JP2684560B2 - シクロヘキサンカルボン酸化合物並びにそれらを含む液晶組成物 - Google Patents
シクロヘキサンカルボン酸化合物並びにそれらを含む液晶組成物Info
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- JP2684560B2 JP2684560B2 JP63126933A JP12693388A JP2684560B2 JP 2684560 B2 JP2684560 B2 JP 2684560B2 JP 63126933 A JP63126933 A JP 63126933A JP 12693388 A JP12693388 A JP 12693388A JP 2684560 B2 JP2684560 B2 JP 2684560B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は新規な液晶性化合物並びにこの液晶性化合物
の少なくとも1種を含有することを特徴とする液晶組成
物に関する。更に詳しく言えば本発明は強誘電性液晶に
関し、実用的強誘電性液晶組成物作製の際、その組成成
分として有用で且つ化学的安定性に優れた新規なシクロ
ヘキサンカルボン酸化合物並びにこのシクロヘキサンカ
ルボン酸化合物の少なくとも1種を含有する液晶組成物
に関する。
の少なくとも1種を含有することを特徴とする液晶組成
物に関する。更に詳しく言えば本発明は強誘電性液晶に
関し、実用的強誘電性液晶組成物作製の際、その組成成
分として有用で且つ化学的安定性に優れた新規なシクロ
ヘキサンカルボン酸化合物並びにこのシクロヘキサンカ
ルボン酸化合物の少なくとも1種を含有する液晶組成物
に関する。
[従来技術] 液晶表示素子は受光型で目が疲れない、低消費電力、
薄型である等の優れた特徴を有しているため、現在では
時計、電卓、パーソナルワープロ、ポケツトテレビ等の
各種表示素子として使用されている。しかし、これらは
ネマチツク液晶を用いた表示素子であり、前記特徴を有
するものの欠点として応答が遅い、表示のメモリー性が
ない等のため、高速応答が要求される表示素子へ応用す
るには種々の制約があり、適したものであるとは言えな
い。
薄型である等の優れた特徴を有しているため、現在では
時計、電卓、パーソナルワープロ、ポケツトテレビ等の
各種表示素子として使用されている。しかし、これらは
ネマチツク液晶を用いた表示素子であり、前記特徴を有
するものの欠点として応答が遅い、表示のメモリー性が
ない等のため、高速応答が要求される表示素子へ応用す
るには種々の制約があり、適したものであるとは言えな
い。
強誘電性液晶がR.B.Meyer等[Physique、36L−69(19
75)]により見いだされ、この強誘電性液晶がN.A.Clar
k,S.T.Lagerwall等[Appl.Phys.Lett.,36 899(198
0)]により、ネマチツク液晶に比べ100〜1000倍の高速
応答、およびメモリー性を有することが発表されて以
来、この方式による前記問題点の解決が期待できる処か
ら、各方面で活発に研究が進められている。この表示方
式は強誘電性液晶の主にカイラルスメクチツクC相(Sm
C*略称)を利用するものであり、SmC*相を有する化合
物は既に、これまでにも多数知られている。
75)]により見いだされ、この強誘電性液晶がN.A.Clar
k,S.T.Lagerwall等[Appl.Phys.Lett.,36 899(198
0)]により、ネマチツク液晶に比べ100〜1000倍の高速
応答、およびメモリー性を有することが発表されて以
来、この方式による前記問題点の解決が期待できる処か
ら、各方面で活発に研究が進められている。この表示方
式は強誘電性液晶の主にカイラルスメクチツクC相(Sm
C*略称)を利用するものであり、SmC*相を有する化合
物は既に、これまでにも多数知られている。
代表的な物質としては(s)−2−メチルブチルp−
デシルオキシベンジリデン−p′−アミノシンナメート
(略称DOBAMBC)等のシツフ塩基系の化合物があるが、
光あるいは水に対する安定性が悪い、そのもの自身が有
色である等の欠点があり実用的ではない。これらを改善
すべく研究され、これ迄に無色で化学的に安定な芳香環
カルボン酸エステル系化合物が主に発表されている。ま
た一方ではSmC*物質で有り、且つより高速応答である
物質の研究も行われている。強誘電性液晶における応答
速度はτ=η/Ps.Eで表され応答速度(τ)は粘性
(η)に比例し、自発分極(Ps)および電界(E)に反
比例する。すなわち自発分極の大きい物質であるほど、
粘性の低い物質であるほどより高速応答を可能とするこ
とになる。
デシルオキシベンジリデン−p′−アミノシンナメート
(略称DOBAMBC)等のシツフ塩基系の化合物があるが、
光あるいは水に対する安定性が悪い、そのもの自身が有
色である等の欠点があり実用的ではない。これらを改善
すべく研究され、これ迄に無色で化学的に安定な芳香環
カルボン酸エステル系化合物が主に発表されている。ま
た一方ではSmC*物質で有り、且つより高速応答である
物質の研究も行われている。強誘電性液晶における応答
速度はτ=η/Ps.Eで表され応答速度(τ)は粘性
(η)に比例し、自発分極(Ps)および電界(E)に反
比例する。すなわち自発分極の大きい物質であるほど、
粘性の低い物質であるほどより高速応答を可能とするこ
とになる。
最近では自発分極の大きい物質を得ることにより応答
の高速化を図る研究も活発に進められている。
の高速化を図る研究も活発に進められている。
このように表示素子に供しうる実用的強誘電性液晶物
質の研究は種々行われているが、未だ充分とは言えず、
種々の新規強誘電性液晶物質の開発が望まれている。
質の研究は種々行われているが、未だ充分とは言えず、
種々の新規強誘電性液晶物質の開発が望まれている。
[発明の開示] 本発明者らは、化学的に安定で、SmC*相温度幅が広
く、また粘性の低い強誘電性液晶物質を提供するため鋭
意研究したところ、本発明により、これらの諸特性をそ
なえた新規な強誘電性液晶物質を提供することに成功し
た。
く、また粘性の低い強誘電性液晶物質を提供するため鋭
意研究したところ、本発明により、これらの諸特性をそ
なえた新規な強誘電性液晶物質を提供することに成功し
た。
すなわち、本発明は、一般式 (式中Rは炭素原子数1〜16のアルキル基であり、R*
は炭素原子数15個までの不斉炭素原子を含むアルキル基
であり、YおよびZはそれぞれ単結合を表わすか、O、
COO、およびOCOのいずれかを表わし、X1およびX4は、そ
れぞれフツ素原子または塩素原子を表わし、X2およびX3
は水素原子を表わす)で表わされる光学活性シクロヘキ
サンカルボン酸化合物並びにこれらの化合物の少なくと
も1種を含有することを特徴とする液晶組成物を提供す
るものである。
は炭素原子数15個までの不斉炭素原子を含むアルキル基
であり、YおよびZはそれぞれ単結合を表わすか、O、
COO、およびOCOのいずれかを表わし、X1およびX4は、そ
れぞれフツ素原子または塩素原子を表わし、X2およびX3
は水素原子を表わす)で表わされる光学活性シクロヘキ
サンカルボン酸化合物並びにこれらの化合物の少なくと
も1種を含有することを特徴とする液晶組成物を提供す
るものである。
本発明に係わる新規強誘電性液晶化合物は、それ自体
単独で、SmC*相を有する場合はもちろん、有しない場
合でも液晶組成物作製時の特性(例えば粘性)を調製す
るために有効に使用することができる化合物である。
単独で、SmC*相を有する場合はもちろん、有しない場
合でも液晶組成物作製時の特性(例えば粘性)を調製す
るために有効に使用することができる化合物である。
本発明の新規な強誘電性液晶化合物はベンゼン環を有
する同系化合物例えば、 に比べて高速応答であり、ベンゼン環に比べ非共役系で
あるシクロヘキサン環の存在、およびビフエニル骨格に
フツ素原子を有することにより前記の公知化合物に比べ
粘性が低下し、その結果応答速度が向上したと考えられ
る。またビフエニル環にハロゲン原子、時にフツ素原子
を有する化合物は、置換基を有しないものに比べ格別に
広いSmC*相温度幅を示す。
する同系化合物例えば、 に比べて高速応答であり、ベンゼン環に比べ非共役系で
あるシクロヘキサン環の存在、およびビフエニル骨格に
フツ素原子を有することにより前記の公知化合物に比べ
粘性が低下し、その結果応答速度が向上したと考えられ
る。またビフエニル環にハロゲン原子、時にフツ素原子
を有する化合物は、置換基を有しないものに比べ格別に
広いSmC*相温度幅を示す。
以下に本発明に係わる化合物の合成例、および実施例
により本発明をさらに具体的に説明する。これらの合成
例、および実施例はいずれも例示であつて、その他の種
々の経路、方法によつても合成することが可能であり、
これらの合成例、および実施例により本発明は制約され
ない。
により本発明をさらに具体的に説明する。これらの合成
例、および実施例はいずれも例示であつて、その他の種
々の経路、方法によつても合成することが可能であり、
これらの合成例、および実施例により本発明は制約され
ない。
合成例 式、 で表わされる化合物は、式、 あるいは式、 で表わされる化合物を塩化チオニルと反応させて得られ
る式、 で表わされる化合物と式、 で表わされる化合物とのエステル化反応により得られ
る。式、 においてYがOである化合物は特開昭56−120636号公
報、特開昭56−125342号公報に記載の方法に準じて合成
することができ、またYがCOOである化合物は、式RCOCl
の化合物と式、 の化合物とから、さらに、YがOCOである化合物は、式R
OHの化合物と式、 の化合物とからそれぞれ、合成できる。
る式、 で表わされる化合物と式、 で表わされる化合物とのエステル化反応により得られ
る。式、 においてYがOである化合物は特開昭56−120636号公
報、特開昭56−125342号公報に記載の方法に準じて合成
することができ、またYがCOOである化合物は、式RCOCl
の化合物と式、 の化合物とから、さらに、YがOCOである化合物は、式R
OHの化合物と式、 の化合物とからそれぞれ、合成できる。
一方、式、 で表わされる化合物は次の合成経路を経て合成できる。
実施例及び参考例中に記載されている略記号は以下の
とおりの意味を有する。
とおりの意味を有する。
GLC ガスクロマトグラフイー HPLC 高速液体クロマトグラフイー IR 赤外線吸収スペクトル Mass 質量分析 m.p 融 点 C 結 晶 Sx 同定出来なかつたスメクチツク相 SB スメクチツクB相 SmC*,Sc* カイラルスメクチツクC相 SA スメクチツクA相 Ch コレステリツク相 I 等方性液体 ? 温度不明 2M4 2−メチルブチル 4M6 4−メチルヘキシル 1M3 1−メチルプロピル 1M4 1−メチルブチル 1M6 1−メチルヘキシル 1M7 1−メチルヘプチル 参考例1 反応器にシクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸8g、塩
