフ
トする。つまり、当初に設定した観測点(標点)である
試験体W上の2つの領域の移動に追従させて、使用する
データを逐次変更していくことにより、レーザー光の照
射位置を移動させることなく、実質的に試験体に当初に
設定した2つの観測点(標点)を追尾する。そして、伸
びは、このようにして追尾された当初の観測点間の移動
量の差、具体的には2つの観測点に係るそれぞれのチャ
ンネルシフト量および移動量算出手段41,42による
各移動量から求める。このようにして得られた伸びは、
JIS準拠の伸びとなる。
【0018】
【実施例】図1は本発明実施例の全体構成を示す模式図
である。試験体Wは、例えば材料試験機の掴み具にその
両端が把持された状態で、図中上下方向への引張荷重が
与えられる。この試験体Wには、照射光学系1から、そ
の伸び方向に所定の距離、例えば20cmの長さにわた
って一様なレーザー光が照射される。
【0019】照射光学系1は、半導体レーザー11と、
その半導体レーザー11からの出力光をスポット状に成
形するレンズ12、およびそのレンズ12を経たレーザ
ー光を上下方向にのみ拡大して試験体Wに導くシリンド
リカルレンズ13によって構成されている。
【0020】照射光学系1からのレーザー光の試験体W
の表面による反射光は、集光レンズ21および1次元イ
メージセンサ22からなる反射光検出手段2によって検
出される。1次元イメージセンサ22は、例えば上下に
2000個の画素が10μmピッチで配設された200
0チャンネルのイメージセンサである。また、集光レン
ズ21は、その焦点距離が例えば4.5cmであり、こ
れが試験体Wのレーザー光照射面から50cmの位置に
配置されるとともに、その後方5cmのところに1次元
イメージセンサ22が置かれ、試験体Wの20cmの長
さのレーザー光照射領域からの反射光は、集光レンズ2
1によって1次元イメージセンサ22の受光面上に1/
10に縮小されて結像される。
【0021】1次元イメージセンサ22の各チャンネル
からの出力は、増幅器5で増幅された後、A−D変換器
6でデジタル化され、メモリ7に格納される。メモリ7
には、1次元イメージセンサ22の各チャンネルごとに
データの格納アドレスが設定されており、各チャンネル
からのデータは該当のアドレスに格納される。このメモ
リ7内の各チャンネルのデータは、後述する基準データ
として用いる初期のデータを除いて、データが到来する
ごとに演算部4で刻々と読みだされて、その一部が後述
する演算に供された後に、全データが直ちに捨てられ、
1次元イメージセンサ22からの次回のデータの到来を
待つようになっている。
【0022】演算部4は、図においては各機能ごとのブ
ロック図で示しているが、実際には高速信号処理回路と
CPUによって構成されている。この演算部4には、1
次元イメージセンサ22の各チャンネルからのデータの
うち、試験開始前に試験体Wの2つの標点に該当する2
領域からの反射光データを、それぞれ観測点データとし
て初期設定するための設定器3が接続されている。この
設定器3は、図2にグラフで示すように、1次元イメー
ジセンサ22の第1〜第2000チャンネルのうち、初
期の観測点データ源として、例えば第301チャンネル
から〜第400チャンネルまでを第1の観測点データ
源、第1601チャンネルから第1700チャンネルま
でを第2観測点データ源として設定する。
【0023】第1および第2の移動量算出部41および
42は、設定器3によって初期設定された上下の2領域
A1およびA2からの反射光データ、つまり1次元イメ
ージセンサ22の第301〜400チャンネルのデータ
群と、第1601〜1700チャンネルのデータ群とを
それぞれ観測点データとして、それぞれの領域のデータ
群について、それぞれ経時的に変化するデータの相関関
数を算出して、各領域からのスペックルパターンの移動
量を求める。具体的には、各観測点データの初期値をそ
れぞれ基準データとして、その各基準データと以後の刻
々の各観測点データの相関関数を算出して、その最大強
度の移動量を求めるわけである。
【0024】各移動量算出部41および42の出力は、
それぞれ伸び算出部45に供給されると同時に、それぞ
れに該当して設けられた第1および第2のチャンネルシ
