JPS61196064A - 型枠の製造方法 - Google Patents

型枠の製造方法

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JPS61196064A
JPS61196064A JP3430085A JP3430085A JPS61196064A JP S61196064 A JPS61196064 A JP S61196064A JP 3430085 A JP3430085 A JP 3430085A JP 3430085 A JP3430085 A JP 3430085A JP S61196064 A JPS61196064 A JP S61196064A
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JP
Japan
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formwork
ceramic layer
ceramic
manufacturing
temperature
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JP3430085A
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稔 沢出
町 文治
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Shimizu Construction Co Ltd
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はコンクリート構造物における型枠工事に使用す
る型枠及びその製造方法に関する。
(従来の技術) 例えば鋼製型枠において、従来、その型枠面にセメント
ペーストの付着を防止し、解体後の掃除を容易にする目
的とコンクリート表面の仕上りを美しくする目的で、型
枠を使用する度に型枠面に剥離剤を塗布したり、または
樹脂を予めコーティングしたりする方法が行われている
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前者の方法によると、剥離剤を塗布する
際に型枠面を清掃しなければならず、また脱型後に転用
する場合に、その都度、型枠面を清掃して剥離剤を塗布
し直す必要があり、非常に手間がかかるという問題があ
った。後者の方法については、樹脂コーティング層の表
面硬度が低いため傷がつき易く、従って、表面のケレン
掃除ができないため、使用を繰返すうちに樹脂コーティ
ング層による剥離性が低下して、セメントペーストが付
着するようになり、低下後は型枠を使用する度毎に、清
掃と剥離剤塗布とを繰返す他はなく、前者の方法と同様
の問題があり、しかも樹脂コーティング層が傷付きやす
い故に転用回数が制限されていた。
本発明の目的は上記の欠点を除去できる型枠を提供する
ことにあり、他の目的は上記型枠を簡単に形成できるよ
うにすることにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明の型枠は、型枠材1の少なくとも型枠面1aにセ
ラミックス層2を形成したものである。
このセラミックス層の表面がセメントペーストとの対向
面となる。本発明の型枠には、鋼製型枠。
軽金属製型枠等の金属製型枠や木製型枠やプラスチック
製型枠等が含まれる。型枠は、型枠面1aへのセラミッ
クス材の融着ヤセラミックス薄板の接着により形成する
本発明の型枠の製造方法は、まず型枠材1の型枠面1a
にセラミックス材を吹付けてセラミックス層2を形成す
る吹付工程と、ついでこのセラミックス層を所定温度で
加熱乾燥する加熱乾燥工程とを具備するものである。
(実施例) 第1図に示すように鋼製型枠の型枠材1は型枠面1aに
100℃〜200℃の低温でセラミックス層2を融着形
成しである。セラミックス層2の表面は磁器のように光
沢をもち滑らかな面すなわち平滑面となっている。
鋼製型枠の製造方法は次の通りである。すなわち第2図
に示すように用意した型枠材を、順次酸性溶液により脱
脂し、水洗いし、リン酸亜鉛被覆処理を施した後(前処
理工程)、型枠材を80℃〜90℃で加熱乾燥させる(
前処理乾燥工程)。
こうしておいてから、セラミックス材である「グラス力
90」 (商品名2日板研究所製造)をスプレーにより
型枠材の所定表面に吹付は塗布しく吹付工程)、ついで
130℃で30分間加熱乾燥させる(加熱乾燥工程)。
この吹付けと、加熱乾燥との両工程を2回繰返すことに
より型枠材表面上に膜厚20〜30ミクロンのセラミッ
クス層を得る。なお、この場合、用意した型枠材が新材
でないときは、セラミックス材が確実に型枠材の表面に
融着するように、所定部分に予めサンドブラスト処理を
施しておくことが必要である。
前処理乾燥温度である80℃〜90℃は、下地処理剤と
してリン酸亜鉛を用いた場合に、リン酸亜鉛被覆形成に
おいて最適温度となる。80°Cより低いと乾燥時間が
かかり、90℃より高いと、型枠材の型枠表面1aに水
分が付着しているような場合、その水分が一気に水蒸気
化するため、吹付けたセラミック材2の表面に気泡や爆
裂等を生じ、セラミック材表面に損傷を生じさせること
になる。このため上側では、80℃〜90℃が最も望ま
しい。また加熱温度は100℃〜200’Cの範囲が望
ましく、100℃より低いとセラミックス層1a硬化に
時間を要し、硬度も小ざくなって耐久性が劣り、200
℃を越えると、型枠材1を痛める上に、炉の設備費がか
かり、経済性に劣る。
本発明のWA製型枠を下記の工事に実験的に使用したと