化チオニル16.6gおよびベンゼン30mlを仕込み、8時間
還流撹拌後、過剰の塩化チオニルをベンゼンとともに共
沸留去し、残留物を130℃で1時間加熱撹拌後、減圧蒸
留(b.p130〜134℃/9mmHg)した。これをヘキサンで再
結晶しトランス−シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸
クロライドを得た。
化チオニル16.6gおよびベンゼン30mlを仕込み、8時間
還流撹拌後、過剰の塩化チオニルをベンゼンとともに共
沸留去し、残留物を130℃で1時間加熱撹拌後、減圧蒸
留(b.p130〜134℃/9mmHg)した。これをヘキサンで再
結晶しトランス−シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸
クロライドを得た。
Y.5.1g(52.5%) GLC97.4% 反応器に(a)で得たトランス−シクロヘキサン−1,
4−ジカルボン酸クロライド25.2gおよびベンゼン100ml
を仕込み、撹拌、氷水冷(〜10℃)下にブタノール10
g、ピリジン11gおよびベンゼン150mlから成る溶液を適
下後、45〜55℃で2時間反応した。
4−ジカルボン酸クロライド25.2gおよびベンゼン100ml
を仕込み、撹拌、氷水冷(〜10℃)下にブタノール10
g、ピリジン11gおよびベンゼン150mlから成る溶液を適
下後、45〜55℃で2時間反応した。
反応液を希塩酸に注加し、ベンゼンで抽出後、水洗
し、溶媒を留去した。残留物を炭酸水素ナトリウム水溶
液で処理し、不溶物を過して除いた液をベンゼンで
洗浄後、水層を濃塩酸で酸性とした。析出物をベンゼン
で抽出し、水洗、芒硝で乾燥後、溶媒を留去し残留物
(トランス−4−ブチルオキシカルボニルシクロヘキサ
ンカルボン酸)を得た。
し、溶媒を留去した。残留物を炭酸水素ナトリウム水溶
液で処理し、不溶物を過して除いた液をベンゼンで
洗浄後、水層を濃塩酸で酸性とした。析出物をベンゼン
で抽出し、水洗、芒硝で乾燥後、溶媒を留去し残留物
(トランス−4−ブチルオキシカルボニルシクロヘキサ
ンカルボン酸)を得た。
Y.10.6g(34.1%) GLC94% 反応器に(b)で得たトランス−4−ブチルオキシカ
ルボニルシクロヘキサンカルボン酸5gおよびベンゼン40
mlを仕込み、室温撹拌下に塩化チオニル8gを加えた後、
5時間還流撹拌した。反応終了後、過剰の塩化チオニル
をベンゼンとともに共沸留去し、残留物(トランス−4
−ブチルオキシカルボニルシクロヘキサンカルボン酸ク
ロライド)を得た。
ルボニルシクロヘキサンカルボン酸5gおよびベンゼン40
mlを仕込み、室温撹拌下に塩化チオニル8gを加えた後、
5時間還流撹拌した。反応終了後、過剰の塩化チオニル
をベンゼンとともに共沸留去し、残留物(トランス−4
−ブチルオキシカルボニルシクロヘキサンカルボン酸ク
ロライド)を得た。
Y.5.4g 反応器に4−(2−メチルブチル)オキシ−4′−ヒ
ドロキシビフエニル1g、ピリジン0.36gおよびベンゼン3
0mlを仕込み、室温撹拌下に(c)で得たトランス−4
−ブチルオキシカルボニルシクロヘキサンカルボン酸ク
ロライド1.06gのベンゼン10ml溶液を適下し、適下後、
7時間還流撹拌した。反応液を水に注加し、ベンゼンで
抽出後、ベンゼン層を水洗、アンモニア処理、水洗し、
芒硝乾燥後、溶媒を留去して得られる残留物をメタノー
ルで再結晶し、(s)−4−(2−メチルブチル)オキ
シビフエニル−4′−イル トランス−4−ブチルオキ
シカルボニルシクロヘキサンカルボキシレートを得た。
ドロキシビフエニル1g、ピリジン0.36gおよびベンゼン3
0mlを仕込み、室温撹拌下に(c)で得たトランス−4
−ブチルオキシカルボニルシクロヘキサンカルボン酸ク
ロライド1.06gのベンゼン10ml溶液を適下し、適下後、
7時間還流撹拌した。反応液を水に注加し、ベンゼンで
抽出後、ベンゼン層を水洗、アンモニア処理、水洗し、
芒硝乾燥後、溶媒を留去して得られる残留物をメタノー
ルで再結晶し、(s)−4−(2−メチルブチル)オキ
シビフエニル−4′−イル トランス−4−ブチルオキ
シカルボニルシクロヘキサンカルボキシレートを得た。
Y.0.83g(45.6%) この物の純度はHPLCで99%以上であつた。またIRおよ
びMass分析で466に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
びMass分析で466に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
このものをメトラーホツトステージFP−82にはさみ、
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
参考例2 反応器に(s)−4−(2−メチルブチル)オキシカ
ルボニル−4′−ヒドロキシビフエニル1.02g、ピリジ
ン0.36gおよびベンゼン30mlを仕込み、室温撹拌下に参
考例1−(c)で得たトランス−4−ブチルオキシカル
ボニルシクロヘキサンカルボン酸クロライド0.95gのベ
ンゼン10ml溶液を適下し、適下後、7時間還流撹拌し
た。反応液を水に注加し、ベンゼンで抽出後、ベンゼン
層を水洗、アンモニア水処理、水洗し、芒硝乾燥後、溶
媒を留去して得られる残留物をメタノール−アセトン混
合溶媒で再結晶し、(s)−4−(2−メチルブチル)
オキシカルボニルビフエニル−4′−イル トランス−
4−ブチルオキシカルボニルシクロヘキサンカルボキシ
レートを得た。
ルボニル−4′−ヒドロキシビフエニル1.02g、ピリジ
ン0.36gおよびベンゼン30mlを仕込み、室温撹拌下に参
考例1−(c)で得たトランス−4−ブチルオキシカル
ボニルシクロヘキサンカルボン酸クロライド0.95gのベ
ンゼン10ml溶液を適下し、適下後、7時間還流撹拌し
た。反応液を水に注加し、ベンゼンで抽出後、ベンゼン
層を水洗、アンモニア水処理、水洗し、芒硝乾燥後、溶
媒を留去して得られる残留物をメタノール−アセトン混
合溶媒で再結晶し、(s)−4−(2−メチルブチル)
オキシカルボニルビフエニル−4′−イル トランス−
4−ブチルオキシカルボニルシクロヘキサンカルボキシ
レートを得た。
Y.1.07g(60.5%) この物の純度はHPLCで99%以上であつた。またIRおよ
びMass分析で494に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
びMass分析で494に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
このものをメトラーホツトステージFP−82にはさみ、
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
参考例3 参考例1−(b)に於けるブタノール10.1gに替えて
エタノール5.6gを用い、他は同様に操作してトランス−
4−エトキシカルボニルシクロヘキサンカルボン酸を得
た。
エタノール5.6gを用い、他は同様に操作してトランス−
4−エトキシカルボニルシクロヘキサンカルボン酸を得
た。
Y.8.31g(34.5%) GLC99% 参考例1−(c)に於けるトランス−4−ブトキシカ
ルボニルシクロヘキサンカルボン酸5gに替えて(a)で
得られたトランス−4−エトキシカルボニルシクロヘキ
サンカルボン酸3.87gを用い、他は同様に操作してトラ
ンス−4−エトキシカルボニルシクロヘキサンカルボン
酸クロライドを得た。
ルボニルシクロヘキサンカルボン酸5gに替えて(a)で
得られたトランス−4−エトキシカルボニルシクロヘキ
サンカルボン酸3.87gを用い、他は同様に操作してトラ
ンス−4−エトキシカルボニルシクロヘキサンカルボン
酸クロライドを得た。
Y.4.49g 参考例2に於けるトランス−4−ブトキシカルボニル
シクロヘキサンカルボン酸クロライド0.95gに替えて
(b)で得られたトランス−4−エトキシカルボニルシ
クロヘキサンカルボン酸クロライド0.85gを用い他は同
様に操作して(s)−4−(2−メチルブチル)オキシ
カルボニルビフエニル−4′−イル トランス−4−エ
トキシカルボニルシクロヘキサンカルボキシレートを得
た。
シクロヘキサンカルボン酸クロライド0.95gに替えて
(b)で得られたトランス−4−エトキシカルボニルシ
クロヘキサンカルボン酸クロライド0.85gを用い他は同
様に操作して(s)−4−(2−メチルブチル)オキシ
カルボニルビフエニル−4′−イル トランス−4−エ
トキシカルボニルシクロヘキサンカルボキシレートを得
た。
Y.0.93g(56%) この物の純度はHPLCで98%以上であつた。またIRおよ
びMass分析で466に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
びMass分析で466に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
このものをメトラーホツトステージFP−82にはさみ、
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
参考例4 参考例1−(b)に於けるブタノール10.1gに替えて
ヘキシルアルコール13.4gを用い、他は同様に操作して
トランス−4−ヘキシルオキシカルボニルシクロヘキサ
ンカルボン酸を得た。
ヘキシルアルコール13.4gを用い、他は同様に操作して
トランス−4−ヘキシルオキシカルボニルシクロヘキサ
ンカルボン酸を得た。
Y.10.7g(31.8%) 参考例1−(c)に於けるトランス−4−ブトキシカ
ルボニルシクロヘキサンカルボン酸5gに替えて(a)で
得られたトランス−4−ヘキシルオキシカルボニルシク
ロヘキサンカルボン酸4.07gを用い、他は同様に操作し
てトランス−4−ヘキシルオキシカルボニルシクロヘキ
サンカルボン酸クロライドを得た。
ルボニルシクロヘキサンカルボン酸5gに替えて(a)で
得られたトランス−4−ヘキシルオキシカルボニルシク
ロヘキサンカルボン酸4.07gを用い、他は同様に操作し
てトランス−4−ヘキシルオキシカルボニルシクロヘキ
サンカルボン酸クロライドを得た。
Y.4.55g 参考例2に於けるトランス−4−ブトキシカルボニル
シクロヘキサンカルボン酸クロライド0.95gに替えて
(b)で得られたトランス−4−ヘキシルオキシカルボ
ニルシクロヘキサンカルボン酸クロライド1.04gを用い
他は同様に操作して(s)−4−(2−メチルブチル)
オキシカルボニルビフエニル−4′−イル 4−ヘキシ
ルオキシカルボニルシクロヘキサンカルボキシレートを
得た。
シクロヘキサンカルボン酸クロライド0.95gに替えて
(b)で得られたトランス−4−ヘキシルオキシカルボ
ニルシクロヘキサンカルボン酸クロライド1.04gを用い
他は同様に操作して(s)−4−(2−メチルブチル)
オキシカルボニルビフエニル−4′−イル 4−ヘキシ
ルオキシカルボニルシクロヘキサンカルボキシレートを
得た。
Y.0.79g(38.3%) この物の純度はHPLCで99%以上であつた。またIRおよ
