JP2551527Y2 - プリント用紙付き封筒 - Google Patents

プリント用紙付き封筒

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JP2551527Y2
JP2551527Y2 JP9976391U JP9976391U JP2551527Y2 JP 2551527 Y2 JP2551527 Y2 JP 2551527Y2 JP 9976391 U JP9976391 U JP 9976391U JP 9976391 U JP9976391 U JP 9976391U JP 2551527 Y2 JP2551527 Y2 JP 2551527Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、封筒上紙と封筒下紙と
の三辺が封着され、一辺が開口されてなる封筒に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来からこの種の封筒は知られている
が、二枚の紙片がその三辺で接着され、一辺に非接着部
分である開口部が存在する構成のために、二枚の紙片で
ある封筒上紙と封筒下紙とを密着することが困難であ
り、電子写真方式のノンインパクトプリンタで印字する
際、転写が円滑になされず、良好な印字動作ができなか
った。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このため、従来にあっ
ては、この種封筒に電子写真方式のノンインパクトプリ
ンタで印字するにあたっては、印字不良が生ずることを
許容したうえで行わざるをえず、鮮明な印字がなされた
封筒を得ることができないという不都合があった。本考
案はこのような不都合を解消し、封筒上紙と封筒下紙と
の三辺が封着され、一辺が開口されてなる封筒におい
て、良好な印字部を有し得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために本考案の封筒は、封筒上紙と封筒下紙が三辺にお
いて封着されるとともに、封筒上紙もしくは封筒下紙に
おける封着辺のいずれか一辺が折り部を介して延設され
てなる接続部を有する封筒部と、裏面に接着剤が塗布さ
れ、一辺においてこの接着剤により前記封筒部の接続部
に接着されるとともに、残りの接着剤塗布面が剥離紙で
被覆されたプリント用紙とを備えたものである。
【0005】
【作用】プリント用紙の表面に電子写真方式のノンイン
パクトプリンタで印字し、剥離紙を剥離して、折り部か
ら封筒上紙もしくは封筒下紙に折り返して裏面の接着剤
で接着すれば、封筒上紙もしくは封筒下紙に印字したと
同様の状態となる。プリント用紙と剥離紙は接着剤によ
って密着されているので、電子写真方式のノンインパク
トプリンタでの印字も良好になされる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の好適な実施例について、添付
図面に基づき詳細に説明する。ここにおいて、図1は連
続状態にあるプリント用紙付き封筒の一部を破断した斜
視図、図2はそのA−A線端面図、図3はプリント用紙
を封筒下紙に接着した状態の概略的な端面図、図4は封
緘状態の封筒を示す概略的な端面図、図5は開封状態の
封筒を示す概略的な端面図である。
【0007】まず、封筒部について説明する。図1及び
図2に示すように、封筒上紙1は切り用ミシン目2を介
して多数連接された連続状態にあり、その一側端には開
封用ミシン目3、折り用ミシン目4、切り用ミシン目5
が等間隔をおいて設けられている。また、前記切り用ミ
シン目5を境としてマージナル部6が設けられ、ここに
は等間隔に多数のマージナル孔7が設けられている。前
記折り用ミシン目4と前記切り用ミシン目5との間の部
分が封緘片8となるもので、その裏面側にはアスティッ
クテープ9が設けられている。
【0008】封筒上紙1の下には封筒下紙10が重ねら
れ、この封筒下紙10は、前記封筒上紙1と同様に切り
用ミシン目2の直下に対応位置する切り用ミシン目11
を介して多数連接された連続状態にあり、その折り用ミ
シン目4の直下に対応位置する一側端には、開封用ミシ
ン目3に対応した位置に開封用ミシン目12が設けら
れ、また、他側端は前記封筒上紙1の側端よりも延出す
るとともに、前記封筒上紙1の側端の直下に対応位置し
て折り用ミシン13が設けられている。この折り用ミシ
ン目13を境とした延出部分が接続部14を構成する。
そして、各封筒下紙10と各封筒上紙1とは、開封用ミ
シン目3,12側の一辺を除いた三辺において、封筒下
紙10の各ミシン目11,13の内側に沿った部分に塗
布された接着剤15により剥離不能に接着されている。
【0009】次にプリント用紙について説明する。図1
及び図2に示すように、裏面に接着後に剥離可能な剥離
性接着剤16が全面的に塗布されたプリント用紙17
は、封筒上紙1及び封筒下紙10と同様に、切り用ミシ
ン目2の延長上に位置する切り用ミシン目18を介して
多数連接された連続状態にあり、その一側端において前
記接着剤16により封筒下紙10の接続部14に剥離可
能に接着されている。このプリント用紙17の前記接着
端部以外の剥離性接着剤16塗布面は、前記切り用ミシ
ン目18の直下に対応位置する切り用ミシン目19を介
