JP2678234B2 - 封書の作成方法 - Google Patents
封書の作成方法Info
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- JP2678234B2 JP2678234B2 JP63079970A JP7997088A JP2678234B2 JP 2678234 B2 JP2678234 B2 JP 2678234B2 JP 63079970 A JP63079970 A JP 63079970A JP 7997088 A JP7997088 A JP 7997088A JP 2678234 B2 JP2678234 B2 JP 2678234B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B31—MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER; WORKING PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
- B31B—MAKING CONTAINERS OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
- B31B70/00—Making flexible containers, e.g. envelopes or bags
- B31B70/60—Uniting opposed surfaces or edges; Taping
- B31B70/61—Uniting opposed surfaces or edges; Taping by applying or securing strips or tape
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B31—MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER; WORKING PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
- B31B—MAKING CONTAINERS OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
- B31B2150/00—Flexible containers made from sheets or blanks, e.g. from flattened tubes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B31—MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER; WORKING PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
- B31B—MAKING CONTAINERS OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
- B31B2160/00—Shape of flexible containers
- B31B2160/10—Shape of flexible containers rectangular and flat, i.e. without structural provision for thickness of contents
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B31—MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER; WORKING PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
- B31B—MAKING CONTAINERS OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
- B31B2170/00—Construction of flexible containers
- B31B2170/20—Construction of flexible containers having multi-layered walls, e.g. laminated or lined
Landscapes
- Making Paper Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、封書の作成方法に関し、特に、折り重ねら
れ、切り重ねられ、あるいは別々に作成して重ねられる