びMass分析で522に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
びMass分析で522に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
このものをメトラーホツトステージFP−82にはさみ、
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
参考例5 反応器にトランス−4−ヒドロキシシクロヘキサンカ
ルボン酸10.3gおよび無水プロピオン酸40mlを仕込み、
さらに濃硫酸2滴を加え、50〜60℃で3時間撹拌反応し
た。反応液を水に注加し、炭酸水素ナトリウムでpH8と
し、エーテルで洗浄した。水層を希塩酸で酸性とし、エ
ーテルで抽出後、エーテル層を水洗し、芒硝乾燥し、溶
媒を留去して残留物(トランス−4−プロピオニルオキ
シシクロヘキサンカルボン酸)を得た。
ルボン酸10.3gおよび無水プロピオン酸40mlを仕込み、
さらに濃硫酸2滴を加え、50〜60℃で3時間撹拌反応し
た。反応液を水に注加し、炭酸水素ナトリウムでpH8と
し、エーテルで洗浄した。水層を希塩酸で酸性とし、エ
ーテルで抽出後、エーテル層を水洗し、芒硝乾燥し、溶
媒を留去して残留物(トランス−4−プロピオニルオキ
シシクロヘキサンカルボン酸)を得た。
Y.4.73g(33.1%) GLC97% 反応器に(a)で得たトランス−4−プロピオニルオ
キシシクロヘキサンカルボン酸4.7gおよびベンゼン20ml
を仕込み、室温撹拌下に塩化チオニル5.9gを加え、6時
間還流撹拌後、過剰の塩化チオニルをベンゼンとともに
共沸留去し残留物(トランス−4−プロピオニルオキシ
シクロヘキサンカルボン酸クロライド)を得た。
キシシクロヘキサンカルボン酸4.7gおよびベンゼン20ml
を仕込み、室温撹拌下に塩化チオニル5.9gを加え、6時
間還流撹拌後、過剰の塩化チオニルをベンゼンとともに
共沸留去し残留物(トランス−4−プロピオニルオキシ
シクロヘキサンカルボン酸クロライド)を得た。
Y.3.6g 反応器に(s)−4−(2−メチルブチル)オキシカ
ルボニル−4′−ヒドロキシビフエニル1.8g、ピリジン
数滴およびベンゼン30mlを仕込み、室温撹拌下に(b)
で得たトランス−4−プロピオニルオキシシクロヘキサ
ンカルボン酸クロライド1.92gのベンゼン10ml溶液を滴
下後、7時間還流撹拌した反応液を水に注加し、ベンゼ
ンで抽出後、ベンゼン層を水洗し、アンモニア水処理、
水洗、芒硝乾燥し、溶媒を留去した残留物をメタノール
で再結晶して(s)−4−(2−メチルブチル)オキシ
カルボニルビフエニル−4′−イル トランス−4−プ
ロピオニルオキシシクロヘキサンカルボキシレートを得
た。
ルボニル−4′−ヒドロキシビフエニル1.8g、ピリジン
数滴およびベンゼン30mlを仕込み、室温撹拌下に(b)
で得たトランス−4−プロピオニルオキシシクロヘキサ
ンカルボン酸クロライド1.92gのベンゼン10ml溶液を滴
下後、7時間還流撹拌した反応液を水に注加し、ベンゼ
ンで抽出後、ベンゼン層を水洗し、アンモニア水処理、
水洗、芒硝乾燥し、溶媒を留去した残留物をメタノール
で再結晶して(s)−4−(2−メチルブチル)オキシ
カルボニルビフエニル−4′−イル トランス−4−プ
ロピオニルオキシシクロヘキサンカルボキシレートを得
た。
Y.1.08g(36.6%) この物の純度はHPLCで99%以上であつた。またIRおよ
びMass分析で466に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
びMass分析で466に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
このものをメトラーホツトステージFP−82にはさみ、
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表−1に
示す。
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表−1に
示す。
参考例6 参考例5−(c)に於ける(s)−4−(2−メチル
ブチル)オキシカルボニル−4′−ヒドロキシビフエニ
ル1.8gに替えて(s)−4−(2−メチルブチル)オキ
シ−4′−ヒドロキシビフエニル1.6gを用い、他は同様
に操作して(s)−4−(2−メチルブチル)オキシビ
フエニル−4′−イル トランス−4−プロピオニルオ
キシシクロヘキサンカルボキシレートを得た。
ブチル)オキシカルボニル−4′−ヒドロキシビフエニ
ル1.8gに替えて(s)−4−(2−メチルブチル)オキ
シ−4′−ヒドロキシビフエニル1.6gを用い、他は同様
に操作して(s)−4−(2−メチルブチル)オキシビ
フエニル−4′−イル トランス−4−プロピオニルオ
キシシクロヘキサンカルボキシレートを得た。
Y.0.83g(29.9%) この物の純度はHPLCで98%以上であつた。またIRおよ
びMass分析で438に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
びMass分析で438に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
このものをメトラーホツトステージFP−82にはさみ、
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
実施例1 反応器に2−フルオロアニソール128gおよびクロロホ
ルム25mlを仕込み、室温撹拌下に臭素177gを3時間以上
かけて滴下した。反応液を希苛性ソーダ水溶液に注加
し、クロロホルム層を分取し、食塩水にて洗浄後、芒硝
で乾燥し、溶媒を留去、残留物を減圧蒸留して2−フル
オロ−4−ブロモアニソールを得た。
ルム25mlを仕込み、室温撹拌下に臭素177gを3時間以上
かけて滴下した。反応液を希苛性ソーダ水溶液に注加
し、クロロホルム層を分取し、食塩水にて洗浄後、芒硝
で乾燥し、溶媒を留去、残留物を減圧蒸留して2−フル
オロ−4−ブロモアニソールを得た。
Y.192g(92.3%) b.p 107〜118℃/25〜31mmHg GLC99%以上 反応器にマグネシウム末2.37gおよびヨウ素の小片を
仕込み、N2気流下に2−フルオロ−4−ブロモアニソー
ル20gのテトラヒドロフラン40m溶液を1/3量加え、加熱
撹拌した。発泡して反応を開始したのを確認後、残りの
テトラヒドロフラン溶液を反応液が還流するように滴下
した。滴下後、2時間還流してグリニヤール試薬を作成
した。
仕込み、N2気流下に2−フルオロ−4−ブロモアニソー
ル20gのテトラヒドロフラン40m溶液を1/3量加え、加熱
撹拌した。発泡して反応を開始したのを確認後、残りの
テトラヒドロフラン溶液を反応液が還流するように滴下
した。滴下後、2時間還流してグリニヤール試薬を作成
した。
別の容器にCl2Pd(PPh3)20.8gおよびテトラヒドロフ
ラン30mlを仕込みN2気流中、撹拌下に1M(iso−C4H9)A
lNH/ヘキサン溶液2mlを加え、さらに2−フルオロ−4
−ブロモアニソール18.2gのテトラヒドロフラン50ml溶
液を加え、50〜55℃に加温した後、先に作成したグリニ
ヤール試薬を滴下した。滴下後2時間還流し、反応液を
希塩酸に注加、ベンゼンで抽出、ベンゼン層を水洗、芒
硝乾燥後、ベンゼンを留去して得られる残留物をヘキサ
ン−ベンゼン混合溶媒で再結晶し、3,3′−ジフルオロ
−4,4′−ジメトキシビフエニルを得た。
ラン30mlを仕込みN2気流中、撹拌下に1M(iso−C4H9)A
lNH/ヘキサン溶液2mlを加え、さらに2−フルオロ−4
−ブロモアニソール18.2gのテトラヒドロフラン50ml溶
液を加え、50〜55℃に加温した後、先に作成したグリニ
ヤール試薬を滴下した。滴下後2時間還流し、反応液を
希塩酸に注加、ベンゼンで抽出、ベンゼン層を水洗、芒
硝乾燥後、ベンゼンを留去して得られる残留物をヘキサ
ン−ベンゼン混合溶媒で再結晶し、3,3′−ジフルオロ
−4,4′−ジメトキシビフエニルを得た。
Y.16.8g(75.7%) GLC96% 反応器に(b)で得られた3,3′−ジフルオロ−4,4′
−ジメトキシビフエニル15g、48%臭化水素酸水溶液150
mlおよび酢酸100mlを仕込み、10時間還流撹拌した。反
応液を水に注加し、析出物を過後、乾燥して3,3′−
ジフルオロ−4,4′−ジヒドロキシビフエニルを得た。
−ジメトキシビフエニル15g、48%臭化水素酸水溶液150
mlおよび酢酸100mlを仕込み、10時間還流撹拌した。反
応液を水に注加し、析出物を過後、乾燥して3,3′−
ジフルオロ−4,4′−ジヒドロキシビフエニルを得た。
Y.12g(90.2%) GLC99% 反応器に85%苛性カリ0.9g、水10ml、(c)で得た3,
3′−ジフルオロ−4,4′−ジヒドロキシビフエニル3gお
よびジメチルホルムアミド2mlを仕込み、2時間還流撹
拌した。さらに還流下に(s)−4−メチルヘキシルブ
ロマイド2.4gのジオキサン10ml溶液を加え、21時間還流
した。反応液を水に注加し、濃塩酸で酸性とした後、塩
化メチレンで抽出し、塩化メチレン層を水洗、芒硝で乾
燥後、溶媒を留去し、残留物をベンゼン溶出液としたシ
リカゲルカラムクロマトグラフイーにて精製し、(s)
−3,3′−ジフルオロ−4−(4−メチルヘキシル)オ
キシ−4′−ヒドロキシビフエニルを得た。
3′−ジフルオロ−4,4′−ジヒドロキシビフエニル3gお
よびジメチルホルムアミド2mlを仕込み、2時間還流撹
拌した。さらに還流下に(s)−4−メチルヘキシルブ
ロマイド2.4gのジオキサン10ml溶液を加え、21時間還流
した。反応液を水に注加し、濃塩酸で酸性とした後、塩
化メチレンで抽出し、塩化メチレン層を水洗、芒硝で乾
燥後、溶媒を留去し、残留物をベンゼン溶出液としたシ
リカゲルカラムクロマトグラフイーにて精製し、(s)
−3,3′−ジフルオロ−4−(4−メチルヘキシル)オ
キシ−4′−ヒドロキシビフエニルを得た。
Y.1.63g(37.7%) GLC98% 反応器にトランス−4−ヘキシルオキシシクロヘキサ
ンカルボン酸2.03g、ベンゼン20mlおよび塩化チオニル4
gを仕込み、6時間還流撹拌した後、過剰の塩化チオニ
ルをベンゼンとともに共沸留去し残留物(トランス−4
−ヘキシルオキシシクロヘキサンカルボン酸クロライ
ド)を得た。
ンカルボン酸2.03g、ベンゼン20mlおよび塩化チオニル4
gを仕込み、6時間還流撹拌した後、過剰の塩化チオニ
ルをベンゼンとともに共沸留去し残留物(トランス−4
−ヘキシルオキシシクロヘキサンカルボン酸クロライ
ド)を得た。
Y.2.36g GLC99% 反応器に(d)で得られた(s)−3,3′−ジフルオ
ロ−4−(4−メチルヘキシル)オキシ−4′−ヒドロ
キシビフエニル0.41g、ピリジン数滴およびベンゼン20m
lを仕込み、室温撹拌下に(e)で得たトランス−4−
ヘキシルオキシシクロヘキサンカルボン酸クロライド0.
