JP2692415B2 - パルス除去回路 - Google Patents
パルス除去回路Info
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- JP2692415B2 JP2692415B2 JP3110037A JP11003791A JP2692415B2 JP 2692415 B2 JP2692415 B2 JP 2692415B2 JP 3110037 A JP3110037 A JP 3110037A JP 11003791 A JP11003791 A JP 11003791A JP 2692415 B2 JP2692415 B2 JP 2692415B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- signal
- tcyc
- shift register
- pulse
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K5/00—Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
- H03K5/153—Arrangements in which a pulse is delivered at the instant when a predetermined characteristic of an input signal is present or at a fixed time interval after this instant
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K5/00—Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
- H03K5/125—Discriminating pulses
- H03K5/1252—Suppression or limitation of noise or interference
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Nonlinear Science (AREA)
- Manipulation Of Pulses (AREA)
- Dc Digital Transmission (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は入力信号からある一定幅
以下のパルスを除去するパルス除去回路に関する。
以下のパルスを除去するパルス除去回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパルス除去回路をあらわす図を図
4に示す。これはシフトレジスタが3ビット構成の場合
の例である。
4に示す。これはシフトレジスタが3ビット構成の場合
の例である。
【0003】図4は従来のパルス除去回路の動作タイミ
ングチャートである。
ングチャートである。
【0004】φ1,φ2は互いにハイレベルの期間の重
なりのない、パルス除去回路の外部から加えられるクロ
ックである。φ1,φ2と、それらを生成するための基
準クロックφとの関係を図9に示す。
なりのない、パルス除去回路の外部から加えられるクロ
ックである。φ1,φ2と、それらを生成するための基
準クロックφとの関係を図9に示す。
【0005】Dフリップフロップ2,(以下、DFFと
記す)、DFF3,DFF4で3ビットのシフトレジス
タを構成している。
記す)、DFF3,DFF4で3ビットのシフトレジス
タを構成している。
【0006】DFF2,DFF3,DFF4は、例えば
図7に示すような回路構成である。
図7に示すような回路構成である。
【0007】DFF2,DFF3,DFF4はφがハイ
レベルの期間中に信号をラッチし、その直後のφ2がハ
イレベルの期間中にラッチした信号を出力する。各DF
Fの出力Q1,Q2,Q3は図4に示すようになる。す
なわちQ1,Q2,Q3の値はそれぞれの前段の出力を
φ2の周期だけ遅らせた値になる。今、φ2の周期をt
cycとすると、DFF一段につき信号は1tcycだ
け遅れるので、入力信号とQ3の遅延は3tcycとな
る。したがってAND7の出力がハイレベルになるため
には、少なくとも3tcycの期間入力信号1のハイレ
ベルが連続する必要がある。同様に、NOR8の出力が
ハイレベルになるためには少なくとも3tcycの期間
入力信号1のロウレベルが連続する必要がある。
レベルの期間中に信号をラッチし、その直後のφ2がハ
イレベルの期間中にラッチした信号を出力する。各DF
Fの出力Q1,Q2,Q3は図4に示すようになる。す
