JP2841239B2 - 曲面外壁用外部枠組足場 - Google Patents
曲面外壁用外部枠組足場Info
- Publication number
- JP2841239B2 JP2841239B2 JP24828390A JP24828390A JP2841239B2 JP 2841239 B2 JP2841239 B2 JP 2841239B2 JP 24828390 A JP24828390 A JP 24828390A JP 24828390 A JP24828390 A JP 24828390A JP 2841239 B2 JP2841239 B2 JP 2841239B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scaffold
- scaffolds
- wall
- frame
- span
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Movable Scaffolding (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、凸面状をなす曲面外壁に沿って組み立てら
れる曲面外壁用外部枠組足場に関するものである。
れる曲面外壁用外部枠組足場に関するものである。
従来、凸面状をなす曲面外壁Wに沿って外部枠組足場
を組み立てる場合、第4図、第5図に示すように、所定
間隔を隔てて立設された建枠1,1と、これらの建枠1,1の
上部水平杆部分1a,1aに架設された足場板2と、内外両
側部において建枠1,1間にX字状にかけわたされた交叉
筋かい3a…,3b…とによって構成される1スパン(建枠
1,1間の間隔Lである。この間隔Lは、交叉筋かい3a…,
3b…の寸法によって決定されるもので、例えば、1800mm
に設定される。)複数段の枠組足場A…を、複数組、全
体として曲面外壁Wに沿った湾曲状となるように、少し
ずつ角度を付けて、且つ、内側部(曲面外壁Wに近い
側)において互いに近接した状態に配置し、内側部にお
いては、隣接する枠組足場A,Aの建枠1,1同士をメガネク
ランプ4…で連結し、外側部においては、単管5…と直
交クランプや自在クランプ(図示せず)で連結し、隣接
する枠組足場A,Aの足場板2,2間に生じる三角形状の空間
B…には、その形状に対応した寸法・形状の役物足場板
6…を敷設して組み立てていた。7…は枠組足場Aと枠
組足場Aに取り付けられた金網状の養生枠8…との間に
配置した養生シート、9…は前記三角形状の空間B…の
外側部に配置された役物養生シート、10…はその外側に
配置された金網状の役物養生枠である。
を組み立てる場合、第4図、第5図に示すように、所定
間隔を隔てて立設された建枠1,1と、これらの建枠1,1の
上部水平杆部分1a,1aに架設された足場板2と、内外両
側部において建枠1,1間にX字状にかけわたされた交叉
筋かい3a…,3b…とによって構成される1スパン(建枠
1,1間の間隔Lである。この間隔Lは、交叉筋かい3a…,
3b…の寸法によって決定されるもので、例えば、1800mm
に設定される。)複数段の枠組足場A…を、複数組、全
体として曲面外壁Wに沿った湾曲状となるように、少し
ずつ角度を付けて、且つ、内側部(曲面外壁Wに近い
側)において互いに近接した状態に配置し、内側部にお
いては、隣接する枠組足場A,Aの建枠1,1同士をメガネク
ランプ4…で連結し、外側部においては、単管5…と直
交クランプや自在クランプ(図示せず)で連結し、隣接
する枠組足場A,Aの足場板2,2間に生じる三角形状の空間
B…には、その形状に対応した寸法・形状の役物足場板
6…を敷設して組み立てていた。7…は枠組足場Aと枠
組足場Aに取り付けられた金網状の養生枠8…との間に
配置した養生シート、9…は前記三角形状の空間B…の
外側部に配置された役物養生シート、10…はその外側に
配置された金網状の役物養生枠である。
上記の従来例では、平面的な外壁に沿って組み立てら
れる通常の直線的な外部枠組足場に比べると、建枠1,1
の必要個数が多く、且つ、隣接する枠組足場A,A同士の
連結に多数のメガネクランプ4が必要であり、しかも、
隣接する枠組足場間に生じる三角形状の空間Bを閉塞す
るために、役物足場板6、役物養生シート9、役物養生
枠10等を必要とし、コストが高く付くのみならず、組
立、解体にも手間を要し、安全性や能率面でも問題があ
った。
れる通常の直線的な外部枠組足場に比べると、建枠1,1