35gのベンゼン10ml溶液を滴下し、4時間還流撹拌し
た。
ロ−4−(4−メチルヘキシル)オキシ−4′−ヒドロ
キシビフエニル0.41g、ピリジン数滴およびベンゼン20m
lを仕込み、室温撹拌下に(e)で得たトランス−4−
ヘキシルオキシシクロヘキサンカルボン酸クロライド0.
35gのベンゼン10ml溶液を滴下し、4時間還流撹拌し
た。
反応液を水に注加し、ベンゼンで抽出し、ベンゼン層
を水洗、芒硝で乾燥後、ベンゼンを留去した残留物を、
ベンゼンを溶出液としたシリカゲルカラムクロマトグラ
フイー、次いでメタノール−アセトン混合溶媒で再結晶
して(s)−3,3′−ジフルオロ−4−(4−メチルヘ
キシル)オキシビフエニル−4′−イル トランス−4
−ヘキシルオキシシクロヘキサンカルボキシレートを得
た。
を水洗、芒硝で乾燥後、ベンゼンを留去した残留物を、
ベンゼンを溶出液としたシリカゲルカラムクロマトグラ
フイー、次いでメタノール−アセトン混合溶媒で再結晶
して(s)−3,3′−ジフルオロ−4−(4−メチルヘ
キシル)オキシビフエニル−4′−イル トランス−4
−ヘキシルオキシシクロヘキサンカルボキシレートを得
た。
Y.0.66g(97.1%) この物の純度はHPLCで99%以上であつた。またIRおよ
びMass分析で530に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
びMass分析で530に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
このものをメトラーホツトステージFP−82にはさみ、
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
実施例2 実施例1−(e)に於けるトランス−4−ヘキシルオ
キシシクロヘキサンカルボン酸2.03gに替えてトランス
−4−ブトキシシクロヘキサンカルボン酸3gを用い、他
は同様に操作してトランス−4−ブトキシシクロヘキサ
ンカルボン酸クロライド3.2gを得た。
キシシクロヘキサンカルボン酸2.03gに替えてトランス
−4−ブトキシシクロヘキサンカルボン酸3gを用い、他
は同様に操作してトランス−4−ブトキシシクロヘキサ
ンカルボン酸クロライド3.2gを得た。
実施例1−(f)に於けるトランス−4−ヘキシルオ
キシシクロヘキサンカルボン酸クロライド0.35gに替え
て(a)で得られたトランス−4−ブトキシシクロヘキ
サンカルボン酸クロライド0.31gを用い、他は同様に操
作して、(s)−3,3′−ジフルオロ−4−(4−メチ
ルヘキシル)オキシビフエニル−4′−イル トランス
−4−ブトキシシクロヘキサンカルボキシレートを得
た。
キシシクロヘキサンカルボン酸クロライド0.35gに替え
て(a)で得られたトランス−4−ブトキシシクロヘキ
サンカルボン酸クロライド0.31gを用い、他は同様に操
作して、(s)−3,3′−ジフルオロ−4−(4−メチ
ルヘキシル)オキシビフエニル−4′−イル トランス
−4−ブトキシシクロヘキサンカルボキシレートを得
た。
Y.0.41g(64.1%) この物の純度はHPLCで98%以上であつた。またIRおよ
びMass分析で502に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いられた原料の関係から、得られた物質が
目的物であることを確認した。
びMass分析で502に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いられた原料の関係から、得られた物質が
目的物であることを確認した。
このものをメトラーホツトステージFP−82にはさみ、
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
実施例3 実施例1−(e)に於けるトランス−4−ヘキシルオ
キシシクロヘキサンカルボン酸2.03gに替えてトランス
−4−ヘプチルオキシシクロヘキサンカルボン酸2.25g
を用い、他は同様に操作してトランス−4−ヘプチルオ
キシシクロヘキサンカルボン酸クロライド2.45gを得
た。
キシシクロヘキサンカルボン酸2.03gに替えてトランス
−4−ヘプチルオキシシクロヘキサンカルボン酸2.25g
を用い、他は同様に操作してトランス−4−ヘプチルオ
キシシクロヘキサンカルボン酸クロライド2.45gを得
た。
実施例1−(f)に於けるトランス−4−ヘキシルオ
キシシクロヘキサンカルボン酸クロライド0.35gに替え
て(a)で得られたトランス−4−ヘプチルオキシシク
ロヘキサンカルボン酸クロライド0.4gを用い、他は同様
に操作して(s)−3,3′−ジフルオロ−4−(4−メ
チルヘキシル)オキシビフエニル−4′−イル トラン
ス−4−ヘプチルオキシシクロヘキサンカルボキシレー
トを得た。
キシシクロヘキサンカルボン酸クロライド0.35gに替え
て(a)で得られたトランス−4−ヘプチルオキシシク
ロヘキサンカルボン酸クロライド0.4gを用い、他は同様
に操作して(s)−3,3′−ジフルオロ−4−(4−メ
チルヘキシル)オキシビフエニル−4′−イル トラン
ス−4−ヘプチルオキシシクロヘキサンカルボキシレー
トを得た。
Y.0.39g(57.4%) この物の純度はHPLCで98%以上であつた。またIRおよ
びMass分析で544に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
びMass分析で544に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
このものをメトラーホツトステージFP−82にはさみ、
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
実施例4 実施例1−(e)に於けるトランス−4−ヘキシルオ
キシシクロヘキサンカルボン酸2.03gに替えてトランス
−4−メトキシシクロヘキサンカルボン酸1.55g用い、
他は同様に操作してトランス−4−メトキシシクロヘキ
サンカルボン酸クロライド1.8gを得た。
キシシクロヘキサンカルボン酸2.03gに替えてトランス
−4−メトキシシクロヘキサンカルボン酸1.55g用い、
他は同様に操作してトランス−4−メトキシシクロヘキ
サンカルボン酸クロライド1.8gを得た。
実施例1−(f)に於けるトランス−4−ヘキシルオ
キシシクロヘキサンカルボン酸クロライド0.35gに替え
て(a)で得られたトランス−4−メトキシシクロヘキ
サンカルボン酸クロライド0.27gを用い、他は同様に操
作して、(s)−3,3′−ジフルオロ−4−(4−メチ
ルヘキシル)オキシビフエニル−4′−イル トランス
−4−メトキシシクロヘキサンカルボキシレートを得
た。
キシシクロヘキサンカルボン酸クロライド0.35gに替え
て(a)で得られたトランス−4−メトキシシクロヘキ
サンカルボン酸クロライド0.27gを用い、他は同様に操
作して、(s)−3,3′−ジフルオロ−4−(4−メチ
ルヘキシル)オキシビフエニル−4′−イル トランス
−4−メトキシシクロヘキサンカルボキシレートを得
た。
Y.0.08g(5.5%) この物の純度はHPLCで98%以上であつた。またIRおよ
びMass分析で460に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
びMass分析で460に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
このものをメトラーホツトステージFP−82にはさみ、
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
実施例5 実施例1−(d)に於ける(s)−4−メチルヘキシ
ルブロマイド2.4gに替えて(s)−2−メチルブチルブ
ロマイド2.04gを用い、他は同様に操作して(s)−3,
3′−ジフルオロ−4−(2−メチルブチル)オキシ−
4′−ヒドロキシビフエニルを得た。
ルブロマイド2.4gに替えて(s)−2−メチルブチルブ
ロマイド2.04gを用い、他は同様に操作して(s)−3,
3′−ジフルオロ−4−(2−メチルブチル)オキシ−
4′−ヒドロキシビフエニルを得た。
Y.1.17g(43.6%) GLC98% 反応器に(a)で得られた(s)−3,3′−ジフルオ
ロ−4−(2−メチルブチル)オキシ−4′−ヒドロキ
シビフエニル0.4g、ピリジン数滴およびベンゼン20mlを
仕込み、室温撹拌下に実施例3−(a)で得たトランス
−4−ヘプチルオキシシクロヘキサンカルボン酸クロラ
イド0.39gのベンゼン10ml溶液を滴下し、4時間還流撹
拌した。
ロ−4−(2−メチルブチル)オキシ−4′−ヒドロキ
シビフエニル0.4g、ピリジン数滴およびベンゼン20mlを
仕込み、室温撹拌下に実施例3−(a)で得たトランス
−4−ヘプチルオキシシクロヘキサンカルボン酸クロラ
イド0.39gのベンゼン10ml溶液を滴下し、4時間還流撹
拌した。
反応液を水に注加し、ベンセンで抽出し、ベンゼン層
を水洗、芒硝で乾燥後、ベンゼンを留去した残留物を、
ベンゼンを溶出液としたシリカゲルカラムクロマトグラ
フイー、次いでメタノール−アセトン混合溶媒で再結晶
して(s)−3,3′−ジフルオロ−4−(2−メチルブ
チル)オキシビフエニル−4′−イル トランス−4−
ヘプチルオキシシクロヘキサンカルボキシレートを得
た。
を水洗、芒硝で乾燥後、ベンゼンを留去した残留物を、
ベンゼンを溶出液としたシリカゲルカラムクロマトグラ
フイー、次いでメタノール−アセトン混合溶媒で再結晶
して(s)−3,3′−ジフルオロ−4−(2−メチルブ
チル)オキシビフエニル−4′−イル トランス−4−
ヘプチルオキシシクロヘキサンカルボキシレートを得
た。
Y.0.22g(22.2%) この物の純度はHPLCで99%以上であつた。またIRおよ
びMass分析で516に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
びMass分析で516に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
このものをメトラーホツトステージFP−82にはさみ、
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
実施例6 実施例5−(b)に於けるトランス−4−ヘプチルオ
キシシクロヘキサンカルボン酸クロライド0.39gに替え
て実施例2−(a)で得られたトランス−4−ブトキシ
シクロヘキサンカルボン酸クロライド0.34gを用い、他
は同様に操作して(s)−3,3′−ジフルオロ−4−
(2−メチルブチル)オキシ−4′−イル トランス−
4−ブトキシシクロヘキサンカルボキシレートを得た。
キシシクロヘキサンカルボン酸クロライド0.39gに替え
て実施例2−(a)で得られたトランス−4−ブトキシ
シクロヘキサンカルボン酸クロライド0.34gを用い、他
は同様に操作して(s)−3,3′−ジフルオロ−4−
(2−メチルブチル)オキシ−4′−イル トランス−
4−ブトキシシクロヘキサンカルボキシレートを得た。
Y.0.45g(67.2%) この物の純度はHPLCで98%以上であつた。またIRおよ
びMass分析で747に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
びMass分析で747に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