なわちQ1,Q2,Q3の値はそれぞれの前段の出力を
φ2の周期だけ遅らせた値になる。今、φ2の周期をt
cycとすると、DFF一段につき信号は1tcycだ
け遅れるので、入力信号とQ3の遅延は3tcycとな
る。したがってAND7の出力がハイレベルになるため
には、少なくとも3tcycの期間入力信号1のハイレ
ベルが連続する必要がある。同様に、NOR8の出力が
ハイレベルになるためには少なくとも3tcycの期間
入力信号1のロウレベルが連続する必要がある。
【0008】Q1,Q2,Q3の値がすべてハイレベル
になったとき、RSフリップフロップ(以下RSFFと
記す)9の出力信号10はハイレベルにセットされる。
また、Q1,Q2,Q3の値がすべてロウレベルになる
と出力信号10はロウレベルにリセットされる。
になったとき、RSフリップフロップ(以下RSFFと
記す)9の出力信号10はハイレベルにセットされる。
また、Q1,Q2,Q3の値がすべてロウレベルになる
と出力信号10はロウレベルにリセットされる。
【0009】以上のことより、一度出力信号10がハイ
レベルにセットされると、3tcyc以上の期間に渡っ
てロウレベルを入力しなければ出力信号10はロウレベ
ルにリセットされることはなく、3tcycより短い時
間ロウレベルが入力されても出力信号10はハイレベル
のままである。また、一度出力信号10がロウレベルに
リセットされると、3tcyc以上の期間に渡ってハイ
レベルを入力しなければ出力信号10はハイレベルにセ
ットされることはなく、3tcycより短い時間ハイレ
ベルが入力されても出力信号10はロウレベルのままで
ある。つまり、ある入力信号から、3tcyc未満の幅
のパルスを除去できることになる。これを拡張すると、
nビットのシフトレジスタではntcyc未満の幅のパ
ルスを除去できる。
レベルにセットされると、3tcyc以上の期間に渡っ
てロウレベルを入力しなければ出力信号10はロウレベ
ルにリセットされることはなく、3tcycより短い時
間ロウレベルが入力されても出力信号10はハイレベル
のままである。また、一度出力信号10がロウレベルに
リセットされると、3tcyc以上の期間に渡ってハイ
レベルを入力しなければ出力信号10はハイレベルにセ
ットされることはなく、3tcycより短い時間ハイレ
ベルが入力されても出力信号10はロウレベルのままで
ある。つまり、ある入力信号から、3tcyc未満の幅
のパルスを除去できることになる。これを拡張すると、
nビットのシフトレジスタではntcyc未満の幅のパ
ルスを除去できる。
【0010】図5は従来のパルス除去回路をシフトレジ
スタ6段で構成した場合の例である。この回路の動作タ
イミングチャートを図6に示す。前記のように、シフト
レジスタ1段につき信号は1tcyc遅れるので、全体
の信号遅延は6tcycとなる。したがってRSFF9
が1にセットされるためには6tcyc以上の期間に渡
って入力信号のハイレベルが連続しなければならず、ま
たRSFF9が0にリセットされるためには6tcyc
以上の期間に渡ってロウレベルが連続しなければならな
い。つまりこの例では6tcyc未満の幅のパルスを除
去することができる。
スタ6段で構成した場合の例である。この回路の動作タ
イミングチャートを図6に示す。前記のように、シフト
レジスタ1段につき信号は1tcyc遅れるので、全体
の信号遅延は6tcycとなる。したがってRSFF9
が1にセットされるためには6tcyc以上の期間に渡
って入力信号のハイレベルが連続しなければならず、ま
たRSFF9が0にリセットされるためには6tcyc
以上の期間に渡ってロウレベルが連続しなければならな
い。つまりこの例では6tcyc未満の幅のパルスを除
去することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のパルス除去回路
では、除去できるパルスの幅を広くする、例えば2倍に
するためにはシフトレジスタの段数を2倍にしなければ
ならない。そのためにパルス除去回路を構成する素子数
が増加し、その占有する面積も大きくなるという欠点が
あった。
では、除去できるパルスの幅を広くする、例えば2倍に
するためにはシフトレジスタの段数を2倍にしなければ
ならない。そのためにパルス除去回路を構成する素子数
が増加し、その占有する面積も大きくなるという欠点が
あった。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のパルス除去回路
は、入力信号ラッチと、n個のDフリップフロップから
構成されるシフトレジスタ(n≧1を満たす整数)と、
前記シフトレジスタの1段目の入力と出力の不一致を検
