JP2554371Y2 - 建築用部材 - Google Patents

建築用部材

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JP2554371Y2
JP2554371Y2 JP1992035312U JP3531292U JP2554371Y2 JP 2554371 Y2 JP2554371 Y2 JP 2554371Y2 JP 1992035312 U JP1992035312 U JP 1992035312U JP 3531292 U JP3531292 U JP 3531292U JP 2554371 Y2 JP2554371 Y2 JP 2554371Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、建築現場で使用される
建築用部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】従来か
ら、建築現場では足場材 (足場枠)が使用されている。
【0003】この足場材は、ビル建築工事の外壁形成に
際し、作業者が作業の為に歩くものである。
【0004】従って、ビル建築工事が終了すると、該足
場枠は解体されて保管される。
【0005】ところで、足場枠は工事の際にセメントが
付着したり、ペンキが付着したりして、汚れるのが一般
で、解体作業時にはこれらの汚れ除去作業が必須作業と
なる。
【0006】具体的には、ピッケル状のハンマーで付着
セメントを叩いて落としたり、ペンキを剥がして落とし
たりしている。
【0007】この汚れ除去作業は上記のようにして行う
為、 カンカンと金属音が生じ、騒音問題を引き起こす。
【0008】 付着セメントや付着ペンキを剥離する
際に粉塵が生じ、汚れ除去作業には防塵マスクが必要と
なる。
【0009】 この汚れ除去作業は非常に時間を要す
る作業で、作業者が一日中該作業を行っても数枚程度し
か完了しない。足場材は1つの工事で相当量使用される
のが常で、足場材リース業者にとってはこの汚れ除去作
業は非常に厄介な作業となっている。
【0010】など、種々の問題がある。
【0011】本考案はこのような問題点を解決した建築
用部材を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本考
案の要旨を説明する。
【0013】建築現場で使用される足場材などの建築用
部材1の表面に保護フィルム2若しくは保護シート2を
剥離自在に付設したことを特徴とする建築用部材に係る
ものである。
【0014】また、請求項1記載の建築用部材であっ
て、保護フィルム2若しくは保護シート2に適宜な着色
加工処理を施すとともに保護フィルム2若しくは保護シ
ート2の表面の摩擦係数が高くなるように表面荒し処理
加工を施したことを特徴とする建築用部材に係るもので
ある。
【0015】
【作用】建築用部材1を使用したら保護フィルム2若し
くは保護シート2を剥離し、別の保護フィルム2若しく
は保護シート2を該建築用部材1に付設すれば良く、付
着コンクリート除去などの汚れ除去作業が不要となる。
この保護フィルム2若しくは保護シート2は、適宜に着
色されている為、体裁良好な建築用部材1となるととも
に、保護フィルム2若しくは保護シート2の表面は表面
荒し処理加工が施されている為、作業者が誤って滑るこ
とが防止される。
【0016】
【実施例】図面は本考案を足場材に適用した一実施例で
ある。
【0017】尚、本考案の実施は足場材に限定されるも
のではなく、建枠類,布板類,メタルホールム類,パイプ
類,フェンス用板,H鋼類,鉄筋類,型枠類などどのような
ものにも実施できる。
【0018】足場材を構成する足載置板3,支柱4に保
護フィルム2を貼着する。
【0019】図面の保護フィルム2は、所定の色に着色
され、且つ表面に凹凸を付した積水化学工業株式会社製
の 「セキスイ工業用テープ」を採用しているが、保護フ
ィルム2としては、耐熱性に秀れ、耐摩耗性が良好なも
のであれば合成樹脂製のフィルム (例えばPPなど)
などどのようなものを用いても良い。
【0020】本実施例は上記構成であるから、前記テー
プを足載置板3や支柱4に貼着し、該足場材を現場で使
用し、工事が終了したら該テープを剥離するだけで汚れ
除去作業が完了したことになり、足場材のリース業者に
とっては付着コンクリートや付着ペンキの除去作業が不
要となり、それだけ経済的に秀れた足場材となる。
【0021】そして、本実施例は適宜な色のテープを選
択できる為足場材をカラフルな体裁の良いものにできる
とともに、該テープ表面には凹凸が形成されている為、
作業者が誤って足載置板3上で転倒したりすることも防
止し得る。
【0022】
【考案の効果】本考案は上述のように構成したから次の
効果を発揮する。
【0023】 保護フィルム若しくは保護シートを剥
離するだけで建築用部材の再使用が可能となり、よっ
て、付着コンクリート,付着ペンキの除去作業が不要と
なる。従って、該除去作業の際の騒音が当然なくなり且
つ除去作業による粉塵も当然生じなくなる。
【0024】 建築用部材が保護フィルム若しくは保
護シートで保護される為建築用部材の耐食性が向上す
る。
【0025】 保護フィルム若しくは保護シートは適
宜な着色加工処理が施される為、建築用部材を任意の色
の設定することができ、それだけ体裁の良い建築用部材
となる。例えば、建築工事中の景観が非常に良好とな
る。
【0026】 保護フィルム若しくは保護シートの表
面は表面荒し処理加工が施される為、作業者が滑ったり
することのない極めて安全な建築用部材となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の要部の斜視図である。
【図2】本実施例の使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 建築用部材 2 保護フィルム 2 保護シート

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築現場で使用される足場材などの建築
    用部材の表面に保護フィルム若しくは保護シートを剥離
    自在に付設したことを特徴とする建築用部材。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の建築用部材であって、保
    護フィルム若しくは保護シートに適宜な着色加工処理を
    施すとともに保護フィルム若しくは保護シートの表面の
    摩擦係数が高くなるように表面荒し処理加工を施したこ
    とを特徴とする建築用部材。
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