JP2521498B2 - 封書の作成方法 - Google Patents

封書の作成方法

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JP2521498B2 JP62276709A JP27670987A JP2521498B2 JP 2521498 B2 JP2521498 B2 JP 2521498B2 JP 62276709 A JP62276709 A JP 62276709A JP 27670987 A JP27670987 A JP 27670987A JP 2521498 B2 JP2521498 B2 JP 2521498B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、三つ折りして封書を作成する方法に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来、金融機関やサービス業などから顧客に対して通
知情報などを送付する場合には、その通知情報が印字さ
れた紙片を備える封書を各顧客ごとに郵送する方法が取
られている。この封書は、それぞれ同寸法の封書上紙片
と封書中紙片と封書下紙片とを折り用ミシン目を介して
連設した封書用フォーム用紙からなるものが多く用いら
れており、前記封書用フォーム用紙における封書上紙片
に顧客の宛名を印字するとともに、封書中紙片に顧客へ
の通知情報を印字し、そののち封書用フォーム用紙を三
つ折りし、所定箇所を接着して封書としての形態が得ら
れ、そして三つ折り時に、各紙片の三辺に沿って穿設さ
れた開封用ミシン目が同一の位置に重なり、この封書の
三周辺を前記開封用ミシン目から切り取ることにより、
見開きできるようになっていた。
上記した封書用フォーム用紙は複数が連続した連続封
書用フォームの形態をとり連続的にプリンタ(例えば印
字処理性能にすぐれたノンインパクトプリンタを用い
る)で印字するもので、第3図に示すように連続した形
態をなすこの封書用フォーム用紙aは、封書上紙片bと
封書中紙片cと封書下紙片dとが折り用ミシン目e,fを
介して連設され、三つ折り時に相対する各紙片の辺部に
封着部gを備え、開封用ミシン目hも備えている。そし
てこの封書用フォーム用紙ごとに印字し、折り機にて三
つ折りしたのち、第4図に示すように、一対となった圧
着ローラiと熱ローラjとを通し封着部gにある接着剤
に接着条件を加えて、封書が得られるようになってい
た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記した如く従来の封書用フォーム用
紙において、連設された封書上紙片と封書中紙片と封書
下紙片とが同寸法に設けられていることから、連続封書
用フォームを折り合わせる既製の折り機を経て三つ折り
された状態では、第5図に示すように、例えば封書上紙
片bの側片側に位置する封着部gが、見開き時に折り元
側に位置する封書中紙片cの封着部gに相対することに
なり、圧着ローラiにて封着部を接着させると、圧着ロ
ーラからの圧力によって折り用ミシン目fが切れ、この
封書中紙片cと封書下紙片dとに亘って印字されている
通知情報などが分断されるという問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記した従来の問題点を考慮してなされた
もので、折り用ミシン目を介して連設された封書上紙片
と封書中紙片と封書下紙片とからなり、三紙片を折り合
わせた際に相対する各紙片の辺部に通常の状態では接着
することのない接着剤が設けられてなる単位封書フォー
ムが連続した連続封書用フォームに、宛名および宛名に
対応する通知情報などの所定事項を印刷する印刷工程
と、前記封書上紙片と封書下紙片とのうち、少くとも封
書上紙辺の側縁を切断して幅寸法を隣設の封書中紙片の
幅寸法よりわずかに短くするスリット工程と、印刷され
た三紙片を折り用ミシン目より封筒上紙片の宛名印刷面
が表出するように折り畳む折り工程と、加圧および/ま
たは加熱により接着剤に接着条件を与える接着工程と、
連続封書フォームを単位毎に分離する分離工程とを備え
る作成方法により、従来の問題点を解消するものであ
る。
〔作 用〕
本発明においては、連続封書用フォームを連続的に折
り合わせる場合、封書上紙片の側辺に位置する封着部の
端縁が、封書中紙片と封書下紙片との折り部に重なら
ず、前記端縁と折り部とをずらした状態で封書用フォー
ム用紙を圧接ロールにかけることができるようになる。