フト制御部43および44に供給される。チャンネルシ
フト制御部43および44では、供給されたスペックル
パターン移動量が規定量、例えば30チャンネル分に相
当する量、従って図1の光学系の構成では試験体W上で
の実際のスペックルパターンの移動量が300μm、に
達するごとに、観測点データ源としてのチャンネルをそ
の移動の向きに30チャンネル分シフトする。すなわ
ち、第1の観測点データ源からのスペックルパターンの
移動量が300μmに達すると、データ源として用いる
チャンネルを第331〜430チャンネルにシフトし、
以降、第1の移動量算出部41で用いるデータを、シフ
ト後のチャンネルからのデータに変更する。つまり、チ
ャンネルシフトを行う時点において、それまで使用して
いた基準データを廃棄し、第331〜430チャンネル
からの当初データを新たに基準データとして、以後の同
チャンネル群からのデータの相関関数を刻々と算出す
る。第2の観測点データ源についても、全く同様に取り
扱う。そして、このような規定量のチャンネルシフトが
実行されるごとに、その旨が伸び算出部45にも同時に
供給される。
【0025】伸び算出部45では、各移動量算出部41
および42から供給される各観測領域からのスペックル
パターン移動量S1およびS2と、各チャンネルシフト
制御部43および43から供給される各領域についての
チャンネルシフト量C1およびC2とから、初期設定さ
れた第1と第2の領域間の伸びを算出して出力する。
【0026】すなわち、初期設定された第1および第2
の領域A1およびA2の、試験開始当初からある時間が
経過した時点における変位δ1およびδ2は、その時点
における移動量算出部41および42からのスペックル
パターンの移動量をS1およびS2とし、同時点におけ
るチャンネルシフト量をC1およびC2とすると、それ
ぞれδ1=C1+S1およびδ2=C2+S2となる。
その時点における第1と第2の領域A1とA2間の伸び
Δは、従って、 Δ=δ1−δ2=(C1+S1)−(C2+S2) によって算出することができる。このようにして得られ
た伸びΔは、初期設定された第1と第2の観測点データ
源である各チャンネル群の中央位置、つまり第350チ
ャンネルと第1650チャンネル上に結ばれた試験体W
の像、換言すれば領域A1とA2の各中央点を標点とし
た、JIS準拠の伸びの量となり、また、その各標点間
の当初の距離でΔを除すことにより、JISで言うとこ
ろの伸び(率)が得られる。
【0027】なお、チャンネルをシフトすべきスペック
ルパターン移動量の規定量は任意とすることができる
が、スペックルパターン移動量算出手段41,42によ
る相関関数の最大強度は、スペックルパターンの移動に
従って低下して、その位置の識別が困難となってくるた
め、その最大強度の位置が明確に識別できる限度の移動
量を規定量とすることが望ましい。
【0028】ここで、以上の実施例では、各スペックル
パターン移動量算出部41,42によるスペックルパタ
ーンの移動量が例えば30チャンネル分に相当する規定
量に達するまでは、基準データとして用いているものと
同じチャンネルからのデータの使用を継続したが、本発
明はこれに限らず、基準データとして用いるデータにつ
いては同様に規定量の移動時に段階的にシフトするとと
もに、その基準データとの相関関数を算出するための刻
々のデータについては、スペックルパターンの移動量が
例えば1チャンネル分に相当する量となるごとにシフト
するように構成することができる。
【0029】すなわち、図1の光学系の構成では、試験
体Wでの実際のスペックルパターンが10μm移動する
ごとに、基準データはそのままにしておいて、これとの
相関関数を算出するためのデータ源を1チャンネル分シ
フトする。そして、このようにデータ源をシフトして
も、スペックルパターンの移動量がある量を越えると相
関強度が低下して最大強度の位置の識別が次第に困難と
なるため、その限度を越えない範囲で、先の例と同様に
基準データをも更新すべく段階的にチャンネルをシフト
する。このような動作によると、より細やかに当初の観
測点を追尾することになり、相関強度の低下も緩やかと
なる。この場合、各観測点の刻々の移動量δ1(δ2)
