JP2692150B2 - エポキシ基含有加硫性エラストマー組成物 - Google Patents

エポキシ基含有加硫性エラストマー組成物

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はエポキシ基含有加硫性エラストマー組成物に
関する。
更に詳しくは,スコーチ安定性と貯蔵安定性に優れ,
しかも高温雰囲気における圧縮永久歪み性に優れるエポ
キシ基含有加硫性エラストマー組成物に関するものであ
る。
〈従来の技術〉 エポキシ基を架橋点とするエポキシ基含有エラストマ
ーに対する加硫系としては,ポリアミン,ジアミンカー
バメイト,有機カルボン酸アンモニウム,ジチオカルバ
ミン酸塩あるいはイミダゾール類などが一般的に広く用
いられている。しかしながらこれらの加硫系を用いたエ
ポキシ基含有エラストマーにおいては,圧縮永久歪み性
に優れる場合はスコーチ安定性が劣り,一方スコーチ安
定性に優れる場合は圧縮永久歪み性が劣るといった欠点
を有している。
これらの欠点を解決するため,エポキシ基含有エラス
トマーに対し,優れたスコーチ安定性と共に優れた圧縮
永久歪み性を与える加硫系の検討は種々行なわれてい
る。例えば,特開昭63-57629号公報には,特定の構造を
有する有機化合物と第4級アンモニウム塩又は第4級ホ
スホニウム塩を用いることによって,優れたスコーチ安
定性と共に優れた圧縮永久歪み性を与える加硫系が報告
されている。しかしながら,圧縮永久歪み性に求められ
る最近の要求は一層厳しくなっており,例えば170℃以
上といった高温雰囲気でも優れた圧縮永久歪み性を有す
ることが望まれている。こうした中で,上記の加硫系も
含め,このような苛酷な条件でも優れた圧縮永久歪み性
を与える加硫系は見出されていない。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明の課題は,このような問題を解決し,スコーチ
安定性に優れ,かつ例えば170℃以上といった高温雰囲
気でも優れた圧縮永久歪み性を有するエポキシ基含有加
硫性エラストマー組成物を提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 本発明者らは,高温雰囲気での圧縮永久歪み性に優
れ,かつスコーチ安定性にも優れる加硫性エラストマー
について鋭意検討した結果本発明に到達した。
すなわち本発明は, (A) エポキシ基含有エラストマーに (B) 分子中に (式中,X及びYは,酸素原子もしくは硫黄原子,又は一
方が酸素原子で他方が硫黄原子であることを表わす)を
2個以上有する有機化合物と (C) 第4級アンモニウム塩及び/又は第4級ホスホ
ニウム塩と (D) 分子中に1個の (式中,Zは酸素原子又は硫黄原子を表わす)を有する化
合物及び (E) 酸化カルシウム,又は酸化カルシウムと水酸化
カルシウムとを配合して成ることを特徴とするエポキシ
基含有加硫性エラストマー組成物に係るものである。
本発明において用いられる(A)エポキシ基含有エラ
ストマーとは,(a)エポキシ化エラストマー,又は
(b)エポキシ基含有単量体0.1〜10重量%,好ましく
は0.5〜3重量%と,該単量体と共重合可能な末端ビニ
ル基または末端ビニリデン基を有する少なくとも一種の
単量体90.0〜99.9重量%とを,乳化重合,懸濁重合,溶
液重合,塊状重合などの公知の方法により重合して得ら
れる,エポキシ基を含有するエラストマーである。
エポキシ基含有単量体に含まれるエポキシ基は架橋点
として作用するが,該単量体の例としては,グリシジル
アクリレート,グリシジルメタアクリレート,ビニルグ
リシジルエーテル,アリルグリシジルエーテル,メタリ
ルグリシジルエーテルなどが挙げられ,特にこれらの中
ではグリシジルアクリレート,グリシジルメタアクリレ
ートが好ましい。
エポキシ基含有単量体と共重合可能な末端ビニル基ま
たは末端ビニリデン基を有する単量体としては,アクリ
レートとして,メチルアクリレート,エチルアクリレー
ト,プロピルアクリレート,n−ブチルアクリレート,n−
オクチルアクリレート,メトキシメチルアクリレート,
メトキシエチルアクリレート,エトキシエチルアクリレ
ートなどが例示され,メタクリレートとして,上記アク
リレートに対応するメタクリレートが例示され,ビニル
エステルとして,酢酸ビニル,プロピオン酢ビニル,酪
酸ビニルなどが例示され,ビニルケトンとして,メチル