〔実施例〕
つぎに、本発明を第1図と第2図に示す一実施例に基
づいて詳細に説明する。
図中1は一単位の封書フォームで、該封書フォーム1
は、第1図に示すように、封書上紙片2と封書中紙片3
と封書下紙片4とが折り用ミシン目5,6を介して連設さ
れたものである。そしてこの一単位の封書フォーム1は
分離用ミシン目10を介して複数が連設されて、マージナ
ルパンチ部11を備える連続した連続封書用フォームIが
形成される。
上記封書上紙片2の上面2aには宛て先住所氏名などの
情報が印刷され、また封書中紙片3と封書下紙片4との
表面3a,4aに亘っては顧客に対する通知情報が印刷され
る。そしてこの通知情報印刷部分を隠蔽するように封書
フォーム1を上述した如く折り機に掛けて三つ折り(Z
折り)し、圧接ロールにかけて各紙片2,3,4の相対する
辺部に位置する封着部7を接着して封書を得るものであ
る。
上記封着部7は各紙辺の辺部に通常は接着することの
なく加圧(または加熱)することによって初めて接着作
用を生じる接着剤を塗布してなるもので、この封着部7
は、封書上紙片2の裏面の折り用ミシン目5側を除く三
方の辺部、封書中紙片3の表面3aの折り用ミシン目6側
を除く三方の辺部、封書中紙片3の裏面の折り用ミシン
目5側を除く三方の辺部、そして封書下紙片4の表面4a
の折り用ミシン目6側を除く三方の辺部に設けられてい
る。また図中8は各紙片それぞれに穿設された開封用ミ
シン目で、封書フォーム1を三つ折りして封書を形成し
た際に、封書の三方の辺部に沿って前記開封用ミシン目
8が重なり、この開封用ミシン目8から三方の辺部を取
り除くことにより、封書が見開きできる。
上記構造の封書フォーム1において、マージナルパン
チ部11を切断した後、またはマージナルパンチ部11を切
断する際に、封書上紙片2と封書下紙片4の側縁を切断
して、第1図に示すように、封書上紙片2と封書下紙片
4との幅寸法Rが封書中紙片3の幅寸法Sよりわずかに
小さくなっていて、封書フォーム1を三つ折りして封書
を形成した際に、封書上紙片2の側辺側に位置する封着
部7の端縁が折り用ミシン目6とわずかにずれるととも
に、封書下紙片の側辺側に位置する封着部7の端縁と折
り用ミシン目5とがずれて、圧接ロールにかけた際に封
書上紙片2における封着部7の端縁と折り用ミシン目6
の折り部、および封書下紙片4における封着部5の端縁
と折り用ミシン目5の折り部とが重ならず、前記折り用
ミシン目5,6が破断されることがない。
なお接着剤への接着条件を与える前に、マージナルパ
ンチ部11が切断され一単位に分離された封書フォーム1
を折りロールを互い違いに組み合わせてなる折り機に装
填する場合、折り機における挿入上位側に位置する羽根
部の奥行きを何ら変更することなく従来通り紙片2枚分
の幅寸法に対して設定しても、封書上紙片2の幅寸法が
封書中紙片3の幅寸法に対してわずかに小さいことか
ら、封書フォーム1をこの折り機に挿入した際に前記羽
根部内で封書用フォーム用紙が波打ちせず、確実に折り
用ミシン目5,6にて折り込まれるようになっている。
つぎに、封書を作成する工程について説明する。
封書上紙片2と封書下紙片4との幅寸法Rが封書中紙
片3の幅寸法Sよりわずかに小さくなっている封書を作
成するにあたっては、次の工程を経るものである。
まず、連続封書用フォームIに対して、三紙片を折り
合わせたときに相対する各紙片の辺部に通常では接着す
ることのない接着剤を塗布する接着剤塗布工程と、連続
封書用フォームIにおける各三紙片に宛名および宛名に
対応する通知情報などの所定事項を連続的に印刷する印
刷工程がある。このとき印刷とは、宛名および宛名に対
応する通知情報の印字や情報記載欄などの印刷を含む。
つぎに、以下の工程に関して順序が場合に応じて入れ
換えることが可能である。
マージナルスリット工程……連続封書用フォームIの
マージナルパンチ部10を切断する。
スリット工程……封書上紙片2と封書下紙片4とのう
ち、少くとも封書上紙片2の側縁を切断して幅寸法を隣
設の封書中紙片の幅寸法よりわずかに短くする。このス
リット工程は前記マージナルスリット工程に含める
ことができる。
折り工程……印刷された三紙片を折り用ミシン目5,6
より封筒上紙片2の宛名印刷面が表出するように折り畳
む。この折り工程において、封書フォーム1が分離され
ている場合には、上述した如くロールを互い違いに配列
した折り機が使用され、また封書フォーム1が連続した
連続封書用フォーム(印刷済み、接着剤塗布済み)に対
しては、従来の折り機が使用される。