して多数連接された連続状態にある剥離紙20によって
被覆されている。この剥離紙20の封筒下紙10とは反
対側端には、封筒上紙1のマージナル孔7と対をなすマ
ージナル孔21が等間隔に多数設けられている。
【0010】そして、前記プリント用紙17の前記封筒
下紙10との接着端とは反対側端縁は、波形の凹凸状に
形成され、前記マージナル孔21には達しないよう構成
されている。このように構成すると、前記プリント用紙
17の裏面に塗布した剥離性接着剤16がマージナル孔
21部分からにじみ出ることがないので、後述するトラ
クタによる移送の際に、にじみ出た剥離性接着剤16が
トラクタピンに付着することによりマージナル孔21と
トラクタのピンとの係合が阻害される事態は生ぜず、移
送が円滑になされるという利点がある。なお、前記プリ
ント用紙17と前記剥離紙20とを合わせた厚さは、前
記封筒上紙1と前記封筒下紙10とを合わせた厚さとほ
ぼ同一となるよう設定されている。
【0011】続いて、良好な印字部を有する封筒の作成
方法について説明する。まず、図1及び図2に示す連続
状態において、各マージナル孔7,21を図示していな
いトラクタのピンに係合し、このトラクタによって所定
方向に移送しながらプリント用紙17の表面に、ノンイ
ンパクトプリンタによって封筒内に封入する内容物22
(図4参照)に関連する所望事項たる、例えば給与明
細、支払い明細等の通知情報23が印字される。この
際、プリント用紙17と剥離紙20は剥離性接着剤16
により接着されて一体化されているので、ノンインパク
トプリンタによる印字動作は円滑、かつ良好になされ
る。次に、切り用ミシン目5からマージナル部6が切断
除去され、さらに、各切り用ミシン目2,11,18,
19で切断されて単片状のプリント用紙17付き封筒と
なる。
【0012】この状態において、図3に示すように、剥
離紙20を剥離して剥離性接着剤16が露出されたプリ
ント用紙17を、折り用ミシン目13から接続部14と
ともに封筒下紙10に対して折り返し、前記剥離性接着
剤16によって前記封筒下紙10に剥離可能に接着す
る。これによって、前記封筒下紙10にプリント用紙1
7による印字部を有し、一辺が開口された封筒24が作
成される。図4に示すように、この封筒24内に所定の
内容物22を挿入したうえ、アスティックテープ9を剥
離した封緘片8を折り用ミシン目4から封筒下紙10の
開封用ミシン目12端部に折り返して接着すれば封緘状
態となる。この封緘状態において、各開封用ミシン目
3,12を切り取ると、図5に示すように封筒24は開
封状態となり、内容物22を取り出すことができる。な
お、プリント用紙17は剥離性接着剤16によって封筒
下紙10に剥離可能に接着されているから、必要に応じ
てプリント用紙17を封筒下紙10から剥離し、控とし
て保管することもできる。
【0013】なお、本考案は上述した実施例に限定され
るものではなく、例えば、プリント用紙17の波形の凹
凸端は直線状にしてマージナル孔21に達しないよう形
成してもよい。また、接着剤16は剥離性である必要は
なく、剥離不能なものでもよい。さらに、封筒部の接続
部14は、封着端であればどの辺に設けてもよく、開口
端の反対側に限定されないほか、封筒上紙1に設けても
よい。封筒上紙1に接続部を設けた場合には、プリント
用紙17による印字部は封筒上紙1に形成されることに
なる。またさらに、前記接続部14との境に設ける折り
部は、折り用ミシン目13に限らず、折り線で構成して
もよい。さらにまた、アスティックテープ9は設けなく
ても差支えないものである。
【0014】
【考案の効果】以上説明したところで明らかなように、
本考案によれば、ノンインパクトプリンタで印字したプ
リント用紙を、封筒下紙もしくは封筒上紙に折り重ねて
接着することにより、封筒下紙もしくは封筒上紙に直接
印字したのと同様な状態となるので、三辺が封着されて
一辺が開口された封筒に、ノンインパクトプリンタによ
り良好に印字された印字部を設けることができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】連続状態にある印字済のプリント用紙付き封筒
の一部を破断した斜視図。
【図2】図1のA−A線端面図。
【図3】プリント用紙を封筒下紙に接着した状態の概略
的な端面図。
【図4】封緘状態の封筒を示す概略的な端面図。
【図5】開封状態の封筒を示す概略的な端面図。
【符号の説明】
1 封筒上紙 8 封緘片 10 封筒下紙 14 接続部 15 接着剤 16 剥離性接着剤 17 プリント用紙 23 通知情報 24 封筒

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 封筒上紙と封筒下紙が三辺において封着
    されるとともに、封筒上紙もしくは封筒下紙における封
    着辺のいずれか一辺が折り部を介して延設されてなる接
    続部を有する封筒部と、裏面に接着剤が塗布され、一辺
    においてこの接着剤により前記封筒部の接続部に接着さ
    れるとともに、残りの接着剤塗布面が剥離紙で被覆され
    たプリント用紙とを備えたことを特徴とするプリント用
    紙付き封筒。
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