2片以上で形成される用紙の重ね合わせ面の所望周縁
に、通常では接着せず、所定の条件が付与されると接着
可能となる接着剤が設けられ、宛名、各種の通知情報等
の必要な情報がプリントされたうえ、所定状態に重ね合
わされた封書用フォームから、封入物を封入した封書を
作成するための方法に関する。
れ、切り重ねられ、あるいは別々に作成して重ねられる
2片以上で形成される用紙の重ね合わせ面の所望周縁
に、通常では接着せず、所定の条件が付与されると接着
可能となる接着剤が設けられ、宛名、各種の通知情報等
の必要な情報がプリントされたうえ、所定状態に重ね合
わされた封書用フォームから、封入物を封入した封書を
作成するための方法に関する。
従来の技術 従来から、宛名や各種通知情報を所定面にプリントし
た封書用フォームを、二つ折り、三つ折りにして重ね合
わされた2枚以上の紙片の周縁を接着し、あるいは切り
重ねた2枚以上の紙片の周縁を接着して、封書を作成す
る方法は知られている。
た封書用フォームを、二つ折り、三つ折りにして重ね合
わされた2枚以上の紙片の周縁を接着し、あるいは切り
重ねた2枚以上の紙片の周縁を接着して、封書を作成す
る方法は知られている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このような封書では通知情報の量が封
書の大きさによって限定されてしまうので、多量の情報
を通知することができないという不都合があった。
書の大きさによって限定されてしまうので、多量の情報
を通知することができないという不都合があった。
この不都合を解消するため従来にあっても、封書内に
封入物を挿入することが提案されている。しかしなが
ら、従来にあっては、封書用フォームの周縁の接着工程
を挿入工程の後に行う際に、封入物の厚みにより好適な
接着を行うことができず、封緘作業は人手に頼らざるを
得ないという欠点があった。
封入物を挿入することが提案されている。しかしなが
ら、従来にあっては、封書用フォームの周縁の接着工程
を挿入工程の後に行う際に、封入物の厚みにより好適な
接着を行うことができず、封緘作業は人手に頼らざるを
得ないという欠点があった。
本発明は、この欠点を解消するとともに、全工程を自
動的になしうる封入物を封入した封書の作成方法を提供
することを目的とする。
動的になしうる封入物を封入した封書の作成方法を提供
することを目的とする。
問題点を解消するための手段 この目的を達成するために本発明は、折り重ねられ、
切り重ねられ、あるいは別々に作成して重ねられる2片
以上で形成される用紙の重ね合わせ面の所望周縁に、通
常では接着せず、加圧、加熱、あるいは加湿という所定
の条件が付与されると接着可能となる接着剤、すなわち
感圧性接着剤、感熱性接着剤、あるいは再湿性接着剤が
あらかじめ設けられる一方、宛名、各種の通知情報等の
必要な情報があらかじめプリントされ、少なくとも封書
の封入口となるべき一辺側の縁がずれた所定状態で重ね
合わされた封書用フォームに対して、前記封入口となる
べき一辺側を除いた部分の接着剤に接着条件を与えて上
下縁がずれた状態の封入口を有する封入袋を形成する接
着工程と、形成された封入袋内に開口状態にある封入口
から封入物を挿入する挿入工程と、非接着状態にある封
入口を、例えば前記接着剤の接着条件を与えることによ
って封緘する封緘工程とを順次施すものである。
切り重ねられ、あるいは別々に作成して重ねられる2片
以上で形成される用紙の重ね合わせ面の所望周縁に、通
常では接着せず、加圧、加熱、あるいは加湿という所定
の条件が付与されると接着可能となる接着剤、すなわち
感圧性接着剤、感熱性接着剤、あるいは再湿性接着剤が
あらかじめ設けられる一方、宛名、各種の通知情報等の
必要な情報があらかじめプリントされ、少なくとも封書
の封入口となるべき一辺側の縁がずれた所定状態で重ね
合わされた封書用フォームに対して、前記封入口となる
べき一辺側を除いた部分の接着剤に接着条件を与えて上
下縁がずれた状態の封入口を有する封入袋を形成する接
着工程と、形成された封入袋内に開口状態にある封入口
から封入物を挿入する挿入工程と、非接着状態にある封
入口を、例えば前記接着剤の接着条件を与えることによ
って封緘する封緘工程とを順次施すものである。
作用 重ね合わせ面の所望周縁に、通常では接着せず、所定
の条件が付与されると接着可能となる感圧性、感熱性あ
るいは再湿性の接着剤があらかじめ設けられる一方、宛
名、各種の通知情報等の必要な情報がプリントされ、封
書の封入口となるべき一辺側の縁がずれた所定状態で重
ね合わされた封書用フォームから封書を作成するにあた
り、例えば封入口となるべき一辺側を除いた接着剤に対
して接着条件を与えることにより上下の端縁がずれた状
