JP2002241715A - 粘着シートおよび粘着シート積層体 - Google Patents

粘着シートおよび粘着シート積層体

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JP2002241715A
JP2002241715A JP2001040228A JP2001040228A JP2002241715A JP 2002241715 A JP2002241715 A JP 2002241715A JP 2001040228 A JP2001040228 A JP 2001040228A JP 2001040228 A JP2001040228 A JP 2001040228A JP 2002241715 A JP2002241715 A JP 2002241715A
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sheet
pressure
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adhesive layer
adhesive sheet
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Hiroshi Miyamoto
浩 宮本
Toru Maki
亨 真木
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Lintec Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】視覚的に注意を喚起しやすく、暫時所定位置に
保持される粘着シートを、また、更に伝言文等を秘密に
保持できる粘着シートを提供すること。 【解決手段】粘着シートの一方の面の一端部側に粘着剤
層を有し、一端部側の縁辺から少なくとも1個以上の切
断部を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は粘着製品に関し、特
に、シートの一端部側に粘着剤層を有する粘着シートお
よび粘着シート積層体に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、メモ用紙、付箋紙等、種々の粘着
シート製品が知られており、シートの一方の面に粘着剤
層を有する粘着シートが様々の形態で市場に流通してい
る。従来の粘着シート製品では、粘着シート表面側にメ
モを記入し、かかる伝言メモを伝言を受ける者の机等の
上に貼着した場合に、書類等の下に埋もれてしまった
り、書類等の間に挟まって見落とされてしまうことがあ
った。また、従来の粘着シート製品をメモ用に用いた場
合には、一般に、伝言文がそのまま人目に晒されている
ので、個人のプライバシーが守られないこともあった。
そのため、これらの問題点を生じないような粘着シート
製品の改良が望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
解決すべくなされたものであり、本発明の目的は、視覚
的に注意を喚起しやすく、暫時所定位置に保持される粘
着シート、また、更に伝言文等を秘密に保持できる粘着
シートおよびそれらの粘着シート積層体を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の粘着シートは、
シートの一方の面の一端部側に粘着剤層を有し、該一端
部側の縁辺から少なくとも1個以上の切断部を有するこ
とを特徴とする。本発明の粘着シートは、前記切断部を
起点として折り線が設けられていることを特徴とする。
本発明の粘着シート積層体は、上記粘着シートが複数枚
積層されてなることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の粘着シートは、シートの
一方の面の一端部側に粘着剤層を有する。粘着剤層の大
きさ等については、特に限定はないが、例えば、シート
の一端部から反対側端部の長さの半分以下の大きさの粘
着剤層が一端部側に形成されていることができる。ま
た、本発明の粘着シートは、粘着剤層が形成されたシー
ト端部の縁辺から少なくとも一個、切断部が設けられて
おり、この切断部を起点として折り線が設けられていて
もよい。切断部の位置等も特に限定されるものではな
く、例えば、粘着剤層が形成されたシート端部において
均等な位置に設けられていても、不規則な位置に設けら
れていてもよい。また、切断部の形状や長さ等も適宜定
められるものであり、例えば、粘着剤層が形成されたシ