出する排他的論理和手段と、前記排他的論理和手段の出
力から前記シフトレジスタのサンプリングクロックを生
成する分周回路と、前記シフトレジスタの全段の出力が
1になったことを検出する論理積手段と、前記シフトレ
ジスタの全段の出力が0になったことを検出する論理和
手段と、前記論理積手段の出力をセット入力、前記論理
積手段の出力をリセット入力に接続されたRSフリップ
フロップとを有している。
は、入力信号ラッチと、n個のDフリップフロップから
構成されるシフトレジスタ(n≧1を満たす整数)と、
前記シフトレジスタの1段目の入力と出力の不一致を検
出する排他的論理和手段と、前記排他的論理和手段の出
力から前記シフトレジスタのサンプリングクロックを生
成する分周回路と、前記シフトレジスタの全段の出力が
1になったことを検出する論理積手段と、前記シフトレ
ジスタの全段の出力が0になったことを検出する論理和
手段と、前記論理積手段の出力をセット入力、前記論理
積手段の出力をリセット入力に接続されたRSフリップ
フロップとを有している。
【0013】
【実施例】以下、実施例につき図面を用いて詳述する。
【0014】図1に、本発明の一実施例の回路図を示
す。入力信号1はクロック同期化用DFF2でクロック
φ2に同期化されたあと、クロックφ1,φ2でサンプ
リングするDFF3とクロックφ1、CLKでサンプリ
ングするDFF4〜DFF6により遅延される。
す。入力信号1はクロック同期化用DFF2でクロック
φ2に同期化されたあと、クロックφ1,φ2でサンプ
リングするDFF3とクロックφ1、CLKでサンプリ
ングするDFF4〜DFF6により遅延される。
【0015】排他的論理和手段(以下EXNORと記
す)11はDFF2とDFF3の不一致を検出し、DF
F12,AND13,NOR15,ダイナミックラッチ
16で構成される1/2分周回路の動作を制御する。
す)11はDFF2とDFF3の不一致を検出し、DF
F12,AND13,NOR15,ダイナミックラッチ
16で構成される1/2分周回路の動作を制御する。
【0016】DFF12は、例えば図8に示すような回
路構成である。
路構成である。
【0017】1/2分周回路の出力であるAND14
は、DFF4〜DFF6にサンプリングクロックCLK
を供給する。
は、DFF4〜DFF6にサンプリングクロックCLK
を供給する。
【0018】AND7はDFF3〜DFF6の出力Q1
〜Q4(以下単にQ1〜Q4と称す)のオール1を検出
し、RSFF9のセット信号を発生し、NOR8はQ1
〜Q4のオール0を検出し、RSFF9のリセット信号
を発生する。
〜Q4(以下単にQ1〜Q4と称す)のオール1を検出
し、RSFF9のセット信号を発生し、NOR8はQ1
〜Q4のオール0を検出し、RSFF9のリセット信号
を発生する。
【0019】以下に本実施例の動作を図2のタイミング
チャートを参照して詳細に説明する。
チャートを参照して詳細に説明する。
【0020】入力信号1として図2に示すように、時間
T1で立ち上がり7tcyc後に立ち下がり、時間T3
で再び立ち上がり6tcyc後に立ち下がるような信号
を入力すると、入力信号1はDFF2でまずφ2同期の
信号に同期化され、DFF3でサンプリングクロックφ
1,φ2の周期である1tcyc期間遅延される。DF
F2の出力Q0(以下単にQ0と称す)と、Q1の不一
致を検出するEXNOR11の出力X(以下単にXと称
す)は、Q0が1になってからQ1が1になる遅れ1t
cycの期間0レベルを出力する。AND13はEXN
OR11が0になると同時に0になり、1/2分周カウ
ンタ動作を一時停止させる。1/2分周カウンタ動作に
ついて簡単に説明すると、Xが1になると1/2tcy
c後にAND13が1になり、ダイナミックラッチ16
で1/2tcyc遅れた後にNOR15からDFF12
にリセット信号が発生し、さらに1/2tcyc後にD
FF12の出力Q4は0になり、AND13は再び0に
戻る。1/2tcyc後にNOR15のリセット信号が
解除され、DFF12はXの1を1tcyc後にAND
13に伝達する。以下、Xが1の期間は同じ動作を繰り
返し、AND14の出力は、図2に示すようにφ2の2
倍の周期のクロックを発生する。1/2tcyc後にX
が0になると、AND13が0、1/2分周カウンタの
出力であるAND14の出力は0、さらに1/2tcy
c遅れてNOR15は1となり、DFF12のリセット
信号は0となる。
T1で立ち上がり7tcyc後に立ち下がり、時間T3
で再び立ち上がり6tcyc後に立ち下がるような信号
を入力すると、入力信号1はDFF2でまずφ2同期の
信号に同期化され、DFF3でサンプリングクロックφ
1,φ2の周期である1tcyc期間遅延される。DF