このものをメトラーホツトステージFP−82にはさみ、
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
実施例7 反応器に(s)−2−オクタノール3.46gおよびピリ
ジン30mlを仕込み、氷冷撹拌下にp−トルエンスルホニ
ルクロライド5.1gを加え、5時間撹拌した。反応液を希
塩酸に注加し、ベンゼンで抽出後、ベンゼン層を水洗、
芒硝で乾燥し、溶媒を留去して残留物((s)−1−メ
チルヘプチル トシレート)を得た。
ジン30mlを仕込み、氷冷撹拌下にp−トルエンスルホニ
ルクロライド5.1gを加え、5時間撹拌した。反応液を希
塩酸に注加し、ベンゼンで抽出後、ベンゼン層を水洗、
芒硝で乾燥し、溶媒を留去して残留物((s)−1−メ
チルヘプチル トシレート)を得た。
Y.6.26g 実施例1−(d)に於ける(s)−4−メチルヘキシ
ルブロマイド2.4gに替えて(a)で得られた(s)−1
−メチルヘプチル トシレート3.83gを用い、他は同様
に操作して(s)−3,3′−ジフルオロ−4−(1−メ
チルヘプチル)オキシ−4′−ヒドロキシビフエニルを
得た。
ルブロマイド2.4gに替えて(a)で得られた(s)−1
−メチルヘプチル トシレート3.83gを用い、他は同様
に操作して(s)−3,3′−ジフルオロ−4−(1−メ
チルヘプチル)オキシ−4′−ヒドロキシビフエニルを
得た。
Y.1.33g(29.5%) GLC98% 実施例1−(f)に於ける(s)−3,3′−ジフルオ
ロ−4−(4−メチルヘキシル)オキシ−4′−ヒドロ
キシビフエニル0.41gに替えて(b)でえられた(s)
−3,3′−ジフルオロ−4−(1−メチルヘプチル)オ
キシ−4′−ヒドロキシビフエニル0.43gを用い、他は
同様に操作して(s)−3,3′−ジフルオロ−4−(1
−メチルヘプチル)オキシ−4′−イル トランス−4
−ヘキシルオキシシクロヘキサンカルボキシレートを得
た。
ロ−4−(4−メチルヘキシル)オキシ−4′−ヒドロ
キシビフエニル0.41gに替えて(b)でえられた(s)
−3,3′−ジフルオロ−4−(1−メチルヘプチル)オ
キシ−4′−ヒドロキシビフエニル0.43gを用い、他は
同様に操作して(s)−3,3′−ジフルオロ−4−(1
−メチルヘプチル)オキシ−4′−イル トランス−4
−ヘキシルオキシシクロヘキサンカルボキシレートを得
た。
Y.0.44g(62.2%) この物の純度はHPLCで99%以上であつた。またIRおよ
びMass分析で544に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
びMass分析で544に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
このものをメトラーホツトステージFP−82にはさみ、
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
実施例8 実施例7に於ける(s)−2−オクタノール3.46gに
替えて(s)−2−ペンタノール2.38gを用い、他は同
様に操作して(s)−1−メチルブチル トシレートを
得た。
替えて(s)−2−ペンタノール2.38gを用い、他は同
様に操作して(s)−1−メチルブチル トシレートを
得た。
Y.4.9g 実施例1−(d)に於ける(s)−4−メチルヘキシ
ルブロマイド2.4gに替えて(a)で得られた(s)−1
−メチルブチル トシレート3.27gを用い、他は同様に
操作して(s)−3,3′−ジフルオロ−4−(1−メチ
ルブチル)オキシ−4′−ヒドロキシビフエニルを得
た。
ルブロマイド2.4gに替えて(a)で得られた(s)−1
−メチルブチル トシレート3.27gを用い、他は同様に
操作して(s)−3,3′−ジフルオロ−4−(1−メチ
ルブチル)オキシ−4′−ヒドロキシビフエニルを得
た。
Y.1.0g(21.9%) GLC97% 実施例5−(b)に於ける(s)−3,3′−ジフルオ
ロ−4−(2−メチルブチル)オキシ−4′−ヒドロキ
シビフエニル0.4gに替えて(b)で得られた(s)−3,
3′−ジフルオロ−4−(1−メチルブチル)オキシ−
4′−ヒドロキシビフエニル0.4gを用い、他は同様に操
作して(s)−3,3′−ジフルオロ−4−(1−メチル
ブチル)オキシ−4′−イル トランス−4−ヘプチル
オキシシクロヘキサンカルボキシレートを得た。
ロ−4−(2−メチルブチル)オキシ−4′−ヒドロキ
シビフエニル0.4gに替えて(b)で得られた(s)−3,
3′−ジフルオロ−4−(1−メチルブチル)オキシ−
4′−ヒドロキシビフエニル0.4gを用い、他は同様に操
作して(s)−3,3′−ジフルオロ−4−(1−メチル
ブチル)オキシ−4′−イル トランス−4−ヘプチル
オキシシクロヘキサンカルボキシレートを得た。
Y.0.4g(56.3%) この物の純度はHPLCで98%以上であつた。またIRおよ
びMass分析で156に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
びMass分析で156に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
このものをメトラーホツトステージFP−82にはさみ、
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
実施例9 実施例1−(f)に於けるトランス−4−ヘキシルオ
キシシクロヘキサカルボン酸クロライド0.35gに替えて
参考例1−(c)で得られたトランス−4−ブチルオキ
シカルボニルシクロヘキサンカルボン酸クロライド0.35
gを用い、他は同様に操作して(s)−3,3′−ジフルオ
ロ−4−(4−メチルヘキシル)オキシ−4′−イル
トランス−4−ブチルオキシカルボニルシクロヘキサン
カルボキシレートを得た。
キシシクロヘキサカルボン酸クロライド0.35gに替えて
参考例1−(c)で得られたトランス−4−ブチルオキ
シカルボニルシクロヘキサンカルボン酸クロライド0.35
gを用い、他は同様に操作して(s)−3,3′−ジフルオ
ロ−4−(4−メチルヘキシル)オキシ−4′−イル
トランス−4−ブチルオキシカルボニルシクロヘキサン
カルボキシレートを得た。
Y.0.39g(52.8%) この物の純度はHPLCで99%以上であつた。またIRおよ
びMass分析で530に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
びMass分析で530に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
このものをメトラーホツトステージFP−82にはさみ、
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
実施例10 反応器に過マンガン酸カリ31.5gおよび水600mlを仕込
み、室温撹拌14.9gを滴下後、1時間反応した。析出物
を別し、液をエーテルで抽出後、エーテル層を水
洗、芒硝で乾燥し、溶媒を留去した残留物をガラスチュ
ーブオーブン(GTO)にて減圧蒸留し(s)−2−メチ
ル酪酸を得た。
み、室温撹拌14.9gを滴下後、1時間反応した。析出物
を別し、液をエーテルで抽出後、エーテル層を水
洗、芒硝で乾燥し、溶媒を留去した残留物をガラスチュ
ーブオーブン(GTO)にて減圧蒸留し(s)−2−メチ
ル酪酸を得た。
Y.9.16g(56.2%) b.p 105℃/12mmHg(GTO設定温度) 反応器に3,3′−ジフルオロ−4,4′−ジヒドロキシビ
フエニル2.8g、4−(ジメチルアミノ)ピリジン3.3g、
ジシクロヘキシルカメボジイミド5.56gおよびクロロホ
ルム70mlを仕込み室温撹拌下に(s)−2−メチルブタ
ン酸3gを加え、18時間還流撹拌した。析出物を別し、
液を濃縮した。別の容器に85%苛性カリ0.5gおよびメ
タノール100mlを仕込み、3℃に冷却し、先に得た濃縮
物を加え10分間撹拌した。
フエニル2.8g、4−(ジメチルアミノ)ピリジン3.3g、
ジシクロヘキシルカメボジイミド5.56gおよびクロロホ
ルム70mlを仕込み室温撹拌下に(s)−2−メチルブタ
ン酸3gを加え、18時間還流撹拌した。析出物を別し、
液を濃縮した。別の容器に85%苛性カリ0.5gおよびメ
タノール100mlを仕込み、3℃に冷却し、先に得た濃縮
物を加え10分間撹拌した。
反応液を希塩酸に注加し、酢酸エチルで抽出後、酢酸
エチル層を水洗、芒硝で乾燥し、溶媒を留去して得られ
る残留物を塩化メチレンを溶出液としたシリカゲルカラ
ムクロマトグラフイーにて精製し(s)−3,3′−ジフ
ルオロ−4−(1−メチルプロピオニル)オキシ−4′
−ヒドロキシビフエニルを得た。
エチル層を水洗、芒硝で乾燥し、溶媒を留去して得られ
る残留物を塩化メチレンを溶出液としたシリカゲルカラ
ムクロマトグラフイーにて精製し(s)−3,3′−ジフ
ルオロ−4−(1−メチルプロピオニル)オキシ−4′
−ヒドロキシビフエニルを得た。
Y.0.77g(18.2%) GLC99% 反応器に(b)で得られた(s)−3,3′−ジフルオ
ロ−4−(1−メチルプロピオニル)オキシ−4′−ヒ
ドロキシビフエニル0.3g、ピリジン数滴およびベンゼン
20mlを仕込み、室温撹拌下に実施例2−(a)で得たト
ランス−4−ブトキシシクロヘキサンカルボン酸クロラ
イド0.27gのベンゼン10ml溶液を滴下後、2時間還流撹
拌した。反応液を水に注加し、ベンゼンで抽出後、ベン
ゼン層を水洗、芒硝で乾燥し、溶媒を留去して得られる
残留物をヘキサン/酢酸エチル=1/10の混合溶媒を溶出
液としたシリカゲルカラムクロマトグラフイーにて精製
し、次いでメタノールで再結晶して(s)−3,3′−ジ
フルオロ−4−(1−メチルプロピオニル)オキシ−
4′−イル トランス−4−ブトキシシクロヘキサンカ
ルボキシレートを得た。
ロ−4−(1−メチルプロピオニル)オキシ−4′−ヒ
ドロキシビフエニル0.3g、ピリジン数滴およびベンゼン
20mlを仕込み、室温撹拌下に実施例2−(a)で得たト
ランス−4−ブトキシシクロヘキサンカルボン酸クロラ
イド0.27gのベンゼン10ml溶液を滴下後、2時間還流撹
拌した。反応液を水に注加し、ベンゼンで抽出後、ベン
ゼン層を水洗、芒硝で乾燥し、溶媒を留去して得られる
残留物をヘキサン/酢酸エチル=1/10の混合溶媒を溶出
液としたシリカゲルカラムクロマトグラフイーにて精製
し、次いでメタノールで再結晶して(s)−3,3′−ジ
フルオロ−4−(1−メチルプロピオニル)オキシ−
4′−イル トランス−4−ブトキシシクロヘキサンカ
ルボキシレートを得た。
Y.0.37g(77.1%) この物の純度はHPLCで99%以上であつた。またIRおよ
びMass分析で488に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
びMass分析で488に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
このものをメトラーホツトステージFP−82にはさみ、
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
実施例11 反応器に2−クロロアニソール80gおよびクロロホル
ム300mlを仕込み室温撹拌下に臭素90gを3時間以上かけ
て滴下した。反応液を希苛性ソーダ水溶液に注加し、ク
ロロホルム層を食塩水で洗浄、芒硝で乾燥後、溶媒を留
去して2−クロロ−4−ブロム−アニソールを得た。