ビニルケトン,エチルビニルケトンなどが例示され,ビ
ニル芳香族化合物として,スチレン,α−メチルスチレ
ン,ビニルトルエンなどが例示され,共役ジエンとし
て,ブタジエン,イソプレンなどが例示され,α−モノ
オレフィンとして,エチレン,プロピレン,1−ブテンな
どが例示され,水酸基を有するビニル単量体として,β
−ヒドロキシルエチルアクリレート,4−ヒドロキシルブ
チルアクリレートなどが例示され,ニトリル基を有する
ビニルまたはビニリデン単量体として,アクリロニトリ
ル,メタクリロニトリル,β−シアノエチルアクリレー
トなどが例示される。これらの単量体は1種または2種
以上を組み合せて用いることができる。
(A) エポキシ基含有エラストマーの具体例として
は,エポキシ基含有アクリレート共重合体エラストマ
ー,エポキシ基含有エチレン−酢酸ビニル共重合体エラ
ストマー,エポキシ基含有エチレン−アクリレート共重
合体エラストマー,エポキシ基含有エチレン−酢酸ビニ
ル−アクリレート共重合体エラストマー,エポキシ基含
有エチレン−プロピレン共重合体エラストマー,エポキ
シ基含有ブタジエン−アクリロニトル共重合体エラスト
マー,エポキシ基含有アクリレート−アクリロニトリル
共重合体エラストマー,エポキシ基含有ブタジエン−ス
チレン共重合体エラストマー,エポキシ基含有ブタジエ
ン−アクリロニトリル−アクリレート共重合体エラスト
マーなどが挙げられるが,エポキシ基含有単量体を一つ
の成分とする共重合反応によって,あるいはエラストマ
ーをエポキシ化することによって得られるエポキシ基を
架橋点とするエラストマーであれば特に制限されない。
本発明で使用される成分(B)とは,分子中に (式中,X及びYは,酸素原子もしくは硫黄原子,又は一
方が酸素原子で他方が硫黄原子であることを表わす)を
2個以上有する有機化合物であり,複素環式化合物,芳
香族化合物又は脂肪族化合物等が含まれる。又,該結合
が2個以上とは,該結合が独立して2個以上存在する場
合,及び の如く該結合が単位として2個以上含まれる場合が含ま
れる。更に,該結合は複素環化合物の置換基として環外
に存在してもよい。
複素環式化合物としてはパラバン酸,アロキサン,ア
ロキサンチン,アロキサン−5−オキシム,バルビツル
酸,5−ヒドロキシバルビツル酸,5−ベンザルバルビツル
酸,5−アミノバルビツル酸,5−ヒドロキシイミノバルビ
ツル酸,5,5−ジエチルバルビツル酸,5−エチル−5−フ
ェニルバルビツル酸(バルビタール),5−(1−メチル
ブチル)−5−(アリル)バルビツル酸,5,5−ジアリル
バルビツル酸,イソシアヌル酸,擬尿酸など,及びこれ
らの化合物の の酸素原子を硫黄原子で置換したもの,更に2,4−ジチ
オバルビツル酸,2−チオバルビツル酸などが挙げられ
る。
芳香族化合物としてはピロメリト酸ジイミド,メリト
酸トリイミド,1,4,5,8−ナフタルジイミドなど,及びこ
れらに対応するチオイミドが挙げられる。
脂肪族化合物としてはトリウレット,1−メチルトリウ
レット,1,1−ジエチルトリウレット,テトラウレットな
ど,及びこれらに対応するチオウレットが挙げられる。
成分(B)は,(A)エポキシ基含有エラストマーの
重合反応時もしくは重合反応終了時に添加混合すること
ができ,あるいは通常ゴム工業界で用いる混練機により
該エラストマーに補強剤などの他の配合剤と併わせて添
加混合することができる。
成分(B)の使用量は(A)エポキシ基含有エラスト
マー100重量部当たり通常0.1〜10重量部であり,加硫速
度,加硫物の機械的特性,圧縮永久歪み性などの面か
ら,好ましい範囲として上記範囲から選択される。0.1
重量部未満では架橋密度が低く,実用的な加硫物とは成
り得ない。一方10重量部を超えて用いると加硫速度が著
しく遅くなり,実用に供し得る加硫物は得られない。好
ましくは0.2〜5重量部である。
本発明で使用する成分(C)第4級アンモニウム塩お
よび第4級ホスホニウム塩は次の一般式で示される化合
物である。
式中のR1〜R4はアルキル基,アリール基,アルキル
アリール基,ポリオキシアルキレン基のような炭素数1
〜25程度の炭素原子を有する炭化水素基であるか,又は
1〜R4の2〜3個が窒素原子あるいはリン原子と複素
環構造を形成する基であってもよい。
Xは,酸性の水素がハロゲンまたは酸素に結合してい
る無機または有機の酸から誘導される陰イオンであり,
好ましいものとして,Cl,Br,I,HSO4,H2PO4,R5COO,R5O
