JP2588671Y2 - 金属製足場板の滑止め材用補修材 - Google Patents
金属製足場板の滑止め材用補修材Info
- Publication number
- JP2588671Y2 JP2588671Y2 JP1992081890U JP8189092U JP2588671Y2 JP 2588671 Y2 JP2588671 Y2 JP 2588671Y2 JP 1992081890 U JP1992081890 U JP 1992081890U JP 8189092 U JP8189092 U JP 8189092U JP 2588671 Y2 JP2588671 Y2 JP 2588671Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、金属製足場板の滑止
め材用補修材に関する。
め材用補修材に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の金属製足場板は、所要の仮設足
場を構築するさいに使用されるものであり、その一例を
図3に基づいて説明する。即ち、1は所要の長さを有す
る金属製足場板で、該足場板1は金属板を折曲して扁平
な略リップ溝形状に形成された床材2と、該床材2の両
端面に固着されたハリ材3と、床材2の下面に所定間隔
をおいて架設された補剛材(図示略)とより構成されて
いる。4は上記床材2の長手方向に沿ってその両側下面
に形成された広幅の凹条部、5は該凹条部4に沿って下
方に盛上り状に塗着された扁平な断面略方形状の滑止め
材で、該滑止め材5の外表面にはその長手方向に沿って
条溝が定ピッチで形成されている。なお、上記滑止め材
5の材質としては、ホットメルトやシーリング剤等が用
いられる。上述の如く構成された金属製足場板1は、足
場枠を構成する受材6に架設して使用に供するものであ
る。
場を構築するさいに使用されるものであり、その一例を
図3に基づいて説明する。即ち、1は所要の長さを有す
る金属製足場板で、該足場板1は金属板を折曲して扁平
な略リップ溝形状に形成された床材2と、該床材2の両
端面に固着されたハリ材3と、床材2の下面に所定間隔
をおいて架設された補剛材(図示略)とより構成されて
いる。4は上記床材2の長手方向に沿ってその両側下面
に形成された広幅の凹条部、5は該凹条部4に沿って下
方に盛上り状に塗着された扁平な断面略方形状の滑止め
材で、該滑止め材5の外表面にはその長手方向に沿って
条溝が定ピッチで形成されている。なお、上記滑止め材
5の材質としては、ホットメルトやシーリング剤等が用
いられる。上述の如く構成された金属製足場板1は、足
場枠を構成する受材6に架設して使用に供するものであ
る。
【0003】ところで、この種の金属製足場板1は、所
謂リース品として繰返し長期にわたって使用するもので
あるから、滑止め材5自体、その材質や使用形態からし
て非常に摩損され易く、また、架設足場の組立て・解体
作業時における取扱いが雑であることとも相まって、非
常に損傷されやすいものであり、常に補修の必要性が生
じるものである。
謂リース品として繰返し長期にわたって使用するもので
あるから、滑止め材5自体、その材質や使用形態からし
て非常に摩損され易く、また、架設足場の組立て・解体
作業時における取扱いが雑であることとも相まって、非
常に損傷されやすいものであり、常に補修の必要性が生
じるものである。
【0004】かかる滑止め材5の補修は、一般に、摩損
した滑止め材5の残留母材表面に付着する油やコンクリ
ート等を除去して清浄化せしめ、しかるのち、ハンドガ
ンシステム等によりホットメルト等を盛上り状に塗着形
成するものとされている。
した滑止め材5の残留母材表面に付着する油やコンクリ
ート等を除去して清浄化せしめ、しかるのち、ハンドガ
ンシステム等によりホットメルト等を盛上り状に塗着形
成するものとされている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来は
上述の如く、ハンドガンシステム等により一々ホットメ
ルト等を母材表面に盛上り状に塗着形成して補修せしめ
るものであるから、その補修作業が極めて面倒で手間が
かかり、非常に作業能率の悪いものとなっていた。
上述の如く、ハンドガンシステム等により一々ホットメ
ルト等を母材表面に盛上り状に塗着形成して補修せしめ
るものであるから、その補修作業が極めて面倒で手間が
かかり、非常に作業能率の悪いものとなっていた。
【0006】この考案は、従来の問題点を一挙に解決
し、滑止め材5の補修を極めて簡単、かつ、確実に、し
かも能率よく行うことが出来る補修材を提供しようとす
るものである。
し、滑止め材5の補修を極めて簡単、かつ、確実に、し
かも能率よく行うことが出来る補修材を提供しようとす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、この考案は、金属
製足場板1を構成する床材2の両側下面に形成されてな
る滑止め材5の残留母材7に対応すべく略帯状に固化形
成されてなり、上記床材2を加熱して残留母材7を溶融
せしめつつ、該溶融残留母材7に沿って貼着補修せしめ
るべく構成されてなることを特徴とする、金属製足場板
の滑止め材用補修材を要旨とするものである。
製足場板1を構成する床材2の両側下面に形成されてな
る滑止め材5の残留母材7に対応すべく略帯状に固化形
成されてなり、上記床材2を加熱して残留母材7を溶融
せしめつつ、該溶融残留母材7に沿って貼着補修せしめ
るべく構成されてなることを特徴とする、金属製足場板
の滑止め材用補修材を要旨とするものである。
【0008】
【作用】金属製足場板1を構成する床材2の両側下面を
加熱して残留母材7を溶融せしめつつ、該残留母材7に
沿って貼着せしめて滑止め材5の補修を簡便に能率よく