ート端部の縁辺から切れ目を入れただけのものでもよい
し、切り欠き形状でも、あるいは粘着シート積層体の上
部から1枚の粘着シートを取り出す際のシートの切り裂
き防止等の観点から、切り欠き形状の奥端部分を曲線状
に形成したものでもよい。また、切断部の長さは粘着剤
層の幅方向の端から端までとしてもよいし、粘着剤層の
幅方向の途中までとすることも、粘着剤層部分を越えた
部分までとすることもできる。1枚の粘着シートに複数
個の切断部が設けられている場合に、これら切断部の形
状や大きさは同一でも異なっていてもよい。
【0006】本発明の粘着シートに用いられるシートと
しては、通常、付箋、粘着メモ等に用いられている上質
紙、アート紙、コート紙、含浸紙等の紙、合成紙、ポリ
エステルフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリオレ
フィン系フィルム、アセテートフィルム等の合成樹脂フ
ィルム等を用いることができるが、特にこれらに限定さ
れるものではない。シートの厚さは通常、20〜300
μm、好ましくは30〜150μmである。また、シー
トの色等としては、有彩色、無彩色、金属色、透明等、
特に限定されることなく、必要に応じて自由に選択する
ことができる。
【0007】本発明において、粘着剤層とは粘着剤を用
いて形成された層であり、形成方法は特に限定されるも
のではなく、コーティング、ラミネートなど一般的に用
いられている方法により形成されるものである。本発明
の粘着シートの粘着剤層に好ましく用いられる粘着剤と
しては、再剥離可能な粘着剤であり、一般的にはアクリ
ル系、ゴム系、ウレタン系等の再剥離可能な粘着剤であ
る。なお、粘着剤の選択は、用途や貼着される被着体の
種類等を考慮して、適宜行われるものである。
【0008】本発明の粘着シートは、粘着剤層で被着体
(接着部位)に貼着され佇立しているので、例えば、風
等で飛ばされて紛失したり、移動して見つけにくくなっ
たり、書類等の間に埋もれてしまったりすることがな
い。
【0009】本発明の粘着シートは、同一形状のものを
50枚、100枚等、適当な数を積層した形態、すなわ
ち粘着シート積層体として提供することもできる。
【0010】以下に図面を用いて、本発明を具体的に説
明する。図1(a)〜(b)および図2(a)〜(d)
は本発明の粘着シートの一態様を示す図であり、図1
(c)は本発明の粘着シート積層体の一態様を示す図で
ある。図1(a)〜(b)の態様の粘着シート(A)
は、シート1の裏面の一端部側3に再剥離可能な粘着剤
が設けられて粘着剤層2(2a,2b)が形成されてい
る。そして、シート1の一端部側3に切断部4が1箇所
設けられている。ここでは、切断部4は切れ目である。
粘着剤層2が切断部4の奥端部5の位置を越えて形成さ
れている。6a,6bは折り線であり、ここではミシン
目によって形成されているが、印刷等により表示形成さ
れていてもよい。シート1の裏面の粘着剤層2が設けら
れていないシート裏面1a,1bは、通常の筆記具等に
より筆記可能な面となっている。また、シート1の表
面、すなわちシート裏面1a、1bの背面であり、粘着
剤層2が設けられていないシート表面には、適宜、印刷
を施したり、筆記が可能である。図1(c)は図1
(a)の粘着シートを複数枚積層した粘着シート積層体
(B)を示すものであり、積層体の最下部に台紙7を設
けてある。なお、粘着シートを積層する場合、粘着剤層
2と当接するシートの部分には、必要に応じて、剥離剤
層を設けることができる。
【0011】図2(a)の態様の粘着シート(A)で
は、図1(a)と同様にシート1の一端部側13に切断
部14が1箇所設けられているが、切断部14はシート
の縁辺からの切り欠きであり、切り欠きの奥端部15は
曲線状になっている。このシートの裏面の一端部側13
に再剥離可能な粘着剤が設けられて粘着剤層12aおよ
び粘着剤層12bが形成されている。粘着剤層12a,
12bおよびシート裏面11a,11bの角部(ア,
イ,ウ,エ,オ,カ,キ,ク,ケ)は曲線状に形成され
ている。なお、角部イは切り欠き状に形成されている。
シート1の裏面の粘着剤層12a,12bが設けられて
いないシート裏面11a,11bは、通常の筆記具等に
より筆記可能な面となっている。また、シート1の表
面、すなわちシート裏面11a、11bの背面であり、
粘着剤層12a,12bが設けられていないシート表面
には、適宜、印刷を施したり、筆記が可能である。シー
トの切断部14の延長線上には、折り線16aとしてミ
シン目が設けられており、粘着剤層12a,12bとシ
