JP2678835B2 - 塩化ビニル化粧金属板とその製造方法 - Google Patents

塩化ビニル化粧金属板とその製造方法

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謙司 岡本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属板の表面を塩化ビ
ニル樹脂層で被覆した塩化ビニル化粧金属板に関する。
この種の金属板は建築建材、電機製品、車両、家具、雑
貨などの多くの分野に使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来の塩化ビニル化粧金属板は、予め塩
化ビニルシートに装飾用の印刷を施し、その印刷面上に
保護層として別の透明な塩化ビニルシートをラミネート
して塩化ビニルシートどうしの複合シートをつくり、こ
の複合シートを金属板上にラミネートしたものが一般的
である。そして、表面を凹凸状に形成する場合は、前記
複合シートの表面を凹凸状にエンボス加工したのち、該
複合シートを金属板にラミネートしている。かかる塩化
ビニル化粧金属板は、着色やプリントおよびエンボス加
工などが自在かつ多様に行えること、加工性、機械的強
度、防湿性に優れることなど多くのメリットがあるの
で、最もポピュラーに使用される化粧金属板の一つであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、塩化ビニルシ
ートの厚さは、シート状に加工する際の強度の点からほ
ぼ50μmが下限となっている。作業性のよい厚さはそ
れよりも大きいので、これを二層にラミネートした複合
シートでは塩化ビニル樹脂層の厚さが100μmを大き
く越えてしまう。したがって厚さのために材料コストが
割高となってしまうという不利があった。更に、表面を
凹凸加工した従来の複合シートを金属板にラミネートす
る形態は、凹凸表面に塵埃がたまりやすく見苦しくもあ
った。
【0004】本発明の目的は、従来の生産ラインを利用
して低コストにて量産できる高品質の塩化ビニル化粧金
属板とその製造方法を提供するにある。本発明の他の目
的は、印刷面が見た目には凹凸感を与えるが、その表面
は実質的に平滑に仕上げて塵埃の付着防止を図った塩化
ビニル化粧金属板とその製造方法を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の塩化ビニル化粧
金属板は、図1に示すごとく金属板10上に、表面の印
刷面2側が凹凸状に形成された塩化ビニル樹脂層1と、
加熱硬化型のクリヤー樹脂塗料を塗装後に100〜14
0℃の温度で焼き付けてなる、表面が平滑状の保護層2
0とを順に積層したものである。
【0006】その製造方法は、図2に示すごとく金属板
10に、表面の印刷面2側が凹凸状にエンボス加工され
た塩化ビニルシート4をラミネートする工程と、塩化ビ
ニルシート4の印刷面2側に加熱硬化型のクリヤー樹脂
塗料を全面に塗装する工程と、このクリヤー樹脂塗料を
100〜140℃の温度で焼き付けて表面が平滑状の
護層20を形成する工程とを経て塩化ビニル化粧金属板
を製造するものである。
【0007】金属板10としては鋼板、亜鉛メッキ鋼
板、その他の合金メッキ鋼板、アルミニウム板、ステン
レス板などを広く使用することができる。塩化ビニル樹
脂層1を構成する塩化ビニルシート4は、塩化ビニル樹
脂100重量部に対して可塑剤のジオクチルフタレート
(以下DOPと略す)が26〜35重量部、その他必要
に応じて安定剤、重鎮剤、顔料などが配合された軟質の
塩化ビニル樹脂によって形成されたシート材を用いるこ
とができる。25重量部以下の場合には成形時に割れや
すいなど加工性が劣下し、36重量部以上の場合には保
護層20を焼き付け硬化する際に可塑剤が飛散して塩化
ビニルシート4、印刷層17および保護層20が変色、
変質するからである。このDOPのさらに好ましい配合
割合は、28〜32重量部である。
【0008】塩化ビニルシート4の厚さは、50μmを
下回るとこれ自体のシート加工時の表面形状(平滑性)
が悪くなって印刷適性が悪くなり、150μmを上回る
とコストアップになるので、50〜150μmが好まし
い。塩化ビニルシート4のエンボス加工はラミネートす
る前の塩化ビニルシート4をエンボスローラで処理して