行なうことが出来る。
加熱して残留母材7を溶融せしめつつ、該残留母材7に
沿って貼着せしめて滑止め材5の補修を簡便に能率よく
行なうことが出来る。
【0009】
【実施例】以下に、この考案を図面に示す一実施例につ
いて説明する。7は金属製足場板1を構成する床材2の
凹条部4内に残留するホットメルト製残留母材、8は該
残留母材7とほぼ同幅状に固化形成された略帯状の補修
材で、該補修材8は残留母材7と同一の材質でもって構
成されている。そして、滑止め材5を補修せしめるさい
には、まず、残留母材7表面に付着する油やコンクリー
ト等を除去して清浄化せしめる。しかるのち、ガスバー
ナー等で裏面より床材2を加熱して残留母材7を溶融せ
しめつつ、残留母材7に沿って補修材8を貼着せしめて
補修する。なお、残留母材7が殆んどない場合において
も、床材2を加熱することにより凹状部4に補修材8を
溶着して補修せしめることが出来る。
いて説明する。7は金属製足場板1を構成する床材2の
凹条部4内に残留するホットメルト製残留母材、8は該
残留母材7とほぼ同幅状に固化形成された略帯状の補修
材で、該補修材8は残留母材7と同一の材質でもって構
成されている。そして、滑止め材5を補修せしめるさい
には、まず、残留母材7表面に付着する油やコンクリー
ト等を除去して清浄化せしめる。しかるのち、ガスバー
ナー等で裏面より床材2を加熱して残留母材7を溶融せ
しめつつ、残留母材7に沿って補修材8を貼着せしめて
補修する。なお、残留母材7が殆んどない場合において
も、床材2を加熱することにより凹状部4に補修材8を
溶着して補修せしめることが出来る。
【0010】なお、上記実施例の補修材8表面には、そ
の長手方向に沿って所要数の条溝を形成せしめてもよ
い。また、この考案は、特に床材2の凹状部14を図2
に示すように略アリ溝形状に形成せしめ、残留母材7を
確実に残留せしめたものには好適に適用することが出来
るものである。
の長手方向に沿って所要数の条溝を形成せしめてもよ
い。また、この考案は、特に床材2の凹状部14を図2
に示すように略アリ溝形状に形成せしめ、残留母材7を
確実に残留せしめたものには好適に適用することが出来
るものである。
【0011】
【考案の効果】この考案は上述のように構成されている
から、金属製足場板1を構成する床材2の両側下面を加
熱して残留母材7を溶融せしめつつ、該溶融残留母材7
に沿って貼着せしめるという簡単な操作でもって、滑止
め材5の補修を極めて簡単に、しかも、確実に能率よく
行うことが出来るものである。
から、金属製足場板1を構成する床材2の両側下面を加
熱して残留母材7を溶融せしめつつ、該溶融残留母材7
に沿って貼着せしめるという簡単な操作でもって、滑止
め材5の補修を極めて簡単に、しかも、確実に能率よく
行うことが出来るものである。
【図1】この考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】床材2の他の凹状部14を示す断面図である。
【図3】金属製足場板1を示す一部破断斜視図である。
1 金属製足場板2 床材 5 滑止め材 7 残留母材 8 補修材
Claims (1)
- 【請求項1】金属製足場板1を構成する床材2の両側下
面に形成されてなる滑止め材5の残留母材7に対応すべ
く略帯状に固化形成されてなり、上記床材2を加熱して
残留母材7を溶融せしめつつ、該溶融残留母材7に沿っ
て貼着補修せしめるべく構成されてなることを特徴とす
る、金属製足場板の滑止め材用補修材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992081890U JP2588671Y2 (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | 金属製足場板の滑止め材用補修材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992081890U JP2588671Y2 (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | 金属製足場板の滑止め材用補修材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0640191U JPH0640191U (ja) | 1994-05-27 |
JP2588671Y2 true JP2588671Y2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=13759045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992081890U Expired - Fee Related JP2588671Y2 (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | 金属製足場板の滑止め材用補修材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2588671Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59194441U (ja) * | 1983-06-13 | 1984-12-24 | 川崎製鉄株式会社 | 鋼製足場板 |
-
1992
- 1992-11-02 JP JP1992081890U patent/JP2588671Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0640191U (ja) | 1994-05-27 |
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