ム300mlを仕込み室温撹拌下に臭素90gを3時間以上かけ
て滴下した。反応液を希苛性ソーダ水溶液に注加し、ク
ロロホルム層を食塩水で洗浄、芒硝で乾燥後、溶媒を留
去して2−クロロ−4−ブロム−アニソールを得た。
Y.12.9g(98.1%) GLC98.9% 反応器にマグネシウム末3.37gおよびヨウ素の小片を
仕込み、N2気流下に2−クロロ−4−ブロモアニソール
30gのテトラヒドロフラン100ml溶液を1/3量加え、加熱
撹拌した。発泡して反応を開始したのを確認後残りのテ
トラヒドロフラン溶液を反応液が還流するように滴下し
た。滴下後、2時間還流してグリニヤール試薬を作成し
た。
仕込み、N2気流下に2−クロロ−4−ブロモアニソール
30gのテトラヒドロフラン100ml溶液を1/3量加え、加熱
撹拌した。発泡して反応を開始したのを確認後残りのテ
トラヒドロフラン溶液を反応液が還流するように滴下し
た。滴下後、2時間還流してグリニヤール試薬を作成し
た。
別の容器にCl2Pd(PPh3)21.0gおよびテトラヒドロフ
ラン50mlを仕込みN2気流中、撹拌下に1M(iso−C4H9)A
lH/ヘキサン溶液4mlを加え、さらに2−クロロ−4−ブ
ロモアニソール27.4gのテトラヒドロフラン100ml溶液を
加え、50〜55℃に加温した後、先に作成したグリニヤー
ル試薬を滴下した。滴下後2時間還流し、反応液を希塩
酸に注加、ベンゼンで抽出、ベンゼン層を水洗、芒硝で
乾燥後、ベンゼンを留去して得られる残留物をエタノー
ルで再結晶し、3,3′−ジクロロ−4,4′−ジメトキシビ
フエニルを得た。
ラン50mlを仕込みN2気流中、撹拌下に1M(iso−C4H9)A
lH/ヘキサン溶液4mlを加え、さらに2−クロロ−4−ブ
ロモアニソール27.4gのテトラヒドロフラン100ml溶液を
加え、50〜55℃に加温した後、先に作成したグリニヤー
ル試薬を滴下した。滴下後2時間還流し、反応液を希塩
酸に注加、ベンゼンで抽出、ベンゼン層を水洗、芒硝で
乾燥後、ベンゼンを留去して得られる残留物をエタノー
ルで再結晶し、3,3′−ジクロロ−4,4′−ジメトキシビ
フエニルを得た。
Y.27.6g(78.8) GLC96% 反応器に(b)で得られた3,3′−ジクロロ−4,4′−
ジメトキシビフエニル15g、48%臭化水素酸水溶液360ml
および酢酸200mlを仕込み、15時間還流撹拌した。反応
液を水に注加し、析出物を取し、水洗後乾燥して3,
3′−ジクロロ−4,4′−ジヒドロキシビフエニルを得
た。
ジメトキシビフエニル15g、48%臭化水素酸水溶液360ml
および酢酸200mlを仕込み、15時間還流撹拌した。反応
液を水に注加し、析出物を取し、水洗後乾燥して3,
3′−ジクロロ−4,4′−ジヒドロキシビフエニルを得
た。
Y.20g(89.3g) GLC99% 反応器に85%苛性カリ2.1g、水10ml、(c)で得た3,
3′−ジクロロ−4,4′−ジヒドロキシビフエニル8gおよ
びジメチルホルムアミド2mlを仕込み、2時間還流撹拌
した。さらに還流下に(s)−4−メチルヘキシルブロ
マイド6.2gのジオキサン10ml溶液を加え、32時間還流し
た。反応液を水に注加し、濃塩酸で酸性とした後、塩化
メチレンで抽出し、塩化メチレン層を水洗、芒硝で乾燥
後、溶媒を留去し、残留物をベンゼン/ヘキサン1=1
を溶出液としたシリカゲルカラムクロマトグラフイーに
て精製し、(s)−3,3′−ジフルオロ−4−(4−メ
チルヘキシル)オキシ−4′−ヒドロキシビフエニルを
得た。
3′−ジクロロ−4,4′−ジヒドロキシビフエニル8gおよ
びジメチルホルムアミド2mlを仕込み、2時間還流撹拌
した。さらに還流下に(s)−4−メチルヘキシルブロ
マイド6.2gのジオキサン10ml溶液を加え、32時間還流し
た。反応液を水に注加し、濃塩酸で酸性とした後、塩化
メチレンで抽出し、塩化メチレン層を水洗、芒硝で乾燥
後、溶媒を留去し、残留物をベンゼン/ヘキサン1=1
を溶出液としたシリカゲルカラムクロマトグラフイーに
て精製し、(s)−3,3′−ジフルオロ−4−(4−メ
チルヘキシル)オキシ−4′−ヒドロキシビフエニルを
得た。
Y.3.56g(32.1%) GLC98% の合成 反応器に(d)で得た(s)−3,3′−ジクロロ−4
−(4−メチルヘキシル)オキシビフエニル0.4g、4−
(ジメチルアミノ)ピリジン0.17、ジシクロヘキシルカ
ルボジイミド0.25gおよびクロロホルム10mlを仕込み、
室温撹拌下にトランス−4−ヘプチルオキシシクロヘキ
サンカルボン酸0.30gを加え、18時間還流撹拌した。析
出物を別し、液を濃縮し、残渣をベンゼンを溶出液
としたシリカゲルカラムクロマトグラフイーにて精製
し、次いでメタノールで再結晶して(s)−3,3′−ジ
クロロ−4−(4−メチルヘキシル)オキシ−4′−イ
ル トランス−4−ヘプチルオキシシクロヘキサンカル
ボキシレートを得た。
−(4−メチルヘキシル)オキシビフエニル0.4g、4−
(ジメチルアミノ)ピリジン0.17、ジシクロヘキシルカ
ルボジイミド0.25gおよびクロロホルム10mlを仕込み、
室温撹拌下にトランス−4−ヘプチルオキシシクロヘキ
サンカルボン酸0.30gを加え、18時間還流撹拌した。析
出物を別し、液を濃縮し、残渣をベンゼンを溶出液
としたシリカゲルカラムクロマトグラフイーにて精製
し、次いでメタノールで再結晶して(s)−3,3′−ジ
クロロ−4−(4−メチルヘキシル)オキシ−4′−イ
ル トランス−4−ヘプチルオキシシクロヘキサンカル
ボキシレートを得た。
Y.0.18g(27.7%) この物の純度はHPLCで98%以上であつた。またIRおよ
びMass分析で577に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
びMass分析で577に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
このものをメトラーホツトステージFP−82にはさみ、
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
実施例12 実施例11−(e)に於けるトランス−4−ヘプチルオ
キシシクロヘキサンカルボン酸0.30gに替えてトランス
−4−ブチルオキシシシクロヘキサンカルボン酸0.25g
を用い、他は同様に操作して(s)−3,3′−ジクロロ
−4−(4−メチルヘキシル)オキシ−4′−イル ト
ランス−4−ブチルオキシシクロヘキサンカルボキシレ
ートを得た。
キシシクロヘキサンカルボン酸0.30gに替えてトランス
−4−ブチルオキシシシクロヘキサンカルボン酸0.25g
を用い、他は同様に操作して(s)−3,3′−ジクロロ
−4−(4−メチルヘキシル)オキシ−4′−イル ト
ランス−4−ブチルオキシシクロヘキサンカルボキシレ
ートを得た。
Y.0.18g(29.5%) この物の純度はHPLCで99%以上であつた。またIRおよ
びMass分析で535に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
びMass分析で535に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
このものをメトラーホツトステージFP−82にはさみ、
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
実施例13 実施例11−(d)に於ける(s)−4−メチルヘキシ
ルブロマイド6.18gに替えて(s)−2−メチルブチル
ブロマイド5.34gを用い、他は同様に操作して(s)−
3,3′−ジクロロ−4−(2−メチルブチル)オキシ−
4′−ヒドロキシビフエニルを得た。
ルブロマイド6.18gに替えて(s)−2−メチルブチル
ブロマイド5.34gを用い、他は同様に操作して(s)−
3,3′−ジクロロ−4−(2−メチルブチル)オキシ−
4′−ヒドロキシビフエニルを得た。
Y.3.12g(30.6%) GLC98% 実施例11−(e)に於ける(s)−3,3′−ジクロロ
−4−(4−メチルヘキシル)オキシビフエニル0.4gお
よびトランス−4−ヘプチルオキシシクロヘキサンカル
ボン酸0.30gに替えて(a)で得た(s)−3,3′−ジク
ロロ−4−(2−メチルブチル)オキシ−4′−ヒドロ
キシビフエニル0.4gおよびトランス−4−ヘキシルオキ
シシクロヘキサンカルボン酸0.32gを用い、他は同様に
操作して(s)−3,3′−ジクロロ−4−(2−メチル
ブチル)オキシ−4′−イル トランス−4−ヘキシル
オキシシクロヘキサンカルボキシレートを得た。
−4−(4−メチルヘキシル)オキシビフエニル0.4gお
よびトランス−4−ヘプチルオキシシクロヘキサンカル
ボン酸0.30gに替えて(a)で得た(s)−3,3′−ジク
ロロ−4−(2−メチルブチル)オキシ−4′−ヒドロ
キシビフエニル0.4gおよびトランス−4−ヘキシルオキ
シシクロヘキサンカルボン酸0.32gを用い、他は同様に
操作して(s)−3,3′−ジクロロ−4−(2−メチル
ブチル)オキシ−4′−イル トランス−4−ヘキシル
オキシシクロヘキサンカルボキシレートを得た。
Y.0.25g(37.9%) この物の純度はHPLCで98%以上であつた。またIRおよ
びMass分析で535に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いられた原料の関係から、得られた物質が
目的物であることを確認した。
びMass分析で535に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いられた原料の関係から、得られた物質が
目的物であることを確認した。
このものをメトラーホツトステージFP−82にはさみ、
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表1に示
す。
参考例7 反応器に無水塩化アルミニウム113gおよび塩化メチレ
ン600mlを仕込み0℃以下で撹拌下にアセチルクロライ
ド113gを滴下し、次いで4−ブロム−2−フルオロビフ
エニル100gの塩化メチレン400ml溶液を滴下後、徐々に
室温に戻しながら7時間撹拌反応した。反応液を氷と希
塩酸中に注加し、塩化メチレン層を水洗、炭酸水素ナト
リウム水溶液洗浄、水洗し、芒硝で脱水後溶媒を留去
し、残留分をアセトンで再結晶して4−ブロム−2−フ
ルオロ−4′−アセチルビフエニルを得た。
ン600mlを仕込み0℃以下で撹拌下にアセチルクロライ
ド113gを滴下し、次いで4−ブロム−2−フルオロビフ
エニル100gの塩化メチレン400ml溶液を滴下後、徐々に
室温に戻しながら7時間撹拌反応した。反応液を氷と希
塩酸中に注加し、塩化メチレン層を水洗、炭酸水素ナト
リウム水溶液洗浄、水洗し、芒硝で脱水後溶媒を留去
し、残留分をアセトンで再結晶して4−ブロム−2−フ
ルオロ−4′−アセチルビフエニルを得た。
Y.96g(82.2%) GLC100% 反応器に(a)で得た4−ブロム−2−フルオロ−
4′−アセチルビフエニル65gおよび塩化メチレン300ml
を仕込み、10℃で撹拌下に88%ギ酸500ml、無水酢酸480
mlを滴下し、さらに濃硫酸1.5gmlを加えた後、35%過酸
化水素水150mlを3時間を要して滴下し、滴下後徐々に
昇温して45〜50℃で30時間撹拌反応した。反応液を氷水
に注加し、ベンゼンで抽出、炭酸水素ナトリウム水溶液
で洗浄、芒硝脱水を行い、溶媒を留去し、残留分を得
た。この残留分とエチルアルコール2を別の反応器に
仕込み、これに25%苛性カリ水溶液を加え、8時間還流
