JP2690305B2 - フォトクロミック化合物および該化合物を利用したプラスチック有機フォトクロミック物品 - Google Patents

フォトクロミック化合物および該化合物を利用したプラスチック有機フォトクロミック物品

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JP2690305B2
JP2690305B2 JP62104851A JP10485187A JP2690305B2 JP 2690305 B2 JP2690305 B2 JP 2690305B2 JP 62104851 A JP62104851 A JP 62104851A JP 10485187 A JP10485187 A JP 10485187A JP 2690305 B2 JP2690305 B2 JP 2690305B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、フォトクロミック化合物および該化合物を
利用したプラスチック有機フォトクロミック物品、特に
プラスチック マトリックスに有機フォトクロミック材
料を含む物品、例えばフォトクロミック眼鏡用レンズ
(ophthalmic lenes)、および車両ルーフ ライトのよ
うなウインドーに関する。 フォトクロミックは可逆的物理現象であって、この現
象は、あるクラスの化合物に観察されており、化合物を
化学線にさらした場合に色を変え、化学線の影響から除
いた場合には最初の色に戻ることが見出されている。 プラスチック フォトクロミック レンズは知られて
おり、例えば米国特許第4215010号明細書、ヨーロッパ
特許出願第0141407号明細書、英国特許出願第2117390号
明細書および国際特許出願第85/02619号明細書に記載さ
れている。これらの特許明細書には重合ホスト材料(po
lymerised host material)に混入してフォトクロミッ
ク特性を、ホスト材料に付与するのに適当な多くのスピ
ローオキサジン化合物が記載されている。 プラスチック有機フォトクロミック ウインドーは知
られており、例えば米国特許第3508810号明細書に記載
されており、この米国特許明細書にはガラスシート間の
ポリビニル ブチラール中間層に混入したフォトクロミ
ック スピローピランを有するフォトクロミック ウイ
ンドーが記載されている。 本発明においては、従来において知られているプラス
チック有機フォトクロミック物品より暗条件(darkened
condition)において濃い色変化(denser colouring)
を有すプラスチック有機フォトクロミック物品を開発し
た。 本発明の特徴は、混入または被着した以下の一般式
(I): (式中、nは1〜4の整数を示し、mは1,2または3を
示し、R1は(i)水素原子または式−NR′R″のアミン
官能基を示し、この場合R′およびR″はそれぞれ水素
原子またはアルキル、シクロアルキルまたはフェニル
基、またはその置換された基、または1または2個以上
のヘテロ原子を含むシクロヘテロアルキル環または置換
シクロヘテロアルキル環であるアミン官能基を示し、
(ii)−R,−OR,−SR,−CORまたは−COOR基を示し、こ
の場合Rは水素、アルキル、アリールまたはヘテロアリ
ールを示し、(iii)−Hal,−CH2Hal,−CH(Hal)
および−C(Hal)を示し、この場合Halはハロゲンを
示し、または(iv)−NO2,−CNおよび−SCNを示し、更
に環Aは常に6′位において式−NR′R″のアミン官能
基である基R2で置換されており、この場合R′および
R″はそれぞれ水素原子またはアルキル、シクロアルキ
ルまたはフェニル基、またはその置換された基、または
1または2個以上のヘテロ原子を含むシクロヘテロアル
キル環または置換シクロヘテロアルキル環であるアミン
官能基を示し、; R4は−H、アルキル、アルケニル、フェニル、フェニ
ルアルキルおよびモノ、ジ−またはトリ−置換フェニル
またはアルコキシを示し; R5およびR6のそれぞれは−H、アルキル、アルケニ
ル、フェニルおよびベンジルの如きフェニルアルキル、
モノ−、ジ−またはトリ−置換フェニルを示し、または
R5およびR6は共にスピロ炭素、ノルボルナンおよびアダ
マンタンを包含する脂環式を示し; R3は水素原子、またはアルキル、アリールまたはヘテ
ロアリール基を示し; R7は上記R1またはR2について規定する基を示し、また
は環Aに付着する環システムを示し、この環システムは
芳香族環および/または脂環式環を受け入れることがで
き、またこの環システムは必要に応じて1または2個以
上置換基R8を付着でき、このR8は上記R1およびR2につい
て規定する基を示し;および 環Bは、必要に応じて1または2個以上の環窒素原子
を含有できる)で表わされるフォトクロミック化合物を
利用するプラスチック ホスト材料からなるプラスチッ
ク有機フォトクロミック物品において、25℃、エアー
マス(Air Mass)2で測定して次に示す特性を示すフォ
トクロミック物品にある: (a) 退色状態(B.IVT)における積分可視透過率
が、90〜25%の範囲であり、 (b) 暗状態(D.IVT)における積分可視透過率が、
1〜50%、好ましくは4〜30%の範囲であり、 (c) 化学線にさらした場合、物品の暗くなる速度
は、暗くなる範囲の88%が30秒またはこれ以下、すなわ
ちT88<30秒で達成できるような速度であり、 (d) 完全な暗状態からの物品の退色速度は、光学密
度範囲の60%以上が60秒で、すなわち%ODG−1>60%
で回復するような速度であり、 (e) 退色状態(B.IVT)から完全な暗状態(D.IVT)
に移動する際、物品の誘導光学密度、すなわち、物品の
光学密度の変化が0.45以上である 特性を示す。 ここにおいて「積分可視透過率」または「IVT」と
は、光源からの放射Sλ(この場合、インターナショナ
ル コミッション オブ ライテング(International
Commission of Lighting)CIE1964で規定された光源C
(日光))、および検出器の感度Dλ(この場合、CIE1
964スタンダード カロリメトリック オブザーバー(s
tandeard colourimetric observer)で規定された)を