接着工程……加圧および/または加熱により接着剤に
接着条件を与える。
分離工程……封書フォームを単位毎に分離する。この
分離工程には、折り合わせ前の連続封書用フォムIを
単位封書フォーム1毎に分離したり、折り合わされた連
続する複数の封書(接着剤への接着条件付加済み)を単
位封書フォーム1毎に、すなわち郵送できる形態の単一
の封書に分離する操作がある。
マージナルスリット工程から分離工程は上述した
ように、工程の順次が可変であり、連続封書用フォーム
Iからマージナルパンチ部10を切断して、封書上紙片2
と封書下紙片4の側縁を切断し、単一の封書フォーム1
に分離したのち、折り畳み加圧加熱したり(→→
→→)、連続封書用フォームIからマージナルパン
チ部10を切断して、折り畳み加圧加熱し、単一の封書フ
ォーム1(単一の封書)に分離する(→→→→
)ことができる。
また連続封書用フォームIから封書フォーム1毎に分
離したのち、マージナルパンチ部10を切断するととも
に、封書上紙片2と封書下紙片4の側縁を切断し、この
封書フォーム1を折り畳み加圧加熱してもよい(→
→→→)。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、折り用ミシン
目を介して連設された封書上紙片と封書中紙片と封書下
紙片とからなり、三紙片を折り合わせた際に相対する各
紙片の辺部に通常の状態では接着することのない接着剤
が設けられてなる単位封書フォームが連続した連続封書
用フォームに、宛名および宛名に対応する通知情報など
の所定事項を印刷する印刷工程と、前記封書上紙片と封
書下紙片とのうち、少くとも封書上紙片の側縁を切断し
て幅寸法を隣設の封書中紙片の幅寸法よりわずかに短く
するスリット工程と、印刷された三紙片を折り用ミシン
目より封筒上紙片の宛名印刷面が表出するように折り畳
む折り工程と、加圧および/または加熱により接着剤に
接着条件を与える接着工程と、連続封書フォームを単位
毎に分離する分離工程とを備えるので、封書フォームを
三つ折りする時に、見開き面の折り元側に接着するとこ
ろの封書上紙片の封着部の端縁と折り用ミシン目とが重
ならないことから、圧着ローラに三つ折り状態で装填し
ても、封書上紙片の封着部と封書中紙片および封書下紙
片の折り元とが重なった三紙片部分に加わる圧力より、
この三紙片部分に近い封書中紙片と封書下紙片との折り
部分(すなわち二紙片部分)に加わる圧力が小さくな
り、前記封書中紙片と封書下紙片との間の折り用ミシン
目が切断せず、封書中紙片と封書下紙片とで構成される
見開き面に印刷された通知情報などが分断されないな
ど、実用性にすぐれた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る封書の作成方法における連続封書
用フォームの一実施例を示す説明図、第2図は連続封書
用フォームから本発明の方法により作成された封書を示
す説明図、第3図は従来例における封書フォームを示す
説明図、第4図は折り機を示す説明図、第5図は従来例
における圧接時を示す説明図である。 1……封書フォーム 2……封書上紙片 3……封書中紙片 4……封書下紙片 5,6……折り用ミシン目 7……封着部 I……連続封書用フォーム

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】折り用ミシン目を介して連設された封書上
    紙片と封書中紙片と封書下紙片とからなり、三紙片を折
    り合わせた際に相対する各紙片の辺部に通常の状態では
    接着することのない接着剤が設けられてなる単位封書フ
    ォームが連続した連続封書用フォームに、宛名および宛
    名に対応する通知情報などの所定事項を印刷する印刷工
    程と、前記封書上紙片と封書下紙片とのうち、少くとも
    封書上紙片の側縁を切断して幅寸法を隣設の封書中紙片
    の幅寸法よりわずかに短くするスリット工程と、印刷さ
    れた三紙片を折り用ミシン目より封筒上紙片の宛名印刷
    面が表出するように折り畳む折り工程と、加圧および/
    または加熱により接着剤に接着条件を与える接着工程
    と、連続封書フォームを単位毎に分離する分離工程とを
    備えることを特徴とする封書の作成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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