JP2671614B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

Info

Publication number
JP2671614B2
JP2671614B2 JP3017008A JP1700891A JP2671614B2 JP 2671614 B2 JP2671614 B2 JP 2671614B2 JP 3017008 A JP3017008 A JP 3017008A JP 1700891 A JP1700891 A JP 1700891A JP 2671614 B2 JP2671614 B2 JP 2671614B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hierarchy
screen
switch
shift
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3017008A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04278998A (ja
Inventor
朱実 首田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP3017008A priority Critical patent/JP2671614B2/ja
Publication of JPH04278998A publication Critical patent/JPH04278998A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2671614B2 publication Critical patent/JP2671614B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子楽器に関し、特に
種々の設定条件から任意のものを選んで編集し、編集し
た条件に基づいて演奏することのできる電子楽器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子楽器は、楽音を電子的に作成制御し
ているため、種々の演奏が可能である。たとえば、数十
種類の楽器の楽音を選択的に発生させることができる。
さらに、演奏者が自分で楽音波形を作成することもでき
る。たとえば、音量のエンベロープ、音色形成用のフィ
ルタおよびそのパラメータ、楽音波形等の選択を行な
い、自分だけのボイスを作成し、記憶することもでき
る。
【0003】このような編集は、電子楽器内に用意され
たボイス作成プログラム等に従い、表示器に表われる表
示を確認しつつ行なう。たとえば、表示器にまずプレイ
とエディットの選択画面が表われる。ここでエディット
を選択すると、階層が変わり、何を編集するのかを決め
る各種エフェクト等の選択画面が表示される。編集対象
として、あるエフェクトを選択すると次の階層に移り、
そのエフェクトの強度、フィルタ等の何を編集するのか
の選択画面が表示される。たとえば、フィルタを選択す
ると頁が変わり、そのフィルタのパラメータが表示され
る。このように何段もの階層構造を順に追いかけること
によって編集が実行される。ここで従来は、新たな階層
に入る時には最初に表われる頁が定まっていた。ある機
種においては、頁選択のメニュー画面がまず表われ、頁
選択を行なってその頁に入る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
下位階層が複数の頁を含む階層構造のプログラムを実行
する際、下位階層のある頁から上位階層に移行した後、
元の階層に戻る際、一律にある頁が選択されると、編集
の継続性が失われる。
【0005】本発明の目的は、電子楽器における編集の
際、階層を移行しても編集の継続性が保たれる電子楽器
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電子楽器は、
示画面が階層化されており少なくとも1つの下位階層が
複数の表示画面を含み該表示画面を選択的に表示するこ
とができる電子楽器であって、上位階層から下位階層へ
の移行又は下位階層から上位階層への移行を指示する階
層指示手段と、前記階層指示手段により上位階層から下
位階層へ移行が指示された後、該下位階層に含まれる表
示画面のうちから表示したい表示画面を1つ指示する表
示画面指示手段と、前記階層指示手段により下位階層か
ら上位階層へ移行が指示される際に、前記表示画面指示
手段によりどの表示画面の表示が指示されていたかを記
憶する表示画面記憶手段と、前記階層指示手段により上
位階層から下位階層へ移行が指示されると、前記表示画