考慮した重量平均透過率(weighted average transmiss
ion)を意味する。すなわち、次の式で示すことができ
る: 本発明においては、特に上述する濃い色変化を有する
フォトクロミック物品が次に示す式(I)で表されるフ
ォトクロミック化合物を固体透明なプラスチック ホス
ト材料に被着または混入することによって得られること
を見出した: 一般式I 上記式(I)において、nは1〜4およびmは1,2ま
たは3を示し、R1は(i)水素原子または式−NR′R″
のアミン官能基を示し、この場合R′およびR″はそれ
ぞれ水素原子またはアルキル、シクロアルキルまたはフ
ェニル基、またはその置換された基、または1または2
個以上のヘテロ原子を含むシクロヘテロアルキル環また
は置換シクロヘテロアルキル環であるアミン官能基を示
し、(ii)−R,−OR,−SR,−CORまたは−COOR基を示
し、この場合Rは水素、アルキル、アリールまたはヘテ
ロアリールを示し、(iii)−Hal,−CH2Hal−,−CH(H
al)−、および−C(Hal)を示し、この場合Halは
ハロゲンを示し、または(iv)−NO2,−CNおよび−SCN
を示し、更に環Aは常に6′位において式−NR′R″の
アミン官能基である基R2で置換されており、この場合
R′およびR″はそれぞれ水素原子またはアルキル、シ
クロアルキルまたはフェニル基、またはその置換された
基、または1または2個以上のヘテロ原子を含むシクロ
ヘテロアルキル環または置換シクロヘテロアルキル環で
あるアミン官能基を示し、; R4は−H、アルキル、アルケニル、フェニル、フェニ
ルアルキルおよびモノ−,ジ−またはトリ−置換フェニ
ルまたはアルコキシを示し; R5およびR6のそれぞれは−H、アルキル、アルケニ
ル、フェニルおよびベンジルの如きフェニルアルキル、
モノ−,ジ−またはトリ−置換フェニルを示し、または
R5およびR6は共にスピロ炭素、ノルボルナンおよびアダ
マンタンを包含する脂環式を示し; R3は水素原子、またはアルキル、アリールまたはヘテ
ロアリール基を示し; R7は上記R1またはR2について規定する基を示し、また
は環Aに付着する環システムを示し、この環システムは
芳香族環および/または脂環式環を受け入れることがで
き、またこの環システムは必要に応じて1または2個以
上置換基R8を付着でき、このR8は上記R1およびR2につい
て規定する基を示し;および 環Bは、必要に応じて1または2個以上の環窒素原子
を含有できる。 ここに記載する「芳香族」および「脂環式」とはヘテ
ロ−芳香族およびヘテロ−脂環式を包含するものとす
る。 一般式Iのフォトクロミック スピロ−オキサジン化
合物としては次の式IIで示すスピロ−オキサジンが好ま
しい: 上記式IIにおいて、R1およびR10のそれぞれは(i)
水素原子または−NR′R″のアミン官能基を示し、この
場合R′およびR″のそれぞれは水素原子またはアルキ
ル、シクロアルキルまたはフェニル基、またはその置換
された基、または1または2個以上のヘテロ原子を含む
シクロヘテロアルキル環または置換シクロヘテロアルキ
ル環であるアミン官能基を示し、(ii)−R,−OR,−SR,
−CORまたは−COOR基を示し、この場合Rは水素、アル
キル、アリールまたはヘテロアリールを示し、(iii)
−Hal,−CH2Hal,−CH(Hal)および−C(Hal)
示し、この場合Halはハロゲンを示し、または(iv)−N
O2,−CNおよび−SCNを示し、更に6′−位の基(R9
は常に式−NR′R″のアミン官能基を示し、この場合
R′およびR″はそれぞれ水素原子またはアルキル、シ
クロアルキルまたはフェニル基、またはその置換された
基、または1または2個以上のヘテロ原子を含むシクロ
ヘテロアルキル環または置換シクロヘテロアルキル環で
あるアミン官能基を示し、; nは1〜4の整数を示し; pは1または2を示し; qは1,2または3を示し; =X−および=Y−はそれぞれ を示し、この場合R10は上述すると同様の意味を有し;
および R3,R4,R5およびR6は上記式(I)において示したと同
様の意味を有する。 上記式IIは7′−位において−X=基および7−位に
おいて=Y−基を示しているが、しかし上記位置のほか
に、または上記位置の代わりに−X=基は8′,9′また
は10′−位において同様に位置することができ、および
=Y−基は4,5または6−位において同様に位置するこ
とができる。 本明細書において「低級アルキル」とは1〜8個の炭
素原子のアルキル基を意味するものとする。 基R3は水素原子が好ましい。 疑いを避けるために、置換基R1,R2,R9またはR10は上
述する置換シクロヘテロアルキル環であるアミン官能基
を示し、このシクロヘテロアルキル環の置換基はシクロ
ヘテロアルキル環に付着する1または2個以上の他の環
のシステムの形態を取ることができ、この環システムは
飽和または不飽和環を含むことができる。かかる飽和ア
ミン官能基の例としては、次の式で示すテトラヒドロイ
ソキノリン置換基、インドリン置換基またはヘキサヒド
ロカルバゾール置換基を挙げることができる: テトラヒドロイソキノリン置換基 インドリン置換基 ヘキサヒドロカルバゾール置換基 プラスチック ホスト材料に混入(incorporation)
または被着(application)するのに好ましいフォトク
ロミック材料は、一般式IIにおいてnが1を示し;R1
水素原子または5−アルコキシ置換基、好ましくは5−
メトキシ、または5−ハロゲン置換基、好ましくは5−
クロロ置換基を示し;R3が水素原子を示し;R4,R5およびR
6のそれぞれがアルキル基、好ましくはメチルを示し;p
が1を示し;およびR9が例えば6′−ピペリジノ、6′
−モルホリノ、6′−N−メチルピペラジノ、6′−N
−フェニルピペラジノ、6′−テトラヒドロイソキノリ
ノ、6′−インドリノ、6′−チオモルホリノ、6′−
ホモピペリジノ、6′−(1,2,3,4,4a,9a−ヘキサヒド
ロカルバソリノまたは6′−アジリジノ置換基を示し;q
が1を示し;R10が水素原子または9′−アルコキシ置換
基、好ましくは9′−メトキシを示し;Xが7−位置に位
置する−CH=または−N=を示す化合物である。 一般式IIの特に好ましい化合物は次に示す式の化合物
である: 6′−インドリノ−1,3,3−トリメチルスピロ〔イン