は、その時点における基準データの更新のためのチャン
ネルシフト量をC1(C2)、同時点における移動量算
出部41(42)によるスペックルパターン移動量をS
1(S2)とし、刻々のデータ源のシフト量の累積値を
D1(D2)とすると δ1=(C1+D1+S1) δ2=(C2+D2+S2) となる。
【0030】また、以上の実施例では、照射光学系1に
よるレーザー光の照射領域全体を、1つのイメージセン
サ22によって観測したが、図3に例示するように、試
験体Wの伸び方向に2つの1次元イメージセンサ22
1,222を設けるとともに、その各イメージセンサ2
21および222に対して、レーザー光の照射領域から
の反射光を上下に2分割して導く集光レンズ211およ
び212を配設した構成を採用することができる。この
図3の構成によると、各イメージセンサ221および2
22、集光レンズ211および212、並びにこれらの
試験体Wとの位置関係を、それぞれの組について図1の
場合と同等とすることにより、各イメージセンサ22
1,222によってそれぞれ20cmずつ、合計40c
mの領域を測定できる。同様なイメージセンサと集光レ
ンズの組を3組とすることにより、60cmの領域を測
定できる。
【0031】このように複数のイメージセンサで空間分
割的に反射光を測定する場合、各イメージセンサ上の像
が連続し、あるいは一部重複するように配置すると、2
000チャンネルのイメージセンサを2個設けた場合に
は、各イメージセンサは互いに離れているものの、あた
かも連続する4000チャンネルの1つのイメージセン
サからの信号として、先の実施例と全く同様に取り扱う
ことができ、長い標点間距離での測定や、伸びの大きな
試料の測定に対処可能となる。
【0032】また、試験体Wへのレーザー光の照射領域
は、以上の各実施例のように必ずしも1本の連続した線
状の領域とする必要はなく、図4に例示するように、図
1と同様な2組の照射光学系1aおよび1bを設け、2
つの観測点それぞれに対応して、同一直線上で試験体W
の伸び方向に2つに分割してもよい。この場合、上下の
観測点が各照射領域を越えない範囲での伸びの測定を行
うことができる。そして、このような照射光学系を採用
する場合、2つの照射領域にそれぞれ対応して反射光検
出用の光学系を配置するように構成することもできる。
このように不要箇所へのレーザー光の照射を無くするこ
とは、単位面積当たりのレーザーパワーを大きくするた
めの効率が良好となり、データのS/Nの向上に有効で
ある。
【0033】ところで、以上の各実施例によれば、試験
体Wの表面に対して直線状のレーザー光が固定して照射
されているだけであり、設定器3で設定した当初の観測
点である第1と第2の領域が試験体Wの上でどの位置に
存在しているか、そして試験の進行に伴ってこれらの領
域がどの位置に移動しているのかは、肉眼で見ることが
できない。第1と第2の領域が試験体W上のどこに存在
しているかを知らせるために、例えば試験体Wを別途カ
メラで撮像し、その画像をCRT等のモニタ画面に表示
するとともに、その画像上に、前記したδ1およびδ2
の算出結果に基づいて各領域を表すマーク等をスーパー
インポーズ表示する構成を採用できるほか、以下のよう
に試験体Wの表面に観測点(標点)を表すスポット光を
直接照射するような構成を採用することができる。
【0034】図5は各観測点の刻々の位置を視認できる
ようにした本発明の他の実施例の構成を示す模式図であ
る。この例におていは、照射光学系1および反射光検出
手段2、並びにその反射光データのサンプリング手段や
メモリ7、更には演算部4の基本的構成は図1の例と同
等であるが、反射光検出手段2の集光レンズ21と1次
元イメージセンサ22との間に、2つのバンドパスフィ
ルタ103と104のいずれかが、フィルタ選択用ドラ
イバ105によって選択的に挿入されるようになってい
る。このフィルタ選択用ドライバ105は、演算部4か
らの指令によって動作する。
【0035】試験体Wには、照射光学系1からのレーザ
ー光のほか、観測点を照明するための2つのモニタ用レ
ーザー光照射光学系101および102からの2つのス
ポット状のマーカー用レーザー光が照射される。この各
マーカー用レーザー光の波長は、例えば680nmで、