面記憶手段に記憶されている表示画面の表示を指示する
表示制御手段とを有する
【0007】
【作用】一旦、下位階層のいずれかの表示画面に入った
後、上位階層に移行する時、どの表示画面にいたかを記
憶する表示画面記憶手段を有するため、上位階層から下
位階層へ戻る際、自動的に元の表示画面に移行すること
ができる。
【0008】階層を移行しても自動的に元の表示画面
戻ることができるため、編集の継続性が保たれる。
【0009】
【実施例】図1に、本発明の実施例による電子楽器のハ
ードウェアを示す。
【0010】鍵盤1は、複数の音高に対応して複数の鍵
を有し、鍵が押圧された時、対応する音高信号をバス1
2に供給する。鍵盤1前面等には操作パネル5が設けら
れており、操作パネル5内には表示器3および種々のス
イッチ群4が設けられている。スイッチ群4は、多数の
音色選択スイッチ、リズム選択スイッチの他、編集時に
これからどのような操作を行なうかを選択するためのレ
ジストシフトスイッチ、階層内での頁を移行させるため
の前頁スイッチ、次頁スイッチ、等のスイッチを含む。
また、電子楽器はパネル5とは別体にフットペダル7を
有しており、フットペダルにはフットスイッチが設けら
れている。フットペダル7の例を参照番号15で示す。
フットペダル15の先端には、左右につま先で蹴って操
作するフットスイッチが設けられている。
【0011】処理のプログラムはROM9に記憶されて
おり、このプログラムに従ってCPU8が演算処理を行
なう。演算処理に用いるパラメータ等は、RAM10内
に設けられたワークレジスタ等に一時記憶される。
【0012】楽音信号形成、編集等の操作は、CPU
8、ROM9、RAM10を用いて行なわれる。楽音形
成パラメータに基づき、音源回路6が音源信号を作成
し、サウンドシステム13に供給して楽音を発生させ
る。なお、これらのパネル5、音源6、フットペダル
7、CPU8、ROM9、RAM10はそれぞれバス1
2に接続されている。
【0013】図2は、RAM10内に設けられるレジス
タおよびテーブルの例を示す。
【0014】図2(A)は、レジスタ群の例を示す。レ
ジスタnは設定したレジストレーション(登録)の数を
記憶する登録数レジスタである。
【0015】レジスタSETは、後に述べるスイッチ群
4内のセットスイッチの音状態を示すフラグを格納する
レジスタである。
【0016】レジスタINSは、スイッチ群4内に設け
られるインサートモード指示スイッチのオン状態を示す
フラグを格納するレジスタである。
【0017】レジスタRNは、レジストレーションの番
号を格納するレジスタである。
【0018】レジスタRSWは、鍵盤前面等に設けられ
るレジストレーションスイッチの番号を記憶するレジス
タである。
【0019】レジスタGNは、表示器3の画面番号を格
納するレジスタである。
【0020】レジスタRSMは、レジスタシフトのモー
ド番号を格納するレジスタである。
【0021】レジスタUEは、ユーザシフトモードにお
けるエディット頁を示すフラグを格納するレジスタであ
る。
【0022】レジスタにはその他、種々のレジスタが格
納されるが、説明を省略する。
【0023】図2(B)は、ユーザシフトのデータを格
納するテーブルを示す。ユーザシフトテーブルは、ユー
ザシフトポインタUSPによって指定されるユーザシフ
トレジスタUSX(USP)の集まりであり、演奏者等
が選択したレジストレーションの番号が格納される。図
示の場合、n個のデータが格納されている状態を示す。
【0024】図3は、表示器3の表示画面16の形態を
示す。
【0025】図3(A)は、レジストシフトモードの選
択を示す画面である。モード領域18は、オフ、シフ
ト、ジャンプ、ユーザの4つの選択領域を有する。図示
の場合ジャンプが選択され、JUMPの文字が反転表示
されている状態を示す。ジャンプモードが選択される
と、画面右側にはジャンプ指定領域19が表示される。
ジャンプ指定領域19には、現在のレジスト番号および
下のファンクションキー17の機能を表わすレジスト番
号減少(マイナス)表示領域、レジスト番号増加(プラ
ス)表示領域が示されている。たとえば、マイナス表示
領域の下のファンクションキー17を押すと、レジスト
番号が1減少する。
【0026】ジャンプモードにおいては、レジスト番号
が右側に示されたジャンプ先レジスト番号に移行する。
ジャンプ先を変更したい時は、プラスまたはマイナスの
表示の下のファンクションキー17を操作することによ
りジャンプ先レジスト番号を変更する。
【0027】図3(B)は、ユーザモードの画面を示
す。モード選択でユーザを指定した場合を示し、ユーザ
のブロック(モード領域18のUSERの文字)が反転