行うものとしたが、本発明の塩化ビニル化粧金属板にお
いては印刷済みの塩化ビニルシート4を金属板10にラ
ミネートしたのちエンボスローラで処理して、その表面
を凹凸状にエンボス加工してもよい。エンボス加工で形
成する印刷面2側の凹凸部3は、最大深さが20〜80
μmの範囲にあれば、外観上十分な凹凸感を得ることが
できる。
【0009】塩化ビニルシート4への印刷には、塩化ビ
ニル系、ウレタン系、アクリル系、ポリエステル系など
のインキを使用することができる。なかでも塩化ビニル
系が、印刷後の塩化ビニルシート4への密着性がよく、
またラミネート前に印刷をしたシート全体をコイリング
して保存しても印刷面2から剥離しにくいため最適であ
る。接着剤にはウレタン系、アクリル系などを使用する
ことができる。
【0010】加熱硬化型のクリヤー樹脂塗料としては、
ウレタン系、フッ素系などの樹脂塗料がある。このクリ
ヤー樹脂塗料は塩化ビニルシート4に塗布されたのち1
40℃以下の加熱温度によって硬化し、硬化後の表面の
硬度は塩化ビニルシート4よりも高くHB以上の鉛筆硬
度を有し、取り扱いに際してプレッシャーマークが付き
にくく、また耐熱性、汚染性もよい。また、フッ素系樹
脂塗料は、硬化後に透明度が高く下層の凹凸がよく見え
るので好ましい。
【0011】凹凸部3は最大深さを20〜80μmに設
定すれば十分な凹凸感が得られる。保護層20は、凹凸
部3の平均深さを基準にして15〜45μmの厚さにな
るように形成することが望まれる。そして、保護層20
は凹凸部3の最大突出部を少なくとも5μm以上の厚さ
で被覆すべきである。接着剤および加熱硬化型のクリヤ
ー樹脂塗料の塗布は、金属板10の従来のロール塗装ラ
インを利用するのでロール塗布が最適であるが、この他
の塗布手段を採ってもよい。
【0012】クリヤー樹脂塗料の焼付温度が140℃を
越えると、凹凸部3が型崩れを起こすおそれがある。一
方、この焼き付け温度が100℃を下回ると、ラインス
ピードを遅くせざるを得なくなって生産性が低下する。
従って、この焼付温度は100〜140℃が望ましい。
金属板10の厚さが0.3〜1.0mmの場合に、ラインスピ
ードは30〜50m/分に設定できる。なお、塩化ビニ
ル樹脂層1は、塩化ビニルシート4に代えて塩化ビニル
ゾルを金属板10に塗装したのち焼き付けて形成しても
よく、その場合には後から表面に印刷とエンボス加工を
することになる。
【0013】
【実施例】
(実施例1)塩化ビニル樹脂層1としては、塩化ビニル
樹脂100重量部に対して可塑剤のDOP(ジオクチル
フタレート)を30重量部を配合し、その他顔料、安定
剤を加えた組成からなり、120μmの厚さに加工され
た塩化ビニルシート4(バンドー化学社製)を使用し
た。この塩化ビニルシート4の片面に塩化ビニル系イン
キ(凸版印刷社製)で装飾模様の印刷を施して印刷層1
7を形成したのち、この印刷面2側にエンボスローラで
最大深さが30μmの凹凸部3を形成した。
【0014】金属板10は、0.5mm厚の亜鉛めっき鋼板
を使用しており、これを図2のラインの左側にコイリン
グされた状態で供給し、工程に従って順次ラインの右方
へ送る。金属板10は表面処理部11で表面処理をした
のち、接着剤塗布部12でウレタン系接着剤(ソニーケ
ミカル社製)をロール塗布して接着剤層13を形成す
る。次いで金属板10を加熱炉14に通して190℃で
加熱したのち、ラミネート部15に送る。
【0015】ラミネート部15には上記の塩化ビニルシ
ート4も送られてきており、該塩化ビニルシート4を裏
面側が接着剤層13に対向するよう金属板10上にラミ
ネートし、冷却部16に通した。続いて、金属板10を
塗装部18に送り、塩化ビニルシート4の印刷面側にロ
ールコータで透明のフッ素系の加熱硬化性塗料を全面に
塗布したのち、130℃に設定した焼付炉19にライン
スピード30m/分で通過させる。これでクリヤー樹脂
塗料を硬化させて保護層20を塩化ビニル樹脂層1上に
積層した。この保護層20は凹凸部3の平均深さを基準
にして約30μmの厚さとした。かくして、金属板10
上に接着剤層13、塩化ビニルシート4による塩化ビニ
ル樹脂層1、印刷層17、保護層20が順に積層された
塩化ビニル化粧金属板を得た。このときの保護層20は
凹凸部3の最大突出部を少なくとも15μmの厚さで被