F2の出力Q0(以下単にQ0と称す)と、Q1の不一
致を検出するEXNOR11の出力X(以下単にXと称
す)は、Q0が1になってからQ1が1になる遅れ1t
cycの期間0レベルを出力する。AND13はEXN
OR11が0になると同時に0になり、1/2分周カウ
ンタ動作を一時停止させる。1/2分周カウンタ動作に
ついて簡単に説明すると、Xが1になると1/2tcy
c後にAND13が1になり、ダイナミックラッチ16
で1/2tcyc遅れた後にNOR15からDFF12
にリセット信号が発生し、さらに1/2tcyc後にD
FF12の出力Q4は0になり、AND13は再び0に
戻る。1/2tcyc後にNOR15のリセット信号が
解除され、DFF12はXの1を1tcyc後にAND
13に伝達する。以下、Xが1の期間は同じ動作を繰り
返し、AND14の出力は、図2に示すようにφ2の2
倍の周期のクロックを発生する。1/2tcyc後にX
が0になると、AND13が0、1/2分周カウンタの
出力であるAND14の出力は0、さらに1/2tcy
c遅れてNOR15は1となり、DFF12のリセット
信号は0となる。
【0021】以上のように、Xが0になると1/2分周
カウンタは一時動作を停止し、Xが1に戻ってから1/
2tcyc期間遅れた後、再び1/2分周動作を開始す
る。1/2分周カウンタ出力であるAND14の出力は
図2のCLKに示すように、Q1が立ち上がってから1
/2tcyc後から2tcyc周期でクロック出力を発
生し、DFF4,DFF5,DFF6ではサンプリング
クロックCLKの周期である2tcycずつ各々入力信
号を遅延させ、最終的にQ4はQ0から6tcyc遅れ
て1になる。AND7は、Q1〜Q4がすべて1になっ
たときに一致信号を発生する。今、入力信号幅は7tc
yc幅であるので、時間T2になるとQ1〜Q4の出力
がすべて1となり、AND7の一致信号が発生し、RS
FF9がセットされ、出力信号10は1になる。入力信
号が0に立ち下がると、DFF3〜DFF6に7tcy
cかけて0が転送され、時間T3でQ1〜Q4がすべて
0になり、NOR8はリセット信号を発生し、RSFF
9はリセットされ、出力信号10は0になる。出力信号
10のハイレベル幅は、セット信号とリセット信号の時
間差で決定され、7tcycとなる。次に、時間T3か
ら6tcyc幅のハイレベルを入力すると、前回同様に
DFF2でφ2に同期化されて、EXNOR11でQ0
とQ1の不一致を判断しXが0レベルとなり、1/2分
周カウンタの動作を一時停止する。Xが1になってから
1/2tcyc後に、1/2分周カウンタは動作を開始
し、AND14にはシフトクロックCLKが発生する
が、入力信号幅が6tcyc幅なので時間T4でQ0が
0になり、Q0,Q1の不一致信号Xが0になる。Xが
0になると、前述のしたように、1/2分周カウンタが
一時動作を停止して、DFF5の信号をDFF6にシフ
トするための3発目のCLKが発生しない。その為、Q
4は0のままとなり、Q1〜Q4がオール1とならない
ので、AND7からRSFF9のセット信号は発生され
ず、出力信号は図2に示すとおり0のままになり、破線
で示すような入力信号が除去された事になる。DFF5
の信号をDFF6にシフトする3発目のCLKは入力信
号が6tcyc以下の場合には発生されないので、入力
信号幅が6tcyc以下の信号は除去できる事になる。
カウンタは一時動作を停止し、Xが1に戻ってから1/
2tcyc期間遅れた後、再び1/2分周動作を開始す
る。1/2分周カウンタ出力であるAND14の出力は
図2のCLKに示すように、Q1が立ち上がってから1
/2tcyc後から2tcyc周期でクロック出力を発
生し、DFF4,DFF5,DFF6ではサンプリング
クロックCLKの周期である2tcycずつ各々入力信
号を遅延させ、最終的にQ4はQ0から6tcyc遅れ
て1になる。AND7は、Q1〜Q4がすべて1になっ
たときに一致信号を発生する。今、入力信号幅は7tc
yc幅であるので、時間T2になるとQ1〜Q4の出力
がすべて1となり、AND7の一致信号が発生し、RS
FF9がセットされ、出力信号10は1になる。入力信
号が0に立ち下がると、DFF3〜DFF6に7tcy
cかけて0が転送され、時間T3でQ1〜Q4がすべて
0になり、NOR8はリセット信号を発生し、RSFF
9はリセットされ、出力信号10は0になる。出力信号
10のハイレベル幅は、セット信号とリセット信号の時
間差で決定され、7tcycとなる。次に、時間T3か
ら6tcyc幅のハイレベルを入力すると、前回同様に
DFF2でφ2に同期化されて、EXNOR11でQ0
とQ1の不一致を判断しXが0レベルとなり、1/2分