表示されている。ユーザモードにおいては、2つの頁が
設けられている。図3(B)はファンクションの頁を選
んだ場合を示し、画面右上に示す頁領域15のファンク
ションFUNCが反転表示されている。図3(B)の状
態において、表示画面16右側に設けられた次頁スイッ
チ34を押すと、図3(C)の画面に移行する。この状
態においては、頁領域15のエディットEDITが反転
表示される。
【0028】エディット画面においては、レジスト番号
20aとその下に各レジスト番号に登録されたレジスト
レーションの番号20bが表示される。また、現在どの
レジスト番号に注目しているかを示すカーソル21が表
示される。レジスト番号は、本実施例において40まで
設けられており、カーソル21が後半のレジスト番号
(21以降)を指す場合には、自動的に図3(C)の画
面から図3(D)の画面に移行する。また、エディット
画面においては、画面下部にカーソル21の移動を指示
するためのポジション領域22およびどのようなデータ
操作を行なうかを示すデータ領域27が設けられてい
る。ポジション領域22には、その下に設けられている
ファンクションキーに対応して頭出しを指示する領域2
3、レジスト番号を1つ減少させる領域24、レジスト
番号を1つ増加させる領域25、登録された最後のレジ
スト番号の次のレジスト番号(最初の空のレジスト番
号)を指示する領域26が設けられている。
【0029】また、データ領域27にはレジストレーシ
ョンを登録するためのセット領域29、挿入を指示する
ためのインサート領域30、削除を指示するためのデリ
ート領域31、クリアを指示するためのクリア領域32
が設けられている。これら各領域に対応したファンクシ
ョンキー17を操作することにより、所望のエディット
操作を行なうことができる。また、図3(C)、(D)
の画面において、前頁移行を示す前頁スイッチ33を押
すと、画面は図3(B)に示すファンクション領域に移
行する。
【0030】本実施例においては、図2に示したように
レジスタ内にユーザシフトのエディット頁にいたかファ
ンクション頁にいたかを示すフラグUEのレジスタが設
けられており、階層を移行した後にもその記憶が残って
いる。このため、一旦違う階層に移行した後、元の階層
に戻る際、エディット画面にいた場合にはエディット画
面に直接入り、ファンクション画面にいた場合にはファ
ンクション画面に直接入るようにされる。
【0031】以下、本実施例の操作を図4以下のフロー
チャートにしたがって説明する。
【0032】図4は、メインルーチンを示すフローチャ
ートである。
【0033】メインルーチンがスタートすると、ステッ
プS1において、レジスタ等の初期設定が行なわれる。
続いて、ステップS2において、鍵盤における鍵操作が
あった場合の鍵処理を行なう。
【0034】鍵処理の後、ステップS3において、画面
切替えスイッチ操作の処理が行なわれる。画面切替えの
操作が行なわれると、同時に画面番号GNが設定され
る。
【0035】画面は、図3(A)に示すレジストシフト
モードの場合、4つの状態およびユーザモードにおける
さらに細かい頁構成により設定されている。なお、レジ
ストシフトモードにさらに他の画面があっても構わな
い。
【0036】続いて、ステップS4において、画面番号
GNを認識し、各画面番号に応じた分岐を行なう。
【0037】図示の構成においては、画面番号GNが
「0」の時、ノーマル画面を表示し(ステップS5)、
「1」の時、エディット画面「1」を表示し(ステップ
S6)、「i」の時、レジストシフト画面のエディット
画面を表示し(ステップS7)、「i+1」の時、ユー
ザ画面(ステップS8)を表示する。以下、画面切替え
スイッチ処理ステップS3の内容をより詳細に説明す
る。
【0038】図5は、レジストシフトスイッチのオンイ
ベントがあった場合の処理を示す。
【0039】レジストシフトスイッチのオンイベントが
あり、処理がスタートすると、ステップS11におい
て、レジストシフトモードRSMが3で(ユーザ)、且
つユーザエディットを示すレジスタフラグUEが1であ
るか否かを判断する。RSM=3、且つUE=1でなけ
れば、ステップS12に進み、画面番号GNにiを設定
し、レジストシフトを指定する。続いて、表示画面にレ
ジストシフトの画面を表示する(ステップS13)。ま
た、ステップS14において、レジストシフトモードR
SMの値に応じてカーソルを表示する。すなわち、OF
F、SHIFT、JUMP等の文字の該当するものを反
転表示する。続いて、ステップS15において、レジス
トシフトモードRSMが2(ジャンプ)であるか否かを
判断する。
【0040】RSM=2であれば、ジャンプが指示され
