JP2622853B2 - 2逓倍回路 - Google Patents

2逓倍回路

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JP2622853B2 JP63090686A JP9068688A JP2622853B2 JP 2622853 B2 JP2622853 B2 JP 2622853B2 JP 63090686 A JP63090686 A JP 63090686A JP 9068688 A JP9068688 A JP 9068688A JP 2622853 B2 JP2622853 B2 JP 2622853B2
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節 小室
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、電子回路に用いられる逓倍回路に係り、
更に詳しくは簡単な構成で入力クロックパルスの2倍の
周波数パルスが得られる2逓倍回路に関すものである。
[従来例] 従来、この種の逓倍回路には、カウンタ回路、あるい
はPLL回路等を利用するもの、共振回路を構成し、その
高調波を利用するもの等がある。
それら回路を利用した逓倍回路は、それぞれ精度がよ
く、多種の周波数に対応することができることから、各
種電子機器の回路に用いられている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記の逓倍回路において、共振回路を
利用するものは低周波領域で使用できなかったり、その
他の回路を利用するものはその回路構成が複雑となり、
コスト的に高価なものになってしまうという問題点があ
った。
この発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、そ
の目的は入力クロックパルスの2逓倍パルスを簡単な構
成で安価に得ることができる2逓倍回路を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この発明は、入力クロッ
クパルスをその周波数の2倍として出力する2逓倍回路
であって、その入力クロックパルスの1/2周期の時定数
を有し、その入力クロックパルスのタイミングでその時
定数のパルスを出力する第1のモノマルチバイブレータ
回路と、上記入力クロックパルスのパルス幅の時定数を
有し、上記第1のモノマルチバイブレータ回路にて得ら
れたパルス信号のタイミングでその時定数のパルスを出
力する第2のモノマルチバイブレータ回路と、この第2
のモノマルチバイブレータ回路にて得られたパルス信号
と上記入力クロックパルスとの論理和をとる論理回路と
を備え、この論理回路にて得られるパルス信号の周波数
を前記入力クロックパルスの周波数の2倍とするように
したものである。
この場合、上記論理回路と上記第1のモノマルチバイ
ブレータ回路との間には、同論理回路の出力パルスを分
周するフリップ・フロップ回路およびこの分周されたパ
ルスを積分して位相ずれ分を検出し上記第1のモノマル
チバイブレータ回路にフィードバックする積分回路から
なる位相コントロール回路が設けられている。
[作用] 上記構成としたので、パルス幅t、周期Tのクロック
パルスが入力されると、第1のモノマルチバイブレータ
回路はその入力クロックパルスの立ち上がりのタイミン
グで時定数C1・R1(T/2)のパルスを出力する。第2の
モノマルチバイブレータ回路はその第1のモノマルチバ
イブレータ回路にて得られたパルス信号の立ち下がりタ
イミングで時定数C2・R2(t)のパルスを出力する。す
ると、この第2のモノマルチバイブレータ回路にて得ら
れたパルス信号は、上記入力クロックパルスのパルス幅
t、周期Tと同じであるが、その位相がずれたものとな
る。このパルス信号と入力クロックパルスが論理和回路
にて一つの信号とされるため、この信号は入力クロック
パルスの2倍の周波数とされる。
また、上記論理回路から出力されるパルス信号は、位
相コントロール回路のフリップ・フロップ回路にて分周
され、この分周されたパルス信号が積分器にて積分され
ることにより、その位相ずれ分が検出され、第1のモノ
マルチバイブレータ回路にフィードバックされる。
[実 施 例] 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、第1のモノマルチバイブレータ回路
1にはパルス幅t、周期Tのクロックパルスが入力され
ている。第1のモノマルチバイブレータ回路1はそのク
ロックパルスのタイミングでセットし、その周期Tの1/
2の時定数(C1・R1)のパルスを出力する。第1のモノ
マルチバイブレータ回路1にて得られたパルス信号は第
2のモノマルチバイブレータ回路2に入力される。第2
のモノマルチバイブレータ回路2はそのパルス信号のタ
イミングでセットし、クロックパルスの幅tの時定数
(C2・R2)のパルスを出力する。第2のモノマルチバイ
ブレータ回路2にて得られたパルス信号は2オア(論理
和)回路3の一方の入力端子に入力され、この他方の入
力端子にはクロックパルスが入力される。
また、2オア回路3の出力は、位相コントロール回路
4を介して第1のモノマルチバイブレータ回路1にフィ
ードバックされる。位相コントロール回路4には、その
2オア回路3にて得られたパルス信号にてセット、リセ