撹拌した。反応液を氷と希塩酸中に注加しベンゼンで抽
出、食塩水で洗浄、芒硝で脱水後、溶媒を留去し、残留
分をシリカゲルカラムクロマトグラフイー(溶離液ベン
ゼン)にて精製し、4−ブロム−2−フルオロ−4′−
ヒドロキシビフエニルを得た。
4′−アセチルビフエニル65gおよび塩化メチレン300ml
を仕込み、10℃で撹拌下に88%ギ酸500ml、無水酢酸480
mlを滴下し、さらに濃硫酸1.5gmlを加えた後、35%過酸
化水素水150mlを3時間を要して滴下し、滴下後徐々に
昇温して45〜50℃で30時間撹拌反応した。反応液を氷水
に注加し、ベンゼンで抽出、炭酸水素ナトリウム水溶液
で洗浄、芒硝脱水を行い、溶媒を留去し、残留分を得
た。この残留分とエチルアルコール2を別の反応器に
仕込み、これに25%苛性カリ水溶液を加え、8時間還流
撹拌した。反応液を氷と希塩酸中に注加しベンゼンで抽
出、食塩水で洗浄、芒硝で脱水後、溶媒を留去し、残留
分をシリカゲルカラムクロマトグラフイー(溶離液ベン
ゼン)にて精製し、4−ブロム−2−フルオロ−4′−
ヒドロキシビフエニルを得た。
Y.28.1g(47.5%) 反応器に(b)で得た4−ブロム−2−フルオロ−
4′−ヒドロキシビフエニル5g、(s)−4−メチルヘ
キシルブロマイド4.0g、炭酸カリ6gおよび2−ブタノン
(MEK)50mlを仕込み、撹拌還流下に8時間反応した。
反応液を希塩酸に注加し、ベンゼンで抽出、水洗、芒硝
で脱水後、溶媒を留去し、残留分をガラスチユウブオー
ブン(GTO)にて蒸留して得られる留分(GTO)設定温度
165℃/0.25mmHg)をシリカゲルカラムクロマトグラフイ
ー(溶出液ヘキサン:ベンゼン=4:1)で精製し、
(s)−4−(4−メチルヘキシル)オキシ−2′−フ
ルオロ−4′−ブロムビフエニルを得た。
4′−ヒドロキシビフエニル5g、(s)−4−メチルヘ
キシルブロマイド4.0g、炭酸カリ6gおよび2−ブタノン
(MEK)50mlを仕込み、撹拌還流下に8時間反応した。
反応液を希塩酸に注加し、ベンゼンで抽出、水洗、芒硝
で脱水後、溶媒を留去し、残留分をガラスチユウブオー
ブン(GTO)にて蒸留して得られる留分(GTO)設定温度
165℃/0.25mmHg)をシリカゲルカラムクロマトグラフイ
ー(溶出液ヘキサン:ベンゼン=4:1)で精製し、
(s)−4−(4−メチルヘキシル)オキシ−2′−フ
ルオロ−4′−ブロムビフエニルを得た。
Y.4.47g(65.4%) TLCモノスポツト 反応器にマグネシウム末0.5gおよびヨウ素の小片を仕
込み、これに(c)で得た(s)−4−(4−メチルヘ
キシル)オキシ−2′−フルオロ−4′−ブロムビフエ
ニル6gのテトラヒドロフラン20ml溶液を少量加え、発泡
して反応を開始(必要におおじて加熱する)後、残りの
テトラヒドロフラン溶液を還流を保つように撹拌下に滴
下し、滴下後、2時間撹拌還流してグリニヤール試薬を
作成した。
込み、これに(c)で得た(s)−4−(4−メチルヘ
キシル)オキシ−2′−フルオロ−4′−ブロムビフエ
ニル6gのテトラヒドロフラン20ml溶液を少量加え、発泡
して反応を開始(必要におおじて加熱する)後、残りの
テトラヒドロフラン溶液を還流を保つように撹拌下に滴
下し、滴下後、2時間撹拌還流してグリニヤール試薬を
作成した。
別の容器に硼酸トリブチル7gを仕込み、これに先に作
成したグリニヤール試薬を、撹拌下に50℃で滴下し、同
温度で2時間撹拌反応した。次いで水冷下に、10%硫酸
水溶液を撹拌しながら滴下し、これにベンゼン100mlを
加えて抽出後ベンゼン層を分離し、これに35%過酸化水
素水20mlを55℃で撹拌下に滴下しさらに1時間同温度で
撹拌反応した。反応液を水に注加し、ベンゼン層を5%
亜硫酸ナトリウム水溶液で洗浄し、水洗、芒硝乾燥後、
溶媒を留去し、残留分をベンゼンを溶出液としたシリカ
ゲルカラムクロマトグラフイーにて精製し、(s)−4
−(4−メチルヘキシル)オキシ−2′−フルオロ−
4′−ヒドロキシビフエニルを得た。
成したグリニヤール試薬を、撹拌下に50℃で滴下し、同
温度で2時間撹拌反応した。次いで水冷下に、10%硫酸
水溶液を撹拌しながら滴下し、これにベンゼン100mlを
加えて抽出後ベンゼン層を分離し、これに35%過酸化水
素水20mlを55℃で撹拌下に滴下しさらに1時間同温度で
撹拌反応した。反応液を水に注加し、ベンゼン層を5%
亜硫酸ナトリウム水溶液で洗浄し、水洗、芒硝乾燥後、
溶媒を留去し、残留分をベンゼンを溶出液としたシリカ
ゲルカラムクロマトグラフイーにて精製し、(s)−4
−(4−メチルヘキシル)オキシ−2′−フルオロ−
4′−ヒドロキシビフエニルを得た。
Y.1.37g(27.6%) GLC98% 反応器に(d)で得られた(s)−4−(4−メチル
ヘキシル)オキシ−2′−フルオロ−4′−ヒドロキシ
ビフエニル0.25g、ピリジン数滴およびベンゼン20mlを
仕込み、室温撹拌下にトランス−4−ヘプチルシクロヘ
キサンカルボン酸クロライド0.24gのベンゼン5ml溶液を
滴下し、滴下後3時間還流撹拌した。反応液を水に注加
し、ベンゼンで抽出、水洗、芒硝で乾燥後、溶媒を留去
した残留分をヘキサン/ベンゼン=1/1を溶出液とした
シリカゲルカラムクロマトグラフイーにて精製し(s)
−4−(4−メチルヘキシル)オキシ−2′−フルオロ
ビフエニル−4′−イル トランス−4−ヘプチルシク
ロヘキサンカルボキシレートを得た。
ヘキシル)オキシ−2′−フルオロ−4′−ヒドロキシ
ビフエニル0.25g、ピリジン数滴およびベンゼン20mlを
仕込み、室温撹拌下にトランス−4−ヘプチルシクロヘ
キサンカルボン酸クロライド0.24gのベンゼン5ml溶液を
滴下し、滴下後3時間還流撹拌した。反応液を水に注加
し、ベンゼンで抽出、水洗、芒硝で乾燥後、溶媒を留去
した残留分をヘキサン/ベンゼン=1/1を溶出液とした
シリカゲルカラムクロマトグラフイーにて精製し(s)
−4−(4−メチルヘキシル)オキシ−2′−フルオロ
ビフエニル−4′−イル トランス−4−ヘプチルシク
ロヘキサンカルボキシレートを得た。
Y.0.32g(76.2%) この物の純度はHPLCで98%以上であつた。またIRおよ
びMass分析で510に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
びMass分析で510に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
このものをメトラーホツトステージFP−82にはさみ、
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表−2に
示す。
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表−2に
示す。
参考例8 参考例7の(e)におけるトランス−4−ヘプチルシ
クロヘキサンカルボン酸クロライドに替えてトランス−
4−ヘキシルオキシシクロヘキサンカルボン酸クロライ
ドを用い、他は同様に操作して、(s)−4−(4−メ
チルヘキシル)オキシ−2′−フルオロビフエニル−
4′−イル トランス−4−ヘキシルオキシシクロヘキ
サンカルボキシレートを得た。
クロヘキサンカルボン酸クロライドに替えてトランス−
4−ヘキシルオキシシクロヘキサンカルボン酸クロライ
ドを用い、他は同様に操作して、(s)−4−(4−メ
チルヘキシル)オキシ−2′−フルオロビフエニル−
4′−イル トランス−4−ヘキシルオキシシクロヘキ
サンカルボキシレートを得た。
Y.0.29g(69.0%) この物の純度はHPLCで98%以上であつた。またIRおよ
びMass分析で512に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
びMass分析で512に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
このものをメトラーホツトステージFP−82にはさみ、
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表2に示
す。
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表2に示
す。
参考例9 反応器に(S)−1−メチルヘキシルトシレート11.2
g、参考例7の(b)で得た4−ブロム−2−フルオロ
−4′−ヒドロキシビフエニル10g、炭酸カリ10.5gおよ
びシクロヘキサノン100mlを仕込み、120〜130℃で13時
間加熱撹拌した。反応液を希塩酸に注加し、ベンゼン抽
出、水洗、芒硝乾燥後溶媒を留去し、残留分をガラスチ
ユーブオーブン(GTO)にて減圧蒸留し、次いでヘキサ
ンを溶出液としたカラムクロマトグラフイーにて精製
し、(s)−4−(1−メチルヘキシル)オキシ−2′
−フルオロ−4′−ブロムビフエニルを得た。
g、参考例7の(b)で得た4−ブロム−2−フルオロ
−4′−ヒドロキシビフエニル10g、炭酸カリ10.5gおよ
びシクロヘキサノン100mlを仕込み、120〜130℃で13時
間加熱撹拌した。反応液を希塩酸に注加し、ベンゼン抽
出、水洗、芒硝乾燥後溶媒を留去し、残留分をガラスチ
ユーブオーブン(GTO)にて減圧蒸留し、次いでヘキサ
ンを溶出液としたカラムクロマトグラフイーにて精製
し、(s)−4−(1−メチルヘキシル)オキシ−2′
−フルオロ−4′−ブロムビフエニルを得た。
Y.6.7g(48.9%) b.p 160℃/0.25mmHg(GTO設定温度) 参考例7の(d)における(s)−4−(4−メチル
ヘキシル)オキシ−2′−フルオロ−4′−ブロムビフ
エニルに替えて(a)で得た(s)−4−(1−メチル
ヘキシル)オキシ−2′−フルオロ−4′−ブロムビフ
エニルを用い、他は同様に操作して、(s)−4−(1
−メチルヘキシル)オキシ−2′−フルオロ−4′−ヒ
ドロキシビフエニルを得た。
ヘキシル)オキシ−2′−フルオロ−4′−ブロムビフ
エニルに替えて(a)で得た(s)−4−(1−メチル
ヘキシル)オキシ−2′−フルオロ−4′−ブロムビフ
エニルを用い、他は同様に操作して、(s)−4−(1
−メチルヘキシル)オキシ−2′−フルオロ−4′−ヒ
ドロキシビフエニルを得た。
Y.2.1g(42.3%) GLC100% 反応器に(b)で得た(s)−4−(1−メチルヘキ
シル)オキシ−2′−フルオロ−4′−ヒドロキシビフ
エニル0.3g、ピリジン数滴およびベンゼン20mlを仕込
み、室温撹拌下にトランス−4−ヘプチルシクロヘキサ
ンカルボン酸クロライド0.29gのベンゼン20ml溶液を滴
下し、滴下後2時間還流撹拌した。反応液を水に注加
し、ベンゼンで抽出、水洗、芒硝で乾燥後、溶媒を留去
し、残留分をヘキサン/ベンゼン=3/1を溶出液とした
シリカゲルカラムクロマトグラフイーにて精製し、次い
でメタノール/アセトン=3/1の混合溶媒で再結晶して
(s)−4−(1−メチルヘキシル)オキシ−2′−フ
ルオロビフエニル−4′−イル トランス−4−ヘプチ
ルシクロヘキサンカルボキシレートを得た。
シル)オキシ−2′−フルオロ−4′−ヒドロキシビフ
エニル0.3g、ピリジン数滴およびベンゼン20mlを仕込
み、室温撹拌下にトランス−4−ヘプチルシクロヘキサ
ンカルボン酸クロライド0.29gのベンゼン20ml溶液を滴
下し、滴下後2時間還流撹拌した。反応液を水に注加
し、ベンゼンで抽出、水洗、芒硝で乾燥後、溶媒を留去
し、残留分をヘキサン/ベンゼン=3/1を溶出液とした
シリカゲルカラムクロマトグラフイーにて精製し、次い