ているため、ステップS16に進み、図3(A)19に
示すようなジャンプのウィンドを開く。
【0041】RSM=2でなければ、ステップS17で
ジャンプのウィンドを閉じる。
【0042】ステップS11において、ユーザのエディ
ット画面が指示されていれば、YESの矢印にしたがっ
て、ステップS18に進み、画面番号GNにi+1を格
納する。続いて、UE=1のフラグに従い、画面に図3
(C)、(D)に示すようなユーザシフトエディットの
画面を表示する(ステップS19)。また、ユーザシフ
トポインタ(USP)の値に応じてカーソル21を表示
する(ステップS20)。すなわち、一旦ユーザエディ
ットに入った後、上位階層に移行し、再びユーザの階層
に入る時は、ファンクション頁には入らず、直接エディ
ット頁に入る。
【0043】レジストシフトの画面において、レジスト
シフトモードオフ(0)、シフト(1)、ジャンプ
(2)、ユーザ(3)のキーオンイベントがあった場合
には、ステップS21において、モードに応じた数(0
〜3)をレジスタRSMに格納する。その後、ステップ
S14に合流する。
【0044】図6は、頁シフトスイッチ33、34が操
作された時の処理を示す。
【0045】図6(A)は、画面番号GN=iのレジス
トシフト画面において、次頁スイッチ34が押された場
合の処理を示す。処理がスタートすると、ステップS2
6において、ユーザシフトエディットを示すフラグUE
に1を立て、図5示すA1の位置に合流する。
【0046】図6(B)に示すように、画面番号GN=
i+1のユーザシフトエディット画面において、前頁ス
イッチ33が押された時には、ユーザシフトエディット
を示すフラグUEに0を格納し(ステップS27)、図
5のA2に示す位置に合流する。
【0047】図6(A)、(B)の場合、画面番号はス
テップS18およびステップS12において、各操作に
対応してi+1およびiに変更される。
【0048】図7は、ユーザシフトエディットを示すG
N=i+1の画面における移動スイッチの操作の処理を
示す。頭出しスイッチ23が操作された時は、ステップ
S81において、ユーザシフトポインタUSPを先頭に
移動させるため、0をUSPに格納する。
【0049】減少スイッチ24が操作された時は、ステ
ップS82において、0を限度にユーザシフトポインタ
USPの値を1減少させる。
【0050】増加スイッチ25が操作された時は、ステ
ップS83においてデータが格納されている最終番地
(n−1)の次の番地を限度にユーザシフトポインタU
SPの値を1増大させる。
【0051】末尾スイッチ26が操作された時は、ステ
ップS84において、ユーザシフトポインタUSPを最
後のデータの次(データを記憶できる最後部)に移行さ
せ、nをUSPに格納する。
【0052】これらの処理に続いて、ユーザシフトデー
タUSXのユーザシフトポインタ(USP)が指示する
データ(USP=nの時は、n−1番目)を読み出し、
レジスト番号RNに書込む。
【0053】続いて、書込まれたレジスト番号RNに基
づき、該当するレジストレーションを読み出し、電子楽
器のセットアップを行なう(ステップS86)。
【0054】また、ステップS87において、指示され
たユーザシフトポインタUSPの値に応じ、ユーザシフ
トの1〜20、および21〜40の表示切替えを行な
い、対応するユーザシフトポインタの位置にカーソルを
表示する。
【0055】図8は、フットペダルの右フットスイッチ
のオンイベントの処理を示すフローチャートである。フ
ットスイッチは動作モードによって異なる機能を果す。
【0056】右フットスイッチのオンイベントがあって
処理がスタートすると、ステップS31において、レジ
ストシフトモードRSMが0(オフ)であるか否かを判
断する。
【0057】RSM=0であれば、オフが指示されてい
るため、ステップS32に進み、その他のフットスイッ
チの処理を行なって処理を終了する。
【0058】RSM=0でなければ、NOの矢印にした
がってステップS33に進み、RSMの値に応じた分岐
を行なう。すなわち、RSM=1であればシフト処理、
RSM=2であればジャンプ処理、RSM=3であれば
ユーザ処理を行なう。
【0059】RSM=1の場合、レジストシフトモード
が指示されている。ステップS34において、レジスト
番号RNが最終の16に達していない場合は、レジスト
番号RNを1増加し、レジスタRNに格納する。
【0060】ジャンプモードの場合、ジャンプ先の番地
を示すジャンプ番号JNをレジスト番号RNに格納する
(ステップS35)。
【0061】また、ユーザモードである場合、ステップ
S36において、ユーザシフトポインタUSPが最後の
番地n−1かまたはその前の番地n−2かを判断する。