の必要個数が多く、且つ、隣接する枠組足場A,A同士の
連結に多数のメガネクランプ4が必要であり、しかも、
隣接する枠組足場間に生じる三角形状の空間Bを閉塞す
るために、役物足場板6、役物養生シート9、役物養生
枠10等を必要とし、コストが高く付くのみならず、組
立、解体にも手間を要し、安全性や能率面でも問題があ
った。
本発明の目的は、上記従来例の問題点を解消すること
にある。
にある。
上記の目的を達成するために、本発明が講じた技術的
手段は、次の通りである。即ち、本発明による曲面外壁
用外部枠組足場は、所定間隔を隔てて立設された建枠
と、これらの建枠の上部水平杆部分に架設された足場板
と、内外両側部において建枠間にX字状にかけわたされ
た交叉筋かいとによって構成される1スパン複数段の枠
組足場を、複数組、凸面状の曲面外壁に沿って、外側部
を基準にして1スパンずつ間隔をあけた状態に設置し、
隣り合う枠組足場の外側部間を交叉筋かいで連結し、内
側部間を単管で連結する一方、隣り合う枠組足場の足場
板間に足場板を架設してあることを特徴としている。
手段は、次の通りである。即ち、本発明による曲面外壁
用外部枠組足場は、所定間隔を隔てて立設された建枠
と、これらの建枠の上部水平杆部分に架設された足場板
と、内外両側部において建枠間にX字状にかけわたされ
た交叉筋かいとによって構成される1スパン複数段の枠
組足場を、複数組、凸面状の曲面外壁に沿って、外側部
を基準にして1スパンずつ間隔をあけた状態に設置し、
隣り合う枠組足場の外側部間を交叉筋かいで連結し、内
側部間を単管で連結する一方、隣り合う枠組足場の足場
板間に足場板を架設してあることを特徴としている。
上記の構成によれば、凸面状の曲面外壁に沿った湾曲
状の曲面外壁用外部枠組足場を組み立てるにあたり、1
スパン複数段の枠組足場を、複数組、外側部を基準にし
て1スパンずつ間隔をあけた状態に設置するので、従来
の曲面外壁用外部枠組足場に比して、建枠の必要個数が
略半減することになる。
状の曲面外壁用外部枠組足場を組み立てるにあたり、1
スパン複数段の枠組足場を、複数組、外側部を基準にし
て1スパンずつ間隔をあけた状態に設置するので、従来
の曲面外壁用外部枠組足場に比して、建枠の必要個数が
略半減することになる。
曲面外壁用外部枠組足場における外側部でのスパンが
一定しているため、養生シートや養生枠として規格寸法
の既製品を使用でき、足場板についても全て同一寸法の
既製品を使用することができる。
一定しているため、養生シートや養生枠として規格寸法
の既製品を使用でき、足場板についても全て同一寸法の
既製品を使用することができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第3図は、本発明に係る曲面外壁用外部枠
組足場を示す。図において、Aは、所定間隔を隔てて立
設された略門形の建枠1,1と、これらの建枠1,1の上部水
平杆部分1a,1aに架設され足場板(金属製であり、両端
部には前記上部水平杆部分1a,1aに係合するフックが形
成されている。)2と、内外両側部において建枠1,1間
にX字状にかけわたされた交叉筋かい3a…,3b…とによ
って構成される既知構造の1スパン(建枠1,1間の間隔
Lであり、例えば、1800mmに設定される。)複数段の枠
組足場である。Wは凸面状の曲面外壁である。
組足場を示す。図において、Aは、所定間隔を隔てて立
設された略門形の建枠1,1と、これらの建枠1,1の上部水
平杆部分1a,1aに架設され足場板(金属製であり、両端
部には前記上部水平杆部分1a,1aに係合するフックが形
成されている。)2と、内外両側部において建枠1,1間
にX字状にかけわたされた交叉筋かい3a…,3b…とによ
って構成される既知構造の1スパン(建枠1,1間の間隔
Lであり、例えば、1800mmに設定される。)複数段の枠
組足場である。Wは凸面状の曲面外壁である。
曲面外壁用外部枠組足場は、図示のように、前記枠組
足場Aを、複数組、曲面外壁Wに沿って、外側部を基準
にして1スパン(L)ずつ間隔をあけた状態に設置し、
隣り合う枠組足場A,Aの外側部間を前記交叉筋かい3a…,
3b…と同一寸法の交叉筋かい3b…で連結し、内側部分を
単管5により直交クランプ(又は自在クランプ)11を介
して連結する一方、隣り合う枠組足場A,Aの足場板2,2間
に当接足場板2,2と同一寸法の足場板2を架設して構成
したものである。前記単管5は、建枠1,1の中間高さに