周カウンタの動作を一時停止する。Xが1になってから
1/2tcyc後に、1/2分周カウンタは動作を開始
し、AND14にはシフトクロックCLKが発生する
が、入力信号幅が6tcyc幅なので時間T4でQ0が
0になり、Q0,Q1の不一致信号Xが0になる。Xが
0になると、前述のしたように、1/2分周カウンタが
一時動作を停止して、DFF5の信号をDFF6にシフ
トするための3発目のCLKが発生しない。その為、Q
4は0のままとなり、Q1〜Q4がオール1とならない
ので、AND7からRSFF9のセット信号は発生され
ず、出力信号は図2に示すとおり0のままになり、破線
で示すような入力信号が除去された事になる。DFF5
の信号をDFF6にシフトする3発目のCLKは入力信
号が6tcyc以下の場合には発生されないので、入力
信号幅が6tcyc以下の信号は除去できる事になる。
【0022】本実施例では6tcyc以下の幅のパルス
は除去されるが、これを8tcyc以下の幅のパルスを
除去したい場合を考えてみる。従来回路では前述のよう
に除去するパルス幅と同じ段数のシフトレジスタが必要
であり、この場合は8段、つまり8個のDFFが必要で
ある。ところが本実施例ではシフトレジスタ1段につき
2tcycの遅延が生じるため、除去するパルス幅が6
tcycから8tcycに増加してもDFFの増加は1
段ですむ。したがって必要なDFFの数は7個である。
は除去されるが、これを8tcyc以下の幅のパルスを
除去したい場合を考えてみる。従来回路では前述のよう
に除去するパルス幅と同じ段数のシフトレジスタが必要
であり、この場合は8段、つまり8個のDFFが必要で
ある。ところが本実施例ではシフトレジスタ1段につき
2tcycの遅延が生じるため、除去するパルス幅が6
tcycから8tcycに増加してもDFFの増加は1
段ですむ。したがって必要なDFFの数は7個である。
【0023】次に、さらに除去するパルス幅を広くした
場合、例えば6tcycから12tcycに増加した場
合を考えてみる。従来回路では前述のように12個のD
FFが必要である。それに対し本発明では、パルス幅の
増加量は12−6=6tcycなので6÷2=3段のD
FF増加ですみ、全体のDFFの個数は9個であり、よ
り本発明の効果は大となる。
場合、例えば6tcycから12tcycに増加した場
合を考えてみる。従来回路では前述のように12個のD
FFが必要である。それに対し本発明では、パルス幅の
増加量は12−6=6tcycなので6÷2=3段のD
FF増加ですみ、全体のDFFの個数は9個であり、よ
り本発明の効果は大となる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明のパルス除去
回路は、シフトレジスタのサンプリングクロックをパル
ス除去回路内部で生成することにより、除去するパルス
の幅を広くしてもシフトレジスタの段数の増加は従来回
路よりも少なくてすむ。さらに除去するパルスの幅が広
がるほど本発明の回路のほうがパルス除去回路を構成す
る素子数が少く効果が大となる。したがってパルス除去
回路の占有する面積を小さくすることができる。
回路は、シフトレジスタのサンプリングクロックをパル
ス除去回路内部で生成することにより、除去するパルス
の幅を広くしてもシフトレジスタの段数の増加は従来回
路よりも少なくてすむ。さらに除去するパルスの幅が広
がるほど本発明の回路のほうがパルス除去回路を構成す
る素子数が少く効果が大となる。したがってパルス除去
回路の占有する面積を小さくすることができる。
【図1】本発明の一実施例を表わす図である。
【図2】本発明の実施例における動作タイミングチャー
トである。
トである。
【図3】従来のパルス除去回路を表わす図である。
【図4】従来のパルス除去回路における動作タイミング
チャートである。
チャートである。
【図5】従来のパルス除去回路のシフトレジスタを6段
構成にした場合の例である。
構成にした場合の例である。
【図6】図5の回路の動作タイミングチャートである。
【図7】Dフリップフロップの回路例である。
【図8】リセット付きDフリップフロップの回路例であ
る。
る。
【図9】φ1,φ2と基準クロックの関係を表わす図で
ある。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 入力信号からある一定幅以下のパルスを
除去するパルス除去回路において、入力信号ラッチと、
n個のDフリップフロップから構成されるシフトレジス
タ(n≧1を満たす整数)と、前記シフトレジスタの1
段目の入力と出力の不一致を検出する排他的論理和手段
と、前記排他的論理和手段の出力から前記シフトレジス
タのサンプリングクロックを生成する分周回路と、前記
