JPS63189451A - 加硫可能なアクリレ−ト系エラストマ−組成物 - Google Patents

加硫可能なアクリレ−ト系エラストマ−組成物

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JPS63189451A
JPS63189451A JP2201487A JP2201487A JPS63189451A JP S63189451 A JPS63189451 A JP S63189451A JP 2201487 A JP2201487 A JP 2201487A JP 2201487 A JP2201487 A JP 2201487A JP S63189451 A JPS63189451 A JP S63189451A
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vinyl
acrylate elastomer
elastomer
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Kiyoshi Hosoya
潔 細谷
Masahiro Shimizu
正廣 清水
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Zeon Corp
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Nippon Zeon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は加硫可能なハロr/含有アクリレート系エラス
トマー組成物に関するものであり、更に詳しくは早期加
硫に対してすぐれた加工安定性と貯鼠安定性を有し、し
かも機械的特性及び圧縮永久ひずみ性にすぐれた加硫物
を与えるノ・ロダン含有アクリレート系エラストマー組
成物に関するものである。
(従来の技術) ハロゲンを架橋点とするノ・ロダン含有アクリレート系
エラストマーの架橋剤として、従来石けん−硫黄系、エ
チレンチオ尿素−鉛丹(Pb304)系が用いられてい
た。しかし、これらの架橋剤を用いて得られる加硫物は
、圧縮永久ひずみが劣ったシ、′″&友架橋剤が有毒で
あるという欠点がある。
これらの問題点を改善する目的で架橋剤系としてトリチ
オシアヌル酸−ジチオルバミン酸誘導体を用いる提案(
%公昭49−13215号公報)がなされている。だが
この系を採用すると架橋反応が早く、加工安定性に欠け
るため、さらにN−(シクロヘキシルチオ)−フタルイ
ミド等の加硫遅延剤を用いる試みもなされている〔エラ
ストメリックス(Elamtomarlcs )、19
83年12月号、第17頁〕。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、加硫遅延剤をさらに併用し几場合においても数
日の貯蔵により、徐々に架橋反応が進行し、配合物粘度
が上昇する欠点があり、加工上の問題があり九。
本発明の目的は前記欠点を解決し、貯蔵安定性に優れた
加硫可能なハロゲン含有アクリレート糸エラストマー組
成物を提供することにある。
(問題点を解決する几めの手段) 本発明のかかる目的は、ハロゲン含有アクリレート系エ
ラストマーにトリチオシアヌル酸、ジチオカルバミン酸
誘導体およびチオウレア誘導体を配合してなる加硫可能
なハロゲン含有アクリレート系エラストマー組成物を使
用することによって達成される。
本発明で使用されるハロゲン含有アクリレート系エラス
トマーは架橋点としてのハロrンヲ官有する単量体と主
成分としてのアクリレート系単量体、さらに必要ならば
末端ビニルまtはビニリデン基金有する単量体と共重合
させたエラストマーである。ハロゲン含有単量体として
は、例えば、クロロ酢酸ビニル、ブロム酢酸ビニル、α
−クロロプロピオン酸ビニル、クロロ酢酸アリル、ブロ
ム酢酸アリル、アクリル酸クロロエチル、アクリル酸ク
ロロ−n−7’ロビル、クロロメチルビニルエーテル、
クロロエチルビニルエーテル、クロルメチルスチレ/な
どが挙げられる。全単量体混合物中のハロゲン含有単量
体単の使用分は通常0.1〜10重量−の範囲であり、
好ましくは0.5〜5重量%の範囲である。アクリレー
ト系単量体としてはハロゲン含有単量体と共重合可能な
アルキルおよびアルコキシアルキルアクリレートから選
択サレる一種以上が使用される。アルキルアクリレート
の例としては、メチルアクリレート、エチルアクリレー
ト、プロピルアクリレート、ブチルアクリレート、2−
エチルへキシルアクリレート、n−オクチルアクリレー
トなどのアルキル基が1〜8個の炭素原子を有するアル
キルアクリレートが挙げられる。アルコキシアルキルア
クリレートの例としては、メトキシメチルアクリレート
、メトキシエチルアクリレート、エトキシエチルアクリ