架設され、建枠1,1同士の連結と手摺としての役目を果
たすものである。
足場Aを、複数組、曲面外壁Wに沿って、外側部を基準
にして1スパン(L)ずつ間隔をあけた状態に設置し、
隣り合う枠組足場A,Aの外側部間を前記交叉筋かい3a…,
3b…と同一寸法の交叉筋かい3b…で連結し、内側部分を
単管5により直交クランプ(又は自在クランプ)11を介
して連結する一方、隣り合う枠組足場A,Aの足場板2,2間
に当接足場板2,2と同一寸法の足場板2を架設して構成
したものである。前記単管5は、建枠1,1の中間高さに
架設され、建枠1,1同士の連結と手摺としての役目を果
たすものである。
尚、上記の通り、複数組の枠組足場Aを、外側部を基
準にして1スパンずつ間隔をあけた状態に設置した場
合、内側部においては、隣接する枠組足場A,Aの建枠1,1
間の間隔lが外側部での間隔Lよりも狭くなるので、こ
の部分に架設される足場板2は、その両端側を、両側の
足場板2,2の上に重ね合わせた状態に敷設され、番線等
で結束して固定されることになる。図中の7…は曲面外
壁用外部枠組足場に取り付けた規格寸法の養生シート、
8…はその外側に配置して曲面外壁用外部枠組足場に取
り付けた規格寸法の金網状養生枠である。
準にして1スパンずつ間隔をあけた状態に設置した場
合、内側部においては、隣接する枠組足場A,Aの建枠1,1
間の間隔lが外側部での間隔Lよりも狭くなるので、こ
の部分に架設される足場板2は、その両端側を、両側の
足場板2,2の上に重ね合わせた状態に敷設され、番線等
で結束して固定されることになる。図中の7…は曲面外
壁用外部枠組足場に取り付けた規格寸法の養生シート、
8…はその外側に配置して曲面外壁用外部枠組足場に取
り付けた規格寸法の金網状養生枠である。
本発明は、上述した構成よりなるから、次の効果を奏
し得るのである。
し得るのである。
凸面状の曲面外壁に沿った湾曲状の曲面外壁用外部枠
組足場を組み立てるにあたり、1スパン複数段の枠組足
場を、複数組、外側部を基準にして1スパンずつ間隔を
あけた状態に設置するので、従来の曲面外壁用外部枠組
足場に比して、建枠の必要個数を略半減することがで
き、また、外側部でのスパンが一定しているため、養生
シート、養生枠、足場板として規格寸法の既製品を使用
でき、従来必要とされたメガネクランプ、役物養生シー
ト、役物養生枠、役物足場板等が不要になる。
組足場を組み立てるにあたり、1スパン複数段の枠組足
場を、複数組、外側部を基準にして1スパンずつ間隔を
あけた状態に設置するので、従来の曲面外壁用外部枠組
足場に比して、建枠の必要個数を略半減することがで
き、また、外側部でのスパンが一定しているため、養生
シート、養生枠、足場板として規格寸法の既製品を使用
でき、従来必要とされたメガネクランプ、役物養生シー
ト、役物養生枠、役物足場板等が不要になる。
上記の通り構成部材点数が減少し、且つ、役物養生枠
等を用いた外周面での補助的な作業が減少するので、組
立、解体の作業を能率良く安全に行えることになり、コ
スト上も有利であり、曲面外壁用外部足場としての美観
も向上するのである。
等を用いた外周面での補助的な作業が減少するので、組
立、解体の作業を能率良く安全に行えることになり、コ
スト上も有利であり、曲面外壁用外部足場としての美観
も向上するのである。
第1図乃至第3図は本発明の一実施例を示し、第1図は
曲面外壁用外部枠組足場の斜視図、第2図は曲面外壁用
外部枠組足場の平面図、第3図は概略平面図である。 第4図は従来例を示す平面図、第5図は概略平面図であ
る。 A……枠組足場、1……建枠、1a……上部水平杆、2…
…足場板、3a,3b……交叉筋かい、5……単管。
曲面外壁用外部枠組足場の斜視図、第2図は曲面外壁用
外部枠組足場の平面図、第3図は概略平面図である。 第4図は従来例を示す平面図、第5図は概略平面図であ
る。 A……枠組足場、1……建枠、1a……上部水平杆、2…
…足場板、3a,3b……交叉筋かい、5……単管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−136040(JP,U) 実開 昭62−154138(JP,U) 実開 昭62−88038(JP,U) 特公 昭59−10457(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04G 1/36 E04G 1/14 E04G 1/16
Claims (1)