測定用の照射光学系1からのレーザー光の波長は780
nmである。前記した2つのバンドパスフィルタ103
と104のうち、一方のフィルタ103は波長680n
mを中心とした狭い波長帯域の光のみを透過させ、他方
のフィルタ104は波長780nmを中心とした狭い波
長帯域の光のみを透過させる。
【0036】各マーカー用レーザー光照射光学系101
および102は、半導体レーザー101a,102aの
出力光をレンズ101b,102bでスポット状に成形
した後、そのレーザー光を可動ミラー101c,102
cを介して試験体Wの表面に照射するようになってお
り、各可動ミラー101c,102cは、それぞれ演算
部4からの指令によって動作するミラー駆動機構10
6,107によってその角度が制御される。
【0037】また、反射光検出手段2の集光レンズ21
は、演算部4からの指令に従って動作するオートフォー
カス機構108によって、光軸上を移動するようになっ
ている。
【0038】観測点を初期設定するための設定器3は、
この例においてマーカー用レーザー光照射光学系10
1,102内の可動ミラー101c,102cの角度を
制御するためのミラー駆動機構106,107に制御信
号を与えるための回路となっており、オペレータは、こ
の設定器3を操作して試験体W上の任意の2箇所にそれ
ぞれマーカー用レーザー光を照射することによって、2
つの観測点の初期位置を試験体W上に直接設定する。
【0039】このように試験体W上にマーカー用レーザ
ー光を照射することによって観測点の初期位置が設定さ
れると、演算部4は、まず、フィルタ選択用ドライバ1
05に指令を発して、680nm用のバンドパスフィル
タ103を選択し、1次元イメージセンサ22上に2つ
のマーカー用レーザースポット像を結ばせ、そのイメー
ジセンサ22の出力から各マーカー用レーザー光の中心
位置を計測し、2つの観測点の初期位置として記憶す
る。ここで、試験体Wからの反射光に含まれるスペック
ル情報により、スポットの中心位置を求めにくいときに
は、半導体レーザー101a,102aの駆動電流を変
化させることによって、スペックルをランダムに変化さ
せつつ、1次元イメージセンサ22の出力を積算するこ
とで、スペックルによる雑音を除去して各スポットの中
心を求め易くすることができる。
【0040】また、このとき、集光レンズ21のフォー
カス調整を行う。すなわち、ピークプロファイルはピン
トが合っているときに最も半値幅が小さくなるが、マー
カー用レーザー光の反射光のピークの半値幅を基に、オ
ートフォーカス機構108を駆動して集光レンズ21の
フォーカスを調整する。これによって、照射光学系1か
らのレーザー光の反射光を計測する実際の伸び測定に際
して、測定用のレーザー光が平行光でなくても試験体W
の前後の動きの影響を受けないようにすることがでる。
また、ピント情報から集光レンズ21と試験体W表面と
の距離を割り出すこともでき、これによって反射光像の
正確な倍率が求まるという利点もある。同時に、測定開
始時におけるイメージセンサ22上での標点間隔と、倍
率から当初の試験体W上での標点間距離が求まる。
【0041】以上のような初期設定に係る一連の動作が
終了すると、フィルタ選択用ドライバ105を駆動し
て、バンドパスフィルタを780nm用のフィルタ10
4に切り換え、測定を開始する。測定の動作は図1の例
と全く同様であるが、各観測点の刻々の移動量δ1およ
びδ2の算出結果は、各ミラー駆動機構106,107
に供給され、これによって各可動ミラー101c,10
2cの角度が制御され、各マーカー用レーザー光は照射
位置が、それぞれ観測点の移動に従ってこれを追尾する
ように変化する。なの、観測点の移動に伴うマーカー用
レーザー光の照射位置の精度は、これらのマーカーは単
にオペレータが観測点の移動状況を知らせるためのもの
であることからは、特に高精度である必要はない。
【0042】なお、以上の例において、ピント情報から
集光レンズ21と試験体Wの表面との距離を割り出して
倍率を求めて、それを基に当初の試験体W上での標点間
距離を求め得ることを利用して、当初の観測点(標点)
の設定方法として、オペレータが標点間距離を設定する
とともに、2つの観測点のうちの一方のみをマーカー用