態の封入口を有する封入袋を形成し、続いて前記封入口
から封入物を挿入した後、開封状態にある前記封入口
を、例えば対応する部分の非接着状態にある接着剤に接
着条件を与えて封緘するものであり、封書の周縁部の封
着工程を、封入袋を作成する工程と、封入口を封緘する
工程とに分けて行うので、封入物により封書の中央部分
が厚くなっても、周縁部の封着に支障をきたすことがな
い。また、封入口の上下縁がずれているので、挿入工程
において封入口を開くことが容易となる。
の条件が付与されると接着可能となる感圧性、感熱性あ
るいは再湿性の接着剤があらかじめ設けられる一方、宛
名、各種の通知情報等の必要な情報がプリントされ、封
書の封入口となるべき一辺側の縁がずれた所定状態で重
ね合わされた封書用フォームから封書を作成するにあた
り、例えば封入口となるべき一辺側を除いた接着剤に対
して接着条件を与えることにより上下の端縁がずれた状
態の封入口を有する封入袋を形成し、続いて前記封入口
から封入物を挿入した後、開封状態にある前記封入口
を、例えば対応する部分の非接着状態にある接着剤に接
着条件を与えて封緘するものであり、封書の周縁部の封
着工程を、封入袋を作成する工程と、封入口を封緘する
工程とに分けて行うので、封入物により封書の中央部分
が厚くなっても、周縁部の封着に支障をきたすことがな
い。また、封入口の上下縁がずれているので、挿入工程
において封入口を開くことが容易となる。
実 施 例 以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
ここにおいて、第1図は本発明に用いる封書作成装置
の概略的な斜視図、第2図は封書となるべき連続状態に
ある封書用フォームの表面側を示す斜視図、第3図は単
片化した封書用フォームの裏面側を示す平面図、第4図
は接着工程における圧着ローラと接着剤の接着部分との
関係を示す説明図、第5図は挿入工程を示す概略的な側
面図である。
の概略的な斜視図、第2図は封書となるべき連続状態に
ある封書用フォームの表面側を示す斜視図、第3図は単
片化した封書用フォームの裏面側を示す平面図、第4図
は接着工程における圧着ローラと接着剤の接着部分との
関係を示す説明図、第5図は挿入工程を示す概略的な側
面図である。
まず、第2図及び第3図に基づいて、封書となるべき
封書用フォームについて説明する。
封書用フォームについて説明する。
単位封書用フォーム1は、折り兼切り用ミシン目2を
介して縦方向に多数連接された連続状態にあり、各単位
封書用フォーム1は、上紙片3,中紙片4,下紙片5が折り
用ミシン目6a,6bを境として横方向に連接されている。
前記単位封書用フォーム1の両端部には、切り用ミシン
目7a,7bを境として移送孔8a,8bが等間隔に設けられたマ
ージナル部9a,9bが設けられている。また、前記折り用
ミシン目6aの両側には、等距離をおいて切り用ミシン目
10a,10bが設けられる一方、下紙片5の切り用ミシン目7
bに沿ってこれと平行に、前記各切り用ミシン目10a,10b
の前記折り用ミシン目6aとの距離と等距離をおいて、切
り用ミシン目10cが設けられている。すなわち、前記各
切り用ミシン目10a,10b,10cは、単位封書用フォーム1
を各折り用ミシン目6a,6bでZ字状に折り畳んだ状態
(第1図参照)で互いに重なるように位置しているもの
である。したがって、このZ字状に折り畳んだ状態で
は、各マージナル部9a,9bは、他の紙片3,4,5と重なり合
わず、ずれて突出した状態となる。前記マージナル部9b
が封書の封入口となるべき一辺側に対応位置するもので
ある。また、単位封書用フォーム1の上下各端に沿っ
て、前記各切り用ミシン目10a,10b,10cと直交するよう
に伸びる切り用ミシン目11a,11bが設けられている。
介して縦方向に多数連接された連続状態にあり、各単位
封書用フォーム1は、上紙片3,中紙片4,下紙片5が折り
用ミシン目6a,6bを境として横方向に連接されている。
前記単位封書用フォーム1の両端部には、切り用ミシン
目7a,7bを境として移送孔8a,8bが等間隔に設けられたマ
ージナル部9a,9bが設けられている。また、前記折り用
ミシン目6aの両側には、等距離をおいて切り用ミシン目
10a,10bが設けられる一方、下紙片5の切り用ミシン目7
bに沿ってこれと平行に、前記各切り用ミシン目10a,10b
の前記折り用ミシン目6aとの距離と等距離をおいて、切
り用ミシン目10cが設けられている。すなわち、前記各
切り用ミシン目10a,10b,10cは、単位封書用フォーム1
を各折り用ミシン目6a,6bでZ字状に折り畳んだ状態
(第1図参照)で互いに重なるように位置しているもの
である。したがって、このZ字状に折り畳んだ状態で