シフトレジスタの全段の出力が1になったことを検出す
る論理積手段と、前記シフトレジスタの全段の出力が0
になったことを検出する論理和手段と、前記論理積手段
の出力をセット入力、前記論理積手段の出力をリセット
入力に接続されたRSフリップフロップとを有するパル
ス除去回路。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3110037A JP2692415B2 (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | パルス除去回路 |
US07/879,310 US5225715A (en) | 1991-05-15 | 1992-05-07 | Narrow pulse eliminating circuit through transmission of input pulse signal using wide clock pulse |
DE69209887T DE69209887T2 (de) | 1991-05-15 | 1992-05-07 | Pulsunterscheidungsschaltung zum Eliminieren schmaler Impulse |
EP92107722A EP0514714B1 (en) | 1991-05-15 | 1992-05-07 | Pulse discriminating circuit for eliminating narrow pulses |
KR1019920008232A KR960010388B1 (ko) | 1991-05-15 | 1992-05-15 | 펄스 판별 회로 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3110037A JP2692415B2 (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | パルス除去回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04337917A JPH04337917A (ja) | 1992-11-25 |
JP2692415B2 true JP2692415B2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=14525515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3110037A Expired - Fee Related JP2692415B2 (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | パルス除去回路 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5225715A (ja) |
EP (1) | EP0514714B1 (ja) |
JP (1) | JP2692415B2 (ja) |
KR (1) | KR960010388B1 (ja) |
DE (1) | DE69209887T2 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2708809B1 (fr) * | 1993-08-05 | 1995-09-01 | Sgs Thomson Microelectronics | Circuit de filtrage d'un signal impulsionnel et circuit intégré comportant un tel circuit. |
US5367200A (en) * | 1993-11-29 | 1994-11-22 | Northern Telecom Limited | Method and apparatus for measuring the duty cycle of a digital signal |
US5525921A (en) * | 1994-04-07 | 1996-06-11 | Vlsi Technology, Inc. | Logic suppression of input and ground spikes for synchronized inputs |
US5539337A (en) * | 1994-12-30 | 1996-07-23 | Intel Corporation | Clock noise filter for integrated circuits |
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