レーザー光の照射によって設定することにより、演算部
4が自動的に他方の観測点を設定して、その位置にマー
カー用レーザー光を照射するように構成することもでき
る。
【0043】
【発明の効果】以上のように構成されているので、本発
明によれば、試験体上に当初に設定された2つの領域が
試験の進行に伴って移動しても、その各領域を追尾する
ように使用するチャンネルを自動的に切り換えつつ、そ
れぞれのスペックルパターンの移動量を求めて伸びを求
めるから、試験体にマーク等を一切付する必要がなく、
しかも複雑な追尾用のメカニズムを必要とすることな
く、JIS準拠の伸びと等価な伸びを正確に測定するこ
とができ、また、試験体の大きな伸びにも対応できる。
【0044】更に、本発明は、領域の移動に伴うチャン
ネルのシフト動作はプログラム上の問題であることから
瞬時にシフトが可能であり、メカニズムによってレーザ
ー光の照射位置を追尾させる方式に比して、追尾時にス
ペックルパターンデータが乱れるというような恐れもな
い。そして、このようなチャンネルシフトによる観測点
の追尾動作は、センサの画素ピッチによって決まり、追
尾による誤差が累積するといった問題も生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の全体構成を示す模式図
【図2】本発明実施例の設定器3による観測点の初期設
定の手法を説明するためのグラフ
【図3】本発明の他の実施例の光学系の構成図
【図4】本発明の更に他の実施例の要部光学系の構成図
【図5】本発明の更にまた他の実施例の全体構成を示す
模式図
【符号の説明】
1 照射光学系 11 半導体レーザー 12 レンズ 13 シリンドリカルレンズ 2 反射光検出手段 21 集光レンズ 22 1次元イメージセンサ 3 設定器 4 演算部 41,42 移動量算出部 43,44 チャンネルシフト制御部 45 伸び算出部 6 A−D変換器 7 メモリ W 試験体

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試験体表面に対して、その測定すべき伸
    び方向に所定の長さにわたってレーザー光を照射する照
    射光学系と、そのレーザー光の試験体による反射光を受
    光してスペックルパターンデータを得るための複数チャ
    ンネルの反射光検出手段と、その反射光検出手段の出力
    のうち、試験体上で上記伸び方向に互いに所定距離だけ
    離れた2領域からの反射光に係る各複数チャンネル分の
    データをそれぞれ観測点データとして初期設定する設定
    手段と、その各観測点データを用いて、試験体上の上記
    2領域からのスペックルパターンの移動量をそれぞれ算
    出する移動量算出手段と、その移動量算出手段により算
    出された各移動量が、それぞれ規定量に達するごとに、
    それぞれ観測点データ源として用いるべきチャンネルを
    スペックルパターンの移動の向きにその移動量に応じて
    シフトするチャンネルシフト制御手段と、そのチャンネ
    ルシフト制御手段による2つの観測点データに関する各
    チャンネルシフト量と上記移動量算出手段による2領域
    からのスペッルパターンの移動量から、上記設定手段に
    より設定された2領域間の伸びを算出する伸び算出手段
    を備えたレーザー非接触伸び計。
  2. 【請求項2】 試験体上に初期設定された上記2領域に
    対してそれぞれスポット状の可視光を照射する標点表示
    用光学系を備え、この標点表示用光学系は、上記移動量
    算出手段によるスペックルパターンの移動量算出結果と
    チャンネルシフト制御手段によるチャンネルシフト量に
    基づいて求められる上記2領域それぞれの移動量に基づ
    き、当該各領域の移動に追随して上記スポット状の可視
    光の照射位置をそれぞれ移動させる機構を含んでいるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載のレーザー非接触伸び
    計。
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