は、各マージナル部9a,9bは、他の紙片3,4,5と重なり合
わず、ずれて突出した状態となる。前記マージナル部9b
が封書の封入口となるべき一辺側に対応位置するもので
ある。また、単位封書用フォーム1の上下各端に沿っ
て、前記各切り用ミシン目10a,10b,10cと直交するよう
に伸びる切り用ミシン目11a,11bが設けられている。
第2図で明らかなように、単位封書用フォーム1の中
紙片4と下紙片5の表面側には、各切り用ミシン目10b,
10c,11a,11bの外側に位置して、折り用ミシン目6bを軸
として線対称なパターンで感圧性接着剤12a及び12bが塗
布されている。各感圧性接着剤12a,12bは、前記感圧性
接着剤12aの横方向に伸びる部分は折り兼切り用ミシン
目2に沿う一方、前記感圧性接着剤12bの横方向に伸び
る部分は切り用ミシン目11bに沿い、また、前記感圧性
接着剤12aの縦方向に伸びる部分は前記感圧性接着剤12b
の縦方向に伸びる部分よりも外側に設けられることによ
り、折り兼切り用ミシン目2で折り畳まれた時に、対向
面どうしの各接着剤12a,12bが接触しないようなパター
ンとなっている。さらに、第3図で明らかなように、単
位封書用フォーム1の上紙片3と中紙片4の裏面側に
は、切り用ミシン目7aと折り用ミシン目6bとの内側に沿
うとともに、切り用ミシン目11a,11bの外側に位置し
て、折り用ミシン目6aを軸として線対称なパターンで感
圧性接着剤12c及び12dが塗布されている。また、前記各
感圧性接着剤12c,12dも、前記各感圧性接着剤12a,12bと
同様、折り兼切り用ミシン目2で折り畳まれた時に、対
向面どうしの各接着剤12c,12dが接触しないようなパタ
ーンとなっている。
紙片4と下紙片5の表面側には、各切り用ミシン目10b,
10c,11a,11bの外側に位置して、折り用ミシン目6bを軸
として線対称なパターンで感圧性接着剤12a及び12bが塗
布されている。各感圧性接着剤12a,12bは、前記感圧性
接着剤12aの横方向に伸びる部分は折り兼切り用ミシン
目2に沿う一方、前記感圧性接着剤12bの横方向に伸び
る部分は切り用ミシン目11bに沿い、また、前記感圧性
接着剤12aの縦方向に伸びる部分は前記感圧性接着剤12b
の縦方向に伸びる部分よりも外側に設けられることによ
り、折り兼切り用ミシン目2で折り畳まれた時に、対向
面どうしの各接着剤12a,12bが接触しないようなパター
ンとなっている。さらに、第3図で明らかなように、単
位封書用フォーム1の上紙片3と中紙片4の裏面側に
は、切り用ミシン目7aと折り用ミシン目6bとの内側に沿
うとともに、切り用ミシン目11a,11bの外側に位置し
て、折り用ミシン目6aを軸として線対称なパターンで感
圧性接着剤12c及び12dが塗布されている。また、前記各
感圧性接着剤12c,12dも、前記各感圧性接着剤12a,12bと
同様、折り兼切り用ミシン目2で折り畳まれた時に、対
向面どうしの各接着剤12c,12dが接触しないようなパタ
ーンとなっている。
第2図に示したように、上紙片3の表面側には宛名が
あらかじめ印字され、中紙片4と下紙片5の表面側に
は、例えば、請求金額、領収金額等、特に可変の各種の
通知情報があらあじめ印字される。また、第3図に示し
たように、上紙片3の裏面側と中紙片4の裏面側には、
あらかじめ案内文やメッセージ等の固定情報が印刷され
ている。なお、上記の印字はコンピュータに連繋された
プリンタによって行われる。
あらかじめ印字され、中紙片4と下紙片5の表面側に
は、例えば、請求金額、領収金額等、特に可変の各種の
通知情報があらあじめ印字される。また、第3図に示し
たように、上紙片3の裏面側と中紙片4の裏面側には、
あらかじめ案内文やメッセージ等の固定情報が印刷され
ている。なお、上記の印字はコンピュータに連繋された
プリンタによって行われる。
次に、第1図、第4図及び第5図に基づいて、上述し
た連続状態にある単位封書用フォーム1にプリントアウ
トした後に封入物を封入した封書を作成する方法を作成
装置とともに説明する。
た連続状態にある単位封書用フォーム1にプリントアウ
トした後に封入物を封入した封書を作成する方法を作成
装置とともに説明する。
第1図に示したように、各折り兼切り用ミシン目2で
折り重ねられている連続状態にある単位封書用フォーム
1は、公知の折り畳み装置21によって折り用ミシン目6
a,6bでZ字状に順次折り畳まれ、上紙片3と中紙片4の
裏面どうしが対向し、中紙片と下紙片5の表面どうしが
対向することにより、各感圧性接着剤12a,12b,12c,12d
の対称的に塗布された部分が対接する状態で折り重ねら
れ、各移送孔8a,8bがトラクタ22のピンに係合されて移
送される。この折り重ね工程によって、単位封書用フォ
