JPS62142023A - 厚鋼板の反り防止方法 - Google Patents

厚鋼板の反り防止方法

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JPS62142023A
JPS62142023A JP28189885A JP28189885A JPS62142023A JP S62142023 A JPS62142023 A JP S62142023A JP 28189885 A JP28189885 A JP 28189885A JP 28189885 A JP28189885 A JP 28189885A JP S62142023 A JPS62142023 A JP S62142023A
Authority
JP
Japan
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steel plate
grinding
polishing
camber
shot
Prior art date
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Pending
Application number
JP28189885A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Fujita
健一 藤田
Takashi Sato
孝 佐藤
Michio Yamashita
道雄 山下
Hiroshi Yoshida
博 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS62142023A publication Critical patent/JPS62142023A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、厚鋼板の反り防Iト方法に関し、さらに詳し
くは、厚鋼板の精整時に生じる反り防止方法に関する。
〔従来の技術〕
例えば2層ステンレスグランド鋼板では、片面の軟鋼表
面には、防錆のためショツトブラスト仕−)ニ後塗装を
施し、他方ステンレス表面を研磨仕上することが行われ
る。
従来、片面をショツトブラストし、片面を切削または研
磨(以下、切削または研磨を単に研磨という)を施す厚
鋼板では、以下に述べる工程によって才古整を行ってい
た。
まず厚鋼板のショツトブラスト面を防錆度(全面積のう
ち錨が取れた面積の割合)が95%以」−になるような
投射密度および投射速度でショツトブラストし、鋼板の
スケールを落とすと共に表[菌の粗度を大きくして、塗
料が剥がれにくくなるようにする。その後鋼板全体を予
熱し、ショツトブラスト面に塗装を行い乾燥させ、研磨
面に研磨加工を施していた。しかし、この方法では製品
の研磨面に凹の反りが発生し、そのためプレス矯正工程
を必要とすることがあった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来法では、鋼板内の応力分117は第2図に示したよ
うになっている。ショツトブラストされた厚鋼板1の塗
装面2には圧線応力4.研磨而3には引張応力5の層を
生成するため、塗装面2が伸び、第2図(a)に示すよ
うに研磨面3側へ反ることとなる。そこで塗装面2と研
磨面3の両方にショツトブラストを行うと、第2図(b
)のようにショツトブラスト後の反りは無くなるが、研
磨を行って研磨化6を取除くと研磨面3側の圧縮層を取
除いてしまうため、結局塗装面2にのみショツトブラス
トしたのと同様となり、第2図(C)に示すように研磨
面3側へ反ることとなる。
本発明は、上記の問題を解決して、鋼板研磨後の反り発
生を防止する方法を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は従来技術の問題点を解決するために、次の技術
手段を採った。すなわち、 厚鋼板の両面をショツトブラストした後研磨面と反対の
片面を加熱し、熱応力を付加して降伏させ、冷却後研磨
面に凸の反りを生ぜしめた後、研磨精整を行い、研磨精
整後の厚鋼板の反りを防止する方法である。
〔作用〕
第1図(a)は1両面をジョンドプラスト後の鋼板の残
留応力分布(第2図(b)と同様)である。塗装面2を
加熱することによって圧縮の残留応力が発生し、第1図
(b)のように塗装面2が延び研磨面3へ反るが、ある
応力以]−になると、第1図(c)に示すように降伏す
る。そして冷却後は第1図(d)のような応力分布とな
り、次いで第1図(e)に示すようにショツトブラスト
面がより大きく収縮し、研磨面3側を凸にして反ること
となる。この後研磨面3を研磨することにより研磨面は
凹となり、これらの総合作用により第1図(f)に示す
ように反りのない厚鋼板を製造できる。すなわち、研磨
冷却後研磨面に発生を想定される凹の反りを、予め研磨
面にかえておいた凸の反りにより打消して、研磨精整後
の厚鋼板の反りを防止する所謂フィードフォワード作用
によるものである。
〔実施例〕
板厚15mm、板幅2500mm、クラツド比27%の
ステンレスグランド鋼板を本発明法奢用いて塗装および
研磨し、従来法によって発生する歪量と比較した。
すなわち、歪の全く無い前述の鋼板2枚の両面にショツ
トブラストを行い、そのうちの1枚を塗装面(ステンレ
スクラツド鋼板の118:鋼面)をハンド八−すであぶ
るように加熱した。(表面温度200〜220℃) その後2枚とも研磨面のみ研磨を行い(研磨化6は約0
.2mm)反り量をJlll定した所、熱処理を施して
いない鋼板(従来法)の反り丑は22mmであったのに
対し、熱処理を施した鋼板(本発明法)の反り呈は2m
mであった。
本実施例ではステンレスクラツド鋼板の場合を示したが
、本発明はこれに限られるものではなく、片面塗装、片
面研磨する厚鋼板の全てに適用することができる。
〔発明の効果〕
本発明方法によれば次のような優れた効果を奏する。
すなわちショツトブラストによって発生する圧縮の残留
応力を熱処理によって両表面で非対称にすることにより
、研磨後の厚鋼板の反りをなくすことができるので、研
磨後のプレス矯正工程を付加する必要のある鋼板が非常
に少なくなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による実施例の鋼板の横断面内の応力分
布模式図、第2図は従来法による実施例の鋼板の横断面
内の応力分布模式図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 厚鋼板の両面をショットブラストした後、片面を研
    磨精整するに当り、前記研磨面と 反対のショットブラストした片面を加熱し、該加熱面に
    熱応力を付加して降伏せしめ、冷却後研磨面に凸の反り
    を生ぜしめた後、研磨精整を行い、研磨精整後の厚鋼板
    の反りを防止することを特徴とする厚鋼板の反り防止方
    法。
JP28189885A 1985-12-17 1985-12-17 厚鋼板の反り防止方法 Pending JPS62142023A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01299258A (ja) * 1988-05-26 1989-12-04 Kanto Chem Co Inc シクロヘキサンカルボン酸化合物並びにそれらを含む液晶組成物
GB2573359A (en) * 2019-01-23 2019-11-06 Kaizar Safiyuddin Murtaza Spectacles

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01299258A (ja) * 1988-05-26 1989-12-04 Kanto Chem Co Inc シクロヘキサンカルボン酸化合物並びにそれらを含む液晶組成物
GB2573359A (en) * 2019-01-23 2019-11-06 Kaizar Safiyuddin Murtaza Spectacles
GB2573359B (en) * 2019-01-23 2021-02-17 Kaizar Safiyuddin Murtaza Spectacles

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