覆した。
【0016】(実施例2)塩化ビニルシート4はその厚
さを100μmとし、これに最大深さが30μmの凹凸
部3をエンボス加工した。金属板10には厚さ1.0mmの
アルミニウム−亜鉛合金めっき金属板を用い、これに塩
化ビニルシート4をラミネートする工程までは実施例1
と同様に処理した。金属板10が冷却部16を通過後に
印刷部21にて塩化ビニルシート4の表面にウレタン系
のインキで印刷を施して印刷層17を形成した。次いで
塗装部18にて塩化ビニルシート4の印刷面2上に、フ
ッ素系の加熱硬化性塗料を全面に塗布したのち、金属板
10を135℃に設定した焼付炉19にラインスピード
30m/分で通し、該加熱硬化性塗料を焼き付け硬化さ
せて保護層20を形成した。
【0017】(実施例3)塩化ビニルシート4はこれの
厚さを150μmとし、これの表面に予め塩化ビニル系
インキ(凸版印刷社製)で印刷を施して印刷層17を形
成したのち、印刷面2側に最大深さが50μmの凹凸部
3を形成した。金属板10は亜鉛めっき鋼板を使用し、
塩化ビニルシート4をラミネートする工程までは実施例
1と同様に処理した。次いで、塩化ビニルシート4の印
刷面2側に塗装部18にてウレタン系の加熱硬化性塗料
を塗布したのち、金属板10を125℃に設定した焼付
炉19にラインスピード30m/分で通し、該加熱硬化
性塗料を焼き付け硬化させて保護層20を形成した。
【0018】(実施例4)塩化ビニルシート4の厚さを
80μmとし、焼付炉19における焼付温度を100℃
とし、その他は実施例1と同様に処理した。 (実施例5)焼付炉19における焼付温度を140℃と
し、その他は実施例1と同様に処理した。
【0019】(比較例1)塩化ビニルシート4について
は実施例1と同じものを使用し、これに別の透明な10
0μm厚の塩化ビニルシートをラミネートして保護層2
0を形成した。この塩化ビニルシートどうしの複合シー
トを実施例1と同じ金属板10にラミネートした。 (比較例2)焼付炉19の焼付温度を170℃とした以
外は実施例1と同様に処理した。 (比較例3)焼付炉19の焼付温度を145℃とした以
外は実施例1と同様に処理した。上記実施例1〜5およ
び比較例1で得たラミネート金属板について、各性能試
験を行った。表1にその結果を示す。
【0020】
【表1】
【0021】以下各試験の方法とその評価の仕方
を説明する。 (ア)鉛筆硬度試験 三菱鉛筆「ユニ」を使用し、JIS−K−5400・6
・14により、塗膜の破れない最高の硬度を求めた。 (イ)プレッシャーマーク試験 化粧金属板の試験片上に10mm角の棒をプレスで圧下
(20kg/cm2)し、棒の跡が付かないものを○、付くも
のを×とした。 (ウ)汚染性試験 試験片上に黒マジックを2往復させてインキを塗布す
る。1時間放置後にアルコールで拭いてインキの跡が残
らないものを○、残るものを×とした。 (エ)井型エリクセン試験 JIS−K−6744の方法で試験を行い、塩化ビニル
樹脂層1および保護層20に浮き、剥離、白化を生じて
いるかどうかを目視によって判別した。 (オ)曲げ試験 20℃において、JIS−G−3312の方法に従っ
た。
【0022】上記の表1からも明らかなように、本発明
の各実施例はエリクセン試験および曲げ試験において比
較例1と遜色のない好結果を得たうえで、その他の試験
項目において比較例よりも優れていることが判った。 (カ)凹凸部外観試験 各ラミネート化粧板の保護層20を剥がし、凹凸部3の
凹凸深さが保持されているかどうかを観察した。それに
よると、本発明の各実施例では、いずれも凹凸部3がエ
ンボス加工時のままで、初期の最大深さが保たれてお
り、凹凸深さが明瞭に現出されていた。これに対して比
較例2、3の凹凸部3は、深さ30μmのものが10μ
mにまで変形しており、その凹凸外観も著しく損なわれ
ていた。
【0023】
【発明の効果】本発明の塩化ビニル化粧金属板によれ
ば、表面の保護層20が従来の塩化ビニルシートに代わ
って加熱硬化型クリヤー樹脂塗料を塗装後に焼き付けた
ものとなっているので、従来よりも保護層20を薄くし
て材料コストの低減化を図れる。しかも、保護層20を
焼き付けていても各被覆層は変質しておらず、前出の表
1に示すとおり製品の曲げ加工などに対しては従来のも
のと遜色のない強さを有している。