SO3,R5SO,R5OPO3H(R5はアルキル基,アリール基,
アルキルアリール基,ポリオキシアルキレン基のような
炭素数21〜25程度の炭素原子を有する炭化水素基)など
の陰イオンが挙げられる。
第4級アンモニウム塩の例としては,テトラブチルア
ンモニウムクロライド,テトラブチルアンモニウムブロ
マイド,テトラブチルアンモニウムアイオダイド,n−ド
デシルトリメチルアンモニウムブロマイド,セチルジメ
チルベンジルアンモニウムクロライド,メチルセチルジ
ベンジルアンモニウムブロマイド,セチルジメチルエチ
ルアンモニウムブロマイド,オクタデシルトリメチルア
ンモニウムブロマイド,セチルピリジウムクロライド,
セチルピリジウムブロマイド,1,8−ジアザ−ビシクロ
(5.4.0)ウンデセン−7−メチルアンモニウムメトサ
ルフェート,1,8−ジアザ−ビシクロ(5.4.0)ウンデセ
ン−7−ベンジルアンモニウムクロライド,セチルトリ
メチルアンモニウムアルキルフェノキシポリ(エチレン
オキシ)エチルホスフェート,セチルピリジウムアイオ
ダイド,セチルピリジウムサルフェート,テトラエチル
アンモニウムアセテート,トリメチルベンジルアンモニ
ウムパラトルエンスルホネート,トリメチルベンジルア
ンモニウムベンゾエート,トリメチルベンジルアンモニ
ウムポレートなどが挙げられる。
第4級ホスホニウム塩の例としては,トリフエニルベ
ンジルホスホニウムクロライド,トリフエニルベンジル
ホスホニウムブロマイド,トリフエニルベンジルホスホ
ニウムアイオダイド,トリフエニルメトキシメチルホス
ホニウムクロライド,トリエチルベンジルホスホニウム
クロライド,トリシクロヘキシルベンジルホスホニウム
クロライド,トリオクチルメチルホスホニウムジメチル
ホスフエート,テトラブチルホスホニウムブロマイド,
トリオクチルメチルホスホニウムアセテートなどが挙げ
られる。
これらの第4級アンモニウム塩または第4級ホスホニ
ウム塩は1種または2種以上を併せて用いることがで
き,(A)エポキシ基含有エラストマー100重量部に対
し通常0.1〜10重量部の割合で用いられる。これらの化
合物の(A)エポキシ基含有エラストマーに対する使用
割合は,加硫速度,加工安定性,貯蔵安定性,加硫物の
機械的特性,圧縮永久歪み性などの面から上記範囲内で
それぞれ好ましい範囲として選択されるものであり,0.1
重量部未満では加硫がほとんど進行せず,一方,10重量
部を超えて用いた場合は,加硫速度が極端に早くなり,
加工安定性,貯蔵安定性が損なわれる。好ましくは0.1
〜5重量部である。
更に,本発明で使用される成分(D)は,分子中に1
個の (式中,Zは酸素原子又は硫黄原子を表わす)を有する化
合物である。このような化合物としては,尿素,N−メチ
ル尿素,N−エチル尿素,N,N−ジメチル尿素,N,N−ジエチ
ル尿素,N,N′−ジエチル尿素,N,N′−エチリデン尿素,N
−アセチル尿素,N−アセチル−N′−メチル尿素,N,N′
−ジメチロール尿素,テトラメチル尿素,カルバミル尿
素,カルバモイルカルバミド酸などの脂肪族尿素類及び
これらに対応する脂肪族チオ尿素類,及び,フェニル尿
素,N−エチル−N′−フェニル尿素,N,N′−ジフェニル
尿素,N,N−ジフェニル尿素,N−アセチル−N−フェニル
尿素,N−ベンゾイル尿素,テトラフェニル尿素,N,N−ジ
メチル−N,N′−ジクロフェニル尿素などの芳香族尿素
類及びこれらに対応する芳香族チオ尿素類,更に,エチ
レン尿素,グリコリル尿素,ジメチルパラバン酸,ベン
ゾイミダゾロン,5−メチルウラシルなどの複素環式尿素
類及びこれらに対応する複素環式チオ尿素類が挙げられ
る。
これらの化合物は1種または2種以上を併せて用いる
ことができ,(A)エポキシ基含有エラストマー100重
量部に対して通常0.1〜10重量部の割合で用いられる。
これらの化合物の(A)エポキシ基含有エラストマーに
対する使用割合は,スコーチ安定性,加硫物の機械的特
性,圧縮永久歪み性などの面からそれぞれ好ましい範囲
として選択されるものであり,0.1重量部未満では加硫速
度調整の効果が充分でなく,一方10重量部を超えて用い
ると加硫速度が極端に遅くなり実用上好ましくない。好
ましくは0.1〜5重量部である。
更に,本発明では,成分(E)として酸化カルシウム
又は,酸化カルシウムと水酸化カルシウムが使用され
る。
酸化カルシウムは,単体でもよいが,空気中での吸湿
を防止する為にオイルによりペースト状で用いることが