ドリン−2,3′−3−ナフト〔2,1−〕〔1,4〕オキ
サジン; 5−メトキシ−6′−モルホリノ−1,3,3−−トリメ
チラルスピロ〔インドリン−2,3′−3−ナフト〔2,1
〕〔1,4〕オキサジン; 一般式IIIの新規なフォトクロミック化合物は次に示
す反応式に基づく一般的な製造方法により作ることがで
きる: この方法は米国特許第3578602号明細書に記載されて
いるようにα=トロβ−ナフトール誘導体と2−メチレ
ンインドール化合物との反応に基づくものである。 一般式Iの化合物は相当する出発材料を用いて同様に
して作ることができる。 一般式IIの化合物を作るために、式IVの適当なニトロ
ソ−ヒドロキシ誘導体を式IIIの適当なインドリンと反
応する。あるいは、またメチオジドのようなインドレニ
ウム塩(indolenium salt)を式IIIのインドリンの代わ
りに用いることができる。 一般に、2種の出発材料はトリクロロエチレンまたは
トルエンの如き溶剤に還流させて共に反応させる。イン
ドレニウム塩を用いる場合には、トリエチレンアミンの
ような塩基を存在させる必要がある。所望のスピロ−オ
キサジン生成物を分離し、クロマトグラフ分離および結
晶化の如き通常の技術によって精製する。 適当なプラスチック ホスト材料の例としては、例え
ばポリオール(アリル カーボネート)単量体の重合
体、ポリアクリレート、ポリメチルメタクリレートのよ
うなポリ(アキルアクリレート)、セルロース アセテ
ート、セルロース トリアセテート、セルロース アセ
テート プロピオネート、セルロース アセテート ブ
チラート、ポリ(ビニル アセテート)、ポリ(ビニル
アルコール)、ポリウレタン、ポリカーボネート、ポ
リエチレン テレフタレート、ポリスチレン、ポリ(ス
チレン メチルメタクリレート)共重合体、ポリ(スチ
レン アクリロニトリル)共重合体およびポリビニルブ
チラールから選択する光学的に透明なプラスチックスを
挙げることができる。また、透明な重合体の透明な共重
合体および配合物をホスト材料として適当に用いること
ができる。 好ましいホスト材料は、トリエチレン グリコール
ジメタクリレート(TEGDM)、または商品名「CR−39」
として市販されている材料、すなわちジメチレン グリ
コール ビス(アリル カーボネート)の如き光学的に
透明な重合有機材料である。 一般式Iのフォトクロミック スピロ−オキサジン化
合物は当業技術において知られている通常の方法によっ
て、例えばヨーロッパ特許明細書第141407号に例示され
ている方法によってプラスチック ホスト材料に被着ま
たは混入することができる。一般に、この方法はフォト
クロミック化合物をホスト材料に溶解するか、または分
散する。フォトクロミック化合物はホスト材料に「吸収
(imbibition)によって分散することができ、すなわ
ち、フォトクロミック化合物をホスト材料に浸漬、熱移
送または気相移送の如き適当な移送機構による拡散によ
って分散することができる。 更に、プラスチック ホスト材料を高い反応性多官能
単量体から形成する場合には、フォトクロミック化合物
をプラスチック ホスト材料に直接流し込みプロセス
(direct casting process)によって混入することがで
きる。この直接流し込みプロセスは、スピロ−オキサジ
ン化合物の劣化を防止するために高い反応性多官能単量
体および低い触媒濃度を使用し、このプロセスは高反応
性多官能単量体および該単量体の容量に対して0.01〜1
重量%の重合触媒からなる混合物に上記単量体の容量に
対して0.05〜5重量%のフォトクロミック スピロ−オ
キサジン化合物を混合し、生成した重合性組成物を型に
導入し、およびこの組成物を硬化させて付形(shaped)
合成プラスチック物品を形成することからなる。 プラスチック レンズは通常の直接流し込みプロセス
を用いて形成でき、この場合フォトクロミック スピロ
−オキサジン化合物を混入する重合性組成物を型に導入
し、次いで加熱によって硬化する。適当な硬化条件は、
例えば室温から100℃の範囲にわたる温度で、一般に約
5時間にわたって加熱するようにする。代表的な硬化ス
ケジュールは、硬化すべき材料を初め40℃の温度から80
〜90℃の温度まで約5時間にわたって上昇させ硬化する
ようにする。 直接流し込みプロセスにおいて使用する高反応性多官
能単量体はグルコールまたはビスフェノールの如き直鎖
または分枝鎖脂肪族または芳香族液体ポリオールのメタ
クリレートまたはアクリレートが好ましい。特定単量体
としては、例えばエチレングリコールジメタクリレート
またはジアクリレート、およびジ−、トリ−およびテト
ラ−エチレングリコールの相当するジメタクリレートま
たはジアクリレート;1,2−プロピレングリコール、1,2
−ジプロピレングリコール、1,2−トリプロピレングリ
コールおよび1,3−ブチレングリコールのジメタクリレ
ート;プロパンジオール、ブタンジオール、ヘキサンジ
オールおよびデカンジオールのジメタクリレート;トリ
メチロールエタン トリメタクリレート、トリメチロー
ルプロパン トリメタクリレート、ペンタエリトリトー
ル トリメタクリレート、2,2,4−トリメチル−1,3−ペ
ンタンジオール ジメタクリレートおよび1,4−シクロ
ヘキサンジオール ジメタクリレートを挙げることがで
きる。 また、反応性多官能単量体の混合物を使用することが
できる。 高反応性多官能単量体は単独で、または生成重合体の
衝撃強さ、流し込み性(castability)および着色性(t
intability)のような物理的特性を加減するのに添加で
きる他の共重合体一官能単量体の存在で用いることがで
きる。添加できる共単量体は反応性多官能単量体の容量
に対して30重量%まで、好ましくは5〜15重量%の割合
で使用できる。 代表的な共単量体としては、例えば仕上げレンズの衝
撃抵抗を改善するのに添加できるシクロヘキシル メタ
クリレート、n−ブチル メタクリレートおよびラウリ
ル メタクリレートの如きアルキル メタクリレート;
成形物品の形成中に生ずる収縮を低くするのに添加でき
るエトキシル化ビスフェノール−Aジメタクリルート;
および重合中、重合体の型面に対する接着性を改良する
ヒドロキシメタクリレートおよびヒドロキシブチルメタ
クリレートの如きヒドロキシアルキル メタクリレート
を挙げることができる。 他の共単量体添加物としては、例えばメタクリル酸、