ート裏面11a,11bとの境界に折り線16bとして
ミシン目が設けられている。
【0012】図2(b)の態様の粘着シート(A)は、
シート1の一端部側23に2箇所、切断部24a,24
bが設けられており、切断部24a、24bの奥端部2
5a,25bは曲線状を描くように形成されている。シ
ートの一端部側23には再剥離可能な粘着剤が設けられ
て粘着剤層22a,22b,22cが形成されている。
シート1の裏面の粘着剤層22a,22b,22cが設
けられていないシート裏面21a,21b,21cは、
通常の筆記具等により文字等を記入することが可能な面
となっている。また、シート1の表面、すなわちシート
裏面21a,21b,21cの背面であり、粘着剤層2
2a,22b,22cが設けられていないシート表面に
は、適宜、印刷を施したり、筆記が可能である。また、
粘着剤層22a,22b,22cの角は曲線状としてあ
るが、シート裏面21aと21bの角は曲線状とはして
ない。切断部24a,24bの延長には折り線26a,
26bが、また奥端部25aおよび奥端部25bを結ぶ
直線上に折り線26cが形成されていてもよい。
【0013】図2(c)の態様の粘着シート(A)は、
シート1の一端部側33に2箇所、切断部34a,34
bが設けられている。切断部34a,34bは粘着剤層
とシート裏面との境目まで切り込みを入れたものであ
る。シートの一端部側33に再剥離可能な粘着剤が設け
られて、粘着剤層32a,32b,32cが形成されて
いる。シート1の裏面の粘着剤層32a,32b,32
cが設けられていないシート裏面31a,31b,31
cは、通常の筆記具等により、文字等を描けるようにな
っている。また、シート1の表面、すなわちシート裏面
31a,31b,31cの背面であり、粘着剤層32
a,32b,32cが設けられていないシート表面に
は、適宜、印刷を施したり、筆記が可能である。シート
裏面には、切断部34a,34bの奥端部35a,35
bから折り線36a,36bが形成されていて、ここで
折り曲がるようになっている。なお、折り線36a,3
6bは設けられていなくてもよく、この場合には、自由
に折り曲げることができる。また、奥端部35aおよび
奥端部35bを結ぶ直線上に折り線36cが形成されて
いる。図2(d)の態様の粘着シート(A)は、シート
の一端部側43に2箇所、切断部44a,44bが設け
られているが、切断部44a,44bは一端部側43の
縁辺から斜めに切り込みを入れたものである。シートの
一端部側43には再剥離可能な粘着剤が設けられて、粘
着剤層42a,42b,42cが形成されている。シー
ト1の裏面の粘着剤層42a,42b,42cが設けら
れていないシート裏面41a,41b,41cは、通常
の筆記具等により筆記可能となっている。また、シート
1の表面、すなわちシート裏面41a,41b,41c
の背面であり、粘着剤層42a,42b,42cが設け
られていないシート表面には、適宜、印刷を施したり、
筆記が可能である。切断部44a,44bの延長線上に
折り線46a,46bが形成されていて、この部分で折
り曲げることができる。また奥端部45a及び奥端部4
5bを結ぶ直線上に折り線46cが形成されている。
【0014】以下に本発明の粘着シートの使用方法の一
例を図面を用いて説明する。図3(a)は、例えば図1
の態様の粘着シート(A)の使用状態の一例を示す斜視
図であり、図3(b)は、例えば図2(b)の態様の粘
着シート(A)の使用状態の一例を示す斜視図であり、
図3(c)は、例えば図2(c)の態様の粘着シート
(A)の使用状態の一例を示す斜視図である。図3
(a)に示すように、折り線6aを折れ山として折り曲
げ、粘着剤層2a,2bが接着部位(被着体)と接触す
るように折り線6bで折り曲げて貼付する。この場合、
切断部4で粘着剤層2aおよび粘着剤層2bは分離され
て、粘着シート(A)は粘着体に対してほぼ垂直に立て
ることができる。また、この態様においては、粘着剤層
が切断部端部よりやや上方まで設けられており、シート
裏面を重ね合わせたときに、この部分の粘着剤層でシー
ト裏面1aとシート裏面1bが貼付されることになるの
で、しっかり重ね合わされた状態を維持することがで
き、折り曲げたシートが佇立中に不用意に開くことを防
止できる。例えば、シート裏面に伝言メモ等を記入し、
内側に折り曲げ、伝言を受ける者の机等の上にこの粘着
シートを佇立させて貼着しておけば、伝言を受ける者の
目に止まり注意を引きつけることができる。しかも、伝
言文は折り曲げられたシートの内側部分になるので、人