それよりも前の番地である場合は、ステップS37に進
み、ユーザシフトポインタの値を1増加させる。続い
て、該当するユーザシフトポインタの位置のユーザシフ
トデータUSX(USP)をレジスト番号RNに格納す
る(ステップS38)。
【0062】ステップS36の判断がYESの場合に
は、ユーザシフトポインタUSPがn−2であってもn
−1であっても、ステップS39でユーザシフトポイン
タUSPの値を最後の番地n−1に設定する。続いて、
ステップS40において、レジストシフトの終了の表示
を行なう。その後、番地n−1のユーザシフトデータU
SX(n−1)の番号をレジスト番号RNに格納する
(ステップS41)。
【0063】このようにして、レジスト番号RNが設定
された時は、次のステップS42において、レジスト番
号RNの値に基づき、登録されたレジストレーションを
読み出して電子楽器の状態をセットアップする。その
後、他のフットスイッチの処理を行ない(ステップS3
2)、処理を終了する。
【0064】図9は、ユーザシフトエディット画面を指
示するGN=i+1におけるレジストスイッチのオンイ
ベント処理ルーチンを示す。
【0065】処理がスタートすると、操作されたレジス
トスイッチの番号をレジスタRSWに格納する(ステッ
プS51)。続いて、このレジストスイッチ操作がセッ
トスイッチの操作と同時に行なわれたか否かをSET=
1を判断することによって行なう(ステップS52)。
ここでセットスイッチのイベント処理を説明する。
【0066】図10は、セットスイッチのイベント処理
を示す。
【0067】セットスイッチがオンされた時は、図10
(A)に示すようにステップS64に進み、セットフラ
グSETを1とし、インサートフラグINSを0にす
る。すなわち、セット優先の扱いを行なう。次に、ステ
ップS65において、セットされたレジスト番号の位置
にカーソルを表示する。
【0068】セットスイッチがオフされた時には、図1
0(B)に示すようにステップS66において、フラグ
SETに0を立て、指示されたレジスト番号におけるカ
ーソルを消去する(ステップS67)。
【0069】図9に戻って、ステップS52で判断がY
ESであれば、セットスイッチを押しながらレジストス
イッチを操作した場合であり、該当するレジスト番号を
登録する処理を行なう。
【0070】すなわち、ステップS60において、レジ
ストスイッチRSWの値をユーザシフトポインタUSP
が指定するユーザシフトデータUSX(USP)に格納
する。次に、ユーザシフトポインタ(USP)が登録さ
れているユーザシフトデータの数nに等しいか否かを判
断する。ユーザシフトデータは0から番号付けられてお
り、カーソルは空いている最初のブロック(n)を指示
しているため、USP=nである時は、空の領域が1つ
進んだことを意味する。したがって、次のデータを登録
するために、データ数nを1増加させる(ステップS6
2)。続いて、このデータ数nをユーザシフトポインタ
USPに格納する(ステップS63)。
【0071】ステップS52において、セットスイッチ
が操作されていない場合には、次のステップS53にお
いて、挿入スイッチINSが操作されたか否かを判断す
る。ここで挿入スイッチINSの機能を説明する。図1
1は、挿入スイッチの処理を示す。
【0072】挿入スイッチがオンされると、ステップS
71において、セットフラグSETが1か否かを判断す
る。セットフラグSET=1であれば、セット優先の取
扱いにしたがい、操作された挿入指示を無視し、フラグ
INSに0を格納する(ステップS74)。
【0073】セットフラグSETが1でなければ、イン
サートフラグ(INSの文字)を反転する(ステップS
72)。すなわち、レジスタINSは、0と1の両状態
を循環する。続いて、ステップS73において、挿入フ
ラグINSの値(0/1)に応じて、インサートのカー
ソル(反転表示)を消去ないし表示する。
【0074】図9に戻って、ステップS53の判断でI
NS=1であれば、挿入が指示されているため、ユーザ
シフトデータのUSPで示されたところ以後のデータを
各々1つ後にずらし、USPで示された場所に空きを1
つ形成する。この空いたところへレジストスイッチの操
作により指定されたRSWを書込む(ステップS5
6)。次に挿入によるデータ数増加を受理するため、デ
ータ数nを1増加し(ステップS57)、0を挿入モー
ドを示すレジストINSに格納し、挿入モードを終了さ
せる(ステップS58)。また、インサートモードを示
すカーソル(反転表示)を消去する(ステップS5
9)。
【0075】これらの処理の後、操作されたレジストス
イッチ番号RSWをレジスト番号RNに格納し(ステッ