でメタノール/アセトン=3/1の混合溶媒で再結晶して
(s)−4−(1−メチルヘキシル)オキシ−2′−フ
ルオロビフエニル−4′−イル トランス−4−ヘプチ
ルシクロヘキサンカルボキシレートを得た。
Y.0.3g(60.0%) この物の純度はHPLCで99%以上であつた。また、IRお
よびMass分析で510に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
よびMass分析で510に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
このものをメトラーホツトステージFP−82にはさみ、
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表2に示
す。
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表2に示
す。
参考例10 参考例8の(c)におけるトランス−4−ヘプチルシ
クロヘキサンカルボン酸クロライドに替えてトランス−
4−ヘキシルオキシシクロヘキサンカルボン酸クロライ
ドを用い、他は同様に操作して、(s)−4−(1−メ
チルヘキシル)オキシ−2′−フルオロビフエニル−
4′−イル トランス−4−ヘキシルオキシシクロヘキ
サンカルボキシレートを得た。
クロヘキサンカルボン酸クロライドに替えてトランス−
4−ヘキシルオキシシクロヘキサンカルボン酸クロライ
ドを用い、他は同様に操作して、(s)−4−(1−メ
チルヘキシル)オキシ−2′−フルオロビフエニル−
4′−イル トランス−4−ヘキシルオキシシクロヘキ
サンカルボキシレートを得た。
Y.0.32g(62.7%) この物の純度はHPLCで98%以上であつた。またIRおよ
びMass分析で512に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
びMass分析で512に分子イオンピークが認められたこ
と、並びに用いた原料の関係から、得られた物質が目的
物であることを確認した。
このものをメトラーホツトステージFP−82にはさみ、
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表2に示
す。
偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表2に示
す。
参考例11 上記、実施例5で得られた(A)と公知物質である
(B)とを、重量比1:1の割合で混合し強誘電性液晶組
成物を作製した。この組成物をメトラーホツトステージ
FP−82にはさみ、偏光顕微鏡下で相変化を観察した。そ
の結果を下表に示す。
(B)とを、重量比1:1の割合で混合し強誘電性液晶組
成物を作製した。この組成物をメトラーホツトステージ
FP−82にはさみ、偏光顕微鏡下で相変化を観察した。そ
の結果を下表に示す。
本組成物は降温時、−5℃以下まで冷却してもSmC*
相を示し、室温を含む広い温度範囲でSmC*を有する液
晶組成物が得られた。
相を示し、室温を含む広い温度範囲でSmC*を有する液
晶組成物が得られた。
この組成物を表面にポリビニルアルコールを塗布し、
ラビング処理した2枚の透明電極を有するガラス基板を
用い、ラビング方向が平行で、セル厚が3μmとなるよ
うに作製した液晶セルに封入し、等方性液体からSmC*
相まで徐冷した。この液晶セルを2枚の偏光板にはさ
み、電圧を印加し、極性を反転させると表示状態が変化
した。これらのことから、この液晶組成物は電気光学素
子に利用できる強誘電性液晶組成物である。
ラビング処理した2枚の透明電極を有するガラス基板を
用い、ラビング方向が平行で、セル厚が3μmとなるよ
うに作製した液晶セルに封入し、等方性液体からSmC*
相まで徐冷した。この液晶セルを2枚の偏光板にはさ
み、電圧を印加し、極性を反転させると表示状態が変化
した。これらのことから、この液晶組成物は電気光学素
子に利用できる強誘電性液晶組成物である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07M 7:00 (72)発明者 藤井 恒宣 埼玉県草加市稲荷1―7―1 関東化学 株式会社中央研究所内 (56)参考文献 特開 昭59−219251(JP,A) 特開 昭62−212346(JP,A) 特開 昭61−208031(JP,A) 特開 昭62−22889(JP,A) 特開 昭60−166646(JP,A) 特開 昭64−79292(JP,A)
Claims (6)
- 【請求項1】一般式 (式中Rは炭素原子数1〜16のアルキル基であり、R*
は炭素原子数15個までの不斉炭素原子を含むアルキル基
であり、YおよびZはそれぞれ単結合を表わすか、O、
COO、およびOCOのいずれかを表わし、X1およびX4は、そ
れぞれフツ素原子または塩素原子を表わし、X2およびX3
は水素原子を表わす)で表わされる光学活性シクロヘキ
サンカルボン酸化合物。 - 【請求項2】前記一般式(1)におけるX1およびX4のい
ずれもがフツ素原子である請求項1記載の光学活性シク
ロヘキサンカルボン酸化合物。 - 【請求項3】前記一般式(1)におけるX1およびX4のい
ずれもが塩素原子である請求項1に記載の光学活性シク
ロヘキサンカルボン酸化合物。 - 【請求項4】一般式 (式中Rは炭素原子数1〜16のアルキル基であり、R*
は炭素原子数15個までの不斉炭素原子を含むアルキル基
であり、YおよびZはそれぞれ単結合を表わすか、O、
COO、およびOCOのいずれかを表わし、X1およびX4は、そ
れぞれフツ素原子または塩素原子を表わし、X2およびX3
は水素原子を表わす)で表わされる光学活性シクロヘキ
サンカルボン酸化合物の少なくとも一種を含有すること
を特徴とする液晶組成物。 - 【請求項5】前記一般式(1)におけるX1およびX4のい
ずれもがフツ素原子である請求項4記載の液晶組成物。 - 【請求項6】前記一般式(1)におけるX1およびX4のい
ずれもが塩素原子である請求項4に記載の液晶組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63126933A JP2684560B2 (ja) | 1988-05-26 | 1988-05-26 | シクロヘキサンカルボン酸化合物並びにそれらを含む液晶組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63126933A JP2684560B2 (ja) | 1988-05-26 | 1988-05-26 | シクロヘキサンカルボン酸化合物並びにそれらを含む液晶組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01299258A JPH01299258A (ja) | 1989-12-04 |
JP2684560B2 true JP2684560B2 (ja) | 1997-12-03 |
Family
ID=14947493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63126933A Expired - Lifetime JP2684560B2 (ja) | 1988-05-26 | 1988-05-26 | シクロヘキサンカルボン酸化合物並びにそれらを含む液晶組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2684560B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102307838A (zh) * | 2009-02-17 | 2012-01-04 | Jnc株式会社 | 负介电异向性液晶性化合物、使用其的液晶组成物及液晶显示元件 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5545747A (en) * | 1990-08-16 | 1996-08-13 | Kanto Kagaku Kabushiki Kaisha | Cyclobutanecarboxylic acid derivatives and liquid crystalline compositions containing them |
JP5157154B2 (ja) * | 2006-12-20 | 2013-03-06 | Dic株式会社 | 4’−(アルコキシカルボニル)ビシクロヘキシル−4−イルカルボン酸及びその製造方法 |
JP2014047201A (ja) * | 2012-09-04 | 2014-03-17 | Ihara Nikkei Kagaku Kogyo Kk | トランス−シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ジクロリドの取得方法 |
JP6011413B2 (ja) * | 2013-03-25 | 2016-10-19 | 東レ・ファインケミカル株式会社 | 1,4−シクロヘキサンジカルボン酸ジクロリドの製造方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0623135B2 (ja) * | 1983-05-04 | 1994-03-30 | チッソ株式会社 | 液晶物質及び液晶組成物 |
JPH0794406B2 (ja) * | 1984-02-08 | 1995-10-11 | チッソ株式会社 | 液晶性置換ビフエニルエステル類 |
JPS61208031A (ja) * | 1985-03-11 | 1986-09-16 | Canon Inc | 液晶素子 |
JPS6222889A (ja) * | 1985-07-23 | 1987-01-31 | Chisso Corp | ゲストホスト型表示素子用強誘電性液晶組成物 |
JPS62142023A (ja) * | 1985-12-17 | 1987-06-25 | Kawasaki Steel Corp | 厚鋼板の反り防止方法 |
FR2595094B1 (fr) * | 1986-02-28 | 1988-08-12 | Commissariat Energie Atomique | Difluoro-2,2' alcoxy-4 hydroxy-4' biphenyles et leurs derives, leur procede de fabrication et leur utilisation dans des dispositifs d'affichage a cristaux liquides |
-
1988
- 1988-05-26 JP JP63126933A patent/JP2684560B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102307838A (zh) * | 2009-02-17 | 2012-01-04 | Jnc株式会社 | 负介电异向性液晶性化合物、使用其的液晶组成物及液晶显示元件 |
CN102307838B (zh) * | 2009-02-17 | 2015-03-11 | Jnc株式会社 | 负介电异向性液晶性化合物、液晶组成物及液晶显示元件 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01299258A (ja) | 1989-12-04 |
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