【0024】また、塩化ビニル樹脂層1の印刷面2側
凹凸部3は最大深さが20〜80μmに設定されている
ので、外観上十分な凹凸感を得ることができる。そのう
えで塩化ビニル樹脂層1の凹凸部3を、被覆する保護層
20の表面は印刷面2の凹凸を維持しながら平滑状に仕
上がっている。従って、外観上は保護層20を介して凹
凸状の印刷面2を見ることになり、凹凸感を現出するも
のでありながら、平滑な表面には塵埃がたまり難い利点
を有する。しかも保護層20を構成する加熱硬化型のク
リヤー樹脂塗料の焼き付け温度は、100℃以上に設定
してラインスピードを下げることなく生産性を確保した
うえで、140℃以下に設定してあるから前記凹凸部3
の前記焼き付け温度による型崩れがなく、この点でも凹
凸感を現出するのに有利である。また、凹凸部3の最大
深さを20〜80μmにしたうえで、保護層20は凹凸
部3の平均深さを基準にして15〜45μmの厚さに形
成するとともに、前記凹凸部3の最大突出部を少なくと
も5μm以上の厚さで被覆しているので、保護層20が
HB以上の鉛筆硬度を有することと相まって、外表面を
保護層20で疵つきなく良く保護できる。
【0025】更に本発明方法によれば、金属板10に塩
化ビニルシート4をラミネートしたのち、その上に加熱
硬化型のクリヤー樹脂塗料を塗装後に焼き付けて保護層
20を形成する。その際に、塩化ビニルシート4の表面
の印刷面2側は予め凹凸状にエンボス加工をしてあるの
で、これにクリヤー樹脂塗料を塗装したとき、クリヤー
樹脂塗料が印刷面2の凹凸部3を確実に埋め、焼き付け
後の保護層10の表面は該凹凸部3の凹凸形状を良好に
維持しながら可及的に平滑面に仕上げることができる。
とくに、クリヤー樹脂塗料の焼き付け温度は、100℃
以上に設定してあるからラインスピードを十分に確保し
て生産性を向上でき、そのうえで140℃以下に設定し
てあるから、前記凹凸部3の焼き付け温度による型崩れ
も確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】塩化ビニル化粧金属板の断面図である。
【図2】塩化ビニル化粧金属板の製造方法の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 塩化ビニル樹脂層 2 印刷面 3 凹凸部 4 塩化ビニルシート 10 金属板 13 接着剤層 17 印刷層 20 保護層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−206640(JP,A) 特開 平3−9839(JP,A) 特開 平2−299829(JP,A) 特開 昭59−71857(JP,A) 特開 昭58−36449(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板10上に、表面の印刷面2側が凹
    凸状に形成された塩化ビニル樹脂層1と、加熱硬化型の
    クリヤー樹脂塗料を塗装後に100〜140℃の温度で
    焼き付けてなる、表面が平滑状の保護層20とを順に積
    層してあり、塩化ビニル樹脂層1の印刷面2側の凹凸部
    3は、最大深さが20〜80μmに設定されており、 保護層20は、HB以上の鉛筆硬度を有し、凹凸部3の
    平均深さを基準にして15〜45μmの厚さに形成され
    ているとともに、前記凹凸部3の最大突出部を少なくと
    も5μm以上の厚さで被覆している 塩化ビニル化粧金属
    板。
  2. 【請求項2】 金属板10に、表面の印刷面2側が凹凸
    状にエンボス加工されて、表面の凹凸部3の最大深さが
    20〜80μmに設定された塩化ビニルシート4をラミ
    ネートする工程と、 塩化ビニルシート4の印刷面2側に、加熱硬化型のクリ
    ヤー樹脂塗料を全面に塗装する工程と、 このクリヤー樹脂塗料を100〜140℃の温度で焼き
    付けて表面が平滑状の保護層20を、これがHB以上の
    鉛筆硬度を有して凹凸部3の平均深さを基準にして15
    〜45μmの厚さで前記凹凸部3の最大突出部を少なく
    とも5μm以上の厚さに被覆するよう形成する工程とか
    らなる塩化ビニル化粧金属板の製造方法。
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