レート、ブトキシエチルアクリレート、メトキシエトキ
シエチルアクリレート、などのアルコキシ基ならびにア
ルキレン基がそれぞれ1〜4個の炭素原子を有するアル
コキシアルキルアクリレートが挙げられる。全単量体混
合物中のアクリレート系単量体の使用量は通常30〜9
9.9重量%の範囲である。ハロゲン含有単量体と共重
合可能な末端ビニルおよびビニリデン基を有する単量体
の例としては、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸
ビニルなどのビニルエステル;エチレン、フロピレン、
1−ブテンなどのα−モノオレフィン;メチルビニルケ
トン、エチルビニルケトン、ナトのビニルケトン;スチ
レン、α−メチルスチレ/、ビニルトルエンなどのビニ
ル芳香族化合物:ビニルエチルエーテル、アリルメチル
エーテルナトノビニルエーテル;アクリロニトリル、メ
タアクリロニトリルなどのビニルおよびビニリデンニト
リル;2−ヒドロキシルエチルアクリレート、4−ヒド
ロキシプチルアクリレートなどの水酸基を有するビニル
単量体:2−シアンエチルアクリレート、3−シアノブ
チルアクリレート、4−シアノブチルアクリレートなど
のシアン置換ビニル単量体;アクリルアミド、メタクリ
ルアミド、N−メチロールアクリルアミドなどのビニル
およびビニリデンアミド;メチルメタアクリレート、エ
チルメタアクリレート、ブチルメタアクリレートなどの
ビニリゾ/アクリレート;ブタジェン、イソプレンなど
の共役ジエンなどが挙げられ、これらの単量体はアルキ
ルまたはアルコキシアルキルアクリレートと1種または
2種以上を組み合わせて用いることができる。これらの
単量体の使用量は全単量体混合物中0〜70重量−の範
囲である。
ハロゲン含有アクリレート系エラストマーの例としては
、ハロゲン含有アクリレート共重合体エラストマー、ハ
ロゲン含有エチレン−アクI)L/−) 共1i合体エ
ラストマー、ハロゲン含有エチレンー酢酸ビニル−アク
リレート共重合体エラストマー、ハロゲン含有アクリレ
ートーアクリロニトリル共重合体エラストマー、ハロゲ
ン含有アクリレートー酢酸ビニル−7クリロニトリル共
重合体エラストマー、ハロゲン含有アクリレート−ブタ
ジェン−アクリロニトリル共重合体エラストマーなどが
挙げられるが、特にこれらのエラストマーに制限される
ものではない。
本発明で使用されるジチオカルバミン酸誘導体としては
ジメチルジチオカルバミン酸亜鉛、ジエチルジチオカル
バミン戯亜鉛、ジーn−ブチルジチオカルバミン酸亜鉛
、N−<ンタメチレンジチオカルパミン酸亜鉛、ジエチ
ル(ンタメチレンジチオカルパミン酸亜鉛、エチルフェ
ニルジチオカルバミン酸亜鉛、ジベンジルジチオカルバ
ミン酸亜鉛など及びこれらのジチオカルバミン酸の鉛、
鉄、銅、セレ/、ビスマス、テルルなどの塩など同一で
も異なってもよくCのアルキル基、ア1〜12 ラルキル基あるいはシクロアルキル基を、nは1〜4の
整数1Mは1〜4価の金属を表わす)で示されるジチオ
カルバミン酸金属塩;ジチオカルバミン酸金属塩とジプ
チルアミン、シクロヘキシルエチルアミン等のアミンと
の錯塩あるいは複塩;ピ(リジン−1!/タメチレンジ
チオカルパミ/e。
ピーJ!コリンピ(コリルジチオ力ルパミン[、N−シ
クロヘキシルエチルアンモニウムシクロヘキシルジチオ
カルバミン酸、ゾエチルアンモニウムノエチルカル14
 ミン酸などが挙げられ、1種ま几は2種以上で使用さ
れる。
本発明で使用されるチオウレア誘導体としては一般式 
 H ! 異なってもよ<C1〜12のアルキル基、アラルキル基
あるいはシクロアルキル基を表わす。またR5とR4は
at影形成てもよい。)で表わされる化合物であり、例
えばN、N’−ジメチルチオ尿素、N、N’−ジエチル
チオ尿素、N、N’−ジプチルチオ尿素、N、N’−ジ
フェニルチオ尿素、 N、N’−ノトリルチオ尿素など
が挙げられ、1種または2種以上で使用される。
トリチオシアヌル酸、ジチオカルバミン酸誘導体及びチ
オ尿素誘導体の使用量は本発明の加硫性組成物の加硫速
度、加工安定性、貯蔵安定性、加硫物の機械的特性、圧
縮永久ひずみなどの点から適宜法められる。通常、トリ
チオシアヌル酸の酋はエラストマー100重量部轟りO
,3〜5重量部、好ましくは0.2〜3重量部、ジチオ
ルバミン酸誘導体の量は0.1〜10重量部、好ましく
は0.5〜5重量部、チオ尿素誘導体の量は0.05〜
5重量部、好ましくは0.1〜3重量部の範囲である。
(発明の効果) 本発明の加硫性組成物はハロゲン含有アクリレート系エ
ラストマーに、上記した加硫系ならびに、通常ゴム工業
で用いられている補強剤、充填剤、可塑剤、安定剤、加
工助剤などを口〜ル、バンバリーなどの通常の混練様に
よって混合することによって調製される。該組成物は目
的に応じた形状に成形され、加硫工程を経て最終製品と
される。
加硫温度としては通常120℃以上の湿度が適しており