ころ、従来例との比較において下記の結果を得た。
(1)スリップ・フオーム工事の場合 この種の工事では、従来、樹脂コーティングしたメタル
フt−ムを使用しているが、型枠を外すことをしないた
め、配筋の存在により型枠面の上端部の清掃に手間どり
、完全にできないことから、セメントペーストの付着も
多く、そのため滑動工事を昼間のみに行う場合は、翌日
の朝の型枠や打継掃除の作業に非常に手間がかかってい
たが、本発明の型枠を用いると、型枠面が平滑でコンク
リートが付着しないため、そのような作業の必要が解消
された。
(2)直径15m、高さ150mの煙突構築工事の場合 従来は型枠の清掃をするのに10人、打継掃除をするの
に30人を必要とするが、本発明の型枠を用いると、必
要な手作業は打継掃除のみの5人でよく、セラミックス
層の塗布費用を含めて型枠工事費を換算すると、従来例
の約30%弱に低下できる。
(3)トンネル工事の場合 従来、トンネル工事では、脱型後の清掃は、麻ロープ又
はブラシで型枠面をこすることにより行っており、清掃
時間が2〜3時間かかつていたが、本発明の型枠の使用
により、かかる手間は不要にすることができた。
(4)その他、一般の型枠工事の場合には、本発明の型
枠を使用することにより、前述したような清掃の手間を
解消できた。
セラミックス層2の表面はセラミックス層の形成時に設
定した処理条件によって平滑面となるが、型枠の用途に
よっては、処理条件によって型枠面に形成したセラミッ
クス層の表面をポーラス(ρorous)で荒くなるよ
うな状態に形成してもよい。この場合には、セラミック
ス層の表面に通常の剥離剤を塗布、浸透させてセメント
ペーストの付着を防ぐ。この例では、型枠を使用する度
毎に剥離剤を塗布する必要はなく、そして従来の樹脂コ
ーティングしたものに比較して、剥離性の低下がしにく
い。
軽金属製型枠の場合も、鋼製型枠と同様の条件で、型枠
材の型枠面にセラミックス層を形成できる。
また木製型枠の場合には、「グラス力90Jをスプレー
により型枠面に吹付けて、セラミックス層を形成し、6
0℃〜130℃で加熱乾燥する。
加熱温度を例えば95℃として50分間乾燥させる。加
熱温度60℃〜130℃の範囲が、セラミックス層の硬
化時間及び型枠材の損傷等の見地から望ましい。
(発明の効果) 本発明によれば、セラミックス層により型枠表面の清掃
と剥離剤塗布との作業を大幅に削減でき、繰返しの使用
によっても剥離性の低下がしにくいので型枠使用の都度
上記作業をする必要がなく、工事費用の低廉化及び工期
の短縮を計ることができる。そして型枠面が硬度の高い
セラミックス層により保護されているので、脱型時等に
傷がつかず転用回数が増え、鋼製型枠では発錆を防止で
き、ざらに運搬、保管時にも傷が付きにくく、保守。
整備の手間が減り、経済上有利である。また簡単な方法
でセラミックス層を具備する型枠を提供できる。そして
加熱温度を60℃〜200℃に設定すれば、硬化に長い
時間を要さず、硬度が劣ることがなく、高温によって型
枠材が害されることがなく、しかも少ないエネルギーで
経済的に製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は型枠要部の断面図、第2図は製造工程を示すフ
ローチャートである。 1・・・型枠材、 1a・・・型枠面、2・・・セラミ
ックス層。 以上 手続補正書(自利 昭和60年 4月1z日 2 発明の名称 型枠及びその製造方法 3 補正をする者 事件との関係   特許出願人 東京都中央区京橋二丁目16番1号 (229)清水建設株式会社 代表取締役 古野照蔵 4 代理人 明llAlの特許請求の範囲の欄 6 補正の内容 (1)明細書箱1頁〜第2) 特許請求の範囲を別紙のとおり補正する。 以上 特許請求の範囲 (1)型枠材の少なくとも型枠面にセラミックス層を形
成し、この層表面がセメントペーストとの対向面となる
ように構成したことを特徴とする型枠。 (2)特許請求の範囲第ユ項において、セラミックス層
表面が平滑面に形成してあることを特徴とする型枠。 (3)まず型枠材の少なくとも型枠面にセラミックス材
を吹付けてセラミックス層を形成し、ついでセラミック
ス層を所定温度で加熱乾燥することを特徴とする型枠の
製造方法。 (4)特許請求の範囲第3項において、加熱温度とは6
0℃〜200℃であることを特徴とする型枠の製造方法
。 (5)特許請求の範囲第3項において、セラミックス材
の吹付は前に、金属製型枠材の型枠面を前処理乾燥して
おくことをVFWiとする型枠の製造方法。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)型枠材の少なくとも型枠面にセラミックス層を形
    成し、この層表面がセメントペーストとの対向面となる
    ように構成したことを特徴とする型枠。
  2. (2)特許請求の範囲第2項において、セラミックス層
    表面が平滑面に形成してあることを特徴とする型枠。
  3. (3)まず型枠材の少なくとも型枠面にセラミックス材
    を吹付けてセラミックス層を形成し、ついでセラミック
    ス層を所定温度で加熱乾燥することを特徴とする型枠の
    製造方法。
  4. (4)特許請求の範囲第3項において、加熱温度とは6
    0℃〜200℃であることを特徴とする型枠の製造方法
  5. (5)特許請求の範囲第3項において、セラミックス材
    の吹付け前に、金属製型枠材の型枠面を前処理乾燥して
    おくことを特徴とする型枠の製造方法。
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