ーム1は各マージナル部9a,9bが左右方向に突出した状
態で折り重ねられ、トラクタ22を通過した後、上紙片3
側のマージナル部9aがスリッタ23で切り落とされる。そ
して、残ったマージナル部9b側に封入口が形成されるこ
とになる。
折り重ねられている連続状態にある単位封書用フォーム
1は、公知の折り畳み装置21によって折り用ミシン目6
a,6bでZ字状に順次折り畳まれ、上紙片3と中紙片4の
裏面どうしが対向し、中紙片と下紙片5の表面どうしが
対向することにより、各感圧性接着剤12a,12b,12c,12d
の対称的に塗布された部分が対接する状態で折り重ねら
れ、各移送孔8a,8bがトラクタ22のピンに係合されて移
送される。この折り重ね工程によって、単位封書用フォ
ーム1は各マージナル部9a,9bが左右方向に突出した状
態で折り重ねられ、トラクタ22を通過した後、上紙片3
側のマージナル部9aがスリッタ23で切り落とされる。そ
して、残ったマージナル部9b側に封入口が形成されるこ
とになる。
続いて、切断工程に移り、連続状態にある字状に折り
重ねられた単位封書用フォーム1は、低速で回転する上
下一対のインフィードローラ24a,24bを経て、ブレート2
5の下を通過し、高速で回転する上下一対のハイスピー
ドローラ26a,26bに至ると、前記各ローラ24a,24b,26a,2
6bの移送速度の差によって適度な張力が付与され、折り
兼切り用ミシン目2に前記ブレード25が当接すると切り
離されて、単片化される。
重ねられた単位封書用フォーム1は、低速で回転する上
下一対のインフィードローラ24a,24bを経て、ブレート2
5の下を通過し、高速で回転する上下一対のハイスピー
ドローラ26a,26bに至ると、前記各ローラ24a,24b,26a,2
6bの移送速度の差によって適度な張力が付与され、折り
兼切り用ミシン目2に前記ブレード25が当接すると切り
離されて、単片化される。
次に接着工程に移る。上下2対のローラからなり、上
位の各ローラ27aはマージナル部9b側が小径に形成され
た圧着ローラ27a,27bを通過することによって、第4図
に示したように、Z字状の三つ折り状態にある単位封書
用フォーム1の封入口となるべきマージナル部9b側を除
いた部分(第4図上斜線部分)の接着剤12a,12b,12c,12
dに、前記圧着ローラ27aの大径部分により、接着条件で
ある圧力が与えられる。これによって、封入口13を有
し、この封入口13部分を除いた三周縁が接着された封入
袋14が形成される。第1図、第4図及び第5図で明らか
なように、前記封入口13の上下縁を形成する折り用ミシ
ン目6a縁とマージナル部8b縁とは、マージナル部8b縁が
突出して、ずれた状態にある。
位の各ローラ27aはマージナル部9b側が小径に形成され
た圧着ローラ27a,27bを通過することによって、第4図
に示したように、Z字状の三つ折り状態にある単位封書
用フォーム1の封入口となるべきマージナル部9b側を除
いた部分(第4図上斜線部分)の接着剤12a,12b,12c,12
dに、前記圧着ローラ27aの大径部分により、接着条件で
ある圧力が与えられる。これによって、封入口13を有
し、この封入口13部分を除いた三周縁が接着された封入
袋14が形成される。第1図、第4図及び第5図で明らか
なように、前記封入口13の上下縁を形成する折り用ミシ
ン目6a縁とマージナル部8b縁とは、マージナル部8b縁が
突出して、ずれた状態にある。
封入袋14が移送されて折り機28に対応位置すると、挿
入工程が施される。すなわち、封入物15が折り機28によ
って、Z字状に三つ折りされたうえ、封入袋14の移送径
路に対する直角方向から、図示していない適宜な開口装
置によって開口状態にされた封入口13に対して、送りコ
ロ29により封入物15を供給し、第5図に示したように、
封入袋14の中紙片4と下紙片5との間に、前記封入物15
を挿入する。前述したように、前記封入口13の上下縁を
形成する折り用ミシン目6a縁とマージナル部8b縁とは、
ずれた状態にあるので、封入口13を開口する作業は容易
である。なお、封入物15が小さく、そのままの状態で封
入袋14に収納可能な場合には、折り機28を配置する必要
はない。また、封入物15を二つ折りする場合には、二つ
折り用の折り機が配置される。
入工程が施される。すなわち、封入物15が折り機28によ
って、Z字状に三つ折りされたうえ、封入袋14の移送径
路に対する直角方向から、図示していない適宜な開口装
置によって開口状態にされた封入口13に対して、送りコ
ロ29により封入物15を供給し、第5図に示したように、
封入袋14の中紙片4と下紙片5との間に、前記封入物15
を挿入する。前述したように、前記封入口13の上下縁を
形成する折り用ミシン目6a縁とマージナル部8b縁とは、