でき,エポキシ基含有エラストマー100重量部に対して
通常0.1〜20重量部の割合で用いられる。酸化カルシウ
ムの(A)エポキシ基含有エラストマーに対する使用割
合はスコーチ安定性,加硫物の機械物性,圧縮永久歪み
性などの面からそれぞれ好ましい範囲として選択される
ものであり,0.1重量部未満では高温雰囲気の圧縮永久歪
み性の改良効果が十分でなく,一方20重量部を超えて用
いるとスコーチ安定性の面で実用上好ましくない。更に
好ましくは,1〜10重量部である。
更に,酸化カルシウムと水酸化カルシウムを併用使用
することによっても高温雰囲気の圧縮永久歪みは改良さ
れ,その使用割合は,上記の酸化カルシウムの使用量に
対する水酸化カルシウムの重量比で0.05〜1/1の範囲で
併用使用することが好ましい。
本発明のエポキシ基含有加硫性エラストマー組成物
は,(A)エポキシ基含有エラストマーに,前述の成分
(B)〜(E),ならびにゴム工業界で通常用いられて
いる補強剤,充填剤,可塑剤,老化防止剤,安定剤,加
工助剤などをロール,バンバリーなどの通常の混練機に
よって混合することによって得ることができる。
更に,該組成物は目的に応じた形状に成形され,加硫
工程を経て最終製品とされる。
加硫は通常120℃以上の温度,好ましくは150〜220℃
程度の温度で1〜60分間行われる。さらに150〜200℃程
度の温度で4〜16時間という比較的短時間の二次加硫を
行うことで,高温雰囲気での圧縮永久歪み性は大きく改
良される。
本発明によって得られるエポキシ基含有加硫性エラス
トマー組成物は,従来言われている温度(150℃程度)
ではもちろん,さらに高温の雰囲気においても優れた圧
縮永久歪み性を有する他,機械的特性にも優れる為,こ
れらの性能を利用して各種シール材(ガスケット,パッ
キン,O−リング,オイルシール),各種ホース類,各種
ベルト類の他,ロールなどの用途に広く有効に利用する
ことができる。
〈実施例〉 本発明を実施例を用いて説明するが,これは本発明を
何等限定するものではない。
(A) エポキシ基含有エラストマーとして第1表に示
される組成を有するエチレン−アクリル酸エステル−グ
リシジルメタクリレート共重合体100重量部,FEFカーボ
ンブラック(東海カーボン社製品シーストSO)40重量
部,アミン系老化防止剤(ユニロイヤル社製品ナウガー
ド445)2重量部,ステアリン酸1重量部の他各種配合
剤を第2表に示した割合で,8インチロールを用いて混練
し配合物を得た。
得られた各配合物についてJIS-K6300に従ってムーニ
ースコーチタイムを測定した。
また各配合物を170℃×20分間プレス加硫を行い,第
2表に示される条件で二次加硫を行った。
得られた各加硫物についてJIS-K6301に準じて加硫物
性を測定した。得られた結果を第2表に示す。
〈発明の効果〉 以上述べたように,本発明によれば,スコーチ安定性
を損うことなく,圧縮永久歪み性,特に170℃以上の高
温雰囲気における圧縮永久歪み性を大巾に改良したエポ
キシ基含有加硫性エラストマー組成物が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−14260(JP,A) 特開 昭50−98519(JP,A) 特開 昭55−131037(JP,A) 特開 昭55−131038(JP,A) 特開 昭63−86719(JP,A) 特開 昭63−132925(JP,A) 特開 昭55−145745(JP,A) 特開 昭63−57629(JP,A) 特開 昭63−57628(JP,A) 特開 昭47−34887(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A) エポキシ基含有エラストマーに (B) 分子中に (式中,X及びYは,酸素原子もしくは硫黄原子,又は一
    方が酸素原子で他方が硫黄原子であることを表わす)を
    2個以上有する有機化合物と (C) 第4級アンモニウム塩及び/又は第4級ホスホ
    ニウム塩と (D) 分子中に1個の (式中,Zは酸素原子又は硫黄原子を表わす)を有する化
    合物及び (E) 酸化カルシウム,又は酸化カルシウムと水酸化
    カルシウムとを配合して成ることを特徴とするエポキシ
    基含有加硫性エラストマー組成物。
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