JPS6234777A - 厚鋼板の反り防止方法 - Google Patents
厚鋼板の反り防止方法Info
- Publication number
- JPS6234777A JPS6234777A JP16979785A JP16979785A JPS6234777A JP S6234777 A JPS6234777 A JP S6234777A JP 16979785 A JP16979785 A JP 16979785A JP 16979785 A JP16979785 A JP 16979785A JP S6234777 A JPS6234777 A JP S6234777A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blasting
- polishing
- shot
- polished
- steel sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、厚鋼板の反り防+)方法に係り、さらに詳細
には精整時に生じる反りを防止するための、ショツトブ
ラストの操業方法に関する。
には精整時に生じる反りを防止するための、ショツトブ
ラストの操業方法に関する。
例えば2Wjステンレスクラツド鋼板では、片面の軟鋼
表面を防錆のためショツトブラスト仕上後塗装し、他方
ステンレス表面を研磨什にすることが行われる。
表面を防錆のためショツトブラスト仕上後塗装し、他方
ステンレス表面を研磨什にすることが行われる。
従来、片面をショツトブラストし、片面を切削または研
磨(以下切削または研磨を単に研磨という)を施す厚鋼
板では、以下の工程によって精整を行っていた。
磨(以下切削または研磨を単に研磨という)を施す厚鋼
板では、以下の工程によって精整を行っていた。
まず厚鋼板のショツトブラスト面を防錆度(全面積のう
ち錆が取れた面積の割合)が95%以−ヒになるような
投射密度および投射速度でショツトブラストし、鋼板の
スケールを落すと共に表面の粗度を大きくし、塗料を剥
れにくくする。その後鋼板を予熱し、ショツトブラスト
面に塗装を行い、乾爆させ、研磨面に研磨加工を施す。
ち錆が取れた面積の割合)が95%以−ヒになるような
投射密度および投射速度でショツトブラストし、鋼板の
スケールを落すと共に表面の粗度を大きくし、塗料を剥
れにくくする。その後鋼板を予熱し、ショツトブラスト
面に塗装を行い、乾爆させ、研磨面に研磨加工を施す。
このような従来法によれば、第2図に鋼板内の応力分布
を示したようにショツトブラストされた鋼板lの塗装面
2には圧縮応力4の層を生成するため、この面2が伸び
、第2図(a)に示すように研磨面3側へ反る。そこで
塗装面2と研磨面3の両方にショツトブラストを行うと
、第2図(b)のようにショー2ドブラスト後の反りは
無くなるが、研磨を行って研磨代6を取除くと研磨面3
側の圧縮層を取り除いてしまうため、結局塗装面にのみ
ショツトブラストしたのと同様となり、:JrJz図(
c)に示すように研磨前3側へ反る。
を示したようにショツトブラストされた鋼板lの塗装面
2には圧縮応力4の層を生成するため、この面2が伸び
、第2図(a)に示すように研磨面3側へ反る。そこで
塗装面2と研磨面3の両方にショツトブラストを行うと
、第2図(b)のようにショー2ドブラスト後の反りは
無くなるが、研磨を行って研磨代6を取除くと研磨面3
側の圧縮層を取り除いてしまうため、結局塗装面にのみ
ショツトブラストしたのと同様となり、:JrJz図(
c)に示すように研磨前3側へ反る。
本発明は、このような従来技術の欠点を解消することを
目的としてなされたものであって。
目的としてなされたものであって。
ショツトブラストの残留応力分布を改良することによっ
て片面研磨後の反り発生を防屯せしめ得る方法を提供す
るものである。
て片面研磨後の反り発生を防屯せしめ得る方法を提供す
るものである。
すなわち本発明の特徴とするところは、片面ショツトブ
ラスト、片面研磨を施す厚鋼板のショツトブラスト工程
において、ショツトブラスト面と研磨面とでショツトブ
ラストの施工量すなわち投射回数・投射速度・投射密度
・投射角度を変えることによりショツトブラストの施工
量に差をつけ、研磨前に研磨面側に凸の反りを与え次い
で研磨を行い、研磨後の反りをなくする厚鋼板の反り防
止方法にある。
ラスト、片面研磨を施す厚鋼板のショツトブラスト工程
において、ショツトブラスト面と研磨面とでショツトブ
ラストの施工量すなわち投射回数・投射速度・投射密度
・投射角度を変えることによりショツトブラストの施工
量に差をつけ、研磨前に研磨面側に凸の反りを与え次い
で研磨を行い、研磨後の反りをなくする厚鋼板の反り防
止方法にある。
〔作用〕
厚鋼板にショツトブラストした時の残留応力の板厚方向
分1(i測定結果を以下に述べる。
分1(i測定結果を以下に述べる。
第3図にショツトブラストの回数を変えた時の残留応力
の結果を示す、ショット条件は鉄ショット粒’f51
m m、インペラ回転数200Orpm、インペラ台数
片面幅方向3台、投射密度200kg/rnrrf、投
射角度90°である。
の結果を示す、ショット条件は鉄ショット粒’f51
m m、インペラ回転数200Orpm、インペラ台数
片面幅方向3台、投射密度200kg/rnrrf、投
射角度90°である。
第3図によるとショット回数が増える程、研磨面表面付
近の圧縮応力層が内部にはいることがわかる。第1図(
a)は厚鋼板1の塗装面2に1回、研磨面3に3回ショ
トブチストした場合を示し、第1図(b)はこれを研磨
した後の応力分布と反りを示す、3回ショツトブラスト
した場合、ショット後および研磨後の応力分布は圧縮応
力4、引張応力5のようになり、これによる反りは第1
図(b)のようになり、第2図(b)(e)で示した1
回ショットと比べて反りがわずかとなることがわかる。
近の圧縮応力層が内部にはいることがわかる。第1図(
a)は厚鋼板1の塗装面2に1回、研磨面3に3回ショ
トブチストした場合を示し、第1図(b)はこれを研磨
した後の応力分布と反りを示す、3回ショツトブラスト
した場合、ショット後および研磨後の応力分布は圧縮応
力4、引張応力5のようになり、これによる反りは第1
図(b)のようになり、第2図(b)(e)で示した1
回ショットと比べて反りがわずかとなることがわかる。
また第4図〜第6図にそれぞれショツトブラストの投射
速度、投射密度、投射角度を変えた時の応力分布を示す
、ショット条件はグラフ上に示した以外は上記の条件で
行った。これらによると投射速度を上げる。投射密度を