ずれた状態にあるので、封入口13を開口する作業は容易
である。なお、封入物15が小さく、そのままの状態で封
入袋14に収納可能な場合には、折り機28を配置する必要
はない。また、封入物15を二つ折りする場合には、二つ
折り用の折り機が配置される。
封入物15が挿入された封入袋14は続く移送過程におい
て、スリッタ30によりマージナル部8bが切り落とされた
後、封緘工程に移る。
て、スリッタ30によりマージナル部8bが切り落とされた
後、封緘工程に移る。
開封状態にあり、上下縁がそろえられた封入口13は、
上下一対の圧着ローラ31a,31bによって、非接着状態に
ある各接着剤12a,12b,12c,12dに対し、その接着条件で
ある圧力が与えられることにより、封入物15が封入され
たうえ封緘された封書16が作成される。
上下一対の圧着ローラ31a,31bによって、非接着状態に
ある各接着剤12a,12b,12c,12dに対し、その接着条件で
ある圧力が与えられることにより、封入物15が封入され
たうえ封緘された封書16が作成される。
そして、この封書16は、各切り用ミシン目10a,10b,10
c,11a,11bを切り取ることによって、開封することがで
き、封入されている封入物15及び封書16の各紙片3,4,5
に記載された情報を読み取ることができる。
c,11a,11bを切り取ることによって、開封することがで
き、封入されている封入物15及び封書16の各紙片3,4,5
に記載された情報を読み取ることができる。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものでは
なく、例えば接着工程において三つ折した封入袋14の移
送方向端のみを接着することにより、封入口13を両側に
形成して、中紙片4と下紙片5との間のみならず、上紙
片3と中紙片4との間にも封入物15を挿入してもよい。
また、封書16は三つ折りのみならず、二つ折りでもよ
く、この場合には、接着工程においては折り部と直交す
る一対の対向辺に沿った部分を接着することになるが、
この接着範囲は封入物15が移送過程において封入袋14か
ら離脱しない程度であればよい。さらに、封書16は、単
位封書用フォーム1を折り重ねるほか、これを切り重
ね、あるいは別々に作成して重ねられる2片以上の用紙
を重ねることによって作成することもできる。またさら
に、前記封書用フォーム1は連続状態に限らず、単片状
態にあってもよい。また、封入口13の上下縁をずらす構
成は、マージナル部9a,9bを利用するのみならず、各紙
片3,4,5の横方向の長さを変えて構成してもよく、この
場合にはトラクタ22通過後に、両マージナル部8a,8bを
一度に切り落とすことが可能となるので、作業工程が簡
略化される。
なく、例えば接着工程において三つ折した封入袋14の移
送方向端のみを接着することにより、封入口13を両側に
形成して、中紙片4と下紙片5との間のみならず、上紙
片3と中紙片4との間にも封入物15を挿入してもよい。
また、封書16は三つ折りのみならず、二つ折りでもよ
く、この場合には、接着工程においては折り部と直交す
る一対の対向辺に沿った部分を接着することになるが、
この接着範囲は封入物15が移送過程において封入袋14か
ら離脱しない程度であればよい。さらに、封書16は、単
位封書用フォーム1を折り重ねるほか、これを切り重
ね、あるいは別々に作成して重ねられる2片以上の用紙
を重ねることによって作成することもできる。またさら
に、前記封書用フォーム1は連続状態に限らず、単片状
態にあってもよい。また、封入口13の上下縁をずらす構
成は、マージナル部9a,9bを利用するのみならず、各紙
片3,4,5の横方向の長さを変えて構成してもよく、この
場合にはトラクタ22通過後に、両マージナル部8a,8bを
一度に切り落とすことが可能となるので、作業工程が簡
略化される。
効果 以上説明したところで明らかなように、本発明によれ
ば、封入物を封入することによって、通知する情報量を
増大させることができる封書を、能率よく作成できると
ともに、封書用フォームに対する接着処理も確実に行う
ことができ、接着不良等の事故を起こすことのない安定
した封書を作成できるほか、封入口側の縁がずれた状態
にあるので、封入口の開口が容易になり、挿入工程をよ
り円滑、かつ容易に行うことができるという効果を奏す
ることができる。
ば、封入物を封入することによって、通知する情報量を
増大させることができる封書を、能率よく作成できると
ともに、封書用フォームに対する接着処理も確実に行う
ことができ、接着不良等の事故を起こすことのない安定
した封書を作成できるほか、封入口側の縁がずれた状態
にあるので、封入口の開口が容易になり、挿入工程をよ