プS54)、このRNの値に基づいて設定されたレジス
トレーション条件を読み出し(ステップS55)、電子
楽器を指示された状態にセットする。
【0076】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明はこれらに制限されるものではない。複数の頁で
構成された階層と、その上位階層を有する場合、複数の
頁のいずれかが選択され、その後、上位階層に移行し、
元の階層に戻る編集操作を行なう場合であれば、同様の
処理を実行することができる。一旦、頁を選択した時
は、その頁番号を記憶し、再び同じ階層に戻る時はこの
頁番号を用いて元の頁に自動的に復帰させることによ
り、編集操作における継続性を維持させることができ
る。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
編集操作において、ある表示画面を選択し、他の階層に
移動した後、また元の階層に戻った際、自動的に元の
示画面に復帰するので、操作者は編集の継続性を失うこ
となく編集を続けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例による電子楽器のハードウェ
アを示すブロック図である。
【図2】 図1の構成におけるRAMに備えられるレジ
スタおよびテーブルの例を示す概念図である。
【図3】 表示画面の例を示す。図3(B)、(C)、
(D)は、同一階層における異なる頁の表示を示す。
【図4】 メインルーチンのフローチャートを示す。
【図5】 レジストシフトスイッチのオンイベントの処
理を示すフローチャートである。
【図6】 頁移動スイッチのオンイベントの処理を示す
フローチャートである。図6(A)が次頁スイッチ、図
6(B)が前頁スイッチのオンイベントを示す。
【図7】 ユーザシフトエディット画面での位置移動ス
イッチの操作処理を示すフローチャートである。
【図8】 フットペダルの右フットスイッチのオンイベ
ント処理を示すフローチャートである。
【図9】 ユーザシフトエディット画面におけるレジス
トスイッチのオンイベント処理ルーチンを示すフローチ
ャートである。
【図10】 セットスイッチのオンイベントおよびオフ
イベントの処理を示すフローチャートである。
【図11】 インサートスイッチのオンイベント処理を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…鍵盤、3…表示器、4…スイッチ群、5…パネル、
6…音源回路、7…フットペダル、8…CPU、9…R
OM、10…RAM、12…バス、13…サウンドシス
テム、15…フットペダル、16…表示画面、17…フ
ァンクションキー、18…モード選択領域、19…ジャ
ンプ領域、20a…レジスト番号、20b…該当レジス
ト番号に登録されるレジストレーションの番号、21…
カーソル、22…位置操作領域、23…頭出しスイッ
チ、24…減少スイッチ、25…増加スイッチ、26…
最後尾スイッチ、27…データ領域、29…セットスイ
ッチ、30…インサートスイッチ、31…デリートスイ
ッチ、32…クリアスイッチ、33…前頁スイッチ、3
4…次頁スイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面が階層化されており少なくとも
    1つの下位階層が複数の表示画面を含み該表示画面を選
    択的に表示することができる電子楽器であって、 上位階層から下位階層への移行又は下位階層から上位階
    層への移行を指示する階層指示手段と、 前記階層指示手段により上位階層から下位階層へ移行が
    指示された後、該下位階層に含まれる表示画面のうちか
    ら表示したい表示画面を1つ指示する表示画面指示手段
    と、 前記階層指示手段により下位階層から上位階層へ移行が
    指示される際に、前記表示画面指示手段によりどの表示
    画面の表示が指示されていたかを記憶する表示画面記憶
    手段と、 前記階層指示手段により上位階層から下位階層へ移行が
    指示されると、前記表示画面記憶手段に記憶されている
    表示画面の表示を指示する表示制御手段とを有する電子
    楽器。
JP3017008A 1991-01-17 1991-01-17 電子楽器 Expired - Lifetime JP2671614B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3017008A JP2671614B2 (ja) 1991-01-17 1991-01-17 電子楽器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3017008A JP2671614B2 (ja) 1991-01-17 1991-01-17 電子楽器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04278998A JPH04278998A (ja) 1992-10-05