ベンジル メタクリレートのようなアリール メタクリ
レート、アリルメタクリレート、テトラヒドロフルフリ
ル メタクリレート;およびエトキシエチル メタクリ
レートのようなポリエーテル モノアクリレートまたは
モノ−メタクリレートを挙げることができる。 上述する直接流し込みプロセスに使用する触媒は当業
技術において使用されている通常の遊離基重合触媒、特
に過酸化ベンゾイルのような有機過酸化物およびイソプ
ロピルパーオキシジカーボネートのようなパーオキシジ
カーボネートである。触媒の使用量はできるだけ低く
し、単量体の容量に対して、0.01〜1重量%にする。 プラスチック ホスト材料に混入するフォトクロミッ
ク化合物は、一般にホスト材料の容量に対して0.05〜5
重量%の割合で使用できる。しかしながら、フォトクロ
ミック化合物の使用量は臨界的でなく、フォトクロミッ
ク化合物を被着または混入するのに使用する方法により
変えることができる。特に、スピロ−オキサジン化合物
の物品の表面に被着または吸収させる場合には、かかる
化合物を0.05重量%以下の割合で通常使用するのが好ま
しい。 一般に、本発明による物品は使用する化合物の性質に
よって影響するが退色条件において青白い着色、および
暗条件において紫〜青色を示す。 必要に応じて、物品の色は通常の水ベースド染料また
は色味剤(tints)で変えることができる。例えば、退
色条件において灰色または褐色になり、かつ日光にさら
した場合に青/灰色に黒ずむ物品を作ることができる。 次に、本発明を実施例について説明する。 実施例1 6′−インドリノ−1,3,3−−トリメチルスピロ〔イン
ドリン−2,3′−3−ナフト〔2,1−〕〔1,4〕オキ
サジン〕の製造 1−ニトロソ−2−ナフトール(17.3g;0.1モル)お
よびインドリン(23.8g;0.2モル)をトリクロロエチレ
ン(150cm3)に還流下で加熱して溶解した。この沸騰溶
液に、1,3,3−トリメチル−2−メチレンインドリン(1
7.3g:0.1モル)をトリクロロエチレン(100cm3)に溶解
した溶液を30分間にわたって滴々添加した。還流下での
沸騰を3時間にわたり継続した。 反応生成物から溶剤を除去し、油状物をシリカに吸着
させ溶離剤として酢酸エチル−ライト ペトロリウム
(light petroleum)を用いてシリカにおいてクロマト
グラフした。溶剤の蒸発によって6′−インドリノ−1,
3,3−トリメチルスピロ〔インドリン−2,3′−3−ナ
フト〔2,1−〕〔1,4〕オキサジンを得た。mp255〜257
℃、1Hnmr:δ1.36,s,(6H),3,3−Me2;2.77,s,(3H),N
Me;3.17,m,(2H),CH2;3.93,m,(2H),NCH2;6.93,s,(1
H),51−@H;7.69,s,(1H),21−H. 実施例2 1,3,3−トリメチル−6′−ピペリジノスピロ〔インド
リン−2,3′−3−ナフト〔2,1−〕〔1,4〕オキサ
ジン〕の製造方法 4−ピペリジノ−1,2−ナフトキノン(24.1g;0.01モ
ル)を4−モルホリノ−1,2−ナフトキノンの製造に知
られていると同じ方法で作った。次いで、この生成物を
塩酸ヒドロキシルアミン(0.83g;0.012モル)と2時間
にわたり還流下で加熱した。反応生成物からピリジンを
除去し、残留物を塩化メチレンに溶解し、水およびブラ
インで洗浄し、乾燥し、最後に溶剤を蒸発して油状物を
得た。この油状物をシリカに吸着させ、溶離剤としてメ
タノール/塩化メチレンを用いてシリカにおいてクロマ
トグラフした。溶剤を蒸発して4−ピペリジノ−1,2−
ナフトキノン モノキシム(monoxime),m.p.135〜7℃
〔式IV bを有する瓦変異性形態の式IVの化合物〕を得
た。この化合物を1,3,3−トリメチル−2−メチレンイ
ンドリンと沸騰トリクロロエチレン中において反応させ
た。溶剤を除去し、生成油状物をシリカにおいてクロマ
トグラフして1,3,3−トリメチル−6′−ピペリジノス
ピロ〔インドリン−2,3′−3−ナフト〔2,1−
〔1,4〕オキサジン〕を得た。m.p.230−2℃,1Hnmr(CD
CL3);δ1.35,s,(6H)3,3−Me2;1.71,br,(6H)(C
H23;2.75,s,(3H)NMe;3.01,br,(4H)N(CH22:6.
57,s,(1H)51−H;7.61,(1H)21−H. 実施例3〜20 実施例1または2に記載すると同様にして多数のフォ
トクロミック スピロ−オキサジン化合物を作った。こ
れらの化合物を次の表Iに示す。また、表Iには各化合
物について測定して得た融点および部分(partial)nmr
データを示している。 実施例1〜20において得た各スピロ−オキサジン化合
物と一般式IおよびIIの化合物との関係を次の表IIおよ
びIIIに示す。 実施例1〜20において得た数種のスピロ−オキサジン
化合物および2種の他のスピロ−オキサジン(比較の目
的のための)をプラスチック ホスト材料に混入してプ
ラスチック製フォトクロミック レンズを作った。 眼鏡レンズを界面をフレキシブルなガスケットでシー
ルした1対のガラス型からなるプラノ レンズ型(plam
o lens mould)を用いる普通の直接流し込み法を用いて
作った。型キャビティに単量体としてトリエチレングリ
コール ジメタクリレート(TEGDM)からなる熱硬化性
組成物、開始剤として0.1重量%(単量体の容量に対し
て)の過酸化ベンゾイルおよび0.2重量%(単量体の容
量に対して)の式IおよびIIのスピロ−オキサジン化合
物を充填した。型内のかかる混合物を約4時間にわたり
75〜95℃の温度で加熱して硬化した。 実施例1〜20の各スピロ−オキサジン化合物および2
種の比較材料を混入した作ったレンズについて測定した
結果を表IVに示す。 実施例1および2において得られる発色団はスピロ−
オキサジン形態であり、アミン官能の置換基は存在して
いなかった。比較例1のスピロ−オキサジンは9′−メ
トキシ−1,3,3−トリメチルスピロ〔インドリン−2,3′
−3−ナフト〔2,1−〕〔1,4〕オキサジン〕であ
り、また比較例2のスピロ−オキサジンは1,3,3−トリ
メチルスピロ〔インドリン−2,3′−3−ナフト〔2,1
〕〔1,4〕オキサジン〕であった。 表IVの結果には退色または脱色(bleached)状態(B.