目に晒されることなく秘密のまま当事者に伝えられる。
なお、シート表面8a,8bには適宜印刷等を施して、
更に伝言を受ける者の目につきやすくすることも、また
他人の目を楽しませたり、他人の視覚に好印象を与える
こともできる。なお、ここでは折り曲げたときにやや縦
長のシートとなるような態様のものを示してあるが、こ
れに限定されることなく、例えば、折り曲げたときに横
長のシートとなるような形態でも、あるいは折り曲げた
ときに動物、植物、乗り物等の形態や図柄となるように
しても、漫画やアニメ等のキャラクター等の形態や図柄
等となるようにしても、シートの一部を打ち抜いたり透
明シートにして、重ね合わせると図柄等が表出するよう
にしてもよい。また、図2(a)の態様の粘着シートの
使用態様についても、上記と同様の使用態様が可能であ
ることは当然である。
【0015】図3(b)に示すように、折り線26a,
26bで折り曲げて、図2(b)のシート裏面21a,
21b,21cが内側となるような三角柱とすることも
できる。粘着剤層22a,22b,22cは接着部位
(被着体)と接触するように折り線26cで折り曲げら
れ、切断部24a,24bによりそれぞれ分離されて接
着部位に貼着される。この場合、図3(a)と同様に、
内側に伝言メモ等を書く使用方法も可能であるが、例え
ば、ネームプレートや座席指定のプレートとしてなど、
種々の使い道が想定される。
【0016】図3(c)に示すように、折り線36a,
36bで折り曲げて、図2(c)のシート裏面31a,
31b、31cが湾曲した内側面となるような、ついた
て様の形状とすることもできる。粘着剤層32a,32
b,32cは折り線36cで折り曲げられ、切断部34
a,34bにより、それぞれ分離されて接着部位に貼着
される。この場合にも、例えばシート表面に文字等を記
せば、ネームプレートや座席指定のプレート等として使
用することができ、あるいは、値札プレート、商品説明
プレート等として使用することもできる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施の形態を実施例を用い
て、より詳細に説明するが、本発明はこれらに限定され
ないことはもちろんである。
【0018】(実施例1)シートとして矩形(縦5.5
cm×横9cm)の70μm厚の色上質紙を用い、その
横方向の一端部側に、縁辺から1.5cmの幅で粘着剤
層を形成した。粘着剤としては再剥離可能なアクリル系
粘着剤を用いて、乾燥後の粘着剤層の厚さが30μmと
なるようにした。次に、粘着剤層を形成したシート端部
の中央部分に、端部縁辺から長さ1cmの切断部を形成
して、図1(a),(b)に示す形状の粘着シートを作
成した。また、切断部の延長線上(6a)および粘着剤
層を折り曲げる位置(6b)に折り線(ミシン目)を施
した。得られた粘着シートの表裏シート面に、文字を記
載し、シート裏面同士を重ね合わせ、粘着剤層部分を折
り曲げて、粘着剤層により、粘着シートを机の上に立て
ることができた。また、作成した上記粘着シートを、台
紙(厚さ120μm、縦5.5cm×横9cmの上質
紙)上に20枚積層し、粘着シート積層体を作成した。
【0019】(実施例2)シートとして矩形(縦9.5
cm×横15cm)の厚さ80μmのコート紙を用い、
その横方向の一端部側に、縁辺から2.3cmの幅で粘
着剤層を形成した。粘着剤としては再剥離可能なアクリ
ル系粘着剤を用いて、乾燥後の粘着剤層の厚さが30μ
mとなるようにした。次に、粘着剤層を形成したシート
端部の中央部分に、端部縁辺から長さ2.3cmの切断
部を形成し、また他方の縁辺、すなわち粘着剤層を形成
しなかった縁辺から長さ1cmの切断部を形成し、角部
が曲線状である図2(a)に示す形状の粘着シートを作
成した。また、切断部の延長線上(16a)および粘着
剤層を折り曲げる位置(16b)に折り線(ミシン目)
を施した。得られた粘着シートのシート裏面に、文字を
記載し、シート裏面同士を重ね合わせ、粘着剤層部分を
折り曲げて貼着し、粘着剤層により粘着シートを机の上
に立てることができた。
【0020】(実施例3)シートとして矩形(縦7cm
×横12cm)の厚さ70μmの再生紙を用い、その横
方向の一端部側に、端部縁辺から1.5cmの幅で粘着
剤層を形成した。次に、粘着剤層を形成したシート端部
を約3等分にした位置に、端部縁辺から長さ1.5cm
の切断部を2箇所形成し、図2(b)に示す形状の粘着
シートを作成した。粘着剤としては再剥離可能なアクリ
ル系粘着剤を用いて、乾燥後の粘着剤層の厚さが30μ
mとなるようにした。また、切断部の延長線上(26
a,26b)および粘着剤等を折り曲げる位置(26
c)に折れ線印刷を施した。得られた粘着シートのシー
ト表面(21bの背面)に、氏名を記載して、折り線
(26a,26b)で折り曲げて三角柱を形成し、粘着
剤層部分を折り曲げ、粘着剤層を机の上に貼着すること
により、図3(b)に示すように粘着シートを机の上に
立てることができた。
【0021】(実施例4)シートとして矩形(縦6cm
×横9cm)の厚さ80μmのポリプロピレンフィルム
を用い、その横方向の一端部側に、端部縁辺から1.5
cmの幅で粘着剤層を形成した。次に、粘着剤層を形成
したシートの端部の左右の端から2cmの位置に、その
端部縁辺から長さ1.5cmの切断部を2箇所形成し、
図2(c)に示す形状の粘着シートを作成した。粘着剤
としては再剥離可能なアクリル系粘着剤を用いて、乾燥
後の粘着剤層の厚さが30μmとなるようにした。ま
た、切断部の奥端部を起点として図2(c)に示すよう
な折り線(36a,36b)を、また粘着剤層を折り曲
げる位置に折り線(36c)をミシン目で形成した。得
られた粘着シートのシート表面(31bの背面)に、商
品説明を記載し、折れ線で折り曲げて、ついたて様のも
のを形成し、粘着剤層部分を折り曲げて、粘着剤層を机
の上等に貼着することにより、図3(c)に示すように
粘着シートを商品棚等に立てることができた。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明の粘着シート
を用いれば、視覚的に注意を喚起しやすく、風等の影響
で飛ばされたり、不用意に移動されることもなく、所定
位置に、暫時、佇立状態を保持することができる。ま
た、シート裏面同士を重ね合わせたりする形態等の粘着
シートを用いれば、伝言文等を人目に晒すことなく秘密
に保持することができる。本発明の粘着シートを用いれ
ば、使用後、簡単に除去して、廃棄することもできるの
で、これらの保管等に煩わされることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は粘着シートの一態様を示す平面図であ
り、(b)は斜視図であり、(c)は粘着シートを積層
した粘着シート積層体の断面図である。
【図2】(a)〜(d)は粘着シートの別の態様を示し
た平面図である。
【図3】(a)〜(c)は粘着シートの使用状態を示し
た斜視図である。
【符号の説明】
A 粘着シート B 粘着シート積層体 1 シート 1a,1b シート裏面 2,2a,2b 粘着剤層 3 一端部側 4 切断部 5 奥端部 6a,6b 折り線 7 台紙 8a,8b シート表面 11a,11b シート裏面 12a,12b 粘着剤層 13 一端部側 14 切断部 15 奥端部 16a,16b 折り線 ア,イ,ウ,エ,オ,カ,キ,ク,ケ 角部 21a、21b,21c シート裏面 22a,22b,22c 粘着剤層 23 一端部側 24a,24b 切断部 25a,5b 奥端部 26a,26b,26c 折り線 31a,31b,31c シート裏面 32a,32b,32c 粘着剤層 33 一端部側 34a,34b 切断部 35a,35b 奥端部 36a,36b,36c 折り線 41a,41b,41c シート裏面 42a,42b,42c 粘着剤層 43 一端部側 44a,44b 切断部 45a,45b 奥端部 46a,46b,46c 折り線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 3/10 G09F 3/10 A Fターム(参考) 2C005 XB06 4F100 AT00A BA02 DB01 DG07 GB90 JL13 JL13B 4J004 AB01 CC06 FA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートの一方の面の一端部側に粘着剤層
    を有し、該一端部側の縁辺から少なくとも1個以上の切
    断部を有することを特徴とする粘着シート。
  2. 【請求項2】 前記切断部を起点として折り線が設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載の粘着シート。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の粘着シートが複数枚
    積層されてなることを特徴とする粘着シート積層体。
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