JP2676188B2 - 足場構成品としての鳥居枠の被覆部材 - Google Patents

足場構成品としての鳥居枠の被覆部材

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JP2676188B2
JP2676188B2 JP6296840A JP29684094A JP2676188B2 JP 2676188 B2 JP2676188 B2 JP 2676188B2 JP 6296840 A JP6296840 A JP 6296840A JP 29684094 A JP29684094 A JP 29684094A JP 2676188 B2 JP2676188 B2 JP 2676188B2
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一之 小出
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株式会社福田組
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  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は足場構成品としての鳥居
枠の被覆部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら建築現場においては図1に図示したような足場4が構
築される。
【0003】この足場4は左右脚部1a間に横部材1b
を架設した門型の鳥居枠1と、対向して配設される前記
鳥居枠1の横部材1b間に架設される足場板2と、対向
して配設される前記鳥居枠1の脚部1a間に架設される
筋かい3とで構成される。
【0004】ところで、この足場4は建築物完成後、解
体し、再使用に供する。
【0005】しかし、この足場4の各構成品は建築物構
築中における外壁10への吹き付け用ガンによる吹き付け
作業により吹き付けられた塗料等が被着し汚れている
(各構成品が汚れないように注意して吹き付けを行うこ
とも可能であるが、これでは吹き付けむらが生じたり、
この点を気にするあまり良好な吹き付けができなくなっ
てしまう。)。
【0006】従って、足場4は解体後塗料等の除去作業
が必須となり、塗料等は強固に付着している為、その除
去作業(ケレン,清掃作業)は非常に大変である。
【0007】特に門型の鳥居枠1は、その形状が足場板
2,筋かい3に比し複雑な為、この塗料等の除去作業が
最も厄介となる。
【0008】ところで、足場4の構成品をその現場限り
にし、使い捨てとすることはが考えられるがストの問題
を考えれば実際には不可能である。
【0009】そこで、足場4の各構成品全てにシートを
被覆する作業が行われる場合がある。
【0010】しかし、足場4の各構成品全てにシートを
被覆することは多数の作業者が必要となり、且つ、シー
トを各構成品に巻き付ける作業は当然両手作業となる
為、非常に厄介であり、この煩雑な作業は工事全体とし
ての作業効率の低下を招来せしめる。
【0011】本発明は、このような欠点を解決した足場
構成品としての鳥居枠の被覆部材を提供するものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0013】左右脚部1a間に横部材1bを架設した門
型の鳥居枠1と、対向して配設される前記鳥居枠1の横
部材1b間に架設される足場板2と、対向して配設され
る前記鳥居枠1の脚部1a間に架設される筋かい3とで
構成される建築現場における足場構成品としての該鳥居
枠1の左右脚部1aを被覆するものであって、方形状の
被覆部材5を設け、この被覆部材5の左右縁にして上部
寄り及び下部寄りに筋かい3が配設される切欠部5aを
設け、該被覆部材5を鳥居枠1の脚部1aに被覆した
際、該被覆部材5の左右縁同志を止着する適宜な手段6
を該被覆部材5の左右縁に設けたことを特徴とする足場
構成品としての鳥居枠の被覆部材に係るものである。
【0014】請求項1記載の足場構成品としての鳥居枠
の被覆部材において、被覆部材5として合成樹脂製のフ
ィルムを採用したことを特徴とする足場構成品としての
鳥居枠の被覆部材に係るものである。
【0015】請求項1,2いずれか1項に記載の足場構
成品としての鳥居枠の被覆部材において、適宜な手段6
としてマジックテープ(登録商標)を採用したことを特
徴とする足場構成品としての鳥居枠の被覆部材に係るも
のである。
【0016】請求項1,2,3いずれか1項に記載の足
場構成品としての鳥居枠の被覆部材において、被覆部材
5の上部に該被覆部材5を吊下する吊下孔7を穿設した
ことを特徴とする足場構成品としての鳥居枠の被覆部材
に係るものである。
【0017】
【作用】切欠部5aが筋かい3位置となるようにして被
覆部材5を鳥居枠1の左右脚部1aに被覆し、適宜な手
段6で該被覆部材5の左右縁を止着する。
【0018】
【実施例】図面は本発明の一実施例を図示したもので、
以下に説明する。
【0019】ポリエチレンフィルム等の適宜な樹脂フィ
ルムにより方形状の被覆部材5を形成する。この被覆部
材5は左右縁の上部寄り及び下部寄りに切欠部5aが形
成され、左右縁にして中央及び各切欠部5aの両側の対
向位置に一対の接離が簡易に行える所謂マジックテープ
(登録商標)が付設され、また、上部中央には吊下孔7
が形成されている。
【0020】尚、切欠部5aは可及的に裂けることを防
止する為、角のない湾曲形状にすることが望ましい。こ
のように裂けることを防止することで該被覆部材5は再
使用が可能となる。
【0021】本実施例は上述のように構成したから、例
えば、建物の外壁10に吹き付け作業をする場合、図4に
図示したように本実施例を複数枚積層し、各被覆部材5
の吊下孔7が合致して形成される孔に、上端に係止部9
を形成したフック8を係止し、そのまま足場4へ運び込
み、係止部9を適宜な部材に係止して複数枚の被覆部材
5を吊下し、作業者は足場板2上に立ち、吊下されてい
る複数枚の被覆部材5からその裏の1枚を引き取り、切
欠部5aを筋かい3位置に合致させて該被覆部材5を左
右脚部1aに片手で巻き付け(被覆部材5が吊下状態に
あり、且つ被覆部材5の左右縁はマジックテープ(登録
商標)による止着の為片手作業が可能となる。)、マジ
ックテープ(登録商標)で該被覆部材5の左右縁を止着
するという簡単な作業により鳥居枠1の左右脚部1aを
被覆部材5により確実に被覆できることになる(図3参
照)。
【0022】従って、全ての鳥居枠1の左右脚部1aに
被覆部材5を被覆した後、建物の外壁10に吹き付け作業
を行い、その後、各被覆部材5を除去するだけで、これ
まで厄介とされていた鳥居枠1に対する塗料除去作業を
する必要がなくなり、それだけ全体としての作業性が向
上することになり、且つ、被覆部材5の巻き付け作業自
体も片手の作業故に効率的に行え、この点においても全
体の作業性が向上する。
【0023】尚、吊下孔7の代わりに同位置に磁石をつ
け各被覆部材5を該磁石により重合し、且つ、この磁石
により足場4の金属部材に該複数枚の被覆部材5を付着
せしめるようにしても良い(1枚1枚の被覆部材5を足
場4の金属部材に付着せしめても良い。)。
【0024】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから鳥居
枠に対する塗料等の付着物除去作業が不要となり、それ
だけ建築作業効率が向上する足場構成品としての鳥居枠
の被覆部材となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】足場の説明斜視図である。
【図2】本実施例の正面図である。
【図3】本実施例の使用状態を示す斜視図である。
【図4】本実施例の使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 鳥居枠 1a 脚部 1b 横部材 2 足場板 3 筋かい 5 被覆部材 5a 切欠部 6 適宜な手段 7 吊下孔