IVT)におけるレンズの積分可視透過率および暗状態
(D.IVT)におけるレンズの積分可視透過率を含んでい
る。これらの値は各材料に対して達成できる典型的な目
視フォトクロミック範囲(visual photocromic range)
を示しており、また日のささない所で使用する場合の材
料の適性を示している。本発明によって作ったレンズの
完全暗状態(fully darkened state)とは、10分間、エ
アー マス2において標準態様模擬条件にさらした後、
25℃においてレンズによって達成された状態を示す 〔「Parry Moon J.Franklin Inst」230,p583〜617(194
9)参照〕。一般に紫色調化合物(purple colouring co
mpound)は青色調材料より広い範囲を示すことが表IVの
結果からわかる。 λmaxにおける範囲は発色団の最大吸収点における脱
色および暗透過率を与え、誘導光学密度(IOD)は次に
示す式から計算する。 0.76〜2.6の範囲の本発明におけるスピロ−オキサジ
ンの高い誘導光学密度は試料の極めて濃い色調(dense
colouring)を示す。これらの結果は、比較例1および
2の発色団によって得られた0.29〜0.23の誘導光学密度
の値と極めて対照的である。 フォトクロミック応答の速度の表示は、暗状態におい
て、全有効透過範囲(T88)の88%にわたって、レンズ
に対して要求される時間を比較することによって得るこ
とができる。表IVは、本発明におけるすべての化合物が
60秒以下、一般に30秒以下のT88として表示される暗く
なる速い速度を示している。 レンズが暗状態から退色する速度の比較は%ODG−1
値と比較して得られる。この事は1分間の退色後に回復
する誘導光学密度の割合(%)を与える。%ODG−1の
値が高いほど、レンズの退色速度は速くなる。速い退色
速度は50%以上の%ODG−1で示され;表IVに示す結果
では、本発明におけるすべての化合物が50%以上、一般
に70%以上の%ODG−1を示している。 また、本発明においては、本発明によるレンズが良好
な疲れ抵抗を示すことを確かめた。 実施例21〜22 実施例1に記載するようにして作ったレンズをYorksh
ire Chemicalsより供給された太陽堅牢色調褐色(Sola
fast tint browm)および太陽堅牢色調灰色のそれぞれ
による前色味付け(pretinting)で修正して褐色前色味
付け(実施例21)または灰色前色味付け(実施例22)を
有するレンズを得た。 各レンズの光学特性を次に示す: 実施例 21 22 前色味付け 褐色 灰色 色 灰/褐 灰/青 B.IVT(%) 31 38 D.IVT(%) 9 9 λmaxにおける範囲 37/2.5 44/1.6 IOD 1.17 1.44 T88(秒) 6 6 %ODG−1 65 69 上述する結果から、実施例21において褐色−前色味付
けレンズは31/9のIVT範囲を示し、実施例1に比較して
暗くなる(darkening)または退色する(fading)速さ
において損失なく灰褐色に暗くなることがわかる。同様
に、実施例22において灰色−前色味付けレンズは38/9の
作業範囲(working range)で青/灰色に暗くなり、ま
た実施例1に比較して暗くなるまたは退色する速さに損
失のないことがわかる。前色味付けの広い範囲は任意の
一般に入手しうるレンズ染料の普通使用によって得るこ
とができる。 実施例1〜20から選択するスピロ−オキサジン化合物
をプラスチック ホスト材料に混入して自動車のルーフ
ライトに利用できるような積層構造を作った。実施例
1および2のスピロ−オキサジン化合物の混合物をポリ
ビニルブチラールとクロロホルムに溶解した。溶液をガ
ラスシートに吹付けて薄く、均一の被膜を形成した。次
いで、吹付けられたガラスシートを第2のガラスシート
に中間層としてポリビニルブチラール シートを用いて
貼合わせ、普通のようにオートクレーブ処理し、最初の
ガラスシートの吹付け表面をポリビニルブチラール シ
ートと接触させた。 化学線にさらした際、積層体は濃い青に変わり、積層
体を透過する光に相当して減少した。積層体の縁をシー
ルしてその付近におけるフォトクロミック材料の過度の
劣化を防止した。 ルーフライトの光学特性を次に示す: 色 紫/青 B.IVT 82 D.IVT 10.9 λmaxにおける範囲 82/2.4 IOD 1.53 T88 4 %ODG−1 95 これらの結果から、フォトクロミック ルーフライト
は本発明によるフォトクロミック材料を用いて作った眼
鏡用レンズに比較する光学特性を示すことがわかる。当
業技術において、眼鏡用レンズおよび車両ルーフ ライ
トはスピロ−オキサジンで作ることのできる多くのフォ
トクロミック物品の単なる1例である。建築用ウインド
ー、車両用ウインドーまたはフィルタの如き他の用途に
応用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09K 9/02 C09K 9/02 B G02C 7/10 G02C 7/10 (56)参考文献 特開 昭58−173181(JP,A) 特開 昭60−112880(JP,A) 西独国公開238611(DE,A1)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.次の一般式(I): (式中、nは1〜4の整数を示し、mは1,2または3を
    示し、R1は(i)水素原子または式−NR′R″のアミン
    官能基を示し、この場合R′およびR″はそれぞれ水素
    原子またはアルキル、シクロアルキルまたはフェニル
    基、またはその置換された基、または1または2個以上
    のヘテロ原子を含むシクロヘテロアルキル環または置換
    シクロヘテロアルキル環であるアミン官能基を示し、
    (ii)−R,−OR,−SR,−CORまたは−COOR基を示し、こ
    の場合Rは水素、アルキル、アリールまたはヘテロアリ
    ールを示し、(iii)−Hal,−CH2Hal,−CH(Hal)
    および−C(Hal)を示し、この場合Halはハロゲンを
    示し、または(iv)−NO2,−CNおよび−SCNを示し、更
    に環Aは常に6′位において式−NR′R″のアミン官能
    基である基R2で置換されており、この場合R′および
    R″はそれぞれ水素原子またはアルキル、シクロアルキ
    ルまたはフェニル基、またはその置換された基、または
    1または2個以上のヘテロ原子を含むシクロヘテロアル
    キル環または置換シクロヘテロアルキル環であるアミン
    官能基を示し、; R4は−H、アルキル、アルケニル、フェニル、フェニル