上げる、投射角度を90°に近付ける程、圧縮層が鋼板
の内部へはいり、研磨後の反りが僅かとなることがわか
る。
速度、投射密度、投射角度を変えた時の応力分布を示す
、ショット条件はグラフ上に示した以外は上記の条件で
行った。これらによると投射速度を上げる。投射密度を
上げる、投射角度を90°に近付ける程、圧縮層が鋼板
の内部へはいり、研磨後の反りが僅かとなることがわか
る。
板厚12mm、飯山3000mm、クラツド比25%の
ステンレスクラツド鋼板を本発明法を用いて塗装および
研磨し、従来法によって発生する至情と比較した。
ステンレスクラツド鋼板を本発明法を用いて塗装および
研磨し、従来法によって発生する至情と比較した。
すなわち、歪のまったく無い前述の鋼板3枚に塗装面(
ステンレスクラツド鋼板の軟鋼面)に1回、研磨面(ス
テンレスクラツド鋼板のステンレス面)に各々1回、2
回、3回ショツトブラストした。
ステンレスクラツド鋼板の軟鋼面)に1回、研磨面(ス
テンレスクラツド鋼板のステンレス面)に各々1回、2
回、3回ショツトブラストした。
ショット条件は、
ショット粒径:1mm
投射密度:200Kg/mrn’
インペラ台数二片面3台
インペラ回転数:2000rpm
投射角度:90゜
である、その後3枚とも研磨面のみ研磨を行い(研磨代
6は約0.2mm)歪聞を測定した所、研磨面に1回し
かショットを行っていない鋼板(従来法)の反り量は2
5mmであったのに対し、2回ショットを行った鋼板は
16mm、3回ショットを行った鋼板は1mmであった
。
6は約0.2mm)歪聞を測定した所、研磨面に1回し
かショットを行っていない鋼板(従来法)の反り量は2
5mmであったのに対し、2回ショットを行った鋼板は
16mm、3回ショットを行った鋼板は1mmであった
。
以上はブラスト施工量として研磨面と塗装面でショツト
ブラストの投射密度を変えた実施例であるが、投射密度
のみでなく、投射速度、投射角度を変えた場合でも同様
に可能である。
ブラストの投射密度を変えた実施例であるが、投射密度
のみでなく、投射速度、投射角度を変えた場合でも同様
に可能である。
またこの実施例ではステンレスクラツド鋼板の場合を示
したが、本発明はこれに限られるものではなく片面塗装
1片面研磨する厚鋼板の全てに適用可能である。
したが、本発明はこれに限られるものではなく片面塗装
1片面研磨する厚鋼板の全てに適用可能である。
以上詳細に説明したように本発明によればシーl−7ト
プラストによって発生する圧縮の残留応力層の深さを両
表面で変えることにより、研磨後の厚鋼板の反りをなく
すことが出来た。これにより、研磨後にプレス嬌正工程
を通る鋼板が非常に少なくなった。
プラストによって発生する圧縮の残留応力層の深さを両
表面で変えることにより、研磨後の厚鋼板の反りをなく
すことが出来た。これにより、研磨後にプレス嬌正工程
を通る鋼板が非常に少なくなった。
第1図は本発明方法の実施例を示すもので、3回ショッ
トした後、研磨後の厚鋼板内の応力分布を示す模式図、
第2図は鋼板にショツトブラストした時の応力分布模式
図、第3図はショット回数を変化させた時の残留応力分
布を示すグラフ。 第4図は投射速度の残留応力への彩!を示すグラフ、第
5図は投射密度の残留応力への影響を示すグラフ、第6
図は投射角度の残留応力への影響を示すグラフである。
トした後、研磨後の厚鋼板内の応力分布を示す模式図、
第2図は鋼板にショツトブラストした時の応力分布模式
図、第3図はショット回数を変化させた時の残留応力分
布を示すグラフ。 第4図は投射速度の残留応力への彩!を示すグラフ、第
5図は投射密度の残留応力への影響を示すグラフ、第6
図は投射角度の残留応力への影響を示すグラフである。
Claims (1)
- 1 鋼板をショットブラストした後その片面を研磨精整
するに当り、研磨する面側のショットブラストの施工量
を非研磨面のショットブラスト施工量より大きくして研
磨面に凸の反りを生ぜしめ、次いで研磨を行うことを特
徴とする厚鋼板の反り防止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16979785A JPS6234777A (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | 厚鋼板の反り防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16979785A JPS6234777A (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | 厚鋼板の反り防止方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6234777A true JPS6234777A (ja) | 1987-02-14 |
Family
ID=15893064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16979785A Pending JPS6234777A (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | 厚鋼板の反り防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6234777A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5266769A (en) * | 1992-02-25 | 1993-11-30 | International Business Machines Corporation | Process for independent control of crown and camber for magnetic head slider |
-
1985
- 1985-08-02 JP JP16979785A patent/JPS6234777A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5266769A (en) * | 1992-02-25 | 1993-11-30 | International Business Machines Corporation | Process for independent control of crown and camber for magnetic head slider |
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