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右脚部間に横部材を架設した門型の鳥
    居枠と、対向して配設される前記鳥居枠の横部材間に架
    設される足場板と、対向して配設される前記鳥居枠の脚
    部間に架設される筋かいとで構成される建築現場におけ
    る足場構成品としての該鳥居枠の左右脚部を被覆するも
    のであって、方形状の被覆部材を設け、この被覆部材の
    左右縁にして上部寄り及び下部寄りに筋かいが配設され
    る切欠部を設け、該被覆部材を鳥居枠の脚部に被覆した
    際、該被覆部材の左右縁同志を止着する適宜な手段を該
    被覆部材の左右縁に設けたことを特徴とする足場構成品
    としての鳥居枠の被覆部材。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の足場構成品としての鳥居
    枠の被覆部材において、被覆部材として合成樹脂製のフ
    ィルムを採用したことを特徴とする足場構成品としての
    鳥居枠の被覆部材。
  3. 【請求項3】 請求項1,2いずれか1項に記載の足場
    構成品としての鳥居枠の被覆部材において、適宜な手段
    としてマジックテープ(登録商標)を採用したことを特
    徴とする足場構成品としての鳥居枠の被覆部材。
  4. 【請求項4】 請求項1,2,3いずれか1項に記載の
    足場構成品としての鳥居枠の被覆部材において、被覆部
    材の上部に該被覆部材を吊下する吊下孔を穿設したこと
    を特徴とする足場構成品としての鳥居枠の被覆部材。
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