    アルキルおよびモノ−、ジ−またはトリ−置換フェニル
    またはアルコキシを示し; R5およびR6のそれぞれは−H、アルキル、アルケニル、
    フェニルおよびベンジルの如きフェニルアルキル、モノ
    −、ジ−またはトリ−置換フェニルを示し、またはR5
    よびR6は共にスピロ炭素、ノルボルナンおよびアダマン
    タンを包含する脂環式を示し; R3は水素原子、またはアルキル、アリールまたはヘテロ
    アリール基を示し; R7は上記R1またはR2について規定する基を示し、または
    環Aに付着する環システムを示し、この環システムは芳
    香族環および/または脂環式環を受け入れることがで
    き、またこの環システムは必要に応じて1または2個以
    上置換基R8を付着でき、このR8は上記R1およびR2につい
    て規定する基を示し;および 環Bは、必要に応じて1または2個以上の環窒素原子を
    含有できる)で表わされるフォトクロミック化合物。 2.フォトクロミック化合物が、次の一般式(II): (式中、R1およびR10のそれぞれは(i)水素原子また
    は−NR′R″のアミン官能基を示し、この場合R′およ
    びR″のそれぞれは水素原子またはアルキル、シクロア
    ルキルまたはフェニル基、またはその置換された基、ま
    たは1または2個以上のヘテロ原子を含むシクロヘテロ
    アルキル環または置換シクロヘテロアルキル環であるア
    ミン官能基を示し、(ii)−R,−OR,−SR,−CORまたは
    −COOR基を示し、この場合Rは水素、アルキル、アリー
    ルまたはヘテロアリールを示し、(iii)−Hal,−CH2Ha
    l,−CH(Hal)および−C(Hal)を示し、この場合
    Halはハロゲンを示し、または(iv)−NO2,−CNおよび
    −SCNを示し、更に6′−位の基(R9は常に式−N
    R′R″のアミン官能基を示し、この場合R′および
    R″はそれぞれ水素原子またはアルキル、シクロアルキ
    ルまたはフェニル基、またはその置換された基、または
    1または2個以上のヘテロ原子を含むシクロヘテロアル
    キル環または置換シクロヘテロアルキル環であるアミン
    官能基を示し; nは1〜4の整数を示し; pは1または2を示し; qは1,2または3を示し; =X−および=Y−はそれぞれ NまたはC−R10を示し、この場合R10は上述すると同様
    の意味を有し;および R3,R4,R5およびR6は上記式(I)において示したと同様
    の意味を有する)で表わされる特許請求の範囲第1項記
    載のフォトクロミック化合物。 3.フォトクロミック化合物が、式においてnが1を示
    し;R1が水素原子または5−アルコキシ置換基、好まし
    くは5−メトキシ、または5−ハロゲン置換基、好まし
    くは5−クロロ置換基を示し;R3が水素原子を示し、R4,
    R5およびR6のそれぞれがアルキル基、好ましくはメチル
    を示し;pが1を示し;およびR9が6′−ピペリジン、
    6′−モルホリノ、6′−N−メチルピペラジノ、6′
    −N−フェニルピペラジノ、6′−テトラヒドロイソキ
    ノリノ、6′−インドリノ、6′−チオモルホリノ、
    6′−ホホモピペリジノ、6′−(1,2,3,4,4a,9a−ヘ
    キサヒドロカルバゾリノまたは6′−アジリジノ置換基
    を示し;qが1を示し;R10が水素原子または9′−アルコ
    キシ置換基、好ましくは9′−メトキシを示し;Xが7−
    位置に位置する−CH=または−N=を示し;およびYが
    −CH=または−N=を示す化合物である特許請求の範囲
    第2項記載のフォトクロミック化合物。 4.フォトクロミック化合物が1種または2種以上の 6′−インドリノ−1,3,3−トリメチルスピロ〔インド
    リン−2,3′−3H−ナフト〔2,1−b〕〔1,4〕オキサジ
    ン〕, 1,3,3−トリメチル−1,6′−ピペリジノスピロ〔インド
    リン−2,3′−3H−ナフト〔2,1−b〕〔1,4〕オキサジ
    ン〕, 9′−メトキシ−1,3,3−トリメチル−1,6′−ピペリジ
    ノスピロ〔インドリン−2,3−3H−ナフト〔2,1−b〕
    〔1,4〕オキサジン〕, 5−メトキシ−1,3,3−トリメチル−1,6′−ピペリジノ
    スピロ〔インドリン−2,3′−3H−ナフト〔2,1−b〕
    〔1,4〕オキサジン〕, 1,3,3−トリメチル−1,6′−モルホリノスピロ〔インド
    リン−2,3′−3H−ナフト〔2,1−b〕〔1,4〕オキサジ
    ン〕, 5−メトキシ−1,3,3−トリメチル−1,6′−モルホリノ
    スピロ〔インドリン−2,3′−3H−ナフト〔2,1−b〕
    〔1,4〕オキサジン〕, 9′−メトキシ−1,3,3−トリメチル1,6′−モルホリノ
    スピロ〔インドリン−2,3′−3H−ナフト〔2,1−b〕
    〔1,4〕オキサジン〕, 5−クロロ−1,3,3−トリメチル1,6′−モルホリノスピ
    ロ〔インドリン−2,3′−3H−ナフト〔2,1−b〕〔1,
    4〕オキサジン〕, 1,3,3−トリメチル1,6′−チオモルホリノスピロ〔イン
    ドリン−2,3′−3H−ナフト〔2,1−b〕〔1,4〕オキサ
    ジン〕, 1,3,3−トリメチル−6′−(N−メチルピペラジノ〕
    スピロ〔インドリン−2,3′−3H−ナフト〔2,1−b〕
    〔1,4〕オキサジン〕, 1,3,3−トリメチル1,6′−(N−フェニルピペラジノ)
    スピロ〔インドリン−2,3′−3H−ナフト〔2,1−b〕
    〔1,4〕オキサジン〕, 6′−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリノ)−1,3,3
    −トリメチルスピロ〔インドリン−2,3′−3H−ナフト
    〔2,1−b〕〔1,4〕オキサジン〕, 6′−ホモピペリジノ−1,3,3−トリメチルスピロ〔イ
    ンドリン−2,3′−3H−ナフト〔1,2−b〕〔1,4〕オキ
    サジン〕, 6′−アジリジノ−1,3,3−トリメチルスピロ〔インド
    リン−2,3′−3H−ナフト〔2,1−b〕〔1,4〕オキサジ
    ン〕, 6′−ジメチルアミノ−1,3,3−トリメチルスピロ〔イ
    ンドリン−2,3′−3H−ナフト〔2,1−b〕〔1,4〕オキ
    サジン〕, 6′−ジエチルアミン−1,3,3−トリメチルスピロ〔イ