JP2671614B2 true JP2671614B2 (ja) 1997-10-29

Family

ID=11931977

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3017008A Expired - Lifetime JP2671614B2 (ja) 1991-01-17 1991-01-17 電子楽器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2671614B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54148447A (en) * 1978-05-15 1979-11-20 Canon Inc Interruption input system
JPS63221430A (ja) * 1987-03-11 1988-09-14 Fujitsu Ltd スタツク制御方式
JPH02294734A (ja) * 1989-05-10 1990-12-05 Hitachi Ltd 情報処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04278998A (ja) 1992-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5756917A (en) Automatic accompaniment device capable of selecting a desired accompaniment pattern for plural accompaniment components
JPH0997083A (ja) 自動伴奏装置
US5461192A (en) Electronic musical instrument using a plurality of registration data
JP2671614B2 (ja) 電子楽器
JPH04234090A (ja) 電子楽器
JPH07319466A (ja) 電子楽器
US5525142A (en) Electronic musical instrument capable of controlling musical tone characteristics on a real-time basis
US5898120A (en) Auto-play apparatus for arpeggio tones
JP2500537B2 (ja) 電子楽器
JP2956505B2 (ja) 自動伴奏装置
JP3551065B2 (ja) データ設定装置
JP3277707B2 (ja) 電子楽器
JP3446528B2 (ja) 自動演奏制御装置
JP2003108127A (ja) 楽曲作成装置
JP2611464B2 (ja) 電子楽器の音色設定装置
JP3139069B2 (ja) 電子楽器のパラメータ設定装置
JP3139081B2 (ja) 電子楽器のパラメータ設定装置
JP2661487B2 (ja) 電子楽器
JP2900457B2 (ja) 電子楽器
JP3147622B2 (ja) 電子楽器用データ編集装置
JP3006977B2 (ja) 電子楽器の演奏制御情報設定装置
JP2828119B2 (ja) 自動伴奏装置
JPH0571956B2 (ja)
JP2937028B2 (ja) 電子楽器
JP3414188B2 (ja) 表示配置変更装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970610

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090711

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090711

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100711

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100711

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110711

Year of fee payment: 14