ットされるフリップ・フロップ回路4aと、このフリップ
・フロップ回路4aにて得られた信号を積分する積分回路
4bとが設けられている。
次に、上記構成の2逓倍回路の動作を第2図のタイム
チャートに基づいて説明する。
まず、クロックパルスが第1のモノマルチバイブレー
タ回路1に入力されたものとする。すると、第1のモノ
マルチバイブレータ回路1は、そのクロックパルスの立
ち上がりのタイミングでセットして、同図(b)に示さ
れるように、クロックパルスに同期してC1・R1(クロッ
クパルスの周期Tの1/2)の幅のパルス信号を出力し、
このパルス信号が第2のモノマルチバイブレータ回路2
に入力される。第2のモノマルチバイブレータ回路2
は、そのパルス信号の立ち下がりのタイミングにてセッ
トして、同図(c)に示されるように、そのパルス信号
に同期(所謂クロックパルスに同期)してC2・R2(クロ
ックパルスの幅t)幅のパルス信号を出力し、このパル
ス信号が2オア回路3に入力される。そのため、同図
(d)に示されているように、2オア回路3にてそのク
ロックパルスと第2のモノマルチバイブレータ回路2に
て得られたパルス信号との論理和が取られ、この2オア
回路3からは入力クロックパルスの2逓倍パルスが出力
される。
また、上記2逓倍回路を構成しているIC、抵抗、コン
デンサの温度特性による出力パルス信号の位相ずれを補
正するため、2オア回路3の出力パルス信号は位相コン
トロール回路4のフリップ・フロップ回路4aにて分周さ
れる(同図(e)に示す)。この分周されたパルス信号
が積分回路4bにて積分されることにより、その位相ずれ
分が検出される。その位相ずれ分(電圧)が第1のモノ
マルチバイブレータ回路1にフィードバックされるた
め、この第1のモノマルチバイブレータ回路1にてその
位相ずれが補正される。
また、この実施例では、抵抗、コンデンサにて第1お
よび第2のモノマルチバイブレータ回路1,2の時定数C1
・R1,C2・R2を変えれば、出力されるパルス信号のデュ
ーティ比を任意に変えることができる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明の2逓倍回路はその入
力クロックパルスの1/2周期の特定数を有し、その入力
クロックパルスのタイミングでその時定数のパルスを出
力する第1のモノマルチバイブレータ回路と、上記入力
クロックパルスのパルス幅の時定数を有し、その第1の
モノマルチバイブレータ回路にて得られたパルス信号の
タイミングでその時定数のパルスを出力する第2のモノ
マルチバイブレータ回路と、この第2のモノマルチバイ
ブレータ回路にて得られたパルス信号と前記入力クロッ
クパルスとの論理和をとる論理回路と、同論理回路の出
力パルスを分周するフリップ・フロップ回路およびこの
分周されたパルスを積分して位相ずれ分を検出し上記第
1のモノマルチバイブレータ回路にフィードバックする
積分回路からなる位相コントロール回路とを備える構成
としたことにより、全体として簡単な構成でありながら
位相ずれのない2逓倍パルスを得ることができる、とい
う効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す2逓倍回路の回路
図、第2図は上記2逓倍回路の動作を説明するタイムチ
ャート図である。 図中、1は第1のモノマルチバイブレータ回路、2は第
2のモノマルチバイブレータ回路、3は論理和(2オ
ア)回路、4は位相コントロール回路、4aはフリップ・
フロップ回路、4bは積分回路である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力クロックパルスをその周波数の2倍と
    して出力する2逓倍回路において、 上記入力クロックパルスの1/2周期の時定数を有し、同
    入力クロックパルスのタイミングでその時定数のパルス
    を出力する第1のモノマルチバイブレータ回路と、 上記入力クロックパルスのパルス幅の時定数を有し、上
    記第1のモノマルチバイブレータ回路にて得られたパル
    ス信号のタイミングでその時定数のパルスを出力する第
    2のモノマルチバイブレータ回路と、 同第2のモノマルチバイブレータ回路にて得られたパル
    ス信号と上記入力クロックパルスとの論理和をとる論理
    回路と、 同論理回路の出力パルスを分周するフリップ・フロップ
    回路およびこの分周されたパルスを積分して位相ずれを
    検出し上記第1のモノマルチバイブレータ回路にフィー
    ドバックする積分回路からなる位相コントロール回路と
    を備え、 上記論理回路から上記入力クロックパルスの2倍の周波
    数を有する信号を出力するようにしたことを特徴とする
    2逓倍回路。
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JPH01261912A JPH01261912A (ja) 1989-10-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5487054A (en) * 1977-12-22 1979-07-11 Hitachi Denshi Ltd Pulse multiplying circuit

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