    ンドリン−2,3′−3H−ベンゾ〔1,4〕オキサジン〕, 6′−ジメチルアミノ−1,3,3−トリメチルスピロ〔イ
    ンドリン−2,3′−3H−ベンゾ〔1,4〕オキサジン〕, 6′−インドリノ−1,3,3−トリメチルスピロ〔インド
    リン−2,3′−3H−ピリド〔3,2−f〕〔1,4〕ベンゾオ
    キサジン〕, 1,3,3−トリメチル1,6′−ピペリジノスピロ〔7−アザ
    インドリン−2,3′−3H−ナフト〔2,1−b〕〔1,4〕オ
    キサジン〕, 6′−インドリノ−1,3,3−トリメチルスピロ〔7−ア
    ザインドリン−2,3′−3H−ナフト〔2,1−b〕〔1,4〕
    オキサジン〕, である特許請求の範囲第1または2項記載のフォトクロ
    ミック化合物。 5.混入または被着した次の一般式(I): (式中、nは1〜4の整数を示し、mは1,2または3を
    示し、R1は(i)水素原子または式−NR′R″のアミン
    官能基を示し、この場合R′およびR″はそれぞれ水素
    原子またはアルキル、シクロアルキルまたはフェニル
    基、またはその置換された基、または1または2個以上
    のヘテロ原子を含むシクロヘテロアルキル環または置換
    シクロヘテロアルキル環であるアミン官能基を示し、
    (ii)−R,−OR,−SR,−CORまたは−COOR基を示し、こ
    の場合Rは水素、アルキル、アリールまたはヘテロアリ
    ールを示し、(iii)−Hal,−CH2Hal,−CH(Hal)
    および−C(Hal)を示し、この場合Halはハロゲンを
    示し、または(iv)−NO2,−CNおよび−SCNを示し、更
    に環Aは常に6′位において式−NR′R″のアミン官能
    基である基R2で置換されており、この場合R′および
    R″はそれぞれ水素原子またはアルキル、シクロアルキ
    ルまたはフェニル基、またはその置換された基、または
    1または2個以上のヘテロ原子を含むシクロヘテロアル
    キル環または置換シクロヘテロアルキル環であるアミン
    官能基を示し、; R4は−H、アルキル、アルケニル、フェニル、フェニル
    アルキルおよびモノ−、ジ−またはトリ−置換フェニル
    またはアルコキシを示し; R5およびR6のそれぞれは−H、アルキル、アルケニル、
    フェニルおよびベンジルの如きフェニルアルキル、モノ
    −、ジ−またはトリ−置換フェニルを示し、またはR5
    よびR6は共にスピロ炭素、ノルボルナンおよびアダマン
    タンを包含する脂環式を示し; R3は水素原子、またはアルキル、アリールまたはヘテロ
    アリール基を示し; R7は上記R1またはR2について規定する基を示し、または
    環Aに付着する環システムを示し、この環システムは芳
    香族環および/または脂環式環を受け入れることがで
    き、またこの環システムは必要に応じて1または2個以
    上置換基R8を付着でき、このR8は上記R1およびR2につい
    て規定する基を示し;および 環Bは、必要に応じて1または2個以上の環窒素原子を
    含有できる)で表わされるフォトクロミック化合物を利
    用するプラスチック ホスト材料からなるプラスチック
    有機フォトクロミック物品において、該物品は、25℃、
    エアーマス2で測定して、次の特性、 (a) 退色状態(B.IVT)における積分可視透過率
    が、90〜25%の範囲であり、 (b) 暗状態(D.IVT)における積分可視透過率が、
    1〜50%、好ましくは4〜30%の範囲であり、 (c) 化学線にさらした場合、物品の暗くなる速度
    は、暗くなる範囲の88%が30秒またはこれ以下、すなわ
    ちT88<30秒で達成できるような速度であり、 (d) 完全な暗状態からの物品の退色速度は、光学密
    度範囲の60%以上が60秒で、すなわち%ODG−1>60%
    で回復するような速度であり、 (e) 退色状態(B.IVT)から完全な暗状態(D.IVT)
    に移動する際、物品の誘導光学密度、すなわち、物品の
    光学密度の変化が0.45以上である 特性を示すプラスチック有機フォトクロミック物品。 6.混入または被着するフォトクロミック化合物が次の
    一般式(II): (式中、R1およびR10のそれぞれは(i)水素原子また
    は−NR′R″のアミン官能基を示し、この場合R′およ
    びR″のそれぞれは水素原子またはアルキル、シクロア
    ルキルまたはフェニル基、またはその置換された基、ま
    たは1または2個以上のヘテロ原子を含むシクロヘテロ
    アルキル環または置換シクロヘテロアルキル環であるア
    ミン官能基を示し、(ii)−R,−OR,−SR,−CORまたは
    −COOR基を示し、この場合Rは水素、アルキル、アリー
    ルまたはヘテロアリールを示し、(iii)−Hal,−CH2Ha
    l,−CH(Hal)および−C(Hal)を示し、この場合
    Halはハロゲンを示し、または(iv)−NO2,−CNおよび
    −SCNを示し、更に6′−位の基(R9は常に式−N
    R′R″のアミン官能基を示し、この場合R′および
    R″はそれぞれ水素原子またはアルキル、シクロアルキ
    ルまたはフェニル基、またはその置換された基、または
    1または2個以上のヘテロ原子を含むシクロヘテロアル
    キル環または置換シクロヘテロアルキル環であるアミン
    官能基を示し、; nは1〜4の整数を示し; pは1または2を示し; qは1,2または3を示し; =X−および=Y−はそれぞれ NまたはC−R10を示し、この場合R10は上述すると同様
    の意味を有し;および R3,R4,R5およびR6は上記式(I)において示したと同様
    の意味を有する)で表わされるフォトクロミック化合物
    である特許請求の範囲第5項記載のフォトクロミック物
    品。 7.一般式(II)のフォトクロミック化合物が、式にお
    いてnが1を示し;R1が水素原子または5−アルコキシ
    置換基、好ましくは5−メトキシ、または5−ハロゲン
    置換基、好ましくは5−クロロ置換基を示し;R3が水素
    原子を示し、R4,R5およびR6のそれぞれがアルキル基、
    好ましくはメチルを示し;pが1を示し;およびR9が6′
    −ピペリジン、6′−モルホリノ、6′−N−メチルピ
    ペラジノ、6′−N−フェニルピペラジノ、6′−テト
    ラヒドロイソキノリノ、6′−インドリノ、6′−チオ
    モルホリノ、6′−ホモピペリジノ、6′−(1,2,3,4,
    4a,9a−ヘキサヒドロカルバゾリノまたは6′−アジリ