、好ましくは150℃〜220℃程度の温度で約1〜3
0分間行なわれる。また後加硫を行なう場合は約150
℃〜200℃の温度で1〜24時間程時間表われる。
本発明のへロダン含有アクリレート系エラストマー加硫
性組成物は、早期加硫に対してすぐれた加工安定性と貯
蔵安定性を有しており、更に機械的特性、耐熱老化性、
圧縮永久ひずみなどの面ですぐれ次加硫物を与える効率
的な加硫系である。
本発明の加硫系を使用することによって得られるハロゲ
ン含有アクリレート系エラストマーの加硫物は、耐熱老
化性、耐候性、耐水性、圧縮永久ひずみなどの緒特性が
優れているので、これらの性能を利用して各糧シール材
(ガスケット、0−リング、)臂ツキング、オイルシー
ル)、各株ホース類、ダイヤフラムなどの他、各種ベル
トやロールなどの用途に広く有効に利用することができ
る。
(実施例) 以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
。なお、実施例及び比較例中の部及びチはとくに断りの
ないかぎ9重量基準である。
実施例1 通常の重合法によって合成したハロゲン含有アクリレー
トエラストマー(15C−NMR及び酸素燃焼フラスコ
法より求めたハロゲン含有量から求めた組成(チ):エ
チルアクリレー) 48.2、プチルアクリレート30
、メトキシエチルアクリレート20、クロロ酢酸ビニル
1.8)100部、ステアリン酸1部、MAFカー♂ン
ブラック(東海カーゲン社製品シース)116)60部
、アミン系老化防止剤(二二ロイヤル社裂品ナウガード
445)1部および第1表に示される加硫剤の所定量を
6インチロールで混練し配合物を調製し几。
得られ九各配合物について、JISK−6300に従っ
てムーニースコーチタイムを測定した。配合物の貯蔵安
定性を判定する念め40℃80%湿度雰囲気中に3日間
放置した後のムーニースコーチタイム、及び23℃50
チ湿度10日間放置した後のムーニースコーチタイムに
ついて測定した。また各配合物を170℃で20分間プ
レス加硫を行なった。得られfcq!r加硫物について
、JI 5K−6301に準じて加硫物諸物性を測定し
た。得られた結果を第2表に示した。
これらの結果より、本発明による加硫系はチオウレア誘
導体を使用しない比較例6.7の加硫系に比べ、配合物
の貯蔵安定性が非常にすぐれていることがわかる。
実施例2 実施例1のハロゲン含有アクリレートエラストマーio
o部、ステアリンm1部、MAFカーゲンブラック(東
海カーゲン社製品ジースト116)60部、アミン系老
化防止剤(ユニロイヤル社製品ナウガード445)1部
および第3表に示される加硫剤の所定量を、6インチロ
ールで混練し、配合物を調製した。
得られ交配合物を加硫し、実施例1と同様に評価した。
得られ几結果を第4表に示した。
これらの結果より、本発明による加硫系は配合物の貯蔵
安定性にすぐれていることがわかる。
実施例3 通常の乳化重合法によって得られた第5表記載のハロr
/含有アクリレート系エラストマー100部、ステアリ
ン酸1部、MAFカーゲンブラック(東海カーメン製品
シース)116)50部、アミン系老化防止剤(ユニロ
イヤル社製品ナウガード445)1部および第5表に併
記し次加硫剤の所定iを6インチロールで混練し、配合
物を調製した。
得られ交配合物のムーニースコーチを測定した。
得られた結果を第6表に示した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ハロゲン含有アクリレート系エラストマーにトリチ
    オシアヌル酸、ジチオカルバミン酸誘導体およびチオウ
    レア誘導体を配合してなる加硫可能なアクリレート系エ
    ラストマー組成物。
JP2201487A 1987-02-02 1987-02-02 加硫可能なアクリレ−ト系エラストマ−組成物 Expired - Fee Related JPH072882B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7501466B2 (en) 1998-05-14 2009-03-10 Nippon Mextron, Limited Acrylic elastomer composition
CN115244127A (zh) * 2020-03-25 2022-10-25 日本瑞翁株式会社 丙烯酸橡胶组合物和橡胶交联物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7501466B2 (en) 1998-05-14 2009-03-10 Nippon Mextron, Limited Acrylic elastomer composition
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