- 【請求項1】所定間隔を隔てて立設された建枠と、これ
らの建枠の上部水平杆部分に架設された足場板と、内外
両側部において建枠間にX字状にかけわたされた交叉筋
かいとによって構成される1スパン複数段の枠組足場
を、複数組、凸面状の曲面外壁に沿って、外側部を基準
にして1スパンずつ間隔をあけた状態に設置し、隣り合
う枠組足場の外側部間を交叉筋かいで連結し、内側部間
を単管で連結する一方、隣り合う枠組足場の足場板間に
足場板を架設してあることを特徴とする曲面外壁用外部
枠組足場。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24828390A JP2841239B2 (ja) | 1990-09-17 | 1990-09-17 | 曲面外壁用外部枠組足場 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24828390A JP2841239B2 (ja) | 1990-09-17 | 1990-09-17 | 曲面外壁用外部枠組足場 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04128470A JPH04128470A (ja) | 1992-04-28 |
JP2841239B2 true JP2841239B2 (ja) | 1998-12-24 |
Family
ID=17175798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24828390A Expired - Fee Related JP2841239B2 (ja) | 1990-09-17 | 1990-09-17 | 曲面外壁用外部枠組足場 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2841239B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AUPM644294A0 (en) * | 1994-06-23 | 1994-07-14 | Drm Pty Ltd | Scaffolding assembly |
-
1990
- 1990-09-17 JP JP24828390A patent/JP2841239B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04128470A (ja) | 1992-04-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US2261907A (en) | Scaffold bracket | |
JP3878277B2 (ja) | 足場ユニット | |
JP2841239B2 (ja) | 曲面外壁用外部枠組足場 | |
JP3568167B2 (ja) | 仮設用吊り階段 | |
JP3155968U (ja) | コーナー用枠組足場とそれに用いる枠組足場用建枠 | |
JPH0312909Y2 (ja) | ||
JPH0874412A (ja) | 建築用足場及びその構築方法 | |
JPH0754480A (ja) | 枠組足場ならびにその組立、解体方法 | |
JP3084321B2 (ja) | 枠組足場用手摺枠 | |
JPH0321568Y2 (ja) | ||
JPS5920499Y2 (ja) | ユニツト階段 | |
JPS61146338U (ja) | ||
JPH0425877Y2 (ja) | ||
JP2998583B2 (ja) | 建築現場における吹抜け部分の養生方法 | |
JP3553322B2 (ja) | 足場 | |
JPH0454264Y2 (ja) | ||
JP2575796Y2 (ja) | 外部養生用被覆体のフレーム | |
JP3183985B2 (ja) | 建物ユニット | |
JPH0235962Y2 (ja) | ||
JPH0624134U (ja) | 足場装置 | |
JPH026184Y2 (ja) | ||
JPH027135Y2 (ja) | ||
JPH01146057A (ja) | 枠組足場用側枠 | |
JPH0694722B2 (ja) | 枠組足場用側枠 | |
JPH076383Y2 (ja) | 簡易建築物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |