JP2000071651A - 重ね合わせ葉書用シート - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】四紙片をＷ状に折り重ねてなる重ね合わせ葉書
において上記葉書表示を、葉書本体の折り元側とは反対
側の位置に配置しないようにし、四面の隠蔽情報記載面
に連続して情報を設けることが可能な重ね合わせ葉書を
得る。 【解決手段】二紙片の貼着片２，５の間に二紙片の葉書
本体片３，４を配置してＷ状に折り畳んで重ね合わせ葉
書を構成するシートであって、一方の貼着片２のＷ折り
するときに外方に表出する片面を宛名情報記載面２ａと
し、宛名情報記載面２ａと同一表出面側に葉書表示９を
有する葉書表示片部１０を一方の貼着片２に設けて、Ｗ
折りするときの葉書表示片部１０と葉書本体片３との重
ね合わせ面３ｃ，１０ａそれぞれに強接着面７を設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は折畳みすることで重
ね合わせ葉書が得られるようにしたシートに関するもの
である。

【０００２】

【発明が解決しようとする課題】近年、金融機関やクレ
ジット業者、そして各種サービス提供業者などにおい
て、顧客への新規サービスの紹介や各種情報の通知など
を行う場合、二つ折りまたは三つ折りして剥離可能に貼
り合わせるようにした重ね合わせ葉書が多く採用されて
おり、この重ね合わせ葉書を受け取った側にあっては見
開き状態に開くようにすればよく、一枚の紙片からなる
従来の葉書に比べて多くの情報を提供できる利点があ
る。さらに、この重ね合わせ葉書においては、折り部を
介して横一連に連接された四紙片をＷ状に折り畳むよう
にし、中央の二紙片を剥離困難に貼り合わせて葉書本体
とするとともに、この葉書本体の表裏側に他の二紙片を
貼着片として剥離可能に貼り合わせるようにした重ね合
わせ葉書が提供されるようになってきており、貼着片と
葉書本体との間を見開くようにすることでその重ね合わ
せ面に記載されている各種情報を確認できるようにした
ものが提案されている。このような四紙片をＷ状に折り
畳み、表裏側に位置する各貼着片を剥離可能に貼り合わ
せる構造とした重ね合わせ葉書では、前記貼着片の表出
している面の二面と見開きできる重ね合わせ面の四面と
の合計六面を、情報記載面として利用でき、特に重ね合
わせ面として見開きできる面を四面確保している構造で
あるため、二つ折りしてなる重ね合わせ葉書に比べてさ
らに多くの情報を掲載でき、さらには見開きした時点で
の折り元が同一側にあって冊子状に見開くことができ、
見開いたのちの取り扱いが容易なものとなっている。

【０００３】しかしながら、四紙片からなる重ね合わせ
葉書では郵便葉書として、全体重量の規定や葉書本体の
重量の規定を満足させ，そして葉書本体に葉書表示をす
る規定をも満足させるようにする関係から、さらには、
冊子状に見開くことができる構造とする関係から以下に
示す不都合があった。即ち、上述した四紙片をＷ状に重
ね合わせてなる葉書では、図７（イ）に示すように宛名
情報を記載する一方の貼着片ａを、この貼着片ａが重な
る葉書本体（二紙片の葉書本体片を貼り合わせてなるも
の）ｂの幅寸法より小さくするとともに、葉書本体ｂに
おいて前記貼着片ａの連接されている側とは反対側の辺
に沿ってに葉書表示ｃを設けておき、その一方の貼着片
ａを葉書本体ｂに重ね合わせたときに前記葉書表示ｃが
貼着片ａの一辺側から表れるようにしたり、また、図７
（ロ）に示されているようにその一方の貼着片ａに、前
記葉書本体ｂの葉書表示ｃに対応する透孔ｄを設けてお
き、貼着片ａを葉書本体ｂに重ね合わせたときに葉書表
示ｃが隠されることなく表出できるようにした構造を採
用していて、何れも、葉書本体ｂに対する葉書表示ｃの
位置を、前記貼着片ａとの連接側とは反対側の辺に沿っ
て位置させており、この重ね合わせ葉書を見開いた時点
では、葉書表面側の貼着片ａから葉書本体ｂに亘る隠蔽
情報記載面（見開き面）と、葉書本体ｂから葉書裏面側
のもう一つの貼着片ｅに亘る隠蔽情報記載面（見開き
面）との関連がこの葉書表示ｃによって分断された状態
となり、見開き方向を同じとする二つの隠蔽情報記載面
を有していながら、この二つの隠蔽情報記載面に連続し
て情報を設けるという利用方法が実施できないという問
題がある。そこで本発明は上記事情に鑑み、四紙片をＷ
状に折り重ねてなる重ね合わせ葉書において上記葉書表
示を、葉書本体の折り元側とは反対側の位置に配置しな
いようにすることを課題とし、四面の隠蔽情報記載面に
連続して情報を設けることが可能な重ね合わせ葉書を得
ることを目的とするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を考慮
してなされたもので、二紙片の貼着片の間に二紙片の葉
書本体片を配置してこの四紙片が折り部を介して横一連
に連接され、二紙片の貼着片の間に二紙片の葉書本体片
が位置するように折り部からＷ状に折り畳んで重ね合わ
せ葉書を構成するシートであって、前記Ｗ折りするとき
の葉書本体を構成する二紙片相互の重ね合わせ面それぞ
れに、剥離困難に接着する強接着面を設け、かつ、前記
Ｗ折りするときの貼着片とこの貼着片に対応する葉書本
体片との重ね合わせ面を隠蔽情報記載面とし、前記重ね
合わせ面それぞれに、剥離可能に接着する弱接着面を設
け、Ｗ折りするときに一方の貼着片の外方に表出する片
面を宛名情報記載面とし、前記宛名情報記載面と同一平
面側に葉書表示を有する葉書表示片部を、該一方の貼着
片に折り部側に沿って設けて、Ｗ折りするときの前記葉
書表示片部と葉書本体片との重ね合わせ面それぞれに強
接着面を設けたことを特徴とする重ね合わせ葉書用シー
トを提供して、上記課題を解消するものである。また、
もう一つの発明は、二紙片の貼着片の間に二紙片の葉書
本体片を配置してこの四紙片が折り部を介して横一連に
連接され、二紙片の貼着片の間に二紙片の葉書本体片が
位置するように折り部からＷ状に折り畳んで重ね合わせ
葉書を構成するシートであって、前記Ｗ折りするときの
葉書本体を構成する二紙片相互の重ね合わせ面それぞれ
に、剥離困難に接着する強接着面を設け、かつ、前記Ｗ
折りするときの貼着片とこの貼着片に対応する葉書本体
片との重ね合わせ面を隠蔽情報記載面とし、前記重ね合
わせ面それぞれに、剥離可能に接着する弱接着面を設
け、Ｗ折りするときに一方の貼着片の外方に表出する片
面を宛名情報記載面とし、前記宛名情報記載面と同一平
面側に葉書表示を有する葉書表示片部を、一方の貼着片
の折り部と直交する上縁に沿う切取りミシン目により貼
着片の上縁側に区画形成し、Ｗ折りするときの前記葉書
表示片部と葉書本体片との重ね合わせ面それぞれに強接
着面を設けたことを特徴とする重ね合わせ葉書用シート
であり、この重ね合わせ葉書用シートを提供して、上記
課題を解消するものである。

【０００５】

【発明の実施の形態】つぎに本発明を図１から図６に示
す実施の形態に基づいて詳細に説明する。図中１は重ね
合わせ葉書用シートであり、該重ね合わせ葉書用シート
１は四紙片が連続してＷ状に折り畳むことでその四紙片
が重なった重ね合わせ葉書が構成されるようにしたもの
であり、図１に示すように一方側から、葉書表面側とな
る貼着片２、葉書本体を構成することになる二紙片の葉
書本体片３，４、葉書裏面側となる貼着片５が折り部６
を介して横一連にして連接され、前記二紙片の貼着片
２，５の間に前記二紙片の葉書本体片３，４が位置する
ように折り部６からＷ状に折り畳むことでこの四紙片が
重ね合わされるようにしているものである。そして、図
１（イ）に示されているように、前記貼着片２におい
て、Ｗ状に折り畳んだときに葉書外方となる面が宛名情
報記載面２ａとして構成されているとともに、もう一方
の貼着片５においてもＷ状に折り畳んだときに葉書外方
となる面が葉書受取人などへの情報を記載する通知情報
記載面５ａとして構成されている。さらに、図１（ロ）
に示されているように、シート１のもう一方の面であっ
て、前記Ｗ状に折り畳んだときに貼着片２と葉書本体片
３との重ね合わせ面２ｂ，３ａ、同じく葉書本体片４と
貼着片５との重ね合わせ面４ａ，５ｂも、それぞれ葉書
受取人への通知情報であって、第三者には見られないよ
うにする情報を記載するための隠蔽情報記載面として
（そして、後述するように重ね合わせ葉書の各貼着片を
開いて情報を見ることができるようにした記載面）構成
されている。

【０００６】この重ね合わせ葉書用シート１では、この
シートをＷ状に折り畳んでなる重ね合わせ葉書において
貼着片２，５とが見開きできるように、また、葉書本体
片３，４が相互に剥離困難に接着されるように設けられ
ていて、図１（イ）に示されているように、Ｗ状に折り
畳んだときに貼着片２，５の間に位置する前記葉書本体
片３，４の対向する重ね合わせ面３ｂ，４ｂそれぞれに
剥離困難に接着する強接着面７を設けているとともに、
図１（ロ）に示されているように、Ｗ状に折り畳んだと
きに対向する重ね合わせ面２ｂ，３ａ、重ね合わせ面４
ａ，５ｂのそれぞれに、即ち、上記隠蔽情報記載面の四
面それぞれに剥離可能に接着する弱接着面８が設けられ
ている。上記強接着面７は重ね合わせ面３ａ，４ａに、
通常の状態では接着することなく所要の接着条件を付与
することで剥離困難な接着力を呈するように調整された
接着剤を塗布してなるものであり、シート１をＷ状に折
り畳んだ状態でこれを挟むようにしてプレス圧力を加え
るようにすることで前記葉書本体片３，４が剥離困難に
貼り合わされるようになる。また、前記弱接着面８は重
ね合わせ面２ｂ，３ａ，４ａ，５ｂに、通常の状態では
接着することなく所要の接着条件を付与することで剥離
可能な接着力を呈するように調整された接着剤を塗布し
てなるものであり、上述のプレス圧力を加えたときに前
記貼着片２と葉書本体片３とが剥離可能に貼り合わさ
れ、そして、貼着片５と葉書本体片４とが剥離可能に貼
り合わされるように設けられている。

【０００７】さらにこの重ね合わせ葉書用シート１にあ
っては、このシート１からなる重ね合わせ葉書に葉書表
示を表出するようにするため、上記貼着片２の葉書外方
となる面と同じ表出面側に葉書表示９が設けられてい
る。即ち、図１（イ）に示したように、宛名情報記載面
２ａと同じ表出面側に葉書表示９を有する葉書表示片部
１０を折り罫２ｃを介して区画してこの葉書表示片部１
０を折り部６側に沿うようにして配置している。そし
て、Ｗ折りするときの前記葉書表示片部１０と葉書本体
片３との相対する重ね合わせ面３ｃ，１０ａそれぞれに
強接着面７を設けており、前述したようにＷ状に折り畳
んでプレス圧力を加えることで前記葉書表示片部１０が
葉書本体片３に剥離困難に貼り合わされる状態となる。

【０００８】所定の情報が印字出力された上記構造の重
ね合わせ葉書用シート１を上述したようにＷ状に折り畳
んでプレス圧力を加えることで、相互に剥離困難に貼り
合わされた葉書本体片３，４を間にして貼着片２，５が
剥離可能に貼り合わされる重ね合わせ葉書１１が得られ
る。図において、１２は貼着片２，５の開きを容易にす
うためのコーナーカットを示している。そして、この重
ね合わせ葉書１１では、葉書表示片部１０が葉書本体片
３側に剥離困難に貼り合わされているため、貼着片２を
見開くように剥離しても前記葉書本体片部１０は捲られ
ず、よって、この葉書表示片部１０と葉書本体片３，４
とで葉書表示９を備える葉書本体が構成されるととも
に、前記貼着片２を見開くとともに、もう一方の貼着片
５を見開くようにすれば、前記葉書表示片部１０が位置
している側を折り元とした状態で冊子状にこの重ね合わ
せ葉書１１が見開けるようになり、重ね合わせ面２ｂ，
３ａに亘る隠蔽情報記載面と重ね合わせ面４ａ，５ｂに
亘る隠蔽情報記載面が容易に確認できるとともに、同一
方向に開くこの隠蔽情報記載面に対して、例えばこの隠
蔽情報記載面の四面全てに連続するようなレイアウトの
情報も掲載できるようになるものである。即ち、葉書表
示１０が折り元側にあるため、四面の重ね合わせ面に横
一連にして連続するような情報を設けることができるよ
うになるものである。

【０００９】上記した実施の例においては、葉書表示が
見開き時の折り元側に位置するようにしたものである。
しかし本発明はこれに限定されるものではなく、重ね合
わせ葉書の折り部と直交する上端側の葉書表示が位置す
るようにシート１を構成することが可能である。図４か
ら図６はその例を示しているものであって、上記貼着片
２の上縁に沿うようにして切取りミシン目１３が穿設さ
れ、葉書表示９を有する葉書表示片部１０をこの切取り
ミシン目１３により貼着片２の上縁側に区画形成し、前
記葉書表示９を宛名情報記載面２ａと同一表出面側に配
置している。そして、Ｗ折りするときに相対する前記葉
書表示片部１０の重ね合わせ面１０ａと葉書本体片３の
重ね合わせ面３ｃそれぞれに上記強接着面７を設けてお
り、この構造のシート１にあっては、Ｗ折りしてプレス
圧力を加えることでこの葉書表示片部１０と対応する葉
書本体片３とが強接着され、貼着片２の見開き時には前
記切取りミシン目１３から葉書表示片部１０が葉書本体
片３側に残った状態になり、この葉書表示片部１０と葉
書本体片３，４とが一体となって葉書表示９を有する葉
書本体を構成し、また、貼着片２，５それぞれも上述し
た例と同じように見開きできるものとなる。なお、この
例の場合、葉書表示片部１０を上縁側に配置しているた
め、貼着片２は、上記実施の例とは異なって折り部６を
中心とする形で見開きでき、この貼着片２と貼着片５と
がともに折り部６を中心として見開き可能な葉書となる
ものである。

【００１０】

【発明の効果】以上説明した本発明により、Ｗ状に折り
畳んでなる重ね合わせ葉書の見開きできる貼着片と葉書
本体片との四面の隠蔽情報記載面が、折り元側を同一側
にして冊子状に開くことができるようになり、これらの
四面の隠蔽情報記載面に連続した状態での情報表示が行
えるようになる。また、従来にあっては、葉書本体側の
葉書表示を表出させるために貼着片に切り欠きなどを設
けて葉書表示が目視できるようにするなどし、これによ
って、葉書表面側に貼着片の厚みからなる長い段差が生
じるようになっていたが、本発明では、二紙片の貼着片
と二紙片の葉書本体片との四紙片をほぼ均等に折り畳む
構成とすることができ、通常の葉書外形と同じように葉
書表面に長い段差を生じさせることない。そして、重ね
合わせ葉書の取り扱い時に段差に引っ掛かり不用意に貼
着片が開かれるというような従来の不都合を無くすこと
ができる。さらに、葉書本体を一枚のシート中の二紙片
の葉書本体片により構成し、一紙片の貼着片に対して倍
の重さ、厚さを有するようになり、よって、シート素材
の選択範囲が広がるようになるなど、実用性に優れた効
果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る重ね合わせ葉書用シートの一例を
示すもので、（イ）はシートの一方の面を示す説明図、
（ロ）はシートの他方の片面を示す説明図である。

【図２】一例のシートからなる重ね合わせ葉書を示す説
明図である。

【図３】一例のシートからなる重ね合わせ葉書を見開い
た状態で示す説明図である。

【図４】本発明の他の一例を示すもので、（イ）はシー
トの一方の面を示す説明図、（ロ）はシートの他方の片
面を示す説明図である。

【図５】一例のシートからなる重ね合わせ葉書を示す説
明図である。

【図６】一例のシートからなる重ね合わせ葉書を見開い
た状態で示す説明図である。

【図７】従来例を示す説明図である。

【符号の説明】

１…重ね合わせ葉書用シート ２…貼着片 ２ａ…宛名情報記載面 ２ｂ…重ね合わせ
面 ３…葉書本体片 ３ａ，３ｂ，３ｃ…重ね合わせ面 ４…葉書本体片 ５…貼着片 ５ａ…通知情報記載面 ５ｂ…重ね合わせ
面 ６…折り部 ７…強接着面 ８…弱接着面 ９…葉書表示 １０…葉書表示片部 １０ａ…重ね合わせ面 １１…重ね合わせ葉書

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】二紙片の貼着片の間に二紙片の葉書本体片
   を配置してこの四紙片が折り部を介して横一連に連接さ
   れ、二紙片の貼着片の間に二紙片の葉書本体片が位置す
   るように折り部からＷ状に折り畳んで重ね合わせ葉書を
   構成するシートであって、 前記Ｗ折りするときの葉書本体を構成する二紙片相互の
   重ね合わせ面それぞれに、剥離困難に接着する強接着面
   を設け、 かつ、前記Ｗ折りするときの貼着片とこの貼着片に対応
   する葉書本体片との重ね合わせ面を隠蔽情報記載面と
   し、前記重ね合わせ面それぞれに、剥離可能に接着する
   弱接着面を設け、 Ｗ折りするときに一方の貼着片の外方に表出する片面を
   宛名情報記載面とし、前記宛名情報記載面と同一平面側
   に葉書表示を有する葉書表示片部を、該一方の貼着片に
   折り部側に沿って設けて、Ｗ折りするときの前記葉書表
   示片部と葉書本体片との重ね合わせ面それぞれに強接着
   面を設けたことを特徴とする重ね合わせ葉書用シート。
2. 【請求項２】二紙片の貼着片の間に二紙片の葉書本体片
   を配置してこの四紙片が折り部を介して横一連に連接さ
   れ、二紙片の貼着片の間に二紙片の葉書本体片が位置す
   るように折り部からＷ状に折り畳んで重ね合わせ葉書を
   構成するシートであって、 前記Ｗ折りするときの葉書本体を構成する二紙片相互の
   重ね合わせ面それぞれに、剥離困難に接着する強接着面
   を設け、 かつ、前記Ｗ折りするときの貼着片とこの貼着片に対応
   する葉書本体片との重ね合わせ面を隠蔽情報記載面と
   し、前記重ね合わせ面それぞれに、剥離可能に接着する
   弱接着面を設け、 Ｗ折りするときに一方の貼着片の外方に表出する片面を
   宛名情報記載面とし、前記宛名情報記載面と同一平面側
   に葉書表示を有する葉書表示片部を、一方の貼着片の折
   り部と直交する上縁に沿う切取りミシン目により貼着片
   の上縁側に区画形成し、Ｗ折りするときの前記葉書表示
   片部と葉書本体片との重ね合わせ面それぞれに強接着面
   を設けたことを特徴とする重ね合わせ葉書用シート。