    ジノ置換基を示し;qが1を示し;R10が水素原子または
    9′−アルコキシ置換基、好ましくは9′−メトキシを
    示し;Xが7−位置に位置する−CH=または−N=を示
    し;およびYが−CH=または−N=を示す化合物である
    特許請求の範囲第6項記載のフォトクロミック物品。 8.フォトクロミック化合物が1種または2種以上の 6′−インドリノ−1,3,3−トリメチルスピロ〔インド
    リン−2,3′−3H−ナフト〔2,1−b〕〔1,4〕オキサジ
    ン〕, 1,3,3−トリメチル−1,6′−ピペリジノスピロ〔インド
    リン−2,3′−3H−ナフト〔2,1−b〕〔1,4〕オキサジ
    ン〕, 9′−メトキシ−1,3,3−トリメチル−1,6′−ピペリジ
    ノスピロ〔インドリン−2,3′−3H−ナフト〔2,1−b〕
    〔1,4〕オキサジン〕, 5−メトキシ−1,3,3−トリメチル−1,6′−ピペリジノ
    スピロ〔インドリン−2,3′−3H−ナフト〔2,1−b〕
    〔1,4〕オキサジン〕, 1,3,3−トリメチル−1,6′−モルホリノスピロ〔インド
    リン−2,3′−3H−ナフト〔2,1−b〕〔1,4〕オキサジ
    ン〕, 5−メトキシ−1,3,3−トリメチル−1,6′−モルホリノ
    スピロ〔インドリン−2,3′−3H−ナフト〔2,1−b〕
    〔1,4〕オキサジン〕, 9′−メトキシ−1,3,3−トリメチル1,6′−モルホリノ
    スピロ〔インドリン−2,3′−3H−ナフト〔2,1−b〕
    〔1,4〕オキサジン〕, 5−クロロ−1,3,3−トリメチル1,6′−モルホリノスピ
    ロ〔インドリン−2,3′−3H−ナフト〔2,1−b〕〔1,
    4〕オキサジン〕, 1,3,3−トリメチル1,6′−チオモルホリノスピロ〔イン
    ドリン−2,3′−3H−ナフト〔2,1−b〕〔1,4〕オキサ
    ジン〕, 1,3,3−トリメチル−6′−(N−メチルピペラジノ〕
    スピロ〔インドリン−2,3′−3H−ナフト〔2,1−b〕
    〔1,4〕オキサジン〕, 1,3,3−トリメチル1,6′−(N−フェニルピペラジノ)
    スピロ〔インドリン−2,3′−3H−ナフト〔2,1−b〕
    〔1,4〕オキサジン〕, 6′−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリノ)−1,3,3
    −トリメチルスピロ〔インドリン−2,3′−3H−ナフト
    〔2,1−b〕〔1,4〕オキサジン〕, 6′−ホモピペリジノ−1,3,3−トリメチルスピロ〔イ
    ンドリン−2,3′−3H−ナフト〔1,2−b〕〔1,4〕オキ
    サジン〕, 6′−アジリジノ−1,3,3−トリメチルスピロ〔インド
    リン−2,3′−3H−ナフト〔2,1−b〕〔1,4〕オキサジ
    ン〕, 6′−ジメチルアミノ−1,3,3−トリメチルスピロ〔イ
    ンドリン−2,3′−3H−ナフト〔2,1−b〕〔1,4〕オキ
    サジン〕, 6′−ジエチルアミノ−1,3,3−トリメチルスピロ〔イ
    ンドリン−2,3′−3H−ベンゾ〔1,4〕オキサジン〕, 6′−ジメチルアミノ−1,3,3−トリメチルスピロ〔イ
    ンドリン−2,3′−3H−ベンゾ〔1,4〕オキサジン〕, 6′−インドリノ−1,3,3−トリメチルスピロ〔インド
    リン−2,3′−3H−ピリド〔3,2−f〕〔1,4〕ベンゾオ
    キサジン〕, 1,3,3−トリメチル1,6′−ピペリジノスピロ〔7−アザ
    インドリン−2,3′−3H−ナフト〔2,1−b〕〔1,4〕オ
    キサジン〕, 6′−インドリノ−1,3,3−トリメチルスピロ〔7−ア
    ザインドリン−2,3′−3H−ナフト〔2,1−b〕〔1,4〕
    オキサジン〕, である特許請求の範囲第5または6項記載のフォトクロ
    ミック物品。 9.プラスチック ホスト材料はポリオール(アリルカ
    ーボネート)単量体の重合体、ポリアクリレート、ポリ
    メチルメタクリレートのようなポリ(アルキルアクリレ
    ート)、セルロース アセテート、セルロース トリア
    セテート、セルロース アセテート プロピオネート、
    セルロース アセテート ブチラート、ポリ(ビニル
    アラテート)、ポリ(ビニル アルコール)、ポリウレ
    タン、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレー
    ト、ポリスチレン、ポリ(スチレン メチルメタクリレ
    ート)共重合体、ポリ(スチレン アクリロニトリル)
    共重合体およびポリブチラールから選択する光学的に透
    明なプラスチックである特許請求の範囲第5〜8項のい
    ずれか一つの項記載のフォトクロミック物品。 10.プラスチック ホスト材料は直鎖または分枝鎖脂
    肪族または芳香族液体ポリオールのメタクリレートまた
    はアクリレートの光学的に透明な重合体または共重合体
    である特許請求の範囲第5〜8項のいずれか一つの項記
    載のフォトクロミック物品。 11.プラスチック ホスト材料はトリエチレングリコ
    ール ジメタグリレート、エチレングリコール ジメタ
    クリレート、1,3−ブチレングリコール ジメタリクレ
    ートまたはトリメチロールプロパン トリメタクリレー
    トの重合体または共重合体である特許請求の範囲第10項
    記載のフォトクロミック物品。 12.プラスチック ホスト材料はジエチレングリコー
    ル−ビス(アリルカーボネート)の重合体または共重合
    体である特許請求の範囲第9項記載のフォトクロミック
    物品。 13.物品に混入するスピロ−オキサジン化合物の量を
    重合体ホスト材料の容量に対して0.05〜5重量%にした
    特許請求の範囲第6〜12項のいずれか一つの項記載のフ
    ォトクロミック物品。 14.物品は光学レンズの形態である特許請求の範囲第
    5〜13項のいずれか一つの項記載のフォトクロミック物
    品。 15.物品は眼鏡用レンズである特許請求の範囲第14項
    記載のフォトクロミック物品。 16.物品をウインドー パネルに組み込む特許請求の
    範囲第5〜13項のいずれか一つの項記載のフォトクロミ
    ック物品。 17.物品は車両用ルーフ ライトの形態である特許請
    求の範囲第16項記載のフォトクロミック物品。
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