り円滑、かつ容易に行うことができるという効果を奏す
ることができる。
図は本発明の好適な実施例を示し、第1図は本発明に用
いる封書作成装置の概略的な斜視図、第2図は封書とな
るべき連続状態にある封書用フォームの表面側を示す斜
視図、第3図は単片化した封書用フォームの裏面側を示
す平面図、第4図は接着工程における圧着ローラと接着
剤の接着部分との関係を示す説明図、第5図は挿入工程
を示す概略的な側面図である。 1……単位封書用フォーム、3……上紙片、4……中紙
片、5……下紙片、12a,12b,12c,12d……感圧性接着
剤、13……封入口、15……封入物、16……封書、21……
折り畳み装置、27a,27b,31a,31b……圧着ローラ
いる封書作成装置の概略的な斜視図、第2図は封書とな
るべき連続状態にある封書用フォームの表面側を示す斜
視図、第3図は単片化した封書用フォームの裏面側を示
す平面図、第4図は接着工程における圧着ローラと接着
剤の接着部分との関係を示す説明図、第5図は挿入工程
を示す概略的な側面図である。 1……単位封書用フォーム、3……上紙片、4……中紙
片、5……下紙片、12a,12b,12c,12d……感圧性接着
剤、13……封入口、15……封入物、16……封書、21……
折り畳み装置、27a,27b,31a,31b……圧着ローラ
Claims (1)
- 【請求項1】折り重ねられ、切り重ねられ、あるいは別
々に作成して重ねられる2片以上で形成される用紙の重
ね合わせ面の所望周縁に、通常では接着せず、所定の条
件が付与されると接着可能となる接着剤があらかじめ設
けられる一方、宛名、各種の通知情報等の必要な情報が
あらかじめプリントされ、少なくとも封書の封入口とな
るべき一辺側の縁がずれた所定状態で重ね合わされた封
書用フォームに対して、前記封入口部分を除く周縁の接
着剤に接着条件を与えて上下縁がずれた状態の封入口を
有する封入袋を形成する接着工程と、形成された封入袋
内に開口状態にある封入口から封入物を挿入する挿入工
程と、非接着状態にある封入口を封緘する封緘工程とを
順次施すことにより、封入物を封入した封書を作成する
ことを特徴とする封書の作成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63079970A JP2678234B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 封書の作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63079970A JP2678234B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 封書の作成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01249431A JPH01249431A (ja) | 1989-10-04 |
JP2678234B2 true JP2678234B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=13705177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63079970A Expired - Fee Related JP2678234B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 封書の作成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2678234B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5854357Y2 (ja) * | 1976-04-23 | 1983-12-10 | 大日本印刷株式会社 | 控え用紙付き返信用葉書封入封筒 |
JPS57140339U (ja) * | 1981-02-28 | 1982-09-02 | ||
JPS57162870U (ja) * | 1981-04-03 | 1982-10-14 |
-
1988
- 1988-03-31 JP JP63079970A patent/JP2678234B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01249431A (ja) | 1989-10-04 |
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Legal Events
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